JP2945473B2 - 鬱血測定のための使い捨て血液操作カセット装置 - Google Patents

鬱血測定のための使い捨て血液操作カセット装置

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JP2945473B2
JP2945473B2 JP2512270A JP51227090A JP2945473B2 JP 2945473 B2 JP2945473 B2 JP 2945473B2 JP 2512270 A JP2512270 A JP 2512270A JP 51227090 A JP51227090 A JP 51227090A JP 2945473 B2 JP2945473 B2 JP 2945473B2
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/49Blood
    • G01N33/4905Determining clotting time of blood

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は鬱血、凝固時間、および非抗凝固血液の血小
板コラーゲン相互作用の分析に関する。特に鬱血測定装
置および血栓溶解測定装置を作成するための使い捨て血
液操作装置を記載する。
背景技術 血液疾患、例えば血友病、フォンヴィレブランド病等
の治療においては、これらの疾患を有する患者の手術を
安全に行なう前に、人血の凝固能の測定および鬱血機能
の充分性の評価を行なうことが必要である。心筋梗塞お
よび卒中のような他の疾患においては、血栓溶解または
血液溶解特性をモニターし、回復後に繰り返し観察を行
なって、血液凝固の再発を防止しなければならない。
鬱血および血栓機能は血小板の形成、赤血球の挙動お
よび患者の血管壁の条件に関係している。これらの特性
を測定するためのin vitroの方法は、その開発が遅れて
いた。in vitro分析の1つの方法はMayo ClinicのPaul
Didishenによる報告文に記載されており、「血栓形成お
よび溶解の力学」中の「テフロン動静脈シャントにおけ
る顕微鏡的典型的血栓および鬱血栓」(S.A.Johnson,M.
M.Guest,Eds.,Lippincott,Pholadelphoa,USA,64〜71ペ
ージ)で報告されている。この報告文では、擬似出血を
行なうための小孔を有する穿孔されたポリエチレンチュ
ーブに抗凝固血液の試料を通過させることにより鬱血を
形成させている。この研究により、鬱血は血管壁の条件
以外の要因から少なくとも部分的には起こることが明ら
かになった。
鬱血のin vitro形成のためのこの方法の開発におい
て、欧州特許出願129425は鬱血を測定するための実験室
での方法を記載している。新鮮血液のシリンジに連結さ
れたポリエチレンチューブに小孔を施し擬似出血させ
る。この方法による人血試料の出血凝血時間を繰り返し
モニターし、鬱血または血栓溶解活性を誘導する種々の
薬剤の存在下および非存在下で評価できる。
この方法の更に別の改善点は、国際特許出願PCT/GB87
/00633、国際出願日1987年9月10日に記載の通り、複数
のチャンネルを有する管を新しく採取した血液の個別の
シリンジに連結する。複数のチャンネルは共通の穿孔針
により同時に穿孔される。これにより一方は鬱血または
血栓溶解の何れかを促進する薬剤を含有し、他方は未処
理の自然血液を含有するような、2種類の同様な血液試
料を与えることにより、単一の患者における鬱血および
血栓溶解の促進剤の同時測定が可能になる。
これらの方法は、病院に雇用されている技師による作
業としては現実的ではない。これらの病院には一日に多
くの患者が有り、容易に操作でき均一で反復可能な結果
をもたらすようなin vitroの診断機器が有ることが必要
である。鬱血の正確な測定を行なうためには採血後迅速
に測定を行なわなければならない。試験対象の感染血液
によりもたらされる疾患の広まりを防止するためには、
血液試料を取り扱うために用いられる装置は理想的には
完全に使い捨てでなければならない。更に、実験室の担
当者が感染するのを防止するためには血液との接触を全
て回避するのが望ましい。
本発明の開示 従って本発明の目的は採取された最新の血液の鬱血の
信頼性ある測定を可能にするような臨床鬱血測定器を提
供することである。
更に別の本発明の目的は感染血液試料を単離し、適切
な廃棄を可能にするような鬱血および血栓溶解の測定に
用いられる使い捨てカセットを提供することである。
これらおよびその他の本発明の目的は、人血の鬱血お
よび関連の測定において用いられる使い捨て血液操作カ
セットにより可能になる。カセットは採取されて間もな
い血液試料の鬱血機能の正確で信頼性ある測定を可能に
する方法において用いれる。カセットには皮下注射シリ
ンジ内に採取される血液試料を受領する血液試料容器が
包含される。血液試料容器は置換媒体の供給源に連結さ
れており、これにより血液は排出口を通って血液試料管
に強制搬出される。
本発明の好ましい実施態様においては、個別の血液試
料回収室に血液試料管で連結された排出口を有する個別
の血液試料容器が少なくとも2つ存在する。血液試料回
収室は置換媒体供給源に連結されており、これにより、
存在する空気を回収室からオーバフロー管に強制搬出す
る。オーバフロー管内はカセット基板内の回収区画に排
出される。
個々の圧力変換器は血液試料容器、試料管および回収
室を包含する水路内の圧力をモニターする。血液試料管
に沿って位置するのは試料管を介してピンホールを個々
に穿孔するための穿孔部である。穿孔部は個々の試料管
に対して穿孔針を正確に配列するような個々のプランジ
ャを有しており、これにより、ヒトにおける出血を模倣
するのに充分小さい孔となるように、配列した管を正反
対方向に穿孔する。管は血管を模擬するのに充分小さい
内径を有している。吐出される血液は廃棄物回収区画に
回収する。
血液試料管が穿孔される際の精密度により、血液試料
に関する正確で再現性のあるデータが得られるのであ
る。血液試料は同時に鬱血機能についても試験される。
これは、試料の1つが血栓溶解促進剤を含有する場合に
特に有用である。患者に対する薬剤の血栓溶解活性は同
時に採取された血液試料を用いて正確に測定できる。
試験の終了時には、カセットを圧力変換器および加圧
媒体から分離し、安全に廃棄する。被験血液は担当者か
ら完全に単離されたまま維持され、これにより感染血液
による疾患の広がりを防止できる。
図面の簡単な説明 図1は本発明の好ましい実施態様に従った血液保持カ
セットの主要部品の分解図である。
図2は図1の血液保持カセットの血液試料容器および
血液回収室の断面図である。
図3は図1の血液保持カセットの別の断面図であり、
血液試料容器および血液回収室に対する穿孔部および出
血室の関係を示したものである。
図4は血液貯留器の個々の容器の導入口および排気口
を密閉するために設けられた調整部である。
図5は装置の出血室内の血液試料管を保持するための
位置関係を示す。
図6は穿孔部内の血液試料管を配置させる装置の出血
室の上面図である。
図7は穿孔部下部に位置する出血室の見取り図であ
る。
図8は出血室との関連における穿孔部の排出管の部分
である。
図9は穿孔部の組立を示すものである。
図10は穿孔部のプランジャの分解図である。
図11は針組立部と針ガイドとの間の関係を示すプラン
ジャの断面図である。
発明を実施するための最良の形態 図1は鬱血および血液の血栓溶解特性を測定するのに
用いる血液保持カセットの主要部品を分解図で示したも
のである。図1に示す装置には4つの主要部品が含まれ
る。第1の部品は血液供給貯留器11である。血液供給貯
留器11は3つの分離した血液試料容器12、13および14を
有する。血液試料貯留器のキャップはこの図では外され
ているが、図2および3には示されている。キャップ組
立部には、患者から採取した血液試料を個々の容器12、
13および14に充填するためのポートが含まれる。キャッ
プは採取された血液をシリンジいっぱいに受けるための
密封可能な導入口を有しており、また、充填中容器を排
気するための濾過器付きの密封可能な排気口を有してい
る。加熱ジャケット15は血液試料容器12、13および14の
周囲に示されている。加熱ジャケット15には再循環加熱
液が充填されており、これは水進入口19であってよく、
ポート18を通って加熱ジャケット15に流入してよい。オ
ーバフロー16は加熱された水を装置の基板49への排出口
17を通してポート20まで戻し、これにより再循環を行な
う。即ち、容器12、13および14に入った血液試料は血液
を対象とする正確なin vitro測定を行なうことができる
ような温度に維持される。
血液供給貯留器11から伸びる台座91上に支持されてい
るのは、プランジャハウジング80および81である。これ
らのプランジャハウジングは血液カセットの前面上に穿
孔部72を支持する。
廃棄物貯留庫44は血液供給貯留器11に連結した状態で
示されている。協同凸部21およびスロット29は連結器34
を捕捉する。廃棄物貯留庫44は3つの分離した血液回収
室40、41および42を有する。これらの分離した血液回収
室40、41および42は、血液回収室の導入口に挿入された
注射部45、46および47を介して加圧される。
血液回収室40、41および42の各々と廃棄物貯留庫44の
外壁との間の廃棄物貯留庫44内の領域は、装置の操作に
従って試験された排気血液を回収するために用いられ
る。排気口48は濾過器を通して回収された容量分の排気
を行なうために設けられている。
個々の血液回収室40、41および42は血液試料管30、31
および32を介して血液供給貯留器11の個々の血液試料容
器12、13および14に連結されている。血液回収室キャッ
プ37、38および39は個々の血液回収室40、41および42を
密封する。血液回収室キャップの各々はオーバフロー管
50、51および53を有しており、これは血液回収室内に存
在する空気を廃棄物貯留庫44に排気する。空気が排出さ
れた後、血液回収室内のパラフィン油は血液回収室に入
る加圧血液により置換される。オーバフロー菅の1つ53
のみを廃棄物貯留庫44に連結された状態で示したが、オ
ーバフロー管50および51の残りの端部も廃棄物貯留庫44
内への同様の開口部を介して連結されるものと理解され
たい。これらの連結部は装置の図を解り易くするために
省略した。オーバフロー管もまた、室40、41および42の
排気を可能にしつつ、同時に回収室40、41および42上の
逆圧力を維持する抵抗機能を与える。
血液試料管30、31および32は隔壁連結器22、23および
24を介して個々の血液試料容器12、13および14に連結さ
れる。これらの隔壁連結器は更に、個々の加圧管26、27
および28を介して例えばパラフィン油のような加圧媒体
を輸送する。これらの個々の管は、血液試料室12、13お
よび14の各々を個別に加圧するため、パラフィン油供給
源に連結され得る捕捉連結器34に連結されている。
鬱血および関連の性質に関して血液を試験する管、血
液は、血液回収室40、41および42へ向けて、血液試料管
30、31および32を介して、個々の血液容器12、13および
14の各々の内部の加圧媒体により強制搬出される。血液
回収室40、41および42は、カセットの基板49内の注入部
位45、46および47を介して入ってくるパラフィン油また
は他の加圧媒体により、試料容器12、13および14内に血
液試料を挿入した後に同様に加圧される。これにより血
液回収室40、41および42は脱気され、そして血液が回収
室40、41および42に入る際に加圧媒体は置換され、排気
管50、51および53を通じて廃棄物留庫44に導入される。
血液が血液試料容器12、13および14内に挿入され、系
が安定な圧力まで加圧された後、個々の血液試料の試験
を開始してよい。血液試料管のうち2つ、即ち30および
32は一般的に72として示す穿孔部を通過する。廃棄物貯
留庫44および血液供給貯留器11の表面に支持された穿孔
部は、2つの血液試料管30および32の各々の直径全体を
横断して正確に孔を穿孔できるようにしている。これに
より、鬱血状態が得られ、ここで穿孔された孔を通して
出血が始まり、初期鬱血が起こり、鬱血機能を示す。支
持された試料管30および32を包囲する領域に出血室形成
がされる。温かい食塩水溶液が適切な配管により廃棄物
貯留庫を介して連結されているポート25を通じて基板に
供給され、導入口内に挿入されているポート68を離れ
る。導入口66およびオーバフロー65は出血室を設定して
いる領域が、温かい食塩水溶液で連続的に洗浄されるよ
う維持する。オーバフロー65は廃棄物貯留庫の内部に連
結されたポート69を通じて食塩水溶液を輸送する。
排出管63および64は試料管30および32を通じて、穿孔
の結果として生じる血液を回収する。これら回収された
血液滴は、食塩水溶液で洗浄され、排出管63および64の
各々を通り、開口部83を介して廃棄物貯留庫44に投入さ
れる。排出管63および64は貯留庫44への入口に向けて徐
々に狭くなる。徐々に狭くなる部分は、好都合に露出さ
れ、排出管の狭い未端部の各々の側に光検出器を挿入で
きるようになっており、これにより出血の開始および出
血の停止を感受する。
上記した初期の文献、即ちPCT国際出願およびEPO出願
でも記載されている通り、水路に発生する圧力は血液試
料容器12および14並びに血液回収室40および42を含み、
血液の凝固特性を測定するためにもモニターしてよい。
圧力変換器は、注入部位45および47を通じて好都合に連
結され、これは予め加圧媒体を充填しておく。即ち、試
料管が穿孔され、出血が開始された後に、これら個々の
水路内の圧力低下をモニターして穿孔部内の凝固形成を
測定してよい。
穿孔部72は穿孔される試料管30に対して穿孔針73を正
確に位置付けることを可能にする。位置合わせガイド74
およびプランジャガイド77はプランジャ76と連動し、こ
れにより試料管30を捕獲する。捕獲され、排出管63のよ
り大きい開口部内に堅固に保持された後、針73は、プラ
ンジャ76の連続前進移動により針バネ75に押し付けられ
る。プランジャ76は血液供給貯留器11上のプランジャハ
ウジング81内に挿入されたプランジャガイド77内に保持
される。別々のプランジャバネ78は組立洗浄器79により
ハウジング81内に維持される。
操作中は、図1には示さないが残りの図には示してい
るプランジャボタン84をバネ78により押しあげる。ボタ
ンの各々を手操作により押すことにより、バネ78が圧縮
し、プランジャ76および位置合わせガイド74が排出管63
に向けて移動する。位置合せガイド74は試料管30を捕獲
し、排出管63の軸方向に沿った前進移動を停止させる。
針73は針バネ75の力に逆らって移動し、その間位置合わ
せガイド74およびプランジャガイド77は、排出管開口部
63内に支持された試料管30により安定に維持される。位
置合わせガイド74により、排出管がその直径を横切るよ
うに正確に穿孔され、そして、針バネ75の作動およびプ
ランジャバネ78の拡張により針を引き戻し、これによ
り、試料管30の両側において出血が開始する。
穿孔部は試料管32の穿孔のために同様の穿孔を行な
い、これにより、試料管30の出血と同一の状態となるよ
うに同様の直径を有する同一の孔構造を与える。
上記した参考文献に記載されている通り、鬱血は、血
液回収室42内の圧力をモニターしながら測定してよい。
出血および出血停止の別の検知は、排出管63および64の
狭い端部の周囲に配置された光検出器により検出され
る。
図1に示したカセット装置は被験血液の完全な単離を
可能にし、患者から採取される感染血液を介した汚染の
可能性を排除できる。前に示した特許文献に記載されて
いる通り、出血時間は、系の圧力がその穿孔前の状態を
回復するために要する時間として測定される。充分な時
間がある場合は、管は試料管30および32の各々の内部に
形成された凝固塊により、平塞する。この現象は、それ
ぞれの血液回収室40および42内でモニターされる圧力が
ゼロ値まで減少する際にもみとめられ、管の閉塞を示し
ている。これらの種々の測定については上記した特許文
献に詳述されており、鬱血および血液の血栓溶解活性に
関する価値ある情報を研究者に与える。
第3の室41は血液試料容器13から強制搬出された血液
を回収する。前に示した文献に記載されている通り、擬
似出血を伴わず、むしろ血液試料を用いてコラーゲン誘
導血栓形成を行ないながら試験を実施することが重要で
あろう。ガットまたは他のコラーゲン材料の小片を試料
管31内に挿入し、その関連の血液回収室41上の圧力をモ
ニターすることにより、コラーゲン誘導血栓の形成の時
間指示が可能である。
穿孔室に血液試料管30および32を介して連結されてい
る2つの血液試料容器12および14の条件は、血栓溶解誘
導剤およびその他の薬剤の測定を行なうことを可能にす
るものである。血液試料容器の1つは、個々の患者の血
液に対する薬剤の作用を測定するためのt−PAのような
血栓溶解剤の測定手段を含んでいてよい。即ち、鬱血出
血時間、凝固時間および他の関連する条件は、非ヘパリ
ン処理血液処理とは独立して決定してよい。
装置のためのこの種の試験に関連して、オーバフロー
管53は廃棄物貯留庫44に入る前に分岐部54を通過する。
オーバフロー管53は、分岐部54の近傍およびその上流の
領域に位置し、オーバフロー管53の残りの部分に対して
拡大している。円筒形部材57は分岐部54の軸と一致する
軸に沿って移動し、オーバフロー管53を閉鎖状態にクラ
ンプする。これにより試料管30は効果的に加圧され、即
ち試料管30内に穿孔された孔内に形成されたいずれの血
小板栓に対する圧力を増大させ、血小板を駆遂し、これ
により試験を速める。オーバフロー管53の拡大した部分
は試料管30内の圧力発生の上昇時間を減少させる。
オーバフロー管50、51および53の各々は血液回収室4
0、41および42から強制搬出される物質に対する抵抗を
与えるコイル部分を有し、廃棄物貯留庫44内に排出され
るように連結している。コイル部分は試験中、水銀柱60
mmの糸の圧力の設定を可能にする。
血液保持カセットの主要部品を以上のように記載した
が、より詳細な作動を記載するために個々の副部品につ
いて以下に述べる。
図2は廃棄物貯留庫44、基板49、血液供給貯留器11お
よび血液供給貯留器11を被覆する前に示さなかったキャ
ップ82の間の関係を示しており、これにより個々の血液
試料容器12、13および14に血液試料を充填することが可
能になる。キャップ82は各血液試料容器12、13、および
14について導入口82を有する。血液試料を採取する際
に、これは迅速に血液試料容器12内に注入される。血液
試料容器12を図3および4に示す押しボタンを用いて密
封する。排気口86には疎水性濾過器87が含まれており、
これにより血液試料容器12内の空気を濾過器87を通じて
排気する。
排気口86および導入口85は密封部材94を介して容器12
に連結している。個々の可撓性通路90および92は、導入
口および排気口および血液試料容器12の間の必要な連絡
を与える。
血液試料容器13および14は血液試料が個々の血液試料
容器内に挿入されるのを可能にするための同一の構成を
含んでいることは明らかであり、更に記載しない。
血液試料容器11は廃棄物貯留庫44に連結されている。
現実には、部分82、11、44および49の各々は接着剤で連
結されているか、あるいは何らかの方法で液体不透過性
となっている。廃棄物貯留庫44には、排出管63および64
からの食塩水および廃棄血液、およびオーバフロー管5
0、51および53からのパラフィン油を回収する、回収室4
0、41および42の各々の間の領域が含まれる。回収室4
0、41および42の底部は支持部89により支持されてお
り、注入部位45、46および47を介して接触可能である。
これらの注入部位は同様に自己密封性であり、加圧媒体
を血液回収室40、41および42内に注入すると同時に圧力
変換器を同様の注入部位45、46および47に連結する。明
らかに、注入部位45、46および47の外部のT管により、
加圧媒体が導入され、一方で、血液回収室40、41および
42の加圧の後に圧力測定器をモニターできる。
図3では、血液試料カセットの別の断面が示されてお
り、血液試料が血液室に挿入された後に管90および92の
各々を密封するためのキャップ82内に設けられた種々の
押しボタンが示されている。図3はキャップ82の1つの
チャネル内に保持された3つの押しボタンの1つを示す
ものである。押しボタン95の一方の末端部には、弓状の
切り込み96が設けられており、これはレバー97に噛合し
ている。レバー97はキャップ82内の直立垂直リブ98に対
して片持ち梁状に支持されている。図4に示すとおり、
ボタン95を下方に押すと、レバー96は直立垂直ピボット
98に対して施回し、導入口に連結する管92および隣接管
90を曲げる。実際の作動では、試料容器12、13および14
の各々が充填された後に、これらは室12に関わる対応す
るボタン95を押すことにより密封除去される。血液試料
容器13および14に対しては、室12について記載したもの
と同一の別の遮断構造がある。実際の作動では、カセッ
トは試験実施後に投棄されるように考案されているた
め、ボタン95は押された位置に残り、血液試料容器12の
排気口および導入口を閉鎖する。
図3もまた、血液供給貯留器11上の台座内にどのよう
にして出血室101が形成されるかを示している。室はプ
ランジャ支持部80、81に対して穿孔するための血液試料
管を配置する、排出管63、64のより広い末端部を含んで
いる。一対のボタン84は、穿孔位置にプランジャを移動
させるためのプランジャ支持部80、81の上方に位置す
る。排出管64の底部には、光検出器100および光源99を
挿入することにより排出管64内の血液の滴下の検出を容
易にするような空間がある。
隙間83は排出管64の狭い先端部を受ける。廃棄物貯留
庫44は管64を通じて血液および食塩水を受けいれる血液
回収室40、41および42の間に空間を有するように示され
る。
図5および6は血液室101をより詳細に示すものであ
る。排出管63および64は相互に正反対側に切り込み108
を有する。切り込み108は管クランプ104、105、106およ
び107を受ける。これらの装置は排出管63および64の直
径を横断して延びるように試料管30および32の各々を正
確に位置決めする。管クランプ104、105、106および107
は排出管の切り込み108の各々に挿入され、これによ
り、排出管64の直径を横断する状態で試料管30および32
を維持している。排出管の中心に向かって管クランプ10
4、105、106および107から延びるのは、血液管30、32に
接する金属支持管102、103、110、111であり、これらは
血液管30、32を堅固に支持し、排出管63、64の中心を露
出させている。管30、32の偏りは穿孔中は最小限に維持
される。
出血室101は、プランジャに設けられている位置合わ
せガイドに対して試料管30および32の位置が正確になる
ように、プランジャガイド80、81に対して位置決めされ
る。食塩水は極めて低速度でポート66を通って進入し、
オーバフロー65から吐出され、廃棄物貯留庫44に向かっ
て排出管64を通過して流れる擬似出血から生じる血液を
洗浄する。
図7および8は血液供給貯留器11のプラットフォーム
91内に形成される出血室の見取り図である。管は先ず管
クランプ103、104、105および106内の切り込み109を通
って挿入され、次の排出管63および64はクランプ部品10
3、104、105および106を受けるように設置される。食塩
水導入口および排出口65および66は出血室101の同様の
開口部内に設置される。
即ち、穿孔されるべき試料管は水平に伸びる貯留器の
台座91と平行であることが解る。
図9〜11はプランジャ72がどのようにして試料管32の
直径を横断する方向に正確に孔を貫通させるかを示すも
のである。押しボタン84をプランジャ76の末端に連結す
る。プランジャ76の軸はキャップ82を通って延張し、反
対の端部で針73を支持する。プランジャバネ78は、プラ
ンジャ76の軸に固定されている組立洗浄器79とプランジ
ャハウジング80の複数の垂直リブ77bとの間に保持さ
れ、固定されている。プランジャ76およびプランジャガ
イド77は、プランジャガイド77に連結された位置合わせ
ガイド74が血液試料管32に着坐するまで移動する。プラ
ンジャ76の連続運動は針73をその偏向バネ75に対抗して
強制的に移動させ、ガイド74内に着坐する試料管を穿孔
する。押しボタン84が最大限まで押されて開放された
後、プランジャバネ78はプランジャ76をその穿孔前の位
置まで戻す。針バネ75は更に穿孔針を位置合わせガイド
74内の穿孔軸に沿ってその穿孔前の位置まで牽引する。
従って、図9に示す穿孔部内の穿孔により試料管をそ
の長径に沿って正確に穿孔できることがわかる。一定時
間に渡る血液試料の連続試験を比較するためには、各試
験の間に得られるデータを比較するために同様の直径の
孔を穿孔し、同様の条件下で擬似出血を行なうことが必
要である。穿孔される孔の直径は100〜200ミクロンの寸
法範囲内で反復可能であることが必要であり、針は針軸
の最大直径で管を貫通することが必要である。上記した
装置は血液試料管を固定して維持することにより試料管
の正反対方向の貫通を可能にし、試料管の非均一な貫通
をもたらす恐れのある偏りを回避している。
即ち、上記した装置は300ミクロン未満の壁厚を有す
る血液試料管を正確に穿孔することを可能にする。これ
は生理学的に関連のある小血管で発生する出血を正確に
模擬する。この装置により行なわれるin vitro試験はヒ
トの出血条件で経験される身体的環境の正確な結果を与
える。
穿孔機構72の分解図を図10に示す。組立洗浄器79はプ
ランジャ76の軸に固定されたプランジャハウジング80内
のプランジャバネ78の一方の端部を保持している。押し
ボタン84はプランジャ軸76の端部上に静置している。洗
浄器79はプランジャバネ78を圧縮しながらプランジャ軸
76とともに移動する。プランジャ軸76が針バネ75に対抗
して下方に移動する場合は、プランジャガイドは針バネ
75の端部により下方に押し下げられる。
プランジャガイド77およびプランジャ軸76が穿孔位置
内に移動すると、プランジャガイド77に連結された位置
合わせガイド74は試料血液管32を捕える。試料血液管32
が出血室101内のクランプ部品によりその位置に固定さ
れると、位置合わせガイド74およびプランジャガイド77
は血液試料管32上に位置合わせガイド74が底部に達した
時に軸方向の移動を終了する。一方の端部で貫通針73を
支持しているプランジャ76は針バネ75に対抗してプラン
ジャガイド77内の移動を継続する。肩部76aはプランジ
ャガイド77で針バネ75を捕獲する。プランジャ76および
針73は、プランジャガイド77が血液試料管の捕護により
底部に達した際に、プランジャガイド77に対して軸方向
に移動することができる。位置合わせガイド74は2分割
されており、一方は位置合わせガイド内の針の移動を可
能にするためのスロットを有している。垂直リブ77bの
1つはプランジャガイド77をプランジャハウジング80内
で軸方向のみに移動するように位置付けるために使用さ
れる。即ち、プランジャボタン84を押し下げることによ
り、ガイド77は、位置合わせイド74が血液試料管の所で
低部に達するまでプランジャハウジング80に沿って軸方
向に移動する。この時点で、プランジャボタン84は、捕
護された血液試料管を穿孔しながら、針バネ75に対抗し
てプランジャ76に前進させ続ける。
図11はプランジャ装置の断面図であり、プランジャハ
ウジング80内の垂直リブ77bの一方によりガイドされた
プランジャガイド77を示している。
即ち、上記した装置は新しく採取された血液の正確で
反復可能なin vitro鬱血試験を可能にするものである。
本明細書で参照した過去の特許文献中に記載される原理
を用いて装置を使用し、鬱血および血液の鬱血血栓溶解
特性に対する薬品の作用を測定できる。当該技術者に
は、後記する請求範囲により特に定義される本発明の別
の実施態様も理解できるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 33/86

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密封可能な導入口を介して血液試料を受
    け、そして、排出口を介して上記血液試料を強制排出す
    る置換物質を受けるための血液試料貯留器と、 上記排出口に連結され、かつ、置換された血液を受ける
    ための回収室に連結された血液試料管と、 模擬出血させるための血液吐出用の孔を上記血液試料管
    に穿孔するための上記血液試料管に沿って位置する穿孔
    部 とを具備し、 上記穿孔部は上記吐出された血液を回収する上記孔に対
    して中心に位置する上端部を有する排出管を有し、この
    排出管は上記回収室の区画に連結されたより狭い排出端
    部に向かって上記上端部から徐々に細くなっており、上
    記より狭い排出端部が上記模擬出血から形成される血液
    滴の検知を可能にしている ことを特徴とする血液試料の鬱血特性を測定するための
    装置。
  2. 【請求項2】上記排出管は、この排出管の軸に整合させ
    て上記血液試料管を保持するための手段を有する、特許
    請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】上記穿孔部は、 偏倚ばねに抗して上記排出管の軸に沿って移動可能に支
    持されたプランジャであって、このプランジャが上記偏
    倚ばねに抗して駆動されたときに上記血液試料管を中心
    に位置させるための位置合わせガイドを有するプランジ
    ャと、 上記位置合わせガイドに対して中央に位置する穿孔針で
    あって、上記プランジャが上記偏倚ばねに抗して駆動さ
    れたときに上記中心に位置する上記血液試料管に精密に
    整列された孔を形成するための穿孔針 とを有する特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  4. 【請求項4】上記穿孔針は上記位置合わせガイドに関し
    て軸方向に移動可能に支持されている特許請求の範囲第
    3項に記載の装置。
  5. 【請求項5】上記穿孔針は、第2の偏倚ばねに抗して、
    かつ、上記位置合わせガイドを上記血液試料管と中心が
    合致する関係に移動させ、さらに、上記穿孔針を上記血
    液試料管中に移動させるための押しボタン手段に抗し
    て、上記プランジャと共に軸方向に移動可能に支持され
    ており、それによって上記穿孔針は上記血液試料管を正
    確に穿孔し、上記押しボタンが解放されたときに上記第
    2の偏倚ばねが上記穿孔針を上記血液試料管から引き出
    すように構成されている特許請求の範囲第3項に記載の
    装置。
  6. 【請求項6】上記排出管から出る血液滴を連続的に洗浄
    するための上記排出管に連結された食塩水供給源をさら
    に含む特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】食塩水溶液ジャケット内に支持され、個々
    の血液試料の導入を可能にする密封可能な導入口及び排
    気口を有するた複数の血液試料容器であって、各々が排
    出口を通じて血液を強制排出するためのパラフィン油供
    給ラインを有する複数の血液試料容器と、 個々の血液試料管を通じて上記排出口に連結された複数
    の室を有する、上記血液試料容器に固定された廃棄物貯
    留庫と、 上記血液試料管の1つが横断している一端部と上記廃棄
    物貯留庫内の区画に連結された他端部とを有する少なく
    とも1つの徐々に狭くなる排出管を含み、上記廃棄物貯
    留庫の表面の外部に支持された血液試料管穿孔部であっ
    て、さらに、血液滴が上記排出管内に形成されて検知可
    能な出血の表示を提供するように、上記血液試料管に孔
    を穿孔するための穿孔手段を含む血液試料管穿孔部 とを具備することを特徴とする鬱血測定装置用の使い捨
    て血液カセット。
  8. 【請求項8】上記排出管はその一端部がこの排出管内の
    血液滴を除去するための食塩水の供給源に連結されてい
    る特許請求の範囲第7項に記載の使い捨て血液カセッ
    ト。
  9. 【請求項9】食塩水溶液供給源を取り外し可能に上記食
    塩水溶液ジャケットに連結するための導入及び導出部材
    をさらに含む特許請求の範囲第7項に記載の使い捨て血
    液カセット。
  10. 【請求項10】上記廃棄物貯留庫は、上記血液試料管の
    1つに連結され、かつ加圧媒体源と圧力変換器とに連結
    されるようになっている少なくとも1つの加圧回収室を
    含み、上記圧力変換器は上記血液試料管に穿孔された孔
    の凝固からから生じる上記血液試料管の圧力の変化を感
    知する特許請求の範囲第7項に記載の使い捨て血液カセ
    ット。
  11. 【請求項11】上記加圧媒体源と上記圧力変換器とに上
    記加圧回収室を連結する、上記廃棄物貯留庫に連結され
    た基板をさらに有する特許請求の範囲第10項に記載の使
    い捨て血液カセット。
  12. 【請求項12】再循環される加熱媒体を受け入れる液密
    のジャケットによって取り囲まれている3つの個別の加
    圧血液試料貯留器を有する血液試料容器と、 基板に支持された3つの個別の加圧室と、廃棄血液を貯
    蔵するための第1及び第2の開口部を有する上記基板上
    の別個の区画とを有する廃棄血液回収貯留器と、 上記血液試料容器の上記加圧血液試料貯留器のそれぞれ
    をそれぞれの加圧室と連結し、これら加圧血液試料貯留
    器から各加圧室への血液の流入を可能にする第1、第2
    及び第3の血液飼料管と、 上記第1及び第2の血液試料管が横断する開放端部を有
    し、かつ上記区画の上記第1及び第2の開口部に連結さ
    れた第2の端部を有する第1及び第2の排出管と、上記
    血液試料管の上記横断部分に対して第1及び第2の穿孔
    針を正確に位置決めし、引き続いて上記横断部分を上記
    穿孔針で穿孔して模擬出血を起こさせて、血液滴が上記
    排出管の上記第2の端部を経て上記基板へ流れるように
    する第1及び第2の穿孔プランジャとを含む穿孔部 とを具備することを特徴とする鬱血測定装置用の使い捨
    て血液保持カセット。
  13. 【請求項13】上記第1及び第2の排出管から血液滴を
    除去するために、ある量の食塩水溶液を供給するための
    食塩水溶液導入口が、上記第1及び第2の排出管の導入
    口に連結された上記基板に設けられている特許請求の範
    囲第12項に記載の使い捨て血液保持カセット。
  14. 【請求項14】上記加圧室に加圧媒体を供給するための
    第1、第2及び第3の加圧導入口を上記基板にさらに含
    む特許請求の範囲第12項に記載の使い捨て血液保持カセ
    ット。
  15. 【請求項15】上記基板は上記液密ジャケットの第1及
    び第2の再循環導入口に連結された第1及び第2の導入
    口を含む特許請求の範囲第12項に記載の使い捨て血液保
    持カセット。
  16. 【請求項16】上記加圧室の1つは上記基板の廃棄血液
    回収貯留器に連結されたオーバフロー管を含む特許請求
    の範囲第12項に記載の使い捨て血液保持カセット。
  17. 【請求項17】上記オーバフロー管を閉鎖するためのク
    ランプをさらに含み、このクランプにより上記オーバフ
    ロー管を閉鎖させて上記1つの加圧室の流体圧力及び連
    結された血液試料管の流体圧力を増大させ、この血液試
    料管に形成された穿孔部に出来るいかなる凝固物をも破
    壊するようにした特許請求の範囲第16項に記載の使い捨
    て血液保持カセット。
  18. 【請求項18】上記オーバフロー管は、上記クランプよ
    り上流の端部の直径が上記クランプによって生じる圧力
    の増大率を減少させるように大きくなっている特許請求
    の範囲第17項に記載の使い捨て血液保持カセット。
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