JP2946019B2 - hTFIIIA遺伝子 - Google Patents
hTFIIIA遺伝子Info
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒト転写因子IIIA
(human transcriptional factor IIIA,以下hTFII
IAという)遺伝子に関する。
(human transcriptional factor IIIA,以下hTFII
IAという)遺伝子に関する。
【0002】
【従来の技術】TFIIIAが1980年に最初に転写
因子としてゼノパス卵母細胞(Xenopus oocyte) から精
製〔Segall et al., J.Biol.Chem., 255, 11986-11991
(1980)〕されて以来、該TFIIIAの転写調節機構に
つき、インビボ及びインビトロにおける数多くの研究が
ゼノパス属においてなされてきている〔例えば、Del et
al., Nucleic Acids Res., 19, 6197-6203 (1991) : Sm
ith et al., Nucleic Acids Res.,19, 6871-7876 (199
1) : Liao et al., J.Mol.Biol., 223, 857-871(1992)
: Del et al., J.Mol.Biol., 233, 567-579 (1993) 等
参照〕。
因子としてゼノパス卵母細胞(Xenopus oocyte) から精
製〔Segall et al., J.Biol.Chem., 255, 11986-11991
(1980)〕されて以来、該TFIIIAの転写調節機構に
つき、インビボ及びインビトロにおける数多くの研究が
ゼノパス属においてなされてきている〔例えば、Del et
al., Nucleic Acids Res., 19, 6197-6203 (1991) : Sm
ith et al., Nucleic Acids Res.,19, 6871-7876 (199
1) : Liao et al., J.Mol.Biol., 223, 857-871(1992)
: Del et al., J.Mol.Biol., 233, 567-579 (1993) 等
参照〕。
【0003】上記ゼノパス属TFIIIAは5S RN
A遺伝子の転写開始のために必要であり〔Sakonji et a
l., Cell, 19, 13-25 (1980)〕、該5S遺伝子の内部調
節領域(internal control region)に結合する〔Bogenh
agen et al., Cell,19, 27-35 (1980)〕。
A遺伝子の転写開始のために必要であり〔Sakonji et a
l., Cell, 19, 13-25 (1980)〕、該5S遺伝子の内部調
節領域(internal control region)に結合する〔Bogenh
agen et al., Cell,19, 27-35 (1980)〕。
【0004】上記ゼノパスTFIIIAcDNAの核酸
配列及び対応するアミノ酸配列は既に報告されている
〔Ginsberg et al., Cell,39, 479-489 (1984)〕。該遺
伝子は9つのジンクフィンガードメイン(zinc-finger
domain、−Cys−Cys−His−His−(C2H
2)モチーフの繰返し)からなり、この構造がDNA結
合蛋白の群において必須のドメインであると考えられて
いる〔Miller et al., EMBO J., 4, 1607-1614 (1985)
〕。
配列及び対応するアミノ酸配列は既に報告されている
〔Ginsberg et al., Cell,39, 479-489 (1984)〕。該遺
伝子は9つのジンクフィンガードメイン(zinc-finger
domain、−Cys−Cys−His−His−(C2H
2)モチーフの繰返し)からなり、この構造がDNA結
合蛋白の群において必須のドメインであると考えられて
いる〔Miller et al., EMBO J., 4, 1607-1614 (1985)
〕。
【0005】ゼノパスFAIIIAに相同性の蛋白をコ
ードする酵母遺伝子もまた同様のC2H2モチーフを有
することが実証されている〔Archambault et al., J.Bi
ol.Chem., 267, 3282-3288 (1992) 〕。
ードする酵母遺伝子もまた同様のC2H2モチーフを有
することが実証されている〔Archambault et al., J.Bi
ol.Chem., 267, 3282-3288 (1992) 〕。
【0006】更に、ヒトにおいては、例えばヒトウィル
ムス腫瘍遺伝子WT1〔human Wilms tumor gene; Gess
ler et al., Nature, 343, 774-778 (1990) 〕、ヒト転
写抑制因子YY1〔human transcriptional repressor
YY1; Shi et al., Cell,67,377-388 (1991)〕、ヒトM
YC関連ジンクフィンガー蛋白maz〔human MYC-asso
ciated zinc finger protein; Bossone et al., Proc.N
atl.Acad.Sci., USA.,89, 7452-7456 (1992)〕、spl
〔Kuwahara et al., Biolchem., 29, 8627-8631 (199
0)〕等のDNA結合転写因子が、上記C2H2タイプの
フィンガードメインを有することが知られている。
ムス腫瘍遺伝子WT1〔human Wilms tumor gene; Gess
ler et al., Nature, 343, 774-778 (1990) 〕、ヒト転
写抑制因子YY1〔human transcriptional repressor
YY1; Shi et al., Cell,67,377-388 (1991)〕、ヒトM
YC関連ジンクフィンガー蛋白maz〔human MYC-asso
ciated zinc finger protein; Bossone et al., Proc.N
atl.Acad.Sci., USA.,89, 7452-7456 (1992)〕、spl
〔Kuwahara et al., Biolchem., 29, 8627-8631 (199
0)〕等のDNA結合転写因子が、上記C2H2タイプの
フィンガードメインを有することが知られている。
【0007】ゼノパスTFIIIAと比べて、hTFI
IIAについての知見は非常に乏しい。即ち1989年
に、ヒーラ(Hela)細胞からhTFIIIA類似蛋
白(35kDa蛋白)が精製され、そのヒト5S RN
A遺伝子との相互反応が示されたが〔Seifart et al.,
J.Biol.Chem., 264, 1702-1709 (1989) 〕、現在迄、h
TFIIIAをコードする遺伝子は報告されていない。
IIAについての知見は非常に乏しい。即ち1989年
に、ヒーラ(Hela)細胞からhTFIIIA類似蛋
白(35kDa蛋白)が精製され、そのヒト5S RN
A遺伝子との相互反応が示されたが〔Seifart et al.,
J.Biol.Chem., 264, 1702-1709 (1989) 〕、現在迄、h
TFIIIAをコードする遺伝子は報告されていない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、hTFIIIA遺伝子を単離しこれを提供すること
にある。
は、hTFIIIA遺伝子を単離しこれを提供すること
にある。
【0009】また本発明の目的は、hTFIIIA遺伝
子の核酸配列及び対応するアミノ酸配列を明らかにし
て、ヒト転写機構の究明とその利用を提供することにあ
る。
子の核酸配列及び対応するアミノ酸配列を明らかにし
て、ヒト転写機構の究明とその利用を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、hTFIIIAをコードするcDNAを単離し、
その全cDNA配列及び対応アミノ酸配列を決定し、そ
の各種組織での発現及び染色体上配位を究明するに成功
し、ここに本発明を完成するに至った。
結果、hTFIIIAをコードするcDNAを単離し、
その全cDNA配列及び対応アミノ酸配列を決定し、そ
の各種組織での発現及び染色体上配位を究明するに成功
し、ここに本発明を完成するに至った。
【0011】即ち、本発明によれば、下記(a)又は
(b)からなるヒト転写因子IIIA遺伝子が提供され
る。 (a)配列番号:1で表わされる423アミノ酸配列を
コードする、配列番号:2で表わされる1269ヌクレ
オチドを含むDNA配列 (b)上記(a)の配列に相補的なDNA配列
(b)からなるヒト転写因子IIIA遺伝子が提供され
る。 (a)配列番号:1で表わされる423アミノ酸配列を
コードする、配列番号:2で表わされる1269ヌクレ
オチドを含むDNA配列 (b)上記(a)の配列に相補的なDNA配列
【0012】以下、本明細書におけるアミノ酸、ペプチ
ド、塩基配列、核酸等の略号による表示は、IUPA
C、IUBの規定、「塩基配列又はアミノ酸配列を含む
明細書等の作成のためのガイドライン」(特許庁編)及
び当該分野における慣用記号に従うものとする。
ド、塩基配列、核酸等の略号による表示は、IUPA
C、IUBの規定、「塩基配列又はアミノ酸配列を含む
明細書等の作成のためのガイドライン」(特許庁編)及
び当該分野における慣用記号に従うものとする。
【0013】本発明のhTFIIIA遺伝子は、上記配
列番号:1で表わされる通り、423アミノ酸をコード
する1269ヌクレオチド(核酸)からなるオープンリ
ーディングフレームを有しており、9つのC2H2タイ
プのジンクフィンガードメインからなっている点におい
て特徴付けられる。またこれはゾノパスTFIIIAの
それと対比して、核酸において63%、アミノ酸におい
て58%の同一性を有している。
列番号:1で表わされる通り、423アミノ酸をコード
する1269ヌクレオチド(核酸)からなるオープンリ
ーディングフレームを有しており、9つのC2H2タイ
プのジンクフィンガードメインからなっている点におい
て特徴付けられる。またこれはゾノパスTFIIIAの
それと対比して、核酸において63%、アミノ酸におい
て58%の同一性を有している。
【0014】本発明遺伝子によってコードされているh
TFIIIAは、DNA結合蛋白としての生物学的役割
を担っていると考えられ、該遺伝子は転写調節因子とし
て有用である。殊に本発明遺伝子は、各種組織において
普遍的に発現されており、5SリボソームRNA遺伝子
の転写開始及び他の遺伝子の転写安定化維持に重要な意
義を有し、生命の維持と調節機能に係わるものと考えら
れる。
TFIIIAは、DNA結合蛋白としての生物学的役割
を担っていると考えられ、該遺伝子は転写調節因子とし
て有用である。殊に本発明遺伝子は、各種組織において
普遍的に発現されており、5SリボソームRNA遺伝子
の転写開始及び他の遺伝子の転写安定化維持に重要な意
義を有し、生命の維持と調節機能に係わるものと考えら
れる。
【0015】殊に最近、転写調節の異常を伴う疾患が非
常に多く知られるようになってきている。例えば癌遺伝
子産物の多くは転写調節因子として働き、その異常によ
って細胞を癌化に導く。また前骨髄性白血病では染色体
転座によって転写調節異常を生じて癌化する。調節因子
Hox2.4が高レベルで発現されることによりマウス
で白血病が惹起される等、蛋白質の異常はないものの、
その遺伝子が発現するのに必要な転写調節にかかわる遺
伝子の異常が病因である遺伝病が数多く知られてきてい
る。之等の遺伝子の異常を調べること(DAN診断等)
によって、病因解析の進んでいない遺伝病を同定するこ
とができ、本発明遺伝子はかかる分野で有用である。ま
たアンチセンスによる転写調節による治療や作用機序解
析にも、本発明遺伝子は有用である。
常に多く知られるようになってきている。例えば癌遺伝
子産物の多くは転写調節因子として働き、その異常によ
って細胞を癌化に導く。また前骨髄性白血病では染色体
転座によって転写調節異常を生じて癌化する。調節因子
Hox2.4が高レベルで発現されることによりマウス
で白血病が惹起される等、蛋白質の異常はないものの、
その遺伝子が発現するのに必要な転写調節にかかわる遺
伝子の異常が病因である遺伝病が数多く知られてきてい
る。之等の遺伝子の異常を調べること(DAN診断等)
によって、病因解析の進んでいない遺伝病を同定するこ
とができ、本発明遺伝子はかかる分野で有用である。ま
たアンチセンスによる転写調節による治療や作用機序解
析にも、本発明遺伝子は有用である。
【0016】更に、TFIIIAは5S RNAの転写
調節にかかわっていることから、この調節異常は即蛋白
質の合成異常につながり、蛋白質の量的異常を示す多く
の遺伝疾患の原因となることが考えられ、本発明遺伝子
はかかる疾患の解明等にも役立つと考えられる。
調節にかかわっていることから、この調節異常は即蛋白
質の合成異常につながり、蛋白質の量的異常を示す多く
の遺伝疾患の原因となることが考えられ、本発明遺伝子
はかかる疾患の解明等にも役立つと考えられる。
【0017】また本発明遺伝子は、上記配列番号:2に
示されるように一本鎖DNA配列で表されるが、本発明
はかかる一本鎖DNA配列に相補的なDNA配列や之等
の両者を含むコンポーネントも包含する。尚、上記配列
番号:2に示す本発明遺伝子を表すDNA配列は、配列
番号:1に示すアミノ酸配列に従う各アミノ酸残基をコ
ードするコドンの一つの組合わせ例であり、本発明遺伝
子はこれに限らず、上記アミノ酸配列を変えることなく
各アミノ酸残基に対して任意のコドンを組合わせ選択し
たDNA塩基配列を有することも勿論可能である。該コ
ドンの選択は、常法に従うことができ、例えば利用する
宿主のコドン使用頻度を考慮して選択できる〔Ncl.Acid
s Res., 9, 43-74(1981)〕。
示されるように一本鎖DNA配列で表されるが、本発明
はかかる一本鎖DNA配列に相補的なDNA配列や之等
の両者を含むコンポーネントも包含する。尚、上記配列
番号:2に示す本発明遺伝子を表すDNA配列は、配列
番号:1に示すアミノ酸配列に従う各アミノ酸残基をコ
ードするコドンの一つの組合わせ例であり、本発明遺伝
子はこれに限らず、上記アミノ酸配列を変えることなく
各アミノ酸残基に対して任意のコドンを組合わせ選択し
たDNA塩基配列を有することも勿論可能である。該コ
ドンの選択は、常法に従うことができ、例えば利用する
宿主のコドン使用頻度を考慮して選択できる〔Ncl.Acid
s Res., 9, 43-74(1981)〕。
【0018】更に本発明遺伝子には、上記で示されるア
ミノ酸配列の一部のアミノ酸乃至アミノ酸配列を欠失し
たり、置換したり、之等に更に他のアミノ酸乃至アミノ
酸配列を付加したりして改変されてなり、hTFIII
Aと同様の生物活性を保持する同効物をコードするDN
A配列もまた包含される。之等同効物は天然に生じるこ
ともあり、また翻訳後の修飾により製造でき、更に遺伝
子工学的手法により天然の遺伝子(本発明遺伝子)を、
例えばサイトスペシフィック・ミュータゲネシス等の方
法〔Kramer,W., et al., Nucl.Acids Res., 12, 9441
(1984) ; Kramer,W. and Frits, H.J., Methods in Enz
ymology, 154, 350 (1987) ; Zoller,M.J. and Smith,
M., Methods in Enzymology, 100, 468 (1983) ;広瀬
進,続生化学実験講座1「遺伝子研究法II」,10
5〕により改変したり、リン酸トリエステル法〔Letsin
ger,R.L. and Ogilvie,K.K., J.Am. Chem.Soc., 91, 33
50 (1969) ; Merrifield,R.B., Science, 150, 178 (19
68) 〕やリン酸アミダイト法〔Beaucage,S.L. and Caru
thers,M.H., Tetrahedron Lett.,22, 1859 (1981) ; Mc
Bride,L.J. and Carthers,M.H., Tetrahedron Lett.,2
4, 245 (1983)〕等の化学合成手段により変異させたD
NAを合成したり、それらの組合せにより製造(改変、
変異等)することができる。
ミノ酸配列の一部のアミノ酸乃至アミノ酸配列を欠失し
たり、置換したり、之等に更に他のアミノ酸乃至アミノ
酸配列を付加したりして改変されてなり、hTFIII
Aと同様の生物活性を保持する同効物をコードするDN
A配列もまた包含される。之等同効物は天然に生じるこ
ともあり、また翻訳後の修飾により製造でき、更に遺伝
子工学的手法により天然の遺伝子(本発明遺伝子)を、
例えばサイトスペシフィック・ミュータゲネシス等の方
法〔Kramer,W., et al., Nucl.Acids Res., 12, 9441
(1984) ; Kramer,W. and Frits, H.J., Methods in Enz
ymology, 154, 350 (1987) ; Zoller,M.J. and Smith,
M., Methods in Enzymology, 100, 468 (1983) ;広瀬
進,続生化学実験講座1「遺伝子研究法II」,10
5〕により改変したり、リン酸トリエステル法〔Letsin
ger,R.L. and Ogilvie,K.K., J.Am. Chem.Soc., 91, 33
50 (1969) ; Merrifield,R.B., Science, 150, 178 (19
68) 〕やリン酸アミダイト法〔Beaucage,S.L. and Caru
thers,M.H., Tetrahedron Lett.,22, 1859 (1981) ; Mc
Bride,L.J. and Carthers,M.H., Tetrahedron Lett.,2
4, 245 (1983)〕等の化学合成手段により変異させたD
NAを合成したり、それらの組合せにより製造(改変、
変異等)することができる。
【0019】本発明遺伝子は、これを利用して、即ち例
えばこれを微生物のベクターに組込み、形質転換された
微生物を培養することによって、hTFIIIAを容易
に大量に発現でき、該蛋白を単離、提供できる。
えばこれを微生物のベクターに組込み、形質転換された
微生物を培養することによって、hTFIIIAを容易
に大量に発現でき、該蛋白を単離、提供できる。
【0020】本発明遺伝子の製造は、本発明によって開
示された本発明遺伝子についての配列情報に基いて、一
般的遺伝子工学的手法〔例えばSambrook,J., Fritsch,
E.F.,Maniatis,T., Molecular Cloning 2nd Ed., Cold
Spring Harbor Laboratory Press (1989) ; 続生化学実
験講座「遺伝子研究法I,II,III」,日本生化学
会編;Guide to Molecular Cloning Techniques, Berge
r,S.L., Kimmel, A.R., Methods in Enzymology, vol.1
52〕等により容易に実施できる。
示された本発明遺伝子についての配列情報に基いて、一
般的遺伝子工学的手法〔例えばSambrook,J., Fritsch,
E.F.,Maniatis,T., Molecular Cloning 2nd Ed., Cold
Spring Harbor Laboratory Press (1989) ; 続生化学実
験講座「遺伝子研究法I,II,III」,日本生化学
会編;Guide to Molecular Cloning Techniques, Berge
r,S.L., Kimmel, A.R., Methods in Enzymology, vol.1
52〕等により容易に実施できる。
【0021】例えば、ヒトcDNAライブラリー(hT
FIIIAをコードする遺伝子を含む適当な起源細胞よ
り常法に従い調製されたもの)から、本発明遺伝子に特
有の適当なプローブや抗体を用いて所望クローンを選択
することにより実施できる〔Sugga,S.V., et al., Pro
c.Natl.Acad.Sci., USA.,78, 6613 (1981) ;Young,R.
A., et al., Science, 222, 778 (1983) 等参照〕。
FIIIAをコードする遺伝子を含む適当な起源細胞よ
り常法に従い調製されたもの)から、本発明遺伝子に特
有の適当なプローブや抗体を用いて所望クローンを選択
することにより実施できる〔Sugga,S.V., et al., Pro
c.Natl.Acad.Sci., USA.,78, 6613 (1981) ;Young,R.
A., et al., Science, 222, 778 (1983) 等参照〕。
【0022】上記方法において、起源細胞としては、h
TFIIIA遺伝子を発現する各種の細胞、組織や之等
に由来する培養細胞等を例示でき、之等からの全RNA
の分離、mRNAの分離、精製、cDNAへの変換(合
成)とそのクローニング等はいずれも常法に従い実施で
きる。またcDNAライブラリーは市販されてもおり、
本発明においてはそれらcDNAライブラリー、例えば
クローンテック(Clontech)社より市販の各種cDNA
ライブラリー等を用いることもできる。
TFIIIA遺伝子を発現する各種の細胞、組織や之等
に由来する培養細胞等を例示でき、之等からの全RNA
の分離、mRNAの分離、精製、cDNAへの変換(合
成)とそのクローニング等はいずれも常法に従い実施で
きる。またcDNAライブラリーは市販されてもおり、
本発明においてはそれらcDNAライブラリー、例えば
クローンテック(Clontech)社より市販の各種cDNA
ライブラリー等を用いることもできる。
【0023】cDNAライブラリーからの本発明遺伝子
のスクリーニングは、前記通常の方法により実施でき
る。該スクリーニング方法としては、例えばcDNAの
産生する蛋白質に対してhTFIIIA特異抗体を使用
して、ウエスタンブロッティングにより対応するcDN
Aクローンを選択する方法、目的のDNA配列に選択的
に結合するプローブを用いたサザンブロッティング法、
ノーザンブロッティング法等や之等の組合せを例示でき
る。ここで用いられるプローブとしては、本発明遺伝子
のDNA配列に関する情報をもとにして化学合成された
DNA配列等を用いるのが一般的であり、勿論既に取得
された本発明遺伝子やその断片もかかるプローブとして
利用できる。
のスクリーニングは、前記通常の方法により実施でき
る。該スクリーニング方法としては、例えばcDNAの
産生する蛋白質に対してhTFIIIA特異抗体を使用
して、ウエスタンブロッティングにより対応するcDN
Aクローンを選択する方法、目的のDNA配列に選択的
に結合するプローブを用いたサザンブロッティング法、
ノーザンブロッティング法等や之等の組合せを例示でき
る。ここで用いられるプローブとしては、本発明遺伝子
のDNA配列に関する情報をもとにして化学合成された
DNA配列等を用いるのが一般的であり、勿論既に取得
された本発明遺伝子やその断片もかかるプローブとして
利用できる。
【0024】また、本発明遺伝子の取得に際しては、P
CR法(Saiki,R.K., et al., Science, 230, 1350-135
4(1985) )によるDNA/RNA増幅法も好適に利用で
きる。殊にライブラリーから全長のcDNAが得られな
いような場合には、レース(RACE : Rapid Ammplificat
ion of cDNA Ends ;実験医学,12(6), 35-38 (1994))
法が好適に採用できる。かかるPCR法の採用に際して
使用されるプライマーは、本発明遺伝子の配列情報に基
いて適宜設定することができ、常法に従い合成すること
ができる。
CR法(Saiki,R.K., et al., Science, 230, 1350-135
4(1985) )によるDNA/RNA増幅法も好適に利用で
きる。殊にライブラリーから全長のcDNAが得られな
いような場合には、レース(RACE : Rapid Ammplificat
ion of cDNA Ends ;実験医学,12(6), 35-38 (1994))
法が好適に採用できる。かかるPCR法の採用に際して
使用されるプライマーは、本発明遺伝子の配列情報に基
いて適宜設定することができ、常法に従い合成すること
ができる。
【0025】尚、増幅させたDNA/RNA断片の単離
精製については前記した通りであり、例えばゲル電気泳
動法に従うことができる。
精製については前記した通りであり、例えばゲル電気泳
動法に従うことができる。
【0026】上記で得られる本発明遺伝子乃至各種DN
A断片の塩基配列の決定は、常法に従うことができ、例
えばジデオキシ法(Sanger F., et al., Proc.Natl.Aca
d.Sci., USA., 74, 5463-5467 (1977))やマキサム−ギ
ルバート法(Maxam,A.M. etal., Method in Enzymolog
y,65, 499(1980) )等により行なうことができる。かか
る塩基配列の決定は、市販のシークエンスキット等を用
いても容易に行ない得る。
A断片の塩基配列の決定は、常法に従うことができ、例
えばジデオキシ法(Sanger F., et al., Proc.Natl.Aca
d.Sci., USA., 74, 5463-5467 (1977))やマキサム−ギ
ルバート法(Maxam,A.M. etal., Method in Enzymolog
y,65, 499(1980) )等により行なうことができる。かか
る塩基配列の決定は、市販のシークエンスキット等を用
いても容易に行ない得る。
【0027】かくして得られた本発明遺伝子の一例であ
り、クローンOTK7と名付けられたcDNAの全DN
A塩基配列は、配列番号:3に示す通りであり、これに
よってコードされるhTFIIIAのアミノ酸配列は、
配列番号:1に示す通りである。
り、クローンOTK7と名付けられたcDNAの全DN
A塩基配列は、配列番号:3に示す通りであり、これに
よってコードされるhTFIIIAのアミノ酸配列は、
配列番号:1に示す通りである。
【0028】本発明においては、本発明遺伝子の一部を
プローブとして利用することにより、hTFIIIA遺
伝子のスクリーニング法が提供される。ここでプローブ
の標識化は、例えばランダムプライムDNAラベル化法
(Feinberg,A.P., et al., Anal.Biochem., 137, 266-2
67(1984))を用いたランダムプライムDNAラベリング
キット(宝酒造社製、アマーシャム社製等)等により行
ない得、また目的遺伝子のスクリーニングは、例えばプ
ラークハイブリダイゼーション法(Benton,W.,et al.,
Science, 196, 383-394(1977))に従って実施できる。
プローブとして利用することにより、hTFIIIA遺
伝子のスクリーニング法が提供される。ここでプローブ
の標識化は、例えばランダムプライムDNAラベル化法
(Feinberg,A.P., et al., Anal.Biochem., 137, 266-2
67(1984))を用いたランダムプライムDNAラベリング
キット(宝酒造社製、アマーシャム社製等)等により行
ない得、また目的遺伝子のスクリーニングは、例えばプ
ラークハイブリダイゼーション法(Benton,W.,et al.,
Science, 196, 383-394(1977))に従って実施できる。
【0029】また本発明遺伝子の利用によれば、通常の
遺伝子組換え技術〔例えばScience,224,1431,(1984) ;
Biochem.Biophys.Res.Comm., 130, 692 (1985) : Proc.
Natl.Acad.Sci., USA.,80, 5990 (1983) 等参照〕に従
って、組換え体hTFIIIAを得ることができる。該
hTFIIIAの製造は、より詳細には、本発明遺伝子
が宿主細胞中で発現できる組換えDNAを作成し、これ
を宿主細胞に導入して形質転換し、該形質転換株を培養
することにより行なわれる。
遺伝子組換え技術〔例えばScience,224,1431,(1984) ;
Biochem.Biophys.Res.Comm., 130, 692 (1985) : Proc.
Natl.Acad.Sci., USA.,80, 5990 (1983) 等参照〕に従
って、組換え体hTFIIIAを得ることができる。該
hTFIIIAの製造は、より詳細には、本発明遺伝子
が宿主細胞中で発現できる組換えDNAを作成し、これ
を宿主細胞に導入して形質転換し、該形質転換株を培養
することにより行なわれる。
【0030】ここで宿主細胞としては、真核生物及び原
核生物のいずれも用いることができる。脊椎動物細胞の
発現ベクターとしては、通常発現しようとする遺伝子の
上流に位置するプロモーター、RNAのスプライス部
位、ポリアデニル化部位及び転写終了配列等を保有する
ものを使用でき、これは更に必要により複製起点を有し
ていてもよい。また真核微生物としては、酵母が一般に
よく用いられ、中でもサッカロミセス属酵母を有利に利
用できる。該酵母等の真核微生物の発現ベクターとして
は、例えば酸性ホスフアターゼ遺伝子に対するプロモー
ターを有するpAM82〔A.Miyanohara et al, Proc.
Natl. Acad. Sci., USA., 80, 1-5 (1983)〕等を利用で
きる。原核生物の宿主としては、大腸菌や枯草菌が一般
によく用いられる。之等を宿主とする場合、本発明では
例えば該宿主菌中で複製可能なプラスミドベクターを用
い、このベクター中に本発明遺伝子が発現できるように
該遺伝子の上流にプロモーター及びSD(シヤイン・ア
ンド・ダルガーノ)塩基配列、更に蛋白合成開始に必要
な開始コドン(例えばATG)を付与した発現プラスミ
ドを利用するのが好ましい。上記宿主としての大腸菌と
しては、エシエリヒア・コリ(Escherichia coli)K1
2株等がよく用いられ、ベクターとしては一般にpBR
322がよく用いられるが、之等に限定されず公知の各
種の菌株及びベクターをも利用できる。プロモーターと
しては、例えばトリプトファン(trp)プロモータ
ー、lpp プロモーター、lac プロモーター、PL プロモ
ーター等を使用できる。
核生物のいずれも用いることができる。脊椎動物細胞の
発現ベクターとしては、通常発現しようとする遺伝子の
上流に位置するプロモーター、RNAのスプライス部
位、ポリアデニル化部位及び転写終了配列等を保有する
ものを使用でき、これは更に必要により複製起点を有し
ていてもよい。また真核微生物としては、酵母が一般に
よく用いられ、中でもサッカロミセス属酵母を有利に利
用できる。該酵母等の真核微生物の発現ベクターとして
は、例えば酸性ホスフアターゼ遺伝子に対するプロモー
ターを有するpAM82〔A.Miyanohara et al, Proc.
Natl. Acad. Sci., USA., 80, 1-5 (1983)〕等を利用で
きる。原核生物の宿主としては、大腸菌や枯草菌が一般
によく用いられる。之等を宿主とする場合、本発明では
例えば該宿主菌中で複製可能なプラスミドベクターを用
い、このベクター中に本発明遺伝子が発現できるように
該遺伝子の上流にプロモーター及びSD(シヤイン・ア
ンド・ダルガーノ)塩基配列、更に蛋白合成開始に必要
な開始コドン(例えばATG)を付与した発現プラスミ
ドを利用するのが好ましい。上記宿主としての大腸菌と
しては、エシエリヒア・コリ(Escherichia coli)K1
2株等がよく用いられ、ベクターとしては一般にpBR
322がよく用いられるが、之等に限定されず公知の各
種の菌株及びベクターをも利用できる。プロモーターと
しては、例えばトリプトファン(trp)プロモータ
ー、lpp プロモーター、lac プロモーター、PL プロモ
ーター等を使用できる。
【0031】かくして得られる所望の組換えDNAの宿
主細胞への導入方法及びこれによる形質転換方法として
は、一般的な各種方法を採用できる。また得られる形質
転換体は、常法に従い培養でき、該培養により本発明遺
伝子によりコードされる目的のhTFIIIAが生産、
蓄積される。該培養に用いられる培地としては、採用し
た宿主細胞に応じて慣用される各種のものを適宜選択利
用でき、その培養も宿主細胞の生育に適した条件下で実
施できる。
主細胞への導入方法及びこれによる形質転換方法として
は、一般的な各種方法を採用できる。また得られる形質
転換体は、常法に従い培養でき、該培養により本発明遺
伝子によりコードされる目的のhTFIIIAが生産、
蓄積される。該培養に用いられる培地としては、採用し
た宿主細胞に応じて慣用される各種のものを適宜選択利
用でき、その培養も宿主細胞の生育に適した条件下で実
施できる。
【0032】上記により、形質転換体の細胞内乃至は細
胞外に目的とする組換えhTFIIIA蛋白が生産、蓄
積乃至分泌される。
胞外に目的とする組換えhTFIIIA蛋白が生産、蓄
積乃至分泌される。
【0033】組換えhTFIIIAは、その物理的性
質、化学的性質等を利用した各種の分離操作(「生化学
データーブッII」、1175-1259 頁、第1版第1刷、19
80年 6月23日株式会社東京化学同人発行;Biochemistr
y, vol.25, No.25, 8274-8277(1986); Eur. J. Bioche
m., 163, 313-321 (1987) 等参照)により分離、精製で
きる。該方法としては、具体的には例えば通常の再構成
処理、蛋白沈澱剤による処理(塩析法)、遠心分離、浸
透圧ショック法、超音波破砕、限外濾過、分子篩クロマ
トグラフィー(ゲル瀘過)、吸着クロマトグラフィー、
イオン交換クロマトグラフィー、アフィニティクロマト
グラフィー、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)
等の各種液体クロマトグラフィー、透析法、之等の組合
せ等を例示できる。上記により容易に高収率で所望の組
換えhTFIIIAを工業的規模で製造できる。
質、化学的性質等を利用した各種の分離操作(「生化学
データーブッII」、1175-1259 頁、第1版第1刷、19
80年 6月23日株式会社東京化学同人発行;Biochemistr
y, vol.25, No.25, 8274-8277(1986); Eur. J. Bioche
m., 163, 313-321 (1987) 等参照)により分離、精製で
きる。該方法としては、具体的には例えば通常の再構成
処理、蛋白沈澱剤による処理(塩析法)、遠心分離、浸
透圧ショック法、超音波破砕、限外濾過、分子篩クロマ
トグラフィー(ゲル瀘過)、吸着クロマトグラフィー、
イオン交換クロマトグラフィー、アフィニティクロマト
グラフィー、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)
等の各種液体クロマトグラフィー、透析法、之等の組合
せ等を例示できる。上記により容易に高収率で所望の組
換えhTFIIIAを工業的規模で製造できる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、hTFIIIA遺伝子
が提供され、該遺伝子を用いれば、hTFIIIAを容
易に大量に製造できる。本発明遺伝子及びhTFIII
Aは、転写調節因子として有用であり、転写調節異常に
より生じる癌等の遺伝病の診断、同定や、その転写調節
による治療、作用機序解析等に有用である。
が提供され、該遺伝子を用いれば、hTFIIIAを容
易に大量に製造できる。本発明遺伝子及びhTFIII
Aは、転写調節因子として有用であり、転写調節異常に
より生じる癌等の遺伝病の診断、同定や、その転写調節
による治療、作用機序解析等に有用である。
【0035】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明するため、実
施例を挙げる。
施例を挙げる。
【0036】
【実施例1】 (1)クローニング及びシークエンシング ヒト胎児脳cDNAライブラリーの任意選択クローンの
配列解析より、ゼノパスTFIIIAと相同性の高い
1.3kbのクローンを見出だし、これをOTK7−1
と名付けた。配列解析の結果、このクローンは遺伝子の
5′部分を欠失すると認められた。
配列解析より、ゼノパスTFIIIAと相同性の高い
1.3kbのクローンを見出だし、これをOTK7−1
と名付けた。配列解析の結果、このクローンは遺伝子の
5′部分を欠失すると認められた。
【0037】(2)5′レース 遺伝子の5′部分を含むcDNAクローンは、市販キッ
ト(5′−AmpliFINDER TMRACEキット,クローンテッ
ク)を用いた5′レース法に従い単離した。ここで、O
TK7−1に相当する3種のプライマー;H11−R
(5′−ATGGTCAAGGACGACA−3′)、
H11−E(5′−AATGAATTCATAAGGA
CGACACCGACT−3′)及びH11−H(5′
−CCTCCAAGCCCAGGGCCA−3′)及び
アンカープライマー(5′−CACGAATTCACT
ATCGATTCTGGAACCTTCAGACC−
3′)に相補する1種のプライマーAP−2(5′−C
AGAATCGATAGTGAATTCGTG−3′)
を合成した。
ト(5′−AmpliFINDER TMRACEキット,クローンテッ
ク)を用いた5′レース法に従い単離した。ここで、O
TK7−1に相当する3種のプライマー;H11−R
(5′−ATGGTCAAGGACGACA−3′)、
H11−E(5′−AATGAATTCATAAGGA
CGACACCGACT−3′)及びH11−H(5′
−CCTCCAAGCCCAGGGCCA−3′)及び
アンカープライマー(5′−CACGAATTCACT
ATCGATTCTGGAACCTTCAGACC−
3′)に相補する1種のプライマーAP−2(5′−C
AGAATCGATAGTGAATTCGTG−3′)
を合成した。
【0038】ヒト脳ポリA+RNA(クローンテック)
の300ngを、プライマーH11−Rで逆転写して、
一本鎖cDNAを合成した。
の300ngを、プライマーH11−Rで逆転写して、
一本鎖cDNAを合成した。
【0039】即ち、ポリA+RNA(300ng/9μ
l)の9μl及びプライマーH11−R(10ピコモル
/μl)の1μlを、65℃で5分間プレインキュベー
トし、反応混合物〔DEPC処理H2 Oの9.2μl/
4×逆転写酵素緩衝液の9/1μl/RNaseインヒ
ビター(40単位/μl)の1.6μl/dNTPmix
(10mM各核酸)の3.7μl/AMV逆転写酵素
(25単位/μl)の0.5μl〕を加え、52℃で3
0分間インキュベートした。0.5M EDTAの10
μlの添加により反応を停止させ、テンプレートポリA
+RNAを6NNaOHの10μlの添加により加水分
解し、プライマーH11−RをGENO−BINDTMシ
ステムにより除去した。エタノール沈殿後、cDNAペ
レットをH2 Oの6μlに再懸濁させた。
l)の9μl及びプライマーH11−R(10ピコモル
/μl)の1μlを、65℃で5分間プレインキュベー
トし、反応混合物〔DEPC処理H2 Oの9.2μl/
4×逆転写酵素緩衝液の9/1μl/RNaseインヒ
ビター(40単位/μl)の1.6μl/dNTPmix
(10mM各核酸)の3.7μl/AMV逆転写酵素
(25単位/μl)の0.5μl〕を加え、52℃で3
0分間インキュベートした。0.5M EDTAの10
μlの添加により反応を停止させ、テンプレートポリA
+RNAを6NNaOHの10μlの添加により加水分
解し、プライマーH11−RをGENO−BINDTMシ
ステムにより除去した。エタノール沈殿後、cDNAペ
レットをH2 Oの6μlに再懸濁させた。
【0040】次いで、単一鎖アンカーオリゴヌクレオチ
ド(アンカープライマー)を次のようにして、T4DN
Aリガーゼを用いて上記cDNAの3′エンドに連結さ
せた。
ド(アンカープライマー)を次のようにして、T4DN
Aリガーゼを用いて上記cDNAの3′エンドに連結さ
せた。
【0041】即ち、2.5μlの上記cDNA、2μl
のアンカープライマー(4ピコモル)、5μlの2×ラ
イゲーション緩衝液及び0.5μlのT4DNAリガー
ゼ(20単位/μl)を混合し、室温で18時間インキ
ュベートした。
のアンカープライマー(4ピコモル)、5μlの2×ラ
イゲーション緩衝液及び0.5μlのT4DNAリガー
ゼ(20単位/μl)を混合し、室温で18時間インキ
ュベートした。
【0042】連結された混合物を10倍に希釈し、PC
Rのテンプレートに用いた。
Rのテンプレートに用いた。
【0043】アンカー連結cDNA希釈液の1.0μl
を、プライマーAP−2及びH11−Eを用いて、下記
に従いPCRにより増幅させた。
を、プライマーAP−2及びH11−Eを用いて、下記
に従いPCRにより増幅させた。
【0044】即ち、82℃で1分間保持後、プライマー
を加え、次いで92℃0.5分、56℃0.5分及び7
2℃1.0分のサイクルを35サイクル行ない、72℃
で15分間インキュベートした。PCR産物をpBlu
escript SK(−)ベクターのEcoRVサイ
トにクローン化した。所望の形質転換体は、32P−AT
Pエンド標識オリゴH11−Iを用いてコロニーハイブ
リダイゼーションにより選択した。陽性コロニーにつき
その配列をジデオキシターミネーション法〔Sanger et
al., Proc.Natl.Acad.Sci., USA., 74, 5463-5467 (197
7)〕により決定した。
を加え、次いで92℃0.5分、56℃0.5分及び7
2℃1.0分のサイクルを35サイクル行ない、72℃
で15分間インキュベートした。PCR産物をpBlu
escript SK(−)ベクターのEcoRVサイ
トにクローン化した。所望の形質転換体は、32P−AT
Pエンド標識オリゴH11−Iを用いてコロニーハイブ
リダイゼーションにより選択した。陽性コロニーにつき
その配列をジデオキシターミネーション法〔Sanger et
al., Proc.Natl.Acad.Sci., USA., 74, 5463-5467 (197
7)〕により決定した。
【0045】かくして得られた本発明遺伝子としてのc
DNAを以下「OTK7」と称する。
DNAを以下「OTK7」と称する。
【0046】(3)ノーザンハイブリダイゼーション 各種組織における本発明遺伝子OTK7の発現を調べる
ために、ヒトマルチプル組織ノーザンブロットシステム
(クローンテック)を用いた。
ために、ヒトマルチプル組織ノーザンブロットシステム
(クローンテック)を用いた。
【0047】即ち、ブロッドを、50%ホルムアミド、
10×デンハルト溶液、5×SSPE、2%SDS及び
100μg/mlの変性サケ精子DNAの溶液中、〔32
P〕標識cDNAをプロブとして、50℃下に、4時間
のプレハイブリダイズ後、18時間ハイブリダイズし
た。ブロットを2×SSC及び0.05%SDSにて1
0分を要して3回、次いで0.1×SSC及び0.1%
SDSにて15分間を要して2回、それぞれ室温で洗浄
し、−80℃にて16時間オートラジオグラフィーに付
した。
10×デンハルト溶液、5×SSPE、2%SDS及び
100μg/mlの変性サケ精子DNAの溶液中、〔32
P〕標識cDNAをプロブとして、50℃下に、4時間
のプレハイブリダイズ後、18時間ハイブリダイズし
た。ブロットを2×SSC及び0.05%SDSにて1
0分を要して3回、次いで0.1×SSC及び0.1%
SDSにて15分間を要して2回、それぞれ室温で洗浄
し、−80℃にて16時間オートラジオグラフィーに付
した。
【0048】(4)クロモゾームマッピング クロモゾームマッピングは、ダイレクトR−バンディン
グフルオレッセンスインサイテューハイブリダイゼーシ
ョン〔FISH:Takahashi et al., Hum.Genet., 86,
14-16 (1990)及び同88, 119-121 (1991)〕に従って行な
った。
グフルオレッセンスインサイテューハイブリダイゼーシ
ョン〔FISH:Takahashi et al., Hum.Genet., 86,
14-16 (1990)及び同88, 119-121 (1991)〕に従って行な
った。
【0049】(5)結果 a)OTK7遺伝子のDNA及び対応アミノ酸配列 OTK7cDNAの核酸配列及び対応アミノ酸配列を配
列番号:3に示す。
列番号:3に示す。
【0050】該配列番号:3において1289〜129
1番目の塩基配列が終止コドン(TAA)であり、31
7〜1096番目の塩基配列がジンクフィンガードメイ
ンであり、20〜22の塩基配列(ATG)が開始メチ
オニンであり、1363〜1368番目の塩基(ATT
AAA)がポリアデニル化シグナルである。
1番目の塩基配列が終止コドン(TAA)であり、31
7〜1096番目の塩基配列がジンクフィンガードメイ
ンであり、20〜22の塩基配列(ATG)が開始メチ
オニンであり、1363〜1368番目の塩基(ATT
AAA)がポリアデニル化シグナルである。
【0051】OTK7cDNAは、423アミノ酸をコ
ードする1269bpのオープンリーディングフレーム
を含む、合計1399塩基を含んでいる。
ードする1269bpのオープンリーディングフレーム
を含む、合計1399塩基を含んでいる。
【0052】そのコード領域の5′の3/4において、
ゼノパスTFIIIAのそれとはヌクレオチドで63
%、アミノ酸で58%の同一性を示した。
ゼノパスTFIIIAのそれとはヌクレオチドで63
%、アミノ酸で58%の同一性を示した。
【0053】かかるhTFIIIAは、9つのジンクフ
ィスンガードメインを有しており、それらのアミノ酸配
列はゼノパスTFIIIAのC2H2フィンガードメイ
ンをよく保持(conserve)している。但し、第6のフィ
ンガードメインでは2つのシステイン残基の会田に、ゼ
ノパスTFIIIAの場合の5アミノ酸に比して、3つ
のアミノ酸のみを有している。
ィスンガードメインを有しており、それらのアミノ酸配
列はゼノパスTFIIIAのC2H2フィンガードメイ
ンをよく保持(conserve)している。但し、第6のフィ
ンガードメインでは2つのシステイン残基の会田に、ゼ
ノパスTFIIIAの場合の5アミノ酸に比して、3つ
のアミノ酸のみを有している。
【0054】また、C端領域においては、両者の相同性
はさほど高くなく、N端領域のサイズも相違している。
ゼノパスTFIIIAにおいては、最初のフィンガード
メインの上流に14アミノ酸を有するが、hTFIII
Aのそれは99アミノ酸である。このhTFIIIAの
N端領域は、既知の遺伝子産物とどれとも相同性を有し
ていない。
はさほど高くなく、N端領域のサイズも相違している。
ゼノパスTFIIIAにおいては、最初のフィンガード
メインの上流に14アミノ酸を有するが、hTFIII
Aのそれは99アミノ酸である。このhTFIIIAの
N端領域は、既知の遺伝子産物とどれとも相同性を有し
ていない。
【0055】尚、hTFIIIAと他の既知のDNA結
合蛋白類との相同性は、相同領域は比較的小さい領域内
に限られており、以下の通りである。
合蛋白類との相同性は、相同領域は比較的小さい領域内
に限られており、以下の通りである。
【0056】ゼノパス5S RNA結合蛋白p43〔Jo
ho et al., Cell,61, 293-300 (1990)〕…289アミノ
酸中37%同一、ヒトウイルムス腫瘍遺伝子産物WT1
〔Gessler et al., Nature, 343, 774-778 (1990) 〕…
126アミノ酸中35%同一、ヒト転写リプレッサーY
YA〔Shi et al., Cell, 67, 377-388 (1991)〕…95
アミノ酸中40%同一、ヒトGTボックス結合蛋白〔Ki
ngsley et al., Mol.Cell.Biol.,12, 4251-4261 (199
2)〕…91アミノ酸中44%同一、ヒトmyc関連ジン
クフィンガー蛋白〔Bossone et al., Proc.Natl.Acad.S
ci., USA.,89, 7452-7456 (1992)〕…152アミノ酸中
37%同一。
ho et al., Cell,61, 293-300 (1990)〕…289アミノ
酸中37%同一、ヒトウイルムス腫瘍遺伝子産物WT1
〔Gessler et al., Nature, 343, 774-778 (1990) 〕…
126アミノ酸中35%同一、ヒト転写リプレッサーY
YA〔Shi et al., Cell, 67, 377-388 (1991)〕…95
アミノ酸中40%同一、ヒトGTボックス結合蛋白〔Ki
ngsley et al., Mol.Cell.Biol.,12, 4251-4261 (199
2)〕…91アミノ酸中44%同一、ヒトmyc関連ジン
クフィンガー蛋白〔Bossone et al., Proc.Natl.Acad.S
ci., USA.,89, 7452-7456 (1992)〕…152アミノ酸中
37%同一。
【0057】b)ノーザンブロット分析 各種ヒト組織におけるhTFIIIAの発現レベルを図
1に示す。
1に示す。
【0058】図1中、上段は1.1kbpcDNAをプ
ローブとする前記試験結果(hTFIIIA発現)を、
下段は同一ブロットにつきβ−アクチンプローブを用い
て同様にして検出したβ−アクチンm−RNAの結果
(対照)をそれぞれ示し、各レーンは次の通りである。
ローブとする前記試験結果(hTFIIIA発現)を、
下段は同一ブロットにつきβ−アクチンプローブを用い
て同様にして検出したβ−アクチンm−RNAの結果
(対照)をそれぞれ示し、各レーンは次の通りである。
【0059】レーン1:心臓 レーン2:脳 レーン3:胎盤 レーン4:肺 レーン5:肝臓 レーン6:骨格筋 レーン7:腎臓 レーン8:膵臓 レーン9:脾臓 レーン10:胸腺 レーン11:前立腺 レーン12:睾丸 レーン13:卵巣 レーン14:小腸 レーン15:結腸 レーン16:末梢白血球
【0060】hTFIIIA転写物のサイズは、ノーザ
ン解析により約1400bp程度と推定された。このサ
イズはOTK7cDNAのそれとほぼ一致し、従って、
該cDNAはhTFIIIAのmRNAのほぼ全配列を
カバーしているものと考えられる。
ン解析により約1400bp程度と推定された。このサ
イズはOTK7cDNAのそれとほぼ一致し、従って、
該cDNAはhTFIIIAのmRNAのほぼ全配列を
カバーしているものと考えられる。
【0061】この遺伝子は、試験したすべてのヒト組織
において普遍的に発現されているが、膵臓、脾臓及び末
梢白血球のような組織では、他の組織よりも、より多く
発現されていると思われる。
において普遍的に発現されているが、膵臓、脾臓及び末
梢白血球のような組織では、他の組織よりも、より多く
発現されていると思われる。
【0062】c)マッピング hTFIIIA遺伝子は、染色体13q12.3−1
3.1に位置していた。
3.1に位置していた。
【0063】
【0064】配列番号:1 配列の長さ:423 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直線状 配列の種類:蛋白 配列: Met Arg Ser Ser Gly Ala Asp Ala Gly Arg Cys Leu Val Thr Ala Arg 1 5 10 15 Ala Pro Gly Ser Val Pro Ala Ser Arg Glu Gly Ser Ala Gly Ser Arg 20 25 30 Gly Pro Gly Ala Arg Phe Pro Ala Arg Val Ser Ala Arg Gly Ser Ala 35 40 45 Pro Gly Pro Gly Leu Gly Gly Ala Gly Ala Leu Asp Pro Pro Ala Val 50 55 60 Val Ala Glu Ser Val Ser Ser Leu Thr Ile Ala Asp Ala Phe Ile Ala 65 70 75 80 Ala Gly Glu Ser Ser Ala Pro Thr Pro Pro Arg Pro Ala Leu Pro Arg 85 90 95 Arg Phe Ile Cys Ser Phe Pro Asp Cys Ser Ala Asn Tyr Ser Lys Ala 100 105 110 Trp Lys Leu Asp Ala His Leu Cys Lys His Thr Gly Glu Arg Pro Phe 115 120 125 Val Cys Asp Tyr Glu Gly Cys Gly Lys Ala Phe Ile Arg Asp Tyr His 130 135 140 Leu Ser Arg His Ile Leu Thr His Thr Gly Glu Lys Pro Phe Val Cys 145 150 155 160 Ala Ala Asn Gly Cys Asp Gln Lys Phe Asn Thr Lys Ser Asn Leu Lys 165 170 175 Lys His Phe Glu Arg Lys His Glu Asn Gln Gln Lys Gln Tyr Ile Cys 180 185 190 Ser Phe Glu Asp Cys Lys Lys Thr Phe Lys Lys His Gln Gln Met Lys 195 200 205 Ile His Gln Cys Gln Asn Thr Asn Glu Pro Leu Phe Lys Cys Thr Gln 210 215 220 Glu Gly Cys Gly Lys His Phe Ala Ser Pro Ser Lys Leu Lys Arg His 225 230 235 240 Ala Lys Ala His Glu Gly Tyr Val Cys Gln Lys Gly Cys Ser Phe Val 245 250 255 Ala Lys Thr Trp Thr Glu Leu Leu Lys His Val Arg Glu Thr His Lys 260 265 270 Glu Glu Ile Leu Cys Glu Val Cys Arg Lys Thr Phe Lys Arg Lys Asp 275 280 285 Tyr Leu Lys Gln His Met Lys Thr His Ala Pro Glu Arg Asp Val Cys 290 295 300 Arg Cys Pro Arg Glu Gly Cys Gly Arg Thr Tyr Thr Thr Val Phe Asn 305 310 315 320 Leu Gln Ser His Ile Leu Ser Phe His Glu Glu Ser Arg Pro Phe Val 325 330 335 Cys Glu His Ala Gly Cys Gly Lys Thr Phe Ala Met Lys Gln Ser Leu 340 345 350 Thr Arg His Ala Val Val His Asp Pro Asp Lys Lys Lys Met Lys Leu 355 360 365 Lys Val Lys Lys Ser Arg Glu Lys Arg Glu Phe Gly Leu Ser Ser Gln 370 375 380 Trp Ile Tyr Pro Pro Lys Arg Lys Gln Gly Gln Gly Leu Ser Leu Cys 385 390 395 400 Gln Asn Gly Glu Ser Pro Asn Cys Val Glu Asp Lys Met Leu Ser Thr 405 410 415 Val Ala Val Leu Thr Leu Gly 420
【0065】配列番号:2 配列の長さ:1269 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 配列の種類:cDNA 配列: ATGCGCAGCA GCGGCGCCGA CGCGGGGCGG TGCCTGGTGA CCGCGCGCGC TCCCGGAAGT 60 GTGCCGGCGT CGCGCGAAGG TTCAGCAGGG AGCCGTGGGC CGGGCGCGCG GTTCCCGGCA 120 CGTGTCTCGG CACGTGGCAG CGCGCCTGGC CCTGGGCTTG GAGGCGCCGG CGCCCTGGAT 180 CCGCCGGCCG TGGTCGCCGA GTCGGTGTCG TCCTTGACCA TCGCCGACGC GTTCATTGCA 240 GCCGGCGAGA GCTCAGCTCC GACCCCGCCG CGCCCCGCGC TTCCCAGGAG GTTCATCTGC 300 TCCTTCCCTG ACTGCAGCGC CAATTACAGC AAAGCCTGGA AGCTTGACGC GCACCTGTGC 360 AAGCACACGG GGGAGAGACC ATTTGTTTGT GACTATGAAG GGTGTGGCAA GGCCTTCATC 420 AGGGACTACC ATCTGAGCCG CCACATTCTG ACTCACACAG GAGAAAAGCC GTTTGTTTGT 480 GCAGCCAATG GCTGTGATCA AAAATTCAAC ACAAAATCAA ACTTGAAGAA ACATTTTGAA 540 CGCAAACATG AAAATCAACA AAAACAATAT ATATGCAGTT TTGAAGACTG TAAGAAGACC 600 TTTAAGAAAC ATCAGCAGAT GAAAATCCAT CAGTGCCAGA ATACCAATGA ACCTCTATTC 660 AAGTGTACCC AGGAAGGATG TGGGAAACAC TTTGCATCAC CCAGCAAGCT GAAACGACAT 720 GCCAAGGCCC ACGAGGGCTA TGTATGTCAA AAAGGATGTT CCTTTGTGGC AAAAACATGG 780 ACGGAACTTC TGAAACATGT GAGAGAAACC CATAAAGAGG AAATACTATG TGAAGTATGC 840 CGGAAAACAT TTAAACGCAA AGATTACCTT AAGCAACACA TGAAAACTCA TGCCCCAGAA 900 AGGGATGTAT GTCGCTGTCC AAGAGAAGGC TGTGGAAGAA CCTATACAAC TGTGTTTAAT 960 CTCCAAAGCC ATATCCTCTC CTTCCATGAG GAAAGCCGCC CTTTTGTGTG TGAACATGCT 1020 GGCTGTGGCA AAACATTTGC AATGAAACAA AGTCTCACTA GGCATGCTGT TGTACATGAT 1080 CCTGACAAGA AGAAAATGAA GCTCAAAGTC AAAAAATCTC GTGAAAAACG GGAGTTTGGC 1140 CTCTCATCTC AGTGGATATA TCCTCCCAAA AGGAAACAAG GGCAAGGCTT ATCTTTGTGT 1200 CAAAACGGAG AGTCACCCAA CTGTGTGGAA GACAAGATGC TCTCGACAGT TGCAGTACTT 1260 ACCCTTGGC 1269
【0066】配列番号:3 配列の長さ:1399 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直線状 配列の種類:cDNA 直接の起源 ライブラリー名:ヒト胎児脳cDNAライブラリー クローン名:OTK7 配列の特徴: 特徴を表す記号:CDS 存在位置:20..1288 特徴を決定した方法:S 配列: ATGCGCGATC TCCCGGAGC ATG CGC AGC AGC GGC GCC GAC GCG GGG CGG TGC 52 Met Arg Ser Ser Gly Ala Asp Ala Gly Arg Cys 1 5 10 CTG GTG ACC GCG CGC GCT CCC GGA AGT GTG CCG GCG TCG CGC GAA GGT 100 Leu Val Thr Ala Arg Ala Pro Gly Ser Val Pro Ala Ser Arg Glu Gly 15 20 25 TCA GCA GGG AGC CGT GGG CCG GGC GCG CGG TTC CCG GCA CGT GTC TCG 148 Ser Ala Gly Ser Arg Gly Pro Gly Ala Arg Phe Pro Ala Arg Val Ser 30 35 40 GCA CGT GGC AGC GCG CCT GGC CCT GGG CTT GGA GGC GCC GGC GCC CTG 196 Ala Arg Gly Ser Ala Pro Gly Pro Gly Leu Gly Gly Ala Gly Ala Leu 45 50 55 GAT CCG CCG GCC GTG GTC GCC GAG TCG GTG TCG TCC TTG ACC ATC GCC 244 Asp Pro Pro Ala Val Val Ala Glu Ser Val Ser Ser Leu Thr Ile Ala 60 65 70 75 GAC GCG TTC ATT GCA GCC GGC GAG AGC TCA GCT CCG ACC CCG CCG CGC 292 Asp Ala Phe Ile Ala Ala Gly Glu Ser Ser Ala Pro Thr Pro Pro Arg 80 85 90 CCC GCG CTT CCC AGG AGG TTC ATC TGC TCC TTC CCT GAC TGC AGC GCC 340 Pro Ala Leu Pro Arg Arg Phe Ile Cys Ser Phe Pro Asp Cys Ser Ala 95 100 105 AAT TAC AGC AAA GCC TGG AAG CTT GAC GCG CAC CTG TGC AAG CAC ACG 388 Asn Tyr Ser Lys Ala Trp Lys Leu Asp Ala His Leu Cys Lys His Thr 110 115 120 GGG GAG AGA CCA TTT GTT TGT GAC TAT GAA GGG TGT GGC AAG GCC TTC 436 Gly Glu Arg Pro Phe Val Cys Asp Tyr Glu Gly Cys Gly Lys Ala Phe 125 130 135 ATC AGG GAC TAC CAT CTG AGC CGC CAC ATT CTG ACT CAC ACA GGA GAA 484 Ile Arg Asp Tyr His Leu Ser Arg His Ile Leu Thr His Thr Gly Glu 140 145 150 155 AAG CCG TTT GTT TGT GCA GCC AAT GGC TGT GAT CAA AAA TTC AAC ACA 532 Lys Pro Phe Val Cys Ala Ala Asn Gly Cys Asp Gln Lys Phe Asn Thr 160 165 170 AAA TCA AAC TTG AAG AAA CAT TTT GAA CGC AAA CAT GAA AAT CAA CAA 580 Lys Ser Asn Leu Lys Lys His Phe Glu Arg Lys His Glu Asn Gln Gln 175 180 185 AAA CAA TAT ATA TGC AGT TTT GAA GAC TGT AAG AAG ACC TTT AAG AAA 628 Lys Gln Tyr Ile Cys Ser Phe Glu Asp Cys Lys Lys Thr Phe Lys Lys 190 195 200 CAT CAG CAG ATG AAA ATC CAT CAG TGC CAG AAT ACC AAT GAA CCT CTA 676 His Gln Gln Met Lys Ile His Gln Cys Gln Asn Thr Asn Glu Pro Leu 205 210 215 TTC AAG TGT ACC CAG GAA GGA TGT GGG AAA CAC TTT GCA TCA CCC AGC 724 Phe Lys Cys Thr Gln Glu Gly Cys Gly Lys His Phe Ala Ser Pro Ser 220 225 230 235 AAG CTG AAA CGA CAT GCC AAG GCC CAC GAG GGC TAT GTA TGT CAA AAA 772 Lys Leu Lys Arg His Ala Lys Ala His Glu Gly Tyr Val Cys Gln Lys 240 245 250 GGA TGT TCC TTT GTG GCA AAA ACA TGG ACG GAA CTT CTG AAA CAT GTG 820 Gly Cys Ser Phe Val Ala Lys Thr Trp Thr Glu Leu Leu Lys His Val 255 260 265 AGA GAA ACC CAT AAA GAG GAA ATA CTA TGT GAA GTA TGC CGG AAA ACA 868 Arg Glu Thr His Lys Glu Glu Ile Leu Cys Glu Val Cys Arg Lys Thr 270 275 280 TTT AAA CGC AAA GAT TAC CTT AAG CAA CAC ATG AAA ACT CAT GCC CCA 916 Phe Lys Arg Lys Asp Tyr Leu Lys Gln His Met Lys Thr His Ala Pro 285 290 295 GAA AGG GAT GTA TGT CGC TGT CCA AGA GAA GGC TGT GGA AGA ACC TAT 964 Glu Arg Asp Val Cys Arg Cys Pro Arg Glu Gly Cys Gly Arg Thr Tyr 300 305 310 315 ACA ACT GTG TTT AAT CTC CAA AGC CAT ATC CTC TCC TTC CAT GAG GAA 1012 Thr Thr Val Phe Asn Leu Gln Ser His Ile Leu Ser Phe His Glu Glu 320 325 330 AGC CGC CCT TTT GTG TGT GAA CAT GCT GGC TGT GGC AAA ACA TTT GCA 1060 Ser Arg Pro Phe Val Cys Glu His Ala Gly Cys Gly Lys Thr Phe Ala 335 340 345 ATG AAA CAA AGT CTC ACT AGG CAT GCT GTT GTA CAT GAT CCT GAC AAG 1108 Met Lys Gln Ser Leu Thr Arg His Ala Val Val His Asp Pro Asp Lys 350 355 360 AAG AAA ATG AAG CTC AAA GTC AAA AAA TCT CGT GAA AAA CGG GAG TTT 1156 Lys Lys Met Lys Leu Lys Val Lys Lys Ser Arg Glu Lys Arg Glu Phe 365 370 375 GGC CTC TCA TCT CAG TGG ATA TAT CCT CCC AAA AGG AAA CAA GGG CAA 1204 Gly Leu Ser Ser Gln Trp Ile Tyr Pro Pro Lys Arg Lys Gln Gly Gln 380 385 390 395 GGC TTA TCT TTG TGT CAA AAC GGA GAG TCA CCC AAC TGT GTG GAA GAC 1252 Gly Leu Ser Leu Cys Gln Asn Gly Glu Ser Pro Asn Cys Val Glu Asp 400 405 410 AAG ATG CTC TCG ACA GTT GCA GTA CTT ACC CTT GGC TAAGAACTGC 1298 Lys Met Leu Ser Thr Val Ala Val Leu Thr Leu Gly 415 420 ACTGCTTTGT TTAAAGGACT GCAGACCAAG GAGTCGAGCT TTCTCTCAGA GCATGCTTTT 1358 CTTTATTAAA ATTACTGATG CAGAAAAAAA AAAAAAAAAA A 1399
【図1】本発明遺伝子の各種組織での発現を見たノーザ
ンブロット分析結果を示す。
ンブロット分析結果を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 J.Biol.Chem.,Vol. 269,No.33,P.20857−20865(A ug,1994) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C12N 15/09 ZNA BIOSIS(DIALOG) GenBank/EMBL/DDBJ
Claims (2)
- 【請求項1】下記(a)又は(b)からなるヒト転写因
子IIIA遺伝子。 (a) 配列番号:1で表わされる423アミノ酸配列を
コードする、配列番号:2で表わされる1269ヌクレ
オチドを含むDNA配列 (b)上記(a)の配列に相補的なDNA配列 - 【請求項2】配列番号:2で表わされる1269ヌクレ
オチドを含むDNA配列からなるヒト転写因子IIIA遺
伝子。
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