JP2943456B2 - 小巻管理装置 - Google Patents

小巻管理装置

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JP2943456B2
JP2943456B2 JP27784491A JP27784491A JP2943456B2 JP 2943456 B2 JP2943456 B2 JP 2943456B2 JP 27784491 A JP27784491 A JP 27784491A JP 27784491 A JP27784491 A JP 27784491A JP 2943456 B2 JP2943456 B2 JP 2943456B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製紙工業で使用される抄
紙機制御装置や塗工機制御装置に用いて好適な小巻管理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は実開平2−74396号公報
などで、抄紙機制御装置に用いて好適なプロフィ―ル表
示装置を提案している。このような装置では、ある特定
のゾ―ンを指定して坪量や水分率などの測定値を紙幅方
向に拡大表示させている。ところで、抄紙機で製造され
る紙はジャンボロ―ルと呼ばれ、紙幅3〜10m程度に
なっている。紙製品として利用するには、ジャンボロ―
ルを所定幅で裁断して小巻にする分割作業が行われ、例
えば新聞紙用では紙幅1626mmに裁断している。そこ
で、この様な小巻単位でプロフィ―ルを拡大表示するこ
とが品質管理上多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来装置で
は、小巻のプロフィ―ル拡大表示に当たり、全体のプロ
フィ―ルに対して特定の区間を指定して拡大表示させる
必要があり、小巻の品質管理にオペレ―タが介在しなけ
ればならず、また指定作業も繁雑で時間が掛かると言う
課題があった。本発明はこのような課題を解決したもの
で、小巻単位でのプロフィ―ル管理の容易な小巻管理装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明は、抄紙機若しくは塗工機で製造される紙の坪
量や水分率等を測定するセンサと、このセンサを紙幅方
向に走査させるセンサ走行管理手段と、このセンサで測
定したデ―タをセンサ走行管理手段のセンサの紙幅方向
位置と対応させて記憶するプロフィ―ルデ―タバッファ
手段と、この抄紙機若しくは塗工機で製造されるジャン
ボロ―ルに対して、小巻の分割位置と分割幅を記憶する
小巻分割管理手段と、小巻分割管理手段で記憶された値
を基礎に、プロフィ―ルデ―タバッファ手段に記憶され
た小巻のプロフィ―ルを表示する小巻プロフィ―ル画面
と、この小巻プロフィ―ル画面に表示する小巻の指定、
並びに表示するプロフィ―ルの種類指定を行う画面表示
管理手段とを具備することを特徴としている。
【0005】
【作用】センサ、センサ走行管理手段及びプロフィ―ル
デ―タバッファ手段は、従来のプロフィ―ル表示装置に
用いられていたものである。小巻分割管理手段は、小巻
の分割位置と分割幅を記憶する。小巻プロフィ―ル画面
は、小巻分割管理手段で記憶された値を基礎に、プロフ
ィ―ルデ―タバッファ手段に記憶された小巻のプロフィ
―ルを表示する。画面表示管理手段は、この小巻プロフ
ィ―ル画面に表示する小巻の指定、並びに表示するプロ
フィ―ルの種類指定を行っている。
【0006】
【実施例】以下図面を用いて、本発明を説明する。図1
は本発明の一実施例を示す構成ブロック図である。図に
おいて、センサ10は紙の水分率、坪量、灰分率などを
測定するもので、例えば横河技報第24巻第107頁
(1980年)に掲載されたものが使用されている。セ
ンサ走行管理手段20はセンサ10をフレ―ムに沿って
往復走行させるもので、例えば実開平1−74300号
公報に開示された技術が使用されている。通常オペレ―
タのいる側をフロント側と呼び、マシンの設置されてい
る側をバック側と呼んでおり、センサ10はフロント側
とバック側を往復している。プロフィ―ルデ―タバッフ
ァ手段30は各スキャン毎のセンサ10の測定値を記憶
するもので、例えば紙幅方向に360点の測定点を有す
る。センサ走行管理手段20の管理情報とセンサ10の
測定値により、紙幅方向の特定位置についての坪量・水
分率などのプロフィ―ルデ―タが得られる。
【0007】小巻分割管理手段40はジャンボロ―ルに
関して小巻の分割位置と分割幅を記憶するもので、例え
ば5m幅のジャンボロ―ルに対して新聞紙幅の小巻では
均等に3分割される。またフロント側から新聞紙幅の小
巻2巻と新聞紙の半分の幅である小巻を2巻製造する場
合には、ジャンボロ―ルは4分割となるが、分割幅は小
巻に合わせて不均等になっている。小巻プロフィ―ル画
面50は小巻のプロフィ―ルを表示するもので、例えば
6個分の表示領域を有している。画面表示管理手段60
は各小巻のプロフィ―ル表示を定義するもので、表示す
る紙幅並びに測定値の種類とスケ―ルを定義する。通常
デ―タの更新はセンサ10の折り返しタイミングで行わ
れるので、センサ走行管理手段20より折り返し発生を
小巻プロフィ―ル画面50に知らせている。
【0008】図2は装置全体の構成斜視図である。セン
サ10はフレ―ムに沿って往復運動し、測定デ―タはプ
ロフィ―ルデ―タバッファ手段30に一時記憶される。
この測定デ―タはバスを介してプロフィ―ル表示装置に
伝送される。
【0009】図3はプロフィ―ル表示画面の説明図であ
る。横軸は紙幅方向に対応し、フロントFとバックBが
両端に位置している。プロフィ―ル変量は縦軸に表わさ
れており、折れ線状のグラフになっている。ここでは小
巻が4個存在しているので、フロントF側からの距離
(分割位置)と小巻幅をそれぞれの小巻について小巻分
割管理手段40で定義する。
【0010】図4は小巻プロフィ―ル画面の一例を示す
図である。ここでは縦三行、横二列の6グラフが一画面
に表示されている。各グラフの上側には文字列が表示さ
れている。BDは坪量、MPは水分率、CLPは灰分率
を表わしている。またPVは平均値、2Sは標準偏差、
Rは最大値と最小値の差である最大レンジ、Dはグラフ
表示レンジを表わし、xxxxxは数字を表わしてい
る。この場合、各小巻の幅に合わせて各グラフの表示幅
を伸縮させると、見た目で幅の違いが認識でき操作の誤
りが少なくなる。
【0011】図5は画面表示管理手段60の説明図であ
る。各小巻にはタグ番号が付してあるので、小巻選択画
面でタグ番号(TAG NO.)を入力すると共に、表
示するデ―タ形式(例えば、平滑化したものか生の測定
値かの区別)を設定する。タイトル表示(ITEM N
AME)は図4で説明したBD,MP,CLPの別を定
義するものである。ここでは6画面有しているので、各
画面をPAGEで定義し、各グラフの別を左右(LEF
T,RIGHT)並びに、上中下(UPPER,MID
DLE,BOTTOM)で表わしている。各グラフにつ
いては、タグ番号によりプロフィ―ルの種類を指定し、
表示をしないときはその旨を入力する。各グラフの表示
位置は予め6種類指定してあるので、その表示位置を表
わす分割番号DIV.を入力する。
【0012】図6は小巻プロフィ―ル画面のグラフ配置
の説明図である。(A)は水分率MPを6個の小巻につ
いて表示する。(B)は坪量BD、水分率MP、灰分率
CLPを2個の小巻について表示する。(C)は坪量B
D、水分率MPを2個の小巻について表示し、残りの2
グラフ分は小巻表示では使用しないから他の種類の表示
ができる。
【0013】図7はセンサ10の操作とホ―ルド指令の
関係を説明する図である。ホ―ルド指令とは、小巻プロ
フィ―ル画面50の表示デ―タ更新を一時留保すること
を言い、通常この間に表示画面の複写が行われる。ホ―
ルド指令はジャンボロ―ルを交換する枠替え指令、並び
に一巻きの小巻が巻き終わる際に生じる小巻長判定の際
に発生する。このホ―ルド指令が有効な期間は、プロフ
ィ―ルデ―タバッファ手段30でデ―タの更新があって
も小巻プロフィ―ル画面50では従前の小巻プロフィ―
ルを表示する。
【0014】図8は装置の動作を説明する流れ図であ
る。センサ走行管理手段20でセンサ折り返しを検出す
ると、プロフィ―ルデ―タの更新をする折り返し処理が
実行される(S1)。画面表示管理手段60では小巻プ
ロフィ―ル画面50の画面更新も担当しているので、折
り返しの発生したフレ―ムが現在小巻プロフィ―ル画面
50で表示している小巻のものか判断し、別のフレ―ム
であれば画面の更新をせずに標準処理に飛ぶ(S2)。
またプロフィ―ル表示装置にホ―ルド指令が発令中であ
れば、画面の更新をせずに標準処理に飛ぶ(S3)。全
てのグラフについてデ―タ更新が終了したか判断し(S
4)、未了であれば次のタグ番号に進むことで全ての表
示中グラフについてデ―タ更新をする(S5)。完了す
ると、画面の更新要求をし(S6)、標準処理に移行す
る(S7)。
【0015】次に画面処理を説明する。画面処理では小
巻分割管理手段40から小巻の幅や位置を読み込み、ま
た画面表示管理手段60から小巻プロフィ―ル画面50
に表示するグラフについての指定を得る(S10)。そ
して、小巻プロフィ―ル画面50の初期表示処理を実施
し、まず背景画面を書き込み、次に現在のプロフィ―ル
デ―タバッファ手段30から小巻プロフィ―ルデ―タを
抽出して、画面に表示する(S11)。そしてオペレ―
タや外手段から各指令があったときは、対応する処理を
実行する(S12)。画面終了イベントに対しては、小
巻プロフィ―ル画面50を閉じてプロフィ―ル表示装置
の一般画面に戻る(S13)。またセンサ走行管理手段
20から折り返しイベントを通知されたときは、小巻プ
ロフィ―ル画面50に表示しているデ―タを今回の走査
で得たプロフィ―ルデ―タに更新する(S14)。中心
切替イベントとは、プロフィ―ルの中心軸を全プロフィ
―ルの平均値と、各小巻でのプロフィ―ル平均値とで切
換えるものである。全プロフィ―ルの平均値を用いる
と、各小巻が全体からどの程度ずれているか監視するの
に適する。各小巻でのプロフィ―ル平均値を用いると、
各小巻内でのプロフィ―ルのバラツキを監視するのに適
する(S15)。レンジ変更イベントは各グラフの表示
レンジを変更するもので、一般に定常状態ではレンジを
狭くして細かな品質変動を観測し、初期状態ではレンジ
を広くして目標値への収束状態を観測する(S16)。
イベントがなければ現在の小巻プロフィ―ル画面50を
継続する(S17)。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば小
巻プロフィ―ル画面50により各小巻のプロフィ―ル管
理をすることができるので、ジャンボリ―ルを管理する
場合に比較してより最終製品に近い品質状態を把握でき
る。また実施例のように、ホ―ルド機能を設けて、小巻
の巻終りに合わせて小巻プロフィ―ル画面50の複写を
取るようにすれば品質管理の省力化・自動化が推進され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】装置全体の構成斜視図である。
【図3】プロフィ―ル表示画面の説明図である。
【図4】小巻プロフィ―ル画面の一例を示す図である。
【図5】画面表示管理手段60の説明図である。
【図6】小巻プロフィ―ル画面のグラフ配置の説明図で
ある。
【図7】センサ10の操作とホ―ルド指令の関係を説明
する図である。
【図8】装置の動作を説明する流れ図である。
【符号の説明】
10…センサ 20…センサ走行管理手段 30…プロフィ―ルデ―タバッファ手段 40…小巻分割管理手段 50…小巻プロフィ―ル画面 60…画面表示管理手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】抄紙機若しくは塗工機で製造される紙の坪
    量や水分率等を測定するセンサ10と、 このセンサを紙幅方向に走査させるセンサ走行管理手段
    20と、 このセンサで測定したデ―タをセンサ走行管理手段のセ
    ンサの紙幅方向位置と対応させて記憶するプロフィ―ル
    デ―タバッファ手段30と、 この抄紙機若しくは塗工機で製造されるジャンボロ―ル
    に対して、小巻の分割位置と分割幅を記憶する小巻分割
    管理手段40と、 小巻分割管理手段で記憶された値を基礎に、プロフィ―
    ルデ―タバッファ手段に記憶された小巻のプロフィ―ル
    を表示する小巻プロフィ―ル画面50と、 この小巻プロフィ―ル画面に表示する小巻の指定、並び
    に表示するプロフィ―ルの種類指定を行う画面表示管理
    手段60と、 を具備することを特徴とする小巻管理装置。
JP27784491A 1991-10-24 1991-10-24 小巻管理装置 Expired - Lifetime JP2943456B2 (ja)

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JPH05117991A JPH05117991A (ja) 1993-05-14
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