JP2942592B2 - 制御棒駆動水圧装置 - Google Patents
制御棒駆動水圧装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、沸騰水型原子力発電プラントに備えられる
制御棒駆動水圧装置に係わり、特に運転中に制御棒パタ
ーンの変更を行う際、燃料への影響をできるだけ少なく
するため、制御棒の移動ステップ距離を小さくできるよ
うにした制御棒駆動機構制御用の制御棒駆動水圧装置に
関する。
制御棒駆動水圧装置に係わり、特に運転中に制御棒パタ
ーンの変更を行う際、燃料への影響をできるだけ少なく
するため、制御棒の移動ステップ距離を小さくできるよ
うにした制御棒駆動機構制御用の制御棒駆動水圧装置に
関する。
(従来の技術) 沸騰水型原子炉の出力は、制御棒駆動機構により、炉
心に制御棒を挿入或いは引抜き動作させることによって
制御される。この制御棒駆動機構の駆動は、各制御棒駆
動機構に対応して設けられた水圧制御ユニットによって
行われる。そして、何等かの原因で原子炉を緊急停止さ
せねばならない場合には、全制御棒を一斉に炉心に急速
に挿入させる、いわゆるスクラム動作が行われる。
心に制御棒を挿入或いは引抜き動作させることによって
制御される。この制御棒駆動機構の駆動は、各制御棒駆
動機構に対応して設けられた水圧制御ユニットによって
行われる。そして、何等かの原因で原子炉を緊急停止さ
せねばならない場合には、全制御棒を一斉に炉心に急速
に挿入させる、いわゆるスクラム動作が行われる。
第4図に従来の一般的な制御棒駆動機構の構成を、第
5図に同じく制御棒駆動水圧装置の概略系統を夫々示
す。
5図に同じく制御棒駆動水圧装置の概略系統を夫々示
す。
第4図において、符号1は、制御棒駆動機構ハウジン
グで、このハウジング1内にハウジング下方より制御棒
駆動機構2が挿入され、収容されている。
グで、このハウジング1内にハウジング下方より制御棒
駆動機構2が挿入され、収容されている。
この制御棒駆動機構2のシリンダーチューブ3内に
は、インデックスチューブ4及びピストンチューブ5が
夫々収容されており、インデックスチューブ4の上端に
は制御棒(図示せず)が接続され、下端にはドライブピ
ストン4aが連接されている。
は、インデックスチューブ4及びピストンチューブ5が
夫々収容されており、インデックスチューブ4の上端に
は制御棒(図示せず)が接続され、下端にはドライブピ
ストン4aが連接されている。
また、シリンダチューブ3の上部には、コレットピス
トン6に連接されたコレットフィンガ7が配置されてい
るとともに、このコレットピストン6及びコレットフィ
ンガ7は、コレットスプリング7aによって下方に付勢さ
れている。このコレットフィンガ7は、通常時にインデ
ックスチューブ4の外周面にその長さ方向に沿って設け
られた位置決めノッチ8に係合して、制御棒の位置決め
を行い、コレットフィンガ7が相対的に上昇することに
より、これがガイドキャップ9に当接して開いて、ノッ
チ8と係合を解くような構成となっている。
トン6に連接されたコレットフィンガ7が配置されてい
るとともに、このコレットピストン6及びコレットフィ
ンガ7は、コレットスプリング7aによって下方に付勢さ
れている。このコレットフィンガ7は、通常時にインデ
ックスチューブ4の外周面にその長さ方向に沿って設け
られた位置決めノッチ8に係合して、制御棒の位置決め
を行い、コレットフィンガ7が相対的に上昇することに
より、これがガイドキャップ9に当接して開いて、ノッ
チ8と係合を解くような構成となっている。
更に、制御棒駆動機構ハウジング1には、制御棒駆動
機構2を駆動させるための水圧を供給及び排出するため
の挿入ライン10及び引抜ライン11が設けられている。ま
た、シリンダチューブ3内には、引抜ライン11と前記コ
レットピストン6の下面とを結ぶコレットフィンガ解除
用流路12が、ピストンチューブ5の上部には、ピストン
チューブ5内をインデックスチューブ4内の空間と連通
するドライブピストン押圧用流路13が夫々形成されてい
る。
機構2を駆動させるための水圧を供給及び排出するため
の挿入ライン10及び引抜ライン11が設けられている。ま
た、シリンダチューブ3内には、引抜ライン11と前記コ
レットピストン6の下面とを結ぶコレットフィンガ解除
用流路12が、ピストンチューブ5の上部には、ピストン
チューブ5内をインデックスチューブ4内の空間と連通
するドライブピストン押圧用流路13が夫々形成されてい
る。
この挿入ライン10及び引抜ライン11は、第5図に示す
制御棒駆動水圧装置に接続されている。
制御棒駆動水圧装置に接続されている。
この制御棒駆動水圧装置は、水源(図示せず)に接続
されたポンプ15と、このポンプ15の吐出側に設けられた
マスタコントロール16と、このマスターコントロール16
とで配管で接続され駆動水流路の切換及び駆動水の制御
を行う水圧制御ユニット18とから主に構成されている。
されたポンプ15と、このポンプ15の吐出側に設けられた
マスタコントロール16と、このマスターコントロール16
とで配管で接続され駆動水流路の切換及び駆動水の制御
を行う水圧制御ユニット18とから主に構成されている。
マスタコントロール16には、流量調整弁16aと圧力調
整弁16bが直列に接続され、また圧力制御弁16bをバイパ
スするようにして安定化弁16cが夫々備えられるととも
に、流量調整弁16aの上流側は充填水ヘッダ20に、圧力
調整弁16bの上流側は駆動水ヘッダ21に、圧力調整弁16b
の下流側は冷却水ヘッダ22に夫々接続され、更に圧力調
整弁16bの下流側は開閉遍16dを介して排水ヘッダ23に接
続されている。
整弁16bが直列に接続され、また圧力制御弁16bをバイパ
スするようにして安定化弁16cが夫々備えられるととも
に、流量調整弁16aの上流側は充填水ヘッダ20に、圧力
調整弁16bの上流側は駆動水ヘッダ21に、圧力調整弁16b
の下流側は冷却水ヘッダ22に夫々接続され、更に圧力調
整弁16bの下流側は開閉遍16dを介して排水ヘッダ23に接
続されている。
水圧制御ユニット18は、上記制御棒駆動機構2に対応
して複数個接設置され、制御棒駆動機構2とは挿入ライ
ン10及び引抜ライン11により接続されている。
して複数個接設置され、制御棒駆動機構2とは挿入ライ
ン10及び引抜ライン11により接続されている。
更に、水圧制御ユニット18には、アキュムレータ25が
組込まれているとともに、駆動水の流れ方向を制御する
計4個の方向制弁18a,18b,18c,18dが備えられている。
組込まれているとともに、駆動水の流れ方向を制御する
計4個の方向制弁18a,18b,18c,18dが備えられている。
なお、26a,26b,26c,26dは逆止弁で、また27はスクラ
ム入口弁、28はスクラム出口弁、29はスクラム排出ヘッ
ダである。
ム入口弁、28はスクラム出口弁、29はスクラム排出ヘッ
ダである。
上記のような制御棒駆動機構2の挿入及び引抜動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
制御棒(図示せず)を挿入する時は、図示しない中央
制御室からの挿入信号に応答して水圧制御ユニット18内
の方向制御弁18a,18dが開き、マスタコントロール16内
の駆動水圧力調整弁16bで圧力調整された駆動水が駆動
水ヘッダ21を通って圧力制御ユニット18内に入り、更に
方向制御弁18aから挿入ライン10を通って制御駆動機構
2内のインデックスチューブ4を押し上げる。一方、イ
ンデックスチューブ4とピストンチューブ5間の水は、
引抜ライン11を介して方向制御弁18dから排出ヘッダ23
を通ってマスターコントロール16に戻り挿入動作が行わ
れる。
制御室からの挿入信号に応答して水圧制御ユニット18内
の方向制御弁18a,18dが開き、マスタコントロール16内
の駆動水圧力調整弁16bで圧力調整された駆動水が駆動
水ヘッダ21を通って圧力制御ユニット18内に入り、更に
方向制御弁18aから挿入ライン10を通って制御駆動機構
2内のインデックスチューブ4を押し上げる。一方、イ
ンデックスチューブ4とピストンチューブ5間の水は、
引抜ライン11を介して方向制御弁18dから排出ヘッダ23
を通ってマスターコントロール16に戻り挿入動作が行わ
れる。
また、制御棒(図示せず)を引抜く時は、先ず圧力制
御ユニット18内の方向制御片18a,18bが短時間開き、そ
の間にコレットフィンガ7にノッチ8を介して掛かって
いる制御棒(図示せず)とインデックスチューブ4の荷
重を除荷し、続いて方向制御弁18b,18cが開かれる。す
ると駆動水は、方向制御弁18cから引抜ライン11を通っ
て制御棒駆動装置2に作用し、この制御棒駆動装置2内
で二方向へ分かれ、一方はコレットフィンガ解除用流路
12を通ってコレットピストン6に作用しコレットフィン
ガ7をガイドキャップ9を介して押し広げてインデック
スチューブ4のノッチ8との係合を解除する。他方はピ
ストンチューブ5内の流路13を通ってその上部のドライ
ブピストン押圧用流路13aからインデックスチューブ4
内に入り、このインデックスチューブ4のドライブピス
トン4aを下方べ押し下げるように働く。これにより、ド
ライブピストン4aの下面の水は、挿入ライン10を介して
方向制御弁18bから排出ヘッダ23を通ってマスタコント
ロール16に戻り引抜動作が行われる。
御ユニット18内の方向制御片18a,18bが短時間開き、そ
の間にコレットフィンガ7にノッチ8を介して掛かって
いる制御棒(図示せず)とインデックスチューブ4の荷
重を除荷し、続いて方向制御弁18b,18cが開かれる。す
ると駆動水は、方向制御弁18cから引抜ライン11を通っ
て制御棒駆動装置2に作用し、この制御棒駆動装置2内
で二方向へ分かれ、一方はコレットフィンガ解除用流路
12を通ってコレットピストン6に作用しコレットフィン
ガ7をガイドキャップ9を介して押し広げてインデック
スチューブ4のノッチ8との係合を解除する。他方はピ
ストンチューブ5内の流路13を通ってその上部のドライ
ブピストン押圧用流路13aからインデックスチューブ4
内に入り、このインデックスチューブ4のドライブピス
トン4aを下方べ押し下げるように働く。これにより、ド
ライブピストン4aの下面の水は、挿入ライン10を介して
方向制御弁18bから排出ヘッダ23を通ってマスタコント
ロール16に戻り引抜動作が行われる。
次に、緊急停止(スクラム)時の動作について説明す
る。
る。
スクラム用のエネルギ源として、常時ポンプ15の吐出
側と逆止弁26cを介して接続された水圧制御ユニット18
内のアキュムレータ25に畜積された水圧を利用し、非常
時のスクラム信号に応答して、スクラム入口弁27及びス
クラム出口弁28を急速に開弁することによって、アキュ
ムレータ25内の水圧がスクラム入口弁27を介して挿入ラ
イン10から制御棒駆動装置2に作用し、ドライブピスト
ン4aを急速に押し上げ、かつインデックスチューブ4と
ピストンチューブ5間の水を引抜ライン11及びスクラム
出口弁28を介してスクラム排出ヘッダ29に急速に排出す
ることによってスクラム動作が行われる。
側と逆止弁26cを介して接続された水圧制御ユニット18
内のアキュムレータ25に畜積された水圧を利用し、非常
時のスクラム信号に応答して、スクラム入口弁27及びス
クラム出口弁28を急速に開弁することによって、アキュ
ムレータ25内の水圧がスクラム入口弁27を介して挿入ラ
イン10から制御棒駆動装置2に作用し、ドライブピスト
ン4aを急速に押し上げ、かつインデックスチューブ4と
ピストンチューブ5間の水を引抜ライン11及びスクラム
出口弁28を介してスクラム排出ヘッダ29に急速に排出す
ることによってスクラム動作が行われる。
また、以上のような挿入、引抜及びスクラム動作をし
ない通常運転時には、常時マスタコントロール16から冷
却水ヘッダ22、水圧制御ユニット18及び挿入ライン10を
介して制御棒駆動機構2に冷却水が供給されている。
ない通常運転時には、常時マスタコントロール16から冷
却水ヘッダ22、水圧制御ユニット18及び挿入ライン10を
介して制御棒駆動機構2に冷却水が供給されている。
なお、充填水ヘッダ20、駆動水ヘッダ21、冷却水ヘッ
ダ22及び排出ヘッダ23の各ヘッダは、図示しない他の復
水の水圧制御ユニットに接続されている。
ダ22及び排出ヘッダ23の各ヘッダは、図示しない他の復
水の水圧制御ユニットに接続されている。
一方、原子力発電プラントでは、燃料の熱的制限さら
運転中に制御棒パターンを変更しようとする時、原子炉
の出力を下げて制御棒の挿入又は引抜操作をしていたの
で、この間の設備利用率の低下は避けられなかった。
運転中に制御棒パターンを変更しようとする時、原子炉
の出力を下げて制御棒の挿入又は引抜操作をしていたの
で、この間の設備利用率の低下は避けられなかった。
しかし、最近では燃料の改良がなされ、熱的制限も緩
和されつつあり、原子炉運転中に出力を下げずに制御棒
パターンを変更する運転方法とするニーズが高まってき
ている。この場合には、1回の操作で制御棒が挿入又は
引抜される移動距離をできるだけ小さくすることによ
り、燃料に対する影響を少なくすることができ、運転中
の安全性に対する余裕を向上させることができる。
和されつつあり、原子炉運転中に出力を下げずに制御棒
パターンを変更する運転方法とするニーズが高まってき
ている。この場合には、1回の操作で制御棒が挿入又は
引抜される移動距離をできるだけ小さくすることによ
り、燃料に対する影響を少なくすることができ、運転中
の安全性に対する余裕を向上させることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の制御棒駆動機構では、引抜動作
時にコレットフィンガから制御棒及びインデックスチュ
ーブの荷重を除荷するために引抜前に挿入前が必要とな
ることから、制御棒の1回の操作での移動距離、即ちイ
ンデックスチューブの位置決めのノッチ間の間隔には一
定の制限があるといった問題点があった。
時にコレットフィンガから制御棒及びインデックスチュ
ーブの荷重を除荷するために引抜前に挿入前が必要とな
ることから、制御棒の1回の操作での移動距離、即ちイ
ンデックスチューブの位置決めのノッチ間の間隔には一
定の制限があるといった問題点があった。
本発明は上記に鑑み、制御棒の1回の操作による移動
距離、即ちインデックスチューブの位置決めノッチ間の
間隔を小さくしても、確実に制御棒駆動機構を制御する
ことができるようにした制御棒駆動水圧装置を提供する
ことを目的とする。
距離、即ちインデックスチューブの位置決めノッチ間の
間隔を小さくしても、確実に制御棒駆動機構を制御する
ことができるようにした制御棒駆動水圧装置を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の係る制御棒駆動水
圧装置は、下端にドライブピストンを連接し上端で制御
棒を保持するとともに長さ方向に沿って複数のノッチを
設けたインデックスチューブと、このインデックスチュ
ーブのノッチに係合して制御棒の位置決めを行うコレッ
トフィンガを連接したコレットピストンと、このコレッ
トフィンガの上方に位置して前記ノッチとの係合を解く
ガイドキャッチとを内部に収容し、原子炉圧力容器内の
炉心に制御棒を挿入及び引抜する複数の制御棒駆動機構
に対応して設けられ、この制御棒駆動機構のドライブピ
ストンの下面に水圧を供給するための挿入ラインとコレ
ットピストンの下面に水圧を供給するための引抜ライン
とで前記制御棒駆動機構に接続された制御棒駆動水圧装
置において、水源に接続され駆動水を供給するポンプ
と、このポンプの吐出側に設けられたマスタコントロー
ルと、このマスタコントロールと配管を介して接続され
駆動水を制御する複数の水圧制御ユニットとを有し、こ
の水圧制御ユニットには、制御棒を急速挿入するアキュ
ムレータ及びクスラム弁と、制御棒を挿入する挿入電磁
弁と、制御棒を引抜する時に位置決めノッチを外すアン
ラッチ電磁弁と、引抜動作と挿入後の制御棒を位置決め
ラッチする引抜電磁弁とが備えられ、前記引抜電磁弁の
下流側を冷却水ラインの逆止弁の上流側に接続したもの
である。
圧装置は、下端にドライブピストンを連接し上端で制御
棒を保持するとともに長さ方向に沿って複数のノッチを
設けたインデックスチューブと、このインデックスチュ
ーブのノッチに係合して制御棒の位置決めを行うコレッ
トフィンガを連接したコレットピストンと、このコレッ
トフィンガの上方に位置して前記ノッチとの係合を解く
ガイドキャッチとを内部に収容し、原子炉圧力容器内の
炉心に制御棒を挿入及び引抜する複数の制御棒駆動機構
に対応して設けられ、この制御棒駆動機構のドライブピ
ストンの下面に水圧を供給するための挿入ラインとコレ
ットピストンの下面に水圧を供給するための引抜ライン
とで前記制御棒駆動機構に接続された制御棒駆動水圧装
置において、水源に接続され駆動水を供給するポンプ
と、このポンプの吐出側に設けられたマスタコントロー
ルと、このマスタコントロールと配管を介して接続され
駆動水を制御する複数の水圧制御ユニットとを有し、こ
の水圧制御ユニットには、制御棒を急速挿入するアキュ
ムレータ及びクスラム弁と、制御棒を挿入する挿入電磁
弁と、制御棒を引抜する時に位置決めノッチを外すアン
ラッチ電磁弁と、引抜動作と挿入後の制御棒を位置決め
ラッチする引抜電磁弁とが備えられ、前記引抜電磁弁の
下流側を冷却水ラインの逆止弁の上流側に接続したもの
である。
(作用) 上記のように構成した本発明によれば、引抜操作の際
に、アンラッチ電磁弁と引抜電磁弁とを同時に開弁する
ことにより、コレットピストンで制御棒とインデックス
チューブを押し上げながらガイドキャップを介してコレ
ットフィンガとインデックスチューブのノッチとの係合
を解くことができるので、機械的にアンラッチストロー
クを決定することができ、しかもインデックスチューブ
の自由落下との相俟って再びインデックスチューブをコ
レットフィンガにより所定位置に保持することができ
る。フンガインデックスチューブに設けたノッチの間の
ピッチを短くしても確実に制御駆動機構を制御すること
ができる。
に、アンラッチ電磁弁と引抜電磁弁とを同時に開弁する
ことにより、コレットピストンで制御棒とインデックス
チューブを押し上げながらガイドキャップを介してコレ
ットフィンガとインデックスチューブのノッチとの係合
を解くことができるので、機械的にアンラッチストロー
クを決定することができ、しかもインデックスチューブ
の自由落下との相俟って再びインデックスチューブをコ
レットフィンガにより所定位置に保持することができ
る。フンガインデックスチューブに設けたノッチの間の
ピッチを短くしても確実に制御駆動機構を制御すること
ができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。
る。
第2図は本発明に係る制御棒駆動水圧装置によって駆
動される制御棒駆動機構2Aの概略構成を示すもので、上
記第4図に示す従来の制御棒駆動機構2の同一部分には
同一符号を付して説明を省略する。
動される制御棒駆動機構2Aの概略構成を示すもので、上
記第4図に示す従来の制御棒駆動機構2の同一部分には
同一符号を付して説明を省略する。
この制御棒駆動機構2Aはインデックスチューブ4の、
ドライブピストン4aの上面に引抜用加圧水が供給されな
いようになされている点と、インデックスチューブ4の
下端部に貫通穴30が設けられ、この貫通穴30をドライブ
ピストン4a挿入及び引抜時にピストンチューブ5の外周
面とインデックスチューブ4の内周面で囲まれる部分の
排水流路としている点が従来CRD2と基本的に相違する。
ドライブピストン4aの上面に引抜用加圧水が供給されな
いようになされている点と、インデックスチューブ4の
下端部に貫通穴30が設けられ、この貫通穴30をドライブ
ピストン4a挿入及び引抜時にピストンチューブ5の外周
面とインデックスチューブ4の内周面で囲まれる部分の
排水流路としている点が従来CRD2と基本的に相違する。
第1図は、制御棒駆動水圧装置の概略を示す系統図で
ある。なお、この第1図においても、第5図に示される
従来例の制御棒駆動水圧装置と同一部材には同一符号を
付して説明を省略する。
ある。なお、この第1図においても、第5図に示される
従来例の制御棒駆動水圧装置と同一部材には同一符号を
付して説明を省略する。
この制御棒駆動水圧装置は、水源(図示せず)に接続
されたポンプ15と、このポンプ15の吐出側に設けられた
マスタコントロール16と、このマスタコントロール16と
配管を介して接続された駆動水流路の切換及び駆動水の
制御を行う水圧制御ユニット18とから主に構成されてい
る。この水圧制御ユニット18は、制御棒駆動機構2Aに対
応して複数個設置され、制御棒駆動機構2Aとは、挿入ラ
イン10及び引抜ライン11により接続されている。
されたポンプ15と、このポンプ15の吐出側に設けられた
マスタコントロール16と、このマスタコントロール16と
配管を介して接続された駆動水流路の切換及び駆動水の
制御を行う水圧制御ユニット18とから主に構成されてい
る。この水圧制御ユニット18は、制御棒駆動機構2Aに対
応して複数個設置され、制御棒駆動機構2Aとは、挿入ラ
イン10及び引抜ライン11により接続されている。
マスタコントロール16には、流量制御弁16aと圧力調
整弁16bが直列に接続されて備えられ、圧力調整弁16bを
バイパスするようにして安定化弁16cが設けられてい
る。そして、流量調整弁16aの上流側は充填ヘッダ20
に、圧力調整弁16bの上流側は駆動水ヘッダ21に、圧力
調整弁16bの下流側は冷却水ヘッダ22に夫々接続されて
いる。
整弁16bが直列に接続されて備えられ、圧力調整弁16bを
バイパスするようにして安定化弁16cが設けられてい
る。そして、流量調整弁16aの上流側は充填ヘッダ20
に、圧力調整弁16bの上流側は駆動水ヘッダ21に、圧力
調整弁16bの下流側は冷却水ヘッダ22に夫々接続されて
いる。
前記水圧制御ユニット18には、スクラム時のエネルギ
源としての水圧を蓄えスクラム弁27を介して挿入ライン
10と接続されたアキュムレータ25が備えられているとと
もに、制御棒駆動時の挿入及び引抜動作に応じて流路を
切換えるため、挿入電磁弁31とアンラッチ電磁弁32とが
並列に、上記挿入電磁弁31と引抜電磁弁33とが直列に配
置されて備えられている。
源としての水圧を蓄えスクラム弁27を介して挿入ライン
10と接続されたアキュムレータ25が備えられているとと
もに、制御棒駆動時の挿入及び引抜動作に応じて流路を
切換えるため、挿入電磁弁31とアンラッチ電磁弁32とが
並列に、上記挿入電磁弁31と引抜電磁弁33とが直列に配
置されて備えられている。
前記挿入電磁弁31とアンラッチ電磁弁32の入口側は逆
止弁26aを介して駆動水ヘッダ21に、アンラッチ電磁弁3
2の出口側は引抜ライン11に、挿入電磁弁31の出口側と
引抜電磁弁33の入口側からの分岐は挿入ライン10に、引
抜電磁弁33の出口側は冷却水ラインの逆止弁26bの上流
側に夫々接続されている。
止弁26aを介して駆動水ヘッダ21に、アンラッチ電磁弁3
2の出口側は引抜ライン11に、挿入電磁弁31の出口側と
引抜電磁弁33の入口側からの分岐は挿入ライン10に、引
抜電磁弁33の出口側は冷却水ラインの逆止弁26bの上流
側に夫々接続されている。
一方、水圧制御ユニット18に組込まれたアキュムレー
タ25は、逆止弁26cを介して充填水ヘッダ20に接続さ
れ、また前記冷却水ヘッダ22は、逆止弁26bぽ介してス
クラム弁27の下流側の挿入ライン10に接続されている。
タ25は、逆止弁26cを介して充填水ヘッダ20に接続さ
れ、また前記冷却水ヘッダ22は、逆止弁26bぽ介してス
クラム弁27の下流側の挿入ライン10に接続されている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
マスタコントロール16で調整される圧力水は、充填水
圧が最も高いためスクラム用に使用され、駆動水ヘッダ
21への駆動水圧力は、2番目に高いため制御棒の挿入及
び引抜作動時に使用される。更に、冷却水ヘッダ22への
冷却水圧力は、最も低いため制御棒駆動機構2Aを動作さ
せることができないが、原子炉圧力よりも僅かに高いた
め、挿入ライン10を通して常時制御棒駆動機構2Aに冷却
水を流している。
圧が最も高いためスクラム用に使用され、駆動水ヘッダ
21への駆動水圧力は、2番目に高いため制御棒の挿入及
び引抜作動時に使用される。更に、冷却水ヘッダ22への
冷却水圧力は、最も低いため制御棒駆動機構2Aを動作さ
せることができないが、原子炉圧力よりも僅かに高いた
め、挿入ライン10を通して常時制御棒駆動機構2Aに冷却
水を流している。
制御棒(図示せず)を挿入する時は、図示しない中央
制御室からの挿入信号に応答して水圧制御ユニット18内
の挿入電磁弁31が開き、駆動水が駆動水ヘッダ21を介し
て挿入電磁弁31から挿入ライン10を通ってドライブピス
トン4aの下面に作用し、インデックスチューブ4を押し
上げ、インデックスチューブ4とピストンチューブ5と
の間の水は、インデックスチューブ4に設けられた貫通
穴30から原子炉に排出されて挿入動作が行われる。
制御室からの挿入信号に応答して水圧制御ユニット18内
の挿入電磁弁31が開き、駆動水が駆動水ヘッダ21を介し
て挿入電磁弁31から挿入ライン10を通ってドライブピス
トン4aの下面に作用し、インデックスチューブ4を押し
上げ、インデックスチューブ4とピストンチューブ5と
の間の水は、インデックスチューブ4に設けられた貫通
穴30から原子炉に排出されて挿入動作が行われる。
一方、制御棒(図示せず)を引抜く時は、アンラッチ
電磁弁32と引抜電磁弁33が開き、駆動水はアンラッチ電
磁弁32及び引抜ライン11を介してコレットピストン6に
作用し、コレットフィンガ7がインデックスチューブ4
のノッチ8に噛合ったままで、インデックスチューブ4
とともに押し上げられる。この上昇によりコレットフィ
ンガ7がガイドギャップ9と当接するコレットフィンガ
7はガイドギャップ9に案内されて開き、インデックス
チューブ4のラッチ(ロック)が外れ、制御棒(図示せ
ず)とインデックスチューブ4の自重で引抜方向にイン
デックスチューブ4が動く。
電磁弁32と引抜電磁弁33が開き、駆動水はアンラッチ電
磁弁32及び引抜ライン11を介してコレットピストン6に
作用し、コレットフィンガ7がインデックスチューブ4
のノッチ8に噛合ったままで、インデックスチューブ4
とともに押し上げられる。この上昇によりコレットフィ
ンガ7がガイドギャップ9と当接するコレットフィンガ
7はガイドギャップ9に案内されて開き、インデックス
チューブ4のラッチ(ロック)が外れ、制御棒(図示せ
ず)とインデックスチューブ4の自重で引抜方向にイン
デックスチューブ4が動く。
この時、インデックスチューブ4とピストンチューブ
5との間は、インデックスチューブ4に設けられた貫通
穴30を通して原子炉水が供給され、ドライブピストン4a
を下面の水は、総入ライン及び引抜電磁弁33を介して冷
却水ラインに排出されて引抜動作が行われる。そして、
冷却水ラインに排出された水は、冷却水ヘッダ22を介し
て他の水圧制御ユニットを通って冷却水の一部として他
の制御棒駆動機構2Aから原子炉に排出される。
5との間は、インデックスチューブ4に設けられた貫通
穴30を通して原子炉水が供給され、ドライブピストン4a
を下面の水は、総入ライン及び引抜電磁弁33を介して冷
却水ラインに排出されて引抜動作が行われる。そして、
冷却水ラインに排出された水は、冷却水ヘッダ22を介し
て他の水圧制御ユニットを通って冷却水の一部として他
の制御棒駆動機構2Aから原子炉に排出される。
次に、緊急停止(スクラム)時の動作について説明す
る。
る。
スクラム用のエネルギ源として、常時充填水ヘッダ20
を通してアキュムレータ25内に畜積された水圧が利用さ
れ、この水圧は、非常時のスクラム信号に対応してスク
ラム弁27が急速に開弁することによって、スクラム弁27
を介して挿入ライン10からドライブピストン4aの下面に
作用させ、インデックスチューブ4を急速に押し上げ
る。
を通してアキュムレータ25内に畜積された水圧が利用さ
れ、この水圧は、非常時のスクラム信号に対応してスク
ラム弁27が急速に開弁することによって、スクラム弁27
を介して挿入ライン10からドライブピストン4aの下面に
作用させ、インデックスチューブ4を急速に押し上げ
る。
一方、インデックスチューブ4とピストンチューブ5
との間は水は、インデックスチューブ4に設けられた貫
通穴30から原子炉に排出することによってスクラム動作
が行われる。
との間は水は、インデックスチューブ4に設けられた貫
通穴30から原子炉に排出することによってスクラム動作
が行われる。
また、以上のようなスクラム動作をしない通常運転時
には、常時マスタコントロール16から冷却水ヘッダ22を
介して水圧制御ユニット18及び挿入ライン10から冷却水
が制御棒駆動機構2Aに供給され原子炉に排出される。
には、常時マスタコントロール16から冷却水ヘッダ22を
介して水圧制御ユニット18及び挿入ライン10から冷却水
が制御棒駆動機構2Aに供給され原子炉に排出される。
このように、制御棒を引抜く時に、インデックスチュ
ーブ4をコレットフィンガ7のストローク(コレットフ
ィンガ7がガイドギャップ9に接するまでのストロー
ク)分だけ挿入すれば良いので、制御棒の位置決め、即
ちインデックスチューブ4の位置決めノッチ8のピッチ
を小さくすることができ、1回の制御棒の挿入及び引抜
操作時のストロークを小さくすることができる。
ーブ4をコレットフィンガ7のストローク(コレットフ
ィンガ7がガイドギャップ9に接するまでのストロー
ク)分だけ挿入すれば良いので、制御棒の位置決め、即
ちインデックスチューブ4の位置決めノッチ8のピッチ
を小さくすることができ、1回の制御棒の挿入及び引抜
操作時のストロークを小さくすることができる。
第3図は制御棒駆動水圧装置の他の実施例を示す概略
系統図である。
系統図である。
この実施例は、機器の単一故障で制御棒が誤引抜され
るのを防止するようにしたもので、2個のアンラッチ制
御弁35a,35bを直列に配置することにより、一方のアン
ラッチ制御弁35a,35bの単一故障が発生しても、制御棒
の誤引抜が発生しないようにして、信頼性の向上を図っ
たものである。
るのを防止するようにしたもので、2個のアンラッチ制
御弁35a,35bを直列に配置することにより、一方のアン
ラッチ制御弁35a,35bの単一故障が発生しても、制御棒
の誤引抜が発生しないようにして、信頼性の向上を図っ
たものである。
以上述べたように本発明に係る制御棒駆動水圧装置
は、1回の制御棒駆動操作時の移動ストロークを小さく
した制御棒駆動機構を高い信頼性をもって駆動及び制御
することができるので、原子炉の出力を下げることな
く、制御棒のパターンを変更しても、燃料に与える影響
を少なくすることができ、燃料の安全性に対する余裕を
増すとともに、原子炉の発電プラントの利用率の向上に
大きく寄与することができるといった効果がある。
は、1回の制御棒駆動操作時の移動ストロークを小さく
した制御棒駆動機構を高い信頼性をもって駆動及び制御
することができるので、原子炉の出力を下げることな
く、制御棒のパターンを変更しても、燃料に与える影響
を少なくすることができ、燃料の安全性に対する余裕を
増すとともに、原子炉の発電プラントの利用率の向上に
大きく寄与することができるといった効果がある。
第1図は本発明に係る制御棒駆動水圧装置の一実施例を
示す概略系統図、第2図は本発明の制御棒駆動水圧装置
によって駆動される制御棒駆動機構の縦断面図、第3図
は本発明の制御棒駆動水圧装置の他の実施例を示す概略
系統図、第4図は従来の制御棒駆動機構の縦断面図、第
5図は従来の制御棒駆動水圧装置の概略系統図である。 1……制御棒駆動機構ハウジング、2A……制御棒駆動機
構、3……シリンダチューブ、4……インデックスチュ
ーブ、4a……ドライブピストン、5……ピストンチュー
ブ、6……コレットピストン、7……コレットフィン
ガ、8……位置決めノッチ、9……ガイドキャップ、10
……挿入ライン、11……引抜ライン、15……ポンプ、16
……マスタコントロール、18……水圧制御ユニット、31
……挿入電磁弁、32,35a,35b……アンラッチ電磁弁、33
……引抜電磁弁。
示す概略系統図、第2図は本発明の制御棒駆動水圧装置
によって駆動される制御棒駆動機構の縦断面図、第3図
は本発明の制御棒駆動水圧装置の他の実施例を示す概略
系統図、第4図は従来の制御棒駆動機構の縦断面図、第
5図は従来の制御棒駆動水圧装置の概略系統図である。 1……制御棒駆動機構ハウジング、2A……制御棒駆動機
構、3……シリンダチューブ、4……インデックスチュ
ーブ、4a……ドライブピストン、5……ピストンチュー
ブ、6……コレットピストン、7……コレットフィン
ガ、8……位置決めノッチ、9……ガイドキャップ、10
……挿入ライン、11……引抜ライン、15……ポンプ、16
……マスタコントロール、18……水圧制御ユニット、31
……挿入電磁弁、32,35a,35b……アンラッチ電磁弁、33
……引抜電磁弁。
Claims (1)
- 【請求項1】ドライブピストンを下端部に連接し上端で
制御棒を保持するとともに長さ方向に沿って複数のノッ
チを設けたインデックスチューブと、このインデックス
チューブのノッチに係合して制御棒の位置決めを行うコ
レットフィンガを連接したコレットピストンと、このコ
レットフィンガの上方に位置して前記ノッチとの係合を
解くガイドキャップとを内部に収容し、制御棒の挿入及
び引抜を行なう複数の制御棒駆動機構を設け、上記制御
棒駆動機構のドライブピストンの下面に水圧を供給する
ための挿入ラインとコレットピストンの下面に水圧を供
給するための引抜ラインとを備えた制御棒駆動水圧装置
において、水源に接続され駆動水を供給するポンプと、
このポンプの吐出側に設けられたマスタコントロール
と、このマスタコントロールと配管を介して接続され駆
動水を制御する複数の水圧制御ユニットとを有し、この
水圧制御ユニットには、制御棒を急速挿入するアキュム
レータ及びスクラム弁と、制御棒を挿入する挿入電磁弁
と、制御棒の引抜時に位置決めノッチを外すアンラッチ
電磁弁と、引抜動作と挿入後の制御棒を位置決めラッチ
を行なう引抜電磁弁とを設けたことを特徴とする制御棒
駆動水圧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2152604A JP2942592B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 制御棒駆動水圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2152604A JP2942592B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 制御棒駆動水圧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0450695A JPH0450695A (ja) | 1992-02-19 |
JP2942592B2 true JP2942592B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=15544037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2152604A Expired - Fee Related JP2942592B2 (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 制御棒駆動水圧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2942592B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5778034A (en) * | 1995-12-26 | 1998-07-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Control rod drive mechanism |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP2152604A patent/JP2942592B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0450695A (ja) | 1992-02-19 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |