JP2936738B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2936738B2
JP2936738B2 JP887191A JP887191A JP2936738B2 JP 2936738 B2 JP2936738 B2 JP 2936738B2 JP 887191 A JP887191 A JP 887191A JP 887191 A JP887191 A JP 887191A JP 2936738 B2 JP2936738 B2 JP 2936738B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は長期間使用後の記録特性
の劣化を最小限に抑制することを可能とした磁気記録再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオテープレコーダを始めとす
る磁気記録再生装置では、ビデオヘッドとFMオーディ
オヘッドなどのように多数の記録ヘッドを用いるように
なってきた。しかし、長時間の使用によるヘッド摩耗等
により各ヘッドの記録電流のバランスが崩れFMオーデ
ィオが十分に記録されない等の問題が発生している。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来の磁気記
録再生装置の一例について説明する。図3は、従来の磁
気記録再生装置のブロック図である。図において、31
は磁気テープに信号を記録する回転ドラム、32は回転
ドラム31の回転を検出するドラム回転検出路、33は
回転ドラムの実使用時間を計算するドラム回転時間積算
手段、34はドラム回転時間積算手段33をはじめ各種
動作・機能を制御するシステムコントロールマイクロコ
ンピュータ、35は回転ドラムの実使用時間を表示する
ドラム回転積算時間表示手段、36はビデオ記録信号、
37はヘッドに記録電流を流すビデオ記録アンプ回路、
38はFMオーディオ記録信号、39はヘッドに記録電
流を流すFMオーディオ記録アンプ回路である。以上の
ような構成要素よりなる従来の記録再生装置について、
以下その各構成要素の関係と動作を説明する。ビデオ記
録信号36はビデオ記録アンプ回路37にて増幅され記
録電流値を調整された後、磁気テープに信号を記録する
回転ドラム31に取り付けられたヘッドに適切な記録電
流として流される。一方、FMオーディオ記録信号38
はFMオーディオ記録アンプ回路39にて増幅され記録
電流値を調整された後、磁気テープに信号を記録する回
転ドラム31に取り付けられたヘッドに適切な記録電流
として流される。また、ドラム回転検出回路32にて回
転ドラム31の回転を検出し、各種動作・機能を制御す
るシステムコントロールマイクロコンピュータ34内の
ドラム回転時間積算手段33にて回転ドラムの実使用時
間を計算する。そして、記録再生装置の使用者が回転ド
ラムの交換時期を判断するために利用する“回転ドラム
の実使用時間”をドラム回転積算時間表示手段35に表
示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成では、長時間の使用によるヘッド摩耗等
により各ヘッドの記録電流のバランスが崩れFMオーデ
ィオが十分に記録されない等の問題を有していた。
【0005】本発明は上記問題を改善するため、回転ド
ラムの使用時間を計算し、その使用時間という情報によ
り記録アンプ回路の電流をその使用時点での最適記録電
流値に制御することにより長時間使用時の記録特性の劣
化を最小限に制御することを可能とした磁気記録再生装
置を提供するのを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の磁気記録再生装置は、表層記録用ヘッドと深
層記録用ヘッドとを搭載した回転ドラムと、この回転ド
ラムの使用時間を計算するドラム使用時間積算手段と、
このドラム使用時間積算手段で計算した使用時間の増加
にしたがって前記各ヘッドの記録電流を減少させるよう
制御する最適記録電流指示手段とを備え、前記最適記録
電流指示手段は、前記使用時間の増加にしたがって、前
記表層記録用ヘッドの記録電流を減少させる程度が、前
記深層記録用ヘッドの記録電流を減少させる程度よりも
大きくなるように制御するようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明は上記の構成において、回転ドラムの使
用時間を計算し、その使用時間という情報により記録ア
ンプ回路の電流をその使用時点での最適記録電流値に制
御することにより長時間使用時の記録特性の劣化を最小
限に制御する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例の磁気記録再生装置
について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の一実施例の記録再生装置のブロック図である。図にお
いて1は磁気テープに信号を記録する回転ドラム、2は
回転ドラム1の回転を検出するドラム回転検出回路、3
は回転ドラムの実使用時間を計算するドラム回転時間積
算手段、4は回転ドラムの実使用時間を表示するドラム
回転積算時間表示手段、5はドラム使用時間と最適記録
電流との関係を示す使用時間・記録電流関係表、6はド
ラム回転時間積算手段3の出力と使用時間・記録電流関
係表5からの情報とにより記録アンプ回路9,11の電
流をその使用時点での最適記録電流値に指示する最適記
録電流指示手段、7はドラム回転時間積算手段3をはじ
め各種動作・機能を制御するシステムコントロールマイ
クロコンピュータ、8はビデオ記録信号、9はヘッドに
記録電流を流すビデオ記録アンプ回路、10はFMオー
ディオ記録信号、11はヘッドに記録電流を流すFMオ
ーディオ記録アンプ回路である。
【0009】以上のような構成要素よりなる本実施例の
記録再生装置について、以下図1,図2を用いてその各
構成要素の関係と動作を説明する。ドラム回転検出回路
2にて回転ドラム1の回転を検出し、ドラム回転時間積
算手段3にて回転ドラム1の実使用時間を計算する。そ
して、ドラム回転積算時間表示手段4にて記録再生装置
の使用者が回転ドラムの交換時期を判断するために利用
する“回転ドラムの実使用時間”をドラム回転時間積算
手段3に表示する。ところで、回転ドラム1に取り付け
られたヘッドは磁気テープによって削られ磨耗してい
く。すると表層記録のビデオヘッドに流れる電流と、深
層記録のFMオーディオヘッドに流れる電流とは次第に
異なった状態で変化し初期の設定値と異なった値とな
り、ビデオとオーディオの各ヘッドの記録電流のバラン
スが崩れてしまう。複数ヘッドによる多重記録装置であ
る本実施例ではFMオーディオ信号に比べてビデオ信号
の記録電流の増加が著しい場合、FMオーディオの記録
が不十分となり、正常な再生が行えなくなる。そこで事
前に使用時間と最適記録電流の関係を実験等により検討
し、その結果をROMなどの形で使用時間・記録電流関
係表5に入力しておく。使用時間・記録電流関係表の一
例をグラフ化したものを図2に示す。図2から、使用時
間の増加と共に、表層記録用のビデオヘッドの記録電流
の方が深層記録用のFMオーディオヘッドの記録電流よ
りもより多く減少させるように制御すれば良いことが判
る。
【0010】このようにして作られた使用時間・記録電
流関係表5の情報とドラム回転時間積算手段3の出力と
により、記録電流指示手段6がビデオ記録アンプ回路9
とFMオーディオ記録アンプ回路11にその時点での最
適記録電流値を指示して、その各々の利得を制御させ
る。そして、ビデオ記録アンプ回路9はビデオ記録信号
8を増幅し記録電流を記録電流指示手段6の出力に従っ
て調節し、その時点での最適記録電流を回転ドラム1に
取り付けられたヘッドに流す。また、FMオーディオ記
録アンプ回路11はFMオーディオ記録信号10を増幅
し記録電流を記録電流指示手段6の出力に従って調節
し、その時点での最適記録電流を回転ドラム1に取り付
けられたヘッドに流す。
【0011】以上のように本実施例によれば、回転ドラ
ムの実使用時間を計算するドラム回転時間積算手段と、
ドラム使用時間と最適記録電流の関係を示す使用時間・
記録電流関係表と、記録信号を増幅し回転ドラムに取り
付けられたヘッドに記録電流を流す記録アンプ回路と、
前記ドラム回転時間積算手段出力と前記使用時間・記録
電流関係表とにより前記記録アンプ回路に記録電流値を
指示する最適記録電流指示手段とを設けることにより長
時間使用時の記録特性の劣化を最小限に抑制することが
可能となる。
【0012】なお、回転ドラムに設けたヘッドについて
説明したが、回転ドラムに限らず磁性体の深層,表層の
各々に異なったヘッドで異なった周波数の信号を記録す
る場合に適用できるのは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転ドラムの使用時間の増加にしたがって、表層記録用ヘ
ッドの記録電流を減少させる程度が、深層記録用ヘッド
の記録電流を減少させる程度よりも大きくなるように制
御することにより、表層記録用ヘッドの記録電流と深層
記録用ヘッドの記録電流とのバランスの崩れを防止し、
その結果、長時間使用時の記録特性の劣化を最小限に抑
制することが可能となる優れた効果が得られる磁気記録
再生装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の記録再生装置のブロック図
【図2】同じく構成要素のひとつである使用時間・記録
電流関係表の一例を示す図
【図3】従来の記録再生装置のブロック図
【符号の説明】
1 回転ドラム 3 ドラム回転時間積算手段 5 使用時間・記録電流関係表 6 最適記録電流指示手段 9 ビデオ記録アンプ回路 11 FMオーディオ記録アンプ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表層記録用ヘッドと深層記録用ヘッドと
    を搭載した回転ドラムと、この回転ドラムの使用時間を
    計算するドラム使用時間積算手段と、このドラム使用時
    間積算手段で計算した使用時間の増加にしたがって前記
    各ヘッドの記録電流を減少させるよう制御する最適記録
    電流指示手段とを備え、前記最適記録電流指示手段は、
    前記使用時間の増加にしたがって、前記表層記録用ヘッ
    ドの記録電流を減少させる程度が、前記深層記録用ヘッ
    ドの記録電流を減少させる程度よりも大きくなるように
    制御することを特徴とする磁気記録再生装置。
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