JP2949160B2 - 飲用材料充填用パック、飲用材料充填用パック製造装置、及び飲用材料充填用パック製造方法 - Google Patents
飲用材料充填用パック、飲用材料充填用パック製造装置、及び飲用材料充填用パック製造方法Info
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Description
節、昆布、漢方薬、粉末コーヒーなどの飲用材料が充填
されるパックに関する。
を必要とせず、手軽に利用できることから、近年、茶葉
を透水性の袋内に充填してなる飲用物の人気が高まって
いる。こうした飲用物を利用する際には、成分の抽出を
短時間で済ませるために、茶葉が充填された袋を容器内
に注いだ湯に浸漬させた状態で、上下左右に揺り動かす
のが普通である。そして、袋は、茶が所望の濃さとなっ
た時点で容器内から取り除かれる。
摘んで行うわけにはいかない。したがって、それには箸
やスプーンなどが用いられる。しかし、そうした用具を
準備し、片付けるのは、手軽に利用できるといった特長
を大きく減ずることになる。この問題を解消するべく、
茶葉が充填された袋に数cm程度の糸を取り付けてなる
ものが考えられた。その代表的な例を図6に示す。
は糸、23はつまみである。糸22は袋21に対して、
コ字状の針金具を用いて固定されている。また、つまみ
23についても同様である。なお、つまみ23は袋21
を収納する包装材の一部を兼ねており、使用の際に包装
材から切り離される。上述したごとく、袋21に糸22
を取り付けておけば、箸やスプーンなどを使用せずに取
り扱うことが可能となり、上記の問題は解消される。し
かし、その反面、かなり割高になるという欠点がある。
これは、糸22を針金具で止める処理が簡単なものでは
なく、現状ではそれを手作業に頼らざるを得ないことに
起因している。
るが、装置が著しく複雑になることや、連続した流れ作
業で処理を行うことが難しいといった理由から、実用化
には至っていない。したがって、本発明が解決しようと
する課題は、飲用に際して、箸やスプーンなどの用具を
必要とせず、手軽に利用可能で、しかも低コストにて製
造できる飲用材料充填用パックを提供することである。
有するシート材の一端側を対向する他端側に折り合わ
せ、更に、少なくとも前記シート材の一端側(または他
端側)に形成した折返片と、前記シート材の他端側(ま
たは一端側)とを係合するよう重ね合わせると共に、前
記折り合わせた辺に隣接する辺を閉塞して構成された、
飲用材料が充填される袋体と、 この袋体における、閉塞
して構成された二つの側縁部間に取り付けられた紐体と
を具備してなることを特徴とする飲用材料充填用パック
によって解決される。
取り付けられてなるのが好ましい。また、紐体は、不織
布からなる帯状のものであることが好ましい。そして、
これと共に、袋体についても不織布から構成することが
好ましい。こうすることで、熱融着により紐体と袋体と
を簡単に接合できるようになる。
せ、繊維同士を噛み合わせることによっても行えるが、
接合強度や作業の容易性を考えると、上述したごとく紐
体を袋体に対して熱融着により取り付けるのが好まし
い。すなわち、上記の課題は、 透水性、及び熱融着性を
有するシート材の一端側を対向する他端側に折り合わ
せ、更に、少なくとも前記シート材の一端側(または他
端側)に形成した折返片と、前記シート材の他端側(ま
たは一端側)とを係合するよう重ね合わせると共に、前
記折り合わせた辺に隣接する辺を熱融着により閉塞して
構成された、飲用材料が充填される袋体と、 この袋体に
おける、閉塞して構成された二つの側縁部間に熱融着に
より取り付けられた紐体とを具備してなることを特徴と
する飲用材料充填用パックによっても解決される。
と、 このシート材供給手段から連続して供給されるシー
ト材を、少なくともその一端側(または他端側)に折返
片が形成され、かつ、この一端側(または他端側)に形
成された折返片と他端側(または一端側)とが係合する
よう筒状に折り畳む折畳手段と、紐材供給手段と、この
紐材供給手段から連続して供給される紐材を、前記折畳
手段で得られた、シート材を筒状に折り畳んでなる筒状
体表面の所定位置に誘導・載置させる積層手段と、この
積層手段で得られた、前記筒状体と紐材とを有する積層
体に対して、その搬送方向と直交するラインに沿って所
定間隔で熱を加え、前記筒状体を袋状に閉じて袋体を形
成すると共に前記紐材を前記袋体に取り付けるシール手
段と、このシール手段で得られた、前記袋体に紐材を取
り付けてなる飲用材料充填用パックをシール部分にて切
り離すカット手段とを具備してなることを特徴とする飲
用材料充填用パック製造装置によって解決される。
シート材を、少なくともその一端側(または他端側)に
折返片が形成され、かつ、この一端側(または他端側)
に形成された折返片と他端側(または一端側)とが係合
するよう折り畳んで筒状とする折畳工程と、連続して供
給される紐材を、前記折畳工程で得られた、シート材を
筒状に折り畳んでなる筒状体表面の所定位置に誘導・載
置させる積層工程と、この積層工程で得られた、前記筒
状体と紐材とを有する積層体に対して、その搬送方向と
直交するラインに沿って所定間隔で熱を加え、前記筒状
体を袋状に閉じて袋体を形成すると共に前記紐材を前記
袋体に取り付けるシール工程と、このシール工程で得ら
れた、前記袋体に紐材を取り付けてなる飲用材料充埴用
パックをシール部分にて切り離すカット工程とを具備す
ることを特徴とする飲用材料充填用パック製造方法によ
り解決される。
においては、更なる生産性の向上を図るため、第N番目
の飲用材料充填用パック後端側のシールと、この第N番
目の飲用材料充填用パックにつながる第(N+1)番目
の飲用材料充填用パック先端側のシールとを同時に行う
ことが好ましい。なお、袋閉じされた飲用材料充填用パ
ックは、シール部分から切り離されるのであるが、ここ
でいうシール部分とは、必ずしも袋体と紐材との接合箇
所のみを指すわけではなく、袋体と紐材との接合箇所及
びその近傍を意味する。例えば、隣接する二つの飲用材
料充填用パックにおいて、搬送方向上流側に位置するも
のの後端部と搬送方向下流側に位置するものの先端部と
を別々の位置でシールする場合がある。この場合には、
シール部分同士の間、つまり袋体と紐材とが直接には接
合されていない部分で切り離される。
パックは、袋体表面の二点間、特に対向する二つの側縁
部間に紐体を取り付けたことを特徴とするものである。
したがって、その利用に際しては、紐体のいずれか一方
の端部を袋体から切り離せばよく、この切り離した側の
端部を指で摘めば、湯に浸漬した状態でも箸やスプーン
などの用具なしで袋体を取り扱える。つまり、袋体を容
器内に注いだ湯に浸漬させた状態で、上下左右に揺り動
かす操作が行える。容器内からの袋体の取り出しについ
ても、同様に紐体を摘んで行える。ゆえに、用具を準備
したり、片付けたりする必要はなく、手間を掛けず、手
軽に利用することができる。
した効果に加えて、安価に提供できるといった特長を有
する。これは、その製造が、従来のものに比べて格段に
容易であることに起因する。言い換えれば、上記製造技
術を利用して、大量自動生産が行えるので、飲用材料充
填用パックの低コスト化が可能となる。更に詳しく述べ
ると、本発明の飲用材料充填用パックは、シート材を筒
状に折り畳み、こうして得られた筒状体と紐材とを積層
させ、更に筒状体の搬送方向に沿った前後端部を閉塞す
ると同時に袋体、すなわち前後端部を閉塞してなる筒状
体に紐材を取り付けることで作られる。この製造技術
は、全く人手を必要としない、いくつかの簡単な工程か
ら成り立っており、したがってロール状に巻かれたシー
ト材や紐材を連続供給しながら、自動的に間断なく製造
作業を行うことができる。特に、筒状体の端部閉塞や紐
材の取り付けには、熱融着方法を用いているので、人手
を要する針金具を使用した場合に比べ、大幅な生産性の
向上が図れ、省資源化・低コスト化が実現する。
は、透水性を有するシート材から構成された、飲用材料
が充填される袋体と、この袋体の表面における二点間
(特に対向する二つの側縁部間)に取り付けられた紐体
とを具備してなるものである。以下、図1〜図4を用い
て、この飲用材料充填用パックを具体的に説明する。な
お、図1は中身が充填された状態での飲用材料充填用パ
ックの斜視図、図2は袋体を構成する不織布シートの折
畳状態を示す斜視図、図3は中身が充填された状態での
飲用材料充填用パックの断面図、図4は飲用材料充填用
パックの使用状態を示す断面図である。
部ともいえる袋体であり、その内部には、茶葉、鰹節、
昆布、漢方薬、粉末コーヒーなどの飲用材料が充填・封
入される。袋体1は、耐水性および透水性を有する材
料、例えば不織布シートから構成されている。以下、図
2を用いて、その構造を説明する。
く折り合わせて構成されている。特に、図2中(α)で
示す側には、その端部を折り曲げることで、折返片2が
形成されている。一方、同図中(β)で示す側には、そ
の端側を二重に折り曲げることにより、断面V字形の折
返片3が形成されている。折返片2は、折返片3の谷間
に矢印で示すごとく収まり、不織布シートは筒状体とな
る。そして、折り合わせた辺に隣接する辺(図2中、網
線で示す)すなわち左右側縁部4a,4bを熱融着によ
って閉塞することで、袋体1が形成されている。
口は、折返片2と折返片3とを重ね合わせた部分にでき
る。通常、折返片2と折返片3とは密着しているので、
開口は閉塞された状態となっている。茶葉などの飲用材
料を袋体1の内部に充填する際には、折返片2,3それ
ぞれに反対方向の力を加え、それらを強制的に離間させ
る。これによって、折返片2と折返片3との係合が外
れ、内部に通じる開口が出現する。
部4a,4bを左右方向に強く引っ張ればよく、こうす
ることで再び折返片2で折返片3を掛止した状態とな
り、中身が漏れ出さないよう密閉される。上記手順で茶
葉などの飲用材料が袋体1内に充填された状態を図3に
示す。袋体1の側縁部4a,4bには、紐体5が熱融着
により接合されている。袋体1と共に飲用材料充填用パ
ックを構成する紐体5は、袋体1と同じ材料、すなわち
不織布から構成されている。
填用パックは、次のようにして使用される。まず、利用
者は、紐体5の右端もしくは左端のどちらか一方を袋体
1から切り離す。この処理は紐体5をやや強く引っ張る
だけでよく、これによって紐体5の熱融着部分が袋体1
からはがれる。したがって、ハサミやナイフなどの器具
を必要としない。
く、いま切り離したほうの端部を指で摘み、湯が注がれ
た容器内に飲用材料充填用パックを浸漬する。あとは、
従来と同様にして、紐体5を操って袋体1を上下左右に
揺り動かし、所望の濃さとなるまで成分を抽出する。飲
用材料充填用パックは、こうした使用方法以外に、急須
との併用も考えられる。この場合には、急須本体と蓋と
の間に紐体5の端部を挟んで固定し、そのままの状態で
一定時間浸漬させておけばよい。
したように紐体5を用いて袋体1を取り扱えるので、湯
に浸漬した状態でも箸やスプーンなどの用具なしで、袋
体1を上下左右に揺り動かすことができる。また、容器
内からの袋体1の取り出しについても、これと同様に紐
体5を摘んで行える。よって、箸やスプーンなどの用具
を準備したり、それらを片付けたりする必要はなく、手
間を掛けず、手軽に利用できる。
従来のものに比べて、格段に製造が容易であるため、安
価にて提供できる。これは、後述する製造技術を利用し
て、大量自動生産が行えるからである。なお、紐体5の
取り付け方は、上記の形態に限定されることはなく、適
宜変更することができる。例えば、紐体5をやや長めに
したい場合には、左右側縁部4a,4b間に斜めに取り
付ければよい。特に、紐体5を袋体1の対角線に沿って
取り付ければ、最大の長さが得られる。
中央ではなく、開口側にずらして取り付けている。これ
は、どちらの側に開口が存在するのかを示す目印とする
ためである。このようにして紐体5を袋体1に取り付け
ておけば、直ちに開口位置が判明するので、それを探す
手間が省け、飲用材料の充填が一層迅速に行える。続い
て、上記飲用材料充填用パックの製造技術について説明
する。
装置についてであるが、これは、シート材供給手段と、
このシート材供給手段から連続して供給されるシート材
を筒状に折り畳む折畳手段と、紐材供給手段と、この紐
材供給手段から連続して供給される紐材を、前記折畳手
段で得られた、シート材を筒状に折り畳んでなる筒状体
表面の所定位置に誘導・載置させる積層手段と、この積
層手段で得られた、前記筒状体と紐材とを有する積層体
に対して、その搬送方向と直交するラインに沿って所定
間隔で熱を加え、前記筒状体を袋状に閉じて袋体を形成
すると共に前記紐材を前記袋体に取り付けるシール手段
と、このシール手段で得られた、前記袋体に紐材を取り
付けてなる飲用材料充填用パックをシール部分にて切り
離すカット手段とを具備してなる。
パック製造方法は、連続して供給されるシート材を筒状
に折り畳む折畳工程と、連続して供給される紐材を、前
記折畳工程で得られた、シート材を筒状に折り畳んでな
る筒状体表面の所定位置に誘導・載置させる積層工程
と、この積層工程で得られた、前記筒状体と紐材とを有
する積層体に対して、その搬送方向と直交するラインに
沿って所定間隔で熱を加え、前記筒状体を袋状に閉じて
袋体を形成すると共に前記紐材を前記袋体に取り付ける
シール工程と、このシール工程で得られた、前記袋体に
紐材を取り付けてなる飲用材料充填用パックをシール部
分にて切り離すカット工程とを具備するものである。
ックの製造技術を更に詳述する。図5中、10は不織布
シートを巻回してなるロールであり、このロール10か
ら引き出された不織布シートが飲用材料充填用パックの
袋体となる。11も同じく不織布からなるテープすなわ
ち紐材を巻回してなるロールである。なお、紐材の幅は
不織布シート幅の1/10程度である。
不織布シートを上述したごとく筒状に折り畳む折畳部、
16は搬送機である。この搬送機16は、筒状に折り畳
まれた不織布シート(以下、筒状体と呼ぶ)と紐材とを
それぞれ一定長さずつ引き出す。本実施形態では、搬送
機16が、ガイドローラ14と共同で、紐材を筒状体表
面の所定位置に誘導し、その上に載置させる積層手段と
しての役割も果たしている。
らなる積層体の搬送経路の上下位置にはヒータが配置さ
れている。そして、このヒータによって、筒状体の端部
および紐材が、その搬送方向と直交するラインに沿って
所定間隔で熱融着される。18はカット部であり、筒状
体の端部および紐材を熱融着して得られた飲用材料充填
用パック搬送経路の上下位置に刃が配置されている。
ックの個数を計測するカウンター、20は整列部であ
り、カウンター19を経て排出された飲用材料充填用パ
ックを所定の向きに整列させる。上記構成の飲用材料充
填用パック製造装置は以下のように機能して、飲用材料
充填用パックを製造する。
シートは、ガイドローラ12を経て折畳部15に送られ
る。この折畳部15では、不織布シートに上述したごと
くの折り畳み加工を施す。すなわち、不織布シートを段
階的に変形させていき、図2に示す状態を経て、最終的
には筒状体とする。こうして得られた筒状体は、折畳部
15を出た後、更にガイドローラ13を経て、積層手段
としても機能するガイドローラ14側に送られる。そし
て、ガイドローラ14と搬送機16との共同作用で、筒
状体とロール11から引き出された紐材とを積層させら
れる。
シール部17に送られ、ここで熱融着処理が施される。
すなわち、筒状体を袋状に閉じて袋体を形成すると共
に、紐材をこの袋体に取り付ける。こうして一列に連続
した飲用材料充填用パックが得られる。なお、熱融着の
際、効率を上げるため、第N番目の飲用材料充填用パッ
ク後端側の閉塞と、第(N+1)番目の飲用材料充填用
パック先端側の閉塞とを同時に行う。
クは、カット部18によって、シール部分同士の間で連
続体から切り離される。切り離された飲用材料充填用パ
ックは、カウンター19を通って整列部20に送られ
る。そして、整列部20で飲用材料充填用パックの向き
が整えられ、茶葉などの充填処理場へと送られる。本発
明の製造技術では、各工程が人手を全く必要とせず、し
たがって連続的した流れ作業で処理を行える。つまり、
大量自動生産が可能となる。特に筒状体の端部閉塞や紐
材の取り付けに、熱融着方法を用いたので、針金具を用
いた場合に比べて大幅な生産性の向上が図れ、低コスト
化が実現する。
に際して、箸やスプーンなどの用具を必要とせず、手軽
に利用可能である。しかも、低コストにて製造可能であ
り、安価に提供できる。
クの斜視図
斜視図
クの断面図
Claims (7)
- 【請求項1】 透水性を有するシート材の一端側を対向
する他端側に折り合わせ、更に、少なくとも前記シート
材の一端側(または他端側)に形成した折返片と、前記
シート材の他端側(または一端側)とを係合するよう重
ね合わせると共に、前記折り合わせた辺に隣接する辺を
閉塞して構成された、飲用材料が充填される袋体と、 この袋体における、閉塞して構成された二つの側縁部間
に取り付けられた紐体と を具備してなることを特徴とす
る飲用材料充填用パック。 - 【請求項2】 紐体は、袋体に対して熱融着により取り
付けられてなることを特徴とする請求項1に記載の飲用
材料充填用パック。 - 【請求項3】 紐体は、不織布からなる帯状のものであ
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の飲
用材料充填用パック。 - 【請求項4】 透水性、及び熱融着性を有するシート材
の一端側を対向する他端側に折り合わせ、更に、少なく
とも前記シート材の一端側(または他端側)に形成した
折返片と、前記シート材の他端側(または一端側)とを
係合するよう重ね合わせると共に、前記折り合わせた辺
に隣接する辺を熱融着により閉塞して構成された、飲用
材料が充愼される袋体と、 この袋体における、閉塞して構成された二つの側縁部間
に熱融着により取り付けられた紐体とを具備してなるこ
とを特徴とする 飲用材料充愼用パック。 - 【請求項5】 シート材供給手段と、 このシート材供給手段から連続して供給されるシート材
を、少なくともその一端側(または他端側)に折返片が
形成され、かつ、この一端側(または他端側)に形成さ
れた折返片と他端側(または一端側)とが係合するよう
筒状に折り畳む折畳手段と、 紐材供給手段と、 この紐材供給手段から連続して供給される紐材を、前記
折畳手段で得られた、シート材を筒状に折り畳んでなる
筒状体表面の所定位置に誘導・載置させる積層 手段と、 この積層手段で得られた、前記筒状体と紐材とを有する
積層体に対して、その搬送方向と直交するラインに沿っ
て所定間隔で熱を加え、前記筒状体を袋状に閉じて袋体
を形成すると共に前記紐材を前記袋体に取り付けるシー
ル手段と、 このシール手段で得られた、前記袋体に紐材を取り付け
てなる飲用材料充填用パックをシール部分にて切り離す
カット手段とを具備してなることを特徴とする飲用材料
充填用パック製造装置。 - 【請求項6】 連続して供給されるシート材を、少なく
ともその一端側(または他端側)に折返片が形成され、
かつ、この一端側(または他端側)に形成された折返片
と他端側(または一端側)とが係合するよう折り畳んで
筒状とする折畳工程と、 連続して供給される紐材を、前記折畳工程で得られた、
シート材を筒状に折り畳んでなる筒状体表面の所定位置
に誘導・載置させる積層工程と、 この積層工程で得られた、前記筒状体と紐材とを有する
積層体に対して、その搬送方向と直交するラインに沿っ
て所定間隔で熱を加え、前記筒状体を袋状に閉じて袋体
を形成すると共に前記紐材を前記袋体に取り付けるシー
ル工程と、 このシール工程で得られた、前記袋体に紐材を取り付け
てなる飲用材料充填用パックをシール部分にて切り離す
カット工程とを具備することを特徴とする飲用材料充填
用パック製造方法。 - 【請求項7】 第N番目の飲用材料充填用パック後端側
のシールと、この第N番目の飲用材料充填用パックにつ
ながる第(N+1)番目の飲用材料充填用パック先端側
のシールとを同時に行うことを特徴とする請求項6に記
載の飲用材料充填用パック製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP8142605A JP2949160B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 飲用材料充填用パック、飲用材料充填用パック製造装置、及び飲用材料充填用パック製造方法 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09323757A JPH09323757A (ja) | 1997-12-16 |
JP2949160B2 true JP2949160B2 (ja) | 1999-09-13 |
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JP8142605A Expired - Fee Related JP2949160B2 (ja) | 1996-06-05 | 1996-06-05 | 飲用材料充填用パック、飲用材料充填用パック製造装置、及び飲用材料充填用パック製造方法 |
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IT201600090075A1 (it) * | 2016-09-06 | 2018-03-06 | Ima Spa | Dispositivo di unione di sacchetti filtro con prodotti da infusione. |
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-
1996
- 1996-06-05 JP JP8142605A patent/JP2949160B2/ja not_active Expired - Fee Related
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