JP2938218B2 - 情報信号記録及び再生装置 - Google Patents
情報信号記録及び再生装置Info
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- G11B20/10—Digital recording or reproducing
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- H—ELECTRICITY
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- H04N5/917—Television signal processing therefor for bandwidth reduction
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- H—ELECTRICITY
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- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/92—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N5/9201—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving the multiplexing of an additional signal and the video signal
- H04N5/9206—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving the multiplexing of an additional signal and the video signal the additional signal being a character code signal
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- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Head (AREA)
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- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【０００１】
【技術分野】本発明は情報信号を記録媒体に記録する記
録装置、及びかかる記録媒体を演奏して原情報信号を再
生する再生装置に関する。
録装置、及びかかる記録媒体を演奏して原情報信号を再
生する再生装置に関する。
【０００２】
【背景技術】映像信号及び水平・垂直同期信号を含むビ
デオフォ―マット信号等の情報信号を記録媒体に記録す
る際に、そのビデオフォ―マット信号の識別をなす識別
信号を多重化して記録することは広く知られている。こ
の識別信号としては、ピクチャ―ナンバ、チャプタ―ナ
ンバ、タイム情報、ノイズリダクションのオン・オフ等
を表わすコ―ド信号がある。このコ―ド信号はビデオフ
ォ―マット信号の垂直同期信号期間の所定の水平ライン
に挿入されている。特に、ビデオフォ―マット信号を２
つのトラックに記録するマルチビ―ム方式においては、
トラック毎にコ―ド信号が挿入されている。
デオフォ―マット信号等の情報信号を記録媒体に記録す
る際に、そのビデオフォ―マット信号の識別をなす識別
信号を多重化して記録することは広く知られている。こ
の識別信号としては、ピクチャ―ナンバ、チャプタ―ナ
ンバ、タイム情報、ノイズリダクションのオン・オフ等
を表わすコ―ド信号がある。このコ―ド信号はビデオフ
ォ―マット信号の垂直同期信号期間の所定の水平ライン
に挿入されている。特に、ビデオフォ―マット信号を２
つのトラックに記録するマルチビ―ム方式においては、
トラック毎にコ―ド信号が挿入されている。
【０００３】ところが、記録媒体のキズや汚れ等に起因
するいわゆるドロップアウトが生じたとき、あるいは信
号の伝送系路の不良等の原因により、再生したコ―ド信
号に誤りが発生した場合の対策が不十分であったため
に、原ビデオフォ―マット信号の良好な再生ができない
という問題があった。
するいわゆるドロップアウトが生じたとき、あるいは信
号の伝送系路の不良等の原因により、再生したコ―ド信
号に誤りが発生した場合の対策が不十分であったため
に、原ビデオフォ―マット信号の良好な再生ができない
という問題があった。
【０００４】
【発明の目的】そこで本発明の目的は、記録媒体のキズ
や汚れ等に起因するいわゆるドロップアウトが生じたと
き、あるいは信号の伝送系路の不良等の原因により、再
生したコ―ド信号に誤りが発生した場合でも、原ビデオ
フォ―マット信号の良好な再生を可能とする情報信号記
録及び再生装置を提供することにある。
や汚れ等に起因するいわゆるドロップアウトが生じたと
き、あるいは信号の伝送系路の不良等の原因により、再
生したコ―ド信号に誤りが発生した場合でも、原ビデオ
フォ―マット信号の良好な再生を可能とする情報信号記
録及び再生装置を提供することにある。
【０００５】
【発明の構成】本発明による情報信号記録装置は、映像
信号及び水平・垂直同期信号を含むビデオフォ―マット
信号にそのビデオフォ―マット信号の識別をなす識別信
号を多重化して記録媒体に記録する情報信号記録装置で
あって、前記ビデオフォ―マット信号を分割して複数の
分割ビデオ信号を生成する分割手段と、前記分割ビデオ
信号の前記垂直同期信号内の水平ラインに前記識別信号
を挿入して複数の多重信号を生成する多重化手段と、前
記複数の多重信号の各々を変調して変調信号を生成する
変調手段と、前記記録媒体上の隣接する複数のトラック
の各々に前記変調信号の各々に応じた信号を記録する手
段とを備え、前記多重化手段は、前記隣接する複数のト
ラック上において互いに異なる時間軸上の水平ライン位
置に前記識別信号が存在するように挿入することを特徴
とする構成となっている。
信号及び水平・垂直同期信号を含むビデオフォ―マット
信号にそのビデオフォ―マット信号の識別をなす識別信
号を多重化して記録媒体に記録する情報信号記録装置で
あって、前記ビデオフォ―マット信号を分割して複数の
分割ビデオ信号を生成する分割手段と、前記分割ビデオ
信号の前記垂直同期信号内の水平ラインに前記識別信号
を挿入して複数の多重信号を生成する多重化手段と、前
記複数の多重信号の各々を変調して変調信号を生成する
変調手段と、前記記録媒体上の隣接する複数のトラック
の各々に前記変調信号の各々に応じた信号を記録する手
段とを備え、前記多重化手段は、前記隣接する複数のト
ラック上において互いに異なる時間軸上の水平ライン位
置に前記識別信号が存在するように挿入することを特徴
とする構成となっている。
【０００６】又、本発明による情報信号再生装置は、映
像信号及び水平・垂直同期信号を含むビデオフォ―マッ
ト信号を複数に分割した分割ビデオ信号に前記ビデオフ
ォ―マット信号の識別をなす識別信号を前記垂直同期信
号内の所定の水平ラインに挿入して多重化し、隣接する
複数のトラック上に記録した記録媒体を演奏し、前記ビ
デオフォ―マット信号及び前記識別信号を再生する情報
信号再生装置であって、前記隣接する複数のトラックの
各々から読取信号を得る読取手段と、前記読取信号の各
々を復調して復調信号を生成する復調手段と、前記復調
信号の各々から前記識別信号を抽出する抽出手段と、前
記抽出手段から得られる識別信号の１水平ライン毎に含
まれるその識別信号の誤り訂正用の冗長符号に基づいて
誤り訂正を施すと共に前記誤り訂正の経過を示すフラグ
を生成する訂正手段と、前記フラグの内容を判定して判
定信号を発する判定手段と、前記判定信号に応じて誤り
訂正後の前記識別信号の少なくとも１を選択する選択手
段とを備えた構成となっている。
像信号及び水平・垂直同期信号を含むビデオフォ―マッ
ト信号を複数に分割した分割ビデオ信号に前記ビデオフ
ォ―マット信号の識別をなす識別信号を前記垂直同期信
号内の所定の水平ラインに挿入して多重化し、隣接する
複数のトラック上に記録した記録媒体を演奏し、前記ビ
デオフォ―マット信号及び前記識別信号を再生する情報
信号再生装置であって、前記隣接する複数のトラックの
各々から読取信号を得る読取手段と、前記読取信号の各
々を復調して復調信号を生成する復調手段と、前記復調
信号の各々から前記識別信号を抽出する抽出手段と、前
記抽出手段から得られる識別信号の１水平ライン毎に含
まれるその識別信号の誤り訂正用の冗長符号に基づいて
誤り訂正を施すと共に前記誤り訂正の経過を示すフラグ
を生成する訂正手段と、前記フラグの内容を判定して判
定信号を発する判定手段と、前記判定信号に応じて誤り
訂正後の前記識別信号の少なくとも１を選択する選択手
段とを備えた構成となっている。
【０００７】
【発明の作用】本発明による情報信号記録装置において
は、ビデオフォ―マット信号を分割して複数の分割ビデ
オ信号とし、各分割ビデオ信号をそのビデオフォ―マッ
ト信号の識別を示す識別信号と共に記録媒体の隣接する
トラックに記録する際に、当該隣接するトラック上にお
いて、互いに異なる時間軸上の水平ライン位置に識別信
号が存在するように記録する。
は、ビデオフォ―マット信号を分割して複数の分割ビデ
オ信号とし、各分割ビデオ信号をそのビデオフォ―マッ
ト信号の識別を示す識別信号と共に記録媒体の隣接する
トラックに記録する際に、当該隣接するトラック上にお
いて、互いに異なる時間軸上の水平ライン位置に識別信
号が存在するように記録する。
【０００８】又、本発明による情報信号再生装置におい
ては、ビデオフォ―マット信号を隣接する複数のトラッ
クに分割して記録された記録媒体を演奏して、分割ビデ
オ信号、及びその分割ビデオ信号の所定位置に挿入され
た当該ビデオフォ―マット信号の識別を示す識別信号を
再生する際に、識別信号の１水平ライン毎に含まれるそ
の識別信号の誤り訂正用の冗長符号に基づいて誤り訂正
を施すと共に、誤り訂正の経過を示すフラグの内容に応
じて、誤り訂正後の識別信号の少なくとも１を選択す
る。
ては、ビデオフォ―マット信号を隣接する複数のトラッ
クに分割して記録された記録媒体を演奏して、分割ビデ
オ信号、及びその分割ビデオ信号の所定位置に挿入され
た当該ビデオフォ―マット信号の識別を示す識別信号を
再生する際に、識別信号の１水平ライン毎に含まれるそ
の識別信号の誤り訂正用の冗長符号に基づいて誤り訂正
を施すと共に、誤り訂正の経過を示すフラグの内容に応
じて、誤り訂正後の識別信号の少なくとも１を選択す
る。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を図１ないし図５を参照しつつ
説明する。図１は本発明の情報記録装置の実施例の構成
を示している。この図において、ビデオフォ―マット信
号が分割手段である３チャンネル化回路１に供給されて
チャンネルＡ、Ｂ、Ｃの３つのチャンネルのビデオ信号
に分割され、多重化手段である多重回路２ａ，２ｂ，２
ｃにそれぞれ供給される。一方、情報デ―タ生成回路３
において、ピクチャ―ナンバ、チャプタ―ナンバ、タイ
ム情報、ノイズリダクションのオン・オフ等のディジタ
ルコ―ド信号が生成されて訂正符号化回路４に供給され
る。この訂正符号化回路４において、コ―ド信号に誤り
訂正用の冗長符号が付加されて、スクランブルされた
後、多重回路２ａ，２ｂ，２ｃに供給される。多重回路
２ａ，２ｂ，２ｃにおいて、各ビデオ信号とコ―ド信号
とが多重制御回路５からの制御信号に基づいて多重化さ
れる。この多重化された各ビデオ信号は、変調手段であ
る変調回路６ａ，６ｂ，６ｃに供給されてＦＭ変調さ
れ、記録する手段としての光ビ―ム照射器６ｄに供給さ
れる。光ビ―ム照射器６ｄからはＦＭ変調信号の各々に
よって変調された３つの光ビ―ムが、記録媒体であるデ
ィスク７に照射されて記録がなされる。
説明する。図１は本発明の情報記録装置の実施例の構成
を示している。この図において、ビデオフォ―マット信
号が分割手段である３チャンネル化回路１に供給されて
チャンネルＡ、Ｂ、Ｃの３つのチャンネルのビデオ信号
に分割され、多重化手段である多重回路２ａ，２ｂ，２
ｃにそれぞれ供給される。一方、情報デ―タ生成回路３
において、ピクチャ―ナンバ、チャプタ―ナンバ、タイ
ム情報、ノイズリダクションのオン・オフ等のディジタ
ルコ―ド信号が生成されて訂正符号化回路４に供給され
る。この訂正符号化回路４において、コ―ド信号に誤り
訂正用の冗長符号が付加されて、スクランブルされた
後、多重回路２ａ，２ｂ，２ｃに供給される。多重回路
２ａ，２ｂ，２ｃにおいて、各ビデオ信号とコ―ド信号
とが多重制御回路５からの制御信号に基づいて多重化さ
れる。この多重化された各ビデオ信号は、変調手段であ
る変調回路６ａ，６ｂ，６ｃに供給されてＦＭ変調さ
れ、記録する手段としての光ビ―ム照射器６ｄに供給さ
れる。光ビ―ム照射器６ｄからはＦＭ変調信号の各々に
よって変調された３つの光ビ―ムが、記録媒体であるデ
ィスク７に照射されて記録がなされる。
【００１０】次に、図１の構成の動作及びその動作によ
って形成される記録信号のフォ―マットについて説明す
る。多重回路２ｃに供給されたコ―ド信号は、多重制御
回路５からの制御信号に基づいて、チャンネルＣのビデ
オ信号の垂直ブランキング内の所定の水平ラインである
第ｎラインに挿入される（ｎは例えば、１６又は２７
９）。同様に、多重回路２ｂ，２ａに供給されたコ―ド
信号は、多重制御回路５からの制御信号に基づいて、チ
ャンネルＢ及びＡのビデオ信号の垂直ブランキング内の
第（ｎ＋１）ライン及び第（ｎ＋２）ラインに挿入され
る。このようにして多重化されたビデオ信号の各々は、
光ビ―ム照射器６ｄにおいてディスク７の隣接する３つ
のトラックであるＡトラック、Ｂトラック及びＣトラッ
クに照射する３つの光ビ―ムをパルス変調する。従っ
て、各トラック上における記録信号は、図２の斜線で示
す位置、すなわち、互いに異なる時間軸上の水平ライン
位置にコ―ド信号がくるようなフォ―マットとなる。従
って、記録媒体のキズや汚れ等に起因するいわゆるドロ
ップアウトが生じたときでも、他の水平ライン位置での
識別信号により補償することができ、元ビデオフォ―マ
ット信号の良好な再生を可能とする。
って形成される記録信号のフォ―マットについて説明す
る。多重回路２ｃに供給されたコ―ド信号は、多重制御
回路５からの制御信号に基づいて、チャンネルＣのビデ
オ信号の垂直ブランキング内の所定の水平ラインである
第ｎラインに挿入される（ｎは例えば、１６又は２７
９）。同様に、多重回路２ｂ，２ａに供給されたコ―ド
信号は、多重制御回路５からの制御信号に基づいて、チ
ャンネルＢ及びＡのビデオ信号の垂直ブランキング内の
第（ｎ＋１）ライン及び第（ｎ＋２）ラインに挿入され
る。このようにして多重化されたビデオ信号の各々は、
光ビ―ム照射器６ｄにおいてディスク７の隣接する３つ
のトラックであるＡトラック、Ｂトラック及びＣトラッ
クに照射する３つの光ビ―ムをパルス変調する。従っ
て、各トラック上における記録信号は、図２の斜線で示
す位置、すなわち、互いに異なる時間軸上の水平ライン
位置にコ―ド信号がくるようなフォ―マットとなる。従
って、記録媒体のキズや汚れ等に起因するいわゆるドロ
ップアウトが生じたときでも、他の水平ライン位置での
識別信号により補償することができ、元ビデオフォ―マ
ット信号の良好な再生を可能とする。
【００１１】次に、上記の如くビデオ信号及びコ―ド信
号が記録されたディスク７を演奏して、元ビデオフォ―
マット信号及びコ―ド信号を再生する情報再生装置につ
いて説明する。図３に示す第１の実施例の構成におい
て、回転駆動されるディスク７から読取手段（いずれも
図示せず）によって、チャンネルＡ、Ｂ及びＣの３つの
再生ＲＦ信号が復調手段である復調回路８ａ，８ｂ，８
ｃにそれぞれ供給されＦＭ復調がなされる。復調された
各ビデオ信号は、合成回路９及びコ―ド信号を抽出する
抽出手段としてのディスクコ―ド読取り回路１０ａ，１
０ｂ，１０ｃに供給される。合成回路９からは、分割さ
れていたビデオ信号が合成されて、再生ビデオフォ―マ
ット信号が出力される。各ディスクコ―ド読取り回路１
０ａ，１０ｂ，１０ｃで抽出されたコ―ド信号は、ディ
スクランブルされた後、訂正手段である訂正回路１１
ａ，１１ｂ，１１ｃにそれぞれ供給される。各訂正回路
１１ａ，１１ｂ，１１ｃにおいては、コ―ド信号に付加
されている誤り訂正用の冗長符号に基づいて、所定の誤
り訂正が施されて、訂正された各コ―ド信号が、順次、
選択手段としての選択・多数決回路１２に供給される。
選択・多数決回路１２においては、供給された３つのチ
ャンネルからのコ―ド信号が図示せぬメモリに取り込ま
れる。又、各訂正回路からは誤り訂正の経過を示すフラ
グが生成されて、判定手段である判定回路１３に供給さ
れフラグの内容が判定されて、その判定結果に応じた判
定信号が選択・多数決回路１２に与えられる。
号が記録されたディスク７を演奏して、元ビデオフォ―
マット信号及びコ―ド信号を再生する情報再生装置につ
いて説明する。図３に示す第１の実施例の構成におい
て、回転駆動されるディスク７から読取手段（いずれも
図示せず）によって、チャンネルＡ、Ｂ及びＣの３つの
再生ＲＦ信号が復調手段である復調回路８ａ，８ｂ，８
ｃにそれぞれ供給されＦＭ復調がなされる。復調された
各ビデオ信号は、合成回路９及びコ―ド信号を抽出する
抽出手段としてのディスクコ―ド読取り回路１０ａ，１
０ｂ，１０ｃに供給される。合成回路９からは、分割さ
れていたビデオ信号が合成されて、再生ビデオフォ―マ
ット信号が出力される。各ディスクコ―ド読取り回路１
０ａ，１０ｂ，１０ｃで抽出されたコ―ド信号は、ディ
スクランブルされた後、訂正手段である訂正回路１１
ａ，１１ｂ，１１ｃにそれぞれ供給される。各訂正回路
１１ａ，１１ｂ，１１ｃにおいては、コ―ド信号に付加
されている誤り訂正用の冗長符号に基づいて、所定の誤
り訂正が施されて、訂正された各コ―ド信号が、順次、
選択手段としての選択・多数決回路１２に供給される。
選択・多数決回路１２においては、供給された３つのチ
ャンネルからのコ―ド信号が図示せぬメモリに取り込ま
れる。又、各訂正回路からは誤り訂正の経過を示すフラ
グが生成されて、判定手段である判定回路１３に供給さ
れフラグの内容が判定されて、その判定結果に応じた判
定信号が選択・多数決回路１２に与えられる。
【００１２】次に、この構成の動作について説明する。
図４に示すようにディスク７の第ｎラインの広い領域
に、ディスクのキズ等に起因するドロップアウトが生じ
たときには、訂正回路１１ｃにおける誤り訂正によって
も訂正できない場合がある。この場合には、訂正回路１
１ｃから訂正不能の情報を示すフラグが判定回路１３に
与えられる。ついで、訂正回路１１ｂから第（ｎ＋１）
ラインにおける誤り無しのフラグが判定回路１３に与え
られる。続いて、訂正回路１１ａから第（ｎ＋２）ライ
ンにおける誤り無しのフラグが判定回路１３に与えられ
る。判定回路１３においては、各訂正回路１１ａ，１１
ｂ，１１ｃから与えられたこれらのフラグによって、チ
ャンネルＡ及びＢのコ―ド信号には誤りが無く、チャン
ネルＣのコ―ド信号に誤りがあることを判定して、判定
信号を選択・多数決回路１２に供給する。選択・多数決
回路１２においては、さらにチャンネルＡ及びＢのコ―
ド信号が一致していることを確認して、チャンネルＡ又
はチャンネルＢのコ―ド信号の１つを選択し、これをメ
モリから読み出して正しいコ―ド信号として出力する。
図４に示すようにディスク７の第ｎラインの広い領域
に、ディスクのキズ等に起因するドロップアウトが生じ
たときには、訂正回路１１ｃにおける誤り訂正によって
も訂正できない場合がある。この場合には、訂正回路１
１ｃから訂正不能の情報を示すフラグが判定回路１３に
与えられる。ついで、訂正回路１１ｂから第（ｎ＋１）
ラインにおける誤り無しのフラグが判定回路１３に与え
られる。続いて、訂正回路１１ａから第（ｎ＋２）ライ
ンにおける誤り無しのフラグが判定回路１３に与えられ
る。判定回路１３においては、各訂正回路１１ａ，１１
ｂ，１１ｃから与えられたこれらのフラグによって、チ
ャンネルＡ及びＢのコ―ド信号には誤りが無く、チャン
ネルＣのコ―ド信号に誤りがあることを判定して、判定
信号を選択・多数決回路１２に供給する。選択・多数決
回路１２においては、さらにチャンネルＡ及びＢのコ―
ド信号が一致していることを確認して、チャンネルＡ又
はチャンネルＢのコ―ド信号の１つを選択し、これをメ
モリから読み出して正しいコ―ド信号として出力する。
【００１３】図５に情報再生装置の第２の実施例の構成
を示す。この実施例では、ディスクコ―ド読み取り回路
及び訂正回路がそれぞれ１つだけ設けられ、新たに、切
換回路１４、１７及びラッチ回路１８ａ，１８ｂ，１８
ｃが加えられている。他の構成部分については図３の構
成と同一であり、同一の符号によって表わされている。
この構成の特徴は、各チャンネルに含まれたコ―ド信号
が、同じ時間軸上の水平ラインには存在しないことに着
眼して、ディスクコ―ド読み取り回路及び訂正回路をチ
ャンネル毎に切り替えて、共用するようにしたことであ
る。なお、図には示してないがチャンネル切替えのため
のコントロ―ラが設けられていて、切換回路１４及び１
７に対して切替え信号を供給する。
を示す。この実施例では、ディスクコ―ド読み取り回路
及び訂正回路がそれぞれ１つだけ設けられ、新たに、切
換回路１４、１７及びラッチ回路１８ａ，１８ｂ，１８
ｃが加えられている。他の構成部分については図３の構
成と同一であり、同一の符号によって表わされている。
この構成の特徴は、各チャンネルに含まれたコ―ド信号
が、同じ時間軸上の水平ラインには存在しないことに着
眼して、ディスクコ―ド読み取り回路及び訂正回路をチ
ャンネル毎に切り替えて、共用するようにしたことであ
る。なお、図には示してないがチャンネル切替えのため
のコントロ―ラが設けられていて、切換回路１４及び１
７に対して切替え信号を供給する。
【００１４】図５の実施例の動作について説明する。第
１の実施例と同様に図４に示す再生信号が得られると、
復調されたビデオ信号の第ｎラインにおいて、コントロ
―ラからの切替え信号によって切換回路１４及び１７が
チャンネルＣに切り替えられ、復調回路８ｃからのビデ
オ信号がディスクコ―ド読取り回路１５に供給される。
ディスクコ―ド読取り回路１５においてディスクランブ
ルされた第ｎラインのコ―ド信号は、訂正回路１６に供
給されて所定の誤り訂正がなされた後、フラグと共に切
換回路１７を経てラッチ回路１８ｃに供給されて保持さ
れる。続いて第（ｎ＋１）ラインにおいて、切替え信号
によって切換回路１４及び１７がチャンネルＢに切り替
えられ、復調回路８ｂからのビデオ信号がディスクコ―
ド読取り回路１５に供給される。ディスクコ―ド読取り
回路１５においてディスクランブルされた第（ｎ＋１）
ラインのコ―ド信号は、訂正回路１６に供給されて誤り
訂正がなされた後、フラグと共に切換回路１７を経てラ
ッチ回路１８ｂに保持される。同様に第（ｎ＋２）ライ
ンにおいては、第（ｎ＋２）ラインのコ―ド信号が訂正
回路１６に供給されて誤り訂正がなされた後、フラグと
共に切換回路１７を経てラッチ回路１８ａに保持され
る。各ラッチ回路１８ａ，１８ｂ，１８ｃに保持された
誤り訂正後のコ―ド信号は、選択・多数決回路１２に供
給される。又、３つのフラグは判定回路１３に供給さ
れ、各フラグの内容に応じた判定信号が選択・多数決回
路１２に与えられて、第１の実施例と同様、チャンネル
Ａ又はチャンネルＢのコ―ド信号の１つを選択して正し
いコ―ド信号として出力する。従って、信号の伝送系路
の不良等の原因により、再生したコ―ド信号に誤りが発
生した場合でも、高い確率で正しい識別信号を得ること
ができ、原ビデオフォ―マット信号の良好な再生を可能
とする。
１の実施例と同様に図４に示す再生信号が得られると、
復調されたビデオ信号の第ｎラインにおいて、コントロ
―ラからの切替え信号によって切換回路１４及び１７が
チャンネルＣに切り替えられ、復調回路８ｃからのビデ
オ信号がディスクコ―ド読取り回路１５に供給される。
ディスクコ―ド読取り回路１５においてディスクランブ
ルされた第ｎラインのコ―ド信号は、訂正回路１６に供
給されて所定の誤り訂正がなされた後、フラグと共に切
換回路１７を経てラッチ回路１８ｃに供給されて保持さ
れる。続いて第（ｎ＋１）ラインにおいて、切替え信号
によって切換回路１４及び１７がチャンネルＢに切り替
えられ、復調回路８ｂからのビデオ信号がディスクコ―
ド読取り回路１５に供給される。ディスクコ―ド読取り
回路１５においてディスクランブルされた第（ｎ＋１）
ラインのコ―ド信号は、訂正回路１６に供給されて誤り
訂正がなされた後、フラグと共に切換回路１７を経てラ
ッチ回路１８ｂに保持される。同様に第（ｎ＋２）ライ
ンにおいては、第（ｎ＋２）ラインのコ―ド信号が訂正
回路１６に供給されて誤り訂正がなされた後、フラグと
共に切換回路１７を経てラッチ回路１８ａに保持され
る。各ラッチ回路１８ａ，１８ｂ，１８ｃに保持された
誤り訂正後のコ―ド信号は、選択・多数決回路１２に供
給される。又、３つのフラグは判定回路１３に供給さ
れ、各フラグの内容に応じた判定信号が選択・多数決回
路１２に与えられて、第１の実施例と同様、チャンネル
Ａ又はチャンネルＢのコ―ド信号の１つを選択して正し
いコ―ド信号として出力する。従って、信号の伝送系路
の不良等の原因により、再生したコ―ド信号に誤りが発
生した場合でも、高い確率で正しい識別信号を得ること
ができ、原ビデオフォ―マット信号の良好な再生を可能
とする。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による情報
信号記録装置においては、ビデオフォ―マット信号を分
割して複数の分割ビデオ信号とし、各分割ビデオ信号を
そのビデオフォ―マット信号の識別を示す識別信号と共
に記録媒体の隣接するトラックに記録する際に、当該隣
接するトラック上において、互いに異なる時間軸上の水
平ライン位置に識別信号が存在するように記録するの
で、記録媒体のキズや汚れ等に起因するいわゆるドロッ
プアウトが生じたときでも、他の水平ライン位置での識
別信号により補償することができ、元ビデオフォ―マッ
ト信号の良好な再生を可能とする。
信号記録装置においては、ビデオフォ―マット信号を分
割して複数の分割ビデオ信号とし、各分割ビデオ信号を
そのビデオフォ―マット信号の識別を示す識別信号と共
に記録媒体の隣接するトラックに記録する際に、当該隣
接するトラック上において、互いに異なる時間軸上の水
平ライン位置に識別信号が存在するように記録するの
で、記録媒体のキズや汚れ等に起因するいわゆるドロッ
プアウトが生じたときでも、他の水平ライン位置での識
別信号により補償することができ、元ビデオフォ―マッ
ト信号の良好な再生を可能とする。
【００１６】又、本発明による情報信号再生装置におい
ては、ビデオフォ―マット信号を隣接する複数のトラッ
クに分割して記録された記録媒体を演奏して、分割ビデ
オ信号、及びその分割ビデオ信号の所定位置に挿入され
た当該ビデオフォ―マット信号の識別を示す識別信号を
再生する際に、識別信号の１水平ライン毎に含まれるそ
の識別信号の誤り訂正用の冗長符号に基づいて誤り訂正
を施すと共に、誤り訂正の経過を示すフラグの内容に応
じて、誤り訂正後のトラック毎の識別信号の少なくとも
１を選択するので、信号の伝送系路の不良等の原因によ
り、再生したコ―ド信号に誤りが発生した場合でも、高
い確率で正しい識別信号を得ることができ、元ビデオフ
ォ―マット信号の良好な再生を可能とする。
ては、ビデオフォ―マット信号を隣接する複数のトラッ
クに分割して記録された記録媒体を演奏して、分割ビデ
オ信号、及びその分割ビデオ信号の所定位置に挿入され
た当該ビデオフォ―マット信号の識別を示す識別信号を
再生する際に、識別信号の１水平ライン毎に含まれるそ
の識別信号の誤り訂正用の冗長符号に基づいて誤り訂正
を施すと共に、誤り訂正の経過を示すフラグの内容に応
じて、誤り訂正後のトラック毎の識別信号の少なくとも
１を選択するので、信号の伝送系路の不良等の原因によ
り、再生したコ―ド信号に誤りが発生した場合でも、高
い確率で正しい識別信号を得ることができ、元ビデオフ
ォ―マット信号の良好な再生を可能とする。
【図１】本発明の情報信号記録装置のブロック図
【図２】図１に示す情報信号記録装置によって記録され
た信号のフォ―マット
た信号のフォ―マット
【図３】本発明による情報信号再生装置の第１の実施例
のブロック図
のブロック図
【図４】本発明の情報再生装置によって読取られた再生
信号のフォ―マット
信号のフォ―マット
【図５】本発明による情報信号再生装置の第２の実施例
のブロック図
のブロック図
２ａ，２ｂ，２ｃ……多重回路 ３……情報デ―タ生成回路 ４……訂正符号化回路 ５……多重制御回路 １０ａ，１０ｂ，１０ｃ……ディスクコ―ド読取り回路 １１ａ，１１ｂ，１１ｃ……訂正回路 １２……選択・多数決回路 １３……判定回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) G11B 20/00 G11B 20/02 G11B 20/12 H04N 5/92
Claims (3)
- 【請求項１】 映像信号及び水平・垂直同期信号を含む
ビデオフォ―マット信号にそのビデオフォ―マット信号
の識別をなす識別信号を多重化して記録媒体に記録する
情報信号記録装置であって、前記ビデオフォ―マット信
号を分割して複数の分割ビデオ信号を生成する分割手段
と、前記分割ビデオ信号の前記垂直同期信号内の水平ラ
インに前記識別信号を挿入して複数の多重信号を生成す
る多重化手段と、前記複数の多重信号の各々を変調して
変調信号を生成する変調手段と、前記記録媒体上の隣接
する複数のトラックの各々に前記変調信号の各々に応じ
た信号を記録する手段とを備え、前記多重化手段は、前
記隣接する複数のトラック上において互いに異なる時間
軸上の水平ライン位置に前記識別信号が存在するように
挿入することを特徴とする情報信号記録装置。 - 【請求項２】 前記識別信号には、１水平ライン毎に当
該識別信号の誤り訂正用冗長符号が付加されていること
を特徴とする請求項１記載の情報信号記録装置。 - 【請求項３】 映像信号及び水平・垂直同期信号を含む
ビデオフォ―マット信号を複数に分割した分割ビデオ信
号に前記ビデオフォ―マット信号の識別をなす識別信号
を前記垂直同期信号内の所定の水平ラインに挿入して多
重化し、隣接する複数のトラック上に記録した記録媒体
を演奏し、前記ビデオフォ―マット信号及び前記識別信
号を再生する情報信号再生装置であって、前記隣接する
複数のトラックの各々から読取信号を得る読取手段と、
前記読取信号の各々を復調して復調信号を生成する復調
手段と、前記復調信号の各々から前記識別信号を抽出す
る抽出手段と、前記抽出手段から得られる識別信号の１
水平ライン毎に含まれるその識別信号の誤り訂正用の冗
長符号に基づいて誤り訂正を施すと共に前記誤り訂正の
経過を示すフラグを生成する訂正手段と、前記フラグの
内容を判定して判定信号を発する判定手段と、前記判定
信号に応じて誤り訂正後の前記識別信号の少なくとも１
を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする情報信
号再生装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3114806A JP2938218B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 情報信号記録及び再生装置 |
| EP92300265A EP0515014A1 (en) | 1991-05-20 | 1992-01-13 | Information signal recording apparatus and apparatus for reproducing recorded information signal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3114806A JP2938218B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 情報信号記録及び再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04341974A JPH04341974A (ja) | 1992-11-27 |
| JP2938218B2 true JP2938218B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=14647160
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3114806A Expired - Fee Related JP2938218B2 (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | 情報信号記録及び再生装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0515014A1 (ja) |
| JP (1) | JP2938218B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06303586A (ja) * | 1993-04-15 | 1994-10-28 | Victor Co Of Japan Ltd | 映像信号伝送方法 |
| US5604725A (en) * | 1993-12-16 | 1997-02-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | Information recording method and collector and distributor for recording information |
| JPH0896402A (ja) * | 1994-09-21 | 1996-04-12 | Sony Corp | 光ディスク装置及び光ディスク |
| JP3545137B2 (ja) * | 1996-08-29 | 2004-07-21 | 三洋電機株式会社 | コード多重／読取装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60202575A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-14 | Victor Co Of Japan Ltd | 情報記録円盤及びその再生装置 |
| US4862295A (en) * | 1985-06-27 | 1989-08-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of formatting a storage medium and drive unit for controlling the reading and writing of data on the formatted storage medium |
| GB2189963B (en) * | 1986-03-14 | 1989-12-13 | Pioneer Electronic Corp | Video disk and recording and reproduction devices therefore |
| JPH0610879B2 (ja) * | 1988-07-08 | 1994-02-09 | シャープ株式会社 | 光メモリ装置 |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP3114806A patent/JP2938218B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-01-13 EP EP92300265A patent/EP0515014A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0515014A1 (en) | 1992-11-25 |
| JPH04341974A (ja) | 1992-11-27 |
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|---|---|---|---|
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