JP2939013B2 - ビデオカメラ - Google Patents
ビデオカメラInfo
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- JP2939013B2 JP2939013B2 JP3188245A JP18824591A JP2939013B2 JP 2939013 B2 JP2939013 B2 JP 2939013B2 JP 3188245 A JP3188245 A JP 3188245A JP 18824591 A JP18824591 A JP 18824591A JP 2939013 B2 JP2939013 B2 JP 2939013B2
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- Japan
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- white balance
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- manual
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 14
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動、マニュアルの光
量制御手段と自動的に白バランスを調整する白バランス
制御回路とを有するビデオカメラに関する。
量制御手段と自動的に白バランスを調整する白バランス
制御回路とを有するビデオカメラに関する。
【０００２】
【従来の技術】ビデオカメラにおいては、撮影する被写
体の色再現性を良くするための白バランス制御回路が必
須である。従来、かかる白バランス回路は各種提案され
ているが、たとえばテレビジョン学会技報，ＶＯＬ．１
５，Ｎｏ．７，Ｐ．Ｐ．２５−３０（１９９１）に開示
されているように、撮影している被写体から白色成分を
抽出し、この白色成分を基にして自動的に白バランスを
とる白バランス制御回路が知られている。
体の色再現性を良くするための白バランス制御回路が必
須である。従来、かかる白バランス回路は各種提案され
ているが、たとえばテレビジョン学会技報，ＶＯＬ．１
５，Ｎｏ．７，Ｐ．Ｐ．２５−３０（１９９１）に開示
されているように、撮影している被写体から白色成分を
抽出し、この白色成分を基にして自動的に白バランスを
とる白バランス制御回路が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、白バランス
制御回路は、白色成分を正確に抽出することが必要であ
る。ここでいう白色とは、実際には白色として表示され
るべきものでありながら、光源の色温度変化によって偏
色（淡い色）が生じ、白色として表示されないものをい
う。白バランス制御回路は、この淡い色の成分を白色成
分として抽出し、この淡い色が白色となるように制御す
る。
制御回路は、白色成分を正確に抽出することが必要であ
る。ここでいう白色とは、実際には白色として表示され
るべきものでありながら、光源の色温度変化によって偏
色（淡い色）が生じ、白色として表示されないものをい
う。白バランス制御回路は、この淡い色の成分を白色成
分として抽出し、この淡い色が白色となるように制御す
る。
【０００４】しかしながら、実際に淡い色の被写体も存
在することから、白色成分の抽出には誤差が含まれやす
い。具体的には、例えば、屋外における淡黄色の被写体
について説明すると、太陽光は高色温度であるから、白
色は青っぽくなる。従って、淡青色を白色と判断して白
バランスをとったときには、良好な色再現が得られる
が、淡黄色の被写体を撮影した場合には、淡黄色を白色
と判断してしまい、より青っぽい画像となって色再現が
劣化する。
在することから、白色成分の抽出には誤差が含まれやす
い。具体的には、例えば、屋外における淡黄色の被写体
について説明すると、太陽光は高色温度であるから、白
色は青っぽくなる。従って、淡青色を白色と判断して白
バランスをとったときには、良好な色再現が得られる
が、淡黄色の被写体を撮影した場合には、淡黄色を白色
と判断してしまい、より青っぽい画像となって色再現が
劣化する。
【０００５】この様な誤動作を解消するために、白バラ
ンス制御では、種々の判定基準が設けられている。上記
の例では、屋外は屋内に比べて非常に明るいことから、
アイリスの絞り値、シャッタスピードから照度を判断
し、高照度のときを屋外と判定して、この場合には、淡
黄色を白く引き込まないように白バランスの制御範囲を
狭める。これにより、上記の誤動作を解消することが可
能である。
ンス制御では、種々の判定基準が設けられている。上記
の例では、屋外は屋内に比べて非常に明るいことから、
アイリスの絞り値、シャッタスピードから照度を判断
し、高照度のときを屋外と判定して、この場合には、淡
黄色を白く引き込まないように白バランスの制御範囲を
狭める。これにより、上記の誤動作を解消することが可
能である。
【０００６】しかし、かかる技術では、マニュアルアイ
リス機能を有するビデオカメラに対しては配慮されてお
らず、このため、屋内でマニュアルによりアイリスを絞
ったときでも、屋外という判定がなされ、この結果、白
バランスの制御範囲が狭められてしまい、正確な色再現
が得られないという問題があった。
リス機能を有するビデオカメラに対しては配慮されてお
らず、このため、屋内でマニュアルによりアイリスを絞
ったときでも、屋外という判定がなされ、この結果、白
バランスの制御範囲が狭められてしまい、正確な色再現
が得られないという問題があった。
【０００７】本発明の目的は、かかる問題を解消し、マ
ニュアルアイリス操作に際しても、白バランス制御の誤
動作を防止し、良好な色再現を実現することを可能とし
たビデオカメラを提供することにある。
ニュアルアイリス操作に際しても、白バランス制御の誤
動作を防止し、良好な色再現を実現することを可能とし
たビデオカメラを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、マニュアルアイリス検出回路を設け、該
マニュアルアイリス検出回路の出力に応じて白バランス
の制御範囲を優先的に制御する。
に、本発明は、マニュアルアイリス検出回路を設け、該
マニュアルアイリス検出回路の出力に応じて白バランス
の制御範囲を優先的に制御する。
【０００９】
【作用】マニュアルアイリス検出回路はアイリス制御の
マニュアル操作を検出する。これによってマニュアル操
作が検出されると、白バランスの制御範囲を強制的に通
常の制御範囲とし、この制御範囲で白バランス制御動作
が行なわれる。従って、屋内にてマニュアル操作でもっ
てアイリスを絞っても、良好な色再現が得られることに
なる。
マニュアル操作を検出する。これによってマニュアル操
作が検出されると、白バランスの制御範囲を強制的に通
常の制御範囲とし、この制御範囲で白バランス制御動作
が行なわれる。従って、屋内にてマニュアル操作でもっ
てアイリスを絞っても、良好な色再現が得られることに
なる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図１は本発明によるビデオカメラの一実施例を示す
ブロック図であって、１はレンズ、２はアイリス、３は
センサ、４は信号処理回路、５はエンコーダ、６は白バ
ランス制御回路、７はマニュアルアイリス検出回路、８
はドライバ、９は絞り値検出回路、１０はマニュアルア
イリス制御回路、１１はアイリス制御回路である。
る。図１は本発明によるビデオカメラの一実施例を示す
ブロック図であって、１はレンズ、２はアイリス、３は
センサ、４は信号処理回路、５はエンコーダ、６は白バ
ランス制御回路、７はマニュアルアイリス検出回路、８
はドライバ、９は絞り値検出回路、１０はマニュアルア
イリス制御回路、１１はアイリス制御回路である。
【００１１】同図において、レンズ１を通して入力され
る光信号は、アイリス２によって光量調整がなされた
後、センサ３によって電気信号に変換される。この電気
信号は、信号処理回路４で利得調整、ガンマ処理、色差
信号処理等の処理が施された後、エンコーダ５に供給さ
れて、例えば、ＮＴＳＣ方式の映像信号に変換される。
一方、白バランス制御回路６は、信号処理回路４から出
力される色差信号（Ｒ−Ｙ）、（Ｂ−Ｙ）を利用して白
成分を抽出し、この白成分により、信号処理回路４の青
（Ｂ）信号と赤（Ｒ）信号の利得制御を行なって白バラ
ンスがとれるようにする。これにより、エンコーダ５か
らは色再現性の良い映像信号を生成する。
る光信号は、アイリス２によって光量調整がなされた
後、センサ３によって電気信号に変換される。この電気
信号は、信号処理回路４で利得調整、ガンマ処理、色差
信号処理等の処理が施された後、エンコーダ５に供給さ
れて、例えば、ＮＴＳＣ方式の映像信号に変換される。
一方、白バランス制御回路６は、信号処理回路４から出
力される色差信号（Ｒ−Ｙ）、（Ｂ−Ｙ）を利用して白
成分を抽出し、この白成分により、信号処理回路４の青
（Ｂ）信号と赤（Ｒ）信号の利得制御を行なって白バラ
ンスがとれるようにする。これにより、エンコーダ５か
らは色再現性の良い映像信号を生成する。
【００１２】また、アイリス制御回路１１は、信号処理
回路４から出力される輝度信号Ｙやマニュアルアイリス
制御回路１０から出力されるマニュアル制御信号が供給
され、この輝度信号のレベルやマニュアル制御信号に応
じてアイリス２の絞り値を制御するが、この実施例で
は、アイリス制御回路１１にドライバ８と共にマニュア
ルアイリス検出回路７が設けられている。
回路４から出力される輝度信号Ｙやマニュアルアイリス
制御回路１０から出力されるマニュアル制御信号が供給
され、この輝度信号のレベルやマニュアル制御信号に応
じてアイリス２の絞り値を制御するが、この実施例で
は、アイリス制御回路１１にドライバ８と共にマニュア
ルアイリス検出回路７が設けられている。
【００１３】このマニュアルアイリス検出回路７は信号
処理回路４から出力される輝度信号Ｙやマニュアルアイ
リス制御回路１０から出力されるマニュアル制御信号に
応じた絞り値制御信号を生成し、ドライバ８に供給して
アイリス２の絞り値を制御させるが、マニュアルアイリ
ス制御回路１０からマニュアル制御信号が供給される
と、マニュアル操作がなされたことを表わすマニュアル
操作検出信号を白バランス制御回路６に供給する。
処理回路４から出力される輝度信号Ｙやマニュアルアイ
リス制御回路１０から出力されるマニュアル制御信号に
応じた絞り値制御信号を生成し、ドライバ８に供給して
アイリス２の絞り値を制御させるが、マニュアルアイリ
ス制御回路１０からマニュアル制御信号が供給される
と、マニュアル操作がなされたことを表わすマニュアル
操作検出信号を白バランス制御回路６に供給する。
【００１４】絞り値検出回路９はアイリス２の絞り値を
検出する。白バランス制御回路６は、白バランスをとる
際、絞り値検出回路９から出力される絞り値情報から照
度を算出し、高照度であるときには、屋外での撮影と判
断して白バランスの制御範囲を狭めるが、マニュアルア
イリス検出回路７からマニュアル操作検出信号が供給さ
れると、白バランスの制御範囲を通常の範囲とする。
検出する。白バランス制御回路６は、白バランスをとる
際、絞り値検出回路９から出力される絞り値情報から照
度を算出し、高照度であるときには、屋外での撮影と判
断して白バランスの制御範囲を狭めるが、マニュアルア
イリス検出回路７からマニュアル操作検出信号が供給さ
れると、白バランスの制御範囲を通常の範囲とする。
【００１５】図２は被写体の色温度に対する白バランス
制御範囲の一例を示す。同図において、通常撮影時、あ
るいはマニュアルアイリス操作のモード時では、２３０
０゜Ｋ〜８０００゜Ｋの通常の色温度範囲で白バランス
制御が行なわれ、露光制御を自動として、かつ高照度の
ときのみ、５０００゜Ｋ〜７０００゜Ｋの狭い色温度範
囲で白バランス制御が行なわれる。
制御範囲の一例を示す。同図において、通常撮影時、あ
るいはマニュアルアイリス操作のモード時では、２３０
０゜Ｋ〜８０００゜Ｋの通常の色温度範囲で白バランス
制御が行なわれ、露光制御を自動として、かつ高照度の
ときのみ、５０００゜Ｋ〜７０００゜Ｋの狭い色温度範
囲で白バランス制御が行なわれる。
【００１６】このようにして、この実施例では、屋内で
アイリスをマニュアル操作しても、白バランスの制御範
囲が狭まることがないので、良好な色再現が得られる。
アイリスをマニュアル操作しても、白バランスの制御範
囲が狭まることがないので、良好な色再現が得られる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アイリス制御がマニュアルの場合には、白バランスの制
御範囲が狭められないので、屋内でマニュアル操作でア
イリスを絞っても、良好な色再現性が得られる。
アイリス制御がマニュアルの場合には、白バランスの制
御範囲が狭められないので、屋内でマニュアル操作でア
イリスを絞っても、良好な色再現性が得られる。
【図１】本発明によるビデオカメラの一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】色温度に対する白バランス制御範囲を示す特性
図である。
図である。
２ アイリス ６ 白バランス制御回路 ７ マニュアルアイリス検出回路 ９ 絞り値検出回路 １０ マニュアルアイリス制御回路 １１ アイリス制御回路
フロントページの続き (72)発明者 垂水 浩幸 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立画像情報システム内 (56)参考文献 特開 平２−272892（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−105686（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−142496（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−281577（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−221995（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−250589（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−305790（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−50290（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−29191（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−39295（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−107591（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−171990（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−159595（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−8782（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04N 9/73 H04N 9/07
Claims (1)
- 【請求項１】 光量制御手段の制御量に応じて白バラン
スの制御範囲を制御するようにしたビデオカメラにおい
て、 光量制御の手動操作を検知して該白バランスの制御範囲
の制御を解除する手段を設けたことを特徴とするビデオ
カメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3188245A JP2939013B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | ビデオカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3188245A JP2939013B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | ビデオカメラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514922A JPH0514922A (ja) | 1993-01-22 |
| JP2939013B2 true JP2939013B2 (ja) | 1999-08-25 |
Family
ID=16220327
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3188245A Expired - Lifetime JP2939013B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | ビデオカメラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2939013B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0998335A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Konica Corp | 画像データ通信用ビデオカメラ |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP3188245A patent/JP2939013B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0514922A (ja) | 1993-01-22 |
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Legal Events
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