JP2936151B2

JP2936151B2 - 飲料ディスペンサーのマルチバルブポストミックスコック

Info

Publication number: JP2936151B2
Application number: JP3204394A
Authority: JP
Inventors: 一夫小出; 浩早川
Original assignee: KINKI KOKA KOORA BOTORINGU KK; SOGAWASANKI KK
Current assignee: KINKI KOKA KOORA BOTORINGU KK; SOGAWASANKI KK
Priority date: 1994-02-04
Filing date: 1994-02-04
Publication date: 1999-08-23
Anticipated expiration: 2014-08-23
Also published as: JPH07223699A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、広くは飲料ディスペン
サーのコックに関するものであり、特にリターナブル容
器に入った濃縮飲用液を注ぎ出しするディスペンサーの
コックに関するものである。就中、マルチバブルでポス
トミックスでの飲料を注ぎ出しするディスペンサーで、
その請求項３と４の発明は１飲料コックでマルチ飲料を
選択して注ぎ出しできるディスペンサーのコックに関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の飲料ディスペンサーのコックに
は、濃縮された飲料をその注ぎ出し時に希釈しながら出
すものと、最初から普通の濃度の飲料になっているもの
をそのまま出すものとがある。前者のポストミツクスの
ディスペンサー、すなわち濃縮飲料と希釈水または炭酸
水を一定の比率で混合させながら希釈飲料をそのディス
ペンサーから放出するものには、その飲料が１種類だけ
のものと、複数種類あってその中から好みのものを選ん
で注ぎ出しできるものとがある。このうちの後者のもの
に、本特許出願人と同一出願人の特許平４−３５６，５
５９と特許平５−１３９，１６６の発明がある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】この飲料のポストミッ
クスのディスペンサーは、その濃縮飲料に粘りがあるた
め、その注ぎ出し後にその濃縮飲料がその注ぎ口に付着
する傾向がある。そこで、このポストミックスのディス
ペンサーが頻繁に使用される箇所については、朝晩等の
使用開始時と終了時にその注ぎ口を清掃するのみでよい
が、その使用頻度の少ない所とか店等から離れて設置さ
れる等の清掃しにくい箇所での使用においてはその注ぎ
口が不衛生になりやすい。その上に、濃縮飲料とその希
釈水や炭酸水の放出時間が同時なので、その濃縮飲料が
その流路の注ぎ口やバルブに付着したままになり、それ
が腐敗し易くなる。

【０００４】また、飲料が１種類だけのものは、バルブ
部と注ぎ口が離れていても、他の飲料の色とか臭いがな
いため、多少「たれ」があっても大きな問題にはならな
かった。しかし、２〜６種類と言う複数種類の飲料を注
ぎ出しする構造の場合には、バルブ部と注ぎ口が離れて
いるため、例えば濃縮飲料（Ａ）を注ぎ出ししていると
きに、濃縮飲料（Ｂ）の注ぎ口とバルブ部の流路のシロ
ップが希釈水または炭酸水または濃縮飲料（Ａ）のシブ
キなどが流れ出て注入グラスに注ぎ出されたものに濃縮
飲料（Ｂ）が少量混じる。濃縮飲料（Ａ）と（Ｂ）が同
じ色や同じ臭いであれば問題の対象となりにくいが、全
く異なる色とか臭いであるとすると少量の濃縮飲料
（Ｂ）の混合であっても直ちに問題となる。

【０００５】同時に、注ぎ口とバルブ部の流路は、希釈
水などのシブキが混入すると濃縮飲料液が希釈されて雑
菌などが繁殖しやすい状況となる。そのため、衛生上か
ら問題ありと言われてきた。濃縮飲料１種と希釈水また
は炭酸水、または希釈水と炭酸水の混合液を注ぎ出すポ
ストミックス飲料のコックの流路の注ぎ口の直下には、
濃縮飲料と希釈水と炭酸水がグラスに入る前によく混じ
るようにじょうご状のミキシングボールがついている。

【０００６】飲料２〜６種と希釈水または炭酸水または
希釈水と炭酸水の混合液を注ぎ出すためのポストミック
スコックの注ぎ口には、じょうご状のミキシングボール
がついている。現状の市場に出回っているポストミック
ス用のコックを使用したものは、シロップ（濃縮飲料）
のシブキにより他のシロップの滴下混合で臭いとか色と
かで問題が発生したり、流路の注ぎ口とかバルブ部が雑
菌に汚染されやすいと言う衛生上の欠陥が指摘されてい
る。しかし、改善された代替品がないために今日迄使用
されてきている。

【０００７】それゆえに、ここで解決したい点は、在来
のコックはこれに使用するソレノイドの形状が大きすぎ
且つドットプリンターの様に異なる角度から弁体を上下
させることが困難であったことから、コックの注ぎ口と
バルブ部が離れていた。したがって、それにともなって
発生する様々のトラブルを防ぐことが必要であった。

【０００８】そこで、上記の特願平５−１３９、１６６
の発明は、炭酸水と希釈水の放出の停止遅延手段が設け
られ、上記の飲料原料パイプから放出される炭酸水と希
釈水の放出の停止を上記の飲料原料パイプから放出され
る濃縮飲料の放出の停止よりも遅延させ、さらにその希
釈水流路と炭酸水パイプの注ぎ口が、上記のミキシング
ボールの内壁の周辺に設けられ且つその内壁に沿って放
出される方向に、また他の希釈水パイプと炭酸水パイプ
の注ぎ口は濃縮飲料パイプの注ぎ口に希釈水と炭酸水が
それぞれに放出される方向に向いたものとした。

【０００９】また、その請求項３と４の発明は、上記の
構成の他に、濃縮飲料パイプを複数にしさらにそれらの
注ぎ口とバルブ部を接近させたもので、飲料の滴下とか
汚染が全く起こらぬ構造としたものである。そのため
に、ソレノイドの小型化とドットプリンターの技術を応
用してコンタミネーションを防ぎ、液だれも防ぐものと
した。

【００１０】この発明は、上記の問題点を解決したが、
ソレノイド等の取付位置等の具体的な機械構成が未解決
だったゆえに、その構成が大変に複雑になり、それぞれ
のバルブやソレノイドの位置等が互いに影響し、その組
立や分解掃除等に手間がかかり省力化の点では問題が残
った。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明にかかる飲料ディ
スペンサーのマルチバルブポストミックスコックは、以
上の問題点に鑑みて、その主柱を上下に貫通している主
流路と、この主流路の両側に結合するものであって上下
位置状に設けられた複数の液体流入路と、これらの液体
流入路であってそれぞれの主流路に結合する箇所付近に
それぞれに設けられた水平開閉するバルブと、それぞれ
のバルブの開閉を制御する水平方向に設けられたそれぞ
れのソレノイド、これらのソレノイドをそれぞれに制御
する制御手段、および最上部のソレノイドの少なくとも
その一つの閉鎖制御を遅らせるタイマー等の遅延手段、
を主な構成とした。

【００１２】以下に、本発明にかかる飲料ディスペンサ
ーのマルチバルブポストミックスコックの具体的な構成
を詳細に記載する。最初に、本発明の請求項１に記載の
発明の構成を説明する。これは、まず、飲料コック主柱
がある。つぎに、主流路がある。この主流路は、上記の
飲料コック主柱の上端付近から下端に貫通しているもの
である。そして、１セットの飲料原料流入路がある。こ
の１セットの飲料原料流入路は、上記の主流路に左右方
向等の水平方向から通じるものであって上下位置状に複
数段状に設けられたものである。さらに、１セットのバ
ルブがある。この１セットのバルブは、上記の飲料原料
流入路のそれぞれに設けられたものであって水平方向に
開閉するものである。

【００１３】そして、それぞれのソレノイドがある。こ
のそれぞれのソレノイドは、上記の１セットのバルブの
それぞれをそれぞれに開閉制御するものである。そし
て、注ぎ出し制御手段がある。この注ぎ出し制御手段
は、上記のソレノイドをそれぞれに制御する１セットの
プッシュボタン等から成るものである。さらに、タイマ
ー等の放出停止遅延手段がある。このタイマー等の放出
停止遅延手段は、上記の飲料原料流入路の最上段のバル
ブの少なくともその一つの閉止を他の飲料原料流入路の
バルブ閉止よりも遅延させるものである。最後に、ミキ
シングボールがある。このミキシングボールは、上記の
主流路の下端付近に設けられたものであって上記の飲料
原料流入路から流入した飲料原料を混合させるものであ
る。

【００１４】つぎに、本発明にかかる飲料ディスペンサ
ーのマルチバルブポストミックスコックの請求項２に記
載の発明の構成を説明する。この発明は、以下の点以外
は上記の請求項１の発明の構成と同一である。それゆえ
に、上記の請求項１の発明の構成の説明の全文の内から
下記の点を除きそれをここに引用して、以下の構成の説
明をこれに追加する。その差異は、ソレノイド保持カバ
ーとソレノイド保持ねじとソレノイドコイル保持ねじお
よびバカ穴の存在である。すなわち、このソレノイド保
持カバーは、上記のソレノイドを保持するものである。
そして、このソレノイド保持ねじは、上記の保持カバー
を上記の飲料コック主柱に固定させる一方、それぞれの
ソレノイドコイルを締め付けるものである。さらに、こ
のソレノイドコイル保持ねじは、上記のソレノイドコイ
ルを上記のソレノイド保持カバーに取り付けるものであ
る。最後に、このバカ穴は、ソレノイド保持ねじ貫通す
るものであって上記の飲料コック支柱１の側に設けられ
たものである。

【００１５】

【作用】本発明にかかる飲料ディスペンサーのマルチバ
ルブポストミックスコックは、以上のごとき構成に為し
たゆえに以下のごとき作用が生じた。すなわち、主流路
が上記の飲料コック主柱の上端付近から下端に貫通して
いて、１セットの飲料原料流入路が上記の主流路に左右
方向等の水平方向から通じるものであって上下位置状に
複数段状に設けられ、１セットのバルブが上記の飲料原
料流入路のそれぞれに設けられたものであって水平方向
に開閉するように構成されているゆえに、それらのバル
ブ等の装着や取り外しが容易になせる。また、それぞれ
のバルブの開閉も他の動作に影響されることなく単独に
動作される。

【００１６】そして、それぞれのソレノイドが、上記の
１セットのバルブのそれぞれをそれぞれに開閉制御す
る。さらに、注ぎ出し制御手段が上記のソレノイドをそ
れぞれに制御する。さらに、タイマー等の放出停止遅延
手段が、上記の飲料原料流入路の最上段のバルブの少な
くともその一つの閉止を他の飲料原料流入路のバルブ閉
止よりも遅延させる。最後に、ミキシングボールが、上
記の飲料原料流入路から流入した飲料原料を混合させ
る。

【００１７】つぎに、本発明にかかる飲料ディスペンサ
ーのマルチバルブポストミックスコックの請求項２に記
載の発明の作用を説明する。この発明は、以下の点以外
は上記の請求項１の発明の作用と同一である。それゆえ
に、上記の請求項１の発明の作用の説明の全文の内から
下記の点を除きそれをここに引用して、以下の作用の説
明をこれに追加する。すなわち、このソレノイド保持カ
バーは、上記のソレノイドコイルを保持する。そして、
このソレノイド保持ねじは上記のソレノイド保持カバー
を上記の飲料コック主柱に固定させる一方、それぞれの
バカ穴を通してそれらのソレノイドコイルを締め付け
る。さらに、このソレノイドコイル保持ねじは、上記の
ソレノイドコイルを上記のソレノイド保持カバーに取り
付けるゆえに、ソレノイドコイル保持ねじがソレノイド
コイルを締め付ける。これによってソルノイドコイルや
バルブをバラバラにすることなく取り外せる。

【００１８】

【実施例】以下に、本発明にかかる飲料ディスペンサー
のマルチバルブポストミックスコックをその一実施例を
用いて添付の図面と共に詳細に述べる。図１と２は、本
発明にかかる飲料ディスペンサーのマルチバルブポスト
ミックスコックの各実施例の斜視図を示したものであ
る。図３と４は、図１のもののＡ−Ａ線拡大平面断面図
を示したものであって、紙面のサイズの都合状横書きに
したものである。この発明の概略は、全てのソレノイド
とそれらに制御されるバルブを水平に平行に配置した構
成にしたものである。

【００１９】これは、まず、飲料コック主柱１がある。
つぎに、主流路２が設けてある。この主流路２は、上記
の飲料コック主柱１の上端付近から下端に貫通してい
る。そして、１セットの飲料原料流入路３がある（図３
と４を参照）。この１セットの飲料原料流入路３は、そ
れぞれに上記の飲料コック主柱１の背後から入り、下記
のそれぞれのバルブ４の箇所で上記の主流路１に左右両
方向からそれぞれ結合している。この１セットの飲料原
料流入路３は、本実施例では上記の主流路１に左右両方
向から結合しているが、水平であって直角方向から通じ
るものであってもよい。そして、この１セットの飲料原
料流入路３は、上下位置状に複数段状に設けられたもの
である（図１と２に示す、水平状の点線で示した位置に
設けられている）。

【００２０】さらに、バルブ４がある（図１と２に示
す、水平状の点線を参照）。このバルブ４は、上記の飲
料原料流入路３のそれぞれに設けられたものであって、
水平方向に開閉するものである。図３はそのバルブ４が
閉じている状態を示し、図４は開いた状態を示してい
る。なお、図４ではその両者のバルブが開いた状態を示
したが、これはもちろんその一方のみでもよい。なお、
このバルブ４は、上記の飲料原料流入路３をその主流路
２への結合点の直前で開閉する構成とし、飲料の残留物
が容易に洗い流せるようになっている。

【００２１】そして、それぞれのバルブ４には、それぞ
れソレノイド５が設けられてある。これらのそれぞれの
ソレノイド５は、上記のバルブ４のそれぞれをそれぞれ
に開閉制御する。そして、注ぎ出し制御手段７がある。
この注ぎ出し制御手段７は、上記のそれぞれのソレノイ
ド５をそれぞれに制御する１セットのプッシュボタン等
から成る。さらに、タイマー８等の放出停止遅延手段が
ある。このタイマー８等の放出停止遅延手段は、上記の
飲料原料流入路３の最上段のバルブ４の少なくともその
一つの閉止を他の飲料原料流入路３のバルブ４の閉止よ
りも遅延させるものである。最後に、ミキシングボール
９がある。このミキシングボール９は、上記の主流路の
下端付近に設けられたものであって上記の飲料原料から
流入した飲料原料を混合させるものである。

【００２２】なお、本実施例では、その最上段のソレノ
イド５ａを Co₂水のフラッシュ放出用にし、遅延タイマ
ー８により飲料原料の吐出が終了後もしばらくその放出
を続けて、このフラッシュで、その飲料原料の残留物の
洗い流しを行うようにしている。他のソレノイド５ｂ，
ｃ，ｆ，ｇは各種のシロップ用で５ｄは通常の Co₂水用
で、５ｅは希釈水のフラッシュ放出用にしている。それ
で、これも遅延タイマー８により飲料原料の吐出が終了
後もしばらくその放出を続けるようにして、同様にし
て、このフラッシュで、その飲料原料の残留物洗い流し
を行うようにしている。そして、５ｈは通常の希釈水用
である。

【００２３】この専用飲料原料流入路は、上記の１セッ
トの飲料原料流入路であってその最上段の少なくともそ
の一つが炭酸水および／または希釈水のフラッシュ放出
用のものからなる。すなわち、その飲料原料流入路の主
流路への結合点付近でその流路が絞られているものであ
る。また、上記の遅延タイマーの付いたバルブの飲料原
料流入路の上流に、液体ポンプのごとき加圧手段が設け
られたものである。しかして、その請求項２の実施例に
おいては以下のものが追加されている。すなわち、その
ソレノイド保持カバー１０は、上記のそれぞれのソレノ
イド５のソレノイドコイルを保持するものである。そし
て、複数の保持ねじ６がある。まず、このソレノイドコ
イル保持ねじ６ａは、上記のソレノイドコイルを上記の
ソレノイド保持カバー１０に取り付けるものである。そ
して、このソレノイド保持ねじ６ｂは、上記の保持カバ
ー１０を上記の飲料コック主柱１に固定させる一方、そ
れぞれのソレノイドコイルを締め付けるものである。す
なわち、図１で分かるように、そのソレノイド保持カバ
ー１０は、これらのソレノイド保持ねじ６ｂが通る箇所
であって、その飲料コック支柱１の側に設けられた穴は
バカ穴１０ｂとなっている。したがって、これらのねじ
６ｂを締め付けることによって、それらのソレノイド５
がそのソレノイド保持カバー１０のバカ穴１０ｂを通じ
て取り付けられると同時に、それらのソレノイドコイル
をも締め付けることになる。

【００２４】

【発明の効果】本発明にかかる飲料ディスペンサーのマ
ルチバルブポストミックスコックは、以上のごとくにな
したゆえに以下のごとき多大な効果が生じた。すなわ
ち、ソレノイド等の取付位置等の具体的な機械構成を水
平方向に複数段平行にすることによって解決した。した
がって、その構成が大変に簡素になり、それぞれのバル
ブやソレノイドの位置等が互いに影響することなく、そ
の組立や分解掃除等が非常に容易になり省力化が果たせ
た。

【００２５】また、その請求項２の発明では、そのソレ
ノイド保持ねじが以下のごとき効果を発揮した。すなわ
ち、上記のソレノイド保持ねじは上記のソレノイドのコ
イルを保持するねじの一部であるが、それらのソレノイ
ド自体をも上記の飲料コック主柱に固定させる。したが
って、これらのねじを締めることにより、それらのソレ
ノイドコイルを締め付けると同時に、それらのソレノイ
ドをその飲料コック主柱に取り付けることとなり、その
取扱が容易になった。特に、ソレノイドを上記の飲料コ
ック主柱に取り付ける場合に、それらのソレノイドコイ
ル保持ねじがそれらのソレノイドコイルをそのソレノイ
ド保持カバーに締め付けているので、これらのソレノイ
ド保持ねじを締めるのが簡単である。また、逆にそのソ
レノイド保持カバーを上記の飲料コック主柱から取り外
す場合も、これらのソレノイド保持ねじを緩めるのみで
よく、それらのソレノイドコイル保持ねじがそれらのソ
レノイドコイルを締め付けているので、これらのソレノ
イド保持ねじを緩めてもソレノイドコイルやバルブがバ
ラバラになることはなく、容易に取り外せるものとなっ
た。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明にかかる飲料ディスペンサーのマルチバ
ルブポストミックスコックの一実施例の斜視図を示した
ものである。

【図２】その別の実施例の斜視図である。

【図３】図１のもののＡ−Ａ線拡大平面断面図を示した
ものでそのバルブ４が閉じている状態を示したものであ
って、紙面のサイズの都合状横書きにしたものである。

【図４】図１のもののＡ−Ａ線拡大平面断面図を示した
ものでそのバルブ４が開いている状態を示したものであ
って、紙面のサイズの都合状横書きにしたものである。

【符号の説明】

１主柱２主流路３飲料原料流入路４バルブ５ソレノイド６保持ねじ６ａソレノイドコイル保持ねじ６ｂソレノイド保持ねじ７制御手段８タイマー９ミキシングボール１０ソレノイド保持カバー

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献特開平２−139396（ＪＰ，Ａ) 特開平６−195560（ＪＰ，Ａ) 特開平９−66996（ＪＰ，Ａ) 実開昭62−100587（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.⁶，ＤＢ名) B67D 1/00 - 1/16 G07F 13/00

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】飲料コック主柱、該飲料コック主柱の上端
付近から下端に貫通している主流路、該主流路に左右方
向等の水平方向から通じるものであって上下位置状に複
数段状に設けられた１セットの飲料原料流入路、該１セ
ットの飲料原料流入路のそれぞれに設けられたものであ
って水平方向に開閉するバルブ、該バルブのそれぞれを
それぞれに開閉制御するそれぞれのソレノイド、該ソレ
ノイドをそれぞれに制御する１セットのプッシュボタン
等から成る注ぎ出し制御手段、および上記の飲料原料流
入路の最上段のバルブの少なくともその一つの閉止を他
の飲料原料流入路のバルブ閉止よりも遅延させるタイマ
ー等の放出停止遅延手段、上記の主流路の下端付近に設
けられたものであって上記の飲料原料流入路から流入し
た飲料原料を混合させるミキシングボール、より構成さ
れることを特徴とした飲料ディスペンサーのマルチバル
ブポストミックスコック。
【請求項２】飲料コック主柱、該飲料コック主柱の上端
付近から下端に貫通している主流路、該主流路に左右方
向等の水平方向から通じるものであって上下位置状に複
数段状に設けられた１セットの飲料原料流入路、該１セ
ットの飲料原料流入路のそれぞれに設けられたものであ
って水平方向に開閉するバルブ、該バルブのそれぞれを
それぞれに開閉制御するそれぞれのソレノイド、該ソレ
ノイドをそれぞれに制御する１セットのプッシュボタン
等から成る注ぎ出し制御手段、および上記の飲料原料流
入路の最上段のバルブの少なくともその一つの閉止を他
の飲料原料流入路のバルブ閉止よりも遅延させるタイマ
ー等の放出停止遅延手段、上記の主流路の下端付近に設
けられたものであって上記の飲料原料流入路から流入し
た飲料原料を混合させるミキシングボール、上記のソレ
ノイドを保持するソレノイド保持カバー、該ソレノイド
保持カバーを上記の飲料コック主柱に固定させる一方そ
れぞれのソレノイドコイルを締め付けるところのソレノ
イド保持ねじ、該ソレノイド保持ねじ貫通するものであ
って上記の飲料コック支柱１の側に設けられたバカ穴、
および上記のソレノイドコイルを上記のソレノイド保持
カバーに取り付けるソレノイドコイル保持ねじ、より構
成されることを特徴とした飲料ディスペンサーのマルチ
バルブポストミックスコック。