JP2935091B2 - 連続用紙セッティング機構を備えたプリンタ防音キャビネット - Google Patents
連続用紙セッティング機構を備えたプリンタ防音キャビネットInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置が載置さ
れる載置台と、連続用紙が装填される用紙装填室とを備
えたプリンタ防音キャビネットに係り、特に連続用紙の
端部を用紙装填室からプリンタ装置に供給可能な位置に
延出させる連続用紙セッティング機構を備えたプリンタ
防音キャビネットに関するものである。
れる載置台と、連続用紙が装填される用紙装填室とを備
えたプリンタ防音キャビネットに係り、特に連続用紙の
端部を用紙装填室からプリンタ装置に供給可能な位置に
延出させる連続用紙セッティング機構を備えたプリンタ
防音キャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4は従来の連続用紙セッティ
ング機構を備えたプリンタ防音キャビネットの構成図、
図5は図3及び図4に示した防音キャビネットにおける
連続用紙セッティング機構を示す斜視図である。1はプ
リンタ装置20が載置されるプリンタ載置台、2は連続用
紙Pが載置される用紙載置台、3はプリンタ載置台1と
用紙載置台2とによって形成された用紙装填室、4はプ
リンタ載置台1に載置されたプリンタ装置20及び用紙装
填室3を囲んで遮音する遮音筐体、10はプリンタ載置台
1の下面に配置された連続用紙セッティング機構であ
る。
ング機構を備えたプリンタ防音キャビネットの構成図、
図5は図3及び図4に示した防音キャビネットにおける
連続用紙セッティング機構を示す斜視図である。1はプ
リンタ装置20が載置されるプリンタ載置台、2は連続用
紙Pが載置される用紙載置台、3はプリンタ載置台1と
用紙載置台2とによって形成された用紙装填室、4はプ
リンタ載置台1に載置されたプリンタ装置20及び用紙装
填室3を囲んで遮音する遮音筐体、10はプリンタ載置台
1の下面に配置された連続用紙セッティング機構であ
る。
【0003】連続用紙セッティング機構10において、11
は、プリンタ載置台1の下面に固定され、それぞれ平行
に配置された一対のガイドレール、12は一対のガイドレ
ール11にそれぞれ固定されたストッパ、13は一対のガイ
ドレール11間において移動可能な用紙搬送手段であり、
この用紙搬送手段13は、一対のガイドレール11にそれぞ
れ係合しガイドレール11に沿って移動する一対のスライ
ド部材14と、この一対のスライド部材14を連結する把手
部材15及び用紙保持部材16とによって構成されている。
は、プリンタ載置台1の下面に固定され、それぞれ平行
に配置された一対のガイドレール、12は一対のガイドレ
ール11にそれぞれ固定されたストッパ、13は一対のガイ
ドレール11間において移動可能な用紙搬送手段であり、
この用紙搬送手段13は、一対のガイドレール11にそれぞ
れ係合しガイドレール11に沿って移動する一対のスライ
ド部材14と、この一対のスライド部材14を連結する把手
部材15及び用紙保持部材16とによって構成されている。
【0004】次に、上記の防音キャビネットに装填され
た連続用紙Pをプリンタ装置20に供給する方法を説明す
る。図3に示す供給準備位置にある用紙搬送手段13は、
把手部材15をストッパ12に当接させており、この用紙搬
送手段13をユーザが把手部材15を把持して手前側に引き
出すことにより、用紙保持部材16がストッパ12に当接し
て図4に示す用紙セット位置で停止する。ユーザは、用
紙装填室3において連続用紙Pの端部を用紙セット位置
にある用紙保持部材16上に挿入して、用紙保持部材16に
よって連続用紙Pの端部を掛支させる。
た連続用紙Pをプリンタ装置20に供給する方法を説明す
る。図3に示す供給準備位置にある用紙搬送手段13は、
把手部材15をストッパ12に当接させており、この用紙搬
送手段13をユーザが把手部材15を把持して手前側に引き
出すことにより、用紙保持部材16がストッパ12に当接し
て図4に示す用紙セット位置で停止する。ユーザは、用
紙装填室3において連続用紙Pの端部を用紙セット位置
にある用紙保持部材16上に挿入して、用紙保持部材16に
よって連続用紙Pの端部を掛支させる。
【0005】用紙保持部材16によって連続用紙Pの端部
が掛支された状態で、ユーザが把手部材15を押して用紙
搬送手段13を図3の供給準備位置に挿入することによ
り、連続用紙Pの端部は、用紙装填室3後面の開口部か
らキャビネット外部に延出し、ユーザによってプリンタ
装置の用紙装着部(図示省略)に容易に装着可能な位置に
保持される。
が掛支された状態で、ユーザが把手部材15を押して用紙
搬送手段13を図3の供給準備位置に挿入することによ
り、連続用紙Pの端部は、用紙装填室3後面の開口部か
らキャビネット外部に延出し、ユーザによってプリンタ
装置の用紙装着部(図示省略)に容易に装着可能な位置に
保持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の防音キャビネットでは、用紙搬送手段13を用紙セッ
ト位置に移動させた場合、スライド部材14が遮音筐体4
の前面から突出するため、少なくともスライド部材14が
用紙セット位置まで突出できるように、遮音筐体4の前
面から壁や他の装置等までの距離を確保しておかなけれ
ばならない。このため、防音キャビネットを設置するた
めに必要な設置スペースが大きくなって、設置可能な場
所が限定されてしまう。
成の防音キャビネットでは、用紙搬送手段13を用紙セッ
ト位置に移動させた場合、スライド部材14が遮音筐体4
の前面から突出するため、少なくともスライド部材14が
用紙セット位置まで突出できるように、遮音筐体4の前
面から壁や他の装置等までの距離を確保しておかなけれ
ばならない。このため、防音キャビネットを設置するた
めに必要な設置スペースが大きくなって、設置可能な場
所が限定されてしまう。
【0007】また、このような防音キャビネットには、
プリンタ装置20の高さに合わせてプリンタ載置台1が高
さ方向で調整可能に構成されているものがある。しか
し、このような構成の防音キャビネットでは、スライド
部材14が遮音筐体4の前面から突出する場合、プリンタ
載置台1のスライド量が狭い範囲に限定されてしまうと
いう問題も生じる。
プリンタ装置20の高さに合わせてプリンタ載置台1が高
さ方向で調整可能に構成されているものがある。しか
し、このような構成の防音キャビネットでは、スライド
部材14が遮音筐体4の前面から突出する場合、プリンタ
載置台1のスライド量が狭い範囲に限定されてしまうと
いう問題も生じる。
【0008】本発明の目的は、上記の問題を解決するた
め、構成部品がキャビネット外部に突出することがな
く、かつ操作性がよい連続用紙セッティング機構を備え
たプリンタ防音キャビネットを提供することにある。
め、構成部品がキャビネット外部に突出することがな
く、かつ操作性がよい連続用紙セッティング機構を備え
たプリンタ防音キャビネットを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1の手段は、プリンタ装置が載置される
プリンタ載置台と、このプリンタ載置台に隣接し、プリ
ンタ装置に供給する連続用紙が装填される用紙装填室
と、この用紙装填室における用紙セット位置で連続用紙
端部を掛支し、用紙セット位置から供給準備位置に移動
して連続用紙の端部をプリンタ装置に装着可能な位置に
延出させる連続用紙セッティング機構とを備えたプリン
タ防音キャビネットにおいて、前記連続用紙セッティン
グ機構を、前記プリンタ載置台前面に開口した長穴に沿
って摺動可能に配置された操作部材と、プリンタ載置台
によって前記用紙セット位置と前記供給準備位置との間
を移動可能に支持され、用紙セット位置で装着された連
続用紙の端部を掛支する用紙保持部材と、プリンタ載置
台に配置され、前記操作部材が前記長穴の一端部から他
端部に摺動することに連動して用紙保持部材を供給準備
位置に移動させ、かつ操作部材が長穴の他端部から一端
部に摺動することに連動して用紙保持部材を用紙セット
位置に復帰させる連動手段とによって構成したことを特
徴とする。
め、本発明の第1の手段は、プリンタ装置が載置される
プリンタ載置台と、このプリンタ載置台に隣接し、プリ
ンタ装置に供給する連続用紙が装填される用紙装填室
と、この用紙装填室における用紙セット位置で連続用紙
端部を掛支し、用紙セット位置から供給準備位置に移動
して連続用紙の端部をプリンタ装置に装着可能な位置に
延出させる連続用紙セッティング機構とを備えたプリン
タ防音キャビネットにおいて、前記連続用紙セッティン
グ機構を、前記プリンタ載置台前面に開口した長穴に沿
って摺動可能に配置された操作部材と、プリンタ載置台
によって前記用紙セット位置と前記供給準備位置との間
を移動可能に支持され、用紙セット位置で装着された連
続用紙の端部を掛支する用紙保持部材と、プリンタ載置
台に配置され、前記操作部材が前記長穴の一端部から他
端部に摺動することに連動して用紙保持部材を供給準備
位置に移動させ、かつ操作部材が長穴の他端部から一端
部に摺動することに連動して用紙保持部材を用紙セット
位置に復帰させる連動手段とによって構成したことを特
徴とする。
【0010】さらに、本発明の第2の手段は、前記連動
手段を、前記プリンタ載置台に配置されて前記用紙セッ
ト位置と前記供給準備位置とを結ぶガイドレールと、前
記用紙保持部材に連結し、かつ前記ガイドレールに係合
してガイドレールに沿って移動可能なスライド部材と、
前記操作部材に連結して操作部材と共に移動し、移動方
向に対して傾斜した傾斜部を前記スライド部材に摺動さ
せて、操作部材が前記長穴の他端部方向に移動する場
合、スライド部材に前記供給準備位置方向の力を作用さ
せ、かつ操作部材が長穴の一端部方向に移動する場合、
スライド部材に前記用紙セット位置方向の力を作用させ
る作動部材とによって構成したことを特徴とする。
手段を、前記プリンタ載置台に配置されて前記用紙セッ
ト位置と前記供給準備位置とを結ぶガイドレールと、前
記用紙保持部材に連結し、かつ前記ガイドレールに係合
してガイドレールに沿って移動可能なスライド部材と、
前記操作部材に連結して操作部材と共に移動し、移動方
向に対して傾斜した傾斜部を前記スライド部材に摺動さ
せて、操作部材が前記長穴の他端部方向に移動する場
合、スライド部材に前記供給準備位置方向の力を作用さ
せ、かつ操作部材が長穴の一端部方向に移動する場合、
スライド部材に前記用紙セット位置方向の力を作用させ
る作動部材とによって構成したことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の第1の手段によれば、操作部材をプリン
タ載置台前面の長穴に沿って摺動させる操作によって、
用紙保持部材を用紙セット位置と供給準備位置との間を
往復移動させて、この用紙保持部材によって掛支された
連続用紙の端部を用紙装填室からプリンタ装置に装着可
能な位置に延出させることにより、プリンタ装置に対す
る連続用紙の装着時に、連続用紙セッティング機構の構
成部品をキャビネットから突出させる必要がなくなり、
かつ連続用紙セッティング機構の全ての構成部品がプリ
ンタ載置台に配置された構造になる。
タ載置台前面の長穴に沿って摺動させる操作によって、
用紙保持部材を用紙セット位置と供給準備位置との間を
往復移動させて、この用紙保持部材によって掛支された
連続用紙の端部を用紙装填室からプリンタ装置に装着可
能な位置に延出させることにより、プリンタ装置に対す
る連続用紙の装着時に、連続用紙セッティング機構の構
成部品をキャビネットから突出させる必要がなくなり、
かつ連続用紙セッティング機構の全ての構成部品がプリ
ンタ載置台に配置された構造になる。
【0012】さらに、第2の手段によれば、外部から操
作部材に加えられた摺動方向の力がガイドレール方向の
力に変換されて、スライド部材がガイドレールに沿って
移動し、スライド部材に連結した用紙保持部材が用紙セ
ット位置と供給準備位置との間で往復移動する。
作部材に加えられた摺動方向の力がガイドレール方向の
力に変換されて、スライド部材がガイドレールに沿って
移動し、スライド部材に連結した用紙保持部材が用紙セ
ット位置と供給準備位置との間で往復移動する。
【0013】
【実施例】以下、図1は本発明のプリンタ防音キャビネ
ットの一実施例の構成を示す構成図、図2は図1に示す
本実施例のプリンタ防音キャビネットの要部を示す斜視
図であり、図3乃至図5に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略す
る。30はプリンタ装置20が載置されるプリンタ載置台で
あり、中空箱状のプリンタ載置台30には、前面に開口し
た長穴31と、前面下端及び後面下端から内側に屈曲され
た屈曲部32と、両側面の前端部及び後端部からそれぞれ
下方に突出した支持プレート33とが形成され、支持プレ
ート33にはそれぞれ挿通穴33aが開口している。
ットの一実施例の構成を示す構成図、図2は図1に示す
本実施例のプリンタ防音キャビネットの要部を示す斜視
図であり、図3乃至図5に基づいて説明した部材に対応
する部材については、同一符号を付して説明を省略す
る。30はプリンタ装置20が載置されるプリンタ載置台で
あり、中空箱状のプリンタ載置台30には、前面に開口し
た長穴31と、前面下端及び後面下端から内側に屈曲され
た屈曲部32と、両側面の前端部及び後端部からそれぞれ
下方に突出した支持プレート33とが形成され、支持プレ
ート33にはそれぞれ挿通穴33aが開口している。
【0014】34は長穴31に摺動可能に配置された操作部
材、35は操作部材34に連結してプリンタ載置台30内に配
置された作動部材であり、作動部材35は屈曲部32によっ
て矢印A1方向及びA2方向に移動可能に支持されてお
り、移動方向(矢印A1,A2方向)に対して傾斜した棒
状の傾斜部35aを備えている。36はプリンタ載置台30内
面に固定された一対のガイドレールであり、ガイドレー
ル36は作動部材35の移動方向に対して略直交する方向
(矢印B1,B2方向)に延在している。
材、35は操作部材34に連結してプリンタ載置台30内に配
置された作動部材であり、作動部材35は屈曲部32によっ
て矢印A1方向及びA2方向に移動可能に支持されてお
り、移動方向(矢印A1,A2方向)に対して傾斜した棒
状の傾斜部35aを備えている。36はプリンタ載置台30内
面に固定された一対のガイドレールであり、ガイドレー
ル36は作動部材35の移動方向に対して略直交する方向
(矢印B1,B2方向)に延在している。
【0015】37は、両端部を一対のガイドレール36にそ
れぞれ係合させ、ガイドレール36に対して低摩擦で摺動
して矢印B1,B2方向に移動するスライド部材であ
り、スライド部材37には、作動部材35の傾斜部35aが挿
通する摺動リング37aが止着されている。38は両端がス
ライド部材37に固定したコの字型の用紙保持部材であ
り、下端部をプリンタ載置台30から下方に突出させてい
る。
れぞれ係合させ、ガイドレール36に対して低摩擦で摺動
して矢印B1,B2方向に移動するスライド部材であ
り、スライド部材37には、作動部材35の傾斜部35aが挿
通する摺動リング37aが止着されている。38は両端がス
ライド部材37に固定したコの字型の用紙保持部材であ
り、下端部をプリンタ載置台30から下方に突出させてい
る。
【0016】40は連続用紙Pが載置される用紙載置台で
あり、用紙載置台40には、両側面の前端部及び後端部か
らそれぞれ下方に突出した支持プレート41が形成され、
支持プレート41にはそれぞれ挿通穴41aが開口してい
る。42は遮音筐体4内に立設した4本の昇降レールであ
る。
あり、用紙載置台40には、両側面の前端部及び後端部か
らそれぞれ下方に突出した支持プレート41が形成され、
支持プレート41にはそれぞれ挿通穴41aが開口してい
る。42は遮音筐体4内に立設した4本の昇降レールであ
る。
【0017】43は、遮音筐体4内において昇降レール42
のガイド溝42a及び支持プレート33の挿通穴33aに挿通し
た締結部材、44は昇降レール42のガイド溝42a及び支持
プレート41の挿通穴41aに挿通した締結部材であり、締
結部材43,44を緩めることにより、プリンタ載置台30又
は用紙載置台40が昇降レール42に沿って上昇下降が可能
になり、また締結部材43,44を締め付けることにより、
プリンタ載置台30又は用紙載置台40が昇降レール42に所
望の位置に締結固定される。このことにより、プリンタ
装置20に合わせて、プリンタ載置台30を高さ方向で位置
調整することが可能になり、また連続用紙Pのサイズ等
に合わせて、プリンタ載置台30と用紙載置台40との間に
形成される用紙装填室45の高さ方向での寸法を調整する
ことが可能になる。
のガイド溝42a及び支持プレート33の挿通穴33aに挿通し
た締結部材、44は昇降レール42のガイド溝42a及び支持
プレート41の挿通穴41aに挿通した締結部材であり、締
結部材43,44を緩めることにより、プリンタ載置台30又
は用紙載置台40が昇降レール42に沿って上昇下降が可能
になり、また締結部材43,44を締め付けることにより、
プリンタ載置台30又は用紙載置台40が昇降レール42に所
望の位置に締結固定される。このことにより、プリンタ
装置20に合わせて、プリンタ載置台30を高さ方向で位置
調整することが可能になり、また連続用紙Pのサイズ等
に合わせて、プリンタ載置台30と用紙載置台40との間に
形成される用紙装填室45の高さ方向での寸法を調整する
ことが可能になる。
【0018】次に、本実施例の防音キャビネットに装填
された連続用紙Pをプリンタ装置20に供給する方法を説
明する。操作部材34が、図2に示すように長穴31におけ
る矢印A2方向の端部(以下、左端部という)にある場
合、スライド部材37及び用紙保持部材38は、移動可能な
ストローク範囲において最も遮音筐体4の前面に近い用
紙セット位置に保持されている。このとき、ユーザが、
遮音筐体4前面における用紙挿入口(図示省略)から連続
用紙Pの端部を把持して用紙保持部材38とスライド部材
37との間に挿入することにより、連続用紙Pの端部は用
紙保持部材38によって掛支される。
された連続用紙Pをプリンタ装置20に供給する方法を説
明する。操作部材34が、図2に示すように長穴31におけ
る矢印A2方向の端部(以下、左端部という)にある場
合、スライド部材37及び用紙保持部材38は、移動可能な
ストローク範囲において最も遮音筐体4の前面に近い用
紙セット位置に保持されている。このとき、ユーザが、
遮音筐体4前面における用紙挿入口(図示省略)から連続
用紙Pの端部を把持して用紙保持部材38とスライド部材
37との間に挿入することにより、連続用紙Pの端部は用
紙保持部材38によって掛支される。
【0019】ユーザが操作部材34を左端部から矢印A1
方向に摺動させることにより、操作部材34に連結された
作動部材35も矢印A1方向に移動して、傾斜部35aをス
ライド部材37の摺動リング37aに圧接する。摺動リング3
7aは、ガイドレール36によって移動方向が矢印B1,B
2方向に規定されるていることにより、傾斜部35aから
の圧接力を矢印B1方向の推進力に変換して、スライド
部材37及び用紙保持部材38を矢印B1方向に移動させ
る。そして、操作部材34が長穴31における矢印A1方向
の端部(以下、右端部という)に到達したとき、スライド
部材37及び用紙保持部材38は、図1に示す供給準備位置
に移動する。このことにより、用紙保持部材38によって
掛支された連続用紙Pの端部は、プリンタ載置台30の後
面側に延出し、ユーザによってプリンタ装置の用紙装着
部(図示省略)に容易に装着可能な位置に保持される。
方向に摺動させることにより、操作部材34に連結された
作動部材35も矢印A1方向に移動して、傾斜部35aをス
ライド部材37の摺動リング37aに圧接する。摺動リング3
7aは、ガイドレール36によって移動方向が矢印B1,B
2方向に規定されるていることにより、傾斜部35aから
の圧接力を矢印B1方向の推進力に変換して、スライド
部材37及び用紙保持部材38を矢印B1方向に移動させ
る。そして、操作部材34が長穴31における矢印A1方向
の端部(以下、右端部という)に到達したとき、スライド
部材37及び用紙保持部材38は、図1に示す供給準備位置
に移動する。このことにより、用紙保持部材38によって
掛支された連続用紙Pの端部は、プリンタ載置台30の後
面側に延出し、ユーザによってプリンタ装置の用紙装着
部(図示省略)に容易に装着可能な位置に保持される。
【0020】ユーザは、連続用紙Pの端部をプリンタ装
置20に装着したならば、長穴31の右端部にある操作部材
34を矢印A2方向に摺動させる。このとき、操作部材34
に連結された作動部材35も矢印A2方向に移動して、傾
斜部35aが摺動リング37a圧接する。摺動リング37aは、
傾斜部35aからの圧接力を矢印B2方向の推進力に変換
して、スライド部材37及び用紙保持部材38を矢印B2方
向に移動させる。そして、操作部材34が長穴31における
左端部に戻ったとき、スライド部材37及び用紙保持部材
38は、図2に示す用紙セット位置に復帰する。
置20に装着したならば、長穴31の右端部にある操作部材
34を矢印A2方向に摺動させる。このとき、操作部材34
に連結された作動部材35も矢印A2方向に移動して、傾
斜部35aが摺動リング37a圧接する。摺動リング37aは、
傾斜部35aからの圧接力を矢印B2方向の推進力に変換
して、スライド部材37及び用紙保持部材38を矢印B2方
向に移動させる。そして、操作部材34が長穴31における
左端部に戻ったとき、スライド部材37及び用紙保持部材
38は、図2に示す用紙セット位置に復帰する。
【0021】本実施例の防音キャビネットによれば、操
作部材34をプリンタ載置台30前面の長穴31に沿って摺動
させる操作によって、用紙保持部材38を用紙セット位置
と供給準備位置との間を往復移動させて、この用紙保持
部材38によって掛支された連続用紙Pの端部を用紙装填
室45内からプリンタ装置20に装着可能な位置に延出させ
ることができるので、プリンタ装置20に対する連続用紙
Pの装着時に、連続用紙セッティング機構の構成部品が
遮音筐体4前面から突出することがなくなり、防音キャ
ビネットを設置するためのスペースを小さくすることが
でき、設置場所の限定が少なくなり、かつ連続用紙セッ
ティング機構の全ての構成部品がプリンタ載置台30に配
置された構造になり、遮音筐体4内でプリンタ載置台30
を容易に昇降可能な構成にすることができる。
作部材34をプリンタ載置台30前面の長穴31に沿って摺動
させる操作によって、用紙保持部材38を用紙セット位置
と供給準備位置との間を往復移動させて、この用紙保持
部材38によって掛支された連続用紙Pの端部を用紙装填
室45内からプリンタ装置20に装着可能な位置に延出させ
ることができるので、プリンタ装置20に対する連続用紙
Pの装着時に、連続用紙セッティング機構の構成部品が
遮音筐体4前面から突出することがなくなり、防音キャ
ビネットを設置するためのスペースを小さくすることが
でき、設置場所の限定が少なくなり、かつ連続用紙セッ
ティング機構の全ての構成部品がプリンタ載置台30に配
置された構造になり、遮音筐体4内でプリンタ載置台30
を容易に昇降可能な構成にすることができる。
【0022】さらに、外部から操作部材34に加えられた
長穴31に対する摺動方向の力がガイドレール36方向の力
に変換されて、スライド部材37がガイドレール36に沿っ
て移動し、スライド部材37に連結した用紙保持部材38が
用紙セット位置と供給準備位置と間で往復移動すること
により、操作部材34に大きな力を加えることなく、用紙
保持部材38を円滑に移動させることができ、連続用紙セ
ッティング機構の操作性を向上できる。
長穴31に対する摺動方向の力がガイドレール36方向の力
に変換されて、スライド部材37がガイドレール36に沿っ
て移動し、スライド部材37に連結した用紙保持部材38が
用紙セット位置と供給準備位置と間で往復移動すること
により、操作部材34に大きな力を加えることなく、用紙
保持部材38を円滑に移動させることができ、連続用紙セ
ッティング機構の操作性を向上できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段によれば、操作部材の摺動動作に連動させ、用紙保持
部材を用紙セット位置と供給準備位置との間を往復移動
させて、この用紙保持部材によって掛支された連続用紙
の端部を用紙装填室からプリンタ装置に装着可能な位置
に延出させることにより、プリンタ装置に対する連続用
紙の装着時に、連続用紙セッティング機構の構成部品を
キャビネットから突出させる必要がなくなるので、防音
キャビネットを設置するためのスペースを小さくするこ
とができ、設置場所の限定が少なくなり、かつ連続用紙
セッティング機構の全ての構成部品がプリンタ載置台に
配置された構造になるので、プリンタ防音キャビネット
内部でプリンタ載置台を容易に昇降可能な構成にするこ
とができる。
段によれば、操作部材の摺動動作に連動させ、用紙保持
部材を用紙セット位置と供給準備位置との間を往復移動
させて、この用紙保持部材によって掛支された連続用紙
の端部を用紙装填室からプリンタ装置に装着可能な位置
に延出させることにより、プリンタ装置に対する連続用
紙の装着時に、連続用紙セッティング機構の構成部品を
キャビネットから突出させる必要がなくなるので、防音
キャビネットを設置するためのスペースを小さくするこ
とができ、設置場所の限定が少なくなり、かつ連続用紙
セッティング機構の全ての構成部品がプリンタ載置台に
配置された構造になるので、プリンタ防音キャビネット
内部でプリンタ載置台を容易に昇降可能な構成にするこ
とができる。
【0024】さらに、第2の手段によれば、外部から操
作部材に加えられた長穴に対する摺動方向の力がガイド
レール方向の力に変換されて、スライド部材がガイドレ
ールに沿って移動し、スライド部材に連結した用紙保持
部材が用紙セット位置と供給準備位置と間で往復移動す
ることにより、操作部材に大きな力を加えることなく、
用紙保持部材を円滑に移動させることができ、連続用紙
セッティング機構の操作性を向上できる。
作部材に加えられた長穴に対する摺動方向の力がガイド
レール方向の力に変換されて、スライド部材がガイドレ
ールに沿って移動し、スライド部材に連結した用紙保持
部材が用紙セット位置と供給準備位置と間で往復移動す
ることにより、操作部材に大きな力を加えることなく、
用紙保持部材を円滑に移動させることができ、連続用紙
セッティング機構の操作性を向上できる。
【図1】本発明のプリンタ防音キャビネットの一実施例
の構成を示す構成図である。
の構成を示す構成図である。
【図2】図1に示す本実施例のプリンタ防音キャビネッ
トの要部を示す斜視図である。
トの要部を示す斜視図である。
【図3】従来の連続用紙セッティング機構を備えたプリ
ンタ防音キャビネットの構成図である。
ンタ防音キャビネットの構成図である。
【図4】従来の連続用紙セッティング機構を備えたプリ
ンタ防音キャビネットの構成図である。
ンタ防音キャビネットの構成図である。
【図5】図3及び図4に示した防音キャビネットにおけ
る連続用紙セッティング機構を示す斜視図である。
る連続用紙セッティング機構を示す斜視図である。
4…遮音筐体、 20…プリンタ装置、 30…プリンタ載
置台、 31…長穴、 34…操作部材、 36…ガイドレー
ル、 37…スライド部材、 38…用紙保持部材、40…用
紙載置台、 P…連続用紙。
置台、 31…長穴、 34…操作部材、 36…ガイドレー
ル、 37…スライド部材、 38…用紙保持部材、40…用
紙載置台、 P…連続用紙。
Claims (2)
- 【請求項1】 プリンタ装置が載置されるプリンタ載置
台と、このプリンタ載置台に隣接し、プリンタ装置に供
給する連続用紙が装填される用紙装填室と、この用紙装
填室における用紙セット位置で連続用紙の端部を掛支
し、用紙セット位置から供給準備位置に移動して連続用
紙端部をプリンタ装置に装着可能な位置に延出させる連
続用紙セッティング機構とを備えたプリンタ防音キャビ
ネットにおいて、前記連続用紙セッティング機構を、前
記プリンタ載置台前面に開口した長穴に沿って摺動可能
に配置された操作部材と、プリンタ載置台によって前記
用紙セット位置と前記供給準備位置との間を移動可能に
支持され、用紙セット位置で装着された連続用紙の端部
を掛支する用紙保持部材と、プリンタ載置台に配置さ
れ、前記操作部材が前記長穴の一端部から他端部に摺動
することに連動して用紙保持部材を供給準備位置に移動
させ、かつ操作部材が長穴の他端部から一端部に摺動す
ることに連動して用紙保持部材を用紙セット位置に復帰
させる連動手段とによって構成したことを特徴とするプ
リンタ防音キャビネット。 - 【請求項2】 前記連動手段を、前記プリンタ載置台に
配置されて前記用紙セット位置と前記供給準備位置とを
結ぶガイドレールと、前記用紙保持部材に連結し、かつ
前記ガイドレールに係合してガイドレールに沿って移動
可能なスライド部材と、前記操作部材に連結して操作部
材と共に移動し、移動方向に対して傾斜した傾斜部を前
記スライド部材に摺動させて、操作部材が前記長穴の他
端部方向に移動する場合、スライド部材に前記供給準備
位置方向の力を作用させ、かつ操作部材が長穴の一端部
方向に移動する場合、スライド部材に前記用紙セット位
置方向の力を作用させる作動部材とによって構成したこ
とを特徴とする請求項1記載のプリンタ防音キャビネッ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20544294A JP2935091B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 連続用紙セッティング機構を備えたプリンタ防音キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20544294A JP2935091B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 連続用紙セッティング機構を備えたプリンタ防音キャビネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0867050A JPH0867050A (ja) | 1996-03-12 |
JP2935091B2 true JP2935091B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=16506955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20544294A Expired - Fee Related JP2935091B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 連続用紙セッティング機構を備えたプリンタ防音キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2935091B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5781338B2 (ja) * | 2011-03-07 | 2015-09-24 | キヤノンファインテック株式会社 | 給紙装置及び画像形成装置 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20544294A patent/JP2935091B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0867050A (ja) | 1996-03-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |