JP2944997B1 - 頭蓋支持装置 - Google Patents
頭蓋支持装置Info
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- JP2944997B1 JP2944997B1 JP10222392A JP22239298A JP2944997B1 JP 2944997 B1 JP2944997 B1 JP 2944997B1 JP 10222392 A JP10222392 A JP 10222392A JP 22239298 A JP22239298 A JP 22239298A JP 2944997 B1 JP2944997 B1 JP 2944997B1
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- JP
- Japan
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- skull
- support
- mounting piece
- support device
- screw
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/56—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
- A61B17/58—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
- A61B17/68—Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
- A61B17/70—Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant
- A61B17/7055—Spinal positioners or stabilisers ; Bone stabilisers comprising fluid filler in an implant connected to sacrum, pelvis or skull
Abstract
【要約】
【目的】 頭蓋内へねじの先端を突出させるおそれのな
い頭蓋支持装置を提供する。 【構成】 支持体１１を頭蓋骨に取り付けるために板状
の取り付け片１７を具備し、取り付け片１７は、頭蓋骨
背面の正中線部の如く厚味の大きい部位にねじ止めする
ためのねじ通し孔２１、２１を少なくとも２個併有し、
かつ頭蓋骨背面の曲面に沿って曲げ加工を容易化するた
め薄肉化された変形容易部２２を有している。
い頭蓋支持装置を提供する。 【構成】 支持体１１を頭蓋骨に取り付けるために板状
の取り付け片１７を具備し、取り付け片１７は、頭蓋骨
背面の正中線部の如く厚味の大きい部位にねじ止めする
ためのねじ通し孔２１、２１を少なくとも２個併有し、
かつ頭蓋骨背面の曲面に沿って曲げ加工を容易化するた
め薄肉化された変形容易部２２を有している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、下部が頸椎側に位
置し、上部が頭蓋骨側に位置する支持体を用いて頸椎に
頭蓋骨を固定的に支持する頭蓋支持装置に関するもので
ある。
置し、上部が頭蓋骨側に位置する支持体を用いて頸椎に
頭蓋骨を固定的に支持する頭蓋支持装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】頭蓋骨と頸椎とを支持材を用いて結合す
る技術は公知である。特開平１０−８０４３１号はその
例であり、椎骨に沿うように延びる棒状の支持体と、そ
の上端部に取り付けられる取り付け枠とを有し、取り付
け枠は頭蓋骨の後側下部に接触可能な枠状部を有する。
る技術は公知である。特開平１０−８０４３１号はその
例であり、椎骨に沿うように延びる棒状の支持体と、そ
の上端部に取り付けられる取り付け枠とを有し、取り付
け枠は頭蓋骨の後側下部に接触可能な枠状部を有する。
【０００３】上記発明による場合、面状の拡がりを有す
る枠状部をねじ止めするため、接触範囲が広く、固定も
より確実であるといえる。しかしながら、頭蓋骨の厚味
を見ると枠状部をねじ止めする部分は骨の厚味の小さい
領域であり、ねじの先端が頭蓋内へ突き出る危険があ
る。
る枠状部をねじ止めするため、接触範囲が広く、固定も
より確実であるといえる。しかしながら、頭蓋骨の厚味
を見ると枠状部をねじ止めする部分は骨の厚味の小さい
領域であり、ねじの先端が頭蓋内へ突き出る危険があ
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題は頭蓋内へねじの
先端を突き出させるおそれのない頭蓋支持装置を提供す
ることにある。
目してなされたものであり、その課題は頭蓋内へねじの
先端を突き出させるおそれのない頭蓋支持装置を提供す
ることにある。
【０００５】また本発明の他の課題は事前の準備や施術
に要する時間が少なくて済む頭蓋支持装置を提供するこ
とにある。
に要する時間が少なくて済む頭蓋支持装置を提供するこ
とにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本発明の頭蓋支持装置は、支持体を頭蓋骨に取り付け
るために使用する部材として板状の取り付け片を具備
し、取り付け片は、頭蓋骨背面の正中線部の如く厚味の
大きい部位にねじ止めするためのねじ通し孔を少なくと
も２個並有し、かつ頭蓋骨背面の曲面に沿って曲げ加工
を容易化するために薄肉にされた変形容易部を有してい
る。
め本発明の頭蓋支持装置は、支持体を頭蓋骨に取り付け
るために使用する部材として板状の取り付け片を具備
し、取り付け片は、頭蓋骨背面の正中線部の如く厚味の
大きい部位にねじ止めするためのねじ通し孔を少なくと
も２個並有し、かつ頭蓋骨背面の曲面に沿って曲げ加工
を容易化するために薄肉にされた変形容易部を有してい
る。
【０００７】上記取り付け片と支持体とは予め一体に結
合されたものであっても良いし、或いはまた使用時に一
体に結合されるものであっても良い。
合されたものであっても良いし、或いはまた使用時に一
体に結合されるものであっても良い。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明に係る頭蓋骨支持装置１０
は、下部が頸椎側に位置し、上部が頭蓋骨側に位置する
支持体１１を用いて、頸椎１２に頭蓋骨１３を固定的に
支持する装置である。
は、下部が頸椎側に位置し、上部が頭蓋骨側に位置する
支持体１１を用いて、頸椎１２に頭蓋骨１３を固定的に
支持する装置である。
【０００９】支持体１１には剛性の軸状部材１４から成
るものを使用することができる。この場合、２本の軸状
部材１４、１４が椎骨を中心にほぼ並行に配置されるよ
うに使用することになる。支持体１１と椎骨とはペディ
クル１５と固定具１６とを用いて結合することができ
る。図４参照。このペディグル１５や固定具１６の具体
的形状、構造等は本発明では任意に選択できる事項であ
る。
るものを使用することができる。この場合、２本の軸状
部材１４、１４が椎骨を中心にほぼ並行に配置されるよ
うに使用することになる。支持体１１と椎骨とはペディ
クル１５と固定具１６とを用いて結合することができ
る。図４参照。このペディグル１５や固定具１６の具体
的形状、構造等は本発明では任意に選択できる事項であ
る。
【００１０】本発明に係る頭蓋支持装置１０は、上記支
持体１１を頭蓋骨１３に取り付けるために使用する部材
として、板状の取り付け片１７を具備している。取り付
け片１７は頭蓋骨に面的に接触可能であり、かつその接
触によって頭蓋骨を支持可能な面積を有する。
持体１１を頭蓋骨１３に取り付けるために使用する部材
として、板状の取り付け片１７を具備している。取り付
け片１７は頭蓋骨に面的に接触可能であり、かつその接
触によって頭蓋骨を支持可能な面積を有する。
【００１１】取り付け片１７と支持体１１とは、図１に
示すように予め一体に形成されたものであっても良い
し、また図２に示すように使用時に一体に結合される構
造を持ったものであっても良い。図示のものでは、支持
体１１よりもやや広い幅を持つ取り付け片１７の左右両
側にあわせて拡げられた上端部１８にて、支持体１１と
取り付け片１７とを接続している。
示すように予め一体に形成されたものであっても良い
し、また図２に示すように使用時に一体に結合される構
造を持ったものであっても良い。図示のものでは、支持
体１１よりもやや広い幅を持つ取り付け片１７の左右両
側にあわせて拡げられた上端部１８にて、支持体１１と
取り付け片１７とを接続している。
【００１２】予め一体に形成された図１の例では、支持
体１１と取り付け片１７とが溶接されている。この例の
場合、軸状部材１４は施術時に対象部分の形状に応じて
任意に曲げ加工することができる。
体１１と取り付け片１７とが溶接されている。この例の
場合、軸状部材１４は施術時に対象部分の形状に応じて
任意に曲げ加工することができる。
【００１３】使用時に結合される構造を持った図２の例
では、取り付け片１７の左右両側辺部を後方へ折り曲げ
た挟持部１９に、支持体１１の上端部１８を挟み込ませ
てねじ２０により締め着ける方法をとっている。この例
の場合、軸状部材１４は取り付け片１７との結合前に予
め曲げ加工しておき、加工後、取り付け片１７を取り付
け、施術時に使用する。
では、取り付け片１７の左右両側辺部を後方へ折り曲げ
た挟持部１９に、支持体１１の上端部１８を挟み込ませ
てねじ２０により締め着ける方法をとっている。この例
の場合、軸状部材１４は取り付け片１７との結合前に予
め曲げ加工しておき、加工後、取り付け片１７を取り付
け、施術時に使用する。
【００１４】このような取り付け片１７は、頭蓋骨背面
の正中線部の如く厚味の大きい位置にてねじ止めするた
めに、ねじ通し孔２１を少なくとも２個有している。ね
じ通し孔２１の位置は正中線上であるから、複数のねじ
通し孔２１…は上下に並ぶことになる。
の正中線部の如く厚味の大きい位置にてねじ止めするた
めに、ねじ通し孔２１を少なくとも２個有している。ね
じ通し孔２１の位置は正中線上であるから、複数のねじ
通し孔２１…は上下に並ぶことになる。
【００１５】また取り付け片１７は、頭蓋骨背面の取り
付け部の曲面形状に合わせて曲げ加工することが容易に
できるように、弱肉化された変形容易部２２を有してい
る。例示された変形容易部２２は左右方向の凹溝によっ
て薄肉に形成されたものであり、頭蓋骨との接触面側に
上下複数箇所設けられている（図１（ｂ）、図２（ｂ）
参照）。
付け部の曲面形状に合わせて曲げ加工することが容易に
できるように、弱肉化された変形容易部２２を有してい
る。例示された変形容易部２２は左右方向の凹溝によっ
て薄肉に形成されたものであり、頭蓋骨との接触面側に
上下複数箇所設けられている（図１（ｂ）、図２（ｂ）
参照）。
【００１６】さらに実施例として図示された取り付け片
１７では、中央のねじ通し孔２１…を設けた部分と、左
右の支持体１１を取り付けた部分との間に上下方向の湾
入部分２３により取り付け片１７の幅を狭めた構造を有
するので、狭小部分２４では取り付け片１７の変形が容
易となる。故にこの狭小部分２４は変形容易部２２のも
う一つの形態であり、前記凹溝状部分と直交しているた
めに、取り付け片１７は左右側方のみならず上下方向へ
も変形容易となり、全体として頭蓋の曲面に合わせ易く
なる。
１７では、中央のねじ通し孔２１…を設けた部分と、左
右の支持体１１を取り付けた部分との間に上下方向の湾
入部分２３により取り付け片１７の幅を狭めた構造を有
するので、狭小部分２４では取り付け片１７の変形が容
易となる。故にこの狭小部分２４は変形容易部２２のも
う一つの形態であり、前記凹溝状部分と直交しているた
めに、取り付け片１７は左右側方のみならず上下方向へ
も変形容易となり、全体として頭蓋の曲面に合わせ易く
なる。
【００１７】図３〜図５に本装置における変形例が示さ
れている。図３（ａ）は図１の例のものであり、図３
（ｂ）は図２の例のものである。同図及び図４、図５に
示すように、支持体１１の軸状部材１４は頸椎１２から
頭蓋骨１３の背面へ向きを変えるために適当な箇所２５
で曲げ加工される。また取り付け片１７も頭蓋骨１３の
背面形状に適合させるように曲げ加工されている。
れている。図３（ａ）は図１の例のものであり、図３
（ｂ）は図２の例のものである。同図及び図４、図５に
示すように、支持体１１の軸状部材１４は頸椎１２から
頭蓋骨１３の背面へ向きを変えるために適当な箇所２５
で曲げ加工される。また取り付け片１７も頭蓋骨１３の
背面形状に適合させるように曲げ加工されている。
【００１８】斯くして個人差に合わせて加工された本装
置１０は、下部にて頸椎側に固定され、上部にて頭蓋骨
側に固定される。下部の固定が固定具１６とペディクル
１５等を用いてなされることは既に説明したとおりであ
り、一方、上部の固定は取り付け片１７の少なくとも２
個のねじ通し孔２１、２１にねじ２６をねじ込むことに
より行なう。このねじ２６は頭蓋骨背面の厚味の大きい
部位２７にねじ止めされるので、十分強力な固定力を少
ないねじ数によって得ることができる。図６参照。
置１０は、下部にて頸椎側に固定され、上部にて頭蓋骨
側に固定される。下部の固定が固定具１６とペディクル
１５等を用いてなされることは既に説明したとおりであ
り、一方、上部の固定は取り付け片１７の少なくとも２
個のねじ通し孔２１、２１にねじ２６をねじ込むことに
より行なう。このねじ２６は頭蓋骨背面の厚味の大きい
部位２７にねじ止めされるので、十分強力な固定力を少
ないねじ数によって得ることができる。図６参照。
【００１９】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、頭蓋内へねじの先端を突き出させる
おそれが殆ど無い装置を提供することができ、最少限２
箇所のねじ止めにより支持体による頭蓋の固定が行なえ
るので、施術に必要な作業部位が減少し、頭蓋曲面等に
適合させるべく取り付け片を曲げ加工可能であることと
相俟って作業時間を著しく短縮することができる。
るものであるから、頭蓋内へねじの先端を突き出させる
おそれが殆ど無い装置を提供することができ、最少限２
箇所のねじ止めにより支持体による頭蓋の固定が行なえ
るので、施術に必要な作業部位が減少し、頭蓋曲面等に
適合させるべく取り付け片を曲げ加工可能であることと
相俟って作業時間を著しく短縮することができる。
【図１】（ａ）本発明に係る頭蓋支持装置の実施例１を
示す正面側斜視図。 （ｂ）図１（ａ）のものの後面側斜視図。
示す正面側斜視図。 （ｂ）図１（ａ）のものの後面側斜視図。
【図２】（ａ）同じく実施例２を示す正面側斜視図。 （ｂ）図２（ａ）のものの後面側斜視図。
【図３】（ａ）実施例１のものの変形の一例の断面説明
図。 （ｂ）実施例２のものの変形の一例の断面説明図。
図。 （ｂ）実施例２のものの変形の一例の断面説明図。
【図４】本発明装置の使用状態を示す斜視図。
【図５】本発明装置における上部固定部を示す断面説明
図。
図。
【図６】同じく要部拡大断面図。
Claims (3)
- 【請求項１】 下部が頸椎側に位置し、上部が頭蓋骨側
に位置する支持体を用いて、頸椎に頭蓋骨を固定的に支
持する装置であって、支持体を頭蓋骨に取り付けるため
に使用する部材として板状の取り付け片を具備し、取り
付け片は、頭蓋骨背面の正中線部の如く厚味の大きい部
位にねじ止めするためのねじ通し孔を少なくとも２個並
有し、かつ頭蓋骨背面の曲面に沿って曲げ加工を容易化
するために弱肉にされた変形容易部を有していることを
特徴とする頭蓋支持装置。 - 【請求項２】 取り付け片と支持体とは予め一体に形成
されたものであるか或いは使用時に一体に結合される請
求項１記載の頭蓋支持装置。 - 【請求項３】 変形容易部は、凹溝状のものと、取り付
け片の幅を部分的に狭ばめた狭少部とから成る請求項１
記載の頭蓋支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10222392A JP2944997B1 (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | 頭蓋支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10222392A JP2944997B1 (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | 頭蓋支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2944997B1 true JP2944997B1 (ja) | 1999-09-06 |
| JP2000037397A JP2000037397A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16781658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10222392A Expired - Fee Related JP2944997B1 (ja) | 1998-07-22 | 1998-07-22 | 頭蓋支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2944997B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009041923A1 (en) * | 2007-09-27 | 2009-04-02 | Medikon Medikal Malzemeler Dagitim Ve Pazarlama Limited Sirketi | Occipito cervical dynamic plaque |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20060229611A1 (en) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Sdgi Holdings, Inc. | Spinal rod connector |
| ES2436101T3 (es) * | 2005-10-07 | 2013-12-27 | Alphatec Spine, Inc. | Placa occipital ajustable |
-
1998
- 1998-07-22 JP JP10222392A patent/JP2944997B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009041923A1 (en) * | 2007-09-27 | 2009-04-02 | Medikon Medikal Malzemeler Dagitim Ve Pazarlama Limited Sirketi | Occipito cervical dynamic plaque |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000037397A (ja) | 2000-02-08 |
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