JP2944653B1 - Atm−lan・phy回路のhec検査方法及びそのシステム - Google Patents
Atm−lan・phy回路のhec検査方法及びそのシステムInfo
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- JP2944653B1 JP2944653B1 JP10234771A JP23477198A JP2944653B1 JP 2944653 B1 JP2944653 B1 JP 2944653B1 JP 10234771 A JP10234771 A JP 10234771A JP 23477198 A JP23477198 A JP 23477198A JP 2944653 B1 JP2944653 B1 JP 2944653B1
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Abstract
【要約】
【課題】 ATM−LAN・PHY用LSIを装備した
実機での容易かつ確実なHECの評価を可能にして、L
SIの品質向上を図り、かつ、テスト時間を短縮する。 【解決手段】 セルヘッダ生成回路3が、1セル/5バ
イトのセルデータを、自己生成して送信側HEC生成回
路1に送出する。送信側HEC生成回路1では、送られ
てきたセルデータに対してHECの生成/挿入を実行し
て受信側HEC生成回路2に送出する。受信側HEC生
成回路2では、HEC値の正誤判定を行い、この正誤判
定結果を外部インタフェース回路4を通じて外部のパー
ソナルコンピュータなどの外部装置(端末)に送出し
て、HEC評価を行う。
実機での容易かつ確実なHECの評価を可能にして、L
SIの品質向上を図り、かつ、テスト時間を短縮する。 【解決手段】 セルヘッダ生成回路3が、1セル/5バ
イトのセルデータを、自己生成して送信側HEC生成回
路1に送出する。送信側HEC生成回路1では、送られ
てきたセルデータに対してHECの生成/挿入を実行し
て受信側HEC生成回路2に送出する。受信側HEC生
成回路2では、HEC値の正誤判定を行い、この正誤判
定結果を外部インタフェース回路4を通じて外部のパー
ソナルコンピュータなどの外部装置(端末)に送出し
て、HEC評価を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(非同期転
送モード)−LAN(ローカルエリアネットワーク)に
おける通信回線インタフェースを処理する物理層(PH
Y)用回路におけるヘッダ誤り制御(HEC:Header E
rror Control) の検査を行うATM−LAN・PHY回
路のHEC検査方法及びそのシステムに関し、特に、A
TM−LAN・PHY用LSI(大規模集積回路)を装
備したATM通信装置(適宜、実機と記載する)でHE
C評価(確認/検査)を行うATM−LAN・PHY回
路のHEC検査方法及びそのシステムに関する。
送モード)−LAN(ローカルエリアネットワーク)に
おける通信回線インタフェースを処理する物理層(PH
Y)用回路におけるヘッダ誤り制御(HEC:Header E
rror Control) の検査を行うATM−LAN・PHY回
路のHEC検査方法及びそのシステムに関し、特に、A
TM−LAN・PHY用LSI(大規模集積回路)を装
備したATM通信装置(適宜、実機と記載する)でHE
C評価(確認/検査)を行うATM−LAN・PHY回
路のHEC検査方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ATM−LANにおけるIP(Int
ernet Protocol) overATM形態でのプロトコルスタッ
クは、伝送路にATM−SWを配置し、その伝送路端に
接続される端末側でPHY,ATM,ALL5及びIP
overATMのレイヤを有している。また、LANE(L
ANエミレーション)のプロトコルスタックは、端末側
でPHY,ATM,ALL5及びLANEのレイヤを有
している。
ernet Protocol) overATM形態でのプロトコルスタッ
クは、伝送路にATM−SWを配置し、その伝送路端に
接続される端末側でPHY,ATM,ALL5及びIP
overATMのレイヤを有している。また、LANE(L
ANエミレーション)のプロトコルスタックは、端末側
でPHY,ATM,ALL5及びLANEのレイヤを有
している。
【0003】このPHYは、国際通信規約(OSI/解
放型システム間相互接続))参照モデルの最下位層(レ
イヤ1)であり、通信回線インタフェースを処理する。
例えば、この通信回線インタフェースをISDNにおけ
るDSUに(Digital Service Uniit)接続する場合、
その電気的及び物理的条件を規定している。具体的に
は、配線構造、フレーム構成、伝送路符号、電気的特性
及び給電条件等を規定する。このPHYでは、ATMセ
ルヘッダ内のヘッダ誤り制御(HEC)シーケンスを実
行している。すなわち、ATMセルのセルヘッダにおけ
る1オクテットの巡回符号(CRC)によってルヘッダ
の誤りを検出する。なお、PHYでの通信回線インタフ
ェース処理回路は、実際にはLSI内に実装されている
場合が多い。
放型システム間相互接続))参照モデルの最下位層(レ
イヤ1)であり、通信回線インタフェースを処理する。
例えば、この通信回線インタフェースをISDNにおけ
るDSUに(Digital Service Uniit)接続する場合、
その電気的及び物理的条件を規定している。具体的に
は、配線構造、フレーム構成、伝送路符号、電気的特性
及び給電条件等を規定する。このPHYでは、ATMセ
ルヘッダ内のヘッダ誤り制御(HEC)シーケンスを実
行している。すなわち、ATMセルのセルヘッダにおけ
る1オクテットの巡回符号(CRC)によってルヘッダ
の誤りを検出する。なお、PHYでの通信回線インタフ
ェース処理回路は、実際にはLSI内に実装されている
場合が多い。
【0004】このATM−LAN・PHY用LSIのH
EC検査を、LSIテスタのファンクション確認の一部
としてセルヘッダの先頭4バイトの組み合わせの全て
(232)を考慮したパタンで実行する場合、単純に42
94967296セルが必要となる。この場合、パタン
作成時間及びLSIテスタのパタンメモリ容量を考える
と、その検査実施が不可能である。
EC検査を、LSIテスタのファンクション確認の一部
としてセルヘッダの先頭4バイトの組み合わせの全て
(232)を考慮したパタンで実行する場合、単純に42
94967296セルが必要となる。この場合、パタン
作成時間及びLSIテスタのパタンメモリ容量を考える
と、その検査実施が不可能である。
【0005】また、実機においてもセルヘッダの組み合
わせの入力が出来ないため、従来のATM通信装置(実
機)では、その検査実施が不可能である。仮に、実機で
セルヘッダの組み合わせの入力が可能であるとした場
合、この実機で1秒間に処理できるセル数が、3520
00セルであり、実機でのテスト時間が次のようにな
る。実機でのテスト時間=テスト全組み合わせ数/実機
で1秒間に処理できるセル数=4294967296セ
ル/352000セル=12202秒すなわち、実機で
の検査では、その検査時間が多大になり、コストが嵩ん
で実用的でない。
わせの入力が出来ないため、従来のATM通信装置(実
機)では、その検査実施が不可能である。仮に、実機で
セルヘッダの組み合わせの入力が可能であるとした場
合、この実機で1秒間に処理できるセル数が、3520
00セルであり、実機でのテスト時間が次のようにな
る。実機でのテスト時間=テスト全組み合わせ数/実機
で1秒間に処理できるセル数=4294967296セ
ル/352000セル=12202秒すなわち、実機で
の検査では、その検査時間が多大になり、コストが嵩ん
で実用的でない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
では、ATM−LAN・PHY用LSIのHEC検査に
おいて、LSIテスタでは、その検査実施が不可能であ
り、また、実機でのテストでは、テスト時間が多大にな
り、特に、ATM通信装置を多数生産する際のコストが
嵩む。換言すれば、従来のHEC検査では、容易かつ確
実なHEC検査が実施し難く、ATM−LAN・PHY
用LSIの品質向上を図ることができないという欠点が
ある。
では、ATM−LAN・PHY用LSIのHEC検査に
おいて、LSIテスタでは、その検査実施が不可能であ
り、また、実機でのテストでは、テスト時間が多大にな
り、特に、ATM通信装置を多数生産する際のコストが
嵩む。換言すれば、従来のHEC検査では、容易かつ確
実なHEC検査が実施し難く、ATM−LAN・PHY
用LSIの品質向上を図ることができないという欠点が
ある。
【0007】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、ATM−LAN・PHY回
路、例えば、PHY用LSIに対する実機でのHECの
評価(確認/検査)が容易かつ確実に出来るようにな
り、結果的にPHY用LSIの品質が向上すると共に、
評価を行う際のセル長が短くなり、そのテスト時間が短
縮されて、特に、ATM通信装置を多数生産する際のコ
スト低減が可能になるATM−LAN・PHY回路のH
EC検査方法及びそのシステムの提供を目的とする。
課題を解決するものであり、ATM−LAN・PHY回
路、例えば、PHY用LSIに対する実機でのHECの
評価(確認/検査)が容易かつ確実に出来るようにな
り、結果的にPHY用LSIの品質が向上すると共に、
評価を行う際のセル長が短くなり、そのテスト時間が短
縮されて、特に、ATM通信装置を多数生産する際のコ
スト低減が可能になるATM−LAN・PHY回路のH
EC検査方法及びそのシステムの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明のATM−LAN・PHY回路のHEC検査
方法は、テストモードの設定によって1セル/5バイト
のセルデータを自己生成して送出し、この送出されたセ
ルデータに対してHECの生成/挿入を実行して送出
し、このHECの生成/挿入を実行したHEC値の正誤
判定を行い、この正誤判定結果をHEC評価を行う外部
装置に送出している。
に、本発明のATM−LAN・PHY回路のHEC検査
方法は、テストモードの設定によって1セル/5バイト
のセルデータを自己生成して送出し、この送出されたセ
ルデータに対してHECの生成/挿入を実行して送出
し、このHECの生成/挿入を実行したHEC値の正誤
判定を行い、この正誤判定結果をHEC評価を行う外部
装置に送出している。
【0009】ATM−LAN・PHY回路のHEC検査
システムは、テストモードの設定によって、1セル/5
バイトのセルデータを自己生成して送出するセルヘッダ
生成手段と、セルヘッダ生成手段から送られてきたセル
データに対してHECの生成/挿入を実行して送出する
送信側HEC生成手段と、送信側HEC生成手段からの
HECの生成/挿入を実行したHEC値の正誤判定を行
う受信側HEC検出手段と、受信側HEC検出手段から
の正誤判定結果を、HECの評価を行う外部装置に送出
するための外部インタフェース手段とを備える構成とし
てある。
システムは、テストモードの設定によって、1セル/5
バイトのセルデータを自己生成して送出するセルヘッダ
生成手段と、セルヘッダ生成手段から送られてきたセル
データに対してHECの生成/挿入を実行して送出する
送信側HEC生成手段と、送信側HEC生成手段からの
HECの生成/挿入を実行したHEC値の正誤判定を行
う受信側HEC検出手段と、受信側HEC検出手段から
の正誤判定結果を、HECの評価を行う外部装置に送出
するための外部インタフェース手段とを備える構成とし
てある。
【0010】前記テストモード時の1セル/5バイトの
セルデータが、4バイトのデータ及び5バイト目のHE
C値のデータからなる構成としてある。
セルデータが、4バイトのデータ及び5バイト目のHE
C値のデータからなる構成としてある。
【0011】更に、前記セルヘッダ生成手段として、送
信側HEC生成手段に送出するセルヘッダにおける4バ
イトのデータを生成する32ビットカウンタと、32ビ
ットカウンタ及び送信側HEC生成回路を制御する信号
を生成するテスト制御回路とを備える構成としてある。
信側HEC生成手段に送出するセルヘッダにおける4バ
イトのデータを生成する32ビットカウンタと、32ビ
ットカウンタ及び送信側HEC生成回路を制御する信号
を生成するテスト制御回路とを備える構成としてある。
【0012】また、前記送信側HEC生成手段として、
セルヘッダ生成回路から送られてきたセルヘッダにおけ
る先頭4バイトのデータに対してHEC演算を実行する
HEC演算回路と、HEC演算回路で生成されたHEC
値を、セルヘッダにおける5バイト目に挿入して受信側
HEC生成手段に送出するHEC挿入回路とを備える構
成としてある。
セルヘッダ生成回路から送られてきたセルヘッダにおけ
る先頭4バイトのデータに対してHEC演算を実行する
HEC演算回路と、HEC演算回路で生成されたHEC
値を、セルヘッダにおける5バイト目に挿入して受信側
HEC生成手段に送出するHEC挿入回路とを備える構
成としてある。
【0013】更に、前記受信側HEC検出手段として、
送信側HEC生成手段から送られてきたセルヘッダの5
バイトのデータに対して先頭4バイトでHEC演算を行
うHEC演算回路と、送信側HEC生成手段から送られ
てきたセルヘッダにおける5バイト目のデータとHEC
演算回路での演算結果とを比較してHEC生成/検出の
正誤判定を行うHEC比較回路と、送信側HEC生成手
段から送られてくるセルヘッダの5バイトのデータを常
に保持するセルヘッダ保持回路とを備える構成としてあ
る。
送信側HEC生成手段から送られてきたセルヘッダの5
バイトのデータに対して先頭4バイトでHEC演算を行
うHEC演算回路と、送信側HEC生成手段から送られ
てきたセルヘッダにおける5バイト目のデータとHEC
演算回路での演算結果とを比較してHEC生成/検出の
正誤判定を行うHEC比較回路と、送信側HEC生成手
段から送られてくるセルヘッダの5バイトのデータを常
に保持するセルヘッダ保持回路とを備える構成としてあ
る。
【0014】また、前記外部インタフェース手段とし
て、受信側HEC検出手段においてHEC検出が正常に
行われた回数をカウントするHEC検出カウンタと、受
信側HEC検出手段においてHEC検出が正常に行われ
なかった回数をカウントするHECエラーカウンタと、
エラーセルヘッダの5バイトのデータを格納するヘッダ
エラーレジスタとを備える構成としてある。
て、受信側HEC検出手段においてHEC検出が正常に
行われた回数をカウントするHEC検出カウンタと、受
信側HEC検出手段においてHEC検出が正常に行われ
なかった回数をカウントするHECエラーカウンタと、
エラーセルヘッダの5バイトのデータを格納するヘッダ
エラーレジスタとを備える構成としてある。
【0015】更に、前記外部インタフェース手段におけ
るヘッダエラーレジスタに格納したデータを、外部装置
が読み出して、HEC評価を行う構成としてある。
るヘッダエラーレジスタに格納したデータを、外部装置
が読み出して、HEC評価を行う構成としてある。
【0016】また、前記セルヘッダ生成手段、送信側H
EC生成手段、受信側HEC検出手段及び外部インタフ
ェース手段の回路構成が、LSI内に実装される構成で
ある。
EC生成手段、受信側HEC検出手段及び外部インタフ
ェース手段の回路構成が、LSI内に実装される構成で
ある。
【0017】このような構成の発明のATM−LAN・
PHY回路のHEC検査方法及びそのシステムは、テス
トモードの設定によって1セル/5バイトのセルデータ
を自己生成して送出し、この送出されたセルデータに対
してHECの生成/挿入を実行して送出する。更に、H
ECの生成/挿入を実行したHEC値の正誤判定を行
い、この正誤判定結果をHECの評価を行う外部装置に
送出している。
PHY回路のHEC検査方法及びそのシステムは、テス
トモードの設定によって1セル/5バイトのセルデータ
を自己生成して送出し、この送出されたセルデータに対
してHECの生成/挿入を実行して送出する。更に、H
ECの生成/挿入を実行したHEC値の正誤判定を行
い、この正誤判定結果をHECの評価を行う外部装置に
送出している。
【0018】例えば、従来例で説明したように、実機で
1秒間に処理できるセル数は、352000セルである
ため、従来の実機でのテスト時間は、テスト全組み合わ
せ数/実機で1秒間に処理できるセル数=429496
7296セル/352000セル=12202秒の多大
な時間となる。
1秒間に処理できるセル数は、352000セルである
ため、従来の実機でのテスト時間は、テスト全組み合わ
せ数/実機で1秒間に処理できるセル数=429496
7296セル/352000セル=12202秒の多大
な時間となる。
【0019】これに対して本発明では、ATM通信装置
(実機)で1秒間に処理できるセル数は、352000
セル×(53バイト/5バイト)=3731200セル
でありる。また、実機でのテスト時間は、テスト全組み
合わせ数/実機で1秒間に処理できるセル数=4294
967296セル/3731200セル=1151秒と
なる。したがって、本発明の実機でのテスト時間が従来
例の約1/10となる。
(実機)で1秒間に処理できるセル数は、352000
セル×(53バイト/5バイト)=3731200セル
でありる。また、実機でのテスト時間は、テスト全組み
合わせ数/実機で1秒間に処理できるセル数=4294
967296セル/3731200セル=1151秒と
なる。したがって、本発明の実機でのテスト時間が従来
例の約1/10となる。
【0020】このように、ATM−LAN・PHY回
路、例えば、PHY用LSIを装備した実機でのHEC
の評価が容易かつ確実に出来るようになり、結果的にP
HY用LSIの品質が向上する。また、評価を行う際の
セル長が短くなり、そのテスト時間が短縮されて、特
に、ATM通信装置を多数生産する際のコスト低減が可
能になる。
路、例えば、PHY用LSIを装備した実機でのHEC
の評価が容易かつ確実に出来るようになり、結果的にP
HY用LSIの品質が向上する。また、評価を行う際の
セル長が短くなり、そのテスト時間が短縮されて、特
に、ATM通信装置を多数生産する際のコスト低減が可
能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明のATM−LAN・
PHY回路のHEC検査方法及びそのシステムの実施の
形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の
ATM−LAN・PHY回路のHEC検査システムの実
施形態における構成を示すブロック図である。図1にお
いて、送信側でHEC演算(生成)を行う送信側HEC
生成回路1と、受信側でHEC演算を行う受信側HEC
検出回路2と、セルヘッダを生成するセルヘッダ生成回
路3と、受信側HEC検出回路2での正誤判定結果をパ
ーソナルコンピュータなどの外部装置(端末)に通知す
るための外部インタフェース回路4とを有している。
PHY回路のHEC検査方法及びそのシステムの実施の
形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の
ATM−LAN・PHY回路のHEC検査システムの実
施形態における構成を示すブロック図である。図1にお
いて、送信側でHEC演算(生成)を行う送信側HEC
生成回路1と、受信側でHEC演算を行う受信側HEC
検出回路2と、セルヘッダを生成するセルヘッダ生成回
路3と、受信側HEC検出回路2での正誤判定結果をパ
ーソナルコンピュータなどの外部装置(端末)に通知す
るための外部インタフェース回路4とを有している。
【0022】送信側HEC生成回路1は、セルヘッダ生
成回路3から送られてきたセルヘッダにおける先頭4バ
イトのデータに対してHEC演算を行うHEC演算回路
1bと、このHEC演算回路1bで生成されたHEC値
をセルヘッダにおける5バイト目に挿入して受信側HE
C検出回路2に送出するHEC挿入回路1aとを有して
いる。
成回路3から送られてきたセルヘッダにおける先頭4バ
イトのデータに対してHEC演算を行うHEC演算回路
1bと、このHEC演算回路1bで生成されたHEC値
をセルヘッダにおける5バイト目に挿入して受信側HE
C検出回路2に送出するHEC挿入回路1aとを有して
いる。
【0023】受信側HEC検出回路2は、送信側HEC
生成回路1から送られてきたセルヘッダの5バイトのデ
ータに対して先頭4バイトでHEC演算を行うHEC演
算回路2cと、送信側HEC生成回路1から送られてき
たセルヘッダにおける5バイト目のデータとHEC演算
回路2cでの演算結果とを比較してHEC生成/検出の
正誤判定を行うHEC比較回路2dと、送信側HEC生
成回路1から送られてくるセルヘッダの5バイトのデー
タを常に保持するセルヘッダ保持回路2eとを有してい
る。
生成回路1から送られてきたセルヘッダの5バイトのデ
ータに対して先頭4バイトでHEC演算を行うHEC演
算回路2cと、送信側HEC生成回路1から送られてき
たセルヘッダにおける5バイト目のデータとHEC演算
回路2cでの演算結果とを比較してHEC生成/検出の
正誤判定を行うHEC比較回路2dと、送信側HEC生
成回路1から送られてくるセルヘッダの5バイトのデー
タを常に保持するセルヘッダ保持回路2eとを有してい
る。
【0024】セルヘッダ生成回路3は、送信側HEC生
成回路1に送出するためのセルヘッダにおける4バイト
のデータを生成する32ビットカウンタ3gと、この3
2ビットカウンタ3g及び送信側HEC生成回路1を制
御する信号を生成するテスト制御回路3fとを有してい
る。
成回路1に送出するためのセルヘッダにおける4バイト
のデータを生成する32ビットカウンタ3gと、この3
2ビットカウンタ3g及び送信側HEC生成回路1を制
御する信号を生成するテスト制御回路3fとを有してい
る。
【0025】外部インタフェース回路4は、受信側HE
C検出回路2において、HEC検出が正常に行われた回
数をカウントするHEC検出カウンタ4hと、受信側H
EC検出回路2において、HEC検出が正常に行われな
かった回数をカウントするHECエラーカウンタ4i
と、エラー級のセルヘッダの5バイトのデータを格納す
るヘッダエラーレジスタ4jとを有している。
C検出回路2において、HEC検出が正常に行われた回
数をカウントするHEC検出カウンタ4hと、受信側H
EC検出回路2において、HEC検出が正常に行われな
かった回数をカウントするHECエラーカウンタ4i
と、エラー級のセルヘッダの5バイトのデータを格納す
るヘッダエラーレジスタ4jとを有している。
【0026】なお、HEC挿入回路1a,HEC演算回
路1b,HEC演算回路2c,HEC比較回路2d,H
EC検出カウンタ4h,HECエラーカウンタ4i及び
ヘッダエラーレジスタ4jは既存の汎用的な回路であ
る。また、セルヘッダ保持回路2e、テスト制御回路3
f及び32ビットカウンタ3gは、受信側HEC検出回
路2(HEC演算回路2c,HEC比較回路2dを除
く)の一部を利用してテストモード時の動作を実行して
いる。なお、これらの回路は、ATM−LAN・PHY
用LSIとして構成され、この内部に実装されるのが一
般的である。
路1b,HEC演算回路2c,HEC比較回路2d,H
EC検出カウンタ4h,HECエラーカウンタ4i及び
ヘッダエラーレジスタ4jは既存の汎用的な回路であ
る。また、セルヘッダ保持回路2e、テスト制御回路3
f及び32ビットカウンタ3gは、受信側HEC検出回
路2(HEC演算回路2c,HEC比較回路2dを除
く)の一部を利用してテストモード時の動作を実行して
いる。なお、これらの回路は、ATM−LAN・PHY
用LSIとして構成され、この内部に実装されるのが一
般的である。
【0027】次に、この実施形態の動作について説明す
る。まず、全体動作について説明する。図2は全体の動
作を説明するためのブロック図であり、図3は通常モー
ドとテストモードのセルデータを説明するための図であ
る。図2及び図3において、通常モード時は、図3
(a)に示す53バイトのセルデータが処理される。テ
ストモードでは、図3(b)に示す5バイトのセルデー
タのみが処理される。まず、テストモードに設定するこ
とによって、セルヘッダ生成回路3が、1セル/5バイ
トのセルデータを自己生成して送信側HEC生成回路1
に送出する。この送信側HEC生成回路1では、送られ
てきたセルデータに対してHECの生成/挿入を実行し
て受信側HEC検出回路2に送出する。受信側HEC検
出回路2では、HEC値の正誤判定を行い、この正誤判
定結果を外部インタフェース回路4を通じて外部装置
(端末)に送出する。
る。まず、全体動作について説明する。図2は全体の動
作を説明するためのブロック図であり、図3は通常モー
ドとテストモードのセルデータを説明するための図であ
る。図2及び図3において、通常モード時は、図3
(a)に示す53バイトのセルデータが処理される。テ
ストモードでは、図3(b)に示す5バイトのセルデー
タのみが処理される。まず、テストモードに設定するこ
とによって、セルヘッダ生成回路3が、1セル/5バイ
トのセルデータを自己生成して送信側HEC生成回路1
に送出する。この送信側HEC生成回路1では、送られ
てきたセルデータに対してHECの生成/挿入を実行し
て受信側HEC検出回路2に送出する。受信側HEC検
出回路2では、HEC値の正誤判定を行い、この正誤判
定結果を外部インタフェース回路4を通じて外部装置
(端末)に送出する。
【0028】したがって、テストモード設定時は、実機
からパタン入力がなくなり、また、正誤判定結果につい
ては、外部インタフェース回路4におけるヘッダエラー
レジスタ4jのカウンタ値の読み出しで確認できるた
め、実機でのHEC評価が容易かつ確実に出来るように
なり、結果的にPHY用LSIの品質が向上する。
からパタン入力がなくなり、また、正誤判定結果につい
ては、外部インタフェース回路4におけるヘッダエラー
レジスタ4jのカウンタ値の読み出しで確認できるた
め、実機でのHEC評価が容易かつ確実に出来るように
なり、結果的にPHY用LSIの品質が向上する。
【0029】この場合、ATM通信装置(実機)で1秒
間に処理できるセル数は、352000セル×(53バ
イト/5バイト)=3731200セルであり、実機で
のテスト時間が、テスト全組み合わせ数/実機で1秒間
に処理できるセル数=4294967296セル/37
31200セル=1151秒となり、前記で説明したよ
うにテスト時間が従来例の約1/10となる。
間に処理できるセル数は、352000セル×(53バ
イト/5バイト)=3731200セルであり、実機で
のテスト時間が、テスト全組み合わせ数/実機で1秒間
に処理できるセル数=4294967296セル/37
31200セル=1151秒となり、前記で説明したよ
うにテスト時間が従来例の約1/10となる。
【0030】このように、評価を行う際のセル長(1セ
ル/5バイトの自己生成のセルデータ)が短くなって、
テスト時間が短縮され、そのコスト低減が可能になる。
ル/5バイトの自己生成のセルデータ)が短くなって、
テスト時間が短縮され、そのコスト低減が可能になる。
【0031】この実施形態では、送信側(送信側HEC
生成回路1)と受信側(受信側HEC検出回路2)とに
設けた同様の動作を行うHEC演算回路1b,HEC演
算回路2cを接続することよって、HEC生成/検出の
相互確認が出来る。また、パタンを内部で自己生成し、
テスト結果を外部アクセスのみで確認できるため、実機
でのHECの評価が出来るようになる。
生成回路1)と受信側(受信側HEC検出回路2)とに
設けた同様の動作を行うHEC演算回路1b,HEC演
算回路2cを接続することよって、HEC生成/検出の
相互確認が出来る。また、パタンを内部で自己生成し、
テスト結果を外部アクセスのみで確認できるため、実機
でのHECの評価が出来るようになる。
【0032】以下、各部の詳細な動作について説明す
る。図4はセルヘッダ生成回路3の動作を説明するため
のタイミング図である。図1から図4において、このセ
ルヘッダ生成回路3では、図4(a)に示すクロック信
号が供給されて動作する。テスト制御回路3fは、図4
(b)に示すテストモード信号によって、図4(c)
(f)(g)に示す32ビットカウンタ3gを制御する
カウントアップ信号n1(5バイトごとに1回発生す
る)、送信側HEC生成回路1を制御するセルヘッダ領
域信号n2及びHECバイト位置信号n3を生成して出
力する。
る。図4はセルヘッダ生成回路3の動作を説明するため
のタイミング図である。図1から図4において、このセ
ルヘッダ生成回路3では、図4(a)に示すクロック信
号が供給されて動作する。テスト制御回路3fは、図4
(b)に示すテストモード信号によって、図4(c)
(f)(g)に示す32ビットカウンタ3gを制御する
カウントアップ信号n1(5バイトごとに1回発生す
る)、送信側HEC生成回路1を制御するセルヘッダ領
域信号n2及びHECバイト位置信号n3を生成して出
力する。
【0033】また、テスト制御回路3fは次の(1)
(2)の機能を有している。 (1)受信側HEC生成回路2において、HECエラー
検出が行われた際に、直ちに送信側HEC生成回路1の
カウント動作を停止する。そして、外部装置からのアク
セスによって、外部インタフェース回路4のヘッダエラ
ーレジスタ4jからカウント値を読み出した直後から再
開する。 (2)受信側HEC生成回路2でのHEC検出の正誤に
関係なく、図4(d)に示すカウント値が32' hFF
FFFFFFFになるまでカウンタ動作を行う。この
(1)(2)のいずれかの使用は、テストモード設定時
に決定する。
(2)の機能を有している。 (1)受信側HEC生成回路2において、HECエラー
検出が行われた際に、直ちに送信側HEC生成回路1の
カウント動作を停止する。そして、外部装置からのアク
セスによって、外部インタフェース回路4のヘッダエラ
ーレジスタ4jからカウント値を読み出した直後から再
開する。 (2)受信側HEC生成回路2でのHEC検出の正誤に
関係なく、図4(d)に示すカウント値が32' hFF
FFFFFFFになるまでカウンタ動作を行う。この
(1)(2)のいずれかの使用は、テストモード設定時
に決定する。
【0034】32ビットカウンタ3gは、その動作とし
て、テスト制御回路3fより出力されるカウントアップ
信号n1のタイミングで「+1」のカウントアップ動作
を行い、このカウントの結果を図4(e)に示すセルデ
ータn4(5バイト目には空データを乗せて)として送
信側HEC生成回路1に送出する。
て、テスト制御回路3fより出力されるカウントアップ
信号n1のタイミングで「+1」のカウントアップ動作
を行い、このカウントの結果を図4(e)に示すセルデ
ータn4(5バイト目には空データを乗せて)として送
信側HEC生成回路1に送出する。
【0035】図5は送信側HEC生成回路1の動作を説
明するためのタイミング図である。図1から図5におい
て、送信側HEC生成回路1は、図5(a)に示すクロ
ック信号が供給されて動作する。HEC演算回路1b
は、セルヘッダ生成回路3から送られてきた図5(b)
に示すセルデータn4中のセルヘッダ領域信号がアクテ
ィブ(High)であり、かつ、図5(d)に示すHE
Cバイト位置信号n3がインアクティブ(Low)の領
域に対してHEC演算を行い、この図5(e)に示すH
EC演算結果n5を出力する。また、HEC挿入回路1
aは、HEC演算回路1bから出力された図5(e)に
示すHEC演算結果n5を、セルヘッダ生成回路3から
送られてきたセルデータの5バイト目(空データ)に挿
入する。この挿入による図5(f)に示すセルデータn
6を受信側HEC検出回路2に送出する。
明するためのタイミング図である。図1から図5におい
て、送信側HEC生成回路1は、図5(a)に示すクロ
ック信号が供給されて動作する。HEC演算回路1b
は、セルヘッダ生成回路3から送られてきた図5(b)
に示すセルデータn4中のセルヘッダ領域信号がアクテ
ィブ(High)であり、かつ、図5(d)に示すHE
Cバイト位置信号n3がインアクティブ(Low)の領
域に対してHEC演算を行い、この図5(e)に示すH
EC演算結果n5を出力する。また、HEC挿入回路1
aは、HEC演算回路1bから出力された図5(e)に
示すHEC演算結果n5を、セルヘッダ生成回路3から
送られてきたセルデータの5バイト目(空データ)に挿
入する。この挿入による図5(f)に示すセルデータn
6を受信側HEC検出回路2に送出する。
【0036】図6は受信側HEC検出回路2の動作を説
明するためのタイミング図である。図1から図6におい
て、受信側HEC検出回路2は、図6(a)に示すクロ
ック信号が供給されて動作する。HEC演算回路2c
が、送信側HEC生成回路1から送られてきた図6
(b)に示すセルデータn6の先頭バイトに対してHE
C演算を実行し、この実行結果である図6(c)に示す
HEC演算結果n7を出力する。また、HEC比較回路
2dが、送信側HEC生成回路1から送られてきたセル
データn6の5バイト目と、HEC演算回路2cから出
力されたHEC演算結果n7との比較を行い、HEC生
成/検出の正誤判定を実行し、その結果に問題がない場
合、図6(d)に示すHEC検出信号n8を、外部イン
タフェース回路4に出力する。
明するためのタイミング図である。図1から図6におい
て、受信側HEC検出回路2は、図6(a)に示すクロ
ック信号が供給されて動作する。HEC演算回路2c
が、送信側HEC生成回路1から送られてきた図6
(b)に示すセルデータn6の先頭バイトに対してHE
C演算を実行し、この実行結果である図6(c)に示す
HEC演算結果n7を出力する。また、HEC比較回路
2dが、送信側HEC生成回路1から送られてきたセル
データn6の5バイト目と、HEC演算回路2cから出
力されたHEC演算結果n7との比較を行い、HEC生
成/検出の正誤判定を実行し、その結果に問題がない場
合、図6(d)に示すHEC検出信号n8を、外部イン
タフェース回路4に出力する。
【0037】また、HEC生成/検出の正誤判定に問題
がある場合、図6(d)に示すHEC検出信号n9を外
部インタフェース回路4に出力する。また、HEC検出
信号n9が、セルヘッダ生成回路3にカウント停止信号
として出力される。更に、セルヘッダ保持回路2eは、
HEC比較回路2dでHEC生成/検出 正誤判定に問
題が発生した場合、HECエラー信号n9のタイミング
で保持していた図6(f)(g)に示すNGセルデータ
n10及びデータイネーブル信号n11を外部インタフ
ェース回路4に出力する。
がある場合、図6(d)に示すHEC検出信号n9を外
部インタフェース回路4に出力する。また、HEC検出
信号n9が、セルヘッダ生成回路3にカウント停止信号
として出力される。更に、セルヘッダ保持回路2eは、
HEC比較回路2dでHEC生成/検出 正誤判定に問
題が発生した場合、HECエラー信号n9のタイミング
で保持していた図6(f)(g)に示すNGセルデータ
n10及びデータイネーブル信号n11を外部インタフ
ェース回路4に出力する。
【0038】次に、外部インタフェース回路4の動作に
ついて説明する。HEC検出カウンタ4h及びHECエ
ラーカウンタ4iは、受信側HEC検出回路2から送ら
れてきたHEC検出信号n8及びPHECエラー信号n
9をそれぞれに対応したHEC検出カウンタ4h及びH
ECエラーカウンタ4iでカウントアップし、外部装置
からのアクセス(読み出しアクティブ)によってカウン
ト値を外部装置(端末)に出力する。
ついて説明する。HEC検出カウンタ4h及びHECエ
ラーカウンタ4iは、受信側HEC検出回路2から送ら
れてきたHEC検出信号n8及びPHECエラー信号n
9をそれぞれに対応したHEC検出カウンタ4h及びH
ECエラーカウンタ4iでカウントアップし、外部装置
からのアクセス(読み出しアクティブ)によってカウン
ト値を外部装置(端末)に出力する。
【0039】また、ヘッダエラーレジスタ4jは、受信
側HEC検出回路2で、HEC生成/検出の正誤判定に
問題が発生したときに送られてくるNGセルデータn1
0を、同様に受信側HEC検出回路2から送られてきた
データイネーブル信号n11によって書き込み、外部装
置からの読み出しアクティブでセルデータを出力する。
また、外部装置からの読み出しが完了した時点でセルヘ
ッダ生成回路3にカウント再開信号n12を送出する。
側HEC検出回路2で、HEC生成/検出の正誤判定に
問題が発生したときに送られてくるNGセルデータn1
0を、同様に受信側HEC検出回路2から送られてきた
データイネーブル信号n11によって書き込み、外部装
置からの読み出しアクティブでセルデータを出力する。
また、外部装置からの読み出しが完了した時点でセルヘ
ッダ生成回路3にカウント再開信号n12を送出する。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のATM−LAN・PHY回路のHEC検査方法及びそ
のシステムによれば、テストモードの設定によって1セ
ル/5バイトのセルデータを自己生成して送出し、この
送出されたセルデータに対してHECの生成/挿入を実
行して送出する。更に、このHECの生成/挿入を実行
したHEC値の正誤判定を行い、この正誤判定結果をH
ECの評価を行う外部装置に送出している。
のATM−LAN・PHY回路のHEC検査方法及びそ
のシステムによれば、テストモードの設定によって1セ
ル/5バイトのセルデータを自己生成して送出し、この
送出されたセルデータに対してHECの生成/挿入を実
行して送出する。更に、このHECの生成/挿入を実行
したHEC値の正誤判定を行い、この正誤判定結果をH
ECの評価を行う外部装置に送出している。
【0041】この結果、ATM−LAN・PHY回路、
例えば、PHY用LSIを装備した実機でのHECの評
価が容易かつ確実に出来るようになり、結果的にPHY
用LSIの品質が向上する。また、セル長が短くなり、
テスト時間が大幅に短縮されて、特に、ATM通信装置
を多数生産する際のコスト低減が可能になる。
例えば、PHY用LSIを装備した実機でのHECの評
価が容易かつ確実に出来るようになり、結果的にPHY
用LSIの品質が向上する。また、セル長が短くなり、
テスト時間が大幅に短縮されて、特に、ATM通信装置
を多数生産する際のコスト低減が可能になる。
【図1】本発明のATM−LAN・PHY回路のHEC
検査システムの実施形態における構成を示すブロック図
である。
検査システムの実施形態における構成を示すブロック図
である。
【図2】実施形態にあって全体の動作を説明するための
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】実施形態にあって通常モードとテストモードの
セルデータを説明するための図である。
セルデータを説明するための図である。
【図4】図1中のセルヘッダ生成回路の動作を説明する
ためのタイミング図である。
ためのタイミング図である。
【図5】図1中の送信側HEC生成回路の動作を説明す
るためのタイミング図である。
るためのタイミング図である。
【図6】図1中の受信側HEC検出回路の動作を説明す
るためのタイミング図である。
るためのタイミング図である。
1 送信側HEC生成回路 1a HEC挿入回路 1b HEC演算回路 2 受信側HEC検出回路 2c HEC演算回路 2d HEC比較回路 2e セルヘッダ保持回路 3 セルヘッダ生成回路 3g 32ビットカウンタ 3f テスト制御回路 4 外部インタフェース回路 4h HEC検出カウンタ 4i HECエラーカウンタ 4j ヘッダエラーレジスタ
Claims (9)
- 【請求項1】 ATM−LAN・PHY回路のヘッダ誤
り制御(HEC)検査方法において、 テストモードの設定によって1セル/5バイトのセルデ
ータを自己生成して送出し、 この送出されたセルデータに対してHECの生成/挿入
を実行して送出し、 このHECの生成/挿入を実行したHEC値の正誤判定
を行い、 この正誤判定結果を、HEC評価を行う外部装置に送出
することを特徴とするATM−LAN・PHY回路のH
EC検査方法。 - 【請求項2】 ATM−LAN・PHY回路のヘッダ誤
り制御(HEC)検査システムにおいて、 テストモードの設定によって、1セル/5バイトのセル
データを自己生成して送出するセルヘッダ生成手段と、 前記セルヘッダ生成手段から送られてきたセルデータに
対してHECの生成/挿入を実行して送出する送信側H
EC生成手段と、 前記送信側HEC生成手段からのHECの生成/挿入を
実行したHEC値の正誤判定を行う受信側HEC検出手
段と、 前記受信側HEC生成手段からの正誤判定結果を、HE
Cの評価を行う外部装置に送出するための外部インタフ
ェース手段と、 を備えることを特徴とするATM−LAN・PHY回路
のHEC検査システム。 - 【請求項3】 前記テストモード時の1セル/5バイト
のセルデータが、 4バイトのデータ及び5バイト目のHEC値のデータか
らなることを特徴とする請求項2記載のATM−LAN
・PHY回路のHEC検査システム。 - 【請求項4】 前記セルヘッダ生成手段として、 送信側HEC生成手段に送出するセルヘッダにおける4
バイトのデータを生成する32ビットカウンタと、 前記32ビットカウンタ及び送信側HEC生成回路を制
御する信号を生成するテスト制御回路と、 を備えることを特徴とする請求項2記載のATM−LA
N・PHY回路のHEC検査システム。 - 【請求項5】 前記送信側HEC生成手段として、 セルヘッダ生成回路から送られてきたセルヘッダにおけ
る先頭4バイトのデータに対してHEC演算を実行する
HEC演算回路と、 前記HEC演算回路で生成されたHEC値を、セルヘッ
ダにおける5バイト目に挿入して受信側HEC検出手段
に送出するHEC挿入回路と、 を備えることを特徴とする請求項2記載のATM−LA
N・PHY回路のHEC検査システム。 - 【請求項6】 前記受信側HEC検出手段として、 送信側HEC生成手段から送られてきたセルヘッダの5
バイトのデータに対して先頭4バイトでHEC演算を行
うHEC演算回路と、 送信側HEC生成手段から送られてきたセルヘッダにお
ける5バイト目のデータとHEC演算回路での演算結果
とを比較してHEC生成/検出の正誤判定を行うHEC
比較回路と、 前記送信側HEC生成手段から送られてくるセルヘッダ
の5バイトのデータを常に保持するセルヘッダ保持回路
と、 を備えることを特徴とする請求項2記載のATM−LA
N・PHY回路のHEC検査システム。 - 【請求項7】 前記外部インタフェース手段として、 受信側HEC検出手段においてHEC検出が正常に行わ
れた回数をカウントするHEC検出カウンタと、 受信側HEC検出手段においてHEC検出が正常に行わ
れなかった回数をカウントするHECエラーカウンタ
と、 エラーセルヘッダの5バイトのデータを格納するヘッダ
エラーレジスタと、 を備えることを特徴とする請求項2記載のATM−LA
N・PHY回路のHEC検査システム。 - 【請求項8】 前記外部インタフェース手段におけるヘ
ッダエラーレジスタに格納したデータを、外部装置が読
み出して、HEC評価を行うことを特徴とする請求項7
記載のATM−LAN・PHY回路のHEC検査システ
ム。 - 【請求項9】 前記請求項2記載のセルヘッダ生成手
段、送信側HEC生成手段、受信側HEC検出手段及び
外部インタフェース手段の回路構成が、LSI内に実装
されることを特徴とする請求項2記載のATM−LAN
・PHY回路のHEC検査システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10234771A JP2944653B1 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | Atm−lan・phy回路のhec検査方法及びそのシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10234771A JP2944653B1 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | Atm−lan・phy回路のhec検査方法及びそのシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2944653B1 true JP2944653B1 (ja) | 1999-09-06 |
JP2000069026A JP2000069026A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=16976116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10234771A Expired - Lifetime JP2944653B1 (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | Atm−lan・phy回路のhec検査方法及びそのシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2944653B1 (ja) |
-
1998
- 1998-08-20 JP JP10234771A patent/JP2944653B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000069026A (ja) | 2000-03-03 |
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