JP2939930B2 - 飲料供給器 - Google Patents
飲料供給器Info
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は飲料供給器に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、炭酸飲料、ビール等の発泡飲料の
供給器は図６に示すように、圧縮炭酸ガス充填タンク６
１及び飲料タンク６２を備え、各タンク６１、６２の上
面に炭酸ガス噴出バルブ及び飲料給出バルブ（図省略）
を設けた容器本体６０上にサーバー本体６５をセットし
てロックレバー６６を回動操作し、容器本体６０にサー
バー本体６５をロックすると共に、該サーバー本体６５
に設けた飲料給出レバー６８を下方に回動させて、飲料
給出ノズル６７からビール等の飲料をグラスに注ぐよう
に構成されていた。
供給器は図６に示すように、圧縮炭酸ガス充填タンク６
１及び飲料タンク６２を備え、各タンク６１、６２の上
面に炭酸ガス噴出バルブ及び飲料給出バルブ（図省略）
を設けた容器本体６０上にサーバー本体６５をセットし
てロックレバー６６を回動操作し、容器本体６０にサー
バー本体６５をロックすると共に、該サーバー本体６５
に設けた飲料給出レバー６８を下方に回動させて、飲料
給出ノズル６７からビール等の飲料をグラスに注ぐよう
に構成されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成された従来の飲料供給器においては、両手作
業、即ち、片手で容器本体６０にセットしたサーバー本
体６５を固定し、他方の手でロックレバー６６を回動操
作して、容器本体６０にサーバー本体６５をロックし、
また、容器本体６０にロックしたサーバー本体６５を取
り外さなければならないために、その作業が両手作業と
なり、ワンタッチ操作で容器本体６０にサーバー本体６
５を着脱し得ないという問題点があった。
ように構成された従来の飲料供給器においては、両手作
業、即ち、片手で容器本体６０にセットしたサーバー本
体６５を固定し、他方の手でロックレバー６６を回動操
作して、容器本体６０にサーバー本体６５をロックし、
また、容器本体６０にロックしたサーバー本体６５を取
り外さなければならないために、その作業が両手作業と
なり、ワンタッチ操作で容器本体６０にサーバー本体６
５を着脱し得ないという問題点があった。
【０００４】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、容器本体にサーバー本体をワンタッチ操作で極めて
簡単に着脱し得る飲料供給器を提供することを目的とす
る。
で、容器本体にサーバー本体をワンタッチ操作で極めて
簡単に着脱し得る飲料供給器を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明では、炭酸ガス噴出バルブ４を上面に備え
る圧縮炭酸ガス充填タンク２と、飲料／炭酸ガス噴出バ
ルブ６を同じく上面に備える飲料タンク３との二つのタ
ンクを備える容器本体１と、容器本体１上にセットし
て、前記二つのタンクから飲料を給出する手段を備える
サーバー本体１０とからなる飲料供給器であって、炭酸
ガス噴出バルブ４及び飲料／炭酸ガス噴出バルブ６の基
部端外周面にそれぞれ環状溝５及び環状溝７とを穿設し
て設け、サーバー本体１０には、その器台１１底面に沿
い、サーバー本体１０を容器本体１へのセット時と非セ
ット時の２位置間を摺動可とし、且つ、取り外しのため
の操作部４６を延設して備え、スプリング５５により操
作部４６の操作方向とは逆方向へ付勢される板状のスト
ッパー４５と、その器台１１底面に鉛直方向に、サーバ
ー本体１０を容器本体１へのセット時と非セット時の２
位置間を摺動可とし、且つ、非セット時底面から一定量
突出する方向にスプリング４０により付勢され、先端寄
りに細径部３９を備えるロック釦３５とを設け、また、
ストッパー４５には、環状溝５及び環状溝７にそれぞれ
係止可能な係止孔４７及び係止孔４８と、前記二つの係
止孔の中間に配置され、ロック釦３５によりストッパー
４５の移動を係止する係止孔４９と、係止孔４９とはス
トッパー４５の摺動方向に連なり、且つ、縮径され、ロ
ック釦３５の細径部３９に嵌入可のロック孔５０とを設
け、サーバー本体１０の非セット時には、ストッパー４
５は、係止孔４９とロック釦３５とが係合することによ
りその移動が係止され、セット時には、ロック釦３５の
下端が容器本体１上面に押圧され、細径部３９にロック
孔５０が嵌入してストッパー４５を変位させ、係止孔４
７及び係止孔４８が環状溝５及び環状溝７にそれぞれ入
り込むことにより、サーバー本体１０は容器本体１にロ
ックされるように構成したものである。
めに、本発明では、炭酸ガス噴出バルブ４を上面に備え
る圧縮炭酸ガス充填タンク２と、飲料／炭酸ガス噴出バ
ルブ６を同じく上面に備える飲料タンク３との二つのタ
ンクを備える容器本体１と、容器本体１上にセットし
て、前記二つのタンクから飲料を給出する手段を備える
サーバー本体１０とからなる飲料供給器であって、炭酸
ガス噴出バルブ４及び飲料／炭酸ガス噴出バルブ６の基
部端外周面にそれぞれ環状溝５及び環状溝７とを穿設し
て設け、サーバー本体１０には、その器台１１底面に沿
い、サーバー本体１０を容器本体１へのセット時と非セ
ット時の２位置間を摺動可とし、且つ、取り外しのため
の操作部４６を延設して備え、スプリング５５により操
作部４６の操作方向とは逆方向へ付勢される板状のスト
ッパー４５と、その器台１１底面に鉛直方向に、サーバ
ー本体１０を容器本体１へのセット時と非セット時の２
位置間を摺動可とし、且つ、非セット時底面から一定量
突出する方向にスプリング４０により付勢され、先端寄
りに細径部３９を備えるロック釦３５とを設け、また、
ストッパー４５には、環状溝５及び環状溝７にそれぞれ
係止可能な係止孔４７及び係止孔４８と、前記二つの係
止孔の中間に配置され、ロック釦３５によりストッパー
４５の移動を係止する係止孔４９と、係止孔４９とはス
トッパー４５の摺動方向に連なり、且つ、縮径され、ロ
ック釦３５の細径部３９に嵌入可のロック孔５０とを設
け、サーバー本体１０の非セット時には、ストッパー４
５は、係止孔４９とロック釦３５とが係合することによ
りその移動が係止され、セット時には、ロック釦３５の
下端が容器本体１上面に押圧され、細径部３９にロック
孔５０が嵌入してストッパー４５を変位させ、係止孔４
７及び係止孔４８が環状溝５及び環状溝７にそれぞれ入
り込むことにより、サーバー本体１０は容器本体１にロ
ックされるように構成したものである。
【０００６】ストッパー４５はスプリング５５のバネ力
により反操作方向に常時押圧されている。この状態にお
いては、サーバー本体１０の底面中央部に設けた有底孔
２６内にスプリング４０のバネ力により上下動自在に嵌
装したロック釦３５に設けた軸杆３８はストッパー４５
に設けた係止孔４９に嵌合係止している。
により反操作方向に常時押圧されている。この状態にお
いては、サーバー本体１０の底面中央部に設けた有底孔
２６内にスプリング４０のバネ力により上下動自在に嵌
装したロック釦３５に設けた軸杆３８はストッパー４５
に設けた係止孔４９に嵌合係止している。
【０００７】而して、容器本体１上にサーバー本体１０
をセットし下方に押圧すると、該サーバー本体１０の底
面中央部に設けた有底孔２６内にスプリング４０のバネ
力により上下動自在に嵌装したロック釦３５は強制的に
上方に押し上げられ、該ロック釦３５に設けた軸杆３８
はストッパー４５に設けた係止孔４９から外れ、ストッ
パー４５はスプリング４０の反発バネ力により反操作方
向に移動し、軸杆３８の先端部に設けた細径部３９がス
トッパー４５に設けたロック孔５０に嵌合係止する。
をセットし下方に押圧すると、該サーバー本体１０の底
面中央部に設けた有底孔２６内にスプリング４０のバネ
力により上下動自在に嵌装したロック釦３５は強制的に
上方に押し上げられ、該ロック釦３５に設けた軸杆３８
はストッパー４５に設けた係止孔４９から外れ、ストッ
パー４５はスプリング４０の反発バネ力により反操作方
向に移動し、軸杆３８の先端部に設けた細径部３９がス
トッパー４５に設けたロック孔５０に嵌合係止する。
【０００８】同時に、ストッパー４５に設けた係止孔４
７、４８の孔縁が、容器本体１に設けた炭酸ガス噴出バ
ルブ４と飲料／炭酸ガス充填バルブ６の基部端外周面に
穿設した環状溝５、７に夫々嵌合係止し、サーバー本体
１０は容器本体１にロックされる。
７、４８の孔縁が、容器本体１に設けた炭酸ガス噴出バ
ルブ４と飲料／炭酸ガス充填バルブ６の基部端外周面に
穿設した環状溝５、７に夫々嵌合係止し、サーバー本体
１０は容器本体１にロックされる。
【０００９】また、容器本体１にセットしたサーバー本
体１０を取り外すには、ストッパー４５に折り曲げ形成
した操作部４６をスプリング５５のバネ力に抗して押圧
することにより、サーバー本体１０の底面中央部に設け
た有底孔２６内にスプリング４０のバネ力により上下動
自在に嵌装したロック釦３５に設けた軸杆３８がスプリ
ング４０のバネ力により下降し、ストッパー４５に設け
た係止孔４９に嵌合係止し、同時に、ストッパー４５に
設けた係止孔４７及び４８と、容器本体１に設けた炭酸
ガス噴出バルブ４と飲料／炭酸ガス充填バルブ６の基部
端外周面に穿設した環状溝５及び７との係止が外れ、且
つ、ロック釦３５を押圧するスプリング４０の反発バネ
力、炭酸ガス充填バルブ４と飲料／炭酸ガス充填バルブ
６及び該飲料／炭酸ガス充填バルブ６の軸心に設けた飲
料供給バルブ８の反発バネ力によりサーバー本体１０は
上方に押し上げられるので、容器本体１にセットしたサ
ーバー本体１０を極めて簡単に取り外すことができる。
体１０を取り外すには、ストッパー４５に折り曲げ形成
した操作部４６をスプリング５５のバネ力に抗して押圧
することにより、サーバー本体１０の底面中央部に設け
た有底孔２６内にスプリング４０のバネ力により上下動
自在に嵌装したロック釦３５に設けた軸杆３８がスプリ
ング４０のバネ力により下降し、ストッパー４５に設け
た係止孔４９に嵌合係止し、同時に、ストッパー４５に
設けた係止孔４７及び４８と、容器本体１に設けた炭酸
ガス噴出バルブ４と飲料／炭酸ガス充填バルブ６の基部
端外周面に穿設した環状溝５及び７との係止が外れ、且
つ、ロック釦３５を押圧するスプリング４０の反発バネ
力、炭酸ガス充填バルブ４と飲料／炭酸ガス充填バルブ
６及び該飲料／炭酸ガス充填バルブ６の軸心に設けた飲
料供給バルブ８の反発バネ力によりサーバー本体１０は
上方に押し上げられるので、容器本体１にセットしたサ
ーバー本体１０を極めて簡単に取り外すことができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図１は本発明の一実施の形態を示す要
部欠截分解図、図２はサーバー本体を構成する器台の底
面図、図３はストッパーの平面図、図４はロック釦の一
部欠截説明図、図５は使用状態を示す要部欠截説明図、
図６は従来の飲料供給器を示す説明図である。
により説明する。図１は本発明の一実施の形態を示す要
部欠截分解図、図２はサーバー本体を構成する器台の底
面図、図３はストッパーの平面図、図４はロック釦の一
部欠截説明図、図５は使用状態を示す要部欠截説明図、
図６は従来の飲料供給器を示す説明図である。
【００１１】図１乃至図４において１はプラスチック等
からなる容器本体、２は圧縮炭酸ガス充填タンク、３は
ビール等の飲料タンクである、４はステンレス等からな
る炭酸ガス噴出バルブで、該炭酸ガス噴出バルブ４は圧
縮炭酸ガス充填タンク２の上面に設けられ、その基部端
外周面には環状溝５が設けられている。６は飲料タンク
３の上面に設けられたステンレス等からなる飲料／炭酸
ガス充填バルブで、その基部端外周面には環状溝７が設
けられている。８は飲料／炭酸ガス充填バルブ６の軸心
に設けられた飲料給出バルブ、９は先端部を前記飲料供
給バルブ８の下端部に接続した飲料抽出管である。
からなる容器本体、２は圧縮炭酸ガス充填タンク、３は
ビール等の飲料タンクである、４はステンレス等からな
る炭酸ガス噴出バルブで、該炭酸ガス噴出バルブ４は圧
縮炭酸ガス充填タンク２の上面に設けられ、その基部端
外周面には環状溝５が設けられている。６は飲料タンク
３の上面に設けられたステンレス等からなる飲料／炭酸
ガス充填バルブで、その基部端外周面には環状溝７が設
けられている。８は飲料／炭酸ガス充填バルブ６の軸心
に設けられた飲料給出バルブ、９は先端部を前記飲料供
給バルブ８の下端部に接続した飲料抽出管である。
【００１２】１０はプラスチック等からなるサーバー本
体、１１は該サーバー本体１０を構成する器台、１２は
蓋体で、器台１１と蓋体１２とはネジ止め等の方法によ
り一体状に固定されている。
体、１１は該サーバー本体１０を構成する器台、１２は
蓋体で、器台１１と蓋体１２とはネジ止め等の方法によ
り一体状に固定されている。
【００１３】１３はサーバー本体１０を構成する器台１
１の底面に設けられた前記容器本体１に設けた炭酸ガス
噴出バルブ４を嵌合する嵌合孔、１４は該嵌合孔１３の
軸心に設けられた炭酸ガス噴出用プラグで、その軸心に
は炭酸ガス噴出孔１５が貫通穿設され、嵌合孔１３の上
面から突出した先端部にはパイプ接続部１６が設けられ
ている。１７は前記飲料／炭酸ガス充填バルブ６を嵌合
する嵌合孔で、その外側面にはスプリング嵌装孔１８が
設けられている。１９は前記嵌合孔１７の軸心に設けら
れた飲料／炭酸ガス充填用プラグで、嵌合孔１７の上面
から突出した先端部側面にはパイプ接続部２０が水平に
設けられている。２１は該飲料／炭酸ガス充填用プラグ
１９の内周面と、後述する飲料給出用プラグ２２の外周
面との間に形成された炭酸ガス流入孔で、該炭酸ガス流
入孔２１は前記パイプ接続部２０に開孔している。２２
は上記飲料／炭酸ガス充填用プラグ１９の軸心に設けら
れた飲料給出用プラグで、その軸心には飲料給出孔２３
が貫通穿設され、飲料／炭酸ガス充填用プラグ１９の上
面から突出した先端部２４にはＯリング２５が嵌装され
ている。２６は器台１１の底面中央部に設けられた有底
孔で、該有底孔２６には後述するロック釦３５がスプリ
ング４０を介して摺動自在に嵌装している。２７は器台
１１の底面長手方向両側に設けられたガイド溝（図２参
照）で、該ガイド溝２７には後述するストッパー４５が
摺動自在に嵌装する。２８は前記炭酸ガス噴出用プラグ
１４と飲料／炭酸ガス充填用プラグ１９とを接続したパ
イプである。
１の底面に設けられた前記容器本体１に設けた炭酸ガス
噴出バルブ４を嵌合する嵌合孔、１４は該嵌合孔１３の
軸心に設けられた炭酸ガス噴出用プラグで、その軸心に
は炭酸ガス噴出孔１５が貫通穿設され、嵌合孔１３の上
面から突出した先端部にはパイプ接続部１６が設けられ
ている。１７は前記飲料／炭酸ガス充填バルブ６を嵌合
する嵌合孔で、その外側面にはスプリング嵌装孔１８が
設けられている。１９は前記嵌合孔１７の軸心に設けら
れた飲料／炭酸ガス充填用プラグで、嵌合孔１７の上面
から突出した先端部側面にはパイプ接続部２０が水平に
設けられている。２１は該飲料／炭酸ガス充填用プラグ
１９の内周面と、後述する飲料給出用プラグ２２の外周
面との間に形成された炭酸ガス流入孔で、該炭酸ガス流
入孔２１は前記パイプ接続部２０に開孔している。２２
は上記飲料／炭酸ガス充填用プラグ１９の軸心に設けら
れた飲料給出用プラグで、その軸心には飲料給出孔２３
が貫通穿設され、飲料／炭酸ガス充填用プラグ１９の上
面から突出した先端部２４にはＯリング２５が嵌装され
ている。２６は器台１１の底面中央部に設けられた有底
孔で、該有底孔２６には後述するロック釦３５がスプリ
ング４０を介して摺動自在に嵌装している。２７は器台
１１の底面長手方向両側に設けられたガイド溝（図２参
照）で、該ガイド溝２７には後述するストッパー４５が
摺動自在に嵌装する。２８は前記炭酸ガス噴出用プラグ
１４と飲料／炭酸ガス充填用プラグ１９とを接続したパ
イプである。
【００１４】２９はサーバー本体１０を構成する蓋体１
２に設けられた飲料給出孔で、その一端は前記飲料給出
用プラグ２２の突出先端部２４にＯリング２５を介して
密嵌している。３０は飲料給出用ノズル、３１は飲料給
出用レバーで、該飲料給出用レバー３１を下方に回動さ
せることによりバルブ（図省略）が開き、飲料給出用ノ
ズル３０からビール等の発泡飲料グラス等に注がれるよ
うになっている。
２に設けられた飲料給出孔で、その一端は前記飲料給出
用プラグ２２の突出先端部２４にＯリング２５を介して
密嵌している。３０は飲料給出用ノズル、３１は飲料給
出用レバーで、該飲料給出用レバー３１を下方に回動さ
せることによりバルブ（図省略）が開き、飲料給出用ノ
ズル３０からビール等の発泡飲料グラス等に注がれるよ
うになっている。
【００１５】３５はロック釦で、該ロック釦３５に設け
た鍔部３６には図４に示すようにスプリング嵌装孔３７
が穿設され、鍔部３６の底面から下方に突出した軸杆３
８の先端部には細径部３９が形成されている。このロッ
ク釦３５は前記器台１１に設けた有底孔２６内にスプリ
ング４０を介して上下動自在に嵌装されている。
た鍔部３６には図４に示すようにスプリング嵌装孔３７
が穿設され、鍔部３６の底面から下方に突出した軸杆３
８の先端部には細径部３９が形成されている。このロッ
ク釦３５は前記器台１１に設けた有底孔２６内にスプリ
ング４０を介して上下動自在に嵌装されている。
【００１６】４５は一端を直角に上方に折り曲げて操作
部４６を形成したステンレス等からなるストッパーで、
該ストッパー４５の水平板面には図３に示すように、前
述した容器本体１に設けた炭酸ガス噴出バルブ４及び飲
料／炭酸ガス充填バルブ６の基部端に夫々設けた環状溝
５、７に嵌合係止する係止孔４７、４８と、ロック釦３
５に設けた軸杆３８が嵌合係止する係止孔４９及び該軸
杆３８の先端部に設けた細径部３９が嵌合係止するロッ
ク孔５０が長手方向に連設されている。
部４６を形成したステンレス等からなるストッパーで、
該ストッパー４５の水平板面には図３に示すように、前
述した容器本体１に設けた炭酸ガス噴出バルブ４及び飲
料／炭酸ガス充填バルブ６の基部端に夫々設けた環状溝
５、７に嵌合係止する係止孔４７、４８と、ロック釦３
５に設けた軸杆３８が嵌合係止する係止孔４９及び該軸
杆３８の先端部に設けた細径部３９が嵌合係止するロッ
ク孔５０が長手方向に連設されている。
【００１７】５５は前記ストッパー４５を反操作方向に
押圧するスプリングで、該スプリング５５は、前述した
器台１１に設けた飲料／炭酸ガス充填バルブ嵌合孔１７
の外側面に穿設したスプリング嵌装孔１８に一端を嵌装
し、他端をストッパー４５に折り曲げ形成した操作部４
６の板面に当接している。
押圧するスプリングで、該スプリング５５は、前述した
器台１１に設けた飲料／炭酸ガス充填バルブ嵌合孔１７
の外側面に穿設したスプリング嵌装孔１８に一端を嵌装
し、他端をストッパー４５に折り曲げ形成した操作部４
６の板面に当接している。
【００１８】上述のように構成した本発明の飲料供給器
により、ビール等の発泡飲料をグラスに注ぐには、容器
本体１上にサーバー本体１０をセットし下方に押圧す
る。
により、ビール等の発泡飲料をグラスに注ぐには、容器
本体１上にサーバー本体１０をセットし下方に押圧す
る。
【００１９】サーバー本体１０を下方に押圧すると、図
５に示すようにサーバー本体１０を構成する器台１１の
底面中央部に設けた有底孔２６内にスプリング４０のバ
ネ力により上下動自在に嵌装したロック釦３５が強制的
に上方に押し上げられ、該ロック釦３５に設けた軸杆３
８はストッパー４５に設けた係止孔４９から外れ、スト
ッパー４５はスプリング４０の反発バネ力により反操作
方向に移動し、上記軸杆３８の先端部に設けた細径部３
９がストッパー４５に設けたロック孔５０に嵌合係止す
る。
５に示すようにサーバー本体１０を構成する器台１１の
底面中央部に設けた有底孔２６内にスプリング４０のバ
ネ力により上下動自在に嵌装したロック釦３５が強制的
に上方に押し上げられ、該ロック釦３５に設けた軸杆３
８はストッパー４５に設けた係止孔４９から外れ、スト
ッパー４５はスプリング４０の反発バネ力により反操作
方向に移動し、上記軸杆３８の先端部に設けた細径部３
９がストッパー４５に設けたロック孔５０に嵌合係止す
る。
【００２０】同時に、ストッパー４５に設けた係止孔４
７、４８の孔縁が、容器本体１に設けた炭酸ガス噴出バ
ルブ４と飲料／炭酸ガス充填バルブ６の基部端外周面に
穿設した環状溝５、７に夫々嵌合係止し、サーバー本体
１０は容器本体１にロックされる。
７、４８の孔縁が、容器本体１に設けた炭酸ガス噴出バ
ルブ４と飲料／炭酸ガス充填バルブ６の基部端外周面に
穿設した環状溝５、７に夫々嵌合係止し、サーバー本体
１０は容器本体１にロックされる。
【００２１】この際、サーバー本体１０に設けた炭酸ガ
ス噴出用プラグ１４、飲料／炭酸ガス充填用プラグ１９
及び飲料給出用プラグ２２により、容器本体１に設けた
炭酸ガス噴出バルブ４、飲料／炭酸ガス充填バルブ６及
びその軸心に設けた飲料給出バルブ８が開放され、圧縮
炭酸ガスが飲料タンク３内に送り込まれ、その圧力によ
りビール等の発泡飲料はサーバー１０を構成する蓋体１
２に設けた飲料給出孔２８に送給され、該蓋体１２に設
けた飲料給出用レバー３１を下方に回動させることによ
り、飲料給出用ノズル３０からビール等の飲料がグラス
等に注がれる。
ス噴出用プラグ１４、飲料／炭酸ガス充填用プラグ１９
及び飲料給出用プラグ２２により、容器本体１に設けた
炭酸ガス噴出バルブ４、飲料／炭酸ガス充填バルブ６及
びその軸心に設けた飲料給出バルブ８が開放され、圧縮
炭酸ガスが飲料タンク３内に送り込まれ、その圧力によ
りビール等の発泡飲料はサーバー１０を構成する蓋体１
２に設けた飲料給出孔２８に送給され、該蓋体１２に設
けた飲料給出用レバー３１を下方に回動させることによ
り、飲料給出用ノズル３０からビール等の飲料がグラス
等に注がれる。
【００２２】而して、容器本体１にセットしたサーバー
本体１０を取り外すには、ストッパー４５に折り曲げ形
成した操作部４６をスプリング５５のバネ力に抗して押
圧することにより、サーバー本体１０の底面中央部に設
けた有底孔２６内にスプリング４０のバネ力により上下
動自在に嵌装したロック釦３５に設けた軸杆３８がスプ
リング４０のバネ力により下降し、ストッパー４５に設
けた係止孔４９に嵌合係止し、同時に、ストッパー４５
に設けた係止孔４７、４８と、容器本体１に設けた炭酸
ガス噴出バルブ４及び飲料／炭酸ガス充填バルブ６の基
部端外周面に穿設した環状溝５、７との係止が外れ、且
つ、ロック釦３５を押圧するスプリング４０の反発バネ
力、炭酸ガス噴出バルブ４、飲料／炭酸ガス充填バルブ
６及びその軸心に設けた飲料給出用バルブ８の反発バネ
力によりサーバー本体１０は上方に押し上げられるの
で、容器本体１にセットしたサーバー本体１０を極めて
簡単に取り外すことができる。
本体１０を取り外すには、ストッパー４５に折り曲げ形
成した操作部４６をスプリング５５のバネ力に抗して押
圧することにより、サーバー本体１０の底面中央部に設
けた有底孔２６内にスプリング４０のバネ力により上下
動自在に嵌装したロック釦３５に設けた軸杆３８がスプ
リング４０のバネ力により下降し、ストッパー４５に設
けた係止孔４９に嵌合係止し、同時に、ストッパー４５
に設けた係止孔４７、４８と、容器本体１に設けた炭酸
ガス噴出バルブ４及び飲料／炭酸ガス充填バルブ６の基
部端外周面に穿設した環状溝５、７との係止が外れ、且
つ、ロック釦３５を押圧するスプリング４０の反発バネ
力、炭酸ガス噴出バルブ４、飲料／炭酸ガス充填バルブ
６及びその軸心に設けた飲料給出用バルブ８の反発バネ
力によりサーバー本体１０は上方に押し上げられるの
で、容器本体１にセットしたサーバー本体１０を極めて
簡単に取り外すことができる。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば上述のように、容器本体
１にサーバー本体１０をワンタッチ操作で極めて簡単に
着脱し得るばかりでなく、構造が簡単で製造が容易なこ
とから安価に提供し得る等の優れた利点がある。
１にサーバー本体１０をワンタッチ操作で極めて簡単に
着脱し得るばかりでなく、構造が簡単で製造が容易なこ
とから安価に提供し得る等の優れた利点がある。
【図１】本発明の一実施の形態を示す要部欠截分解図
【図２】サーバー本体を構成する器台の底面図
【図３】ストッパーを示す平面図
【図４】ロック釦の一部欠截説明図
【図５】使用状態を示す要部欠截説明図
【図６】従来の飲料供給器を示す説明図
１ 容器本体 ２ 圧縮炭酸ガス充填タンク ３ 飲料タンク ４ 炭酸ガス噴出バルブ ５ 環状溝 ６ 飲料／炭酸ガス充填バルブ ７ 環状溝 １０ サーバー本体 １１ 器台 ２６ 有底孔 ２７ ガイド溝 ３５ ロック釦 ３８ 軸杆 ３９ 細径部 ４０ スプリング ４５ ストッパー ４６ 操作部 ４７ 係止孔 ４８ 係止孔 ４９ 係止孔 ５０ ロック孔 ５５ スプリング
Claims (1)
- 【請求項１】 炭酸ガス噴出バルブ（４）を上面に備え
る圧縮炭酸ガス充填タンク（２）と、飲料／炭酸ガス噴
出バルブ（６）を同じく上面に備える飲料タンク（３）
との二つのタンクを備える容器本体（１）と、 容器本体（１）上にセットして、前記二つのタンクから
飲料を給出する手段を備えるサーバー本体（１０）とか
らなる飲料供給器であって、 炭酸ガス噴出バルブ（４）及び飲料／炭酸ガス噴出バル
ブ（６）の基部端外周面にそれぞれ環状溝（５）及び環
状溝（７）とを穿設して設け、 サーバー本体（１０）には、 その器台（１１）底面に沿い、サーバー本体（１０）を
容器本体（１）へのセット時と非セット時の２位置間を
摺動可とし、且つ、取り外しのための操作部（４６）を
延設して備え、スプリング（５５）により操作部（４
６）の操作方向とは逆方向へ付勢される板状のストッパ
ー（４５）と、 その器台（１１）底面に鉛直方向に、サーバー本体（１
０）を容器本体（１）へのセット時と非セット時の２位
置間を摺動可とし、且つ、非セット時底面から一定量突
出する方向にスプリング（４０）により付勢され、先端
寄りに細径部（３９）を備えるロック釦（３５）と、を
設け、 また、ストッパー（４５）には、 環状溝（５）及び環状溝（７）にそれぞれ係止可能な係
止孔（４７）及び係止孔（４８）と、 前記二つの係止孔の中間に配置され、ロック釦（３５）
によりストッパー（４５）の移動を係止する係止孔（４
９）と、係止孔（４９）とはストッパー（４５）の摺動
方向に連なり、且つ、縮径され、ロック釦（３５）の細
径部（３９）に嵌入可のロック孔（５０）と、を設け、 サーバー本体（１０）の非セット時には、ストッパー
（４５）は、係止孔（４９）とロック釦（３５）とが係
合することによりその移動が係止され、セット時には、
ロック釦（３５）の下端が容器本体（１）上面に押圧さ
れ、細径部（３９）にロック孔（５０）が嵌入してスト
ッパー（４５）を変位させ、係止孔（４７）及び係止孔
（４８）が環状溝（５）及び環状溝（７）にそれぞれ入
り込むことにより、サーバー本体（１０）は容器本体
（１）にロックされることを特徴とする飲料供給器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2903898A JP2939930B2 (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 飲料供給器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2903898A JP2939930B2 (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 飲料供給器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11208785A JPH11208785A (ja) | 1999-08-03 |
| JP2939930B2 true JP2939930B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=12265239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2903898A Expired - Fee Related JP2939930B2 (ja) | 1998-01-28 | 1998-01-28 | 飲料供給器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2939930B2 (ja) |
-
1998
- 1998-01-28 JP JP2903898A patent/JP2939930B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11208785A (ja) | 1999-08-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |