JP2939479B2 - プレスの予防保全方法 - Google Patents

プレスの予防保全方法

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  • Alarm Systems (AREA)
  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プレスの予防保全方法に関し、特に油圧式
のプレスの予防保全方法に関する。
従来の技術 プレスは、装置や部品の生産に広く使用されており、
近年では、FRP等の複合樹脂樹脂材の成形にも使用され
るようになってきた。
特に近年では、品質管理や原価管理が厳しくなってき
ており、より一層のプレスの生産性の向上がはかられて
いる。
このような状況下で、プレスは極限状態で稼働されて
いる場合が多く、故障すると、プレスの生産性を低下す
るとともに、生産管理面にも支障を生じるものであっ
た。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来、プレスの保全については、積算カウン
ターや積算時間計によってプレスの稼働状況を表示して
いる程度で、プレスに添付されている取扱説明書の保守
欄に記載されたチェックリスト等にもとづいて定期点検
が行なわれている位のものであった。そのため、チェッ
クリストにもとづいて定期点検を実行しなければ、予防
保全は難しく、ついつい忘れ勝ちとなるものであった。
課題を解決するための手段 本発明は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課
題を解決するために、プレスに使用している部品、消耗
品の耐用期間、耐用回数をプレスの制御装置に入力して
設定しておき、プレスの作動時間、作動回数や、部品、
消耗品の作動時間、作動回数を自動的に検出して制御装
置に入力していき、それらの検出値のそれぞれの合計が
上記した部品、消耗品の設定値に達するようになると警
報を発するようにするとともに、プレス中に過負荷がか
かったり、スライドが異常に傾いたり、アクチュエータ
ー、ポンプやモーター、電磁制御弁、電磁開閉器等に異
常な圧力、温度、負荷、電流、電圧等が生じたりした場
合、これらを検出してそれぞれ経験に基づいた異常用補
正値で作動時間、作動回数をそれぞれ修正して上記した
部品、消耗品の設定値に達するようになると警報を発す
るようにようにしたことを特徴とするプレスの予防保全
方法を提供するにある。
作用 本発明によれば、プレスを使用すると、プレスの作動
時間、作動回数、部品や消耗品の作動時間、作動回数を
カウンターやタイマーで自動的に検出して計測すること
によって、予め設定した部品や消耗品の耐用時間、耐用
回数と自動的に比較でき、耐用時間、耐用回数に達すれ
ば自動的に警報を発するようにできる。そのため、プレ
スの予防保全が確実に行なえるようになり、プレスの生
産性を向上することができる。
また、プレス中に過負荷がかかったり、スライドが異
常に傾いたり、アクチュエーター、ポンプやモーター、
電磁制御弁、電磁開閉器等に異常な圧力、温度、負荷、
電流、電圧等が生じたりしても、これらを検出してそれ
ぞれ経験に基づいた異常用補正値で作動時間、作動回数
をそれぞれ修正して対応できる 実施例 以下、本発明を実施例にもとづいて説明する。
第1図、第2図は、FRPの複合樹脂のプレスの一実施
例である。プレス1は、クラウン部2に加圧シリンダー
3を配設し、アップライト4間にスライド5をベッド6
に対向して摺動自在に配設している。また、ベッド6の
4隅部には油圧サーボシリンダーの平衡支持装置7を垂
設し、それに併設したエンコーダーによる位置検出器8
でフィードバッグ制御し、平衡支持装置7でスライド5
を平衡に支持して、ベッド6、スライド5に固着した金
型9の下金型10、上金型11間に投入するシート材料12を
精度よくプレス成形できるようにしている。
このように構成したプレス1は、加圧シリンダー3や
平衡支持装置7に電磁制御弁(図示せず)をそれぞれ接
続してその作動回数、作動時間をカウンターやタイマー
で第2図のように計測できるようにしており、またスラ
イド5の両側に位置検出器(図示せず)を配設してスラ
イド5の傾きを検出するようにして、スライド5が過度
に傾いて過負荷が発生するのも検出できるようにしてい
る。
また、プレス1は、図外の油圧源、油圧シリンダーや
空圧シリンダー、ポンプ、モーター、これらを作動する
電磁制御弁、圧力スイッチや電磁開閉器、エンコーダー
等についても、その制御回路にシフトレジスター等を配
設してこれらの作動時間、作動回数を検出して計測でき
るようにしている。
このように形成したプレス1の制御装置13に、プレス
1に使用している加圧シリンダー3、平衡支持装置7、
位置検出器8や図外の油圧シンダー、空圧シリンダー、
ポンプ、モーターのアクチュエーター、電磁制御弁、圧
力スイッチ、電磁開閉器、エンコーダー、制御装置13の
ランプ、継電器、プリント基板、プレス装置の摺動ガイ
ド、メタル、ライナー、軸受、フィルター、Oリング、
パッキンなどの部品、消耗品の耐用期間、耐用回数をそ
れぞれ入力している。そして、これらの部品、消耗品の
作動時間、作動回数を自動的にカウンターやタイマーで
検出して加算していって第2図のように比較し、耐用期
間、耐用回数の設定値に達したら、ブザー14、プリンタ
ー15、CRT16等で警報を発するようにしている。
なお、プレス中に過負荷がかかったり、スライドが異
常に傾いたり、アクチュエーター、ポンプやモーター、
電磁制御弁、電磁開閉器等に異常な圧力、温度、負荷、
電流、電圧等が生じたりした場合、これらを検出してそ
れぞれ経験に基づいた異常用補正値で作動時間、作動回
数をそれぞれ修正して算出するようにしているととも
に、これらの異常の発生をカウントするようにしてい
る。
しかして、所定のシート材料を金型に投入してプレス
成形していくと、プレスの作動時間、作動回数、上記部
品、消耗品の作動時間、作動回数、過負荷、過電流、過
圧力等の発生を制御装置の所定回路のカウンター回路、
タイマー回路で自動的に検出して計測していくものであ
る。
このようにして、プレスに使用している部品、消耗品
の耐用期間、耐用回数に達すると、第2図に示している
ように制御装置から自動的にブザーやプリンター、CRT
で警報を発し、部品や消耗品を交換したり、オーバーホ
ールして予防保全を行なうことができる。そして必要に
より、部品や消耗品の残存期間や回数を、グループ別や
部品、消耗品ごとにプリンター、CRTにリストして管理
することもできる。
部品や消耗品を交換したり、オーバーホールしたら、
その部品、消耗品の作動時間、作動回数をリセットして
新たに計測していく。
また、短時間に異常の発生が多発する場合には、その
旨の異常の警報を発して、対処できるようにしている。
実施例では、プレスの専用の制御装置を使用して行な
ったが、他のコンピューターの制御装置に入力して行な
うこともできる。
なお、プレスサイクルチャートの結果、類似または同
一部品、消耗品の作動時間、作動回数が計算で算出可能
なものについては、基本の検出時間、検出回数にもとづ
いて演算して算出することもできる。
また、使用の結果、部品や消耗品の作動時間、作動回
数が個々に具体的に判明するので、他のものよりも著し
く作動時間や作動回数が多くて故障が生じやすいものに
ついては、並列装置や並列回路を設けたりして平準化し
て故障の発生を少なくすることができるものである。
上記では、FRPの複合樹脂用のプレスについて説明し
たが、SMC、熱可塑性樹脂、その他のプレスについても
同様に適用できるものである。
発明の効果 以上のように本発明にあっては、プレスで成形すれ
ば、自動的にプレスの作動時間、作動回数、部品、消耗
品の作動時間、作動回数を検出して計測でき、予め設定
した部品や消耗品の耐用時間、耐用回数と比較して所定
の耐用時間、耐用回数に達するようになると警報が発せ
られる。
また、プレス中に過負荷がかかったり、スライドが異
常に傾いたり、アクチュエーター、ポンプやモーター、
電磁制御弁、電磁開閉器等に異常な圧力、温度、負荷、
電流、電圧等が生じたりしても、自動的にプレスの作動
時間、作動回数をそれぞれ修正して対応できる。
そのため、プレスを構成する多数の部品、消耗品の予
防保全を容易に確実に行なえるようになり、プレスの故
障を未然に防げてプレスの生産性の向上をはかることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のプレス、制御装置の正面
図、第2図は同上の予防保全システムの概要ブロック図
である。 1……プレス、13……制御装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレスに使用している部品、消耗品の耐用
    期間、耐用回数をプレスの制御装置に入力して設定して
    おき、プレスの作動時間、作動回数や、部品、消耗品の
    作動時間、作動回数を自動的に検出して制御装置に入力
    していき、それらの検出値のそれぞれの合計が上記した
    部品、消耗品の設定値に達するようになると警報を発す
    るようにするとともに、 プレス中に過負荷がかかったり、スライドが異常に傾い
    たり、アクチュエーター、ポンプやモーター、電磁制御
    弁、電磁開閉器等に異常な圧力、温度、負荷、電流、電
    圧等が生じたりした場合、これらを検出してそれぞれ経
    験に基づいた異常用補正値で作動時間、作動回数をそれ
    ぞれ修正して上記した部品、消耗品の設定値に達するよ
    うになると警報を発するようにようにしたことを特徴と
    するプレスの予防保全方法。
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