JP2946034B1 - 低級オレフィンの製造法 - Google Patents

低級オレフィンの製造法

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 触媒を用いて炭化水素原料を接触分解してエ
チレン、プロピレン等の低級オレフィンを製造するに際
し、触媒が反応条件下で水蒸気、炭酸ガスに対し安定で
あり、かつ芳香族炭化水素、重質物等の副生成物の生成
を抑制し、低級オレフィンをエネルギーコスト的に有利
に製造する方法を提供する。 【解決手段】 炭化水素原料を、一般式M22CO
3(式中、Mは希土類元素を示す)で表される希土類元
素オキシカーボネート触媒を使用し、酸素の存在下に接
触分解させることを特徴とする低級オレフィンの製造方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、触媒を用いて炭素
数2〜30のパラフィン(但し、炭素数3以下のものを
除く)又はこれを10wt%以上含有する炭化水素原料
を使用して接触分解する事により、低級オレフィン、主
としてエチレン及びプロピレンを製造する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エチレン、プロピレン等の低級オレフィ
ンは石油化学工業の基礎原料として重要な物質である。
従来、これらの低級オレフィンの製造方法としては、エ
タン、プロパン、ブタン等のガス状炭化水素あるいはナ
フサ等の液状炭化水素を原料とし、外熱式の管状炉内で
水蒸気雰囲気下に加熱分解する方法が広く実施されてい
る。しかし、この方法ではガス化率を高めるために80
0℃以上の高温を必要とし、高価な装置材料を使用しな
ければならないこと、また、重質物等の副生が多いこ
と、さらに、分解時に析出する炭素が分解炉内でコーキ
ングする等の問題があった。これらの問題を解決する手
段として、水蒸気存在下で以下のような種々の触媒を利
用した接触分解法が提案されている。酸化クロム、酸化
マグネシウム混合物に、酸化アルミニウム、二酸化ケイ
素、酸化鉄、酸化カルシウム、酸化カリウムの一種を添
加した触媒を用いる方法(特公昭53−23806
号)、水蒸気存在下、希土類酸化物20〜100wt%
含有する触媒を用いる方法(特公昭56−29919
号)、アルカリ土類酸化物のチタン酸塩に、酸化リチウ
ム、酸化ナトリウム、酸化カリウムの一種を添加した触
媒を用いる方法(特公昭57−42672号)、酸化チ
タン等の担体に周期律表第VIb族金属酸化物とアルカ
リ金属からなる触媒を用いる方法(特公昭59−193
834号)、マンガンまたは鉄の酸化物と、マグネシウ
ム、ランタン系金属もしくはニオブの少なくとも一種の
酸化物からなる触媒を用いる方法(特公平7−6815
1号)等である。これらの方法はコーキングの発生を低
減し、原料ガス化率を高めることができるという効果を
有するものであった。しかし、触媒活性発現のため、加
熱分解と同程度の高い反応温度を必要とし、さらに、原
料とほぼ同量のスチームを混合するために、スチームの
発生に多大なエネルギーを必要とすること等、エネルギ
ー消費効率の点で課題が存在した。。一方、特開昭61
−7218号、特開平6−192134号、特公平4−
171 65号に見られるようなゼオライト系触媒にお
いては、比較的低温で、しかも反応にスチームを必要す
ることなくオレフィン類を製造することができるが、い
ずれも芳香族系炭化水素の選択率が高く、エチレン、プ
ロピレン等の低級オレフィンを選択的に製造するには不
適当であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、触媒を用い
炭素数2〜30のパラフィン(但し、炭素数3以下の
ものを除く)又はこれを10wt%以上含有する炭化水
素原料を接触分解してエチレン、プロピレン等の低級オ
レフィンを製造するに際し、触媒が反応条件下で水蒸
気、炭酸ガスに対し安定であり、かつ芳香族炭化水素、
重質物等の副生成物の生成を抑制し、低級オレフィンを
エネルギーコスト的に有利に製造する方法を提供するこ
とをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を進めた結果、希土類オキシカー
ボネートを主成分とする触媒を使用し、酸素の存在下で
炭素数2〜30のパラフィン(但し、炭素数3以下のも
のを除く)又はこれを10wt%以上含有する炭化水素
原料を接触分解することにより、工業的に有利な低温
で、かつ高選択的にエチレン及びプロピレンを製造でき
ることを見出し本発明を完成した。すなわち、本発明に
よれば、炭素数2〜30のパラフィン(但し、炭素数3
以下のものを除く)又はこれを10wt%以上含有する
炭化水素原料を、一般式M22CO3(式中、Mは希土
類元素を示す)で表される希土類元素オキシカーボネー
ト触媒を使用し、酸素の存在下に接触分解させることを
特徴とする低級オレフィンの製造方法が提供される。ま
た、本発明によれば、炭素数2〜30のパラフィン(但
し、炭素数3以下のものを除く)又はこれを10wt%
以上含有する炭化水素原料を、アルカリ金属及び/又は
アルカリ土類金属を含有する一般式M22CO3(式
中、Mは希土類元素を示す)で表される希土類元素オキ
シカーボネートを触媒に用い、酸素の存在下に接触分解
させることを特徴とする低級オレフィンの製造法が提供
される。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で使用する炭素数2〜30
のパラフィン(但し、炭素数3以下のものを 除く)又は
これを10wt%以上含有する炭化水素原料としては、
常温、常圧でガス状又は液状の炭化水素類が使用でき
る。一般的には、炭素数2〜30、好ましくは、2〜2
0のパラフィン又はこれを主成分(10wt%以上)と
する炭素数2〜30のパラフィン(但し、炭素数3以下
のものを除く)又はこれを10wt%以上含有する炭化
水素原料が用いられる。このような炭化水素原料として
は、例えば、ブタン、ペンタン、ヘキサン等のパラフィ
ン類、あるいはナフサ、軽油等の軽質炭化水素留分を挙
げることができる。また、原料成分は飽和炭化水素に限
定されるものではなく、不飽和炭化水素を有する成分を
含有するものでも使用できる。
【0006】本発明の触媒は、希土類元素オキシカーボ
ネートを主成分とする。この場合のオキシカーボネート
は、一般式M22CO3(式中、Mは希土類元素を示
す)で表されるものである。希土類元素としては、どの
ようなものでも使用可能であるが、好ましくはランタ
ン、ネオジウム、サマリウム、プラセオジウム、ユウロ
ピウム、ガドリニウム、ジスプロシウム、ホルミウム等
を挙げることができ、これらをオキシカーボネート化し
て使用する。希土類オキシカーボネートは、それぞれ単
独で使用しても、また、2種類以上を混合して使用して
もよい。希土類元素オキシカーボネート触媒の調製は、
種々の希土類元素の酸化物に、二酸化炭素を付加させる
ことにより、また、希土類元素の炭酸塩、シュウ酸塩、
酢酸塩などを、空気中または二酸化炭素雰囲気中にて、
およそ400〜950度で焼成、熱分解する事によって
得ることができる。さらに、希土類元素の硝酸塩を過剰
の炭酸ナトリウムで沈殿させる方法、希土類元素の炭酸
塩を水熱処理することにより調製した、希土類元素ヒド
ロキシカーボネートを500〜600℃で焼成する方法
などの方法を用いて製造することができる。これらのオ
キシカーボネートは、調製条件、または出発物質によ
り、結晶系の違うタイプ(例えばII型、IA型、I
型)が生じる。触媒としては、そのいずれの結晶系でも
よいが、特にIA型が好ましい(Gmelin Han
dbook of Inorganic and Or
ganometallic Chemistry; R
are Earth Elements)。アルカリ土
類金属酸化物等の化合物は、二酸化炭素を吸収すること
により炭酸塩化し、触媒活性は消失する。しかし、希土
類元素オキシカーボネートは、二酸化炭素を結晶格子の
層間に取り込んでいるために、二酸化炭素による触媒活
性の低下などの問題は避けられる。
【0007】本発明の前記希土類元素オキシカーボネー
トからなる触媒は、助触媒として、アルカリ金属及び/
又はアルカリ土類金属を含有することができる。この様
な助触媒の使用により、エチレン、プロピレンの選択率
をさらに高めることができる。前記助触媒において、ア
ルカリ金属としては、リチウム、ナトリウム、カリウム
およびセシウムが挙げられ、アルカリ土類金属として
は、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバ
リウムが挙げられる。本発明の触媒において、助触媒は
酸化物、水酸化物の他、炭酸塩等の金属化合物の形態で
存在することができる。本発明の触媒において、助触媒
の使用割合は、1つの希土類元素当たり、アルカリ金属
の場合、0.01〜10原子、好ましくは0.1〜5原
子であり、アルカリ土類金属の場合、0.01〜100
原子、好ましくは0.1〜50原子の割合である。
【0008】助触媒を含有する希土類元素オキシカーボ
ネートからなる触媒の調製法としては、粉末混合法、湿
式混合法、含浸法、共沈法、ゾルゲル法などが用いられ
る。本発明の触媒の形状は特に限定されず、粉末や成型
品などのいずれの形状のものでもよい。また、これらの
触媒にはシリカ、アルミナ、マグネシアあるいは石英等
の担体、充填剤を混合して使用してもよい。
【0009】本発明による低級オレフィンの製造法は、
本発明触媒の存在下、炭素数2〜30のパラフィン(但
し、炭素数3以下のものを除く)又はこれを10wt%
以上含有する炭化水素原料を酸素の存在下に分解反応さ
せる方法である。この場合、酸素を反応系に存在させる
ことにより重質物の生成を抑制、コーキングを防止し、
さらには低温における触媒の活性を高めることができ
る。酸素源としては、特に高純度の酸素に限定されるも
のではなく、空気を用いてもよい。炭素数2〜30のパ
ラフィン(但し、炭素数3以下のものを除く)又はこれ
を10wt%以上含有する炭化水素原料と酸素の混合比
は、酸素/炭化水素の原子比で0.01〜3の範囲、好
ましくは0.1〜2の範囲であり、通常は爆発範囲の範
囲外である。酸素/炭素比を3より高くすると、一酸化
炭素及び二酸化炭素の生成量が増加するために低級オレ
フィンの選択率が低下し、また0.01より低いと触媒
の活性が低く原料のガス化率が低下するか、又は、反応
温度が高い場合には通常の加熱分解と同様の結果とな
り、コーキングの発生を招くことになる。
【0010】本発明の接触分解反応は、固定床、流動床
等の形式の反応器を使用し、上記の触媒を充填した触媒
層へ炭素数2〜30のパラフィン(但し、炭素数3以下
のものを除く)又はこれを10wt%以上含有する炭化
水素原料と酸素の混合流体を供給することにより行われ
る。このとき混合流体は、窒素、水蒸気、ヘリウムある
いはアルゴン等で希釈されてもよい。反応温度は500
〜800℃、好ましくは550〜650℃の範囲であ
る。800℃以上では、オキシカーボネートの分解が起
こるので好ましくない。本発明では低温でも充分な触媒
活性が発現できるため、上記範囲の反応温度で充分であ
り、コーキングの発生を問題にすることはない。反応圧
力は常圧、減圧下のいずれでも実施できるが、通常は常
圧が採用される。以上のような条件下に本発明の方法を
実施すれば、低温で炭素数2〜30のパラフィン(但
し、炭素数3以下のものを除く)又はこれを10wt%
以上含有する炭化水素原料を効率よく分解でき、コーキ
ング等の問題を回避してエチレン、プロピレン等の低級
オレフィンを選択的に製造することができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明を実施例を挙げてさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではない。
【0012】実施例1 石英製固定床流通反応装置に、触媒(ランタンオキシカ
ーボネート)2.0gと石英砂2.2gを混合し、充填
した。これをヘリウム雰囲気で600℃に昇温後、この
触媒層に対し、n−ブタン1.4体積%、酸素1.5体
積%、窒素5.7体積%、ヘリウム91.4体積%の混
合流体(酸素/炭素原子比=0.5)を、反応温度60
0℃、流量96ml/minで流通し反応を行った。反
応生成物の分析はガスクロマトグラフィーにより行い、
生成ガス収率(炭素収率)、原料転化率及び酸素転化率
を次式により算出した。 生成ガス収率(重量%)=各成分炭素重量/供給原料炭素重量×100 原料転化率(%)=(1−未反応原料重量/供給原料重量)×100 酸素転化率(%)=(1−未反応原料重量/供給酸素重量)×100 触媒であるランタンオキシカーボネートは、蓚酸ランタ
ンを530℃、空気中で96時間焼成して調製した。X
RDにおいて、生成物がLa22CO3(IA)である
ことを確認し反応に用いた。その結果を表1に示す。
【0013】実施例2 触媒としてNaランタンオキシカーボネートを用いたほ
かは、実施例1と同様にして反応を行った。触媒である
Naランタンオキシカーボネートは、炭酸ナトリウム溶
液に硝酸ランタンを滴下して生成した沈殿物を濾別、洗
浄し、空気中530℃にて168時間焼成して調製し
た。生成物はNa/La22CO3(II)であった。
反応結果を表1に併せて示す。
【0014】比較例1、2 実施例1と同様の条件下において、触媒層に市販の酸化
ランタン(和光製)又は石英砂を、それぞれ単独で充填
した場合の結果を表1に併せて示す。
【0015】
【表1】
【0016】表1の結果から、本発明の触媒を用いた場
合には、エチレン、プロピレンの収率が高く、原料を効
率よく分解することがわかる。
【0017】
【発明の効果】ガス状あるいは液状炭素数2〜30のパ
ラフィン又はこれを10wt%以上含有する炭化水素原
料(但し、炭素数3以下のものを除く)を原料とし、重
質物等の副生を少なくし、コーキングの発生を防止し
て、エチレン、プロピレン等の低級オレフィンを選択的
に製造することができる。さらに、従来の加熱分解法に
比較すると、反応温度を100℃以上低下することが可
能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C10G 35/06 C10G 35/06 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (73)特許権者 000157603 丸善石油化学株式会社 東京都中央区八丁堀2丁目25番10号 (74)上記5名の代理人 弁理士 池浦 敏明 (72)発明者 水上 富士夫 茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術 院物質工学工業技術研究所内 (72)発明者 葭村 雄二 茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術 院物質工学工業技術研究所内 (72)発明者 村田 和久 茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術 院物質工学工業技術研究所内 (72)発明者 早川 孝 茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術 院物質工学工業技術研究所内 (72)発明者 鈴木 邦夫 茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術 院物質工学工業技術研究所内 (72)発明者 塩沢 光治 東京都千代田区霞が関三丁目2番6号 社団法人日本化学工業協会内 (72)発明者 又野 孝一 茨城県つくば市東1丁目1番 工業技術 院物質工学工業技術研究所内 (72)発明者 涌井 顕一 東京都千代田区霞が関三丁目2番6号 社団法人日本化学工業協会内 (72)発明者 佐藤 浩一 東京都千代田区霞が関三丁目2番6号 社団法人日本化学工業協会内 (72)発明者 澤田 悟郎 東京都千代田区霞が関三丁目2番6号 社団法人日本化学工業協会内 審査官 近藤 政克 (56)参考文献 特開 平1−143838(JP,A) ”Catalysis Letter s”、第6巻、第2号、p.231−238、 1990年 ”Chem.Lett.”、第12号、 p.2185−2188、1989年 ”Ind.Eng.Chem.Re s.”、第30号、p.1016−1023、1991 年 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 11/04 B01J 27/232 C07C 4/06 C07C 11/06 C10G 11/04 C10G 35/06 C07B 61/00 300 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数2〜30のパラフィン(但し、炭
    素数3以下のものを除く)又はこれを10wt%以上含
    有する炭化水素原料を、一般式M22CO3(式中、M
    は希土類元素を示す)で表される希土類元素オキシカー
    ボネートからなる触媒を使用し、酸素の存在下に接触分
    解させることを特徴とする低級オレフィンの製造方法。
  2. 【請求項2】 炭素数2〜30のパラフィン(但し、炭
    素数3以下のものを除く)又はこれを10wt%以上含
    有する炭化水素原料を、アルカリ金属及び/又はアルカ
    リ土類金属を含有する一般式M22CO3(式中、Mは
    希土類元素を示す)で表される希土類元素オキシカーボ
    ネートからなる触媒を使用し、酸素の存在下に接触分解
    させることを特徴とする低級オレフィンの製造方法。
  3. 【請求項3】 該アルカリ金属及び/又はアルカリ土類
    金属が、酸化物、水酸化物又は炭酸塩である請求項2に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 炭素数2〜30のパラフィン(但し、炭
    素数3以下のものを除く)又はこれを10wt%以上含
    有する炭化水素原料と酸素の混合比が、酸素/炭素の原
    子比で0.01〜3の範囲である請求項1〜3のいずれ
    かに記載の方法。
  5. 【請求項5】 接触分解反応を、500〜800℃の反
    応温度で行う請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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"Catalysis Letters"、第6巻、第2号、p.231−238、1990年
"Chem.Lett."、第12号、p.2185−2188、1989年
"Ind.Eng.Chem.Res."、第30号、p.1016−1023、1991年

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