JP2936681B2 - 圧電アクチュエータの駆動装置 - Google Patents
圧電アクチュエータの駆動装置Info
- Publication number
- JP2936681B2 JP2936681B2 JP2244678A JP24467890A JP2936681B2 JP 2936681 B2 JP2936681 B2 JP 2936681B2 JP 2244678 A JP2244678 A JP 2244678A JP 24467890 A JP24467890 A JP 24467890A JP 2936681 B2 JP2936681 B2 JP 2936681B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric actuator
- driving device
- circuit
- connector
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、圧電アクチュエータの駆動装置に関する。
（従来技術） 圧電アクチュエータは、誘電体である圧電素子とこれ
を挟む２つの電極から構成された、一種のコンデンサで
ある。圧電アクチュエータの軸線方向変形は圧電アクチ
ュエータに蓄積された電荷に比例し、従って、圧電アク
チュエータの出力変位は圧電アクチュエータを充放電す
ることにより行われる。圧電アクチュエータの充放電を
行う圧電アクチュエータの駆動装置として、第２図に示
すように、昇圧用コイルを備えた昇圧回路Ａと、ダイオ
ードを備えた充電回路Ｂと、抵抗を備えた放電回路Ｃと
を含む駆動部10と圧電アクチュエータ20とによって構成
され、昇圧回路Ａと充電回路Ｂとに実線矢印方向に電流
を流して圧電アクチュエータ20を充電し、充電の停止に
よって放電回路Ｃを介して破線矢印方向に圧電アクチュ
エータ20を放電させるように作動する装置が従来知られ
ている。係る従来の圧電アクチュエータの駆動装置で
は、可動部分を含む圧電アクチュエータ20と駆動部10と
の耐用年数の相違、組立の容易性、圧電アクチュエータ
20の可動部分の保守点検等を勘案して、駆動部10と圧電
アクチュエータ20とを別体として形成し、これらを高圧
コードで接続する構造が一般に採用されていた。
を挟む２つの電極から構成された、一種のコンデンサで
ある。圧電アクチュエータの軸線方向変形は圧電アクチ
ュエータに蓄積された電荷に比例し、従って、圧電アク
チュエータの出力変位は圧電アクチュエータを充放電す
ることにより行われる。圧電アクチュエータの充放電を
行う圧電アクチュエータの駆動装置として、第２図に示
すように、昇圧用コイルを備えた昇圧回路Ａと、ダイオ
ードを備えた充電回路Ｂと、抵抗を備えた放電回路Ｃと
を含む駆動部10と圧電アクチュエータ20とによって構成
され、昇圧回路Ａと充電回路Ｂとに実線矢印方向に電流
を流して圧電アクチュエータ20を充電し、充電の停止に
よって放電回路Ｃを介して破線矢印方向に圧電アクチュ
エータ20を放電させるように作動する装置が従来知られ
ている。係る従来の圧電アクチュエータの駆動装置で
は、可動部分を含む圧電アクチュエータ20と駆動部10と
の耐用年数の相違、組立の容易性、圧電アクチュエータ
20の可動部分の保守点検等を勘案して、駆動部10と圧電
アクチュエータ20とを別体として形成し、これらを高圧
コードで接続する構造が一般に採用されていた。
（発明が解決しようとする課題） しかし、高圧コードは組立の際等に損傷を受け易いた
めに、従来の駆動部と圧電アクチュエータとを別体とし
て形成し、これらを高圧コードで接続した構造を有する
圧電アクチュエータの駆動装置は、信頼性に欠けるとい
う問題があった。
めに、従来の駆動部と圧電アクチュエータとを別体とし
て形成し、これらを高圧コードで接続した構造を有する
圧電アクチュエータの駆動装置は、信頼性に欠けるとい
う問題があった。
したがって、本発明の目的は、駆動部と圧電アクチュ
エータとを別体としつつ、高い信頼性が担保された圧電
アクチュエータの駆動装置を提供することにある。
エータとを別体としつつ、高い信頼性が担保された圧電
アクチュエータの駆動装置を提供することにある。
（課題を解決するための手段） 上記の課題を解決するために、本発明においては、昇
圧回路と、充電回路と、放電回路とを含む駆動部と、圧
電アクチュエータとから成る圧電アクチュエータの駆動
装置において、圧電アクチュエータと駆動部とを着脱自
在に連結するための連結コネクタが設けられた圧電アク
チュエータの駆動装置を提供する。
圧回路と、充電回路と、放電回路とを含む駆動部と、圧
電アクチュエータとから成る圧電アクチュエータの駆動
装置において、圧電アクチュエータと駆動部とを着脱自
在に連結するための連結コネクタが設けられた圧電アク
チュエータの駆動装置を提供する。
本発明の好ましい実施態様にあっては、前記圧電アク
チュエータには、前記連結コネクタが外された時に圧電
アクチュエータを放電させるための手段が設けられてい
る。
チュエータには、前記連結コネクタが外された時に圧電
アクチュエータを放電させるための手段が設けられてい
る。
（作用） 本発明においては、圧電アクチュエータと駆動部とが
連結コネクタを介して着脱自在に連結されるので、両者
を連結するための高圧コードを省略でき、圧電アクチュ
エータの高い信頼性が担保される。
連結コネクタを介して着脱自在に連結されるので、両者
を連結するための高圧コードを省略でき、圧電アクチュ
エータの高い信頼性が担保される。
また、前記圧電アクチュエータに設けられた放電手段
によって、前記連結コネクタが外された時に、圧電アク
チュエータは放電させられるので、可動部分の保守点検
等のために圧電アクチュエータを駆動部から取り外した
場合の感電事故の発生を防止される。
によって、前記連結コネクタが外された時に、圧電アク
チュエータは放電させられるので、可動部分の保守点検
等のために圧電アクチュエータを駆動部から取り外した
場合の感電事故の発生を防止される。
（実施例） 以下添付の図面に基づいて、本発明の実施例を説明す
る。
る。
第１図において、１は本発明の実施例に係る圧電アク
チュエータの駆動装置である。圧電アクチュエータの駆
動装置１は、公知のフライバック方式の昇圧回路と、充
電回路と、放電回路とを備えた駆動部２と、円筒状の圧
電素子から成る圧電アクチュエータ３とを備えている。
駆動部２と圧電アクチュエータ３とはそれぞれ別体の樹
脂ケース２′、３′内に格納されており、これらを連結
するために、駆動装置１にはオス部とメス部とから成る
連結コネクタ４が設けられている。連結コネクタ４のメ
ス部4aは駆動部２を格納したケース２′の端面２″に設
けられ、オス部4bは圧電アクチュエータ３を格納したケ
ース３′の端面３″に設けられている。またケース２′
の端面２″には突起５が形成され、ケース３′の端面
３″には突起５を受け入れる開口６が形成されている。
ケース３′の開口６の内側には第１図で矢印方向に常時
付勢されると共に、突起５によって前記矢印方向と反対
の方向に変位可能な板バネ７と板バネ７に接触可能な端
子８とで構成されたスイッチ９が配設されており、スイ
ッチ９は抵抗10を介して圧電アクチュエータ３を短絡し
ている。
チュエータの駆動装置である。圧電アクチュエータの駆
動装置１は、公知のフライバック方式の昇圧回路と、充
電回路と、放電回路とを備えた駆動部２と、円筒状の圧
電素子から成る圧電アクチュエータ３とを備えている。
駆動部２と圧電アクチュエータ３とはそれぞれ別体の樹
脂ケース２′、３′内に格納されており、これらを連結
するために、駆動装置１にはオス部とメス部とから成る
連結コネクタ４が設けられている。連結コネクタ４のメ
ス部4aは駆動部２を格納したケース２′の端面２″に設
けられ、オス部4bは圧電アクチュエータ３を格納したケ
ース３′の端面３″に設けられている。またケース２′
の端面２″には突起５が形成され、ケース３′の端面
３″には突起５を受け入れる開口６が形成されている。
ケース３′の開口６の内側には第１図で矢印方向に常時
付勢されると共に、突起５によって前記矢印方向と反対
の方向に変位可能な板バネ７と板バネ７に接触可能な端
子８とで構成されたスイッチ９が配設されており、スイ
ッチ９は抵抗10を介して圧電アクチュエータ３を短絡し
ている。
このように構成された、本実施例に係る圧電アクチュ
エータの駆動装置１にあっては、コネクタ４のオス部4b
がメス部4aに差し込まれ、圧電アクチュエータ３と駆動
部２とが連結されると、突起５が板バネ７に当接し、板
バネ７の付勢力に逆らって板バネ７を第１図反矢印方向
に変位させ、板バネ７と端子８との接続を遮断する。こ
れにより、圧電アクチュエータ３は駆動部２と連結さ
れ、且つ非短絡状態となる。すなわち圧電アクチュエー
タの駆動装置１は作動状態になる。圧電アクチュエータ
３と駆動部２とはコネクタ４によって連結され、従来の
駆動装置のように連結コードが無いので、駆動装置の高
い信頼性が担保される。
エータの駆動装置１にあっては、コネクタ４のオス部4b
がメス部4aに差し込まれ、圧電アクチュエータ３と駆動
部２とが連結されると、突起５が板バネ７に当接し、板
バネ７の付勢力に逆らって板バネ７を第１図反矢印方向
に変位させ、板バネ７と端子８との接続を遮断する。こ
れにより、圧電アクチュエータ３は駆動部２と連結さ
れ、且つ非短絡状態となる。すなわち圧電アクチュエー
タの駆動装置１は作動状態になる。圧電アクチュエータ
３と駆動部２とはコネクタ４によって連結され、従来の
駆動装置のように連結コードが無いので、駆動装置の高
い信頼性が担保される。
他方、コネクタ４のオス部4bがメス部4aから引き抜か
れ、圧電アクチュエータ３と駆動部２との連結が解除さ
れると、突起５と板バネ７との当接が解除され、これに
伴って板バネ７が自身の付勢力の下に第一図の矢印方向
に変位して端子８と当接し、圧電アクチュエータ３を短
絡させる。これにより、圧電アクチュエータ３に蓄えら
れた電荷が放出され、以後、圧電アクチュエータの保守
点検中等に感電事故が起こる可能性が無くなる。
れ、圧電アクチュエータ３と駆動部２との連結が解除さ
れると、突起５と板バネ７との当接が解除され、これに
伴って板バネ７が自身の付勢力の下に第一図の矢印方向
に変位して端子８と当接し、圧電アクチュエータ３を短
絡させる。これにより、圧電アクチュエータ３に蓄えら
れた電荷が放出され、以後、圧電アクチュエータの保守
点検中等に感電事故が起こる可能性が無くなる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記の
実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載した発明の範囲内で種々改変が可能なことは言うまで
もない。
実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載した発明の範囲内で種々改変が可能なことは言うまで
もない。
（効果） 以上説明したように、本発明にあっては、圧電アクチ
ュエータと駆動部とが連結コネクタを介して着脱自在に
連結されるので、両者を連結するための高圧コードを省
略でき、圧電アクチュエータの高い信頼性が担保され
る。
ュエータと駆動部とが連結コネクタを介して着脱自在に
連結されるので、両者を連結するための高圧コードを省
略でき、圧電アクチュエータの高い信頼性が担保され
る。
また、前記圧電アクチュエータに設けられた放電手段
によって、前記連結コネクタが外された時に、圧電アク
チュエータは放電させられるので、可動部分の保守点検
等のために圧電アクチュエータを駆動部から取り外した
場合の感電事故の発生が防止される。
によって、前記連結コネクタが外された時に、圧電アク
チュエータは放電させられるので、可動部分の保守点検
等のために圧電アクチュエータを駆動部から取り外した
場合の感電事故の発生が防止される。
第１図は、本発明の実施例に係る圧電アクチュエータの
駆動装置の構成図である。 第２図は、従来の圧電アクチュエータの駆動装置の回路
図である。 １……圧電アクチュエータの駆動装置、 ２……駆動部、 ３……圧電アクチュエータ、 ４……コネクタ、 ５……突起、 ７……板バネ、 ８……端子。
駆動装置の構成図である。 第２図は、従来の圧電アクチュエータの駆動装置の回路
図である。 １……圧電アクチュエータの駆動装置、 ２……駆動部、 ３……圧電アクチュエータ、 ４……コネクタ、 ５……突起、 ７……板バネ、 ８……端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 英彦 神奈川県茅ケ崎市本村２丁目８番１号 東陶機器株式会社茅ヶ崎工場内 (72)発明者 塚田 良一 神奈川県茅ケ崎市本村２丁目８番１号 東陶機器株式会社茅ヶ崎工場内 (72)発明者 澤井 巳喜夫 神奈川県茅ケ崎市本村２丁目８番１号 東陶機器株式会社茅ヶ崎工場内 (56)参考文献 特開 平１−202177（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−115389（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H02N 2/00 - 2/18
Claims (1)
- 【請求項１】昇圧回路と、充電回路と、放電回路とを含
む駆動部と、圧電アクチュエータとから成る圧電アクチ
ュエータの駆動装置において、 圧電アクチュエータと駆動部とを着脱自在に連結するた
めの連結コネクタを有し、また、 圧電アクチュエータには、前記連結コネクタが外された
時に圧電アクチュエータを放電させるための手段が設け
られて成ることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2244678A JP2936681B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 圧電アクチュエータの駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2244678A JP2936681B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 圧電アクチュエータの駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04125078A JPH04125078A (ja) | 1992-04-24 |
| JP2936681B2 true JP2936681B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=17122322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2244678A Expired - Lifetime JP2936681B2 (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 圧電アクチュエータの駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2936681B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002027087A1 (fr) * | 2000-09-27 | 2002-04-04 | Nippon Mayer Ltd. | Dispositif jacquard pour metier a mailles jetees |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105189567B (zh) | 2013-07-24 | 2019-03-26 | 日本A&L株式会社 | 共聚物胶乳的制造方法和共聚物胶乳 |
-
1990
- 1990-09-14 JP JP2244678A patent/JP2936681B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002027087A1 (fr) * | 2000-09-27 | 2002-04-04 | Nippon Mayer Ltd. | Dispositif jacquard pour metier a mailles jetees |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04125078A (ja) | 1992-04-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0602804B1 (en) | Electrical connection and interlock circuit system for vehicule electric drive | |
| US3629680A (en) | Toy battery charger | |
| JP3151235B2 (ja) | 電気自動車等の充電用コネクタ | |
| EP1213815B1 (en) | Power supply systems for power tools | |
| EP1088377B1 (en) | High voltage cable interlock circuit | |
| US3849750A (en) | Line protector for a communication circuit | |
| CA2056645C (en) | Battery charging cable system | |
| US4157855A (en) | Electric socket and plug | |
| JP3749974B2 (ja) | 電気自動車の蓄電装置充電用電源コネクタ | |
| JP2936681B2 (ja) | 圧電アクチュエータの駆動装置 | |
| US3628284A (en) | Miniature high-speed electric toy racing vehicle with rechargeable battery | |
| EP1284526B1 (en) | Electrical connector with shunt for hot mating and unmating | |
| JPH0247397B2 (ja) | ||
| GB2077525A (en) | Battery recharger and rechargeable flash lamp | |
| JPH03192669A (ja) | コネクタ | |
| EP0176677B1 (de) | Mehrpolige, lösbare Steckverbindung zum Übertragen von elektrischen Strömen, vorzugsweise zur Verwendung an Kraftfahrzeugen | |
| US4494544A (en) | Relay for a heart defibrillator | |
| WO1992019026A1 (en) | Electrical power connector | |
| US6599155B2 (en) | Connector structure | |
| ES2077506R (ja) | ||
| DE9401486U1 (de) | Vorrichtung zur elektrischen Trennung | |
| GB1564576A (en) | Electrical filter connector | |
| US2763826A (en) | Safe power pack for photo flash equipment | |
| EP0021266A1 (de) | Elektrische Beleuchtungsanlage für Fahrräder | |
| DE2206996C3 (de) | Mikrofon mit Schalter zum Einschalten der Stromversorgung |