JP2944942B2 - 燈 籠 - Google Patents

燈 籠

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JP2944942B2
JP2944942B2 JP27248896A JP27248896A JP2944942B2 JP 2944942 B2 JP2944942 B2 JP 2944942B2 JP 27248896 A JP27248896 A JP 27248896A JP 27248896 A JP27248896 A JP 27248896A JP 2944942 B2 JP2944942 B2 JP 2944942B2
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fire
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清満 西川
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NISHIKAWA NORIMICHI
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燈籠に関し、特に
火袋において照明用光の演出ができるようにした燈籠に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から燈籠が庭等の照明兼装飾として
使用されている。この燈籠の火袋内において照明用灯火
が配設されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、火袋の灯火による照明が単調であり、変化に
乏しく、光の演出効果がないという欠点があった。した
がって、本願発明の課題は、上述の従来例の欠点をなく
し、火袋の照明により光の演出効果がある燈籠を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は、火袋を有する燈籠にお
いて、前記火袋の内部に配設されたほぼ球状体と、該ほ
ぼ球状体を照明する照明手段と、前記ほぼ球状体を洗浄
する水を前記ほぼ球状体に対して供給する給水手段と、
前記ほぼ球状体に対して供給された洗浄用水を集めて浄
化し、前記ほぼ球状体に対して供給する水浄化供給手段
を設けたことである。
【0005】上記第1の発明の構成により、火袋の内部
に配設されたほぼ球状体を照明手段で照明するので、照
明された前記ほぼ球状体から光が屈折又は反射して拡散
する。このため、前記ほぼ球状体のプリズム現象により
屈折又は反射して拡散する光の演出作用がある。
【0006】更に、前記ほぼ球状体の表面が水により洗
浄されるので、前記ほぼ球状体の表面の汚れを落とすこ
とができる。このため、前記ほぼ球状体により光の屈折
又は反射が常に良好に行われる。
【0007】更に、前記ほぼ球状体を洗浄して汚れた水
が水浄化供給手段により浄化されて再度前記ほぼ球状体
の洗浄に使用されるので、水を効率的に使用することが
できる。
【0008】更に、第の発明の構成は、火袋を有する
燈籠において、前記火袋の内部に配設されたほぼ球状体
と、該ほぼ球状体を照明する照明手段とを具備し 、前
記照明手段が前記火袋の下部に配設されていることを特
徴とする燈籠である。
【0009】上記第の発明の構成により、火袋の内部
に配設されたほぼ球状体を照明手段で照明するので、照
明された前記ほぼ球状体から光が屈折又は反射して拡散
する。このため、前記ほぼ球状体のプリズム現象により
屈折又は反射して拡散する光の演出作用がある。 更に、
前記火袋の下部に配設された照明手段により前記ほぼ球
状体を斜め下方から効果的に照明することができる。
【0010】更に、第の発明の構成は、火袋を有する
燈籠において、前記火袋の内部に配設されたほぼ球状体
と、該ほぼ球状体を照明する照明手段と、前記ほぼ球状
体を洗浄する水を前記ほぼ球状体に対して供給する給水
手段を設け、前記照明手段が前記火袋の下部に配設され
ていることを特徴とする燈籠である。
【0011】上記第の発明の構成により、火袋の内部
に配設されたほぼ球状体を照明手段で照明するので、照
明された前記ほぼ球状体から光が屈折又は反射して拡散
する。このため、前記ほぼ球状体のプリズム現象により
屈折又は反射して拡散する光の演出作用がある。
【0012】更に、前記ほぼ球状体の表面が水により洗
浄されるので、前記ほぼ球状態の表面の汚れを落とすこ
とができる。このため、前記ほぼ球状体により光の屈折
又は反射が常に良好に行われる。
【0013】更に、前記火袋の下部に配設された照明手
段により前記ほぼ球状体を斜め下方から効果的に照明す
ることができる。
【0014】更に、第の発明の構成は、上記第1の発
の構成において、前記照明手段が前記火袋の下部に配
設されていることである。
【0015】上記第の発明の構成により、上記第1の
発明の構成による作用とともに、前記火袋の下部に配設
された照明手段により前記ほぼ球状体を斜め下方から効
果的に照明することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本願発明の実施の形態に係
わる燈籠を示し、図2は該燈籠の断面構造を示す。な
お、図2において、(a)は該燈籠の縦断面構造を示
し、(b)は(a)のA−A断面構造を示している。図
1及び図2において、燈籠10の主要部は、笠11、火
袋12、中台13及び竿14からなる。笠11は、燈籠
10全体の頂部であり、かつ火袋12の笠でもあり、火
袋12の上側を被うように配設されている。笠11の下
面11aの中央部分に凹部11bが形成されている。更
に、凹部11bの中央部分(後述する球状体21の真上
に位置する。)に放水口11cが形成されている。
【0017】火袋12を構成する、互いに対向する一対
の壁12a,12bが中台13上に形成され、該一対の
壁12a、12bが笠11の下面11aを支えている。
凹部12dが一方の壁12aの内面12cに形成され、
該凹部12d内に導水用パイプ24及び電気配線用パイ
プ33が埋設されている。なお、該凹部12dには充填
材12eが充填されている。竿14は、燈籠10の脚部
であり、竿14の頂部14aは中台13を支えている。
受皿23が中台13上に配設され、該受皿23の上面側
凹部23a上に台座22が配設され、球状体21が前記
台座22上に配設されている。球状体21の材質は水
晶、黒大理石等である。なお、球状体21の代わりに、
球状体に近いもの(例えば、目で見たときに球状体とほ
ぼ同じとみなせるもの、多少の変形があっても球状体に
近いもの等)を使用することができる。
【0018】前記凹部11bに電灯31、32が配設さ
れている。なお、電灯31、32の位置は二点鎖線で示
す位置でもよい。電灯31、32の配置位置は、球状体
21の表面に生じる光の陰が少なくなるように決められ
ている。該電灯31、32に給電する配線を収める前記
配線用パイプ(金属又は合成樹脂製)33が笠11、壁
12a,中台13及び竿14中を通るように配設されて
いる。更に、前記凹部11bに形成された放水口11c
に水25を供給する導水用パイプ24が笠11、壁12
a,中台13及び竿14中を通るように配設されてい
る。また、球状体21を洗浄した後に受皿23の凹部2
3aに溜まった水を排水するための排水用パイプ26が
受皿23、中台13及び竿14中を通るように配設され
ている。
【0019】浄化装置40は、その形状が箱状であり、
第1仕切41、第2仕切42及び第3仕切43により第
1槽40a、第2槽40b、第3槽40c及び第4槽4
0dに区分されている。各槽40a〜40dにはゼオラ
イト粒子による濾過層44a、44b、44c、44
d、44eが配設されている。なお、図3では簡単のた
め第1槽40aにのみ前記濾過層44a〜44eが図示
されている。第1仕切41の下端には通水用長孔41a
が形成され、第2仕切42の上端には通水用長孔42a
が形成され、第3仕切43の下端には通水用長孔43a
が形成されている。ポンプ45が第4槽40dの上壁の
上側に配設されている。ポンプ45の送水量を調節する
ことにより、前記放水口11cから球状体21に供給す
る洗浄用水の量を調節することができる。受水用パイプ
46が第1槽40aの上壁から第1槽40aに接続さ
れ、送水用パイプ47がポンプ45に接続されている。
なお、受水用パイプ46は前記排水用パイプ26に接続
され、送水用パイプ47は前記導水用パイプ24に接続
されている。
【0020】図4は上記実施の形態の変形例を示してい
る。図4に示す燈籠10aにおいて、前記燈籠10の壁
21a、21bの代わりに湾曲した壁21x、21yが
形成されている。更に、前記電灯31、32の代わりに
電灯31a、32aが火袋12の下部に配設されてい
る。なお、電灯31a、32aの位置は二点鎖線で示す
位置でもよい。その他は、上記実施の形態と同じであ
る。
【0021】以上の構成により、火袋12の内部に配設
された球状体21を照明手段となる電灯31、32、3
1a、32aで照明するので、照明された球状体21か
ら光が屈折又は反射して拡散する。このため、球状体2
1のプリズム現象により屈折又は反射して拡散する光の
演出作用がある。更に、前記球状体21の表面が水25
により洗浄されるので、前記球状体21の表面の汚れを
落とすことができる。このため、前記球状体21により
光の屈折又は反射が常に良好に行われる。更に、前記球
状体21を洗浄して汚れた水が水浄化供給手段となる浄
化装置40により浄化されて再度前記球状体21の洗浄
に利用されるので、水25を効率的に使用することがで
きる。
【0022】更に、照明手段としての電灯31、32が
笠11の下面11aの凹部11bに配設された場合に
は、電灯31、32により前記球状体21を効果的に照
明することができる。また、該電灯31、32が笠11
に遮られて外部から目立たないので、前記球状体21の
みが光って見える。更に、照明手段としての電灯31
a、32aが火袋12の下部に配設された場合には、電
灯31a、32aにより球状体21を斜め下方から効果
的に照明することができる。この場合、特に、人の目の
位置が火袋12より下方に位置するときに効果的であ
る。更に、前記給水手段の放水口11cが火袋12の笠
11の下面11aの凹部11bに配設されているので、
前記放水口11cから前記球状体21に対して洗浄用水
25を供給することが極めて容易になる。
【0023】なお、燈籠10の中台13の平面が、上記
実施の形態にて四角形であるが、これに限定されず、五
角形、六角形、八角形等の任意の形状でもよい。このた
め、火袋の12の外形も中台13の平面の外周と同様に
五角形、六角形、八角形等でもよい。また、電灯31、
32又は電灯31a、32aのどちらか一方ではなく、
電灯31、32と電灯31a、32aとの両方を配設し
てもよい。このようにすると、球状体21の照明の陰を
なくすことができる。
【0024】
【発明の効果】本願の第1の発明に係わる燈籠によれ
ば、火袋内のほぼ球状体が照明により光を屈折又は反射
し、光の演出効果がある。更に、ほぼ球状体の表面が水
により洗浄されるので、前記ほぼ球状体による光の屈折
又は反射を常に良好に保つことができる。このため、燈
籠の火袋を高所等の清掃困難な所に配設した場合でも、
前記ほぼ球状体の清掃を省くことができるので、前記ほ
ぼ球状体の保守が容易となる。 更に、前記ほぼ球状体の
洗浄用水を再利用することができるので、省資源を図る
ことができるとともに、前記洗浄水を外部から常に供給
する必要がなくなる。更に、第2の発明によれば、火袋
内のほぼ球状体が照明により光を屈折又は反射し、光の
演出効果がある。 更に、前記ほぼ球状体を斜め下方から
効果的に照明することができる。この場合人の目が燈籠
の火袋より下方に位置する場合に効果的である。更に、
第3の発明によれば、火袋内のほぼ球状体が照明により
光を屈折又は反射し、光の演出効果がある。 更に、ほぼ
球状体の表面が水により洗浄されるので、前記ほぼ球状
体による光の屈折又は反射を常に良好に保つことができ
る。このため、燈籠の火袋を高所等の清掃困難な所に配
設した場合でも、前記ほぼ球状体の清掃を省くことがで
きるので、前記ほぼ球状体の保守が容易となる。 更に、
前記ほぼ球状体を斜め下方から効果的に照明することが
できる。この場合人の目が燈籠の火袋より下方に位置す
る場合に効果的である。更に、第4の発明によれば、上
第1の発明の効果とともに、前記ほぼ球状体を斜め下
方から効果的に照明することができる。この場合人の目
が燈籠の火袋より下方に位置する場合に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態の燈籠を示す斜視図であ
る。
【図2】前記実施の形態の燈籠の断面図である。
【図3】本願発明の実施の形態の浄化装置を示す斜視図
である。
【図4】図2の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 燈籠 11c 放水口 12 火袋 21 球状体 24 導水用パイプ 25 水 26 排水用パイプ 31a 、32a 電灯 40 浄化装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火袋を有する燈籠において、 前記火袋の内部に配設されたほぼ球状体と、 該ほぼ球状体を照明する照明手段と、前記ほぼ球状体を洗浄する水を前記ほぼ球状体に対して
    供給する給水手段と、 前記ほぼ球状体に対して供給され
    た洗浄用水を集めて浄化し、前記ほぼ球状体に対して供
    給する水浄化供給手段を設けた ことを特徴とする燈籠。
  2. 【請求項2】 火袋を有する燈籠において、 前記火袋の内部に配設されたほぼ球状体と、 該ほぼ球状体を照明する照明手段とを具備し、 前記照明手段が前記火袋の下部に配設されていることを
    特徴とする 燈籠。
  3. 【請求項3】 火袋を有する燈籠において、 前記火袋の内部に配設されたほぼ球状体と、 該ほぼ球状体を照明する照明手段と、 前記ほぼ球状体を洗浄する水を前記ほぼ球状体に対して
    供給する給水手段を設け、 前記照明手段が前記火袋の下部に配設されていることを
    特徴とする 燈籠。
  4. 【請求項4】 前記照明手段が前記火袋の下部に配設さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の燈籠。
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