JP2946929B2 - 外燃機関の熱交換器 - Google Patents

外燃機関の熱交換器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スターリングエンジン
やブルマイヤサイクルヒートポンプなどの外燃機関の熱
交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の外燃機関としては、例え
ば特公昭62−56419号公報に開示されているよう
に、シリンダに多数条のフィンを形成し、その内壁側に
ピストンをガイドするスリーブを装着すると共に、その
外壁側に断熱ケースを装着し、作動ガス及び冷却水等の
熱交換媒体の通路を形成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これでは、外
側通路(熱交換媒体の通路)の出入口がシリンダの軸心
方向の両端に環状に配置されるため、熱交換媒体を外側
通路に均等に分流することが困難であるばかりか、軸心
方向両端の出入口部にヘッダを設ける必要があるので、
必然的に軸心方向の寸法が長くなるという欠点があっ
た。
【0004】本発明は、上記事情に鑑み、熱交換媒体を
外側通路に均等に分流することが出来ると共に、シリン
ダの軸心方向の寸法を短くすることが可能な外燃機関の
熱交換器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、作動ガ
スが封入されたシリンダ(10、11)と、このシリン
ダと外装ケース(25)とで挟まれたスリーブ(26)
とを備えた外燃機関(6)において、前記スリーブの内
周面に複数の溝(26a)を形成して、これら溝と前記
シリンダの外周壁とで囲まれた空間を前記作動ガスのガ
ス通路(28)とし、前記スリーブの外周面に前記溝と
直交する複数の環状溝(26b)を形成し、これら環状
溝のうちの流入側に位置する環状溝同士及び流出側に位
置する環状溝同士をそれぞれ連通させる流入側連通口
(26c)及び流出側連通口(26d)と、流入側に位
置する環状溝と流出側に位置する環状溝とを連通させる
両側連通口(26e)とを形成して、これら環状溝と前
記外装ケースの内周壁とで囲まれた空間を前記作動ガス
と熱交換する熱交換媒体の媒体通路(29)とし、前記
外装ケースに前記媒体通路の流入側と連通する熱交換媒
体の入口(25g)を設けると共に、前記外装ケースに
前記媒体通路の流出側と連通する熱交換媒体の出口(2
5f)を設けて構成される。
【0006】また、作動ガスが封入されたシリンダ(1
0、11)と、このシリンダと外装ケース(25)とで
挟まれたスリーブ(26)とを備えた外燃機関(6)に
おいて、前記スリーブを内周面に凹凸(31a、32
a)が形成された外径の異なる環状板(31、32)を
複数枚積層し、これら凹凸で全体として内周面に複数の
溝(26a)を形成させると共に、このスリーブの外周
面に流入側連通口(26c)、流出側連通口(26d)
及び両側連通口(26e)を有する複数の環状溝(26
b)を形成して、前記溝と前記シリンダの外周壁とで囲
まれた空間を前記作動ガスのガス通路(28)とし、前
記環状溝と前記外装ケースの内周壁とで囲まれた空間を
前記作動ガスと熱交換する熱交換媒体の媒体通路(2
9)とし、前記外装ケースに前記媒体通路の流入側と連
通する熱交換媒体の入口(25g)を設けると共に、前
記外装ケースに前記媒体通路の流出側と連通する熱交換
媒体の出口(25f)を設けて構成される。
【0007】
【0008】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を表わす便宜的なものであり、従って、本発
明は図面上の記載に限定拘束されるものではない。この
ことは、「作用」の欄についても同様である。
【0009】
【作用】上記した構成により、本発明は、外側溝(熱交
換媒体側)を環状溝(26b)とし、これら環状溝を連
通させる連通口(26c、26d、26e)を形成し、
これが媒体通路(29)となるように作用する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は本発明による外燃機関の一実施例を
示す概略図、図2は図1に示す外燃機関を構成する中温
用又は低温用熱交換器の一例を示す組立図、図3は図2
に示す熱交換器の縦断面図、図4は図3のA−A線によ
る断面図、図5は図1に示す外燃機関を構成する中温用
又は低温用熱交換器の別の例を示す組立図である。
【0012】本発明による外燃機関6は、図1に示すよ
うに、クランクシャフト8に直交する形で高温側シリン
ダ10及び低温側シリンダ11が配設されている。高温
側シリンダ10内にはピストン1aが摺動自在に嵌着さ
れており、高温側シリンダ10内の空間はピストン1a
によって高温室10aと中温室10bとに分割されてい
る。同様に、低温側シリンダ11内にはピストン1bが
摺動自在に嵌着されており、低温側シリンダ11内の空
間はピストン1bによって低温室11aと中温室11b
とに分割されている。これ等のピストン1a、1bには
それぞれロッド7a、7bが固着されており、ロッド7
a、7bは、クランクシャフト8の回転で駆動されるク
ランク機構9a、9bにそれぞれ連結されている。
【0013】また、高温側シリンダ10には、図1に示
すように、高温用熱交換器12が高温室10aに連通す
る形で設けられており、高温用熱交換器12の先端に
は、高温側シリンダ10の外周に沿って配設された高温
用再生熱交換器13及び中温用熱交換器14が設けられ
ている。一方、低温側シリンダ11の外周には低温用熱
交換器15が低温室11aに連通する形で設けられてお
り、低温用熱交換器15には低温用再生熱交換器16を
介して中温用熱交換器17が設けられている。該中温用
熱交換器17と前記中温用熱交換器14とは連通ダクト
18にて連通されていると共に、高温側シリンダ10の
中温室10b及び低温側シリンダ11の中温室11bに
連通している。
【0014】なお、室内には室内側熱交換器20が設置
されており、室内側熱交換器20は、その一端が中温用
熱交換器14に接続されると共に、他端が中温用熱交換
器17を経て前記中温用熱交換器14に戻る形で閉サイ
クルを形成している。また、室外には室外側熱交換器2
1が設置されており、室外側熱交換器21は低温用熱交
換器15に接続されている。更に、高温側シリンダ10
の図1上方には加熱器22が設置されている。
【0015】ところで、前記中温用熱交換器14、17
及び低温用熱交換器15はそれぞれ、図2に示すよう
に、略円筒状に形成されたステンレス製の外装ケース2
5と、該外装ケース25に嵌入係合したスリーブ26と
を備えており、スリーブ26は略円筒状に一体成形され
た伝熱性の良好なアルミ製のものである。外装ケース2
5は筒体25aを有しており、筒体25aの図2上下両
端にはそれぞれフランジ25b、25cが形成されてい
る。フランジ25bには複数個の取付用ボルト孔25d
が円環状に形成されていると共に、フランジ25cには
複数個の取付用ボルト孔25eが円環状に形成されてい
る。また、図2及び図3に示すように、フランジ25b
には熱交換媒体の出口25fが設けられており、フラン
ジ25cには熱交換媒体の入口25gが設けられてい
る。
【0016】一方、スリーブ26の内周面(即ち、高温
側シリンダ10又は低温側シリンダ11側)には、図2
に示すように、多数の直線状の溝26aが該スリーブ2
6の軸心方向に形成されており、これら溝26aと高温
側シリンダ10又は低温側シリンダ11の外周壁とで囲
まれた略円筒状の空間が作動ガスのガス通路28とな
る。また、スリーブ26の外周面には多数の環状溝26
bが形成されており、これら環状溝26bのうちの流入
側(前記外装ケース25の熱交換媒体の入口25g側)
に位置する環状溝26b同士は流入側連通口26cを介
して連通しており、流出側(前記外装ケース25の熱交
換媒体の出口25f側)に位置する環状溝26b同士は
流出側連通口26dを介して連通している。更に、これ
ら流入側連通口26c、流出側連通口26dの反対側に
は、図4に示すように、全ての環状溝26b(即ち、流
入側及び流出側に位置する環状溝26b)を連通する両
側連通口26eが形成されており、これら環状溝26b
と外装ケース25の内周壁とで囲まれた略円筒状の空間
が、作動ガスと熱交換する熱交換媒体の媒体通路29と
なる。
【0017】なお、スリーブ26と外装ケース25との
組み立ては、例えばロー付け或いはOリング等を用いて
の組み込みが可能である。
【0018】本発明による外燃機関6は以上のような構
成を有するので、高温側シリンダ10及び低温側シリン
ダ11内でそれぞれピストン1a及び1bが往復運動す
る際には、ヘリウム等の作動ガスは、スリーブ26の内
周面に形成された多数の溝26aと高温側シリンダ10
又は低温側シリンダ11の外周壁とで囲まれたガス通路
28を往復動し、該作動ガスと熱交換する冷却水等の熱
交換媒体は、図2に矢印で示すように、スリーブ26の
外周面に形成された多数の環状溝26bと外装ケース2
5の内周壁とで囲まれた媒体通路29を流れる。即ち、
熱交換媒体は、外装ケース25の熱交換媒体の入口25
gから媒体通路29内に流入し、流入側連通口26cを
通って流入側に位置する各環状溝26b内を流れ、スリ
ーブ26の裏側に回り込み、両側連通口26eを通って
流出側に位置する各環状溝26b内に流入し、各環状溝
26bを通ってスリーブ26の表側に回り込み、流出側
連通口26dを通って合流し、外装ケース25の熱交換
媒体の出口25fから流出する。なお、流入側連通口2
6c、流出側連通口26d及び両側連通口26eの配置
を変更することにより、熱交換媒体の循環方法を容易に
変更したり調整したりすることが出来る。
【0019】
【0020】また、上述の実施例においては、一体成形
されたスリーブ26を用いた場合について説明したが、
外径の異なる2種類の環状板を複数枚積層しロー付けし
た積層体をスリーブ26とすることも可能である。即
ち、図6に示すように、内周面に凹凸31aが形成され
た外径の大きい環状板31と、内周面に凹凸32aが形
成された外径の小さい環状板32とを1枚ずつ交互に積
層して、これら凹凸31a、32aが全体として積層体
の内周面に多数の直線状の溝26aを形成すると共に、
積層体の外周面に多数の環状溝26bを形成するように
し、この積層体をスリーブ26として用いてもよい。こ
の場合、所定の環状板31に流入側連通口26c又は流
出側連通口26dと両側連通口26eとを形成すること
は言うまでもない。この際、ガス通路28は必ずしも直
線状に形成する必要はなく、環状板31、32をずらし
て積層することにより、熱伝達促進のためにガス通路2
8をスパイラル状或いは波状等に形成してもよい。或い
はまた、外径の小さい環状板32を複数枚重ね合わせて
外径の大きい環状板31と交互に積層しロー付けした積
層体(図示せず)をスリーブ26としても構わない。な
お、環状板31、32の凹凸31a、32aは、例えば
プレス、エッチング等により加工することが出来る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
作動ガスが封入された高温側シリンダ10、低温側シリ
ンダ11等のシリンダと、このシリンダと外装ケース2
5とで挟まれたスリーブ26とを備えた外燃機関6にお
いて、前記スリーブ26の内周面に複数の溝26aを形
成して、これら溝26aと前記シリンダの外周壁とで囲
まれた空間を前記作動ガスのガス通路28とし、前記ス
リーブ26の外周面に前記溝26aと直交する複数の環
状溝26bを形成し、これら環状溝26bのうちの流入
側に位置する環状溝26b同士及び流出側に位置する環
状溝26b同士をそれぞれ連通させる流入側連通口26
c及び流出側連通口26dと、流入側に位置する環状溝
26bと流出側に位置する環状溝26bとを連通させる
両側連通口26eとを形成して、これら環状溝26bと
前記外装ケース25の内周壁とで囲まれた空間を前記作
動ガスと熱交換する熱交換媒体の媒体通路29とし、前
記外装ケース25に前記媒体通路29の流入側と連通す
る熱交換媒体の入口25gを設けると共に、前記外装ケ
ース25に前記媒体通路29の流出側と連通する熱交換
媒体の出口25fを設けて構成したので、外側溝(熱交
換媒体側)を環状溝26bとし、これら環状溝26bを
連通させる連通口26c、26d及び26eを形成して
媒体通路29としているため、分流がよく、熱伝達が促
進される。また、熱交換媒体出入口付近にヘッダ等を設
ける必要がなく、軸心方向の寸法を短くすることが可能
である。更に、環状溝26b同士を連通口26c、26
d及び26eにより連通させて熱交換媒体の媒体通路2
9を形成しているため、連通口26c、26d及び26
eの配置を変更することにより循環方法の変更・調整が
容易に可能となる。
【0022】また、作動ガスが封入された高温側シリン
ダ10、低温側シリンダ11等のシリンダと、このシリ
ンダと外装ケース25とで挟まれたスリーブ26とを備
えた外燃機関6において、前記スリーブ26を内周面に
凹凸31a、32aが形成された外径の異なる環状板3
1、32を複数枚積層し、これら凹凸31a、32aで
全体として内周面に複数の溝26aを形成させると共
に、このスリーブ26の外周面に流入側連通口26c、
流出側連通口26d及び両側連通口26eを有する複数
の環状溝26bを形成して、前記溝26aと前記シリン
ダの外周壁とで囲まれた空間を前記作動ガスのガス通路
28とし、前記環状溝26bと前記外装ケース25の内
周壁とで囲まれた空間を前記作動ガスと熱交換する熱交
換媒体の媒体通路29とし、前記外装ケース25に前記
媒体通路の流入側と連通する熱交換媒体の入口25gを
設けると共に、前記外装ケース25に前記媒体通路の流
出側と連通する熱交換媒体の出口25fを設けて構成す
ると、上述した作用効果に加えて、作動ガス側通路の伝
熱面が粗くなるため、流れに乱れを生じ、伝達が一層促
進される。また、環状板31、32をずらして積層する
ことにより、熱伝達促進のためにガス通路28をスパイ
ラル状或いは波状等に容易に変更することが可能であ
る。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による外燃機関の一実施例を示す概略図
である。
【図2】図1に示す外燃機関を構成する中温用又は低温
用熱交換器の一例を示す組立図である。
【図3】図2に示す熱交換器の縦断面図である。
【図4】図3のA−A線による断面図である。
【図5】図1に示す外燃機関を構成する中温用又は低温
用熱交換器の別の例を示す組立図である。
【符号の説明】
6……外燃機関 10……シリンダ(高温側シリンダ 11 ……シリンダ(低温側シリンダ 25 ……外装ケース 25f……熱交換媒体の出口 25g……熱交換媒体の入口 26……スリーブ 26a……溝 26b……環状溝 26c……流入側連通口 26d……流出側連通口 26e……両側連通口 28……作動ガスのガス通路 29……熱交換媒体の媒体通路 31、32……環状板 31a、32a……凹凸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 敬一 東京都中野区江原町3−23の5 (72)発明者 藤巻 誠一郎 神奈川県横浜市緑区荏田東3−1−4− 304 (72)発明者 関川 敦司 東京都練馬区桜台1−4−14 (72)発明者 成宮 明 大阪府枚方市長尾台1−5−14 (72)発明者 藤野 利弘 大阪府藤井寺市藤井寺3−7−43 (72)発明者 小田 芳哉 愛知県名古屋市熱田区白鳥2−6−18− 203 (72)発明者 大竹 雅久 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松栄 準治 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 黒澤 美暁 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石原 寿和 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−187350(JP,A) 特開 昭60−122869(JP,A) 実開 平4−129068(JP,U) 特公 昭62−56419(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25B 9/00 F02G 1/055

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作動ガスが封入されたシリンダと、このシ
    リンダと外装ケースとで挟まれたスリーブとを備えた外
    燃機関において、前記スリーブの内周面に複数の溝を形
    成して、これら溝と前記シリンダの外周壁とで囲まれた
    空間を前記作動ガスのガス通路とし、前記スリーブの外
    周面に前記溝と直交する複数の環状溝を形成し、これら
    環状溝のうちの流入側に位置する環状溝同士及び流出側
    に位置する環状溝同士をそれぞれ連通させる流入側連通
    口及び流出側連通口と、流入側に位置する環状溝と流出
    側に位置する環状溝とを連通させる両側連通口とを形成
    して、これら環状溝と前記外装ケースの内周壁とで囲ま
    れた空間を前記作動ガスと熱交換する熱交換媒体の媒体
    通路とし、前記外装ケースに前記媒体通路の流入側と連
    通する熱交換媒体の入口を設けると共に、前記外装ケー
    スに前記媒体通路の流出側と連通する熱交換媒体の出口
    を設けたことを特徴とする外燃機関の熱交換器。
  2. 【請求項2】作動ガスが封入されたシリンダと、このシ
    リンダと外装ケースとで挟まれたスリーブとを備えた外
    燃機関において、前記スリーブを内周面に凹凸が形成さ
    れた外径の異なる環状板を複数枚積層し、これら凹凸で
    全体として内周面に複数の溝を形成させると共に、この
    スリーブの外周面に流入側連通口、流出側連通口及び両
    側連通口を有する複数の環状溝を形成して、前記溝と前
    記シリンダの外周壁とで囲まれた空間を前記作動ガスの
    ガス通路とし、前記環状溝と前記外装ケースの内周壁と
    で囲まれた空間を前記作動ガスと熱交換する熱交換媒体
    の媒体通路とし、前記外装ケースに前記媒体通路の流入
    側と連通する熱交換媒体の入口を設けると共に、前記外
    装ケースに前記媒体通路の流出側と連通する熱交換媒体
    の出口を設けたことを特徴とする外燃機関の熱交換器。
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