JP2942706B2 - 建設機械 - Google Patents

建設機械

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JP2942706B2
JP2942706B2 JP16802394A JP16802394A JP2942706B2 JP 2942706 B2 JP2942706 B2 JP 2942706B2 JP 16802394 A JP16802394 A JP 16802394A JP 16802394 A JP16802394 A JP 16802394A JP 2942706 B2 JP2942706 B2 JP 2942706B2
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征郎 佐々木
隆 永田
晋也 広瀬
繁 平林
暁明 程
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャブを脱着可能とし
た油圧ショベルなどの建設機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に示される油圧ショベルなどの建設
機械を運転する場合、通常は車両本体1と一体に設けら
れたキャブ2内にオペレータが乗車して、キャブ2内の
操縦装置により運転する。また、危険性のある場所で車
両から離れて遠隔操縦運転するときは、別置きの送信機
を利用して無線により車両および作業機を操縦すること
もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、特に一般車
両の立ち入りが不可能な場所でオペレータがキャブ2か
ら外に出て遠隔操縦を行う場合は、オペレータにとって
厳しい環境となっている。例えば、雨天の場合は、長時
間雨に濡れながらの無線操縦(以下ラジコンという)操
作となり、また、酷暑の場合は、長時間直射日光を受け
ながらのラジコン操作となる。
【0004】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、建設機械を遠隔操縦する上で車両のキャブおよび
キャブ内装備を最大限に活用し、オペレータに常に快適
な作業空間を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、無線操縦用の受信機を備えた車両本体に対し、無線
操縦用の発信機を備えたキャブを脱着可能に設けた構成
の建設機械である。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
建設機械において自装作業機によりキャブを自力で脱着
可能とした構成である。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明は、車両本体からキャブ
を取外したときも、オペレータはそのキャブ内にてレバ
ー操作などを行って、キャブの発信機より車両本体の受
信機に指令信号を無線で送り、車両および作業機を無線
操縦する。
【0008】請求項2に記載の発明は、キャブを自力で
脱着する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図1および図2に示される実
施例を参照して説明する。
【0010】図1は超小旋回機タイプの油圧ショベルを
示し、無線操縦用の受信機11を備えた車両本体1に対
し、無線操縦用の発信機12を備えたキャブ2が脱着可能
に設けられている。図1(A)は車両本体1にキャブ2
を装着した例であり、図1(B)は車両本体1からキャ
ブ2を取外した例である。
【0011】発信機12は、オペレータがキャブ2内に設
けられた操縦装置(電気ジョイステッキなど)を操作す
ると、その操縦装置から出力された電気信号を無線操縦
信号に変換してアンテナ12a より発信する。
【0012】受信機11は、発信機12から送信された無線
操縦信号(ラジコン信号)をアンテナ11a により受信し
て電気信号に変換し、油圧ショベルの各作動部の油圧ア
クチュエータを作動するためのコントロールバルブを制
御する。
【0013】各作動部の油圧アクチュエータは、下部走
行体(履帯)31を駆動する走行モータ、下部走行体31に
対し上部旋回体32を旋回する旋回モータ、フロント作業
機の各部油圧シリンダである。
【0014】フロント作業機は、上部旋回体32と一体の
架台33にピン34によりブーム35が上下方向回動自在に連
結され、上部旋回体32とブーム35の内角部との間にブー
ム回動用シリンダ36がピン結合されている。このブーム
35は、基部側部材35a に対し分割構成された先端側部材
35b がピン37により左右方向へ回動自在に連結され、両
部材35a ,35b 間に先端側部材回動用のオフセットシリ
ンダ38がピン結合されている。さらに、ブーム先端側部
材35b にピン39にてアーム41が回動自在に連結され、ブ
ーム先端側部材35b と一体化されたシリンダ軸支部材42
とアーム41との間にアーム回動用シリンダ43がピン結合
されている。さらに、アーム41の先端にピン44によりバ
ケット45が回動自在に連結され、アーム41にピン結合さ
れたバケット回動用シリンダ46と、バケット45にピン結
合されたバケットリンケージ47とがピン結合されてい
る。
【0015】キャブ2内には、図示されないシート、操
作機器(電気ジョイステッキなど)および空調機器など
の各種装備が設けられているとともに、このキャブ2が
車両本体1から独立した場合に必要な電源の確保のため
大容量のバッテリーまたは小型発電機が装備されてい
る。
【0016】キャブ2の上面には、前記アンテナ12a と
ともに、このキャブ2を車両本体1から脱着する際に吊
上げるためのフック48が一体に取付けられている。
【0017】そして、図1(A)に示されるように、車
両本体1にキャブ2が装着されているときは、キャブ2
内の操作機器により有線または無線を通じて油圧回路の
コントロールバルブを遠隔操作することにより、車両本
体1およびフロント作業機を操作する。
【0018】一方、図1(B)に示されるように、車両
本体1からキャブ2が分離されたときも、オペレータが
キャブ2内で操作機器(電気ジョイステッキなど)を操
作する。この分離時は無線信号が使用され、キャブ内の
操作指令が無線信号でキャブ2の無線発信機12より車両
本体1の受信機11へ送信されるから、この無線の到達可
能な範囲において、車両および作業機を無線操縦でき
る。
【0019】このように、オペレータは常にキャブ2内
で車両操作(車両にキャブ2を装備している場合は有人
操作、車両からキャブ2を分離した場合は無人操作)を
行えるから、キャブ2内の空調の効いた快適な作業環境
を常に享受できる。
【0020】図2に示されるように、超小旋回機タイプ
の油圧ショベルは、車両本体1に対するキャブ2の脱着
を、無線によりフロント作業機を遠隔操縦して自力で行
うことができる。そのために、バケット45の背面にフッ
ク49が溶接付けされたものを使用する。
【0021】そして、ブーム35の基部側部材35a を垂直
より後方へ回動し、オフセットシリンダ38により基部側
部材35a に対して先端側部材35b をピン37にてキャブ2
側へ倒すと、その状態でアーム41を回動することによ
り、バケット45の背面フック49をキャブ2の上面フック
48に挿入して係合することができる。
【0022】この図2に示されるように、油圧ショベル
の車両本体1に装備されている自装作業機をキャブ2内
で無線操作することにより、キャブ2を自力で脱着可能
とすると便利であるが、この車両本体1に対するキャブ
2の脱着は、他の油圧ショベル、ローダまたはクレーン
車などにより行ってもよい。この場合、オペレータはキ
ャブ2内にいてもよいし、キャブ2外に出ていてもよ
い。
【0023】このキャブ2の脱着と同時に、車両本体1
とキャブ2との間で、電気信号、車両情報信号、作業機
操作信号等も自動的に分離または接続される。したがっ
て、操縦装置は油圧系でなく電気ジョイステッキによっ
て行うことが好ましい。
【0024】なお、請求項1に記載された発明は、キャ
ブ2を自装作業機で脱着できる油圧ショベルに限定され
るものではなく、キャブ2を自装リフト機構、自装クレ
ーンなどにより自力で脱着できる他の建設機械にも適用
できるとともに、キャブ2を自力で脱着できず他の油圧
ショベルなどにより脱着される建設機械(ブルドーザ、
ローダなど)にも適用できる。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、車両本
体に対し脱着されたいずれの状態のキャブ内でも、常に
無線操縦により建設機械を操縦し得るから、キャブおよ
びキャブ内の装備を最大限に活用できるとともに、無線
操縦するオペレータに常に快適な作業空間を提供でき
る。
【0026】請求項2に記載の発明によれば、自装作業
機によりキャブを自力で脱着可能としたから、キャブを
脱着するための他の建設機械のない場所でもキャブを有
効に活用し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明に係る油圧ショベルの一実施例
を示すキャブ装着状態の正面図、(B)はそのキャブ分
離状態の正面図である。
【図2】同上油圧ショベルのキャブ取外時の正面図であ
る。
【図3】超小旋回機タイプの油圧ショベルを示す正面図
である。
【符号の説明】
1 車両本体 2 キャブ 11 受信機 12 発信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平林 繁 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新 キャタピラー三菱株式会社内 (72)発明者 程 暁明 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 新 キャタピラー三菱株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−20975(JP,A) 特開 平6−83443(JP,A) 特開 昭49−31104(JP,A) 実開 昭62−29383(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線操縦用の受信機を備えた車両本体に
    対し、無線操縦用の発信機を備えたキャブを脱着可能に
    設けたことを特徴とする建設機械。
  2. 【請求項2】 自装作業機によりキャブを自力で脱着可
    能としたことを特徴とする請求項1記載の建設機械。
JP16802394A 1994-07-20 1994-07-20 建設機械 Expired - Fee Related JP2942706B2 (ja)

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JPH0827836A JPH0827836A (ja) 1996-01-30
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FR2784646B1 (fr) * 1998-10-19 2001-01-26 Korsak Jean Paul De Plateforme automotrice tout terrain a conducteur porte
WO2014013910A1 (ja) * 2012-07-19 2014-01-23 住友建機株式会社 ショベル

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