JP2942419B2 - レーザ加工装置、レーザ発振器およびレーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工装置、レーザ発振器およびレーザ加工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ光を被照射体に照
射してレーザ加工を行うレーザ加工装置に関し、特に液
晶ディスプレイ用カラーフィルタの欠陥修正など各種電
子部品に微細加工を施したり、生体に種々の処理を施す
ために使用されるレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、紫外レーザ加工は、半導体分野を
初め、各分野への応用が広がりつつある。この紫外レー
ザ加工は、熱による加工ではなく、分子の結合を切断す
るアブレーション加工であるため、有機材料、例えば半
導体やカラーフィルタのオーバーコート、半導体多層膜
の樹脂膜などに微細な穴加工を施す場合の有効な手段と
しても活用されている。そのレーザ発振器としては、エ
キシマレーザ(例えばKrFレーザ)が使用されること
が多く、このエキシマレーザによって有機材料等に対す
る質の高い加工が行われる。
【0003】一方、上記の様な微細なレーザ加工を行う
場合は、レーザ照射位置の精度を上げる必要があるた
め、通常、固体レーザと顕微鏡とを一体化したレーザ加
工装置が使用される。ところが、固体レーザが出力する
レーザ光(基本波)は、近赤外の波長を持つため熱によ
る加工となり、上記の有機材料などに対する加工には適
さない。したがって、紫外レーザ加工においても、その
レーザ照射位置の精度を上げようとすると、エキシマレ
ーザと顕微鏡を一体化したレーザ加工装置を使用するこ
とが要請される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エキシマレー
ザは装置が大きいため、顕微鏡と一体に構成することは
困難である。
【0005】また、顕微鏡と一体に構成しようとする
と、顕微鏡に可視光から紫外光までを透過する光学系を
使用する必要がある。300nm程度の紫外光までは、
その光学系をレンズ設計や光学材料、コーティング等に
おいて変更すれば対応することができるが、300nm
以下の紫外光に対しては、その光学系に溶融石英などの
高価な材料を使わなければならなくなり、可視光から紫
外光までを透過する光学系を構成するのが困難になる。
【0006】さらに、エキシマレーザは、装置が大型化
するだけでなく、特殊なガスを消費するのでその取扱い
も容易でなく、集光光学系を含め多大な設備投資が必要
になる。このように、紫外光を用いて微細加工を精度良
く行おうとする場合、エキシマレーザそのものの使用に
限界があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、簡単な設備と低コストで、紫外光での微細加
工を精度良く行うことができるレーザ加工装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、レーザ光を被照射体に照射してレーザ加
工を行うレーザ加工装置において、300nm〜400
nmの波長の紫外光を出力するレーザ発振部と、前記被
照射体上における前記紫外光の照射位置を示すためのガ
イド光を出射する照明光源と、前記照明光源より出射さ
れたガイド光と前記紫外光とを合成する合成部と、前記
紫外光及び前記ガイド光のビーム形状を変化させる絞り
と、前記レーザ発振部の出力側に、前記紫外光と前記ガ
イド光とを透過する光学系を有し、前記絞りにより決め
られた前記紫外光及びガイド光のビーム形状が前記被照
射体上に結像するように構成した顕微鏡部と、を備え
ことを特徴とするレーザ加工装置が、提供される。
【0009】
【作用】紫外光及びガイド光は合成部で合成され、絞り
でビーム形状を加工形状に対応して変えられる。紫外光
とガイド光は顕微鏡部によってそのビーム形状が被照射
体上に結像するように集光される。
【0010】そして、ガイド光によって被照射体上のビ
ーム形状を確認し、紫外光によって加工を行う。
【0011】
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明のレーザ加工装置の構成を示す図
である。図において、レーザ加工装置は、300nm〜
400nmの波長の紫外光を出力するレーザ発振部1、
及びレーザ照射位置での被照射体4を観察すると共に加
工像をモニタする機能を有する顕微鏡部2から構成され
る。なお、ここでは、被照射体4にポリイミドフィルム
を用いそのポリイミドフィルムに穴加工を施す場合につ
いて説明する。
【0013】レーザ発振部1の紫外レーザ発振器100
は、全反射ミラー101、発振媒体であるNd:YAG
ロッド102、ポラライザ103、Qスイッチ素子10
4及び出力ミラー105から成るYAGレーザ構成部分
において、基本波である1064nm波長のレーザ光を
出力する。その基本波は、第1の波長変換素子である
TP106で2倍波(第2次高調波)の532nm波長
のレーザ光に変換され、さらに、第2の波長変換素子で
あるBBO107で3倍波(第3次高調波)の355n
m波長のレーザ光に変換される。この3倍波は紫外域の
レーザ光である。波長変換素子107からは上記の基本
波、2倍波及び3倍波が同時に出射され、紫外透過フィ
ルタ108に入射する。紫外透過フィルタ108は、そ
の基本波、2倍波及び3倍波のうち3倍波のみを通過さ
せ、その3倍波(以下「紫外光」という)はダイクロイ
ックミラー13に入射する。
【0014】レーザ発振部1には、さらに、上記の紫外
レーザ発振器100の出射側に照明光源11及び絞り1
4が設けられている。照明光源11のガイド光は、集光
レンズ12で集光された後、上記のダイクロイックミラ
ー13に入射する。ダイクロイックミラー13は、入射
してきた紫外光とガイド光を合成して絞り14に出射す
る。絞り14は、所望の加工形状を得るべく紫外光のビ
ーム形状を変化させるためのものである。
【0015】レーザ発振部1の後段にはダイクロイック
ハーフミラー21が設けられる。このダイクロイックハ
ーフミラー21は、紫外光及びガイド光を透過し、その
紫外光及びガイド光は顕微鏡部2の本体部分2Bに入射
する。また、ダイクロイックハーフミラー21は被照射
体4の加工像をモニタ側に導く。すなわち、被照射体4
の加工像は、ダイクロイックハーフミラー21で反射さ
れ、リレーレンズ22a、折り返し用ミラー23及びリ
レーレンズ22bを経由してテレビ観察用または写真撮
影用のカメラ24に導かれる。このダイクロイックハー
フミラー21からカメラ24までは、顕微鏡部2のモニ
タ部分2Aを構成している。
【0016】顕微鏡部2の本体部分2Bに入射した紫外
光及びガイド光は、被照射体4の像を一旦結像させるた
めの結像レンズ31a、レーザ光路調整のためのシリン
ダガラス32、結像レンズ31b、照明用ハーフミラー
33及び対物レンズ34を経由して被照射体4に照射さ
れる。そのときの被照射体4上での結像は、絞り14で
のビーム形状を縮小した形状となり、その形状でレーザ
加工が行われる。
【0017】また、顕微鏡部2には、被照射体4を拡大
して肉眼で観察するための接眼レンズ37が設けられて
いる。接眼レンズ37で観察する場合は、上記のシリン
ダガラス32は光路から外され、その代わりにダハプリ
ズム38が光路に入る。この状態で通常の顕微鏡と同様
の構成となり、レーザ発振部1と顕微鏡部2のモニタ部
分2Aは、光路から遮断される。したがって、接眼レン
ズ37での観察時には、レーザを発振しても被照射体4
や接眼レンズ37にレーザ光が達することがなく眼の安
全が確保される。逆に、レーザ加工状態では、ダハプリ
ズム38が光路から外れシリンダガラス32が光路に入
るため、接眼レンズ37は使用できない。したがって、
レーザ加工時にレーザ光が接眼レンズ37から出ること
はなく、この点でも同様に眼の安全が確保される。
【0018】被照射体4の像は、ダハプリズム38及び
結像レンズ31cを経由して接眼レンズ37に導かれ
る。この接眼レンズ37で被照射体4を観察する場合、
観察用照明光源36の照明光が用いられる。観察用照明
光源36の照明光はケーラー照明系35、照明用ハーフ
ミラー33及び対物レンズ34を経由して被照射体4を
照明する。
【0019】なお、上記の結像レンズ31bから対物レ
ンズ34までの系列は、顕微鏡部2の本体部分2Bを構
成し、接眼レンズ37の系列及び観察用照明光源36の
系列は顕微鏡部2の接眼観察部分2Cを構成している。
【0020】上記のレーザ加工装置において、ダイクロ
イックミラー13から、ダイクロイックハーフミラー2
1、結像レンズ31a、シリンダガラス32、結像レン
ズ31b、照明用ハーフミラー33を経て対物レンズ3
4に至る光学系は、紫外光と可視光(ガイド光)の双方
が合成されて透過する。このため、これらの光学系は、
紫外光と可視光の両波長での透過率の向上、収差の減
少、耐レーザパワー密度の向上等を考慮して設計され、
その設計に基づいてレンズの曲率半径や光学材料、コー
ティング条件等が決定されている。このような紫外光と
可視光の双方を透過する光学系としては、例えば石英を
主成分とする紫外光透過型ガラスから成る光学部材に、
高屈折率物質(CeO2 、Al2 3 、HfO2 、La
3 等)と、低屈折率物質(SiO2 、AlF3 、Mg
2 等)とを交互に積層した誘電体多層膜を被着させて
形成したものがある。
【0021】この紫外光とガイド光の内、紫外光は、被
照射体4に照射されて被照射体4に微細な穴加工を施
す。一方、ガイド光は、上述したように、紫外光と同時
に被照射体4に照射される。そのガイド光による被照射
体4の像はダイクロイックハーフミラー21等を経由し
てカメラ24に導かれる。すなわち、レーザ加工時にカ
メラ24も同時に使用することができ、そのカメラ24
にモニタを接続することで、被照射体4の加工像をリア
ルタイムにかつレーザ光と同軸で観察することができ
る。したがって、操作性に優れたレーザ加工装置とな
る。また、ガイド光は、紫外光と同様に、絞り14で所
望の加工形状に形成されて被照射体4の面に結像する。
結像した絞り像は、カメラ24で観察することができる
ので、レーザの照準光として利用することができ、この
点でも、レーザ加工時の操作が非常に容易になる。
【0022】図2はポリイミドフィルムの分光特性を示
す図である。図において、横軸はレーザ光の波長λを、
縦軸は透過率Tを示す。ポリイミドフィルムは、レーザ
光の波長λが略400nm以下では、透過率Tが0%と
なるため紫外光を良く吸収し、略400nm以上では透
過率Tが80%近くまで上がるため可視光や赤外光を透
過してしまう。すなわち、ポリイミドフィルムには、可
視光や赤外光に比べて紫外光の方が効率良く吸収され
る。したがって、ポリイミドフィルムにレーザ加工を施
す場合は、紫外光を用いた方が、良好な加工が行われ
る。
【0023】また、Nd:YAGレーザの3倍波である
355nmの波長での透過率Tは、その4倍波(波長2
66nm)やKrFエキシマレーザ(波長248nm)
の透過率Tと同じく0%である。しかも、波長が300
nm以下になると顕微鏡部2の各光学系に高価な溶融石
英等を用いて対応する必要があるのに対し、波長が30
0nm以上の紫外光では、その光学系に設計レベルでの
変更を加えるだけで対応することができる。
【0024】すなわち、300nm以上の紫外光でレー
ザ加工を施すようにすれば、簡単に低コストで顕微鏡部
2の各光学系を構成することができると共に、300n
m以下の波長のレーザ光で行うのと同様の精度で微細な
レーザ加工を行うことができる。
【0025】図3はポリイミドフィルムに穴加工を施し
た場合を示す図であり、(A)はNd:YAGレーザの
3倍波355nmの紫外光による加工例を、(B)はN
d:YAGレーザの2倍波532nmの緑色可視光での
加工例をそれぞれ示す。ポリイミドフィルム40の厚さ
は約10μmである。図3(A)に示すように、ポリイ
ミドフィルム40に紫外光で穴加工を施すと、穴径が1
5μmの真円に近い穴41aが得られた。一方、図3
(B)に示すように、ポリイミドフィルム40に可視光
で穴加工を施すと、穴径は少し大きくなり22μmの穴
42aが得られた。その形状も真円から少し歪んだ形状
となる。図3(A)の穴41aの周囲には、加工時の熱
によると思われる影部41bが発生するが、その影部4
1bは図3(B)の影部42bに比べてはるかに小さい
程度で収まっている。
【0026】これは、紫外光ではアブレーション加工と
なるため、周囲に熱影響を与えることは少ないが、可視
光や赤外光では熱加工となるため、周囲に熱による影響
が出てしまうからである。なお、穴41a及び42aの
内側に形成されている円41c及び42cは、観察時の
透過光の干渉によって発生したものである。
【0027】このように、ポリイミドフィルムのような
有機材料等にレーザ加工を行う場合は、可視光や赤外光
を使用するよりも、吸収効率が良くしかもアブレーショ
ン加工となる紫外光を使用する方が良好な加工を施すこ
とができる。この紫外光によるレーザ加工において、本
実施例では、紫外光の光源として小型なNd:YAGレ
ーザを使用するので、レーザ発振部1と顕微鏡部2とを
一体に構成することができる。また、顕微鏡部2に可視
光から紫外光までを透過する光学系を使用するので、顕
微鏡部2を用いて紫外光を集光し被照射体に照射するこ
とができると共に、可視光による照射位置のモニタ観察
や拡大像の肉眼による観察を行うことができる。
【0028】この紫外光の波長は300nm〜400n
mであるために、顕微鏡部2の光学系に溶融石英などの
高価な材料を使うことなく、設計レベルでの変更を加え
るだけで、紫外光と可視光の両方を透過するようにその
光学系を構成することができる。
【0029】すなわち、紫外光を出力するレーザ発振部
1と顕微鏡部2とを簡単な設備と低コストで一体に構成
することができ、紫外光での微細加工を精度良く行うこ
とができる。
【0030】上記の説明では、ポリイミドフィルムに紫
外光を照射して加工を行う場合について説明したが、他
の有機材料や各種電子部品に対して紫外光を照射して加
工を行うこともできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、紫外光
の光源として小型なレーザ発振器を使用し、レーザ発振
器と顕微鏡部を、一体に構成したので、レーザ加工装置
を小型化できる。
【0032】また、紫外光とガイド光を合成し、絞りで
そのビーム形状を変化させるようにしたので、ガイド光
によって被照射体上のビーム形状を確認してから、紫外
光によって実際の加工を行うことができるので、紫外光
での微細加工を精度良く行うことができる。
【0033】さらに、紫外光を300nm〜400nm
の波長としたので、顕微鏡部の光学系に溶融石英などの
高価な材料を使うことなく、通常の顕微鏡を使用でき、
安価なレーザ加工装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ加工装置の構成を示す図であ
る。
【図2】ポリイミドフィルムの分光特性を示す図であ
る。
【図3】ポリイミドフィルムに穴加工を施した場合を示
す図であり、(A)はNd:YAGレーザの3倍波35
5nmの紫外光による加工例を、(B)はNd:YAG
レーザの2倍波532nmの緑色可視光での加工例をそ
れぞれ示す。
【符号の説明】
1 レーザ発振部 2 顕微鏡部 2A 顕微鏡部のモニタ部分 2B 顕微鏡部の本体部分 2C 顕微鏡部の接眼観察部分 4 被照射体(ポリイミドフィルム) 11 照明光源 21 ダイクロイックハーフミラー 24 カメラ 32 シリンダガラス 33 照明用ハーフミラー 34 対物レンズ 36 観察用照明光源 37 接眼レンズ 38 ダハプリズム 100 紫外レーザ発振器 102 Nd:YAGロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−269992(JP,A) 特開 昭63−280209(JP,A) 特開 平4−33789(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 26/00 - 26/18

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を被照射体に照射してレーザ加
    工を行うレーザ加工装置において、 300nm〜400nmの波長の紫外光を出力するレー
    ザ発振部と、前記被照射体上における前記紫外光の照射位置を示すた
    めのガイド光を出射する照明光源と、 前記照明光源より出射されたガイド光と前記紫外光とを
    合成する合成部と、 前記紫外光及び前記ガイド光のビーム形状を変化させる
    絞りと、 前記レーザ発振部の出力側に、前記紫外光と前記ガイド
    光とを透過する光学系を有し、前記絞りにより決められ
    た前記紫外光及びガイド光のビーム形状が前記被照射体
    上に結像するように構成した顕微鏡部と、 を備える ことを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド光は可視光であることを特徴
    とする請求項1記載のレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 顕微鏡に搭載可能なレーザ発振器であっ
    て、 固体レーザと、 前記固体レーザの出力を前記顕微鏡を透過し得る紫外光
    に変換する波長変換素子と、前記紫外光の波長範囲が300〜400nmのみを選択
    する選択素子と、 前記紫外光と前記被照射体上における前記紫外光の照射
    位置を示すためのガイド光とを合成する光学系と、 前記光学系により合成された前記紫外光と前記ガイド光
    のビーム形状を変化させるための絞りと を有することを特徴とするレーザ発振器。
  4. 【請求項4】 前記ガイド光は可視光であることを特徴
    とする請求項記載のレーザ発振器。
  5. 【請求項5】 レーザ光を被照射体に照射してレーザ加
    工を行うレーザ加工方法において、レーザ発振部より出力された紫外光と、前記紫外光の前
    記被照射体上における 照射位置を示すためのガイド光を
    合成し、 前記紫外光と前記ガイド光のビーム形状を変化させ、 前記紫外光と前記ガイド光を透過する光学系を有する顕
    微鏡部によって前記紫外光と前記ガイド光のビーム形状
    が前記被照射体に上に結像するように集光し、 前記ガイド光によって、前記被照射体のビーム形状の観
    察を行い、 前記紫外光を前記被照射体に照射して加工を行う ことを
    特徴とするレーザ加工方法。
  6. 【請求項6】 前記ガイド光は可視光であることを特徴
    とする請求項記載のレーザ加工方法。
  7. 【請求項7】 前記被照射体が有機材料または電子部品
    であることを特徴とする請求項記載のレーザ加工方
    法。
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