JP2943762B2 - Dtmf信号発生回路 - Google Patents

Dtmf信号発生回路

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JP2943762B2
JP2943762B2 JP9135131A JP13513197A JP2943762B2 JP 2943762 B2 JP2943762 B2 JP 2943762B2 JP 9135131 A JP9135131 A JP 9135131A JP 13513197 A JP13513197 A JP 13513197A JP 2943762 B2 JP2943762 B2 JP 2943762B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDTMF信号発生回
路に関し、特に、音声周波数帯域の高群,低群の2つの
周波数の正弦波信号を基準クロック信号からデジタル発
生し合成するDTMF信号発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のDTMF信号発生回路
は、電話システムの音声伝送路において、端末から交換
機への認識可能な選択信号として、音声周波数帯域の高
群,低群の2つの周波数を組み合わせたDTMF(du
al tone multi−frequency)信
号を発生および送出するために広く用いられている。
【0003】図4は、この従来のDTMF信号発生回路
の構成例として、例えば、特開昭61−79308号公
報に示されている正弦波合成信号発生回路を示すブロッ
ク図である。この従来のDTMF信号発生回路は、各ク
ロック信号の周波数を分周比1/M,1/Nにそれぞれ
分周し1/M周波数信号,1/N周波数信号をそれぞれ
出力するカウンタ41a,41bと、1/M周波数信号
を1/Mデジタル正弦波信号に変換するアドレスポイン
タ42aおよびROM43aと、1/N周波数信号を1
/Nデジタル正弦波信号に変換するアドレスポインタ4
2bおよびROM43bと、1/Mデジタル正弦波信号
および1/Nデジタル正弦波信号を加算する加算回路4
4と、加算済のデジタル値をアナログ信号に変換するD
/Aコンバータ45とを有している。
【0004】まず、各クロック信号ck1,ck2が、
分周比1/M,1/Nのカウンタ41a,41bにそれ
ぞれ入力され、音声周波数帯域の高群,低群の2つの周
波数にそれぞれ対応した1/M周波数信号,1/N周波
数信号に変換される。変換された1/N周波数信号,1
/M周波数信号は、それぞれアドレスポインタ42a,
42bに出力されカウント値をカウントアップする。こ
れらアドレスポインタ42a,42bのカウント出力
は、ROM43a,43bに出力され、正弦波信号を時
間軸に対して16から32等分して予め格納しているR
OM43a,43bの番地を示す。ROM43a,43
bは、アドレスポインタ42a,42bの示すアドレス
に格納されたデータを次々に出力する。
【0005】このようにして、2つのROM43a,4
3bから出力されたデジタル正弦波信号は、加算回路4
4で加算され2つの周波数を組み合わせた信号に合成さ
れる。この合成された信号は、D/Aコンバータ45に
よってアナログ信号に変換され、端末から交換機への選
択信号として、音声周波数帯域の高群,低群の2つの周
波数を組み合わせたDTMF信号として送出する。
【0006】また、他の従来のDTMF信号発生回路で
は、音声伝送路にDTMF信号を送出するとき、ローパ
スフイルタを介してDTMF信号を送出し、信号合成時
に発生した折り返し雑音,高調波成分を充分に取り除
き、規格を満足させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来のDTMF信号発生回路では、位相により振幅の変
化率が異なる正弦波を周期軸に対して一律に16分割か
ら32分割し量子化した値を記録したテーブルを利用し
ているために、正弦波の振幅に対する忠実度、正弦波の
周波数に対する忠実度が極めて低く、DTMF信号の歪
率が大きい。
【0008】また、DTMF信号発生回路内の後段に備
えるD/Aコンバータは、一般に、5ビット以上の分解
能を持つものを使用するが、16分割から32分割で
は、D/Aコンバータの0スケールからフルスケールま
での値すべてを入力することはないため、D/Aコンバ
ータの分解能を有効に活用できていない。
【0009】また、このD/Aコンバータ分解能の有効
活用のため、単純に周期軸に対する分割数を増やす手段
が考えられるが、増やした分割数とD/Aのビット数の
積に比例してテーブルを記憶する回路が増加してしまう
ため、困難である。
【0010】また、DTMF信号を音声伝送路に送出す
る場合には、規格上、信号合成時に発生した折り返し雑
音や高調波成分を充分に取り除く必要があるが、忠実度
の低いテーブルの利用により歪の大きいDTMF信号と
なっているため、急峻な減衰率をもつ高次のローパスフ
イルタを用意するのが一般的であった。これにより、集
積回路のローパスフイルタ面積が増大すると共に、フイ
ルタ内部素子のバラツキによる周波数のズレ,振幅の変
化を一定に保つために必要とした労力は計り知れない。
【0011】従って、本発明の目的は、DTMF信号の
低歪率化およびコスト削減を両立化させることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、正
弦波信号をサンプリング周期ごとにビット値で量子化し
たデジタル正弦波信号を音声周波数帯域の高群,低群の
2つの周波数に対応してそれぞれ発生する2つのデジタ
ル正弦波信号発生回路と、これら2つのデジタル正弦波
信号発生回路のデジタル正弦波信号出力を加算する加算
回路と、この加算回路の出力をD/A変換するD/A変
換回路とを備え、前記2つの周波数を組み合わせたDT
MF信号を発生および送出するDTMF信号発生回路に
おいて、前記各デジタル正弦波信号発生回路が、前記デ
ジタル正弦波信号のサンプリング周期ごとの変化量をサ
ンプリング周波数の設定により単位ビット以下の値とし
予めテーブル記録した単位ビットの変化量を前記サン
プリング周期ごとに読み出してカウントし、このカウン
ト値の最大値または最小値に対応して前記カウント値の
カウントアップまたはカウントダウンを切り替え、前記
カウント値を前記デジタル正弦波信号として出力し、前
記単位ビットの変化量から前記デジタル正弦波信号の絶
対量を復元し出力している。
【0013】また、前記各デジタル正弦波信号発生回路
が、入力される基準クロック信号の周波数を前記サンプ
リング周波数に分周する分周カウンタと、この分周カウ
ンタの出力を計数し初期化信号により初期化され前記各
サンプリング周期に対応したアドレス信号を出力するア
ドレスポインタと、前記単位ビットの変化量が前記アド
レス信号に対応して予めテーブル記録され前記サンプリ
ング周期ごとに読み出されるテーブル記憶手段と、この
テーブル記憶手段の出力をカウント入力としアップ/ダ
ウン制御信号に対応してカウントアップまたはカウント
ダウンを行い前記デジタル正弦波信号を出力するアップ
ダウンカウンタと、このアップダウンカウンタのカウン
ト値の最大値または最小値に対応して前記デジタル正弦
波信号の位相を検出し前記アップ/ダウン制御信号を切
り替え出力し前記アドレスポインタに前記初期化信号を
出力する位相検出回路とを備えている。
【0014】または、更に低歪率化するために、前記D
/A変換回路の出力を低域濾波し前記DTMF信号を出
力するローパスフイルタを備えている。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1,図2は、本発明のDTMF信号発
生回路の実施形態を示すブロック図,その部分詳細ブロ
ック図である。本実施形態のDTMF信号発生回路は、
第1,第2のデジタル正弦波信号発生回路1,2と、加
算回路3,D/Aコンバータ4,ローパスフイルタ5と
を備える。これら各ブロックの中、加算回路3,D/A
コンバータ4は、図4に示した従来のDTMF信号発生
回路の各ブロックと同じであるので、重複説明を省略す
る。
【0016】第1,第2のデジタル正弦波信号発生回路
1,2は、正弦波信号をサンプリング周期ごとにビット
値で量子化したデジタル正弦波信号を音声周波数帯域の
高群,低群の2つの周波数に対応してそれぞれ発生す
る。このとき、デジタル正弦波信号のサンプリング周期
ごとの変化量をサンプリング周波数の設定により単位ビ
ット以下の値とし、この単位ビットの変化量を予めテー
ブル記録しサンプリング周期ごとに読み出しデジタル正
弦波信号の絶対量を復元し出力している。また、ローパ
スフイルタ5は、D/Aコンバータ4の出力を低域濾波
する低次のローパスフイルタからなる。
【0017】さらに、図2に示すように、第1,第2の
デジタル正弦波信号発生回路1,2は、分周カウンタ2
1,アドレスポインタ22,テーブル記憶手段23,ア
ップダウンカウンタ24,位相検出回路25からそれぞ
れ構成される。
【0018】分周カウンタ21は、入力される基準クロ
ック信号をサンプリング周波数に分周しアドレスポイン
タ22に出力する。このとき、この分周されたサンプリ
ング周期は、デジタル正弦波信号のサンプリング周期ご
との変化量が単位ビット以下の値となるように、第1,
第2のデジタル正弦波信号発生回路1,2においてそれ
ぞれ設定されている。
【0019】アドレスポインタ22は、分周カウンタ2
1の出力を計数し初期化信号により初期化され各サンプ
リング周期に対応したアドレス信号をテーブル記憶手段
23に出力する。
【0020】テーブル記憶手段23は、アドレスポイン
タ22の出力をアドレス信号として入力するROMまた
はゲート回路からなる。デジタル正弦波信号のサンプリ
ング周期ごとの変化量が、単位ビット信号の論理レベル
“1”または“0”として、各サンプリング周期に対応
したアドレス信号の各番地に予めテーブル記録され、サ
ンプリング周期ごとに読み出されアップダウンカウンタ
24に出力される。
【0021】図3は、このテーブル記憶手段23に予め
テーブル記録される単位ビットの変化量および番地と、
デジタル正弦波信号のサンプリング周期ごとの量子化値
との関係を示す説明図である。ここでは、予め、各サン
プリング周期32は、サンプリング周期ごとの量子化値
の差が必ず1LSB以下になるように、分周カウンタ2
1により十分高速に設定され、サンプリング周期に対応
したアドレス信号の0番地に0を設定し、理想の正弦波
信号31をK番目,K−1番目にサンプリングおよび量
子化したデジタル正弦波信号データの差分を単位ビット
の変化量としてK番地に記憶していることを示してい
る。また、本実施形態の場合、出力したい正弦波のサン
プリング区間を位相0から位相2πまでの1周期ではな
く、サンプリングおよび量子化するデータを最低値をと
る位相から次に最大値をとる位相までの1/2周期と
し、これを繰り返し用いている。
【0022】アップダウンカウンタ24は、テーブル記
憶手段23の出力をカウント入力とし、アップ/ダウン
制御信号に対応してカウントアップまたはカウントダウ
ンを行い、デジタル正弦波信号を加算回路3に出力す
る。
【0023】位相検出回路25は、アップダウンカウン
タ24のカウント値に対応してデジタル正弦波信号の位
相を検出し、アップダウンカウンタ24のアップ/ダウ
ン制御信号を切り替え出力し、アドレスポインタ22に
初期化信号を出力する。
【0024】次に、図1,図2を参照し、本実施形態の
DTMF信号発生回路の動作を説明する。
【0025】まず、第1,第2のデジタル正弦波信号発
生回路1,2において、分周カウンタ21が、基準クロ
ック信号から供給されるクロックパルス数を計数し、基
準クロック信号の1/n周期毎に、基準クロック信号の
周期と同じ時間、論理レベル“1”をサンプリング信号
として出力し、アドレスポインタ22は、分周カウンタ
21の論理レベル“1”を検出すると、基準クロック信
号に同期してアドレスポインタ値を順次インクリメント
する。また、テーブル記憶手段23は、アドレスポイン
タ22の出力をアドレス信号として、論理レベル“0”
または“1”のパルス列を連続するサンプリング周期間
の変化量として出力する。
【0026】次に、仮に、位相検出回路25からのアッ
プ/ダウン制御信号が“1”である場合、アップダウン
カウンタ24は、テーブル記憶手段23からの論理レベ
ル出力“1”を検出すると、カウント値を基準クロック
信号に同期して順次インクリメントする。次に、位相検
出回路25は、アップダウンカウンタ24の出力である
デジタル正弦波信号が量子化値の最大値と一致すると、
アドレスポインタ22に初期化信号を出力し、アップダ
ウンカウンタ24にアップ/ダウン制御信号を“0”に
切り替え出力する。
【0027】次に、アドレスポインタ22は、初期化信
号により、アドレスポインタ値をクリアし、サンプリン
グ信号により再度0から順次インクリメントする。ま
た、アップ/ダウン制御信号が“0”に切り替えられ、
アップダウンカウンタ24は、ダウンカウント状態に設
定され、カウント値のデクリメントを開始する。次に、
位相検出回路25は、アップダウンカウンタ24の出力
であるデジタル正弦波信号が量子化値の最小値と一致す
ると、アドレスポインタ22に初期化信号を出力し、ア
ップダウンカウンタ24にアップ/ダウン制御信号を
“1”に切り替え出力する。以降、これらの繰り返しに
よって、デジタル正弦波信号が、次々に出力される。
【0028】このように、第1,第2のデジタル正弦波
信号発生回路1,2から出力された各デジタル正弦波信
号は、加算回路3により加算され、加算された信号は、
D/Aコンバータ4によりアナログ信号に変換され、ロ
ーパスフィルタ5により不要な折り返し雑音がを除去さ
れた後、音声周波数帯域の高群,低群の2つの周波数を
合成したDTMF信号として出力される。
【0029】以上のような構成を有するDTMF信号発
生回路は、従来のような正弦波の1サンプリングごとの
量子化値をそのまま記録させておく方法と違い、1サン
プリングごとの変化量を記録する方法をとっているた
め、テーブル記憶手段の一定容量に対し、サンプリング
周期を高速にしサンプリングごとの変化量のデータ量を
増やす事ができる。
【0030】また、従来のDTMF信号発生回路が、デ
ジタル正弦波信号の1周期分を記憶させていたのに対し
て、本実施例のDTMF信号発生回路では、半周期分で
よいため、これも、サンプリングごとの変化量のデータ
量を増やすことに役立っている。このデータ量の増大に
より、デジタル正弦波信号のビット数を大きくでき、D
/Aコンバータ4は、その分解能の0からフルスケール
までを使いきることができD/Aコンバータ4のもつ分
解能の有効活用を実現している。従って、D/Aコンバ
ータ4から出力されたアナログ信号は、その時点で、従
来よりも低歪のDTMF信号となっている。
【0031】さらに、本実施形態のDTMF信号発生回
路では、更に低歪率化するため、低次のローパスフィル
タを内蔵しているが、従来のDTMF信号発生回路で必
要であった高次のローパスフィルタに比べてアナログ回
路の回路面積が小さく、製造後の調整工数を減少させる
効果も持つ。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるDT
MF信号発生回路は、デジタル正弦波信号のサンプリン
グ周期ごとの変化量をテーブル記憶手段に記録すること
により、その記憶容量に対し、サンプリング周波数を高
速にしサンプリング周期ごとの変化量のデータ量を増や
す事ができ、デジタル正弦波の歪率が大きく向上する。
【0033】また、たとえば、Rビットで量子化された
デジタル正弦波値が、従来のように0から2R −1の間
の値を飛び飛びにとるのではなく、0から2R −1まで
の間を1LSBしか変化しない多数の連続データに置換
え可能になり、D/Aコンバータの分解能を最大限に利
用でき、D/Aコンバータから出力された段階で従来よ
りも低歪のDTMFトーン信号を出力できる。DTMF
信号を更に低歪率化するときも低次のローパスフィルタ
のみで実現できる。
【0034】また、一般に、ローパスフィルタを構成す
るアナログ回路は、設計ルール,製造プロセスの変更に
より特性面に大きな影響を受けるが、フィルタの低次化
によりアナログ回路の素子を減らすことができ、製造後
の調整工数を削減でき信頼性を向上できる。
【0035】また、現在、半導体集積回路のデジタル回
路部分は自動設計が主流であるのに対し、アナログ回路
は、未だ人手に頼る部分が多い。本発明のDTMF信号
発生回路は、全体におけるアナログ回路の割合を削減で
き、その開発時間を短縮できる。
【0036】さらに、設計ルールを微細化してもその割
には絶対面積に小さくはならないアナログ回路の部品点
数を減らすことができ、将来にわたって、DTMF信号
の低歪率化およびコスト削減を両立化できるなどの効果
を持つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDTMF信号発生回路の実施形態を示
すブロック図である。
【図2】図1のDTMF信号発生回路におけるデジタル
正弦波信号発生回路を示すブロック図である。
【図3】図2のデジタル正弦波信号発生回路の動作を説
明するための説明図である。
【図4】従来のDTMF信号発生回路の構成例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1,2 第1,2のデジタル正弦波信号発生回路 3 加算回路 4 D/Aコンバータ 5 ローパスフィルタ 21 分周カウンタ 22 アドレスポインタ 23 テーブル記憶手段 24 アップダウンカウンタ 25 位相検出回路 31 理想の正弦波信号 32 サンプリング周期 33 デジタル正弦波信号 41a,41b カウンタ 42a,42b アドレスポインタ 43a,43b ROM 44 加算回路 45 D/Aコンバータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正弦波信号をサンプリング周期ごとにビ
    ット値で量子化したデジタル正弦波信号を音声周波数帯
    域の高群,低群の2つの周波数に対応してそれぞれ発生
    する2つのデジタル正弦波信号発生回路と、これら2つ
    のデジタル正弦波信号発生回路のデジタル正弦波信号出
    力を加算する加算回路と、この加算回路の出力をD/A
    変換するD/A変換回路とを備え、前記2つの周波数を
    組み合わせたDTMF信号を発生および送出するDTM
    F信号発生回路において、 前記各デジタル正弦波信号発生回路が、前記デジタル正
    弦波信号のサンプリング周期ごとの変化量をサンプリン
    グ周波数の設定により単位ビット以下の値とし予めテ
    ーブル記録した単位ビットの変化量を前記サンプリング
    周期ごとに読み出してカウントし、このカウント値の最
    大値または最小値に対応して前記カウント値のカウント
    アップまたはカウントダウンを切り替え、前記カウント
    値を前記デジタル正弦波信号として出力し、前記単位ビ
    ットの変化量から前記デジタル正弦波信号の絶対量を復
    元し出力することを特徴とするDTMF信号発生回路。
  2. 【請求項2】 前記各デジタル正弦波信号発生回路が、
    入力される基準クロック信号の周波数を前記サンプリン
    グ周波数に分周する分周カウンタと、 この分周カウンタの出力を計数し初期化信号により初期
    化され前記各サンプリング周期に対応したアドレス信号
    を出力するアドレスポインタと、 前記単位ビットの変化量が前記アドレス信号に対応し
    予めテーブル記録され前記サンプリング周期ごとに読み
    されるテーブル記憶手段と、 このテーブル記憶手段の出力をカウント入力としアップ
    /ダウン制御信号に対応してカウントアップまたはカウ
    ントダウンを行い前記デジタル正弦波信号を出力するア
    ップダウンカウンタと、 このアップダウンカウンタのカウント値の最大値または
    最小値に対応して前記デジタル正弦波信号の位相を検出
    し前記アップ/ダウン制御信号を切り替え出力し前記ア
    ドレスポインタに前記初期化信号を出力する位相検出回
    路とを備える、請求項1記載のDTMF信号発生回路。
  3. 【請求項3】 前記D/A変換回路の出力を低域濾波し
    前記DTMF信号を出力するローパスフイルタを備え
    る、請求項1または2記載のDTMF信号発生回路。
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