JP2935876B2 - シヨックアブソーバ - Google Patents

シヨックアブソーバ

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JP2935876B2
JP2935876B2 JP20929490A JP20929490A JP2935876B2 JP 2935876 B2 JP2935876 B2 JP 2935876B2 JP 20929490 A JP20929490 A JP 20929490A JP 20929490 A JP20929490 A JP 20929490A JP 2935876 B2 JP2935876 B2 JP 2935876B2
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JP
Japan
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piston
return spring
shock absorber
cylindrical body
liquid
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JP20929490A
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秀則 菅野
信吉 賀長
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SOMITSUKU ISHIKAWA KK
Fuji Seiki KK
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SOMITSUKU ISHIKAWA KK
Fuji Seiki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は各種機械の可動部における停止用あるいは移
送物体の停止用として用いられるショックアブソーバに
関する。
[従来の技術] 従来、この種のショックアブソーバとしては、周壁部
に軸方向に沿う複数のオリフィスが穿設されてなる有底
筒状の内筒体と、該内筒体内で往復動可能に配設された
ピストンと、該ピストンと内筒体底壁部との間に配設さ
れた復帰スプリングとを有して構成され、該ピストンに
液体の抵抗を作用させることにより、外筒体の外方に突
出させて配設した作動ロッドへの衝撃を緩和するように
設けたものが知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、かかる従来のショックアブソーバにあ
っては、ピストンの一端部に突設されたスプリングガイ
ドは、通常、スプリングの線径程度の長さしか有してい
ない。
したがって、作動ロッドが衝撃を受けてピストンが摺
動することにより、復帰スプリングが収縮していく場合
に、該スプリングに撓みやよじれが生じることがある。
その結果、撓み部分により内筒体のオリフィスが塞がれ
てしまい、該オリフィスからの液体の流通が一時的に行
なわれなくなり、緩衝機能を阻害するという問題があ
る。
この場合、復帰スプリングを内筒体内部に配設するの
ではなく、外筒体外方に突出させた作動ロッド先端部と
の間に設けることも考えられる。しかし、このような構
成とすると、作動ロッドが折損等した場合に、周囲機器
をも破損させる原因となることがある。また、復帰スプ
リングの固定のため作動ロッド先端にキャップ等を設け
る必要があることから、ショックアブソーバ全体がスプ
リング内蔵型のものと比較して大型になってしまうとい
う欠点もある。
本発明は上記した課題を解決するためになされたもの
であり、ピストン摺動時における復帰スプリングの撓み
やよじれを防止し、緩衝効率を損なうことがない新規構
造のショックアブソーバを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本発明にかかるショックアブ
ソーバは、外筒体内に所定間隙を有して装填されると共
に、周壁部にオリフィスが穿設され、液体室を形成する
内筒体と、該内筒体内で往復動可能に配設されたピスト
ンと、内筒体の一端部を閉塞する底壁部材と該ピストン
との間に配設された復帰スプリングと、を有して構成さ
れ、該ピストンに液体の抵抗を作用させることにより、
外筒体の外方へ突出させて配設した作動ロッドへの衝撃
を緩和するように設けたショックアブソーバにおいて、
前記内筒体は、その内径が前記復帰スプリングの外径に
略一致するように形成されていると共に、前記ピストン
の一端部に突設したスプリングガイドは、その外径が前
記復帰スプリングの内径に略一致し、かつピストンの摺
動範囲内で該復帰スプリングを撓ませることのない程度
の長さを有することを特徴とする。
[実施例] 以下、図面に示した実施例に基づき本発明をさらに詳
細に説明する。
図において、1は本実施例にかかるショックアブソー
バを示し、該ショックアブソーバ1は、外筒体2、内筒
体3、ピストン5、作動ロッド6、スプリングガイド6
a、スプリング9等を有して構成される。
外筒体2は、一端部が作動ロッド挿通孔を有する止め
環2aにより閉塞され、他端部が取付け孔2cを有する封止
部材2bにより閉塞され、本実施例のショックアブソーバ
1を所定部位に固定可能に構成されている。
内筒体3は、周壁に軸方向に沿ってオリフィス3aが複
数設けられていると共に、外径が該外筒体2の内径より
も小さくなるように形成され、外筒体2の内周面との間
で間隙部4を形成し得るように配設される。なお、この
間隙部4はオリフィス3aを通過した液体12の流通路とな
る。
また、この内筒体3は、一端部に装着した底壁部材11
と周壁部とによりオイル等の液体12を保持する液体室を
構成する。
ピストン5は環状に形成され、外筒体2の外方に突出
して配設される作動ロッド6に周設されて、内筒体3内
を摺動自由に配設される。この場合、ピストン5を円柱
状に構成して作動ロッド6をその一端部から突設させる
構成としてもよいことはもちろんである。
作動ロッド6の他端部側であって、ピストン5から突
出する部分は、スプリングガイド6aを構成する。このス
プリングガイド6aは、略円筒形状をしており、内側中空
部が第1の液体流路8aを形成している。7はボール弁で
あり、該液体流路8aに配設され、該液体流路8aを開閉す
る機能を有する。7aは該流路8aに設けたボール弁7の支
持棒である。なお、8bは作動ロッド6の軸方向と直交す
る方向に貫通しかつ間隙部4に連通している第2の液体
流路であり、両流路8a,8bは、ピストン5が復帰してい
る状態において、連通し得るように設けられている。
復帰スプリング9は、コイル状に形成されると共に、
その外径が、がたつきによる撓み防止のために上記内筒
体3の内径と略一致するように形成されてなり、ピスト
ン5の一端部と内筒体3の一端部に装着した底壁部材11
との間に配設される。すなわち、該復帰スプリング9の
一端部は該底壁部材11に形成したスプリング受部11aに
より支持され、他端部がピストン6の一端部から突出さ
せたスプリングガイド6aに係合されて配設される。
ここで、スプリングガイド6aは、上記したように略円
筒状に形成されるが、その外径は該復帰スプリング9の
内径と略一致し、かつピストン5の摺動範囲内で該復帰
スプリング9が撓むことによりオリフィス3aを塞ぐこと
がない程度の長さを有している。この長さは、内筒体3
の長さ、ピストン5のストロール長、オリフィス3aの穿
設位置等を考慮して決められるもので、一義的に定まる
ものではない。なお、本実施例では、オリフィス3aが内
筒体3の長手方向略中央部よりも作動ロッド6の突出側
に偏在しているので、図面に示すようにピストン5の復
帰状態において、該作動ロッド6の突出側から数えて第
1番目のオリフィス3aの位置よりも長く、かつ復帰スプ
リング9が収縮したときの全長よりも短い範囲の長さに
形成されている。
10はアキュムレータであり、単一発泡の柔軟なゴムま
たは合成樹脂素材からなり、外筒体2と内筒体3との間
隙部4の一端部に隣接して配設され、蓄液室として機能
する。
なお、13は内筒体3の一端部を封止すると共に、該ア
キュムレータ10を所定位置に固定するためたの固定部材
であり、14,15,16はパッキンである。
本実施例のショックアブソーバ1は次のように作用す
る。
作動ロッド6の先端部が外力を受けると、ピストン5
が復帰スプリング9の弾発力に抗して、図面上、下方に
押圧され、内筒体3内の液体12はオリフィス3aを通過
し、間隙部4へ流出すると共に、アキュムレータ10に貯
留される。なお、このとき、液体流路8aはボール弁7に
より閉塞されるため、間隙部4への液体12の流出はオリ
フィス3aを通じてのみ行なわれる。
その結果、液体12がオリフィス3aを高速で通過すると
きに発生する動圧抵抗、粘性抵抗により、作動ロッド6
が受けた衝撃が緩衝吸収される。
この場合、本実施例のショックアブソーバ1によれ
ば、スプリングガイド6aが上記したように所定長を有し
ているため、復帰スプリング9が中途で撓んだりよじれ
たりしてオリフィス3aが塞ぐことなく収縮していく。し
たがって、液体12がオリフィス3aを通過することを妨げ
ることがなく、上記衝撃吸収が円滑に行なわれる。
ピストン5の緩衝ストロークが終了すると、内筒体3
内の液体12の流出が止まり、復帰スプリング9の弾発力
によってピストン5が内筒体3内を復帰方向に移動す
る。その結果、アキュムレータ10に貯留されていた液体
12は間隙部4及びオリフィス3aから内筒体3内に流入す
る。また、ピストン5が所定位置まで復帰すると、第1
の液体流路8aと第2の液体流路8bとが連通するので、ボ
ール弁7を開弁させて、該流路8a,8bからも液体が流入
する。
[発明の効果] 本発明のショックアブソーバによれば、ピストンの一
端部から突出させたスプリングガイドが所定の長さを有
しているため、衝撃吸収時において、復帰スプリングが
撓み、オリフィスを閉塞してしまうことがない。
したがって、外力緩衝作用が安定して行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のショックアブソーバの一実施例を示す
断面図である。 1……ショックアブソーバ 2……外筒体 3……内筒体 4……間隙部 5……ピストン 6……作動ロッド 6a……スプリングガイド 7……ボール弁 9……復帰スプリング 10……アキュムレータ 11……底壁部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−61341(JP,U) 実開 昭63−78739(JP,U) 実開 平2−47448(JP,U) 実開 平2−74635(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16F 9/00 - 9/58

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外筒体内に所定間隙を有して装填されると
    共に、周壁部にオリフィスが穿設され、液体室を形成す
    る内筒体と、該内筒体内で往復動可能に配設されたピス
    トンと、内筒体の一端部を閉塞する底壁部材と該ピスト
    ンとの間に配設された復帰スプリングと、を有して構成
    され、該ピストンに液体の抵抗を作用させることによ
    り、外筒体の外方へ突出させて配設した作動ロッドへの
    衝撃を緩和するように設けたショックアブソーバにおい
    て、 前記内筒体は、その内径が前記復帰スプリングの外径に
    略一致するように形成されていると共に、前記ピストン
    の一端部に突設したスプリングガイドは、その外径が前
    記復帰スプリングの内径に略一致し、かつピストンの摺
    動範囲内で該復帰スプリングを撓ませることのない程度
    の長さを有することを特徴とするショックアブソーバ。
JP20929490A 1990-08-09 1990-08-09 シヨックアブソーバ Expired - Lifetime JP2935876B2 (ja)

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JPH0495627A JPH0495627A (ja) 1992-03-27
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022182142A1 (ko) * 2021-02-25 2022-09-01 용정현 완충기

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WO2022182142A1 (ko) * 2021-02-25 2022-09-01 용정현 완충기

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JPH0495627A (ja) 1992-03-27

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