JP2949078B2 - 擬竹パネル材の製造方法 - Google Patents

擬竹パネル材の製造方法

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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、天然竹に近似し
た外観を有する割竹状の擬竹材を複数本接合してなる擬
竹パネル材の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生け垣や竹塀などを構築する場合、天然
竹を縦割りにした割竹が広く利用されてきたが、近年に
見られる天然竹の入手難という問題もあって、現在では
代替素材として天然竹よりも安価に、しかも安定供給で
きる割竹状の擬竹材が広く活用されるようになった。そ
して、その製造方法は、例えば本出願人の出願に係る特
開昭55−150327号公報又は実開昭62−603
99号等によって知られている。その代表的なものを図
5に例示すれば、芯材Sを送出するに当たり機内に地色
用溶融樹脂Y1のスクリューシリンダーS1と、暗色用
溶融樹脂Y2のスクリューシリンダーS2を備えた二連
式の押出成形機1を用いて、芯材Sの表面に緑色や黄色
といった地色皮膜Jを形成すると共に、さらに当該押出
成形機1の後方に芯材Sの送出を瞬間的に停止させるチ
ャックTを装置することによって適宜間隔で節部Fを隆
成した上で、当該節部Fに上記暗色用溶融樹脂Y2で暗
色模様を施すことによって、天然の割竹に酷似した擬竹
材の製造方法が公知の技術とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の製造方法では、天然竹に酷似する擬竹材が製造可能で
あるものの、得られる擬竹材は1本単位でしかないた
め、生け垣などを組む場合は、適宜な長さに切断した擬
竹材を一本ずつ並べて、これらをシュロ縄などで結縛し
なければならないなど、現場での組み立てに多大な手間
を要するという課題があった。これは生け垣などの製作
に限らず、擬竹材を壁面内装材として用いるときも同様
に起こる課題である。
【0004】本発明は上述した課題に鑑んでなされたも
のであり、その主な目的は擬竹材の成形段階で数本を連
設してパネル化した擬竹パネル材を安価に量産すること
である。また、他の目的としては、より天然竹に似た質
感を与えるため、擬竹材の列ごとに節部の位置が異なる
擬竹パネル材を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、近接して配置される複数台の押出成形機のダイス口
から送出される割竹状の擬竹材を、平面視において接線
状態に配列すると共に、上記押出成形機の前方に設置さ
れた整列装置を介して互いに隣接する擬竹材の側縁同士
を接着剤により接合するという手段を用いた。
【0006】又、上記方法において、擬竹材を成形する
際に押出成形機ごとに節部の形成タイミングを変えるな
どして、ダイス口から送出される各擬竹材の整列時には
少なくとも隣接する擬竹材の節部の位置が異なるように
するという手段を用いた。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を添付した図面に従って説明する。先ず、図1は本発
明の製造方法により製造された擬竹パネル材Pを示した
ものであって、予めプラスチック等により成型された円
弧状の芯材Sの表面に地色皮膜Jを施し、さらに適宜間
隔で節部Fを形成して、天然竹風の外観を呈する割竹状
の擬竹材G…Gを、その側縁G’…G’を接合してパネ
ル化した構造である。さらに、この擬竹パネル材Pは、
擬竹材Gの列ごとに節部Fの形成位置が異なるという特
徴を有するものである。
【0008】そこで、当該擬竹パネル材Pの製造方法を
図2、図3に示す四本構成の場合について説明すると、
図中、1…1は図5で説明した従来と同じ二連式の押出
成形機であって、割竹状の擬竹材G…Gを一定速度で成
形送出するものであるが、さらに各成形機1…1は擬竹
材G…Gを平面視において平行に、且つ、後述するガイ
ドローラ2の通過以降は、隣接する各擬竹材Gの側縁
G’…G’同士が密接するように送出するものである。
ここで、相当幅を有する押出成形機1…1を単に横並び
に配置したのでは、上述したような形態で擬竹材G…G
を送出することはできないため、本実施形態では、各成
形機1…1を配置するに当たり、平面視でダイス口1a
…1aが互いに近接するように(図2参照)、上下に段
違い状に配置するのである(図3参照)が、押出成形機
1…1のダイス口1a…1aは、前方に配置されたガイ
ドローラ2に向かって、開口方向が設定されるのであ
る。従って、各ダイス口1aから斜め方向に送出される
擬竹材G…Gを含め、全ての擬竹材G…Gが上記ガイド
ローラ2によって、水平方向に進行し、隣接する擬竹材
Gの側縁G’…G’同士が近接した状態で進行するので
ある。
【0009】続いて、3はガイドローラ2の前方に設置
された擬竹材G…Gの整列装置であって、図4に示した
ように、その内部に擬竹材G…Gの形状に応じた通孔3
aを貫設してなり、当該通孔3aによりガイドローラ2
を通過した擬竹材G…Gの上下左右の微妙なズレを矯正
し、隣接する擬竹材G…Gの側縁G’…G’同士をより
確実に密接させるために作用する。さらに、4…4は密
接した各擬竹材G…Gの側縁G’…G’に対応して整列
装置3に設けられた接着剤供給装置であって、その先端
を上記側縁G’…G’に向けて通孔3aの内部で開口す
るノズル4aとしたものである(図4参照)。なお、図
2、図3において6は、成形された擬竹パネル材Pを前
方に送り出す引張ローラである。
【0010】而して、上記ノズル4aから擬竹材G…G
の側縁G’…G’に接着剤5を継続的に塗布し、擬竹材
G…Gを順次接合することによって、各押出成形機1に
より成形される個々の割竹風擬竹材Gを連続的にパネル
化することができるのである。
【0011】また、押出成形機1ごとに節部Fの形成タ
イミングを変えておくことにより、図1に示したような
擬竹パネル材Pにおける節部Fの表出位置が異なり、よ
り質感に富んだ擬竹パネル材Pを得ることができる。
【0012】なお、上記実施形態では接着剤供給部4を
整列装置3の上側に設け、擬竹材Gの表面側(地色皮膜
J側)から側縁G’…G’に接着剤を塗布することとし
たが、接着剤供給部4を整列装置3の下側に設け、擬竹
材Gの裏側(芯材S側)から接着剤5により側縁G’…
G’を接合することも本発明の技術思想に含まれるので
ある。この場合、ノズル4aを側縁G’…G’に接触さ
せ、圧力等の強制供給手段により接着剤5を側縁G’…
G’に塗布することが必要である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来公知の擬竹材の製造方法を踏襲して複数本の擬竹材
を横並びに接合した擬竹パネル材を得ることができるの
で、生け垣や竹垣などを組む際の現場での手間を大幅に
削減することができると共に、天然竹に比べて竹材のコ
ストダウンを図ることができる。また、擬竹材ごとに節
部の形成位置を変えたので、より天然竹に似た質感の擬
パネル材を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により製造される擬竹パネル材を示
した斜視図
【図2】本発明方法の一実施形態を示した平面図
【図3】同、側面図
【図4】同、整列装置付近の拡大断面図
【図5】従来方法を示した押出成形機の縦断面図
【符号の説明】
1 押出成形機 2 ガイドローラ 3 整列装置 4 接着剤供給装置 4a ノズル 5 接着剤 G 擬竹材 F 節部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29L 31:00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台の押出成形機それぞれから割竹状の
    擬竹材を平行状に送出すると共に、上記押出成形機の前
    方に設置した整列装置を介して隣接する擬竹材の側縁同
    士が密接するように整列した上で、上記側縁を接着剤に
    より接合することを特徴とした擬竹パネル材の製造方
    法。
  2. 【請求項2】整列時において少なくとも隣接する擬竹材
    とは節部の位置が異なるように擬竹材を送出する請求項
    1記載の擬竹パネル材の製造方法。
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