JP2936322B2 - 回転ポンチによる布地の孔明け装置における基布載せ台座 - Google Patents

回転ポンチによる布地の孔明け装置における基布載せ台座

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、織布・不織布等
の布地や皮革類などの基布に孔を明ける際に採用して好
適な回転ポンチによる布地の孔明け装置における基布載
せ台座に関する。
【0002】
【従来の技術】布地に孔模様を縫成する装置としては、
従来、例えば特開平8−158235号公報記載のもの
が有った。この従来の技術は、自動刺しゅうミシンにお
ける針棒をミシン運転中において休止および運転自在と
するとともに、上記針棒の休止中において、下降する回
転メス取付台に駆動手段により駆動されて基布に孔を形
成する回動メスを設け、針棒に隣接して設けた昇降棒の
下端には針棒下端のミシン針を案内する針ガイドを設
け、上記針棒と昇降棒とを、前記回転メスにより基布に
形成された孔内に縫目を作るときにのみ、上記昇降棒を
下限まで下降させてミシン針を案内するように連動させ
る連動手段を設けた孔状模様縫製装置である。
【0003】すなわち、このものは、自動刺しゅうミシ
ンの運転中において、特定信号により針棒が上限で停止
すると同時に回動メス取付台が下降して下尖りの回転メ
スが回転しながら基布に嵌入し、基布を押し広げて周囲
が毛羽立った孔を形成したのち、回動メス取付台が上昇
する。次に、刺しゅう枠が動き、いま形成した孔が針棒
の直下に移動して停止し、ついで針ガイドがミシン針よ
りも少し早いタイミングで下降して孔を所定大きさに広
げて保持する。
【0004】次いで、上記のように孔内に嵌入した針ガ
イド内にミシン針が下降して縫目を作り上昇する。ミシ
ン針が上昇し、針ガイドも上昇すると、刺しゅう枠が動
いて基布の孔のない部分が針棒の直下に来て停止し、次
いでミシン針が上下して孔のない部分に縫目を作る。
【0005】さらに、縫目を作ったミシン針が上昇して
基布から抜けると再び刺しゅう枠が移動して基布の孔の
部分をミシン針の直下に移動させ、前回と同様に針ガイ
ドとミシン針を下降させて縫目を作りミシン針と針ガイ
ドが上昇すると刺しゅう枠が動く。上記の作用の繰り返
しによって基布に設けた孔の周囲に縫目を形成するとい
うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の技術に
おける回転メスと称する明け用回転錐は、この従来例唯
一の実施例である前記従来例公報『0018』欄に記載
のように、回転メスの下端は、円錘状や角錐状に尖って
おり、これら錐状部に沿わせてテーパ状の羽根を一昔以
前のガラスペンのように四方に設けてあり、『これらの
羽根は布を切らないように刃のないものとする』と有
る。つまり、このような先の尖った回転メスで布に孔を
明けるには、前述した通り、錐状の回転メスを回転させ
ながら下面に当てものがない基布に嵌入した後、基布を
回転羽根でカキムシリながら押し広げることで、孔を明
けることになる。
【0007】したがって、この孔は、周面が起毛(所謂
毛羽立ち)しているため、この起毛部分を広げながら
『カガリ縫い』して孔の周囲をハッキリさせる必要が有
り、面倒かつ、手間が掛るという第1の問題点が有る。
さらに、この従来例では、上記『カガリ縫い』をミシン
針で実行するには、前述した通り、ミシン針の周囲に備
えた「針ガイド」で毛羽立ちを外側に押し付けながら実
行しなければならず、これまた面倒であるという第2の
問題点のほかに、布地に5mm以上の大き目の孔は明けづ
らいという問題点も有る。
【0008】また、上記従来例とは別に、幅広・長尺の
布地を大雑把な輪郭に昇降刃板で截断する截断用布載せ
基台として、直径1〜3mm程度で高さが10cm程度の可
撓性プラスチック細状物の多数を、いわゆる『活け花用
剣山』状に、所定のスキマを保ち疎らに、植立成形した
900cm2 程度の方形ブロック体のさらに多数を並列
した大形・大面積の布載せ台も有るが、この従来例は、
布地の下からエアーを吸引し、上記布載せ台上に空気圧
等で圧迫定位した布地にその外側から昇降切刃を入れて
所望パターンに布地を截断した後、昇降切刃を布地外に
切り出して製品を得るものである。
【0009】したがって、この従来例では、プラスチッ
ク細状物が外力で大きく撓んでしまうので、平刃カッタ
で布地を輪郭抜きすることはできても、布地に閉じた円
形孔を回転ポンチで美しく明けることができないという
本質的な問題点が有る。さらに、回転中空パイプの円形
刃先で部厚い紙や布地に孔を明けるものも有るが、その
紙や布載せ台は、単なるプラスチック台や木台であるか
ら、数回の孔明けで直ぐ表面が凹凸になり、布地には美
しい孔が明かないという問題点が有った。
【0010】この発明は、前記した各問題点を除去する
ために、織布・不織布などの布地や皮革類等の基布に円
筒状回転ポンチの円形刃先で円形孔を明けるに当り、上
面が粗面または摩擦面の布載せ台座上に所望の基布を載
置して孔明けするだけで、孔の周囲が鮮明で毛羽立ちの
ない美しい孔を容易かつ迅速に明けることと、上記基布
載せ台座の耐用寿命を長期化することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は、
基布載せ台座上に載置した基布に円筒状の回転孔明けポ
ンチの円形刃先を回転対接して円形孔を明けるに当り、
前記基布載せ台座として金属製フィラメントからなる多
数本の可撓性線条物を束ねた線条束体や、多繊維質剛性
体とか剛性針を板材に密集固定配置することで、上面を
粗面または摩擦面とした基布載せ台座を用いたことで達
成できた。
【0012】なお、上面が粗面の基布載せ台座として、
上記可撓線条物とか竹串や爪楊枝状の竹製細棒の多数本
を束ね作った線条束体や、多繊維質剛性体を下ダイの半
円溝内に入れ、上ダイの刃板を下降させることで、この
刃板で所望長に切断して使用することができる。また、
上記多繊維質剛性体としては、竹製細片を集合させたも
のを用いることもできる。
【0013】さらに、基布載せ台座として、多数の剛性
針の尖端を上向きにして上記多数の剛性針を容器や台座
凹所などに密集配置固定したものを用いてもよく、ま
た、前記多数の可撓線条物とか竹製細棒や剛性針の上部
間隙に接着剤を流し込み浸透乾燥固化させて使用しても
よい。さらにまた、前記台座として、どぶ板などの板材
の所用個所に半硬質合成樹脂体や半硬質合成ゴム柱体配
置固定して上面が摩擦面の台座を構成することもでき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例について図
面を参照して説明する。先ず、この発明の基本形態は、
図1、図2に示すように、たとえば刺しゅうミシンにお
ける金属製等周知のどぶ板やその他の板材1aの所要個
所に固定した基布載せ台座1上に孔を明けるべき織物布
地等の基布2を載置してこの基布2に送気回転羽根式等
の周知の回転孔明け具3Aにチャッキングした筒状の孔
明けポンチ3の円形刃先4を図2のように回転対接して
基布2に直径1.5〜10mm程度の円形孔5を明けるこ
とに有る。
【0015】そして、本発明では、前記基布載せ台座1
としてステンレス鋼や真鍮等の針金を用いたサビ落しブ
ラシ用ちぢれ金属細線製で、直径が0.1〜0.5mm程
の金属細線カールフィラメントなどからなる図3(a)
のような極めて多数本の可撓性線条物6を束ねた後、所
望長に切断して得た図3(e)のような線条束体7を例
えば金属やプラスチック製深皿状容器8内に縦方向に密
集納置して固定して、その上面をザラ付いた粗面とした
基布載せ台座1を用いる。
【0016】次いで、上記の基布載せ台座1または、前
記線条束体7の上部におけるフィラメン同士の微小なス
キマに糸ホツレ止め用等の接着剤9を毛細管現象により
浸透させて硬化した基布載せ台座1を用いて図2のよう
に降下させた回転ポンチ3により、基布2を経て密集状
態に在る線条束体7または、上記の硬化済線条束体7の
所要部分をカキ分けて回転ポンチ3が下降し、図1、図
4に示すような円形孔5を基布2に明けることができ
た。この孔明け時には、上記基布2を線条束体7の上部
のザラ付き粗面に回転ポンチ3の刃先4で押し当て、基
布の横ズレを防止でき、美しい円形孔5を基布2に明け
ることができた。
【0017】孔明け後、図4のように回転ポンチ3を上
昇させることで、容器8内の線条束体7は、その素材の
有する固有弾力で図4に示す元の密集納置状態に復元す
る。なお、線条束体7を容器8内に納置するには、所望
長にカットした多数の可撓性線条物6を手指などで容器
8内に縦向き並列させながら納置することもできる。な
お、前記容器8の代りに、どぶ板などの板材1aの所要
個所をしぼり加工や成形加工した板材一体の凹所を用い
てもよい。
【0018】また、前記線条束体7としては、図3
(a)のように長尺の金属フィラメントからなる多数本
の可撓性線条物6をやや大きめの加熱収縮性チューブt
内に図3(b)のように挿入した後、このチューブtを
加熱収縮させることで前記可撓性線条物6を図3(c)
のようにきつく束ねて長尺線状束体7aを作り、この長
尺線状束体7aを図3(d)のような下ダイ10の半円
溝10a内に入れ、上ダイの刃板11を矢示方向に下降
することで、この刃板11で上記長尺線状束体7aを所
望長に切断して得た同図(e)のような線条束体7を用
いてもよい。
【0019】さらに、前記図1、図2において、符号S
で示したものは、回転ポンチ3の周囲に垂設した基布押
さえ用のスプリングであるが、基布2を別枠で不動にし
た場合はスプリングSを省略しても支障なく基布2に円
形孔5を明けることができた。
【0020】また、図2において、符号Pで示したもの
は、別設した周知のコンプレッサ等の送気源からの気流
を孔明け具3A内に備えた周知の風車式回転羽根に向け
噴出するための可撓パイプで、回転ポンチ3は、上記回
転羽根の回転力で、毎秒100〜500回程度の速度で
回転するような周知の噴気式回転孔明け具3Aを本発明
では用いるが、この回転孔明け具は、小型の高速電気ド
リル等の周知の電気式回転孔明け具を用いてもよい。
【0021】なお、上面が粗面の基布載せ台座1とし
て、竹串や爪楊枝状で直径約0.5〜2mm程の竹製細棒
6Bまたは、硬質木製細棒の多数本を図6のように束ね
た多繊維質剛性体6Aを下ダイ10の半円溝10a内に
いれ、上ダイの刃板11を下降させることで、この刃板
で所望長に切断して使用することもできる。また、上記
多繊維質剛性体6Aとしては、やや太目の竹を3mm立方
程度に分割した竹製細片6Cを図7のように5〜10個
程度上面を揃えて集合させたものを用いることもでき
る。
【0022】さらに、基布載せ台座1として、直径0.
3〜0.7mm程度の鉄針または竹針等多数の剛性針6D
の尖端を図8のように上向きにして上記多数の剛性針6
Dを容器8や台座凹所などに密集配置固定することで、
上面を粗面としたものを用いてもよく、また、多数の剛
性針6Dの上部間隙に同図8のように接着剤9を流し込
み浸透乾燥固化させて使用してもよい。
【0023】さらにまた、基布載せ台座1として、成人
男子の手により、小型ドライバ工具で体積約1cm3 の
立方体の一面を強く押して僅かに凹む程度の硬度の半硬
質合成樹脂体6Eを図9のように板材1aの容器8内な
どに収納配置固定することで、上面を摩擦面とした基布
載せ台座1としてもよく、上記半硬質合成樹脂体6Eと
しては、硬質ネオプレンやポリウレタン等の半硬質合成
ゴム柱体6Fを使用してもよい。これらの場合には、台
座1上の基布2を回転ポンチ3の回転円形刃先4で上記
台座上面摩擦面に押し付け、不動にしながら回転円板刃
先4で基布2に輪郭がハッキリした美しい小孔を明ける
ことができた。
【0024】
【実施例】前記回転孔明け具3Aの昇降手段としては、
孔明け具3を手動操作で昇降させてもよいが、一般工作
機械の内、周知の小型ボール盤を用いて昇降させたり、
周知の多頭式刺しゅうミシンヘッドにおけるミシン針と
布地押さえとを取外した第1のミシン針棒に前記した細
長い回転孔明け具3Aをコ字形取付具などによりセット
して運針の要領で昇降させ、図1、図2のようにミシン
のどぶ板などの板材1aに固定した台座1により基布2
に美しい孔を瞬時に明けることができた。
【0025】この場合には、基布2に孔明け後の回転孔
明け具3Aを上記第1のミシン針棒で上昇させたまま、
ミシンヘッドの第2の隣接ミシン針棒のミシン針で基布
2に明けた円形孔5の周囲を「カガリ縫い」してほつれ
止めを行えると同時に円形孔5の周囲に幅広リング状の
刺しゅう模様も形成できる。
【0026】なお、容器8内底部に図5(a)のように
接着剤9を流し込んでおき、その上部から線条束体7を
図5(b)のように納置して、線条束体7の下部を容器
8内底部に接着して同図5(c)および図9のような本
発明に用いる基布載せ台座1を作ってもよい。この場合
は、線条束体7の密集度や半硬質合成ゴム体6Eにが若
干小さいものを採用しても、線条束体7やゴム体6Eの
容器8外抜去を防ぐことができる。
【0027】また、回転ポンチ3内に図4のようにつま
った布屑2aはポンチ3の円形刃先4に近い側溝3aか
ら当然に抜去できる。さらに、容器8の外鍔8Aをどぶ
板1aに対して図4の一点鎖線で示す空転受け座8Bを
介し若干の力で容器8を回転できるように実装した場合
には、孔明け個所を台座1に対し偏心した個所に設定す
ることで、台座1に対す孔明け個所を多数個所に振り分
け、基布2に美しい孔を多数個明けるに当り、線条束体
7の交換回数を著減でき、便利となる。
【0028】また、台座1の線条束体7や多繊維質剛性
体6Aとか剛性針6Dなどによる粗面に微細な糸くずが
付着し、回転ポンチ3の切れが悪くなったときには、金
毛ブラシなどで上記糸屑を除去した後、再度接着剤9を
線条束体7などの上部に滲み込ませて硬化させることで
初期状態に復元させることができる。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上のような形態を採用し
たので、以下に記載の効果を奏する。本発明における請
求項1から請求項7までの発明によれば、基布載せ台座
1上に載置した基布2に円筒状の回転孔明けポンチ3の
円形刃先4を回転対接して円形孔5を明けるに当り、前
記基布載せ台座1として金属製フィラメントからなる多
数本の可撓性線条物6を束ねた線条束体7や、多繊維質
剛性体6Aおよび剛性針6Dなどを板材1aに設けた容
器8や凹所内に密集納置することで、上面を粗面とした
基布載せ台座1を用い、その粗面に基布2を回転ポンチ
3の円形刃先4で押し付け不動にしながら、この刃先4
により美しい円形孔5を基布2に輪郭ハッキリと素早く
明けることができたという第1の効果が有る。
【0030】また、容器8内や板材一体凹所に密集納置
した線条束体7や多繊維質剛性体6Aおよび剛性針6D
の上部に接着剤9を侵透硬化させて強化することで、基
布載せ台座1としての耐用寿命の延命化が可能となった
等の第2の効果も有る。
【0031】本発明の請求項8と請求項9によれば、前
記線条束体7や多繊維質剛性体6Aとして、それぞれ金
属製の長尺フィラメントからなる多数本の可撓性線条物
6や竹製細棒の多数をやや大きめの加熱収縮性チューブ
t内に挿入した後、このチューブtを加熱収縮させるこ
とで前記可撓性線条物6などをきつく束ねて所望長に切
断して得た線条束体7や多繊維質剛性体6Aを用いたの
で、容器8に対する線条束体7や多繊維質剛性体6Aの
納置実装が実行し易くなったし、線条束体7や多繊維質
剛性体6A自体の製造も容易かつ迅速にできる等の効果
を付加できた。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための構成例を示す斜視
【図2】本発明方法を実施するための構成例を示す拡大
縦断立面図
【図3】本発明に用いる線条束体の製造例を示す斜視図
【図4】図1と状態を異にした縦断立面図
【図5】本発明における板材に線条束体を配置固定する
例を示す縦断立面図
【図6】本発明による多繊維質剛性体の製造例を示す斜
視図
【図7】本発明に用いる竹製細片の設置例を示す斜視図
【図8】本発明における剛性針の設置例を示す拡大断面
【図9】本発明における基布載せ台座の他の例を示す縦
断立面図
【符号の説明】
1 基布載せ台座 1a ミシン用どぶ板等の板材 2 基布 2a 抜きカス 3 回転孔明け筒状ポンチ 3a 抜きカス抜去溝 4 円形刃先 5 円形孔 6 可撓性線条物 6A 多繊維質剛性体 6B 竹製細棒 6C 竹製細片 6D 剛性針 6E 半硬質合成樹脂体 6F 半硬質合成ゴム柱体 7 線条束体 7a 長尺線状束体 8 容器(板材一体形成凹所) 9 接着剤 S 基布押さえ用スプリング t 加熱収縮性チューブ

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基布載せ台座1上に載置した基布2に円
    筒状の回転孔明けポンチ3の円形刃先4を回転対接して
    円形孔5を明ける装置に用いる前記基布載せ台座1とし
    て、金属製フィラメントからなる多数本の可撓性線条物
    6を束ねた線条束体7を板材1aに密集固定配置するこ
    とで、上面を粗面とした基布載せ台座1を構成してなる
    回転ポンチによる布地の孔明け装置における基布載せ台
    座。
  2. 【請求項2】 前記線条束体7の上部に接着剤を浸透さ
    せて硬化して基布載せ台座1を構成してなる請求項1記
    載の基布載せ台座。
  3. 【請求項3】 基布載せ台座1上に載置した基布2に円
    筒状の回転孔明けポンチ3の円形刃先4を回転対接して
    円形孔5を明ける装置に用いる前記基布載せ台座1とし
    て、多繊維質剛性体6Aをその繊維方向を縦向きにして
    板材1aに配設固定することで、上面を粗面とした基布
    載せ台座1を構成してなる回転ポンチによる布地の孔明
    け装置における基布載せ台座。
  4. 【請求項4】 多繊維質剛性体6Aとして、竹製細棒6
    Bを密集配設して構成した請求項3記載の基布載せ台
    座。
  5. 【請求項5】 多繊維質剛性体6Aに竹製細片6Cを用
    いてなる請求項3記載の基布載せ台座。
  6. 【請求項6】 基布載せ台座1上に載置した基布2に円
    筒状の回転孔明けポンチ3の円形刃先4を回転対接して
    円形孔5を明ける装置に用いる前記基布載せ台座1とし
    て、多数の剛性針6Dをその尖端を上向きにして板材1
    aに密集配置固定することで、上面を粗面とした基布載
    せ台座1を構成してなる回転ポンチによる布地の孔明け
    装置における基布載せ台座。
  7. 【請求項7】 前記多数の剛性針6Dの上部に接着剤を
    浸透させて硬化して基布載せ台座1を構成してなる請求
    項6記載の基布載せ台座。
  8. 【請求項8】 前記線条束体7として、プラスチック製
    の長尺フィラメントからなる多数本の可撓性線条物6を
    やや大きめの加熱収縮性チューブt内に挿入した後、こ
    のチューブtを加熱収縮させることで前記可撓性線条物
    6をきつく束ねて長尺線状束体7aを作り、この長尺線
    状束体7aを所望長に切断して得た線条束体7を用いる
    請求項1記載の回転ポンチによる布地の孔明け装置にお
    ける基布載せ台座。
  9. 【請求項9】 前記多繊維質剛性体6Aとして、竹製細
    棒6Bの多数本をやや大きめの加熱収縮性チューブt内
    に挿入した後、このチューブtを加熱収縮させることで
    前記竹製細棒6Bをきつく束ねて多繊維質剛性体6Aを
    作り、この多繊維質剛性体6Aを所望長に切断して構成
    した請求項3記載の回転ポンチによる布地の孔明け装置
    における基布載せ台座。
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