JP2943543B2 - 半導体スタティックメモリ - Google Patents

半導体スタティックメモリ

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JP2943543B2
JP2943543B2 JP4325129A JP32512992A JP2943543B2 JP 2943543 B2 JP2943543 B2 JP 2943543B2 JP 4325129 A JP4325129 A JP 4325129A JP 32512992 A JP32512992 A JP 32512992A JP 2943543 B2 JP2943543 B2 JP 2943543B2
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transistor
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power supply
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光弘 東
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体スタティックメモ
リに関し、特にビット線を電源電位に保持するためのビ
ット線負荷回路を備えた半導体スタティックメモリに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体スタティックメモリについ
て図面を参照して説明する。図6は従来の半導体スタテ
ィックメモリの第1の例を示す回路図である。
【0003】この半導体スタティックメモリは、ワード
線WL及び互いに対をなす第1,第2のビット線BL
1,BL2と、トランジスタQ21〜Q26を備えワー
ド線WLが選択レベルのとき記憶節点をビット線BL
1,BL2と接続して選択状態となりこれらビット線B
L1,BL2のデータを書込みかつ記憶しているデータ
をビット線BL1,BL2に読出すスタティック型のメ
モリセル2と、トランジスタQ31〜Q33を備えプリ
チャージ制御信号PCに従ってビット線BL1,BL2
を電源電位Vccレベルにプリチャージするプリチャー
ジ回路3と、ソース電極を電源電位Vccの電源配線に
ドレイン電極をビット線BL1にゲート電極をビット線
BL2にそれぞれ接続したPチャネル型のトランジスタ
Q11、及びソース電極を上記電源配線にドレイン電極
をビット線BL2にゲート電極をビット線BL1にそれ
ぞれ接続したPチャネル型のトランジスタQ12を備え
メモリセル2の状態に応じてビット線BL1,BL2を
電源電位Vccに保持するためのビット線負荷回路1b
とを有する構成となっている。
【0004】次に、この半導体スタティックメモリの動
作について説明する。ここで、メモリセル2の記憶情報
は“0”、即ち、トランジスタQ22,Q23がオン、
トランジスタQ21,Q24がオフとなっている状態と
する。
【0005】まずプリチャージ回路3により、ビット線
BL1,BL2は共に電源電位Vccレベルの高レベル
にプリチャージされる。
【0006】続いてワード線WLが高レベルになると、
ビット線BL1はトランジスタQ23,Q25を介して
放電して最終的に接地電位レベルまで下がる。一方、ビ
ット線BL2はトランジスタQ21,Q24がオフして
いる為、高レベルを保持している。ここで、もしビット
線BL2に欠陥等が有りリークする原因があったとして
も、ビット線負荷回路1のトランジスタQ12により、
ビット線BL2の高レベルは保持される。
【0007】次にこの半導体スタティックメモリのビッ
ト線負荷回路1b部分のレイアウト図及びそのトランジ
スタの断面図を図7及び図8に示す。
【0008】この半導体スタティックメモリにおいて
は、ビット線負荷回路1bのトランジスタQ11,Q1
2が通常の電界効果トランジスタ(以下FETという)
となっているため、N型シリコン基板81の上層部にソ
ース領域Sx,ドレイン領域Dxが形成され、従ってレ
イアウトが複雑になっている。
【0009】従来の半導体スタティックメモリの第2の
例を図9に示す。この半導体スタティックメモリにおい
ては、ビット線負荷回路1のトランジスタQ11,Q1
2のゲート電極が接地電位点に接続されている。従っ
て、そのレイアウト図は図10に示すように極めて単純
化されている。
【0010】これらのビット線負荷回路1b,1cのト
ランジスタQ11,Q12は、能力が高い(即ち電流を
多く流す事が出来る)と消費電力が多くなってしまうた
め、能力が低い(電流の余り流れない)、即ちリーク電
流分を補給する程度の能力を持ったトランジスタである
方がよい。このため従来は、ゲート長Lp(図7参照)
を長くし、ゲート幅Wp(図7参照)を細くする方法に
より対処していた。しかし、ゲート幅Wpを細くするこ
とは、トランジスタの正常動作の観点から制限される。
そうなると、更に能力の低いトランジスタを作るために
は、ゲート長Lpを更に長くする方法しかない。レイア
ウト上、長くなるゲート長をビット線に対し垂直方向に
すると、対をなすビット線BL1,BL2の間が開き、
チップ面積が非常に大きくなってしまうため、通常、ゲ
ート長が長くなる方向をビット線に平行に配置する。し
かしこのように配置すると当然レイアウト面積はビット
線方向に伸びる。即ち、どのように配置しても能力の低
いトランジスタを製作するためにはチップ面積が大きく
なってしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
スタティックメモリは、そのビット線負荷回路1b,1
cのトランジスタQ11,Q12が通常のFETになっ
ており、これらは能力の低いトランジスタが望ましい
が、能力の低いトランジスタをシリコン基板上に形成す
るためには、レイアウト上面積を多く必要とするためチ
ップ面積が大きくなるという問題点があった。
【0012】本発明の目的は、チップ面積を小さくする
ことができる半導体スタティックメモリを提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体スタティ
ックメモリは、ワード線及びビット線と、前記ワード線
が選択レベルのとき記憶節点を前記ビット線と接続して
選択状態となりこのビット線のデータを書込みかつ記憶
しているデータをこのビット線に読出すスタティック型
のメモリセルと、ソース電極を多結晶シリコン層から成
る電源配線と接続しドレイン電極を前記ビット線と接続
するトランジスタを備えこのビット線を前記メモリセル
の状態に応じて電源電位レベルに保持するビット線負荷
回路とを有する半導体スタティックメモリにおいて、前
記ビット線負荷回路のトランジスタを、前記ビット線上
に絶縁膜を介して形成され前記電源配線から伸びる多結
晶シリコン薄膜に前記電源配線側から順次ソース領域,
チャネル領域及びドレイン領域を形成してこのドレイン
領域側を前記ビット線に接続し前記チャネル領域と相対
向し絶縁膜を介して薄膜形成されたゲート電極を備えた
薄膜トランジスタとして構成される。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0015】図1,図2及び図3はそれぞれ本発明の第
1の実施例を示す回路図、ビット線負荷回路部分のレイ
アウト図及びビット線負荷回路の薄膜トランジスタの断
面図である。
【0016】この実施例が図6〜図8に示された従来の
半導体スタティックメモリと相違する点は、ビット線負
荷回路1を構成するトランジスタを、ビット線BL1,
BL2上に絶縁層32を介して形成され電源電位Vcc
の電源配線PLから伸びる多結晶シリコン薄層34に電
源配線PL側から順次ソース領域S,チャネル領域C及
びドレイン領域Dを形成してこのドレイン領域D側を対
応するビット線(BL1,BL2)に接続し絶縁膜を介
してチャネル領域Cと相対向しかつ相手方のビット線と
接続して薄膜形成されたゲート電極Gを備えた薄膜トラ
ンジスタTQ11,TQ12とした点にある。
【0017】トランジスタを通常の多結晶シリコンで形
成すると粒界が多いためリーク電流が大きい。薄膜トラ
ンジスタは、このリーク電流を抑えるため薄膜化された
多結晶シリコンによって形成されており、そのため、ト
ランジスタのオン電流が大きくならない。そのオン電流
は、同程度の面積を有する通常のFETに対し10-3
10-4倍程度である。即ち、従来の技術で述べたよう
に、ゲート幅を正常動作が可能な限界まで細くしてトラ
ンジスタを形成した場合、薄膜トランジスタのゲート長
は、通常のFETのゲート長を103 〜104 倍長くし
たものと同程度である。
【0018】従ってトランジスタの面積を小さくするこ
とが電流を増やす方向であるとしても、薄膜トランジス
タを用いて面積を小さくした方が通常のFETより面積
も電流も小さくなる。
【0019】また、図2からわかるように、薄膜トラン
ジスタTQ11,TQ12は、電源配線PLに用いられ
る多結晶シリコンとコンタクトを必要としない。この利
点によって更にビット線負荷回路1の面積は小さくな
る。
【0020】図4及び図5はそれぞれ本発明の第2の実
施例を示す回路図及びビット線負荷回路部分のレイアウ
ト図である。
【0021】この実施例は、図9及び図10に示された
従来の半導体スタティックメモリに本発明を適用したも
のである。
【0022】この実施例においても第1の実施例と同様
薄膜トランジスタが通常のFETに比べ小さい面積で小
さい電流しか長さない点、及び薄膜トランジスタが電源
配線PLとのコンタクトを必要としない点から、ビット
線負荷回路1aの面積を小さくすることが出来る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ビット線
負荷回路のトランジスタを薄膜トランジスタとしたの
で、この薄膜トランジスタが通常のFETに対し10-3
〜10-4倍程度しか電流を流さないため、少電流で小面
積のトランジスタとすることができ、かつ電源配線との
コンタクトも不要となり、従ってチップ面積を縮小でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示された実施例のビット線負荷回路部分
のレイアウト図である。
【図3】図1に示された実施例のビット線負荷回路の薄
膜トランジスタの断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図5】図4に示された実施例のビット線負荷回路部分
のレイアウト図である。
【図6】従来の半導体スタティックメモリの第1の例を
示す回路図である。
【図7】図6に示された半導体スタティックメモリのビ
ット線負荷回路部分のレイアウト図である。
【図8】図6に示された半導体スタティックメモリのビ
ット線負荷回路のトランジスタの断面図である。
【図9】従来の半導体スタティックメモリの第2の例を
示す回路図である。
【図10】図9に示された半導体スタティックメモリの
ビット線負荷回路部分のレイアウト図である。
【符号の説明】
1,1a〜1c ビット線負荷回路 2 メモリセル 3 プリチャージ回路 31 N型シリコン基板 32 絶縁層 33,34 多結晶シリコン層 81 N型シリコン基板 82 絶縁層 83 多結晶シリコン層 BL1,BL2 ビット線 C,Cx チャネル領域 CT コンタクト D ドレイン領域 G,Gx ゲート電極 PL,PLx 電源配線 Q11,Q12,Q21〜Q26,Q31〜Q33
トランジスタ S,Sx ソース領域 TQ11,TQ12 薄膜トランジスタ WL ワード線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワード線及びビット線と、前記ワード線
    が選択レベルのとき記憶節点を前記ビット線と接続して
    選択状態となりこのビット線のデータを書込みかつ記憶
    しているデータをこのビット線に読出すスタティック型
    のメモリセルと、ソース電極を多結晶シリコン層から成
    る電源配線と接続しドレイン電極を前記ビット線と接続
    するトランジスタを備えこのビット線を前記メモリセル
    の状態に応じて電源電位レベルに保持するビット線負荷
    回路とを有する半導体スタティックメモリにおいて、前
    記ビット線負荷回路のトランジスタを、前記ビット線上
    に絶縁膜を介して形成され前記電源配線から伸びる多結
    晶シリコン薄膜に前記電源配線側から順次ソース領域,
    チャネル領域及びドレイン領域を形成してこのドレイン
    領域側を前記ビット線に接続し前記チャネル領域と相対
    向し絶縁膜を介して薄膜形成されたゲート電極を備えた
    薄膜トランジスタとしたことを特徴とする半導体スタテ
    ィックメモリ。
  2. 【請求項2】 メモリセルが、第1及び第2の記憶節点
    をもち真補のデータを記憶する回路であり、ビット線が
    前記真補のデータを伝達する第1及び第2のビット線か
    ら成り、ビット線負荷回路が薄膜トランジスタの第1及
    び第2のトランジスタから成り、前記第1のトランジス
    タのゲート電極を前記第2のビット線と接続し前記第2
    のトランジスタのゲート電極を前記第1のビット線と接
    続する構成とした請求項1記載の半導体スタティックメ
    モリ。
  3. 【請求項3】 ビット線負荷回路のトランジスタのゲー
    ト電極を接地電位点と接続した請求項1記載の半導体ス
    タティックメモリ。
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JP3824343B2 (ja) * 1996-03-29 2006-09-20 富士通株式会社 半導体装置
US6137129A (en) * 1998-01-05 2000-10-24 International Business Machines Corporation High performance direct coupled FET memory cell

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