JP2939979B2 - 高品位テレビジョン受信機 - Google Patents

高品位テレビジョン受信機

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signal
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scanning line
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幸一 竹内
彰 松本
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、標準テレビジョン信号も映出できる高品位
テレビジョン受信機に関する。
〔発明の概要〕
本発明の高品位テレビジョン方式と標準テレビジョン
方式の両方式を映出できる高品位テレビジョン受信機に
おいて、走査線数の少ないことに因る標準テレビジョン
信号の映出時の画面の粗さを目立ちにくくするため、走
査線数変換回路を設けて走査線の数を増やした。
〔従来の技術〕
高品位テレビジョン(以下、高品位テレビと称す)
は、精細なテレビ画像を大画面のワイドスクリーンに表
示することにより、現行標準テレビジョン放送では得ら
れない迫力と臨場感などの新しい魅力を求めようとする
もので、近年米国ヨーロッパ各国でも感心が高まって来
ている。この高品位テレビは、日本放送協会(NHK)に
より提案されたもので、画面アスペクト比が9:16(縦:
横)、走査線が1125本で現行標準テレビジョン(以下、
標準テレビと称する。アスペクト比3:4、走査線525本)
と異なる。
従来の高品位テレビ受信装置に標準テレビの信号を映
出したときの状態を第3図に示す。
図において1はアスペクト比3:4の標準テレビ信号の
仮想表示領域を示している。仮想という意味は標準テレ
ビ信号の画面の横の長さを高品位テレビ信号の画面の横
の長さに一致させて映出するとアスペクト比の違いによ
り画面の上下のハッチで示した部分は欠けてしまうから
である。参考公知資料としては例えば特開昭63−26174
号公報がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記のような標準テレビ信号を第3図
のように映出する高品位テレビ受信機では、標準テレビ
信号の走査線525本のうち約400本しか映出されず高品位
テレビ信号の1125本と比べて画像の垂直方向の粗さが目
立ちすぎる。
本発明は、前記課題を解決するため高品位テレビ受信
機に標準テレビを映出する場合、走査線の数を増やして
映出できるようにするものである。
〔課題を解決するための手段〕
高品位テレビ受信機は、走査線数が525本の標準テレ
ビジョン方式の信号の走査線数を4倍にする第1の走査
線数変換回路と、第1の走査線数変換回路により4倍に
した走査線数を、3本ごとに1本を残して1/3にする第
2の走査線数変換回路とを設けることにより走査線数を
増やした標準テレビの画像をアスペクト比の異なる高品
位ディスプレイの画面の横の長さを同一にして映出する
ことを特徴としたものである。
〔作用〕
本発明は前述したように標準テレビ信号の走査線数を
増やすため、画面の垂直方向の粗さの目立ち具合が改善
され高品位テレビ信号を映出したときに比べて画面の粗
さの差は小さくなる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例の高品位テレビ受信機について
図面を参照しながら説明する。
第1図は、本発明の一実施例における高品位テレビ受
信機のブロック構成図である。
第1図において、3は標準テレビ信号をディジタル信
号に変換するA/D変換の回路、4と6は走査線数を変換
する回路であるが、4は本実施例では例えば525本の走
査線を4倍の2100本に変換し、且つ、2100本のそれぞれ
に対応した画像信号を生成し、6は2100本の走査線から
3本ごとに1本を残して700本の走査線に変換してい
る。7はフレームメモリで本実施例では例えば走査線70
0本分の容量を有する。9はディジタル信号をアナログ
信号に変換する回路、10は増幅その他を行うための信号
処理の回路、12は高品位テレビ信号と走査線数変換した
標準テレビ信号とを切換えるスイッチ、13は画像として
表示するためのディスプレイを示したものである。以上
のように構成された高品位テレビ受信機について以下第
1図、第2図を用いて動作を説明する。標準テレビジョ
ン信号入力端子2により入力される標準テレビ信号をA/
D変換によりディジタル信号に変換する。サンプリング
周波数および量子化ビット数は本実施例では14.3MHzお
よび8bitとした。このディジタル化された標準テレビ信
号を走査線数変換4により、525本から2100本に変換す
る。この場合の本実施例は8個のラインメモリを並列に
接続したものを2組用い、一方の組に書込みをしている
ときに、他方の組から読み出しをする。
読み出し周波数は書込み周波数14.3MHzの4倍の57.2M
Hzとした。次に走査線数2100本に変換したディジタル標
準テレビ信号をLPF(ローパスフィルタ)5により高調
波成分を除去し次の走査線数変換6により更に走査線数
700本に変換する。この場合、本実施例では910×4bit分
のラインメモリを8本並列に接続したものを2組(書込
み用と読み出し用)用いた。次にこの走査線700本に変
換された標準テレビ信号をフレームメモリ7に書込む。
次にフレームメモリ7から走査線700本の標準テレビ信
号を読み出してD/A変換9に導き、アナログ信号に変換
するのであるがアスペクト比3:4を9:16に変換するため
標準テレビ信号の画面の上部と下部に相当する部分を捨
てる。このためフレームメモリ7から読み出すときに、
当該領域に相当する部分のメモリからは信号の読み出し
を行わないようにする。これの制御を行うのが垂直位置
タイミング発生回路8で走査線の数は700本から525本に
なる。これをディスプレイ13に映出した状態を示したの
が第2図である。図においてEFGHがアスペクト比3:4で
走査線700本の領域であるが、EADHおよびBFGCの領域に
相当する走査線175本〔ABCDをアスペクト比9:16とすれ
ば700×(EA+BF)/EF=175〕が映出されず切り捨てら
れ画面の走査線は525本になる。この525本の走査線数は
現行標準テレビジョン方式と同一であり、高品位テレビ
ジョン受信機があわせもつ現行標準テレビジョン方式の
表示機能により、歪みのない画像が映出される。その結
果、図に示したように図面の縦方向一杯に表示された標
準テレビ信号がきたときは上と下の部分は映出されな
い。
高品位テレビ信号を映出する場合は第1図に示した高
品位テレビジョン信号入力端子11より入力し切換スイッ
チ12をb側に切換えて9:16のディスプレイ13に1125本の
画像を映出する。
以上のように本実施例によれば、高品位テレビ受信機
に、アスペクト比の異なる標準テレビの信号の走査線数
を増やして画面の横の長さを基準にして映出することに
より垂直方向の画像の粗さが目立たなくなり高品位テレ
ビ信号を映出したときとの差が少なくなった。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、高品位テレビジョン受
信機に現行標準テレビジョン信号を映出するとき走査線
の数を増やしているので垂直方向の画像の粗さが目立た
なくなりより迫力のある映像となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるブロック構成図、第
2図は一実施例における標準テレビジョン信号の映出状
態図、第3図は従来の標準テレビジョン信号の映出状態
図である。 3……A/D変換 4、6……走査線数変換 7……フレームメモリ 8……垂直位置タイミング発生回路 9……D/A変換 13……ディスプレイ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走査線数が1125本の高品位テレビジョン方
    式の信号と、走査線数が525本の現行標準テレビジョン
    方式の信号とを映出できる高品位テレビジョン受信機に
    おいて、 前記現行標準テレビジョン方式の信号の走査線数を4倍
    にする第1の走査線数変換回路と、前記第1の走査線数
    変換回路により4倍にした走査線数を、3本ごとに1本
    を残して1/3にする第2の走査線数変換回路と、前記第
    2の走査線数変換回路により得られた走査線の中で、前
    記高品位テレビジョン受信機に映出する走査線を抽出す
    る走査線抽出回路とを設け、 前記走査線抽出回路により得られた走査線で前記現行標
    準テレビジョン方式の信号を映出すること を特徴とする高品位テレビジョン受信機。
JP1007864A 1989-01-18 1989-01-18 高品位テレビジョン受信機 Expired - Lifetime JP2939979B2 (ja)

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