JP2934314B2 - 船用ジェット推進ユニットのための前進および後進システム - Google Patents
船用ジェット推進ユニットのための前進および後進システムInfo
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- JP2934314B2 JP2934314B2 JP3518226A JP51822691A JP2934314B2 JP 2934314 B2 JP2934314 B2 JP 2934314B2 JP 3518226 A JP3518226 A JP 3518226A JP 51822691 A JP51822691 A JP 51822691A JP 2934314 B2 JP2934314 B2 JP 2934314B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H11/00—Marine propulsion by water jets
- B63H11/02—Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water
- B63H11/10—Marine propulsion by water jets the propulsive medium being ambient water having means for deflecting jet or influencing cross-section thereof
- B63H11/107—Direction control of propulsive fluid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H25/00—Steering; Slowing-down otherwise than by use of propulsive elements; Dynamic anchoring, i.e. positioning vessels by means of main or auxiliary propulsive elements
- B63H25/46—Steering or dynamic anchoring by jets or by rudders carrying jets
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Toys (AREA)
- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Electrotherapy Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は船舶のための船用ジェット推進ユニットの
ための前進および後進システム（steering and reversi
ng system）に関する。
ための前進および後進システム（steering and reversi
ng system）に関する。
基本的には、船舶用ジェット推進ユニットは、典型的
にはその船尾において、船舶に支持されるポンプ、通常
は軸流ポンプを備え、その入口は船舶の底にある水取入
口に接続されており、かつその出口は船舶を推進する水
流を放出するための、通常は船舶の船尾梁を越えて後方
に突き出す、後方に向けられた放出管またはノズルに接
続されている。
にはその船尾において、船舶に支持されるポンプ、通常
は軸流ポンプを備え、その入口は船舶の底にある水取入
口に接続されており、かつその出口は船舶を推進する水
流を放出するための、通常は船舶の船尾梁を越えて後方
に突き出す、後方に向けられた放出管またはノズルに接
続されている。
側方前進（side−steering）には、水流または少なく
ともその一部を横方向にいずれかの方向へ偏らせるため
の機構が設けられており、かつ船舶を減速および／また
は後進させるためには、水流を少なくとも部分的に前方
方向に、通常は下向き前方方向に偏らせるための後進機
構が設けられている。
ともその一部を横方向にいずれかの方向へ偏らせるため
の機構が設けられており、かつ船舶を減速および／また
は後進させるためには、水流を少なくとも部分的に前方
方向に、通常は下向き前方方向に偏らせるための後進機
構が設けられている。
公知の水流推進ユニットでは、側方前進は通常ノズル
またはその後ろ部分を、一般的には水圧シリンダの形式
の１つまたは２つ以上のアクチュエータにより垂直軸の
周りに回動させることにより行なわれる。水流のスラス
トを逆転させることは通常ノズル内にまたその背後に装
着されかつ１つまたは２つ以上のアクチュエータ、一般
的には水圧シリンダにより動作可能な１つまたは２つ以
上のフラップまたはスクープ（scoop）型素子を備え、
水流をとらえて少なくともその一部を所望の方向、通常
は下向きかつ前向きにそらす別個の後進機構により達成
される。
またはその後ろ部分を、一般的には水圧シリンダの形式
の１つまたは２つ以上のアクチュエータにより垂直軸の
周りに回動させることにより行なわれる。水流のスラス
トを逆転させることは通常ノズル内にまたその背後に装
着されかつ１つまたは２つ以上のアクチュエータ、一般
的には水圧シリンダにより動作可能な１つまたは２つ以
上のフラップまたはスクープ（scoop）型素子を備え、
水流をとらえて少なくともその一部を所望の方向、通常
は下向きかつ前向きにそらす別個の後進機構により達成
される。
公知の側方前進および後進システムはこのように多数
の可動素子およびアクチュエータを備えているために複
雑であり、場所をとり、重くかつ高価である。
の可動素子およびアクチュエータを備えているために複
雑であり、場所をとり、重くかつ高価である。
本件発明の目的は、上に述べた種類の公知の前進およ
び後進システムよりも簡単で、軽量、場所をとらずかつ
廉価な前進および後進システムを提供することである。
び後進システムよりも簡単で、軽量、場所をとらずかつ
廉価な前進および後進システムを提供することである。
この目的のため、この発明によれば、クレームに示さ
れるような船舶のためのジェット推進ユニットのための
前進および後進システムが設けられる。
れるような船舶のためのジェット推進ユニットのための
前進および後進システムが設けられる。
一般的に言うと、本件発明による前進および後進シス
テムは２つの長手の前進および後進部材を含み、これら
はノズル上に並んで装着されかつ直立する軸の周りを対
向する方向に、水流が妨げられることなく後ろ方向に通
過することが可能である中立または非偏向位置から前方
セクションが水流の一部をとらえてこれをノズルから横
方向外向きに偏向させる第１の偏向位置、およびスクー
プ型ジェット後進素子を含む後方セクションが水流の一
部をとらえこれを下向きかつ前向きに偏向させる第２の
偏向位置へ、個別に回動自在である。
テムは２つの長手の前進および後進部材を含み、これら
はノズル上に並んで装着されかつ直立する軸の周りを対
向する方向に、水流が妨げられることなく後ろ方向に通
過することが可能である中立または非偏向位置から前方
セクションが水流の一部をとらえてこれをノズルから横
方向外向きに偏向させる第１の偏向位置、およびスクー
プ型ジェット後進素子を含む後方セクションが水流の一
部をとらえこれを下向きかつ前向きに偏向させる第２の
偏向位置へ、個別に回動自在である。
この発明は添付の図面を参照してより詳細に記載さ
れ、この発明による前進および後進システムの実施例が
例示される。
れ、この発明による前進および後進システムの実施例が
例示される。
第１図は本件発明を実現する前進および後進システム
の平面図であり、船舶を真っ直く前に推進するための消
極（passive）または中立位置に示される。
の平面図であり、船舶を真っ直く前に推進するための消
極（passive）または中立位置に示される。
第２図は施回する間に船舶を前方に推進させるための
位置にあるシステムを示す同様の平面図である。
位置にあるシステムを示す同様の平面図である。
第３図は真っ直ぐ後ろ向きに進むための一杯に後進す
るための位置に置かれたシステムを示す同様の平面図で
ある。
るための位置に置かれたシステムを示す同様の平面図で
ある。
第４図は施回する際に船舶を後進させるための位置に
あるシステムを示す同様の平面図である。
あるシステムを示す同様の平面図である。
第５図は第１図ないし第４図に示された前進および後
進システムの前進および後進部材の１つの側面図であ
る。
進システムの前進および後進部材の１つの側面図であ
る。
図面を参照して、水流推進装置の最も後方部分のみが
示されており、すなわちポンプハウジング１およびポン
プハウジングのフランジ２に固定され、本件発明に従う
前進および後進システムを設けられた静止出口ダクトま
たはノズル３が示される。ジェット推進装置の他の部分
は、記載を明瞭にするために省略されるが、これらの部
分は、たとえばUS−4,474,516号またはUS−Ａ−4,538,9
97号に図示および記載されるように、いずれかの適当な
態様で構成され得る。当然、ポンプハウジング１へのノ
ズル３の接続は図示されるものと違っていてもよい。た
とえば、ノズルはポンプハウジングと一体のものでもよ
い。
示されており、すなわちポンプハウジング１およびポン
プハウジングのフランジ２に固定され、本件発明に従う
前進および後進システムを設けられた静止出口ダクトま
たはノズル３が示される。ジェット推進装置の他の部分
は、記載を明瞭にするために省略されるが、これらの部
分は、たとえばUS−4,474,516号またはUS−Ａ−4,538,9
97号に図示および記載されるように、いずれかの適当な
態様で構成され得る。当然、ポンプハウジング１へのノ
ズル３の接続は図示されるものと違っていてもよい。た
とえば、ノズルはポンプハウジングと一体のものでもよ
い。
ノズル３は一般的な矩形、たとえば正方形の断面であ
り、かつ水平壁3a、本質的に類似する底壁（図示せ
ず）、および２つの垂直側壁3bおよび3cを備える。２つ
の側壁3bおよび3cはノズル３の後方端部にまでは後ろ向
きに延びていないが、それらの後方の端縁はその端部か
ら相当な距離をおいている。したがって、ノズル３の後
方部分の両側は開かれている。
り、かつ水平壁3a、本質的に類似する底壁（図示せ
ず）、および２つの垂直側壁3bおよび3cを備える。２つ
の側壁3bおよび3cはノズル３の後方端部にまでは後ろ向
きに延びていないが、それらの後方の端縁はその端部か
ら相当な距離をおいている。したがって、ノズル３の後
方部分の両側は開かれている。
図面に示されるとおり、この前進および後進システム
はノズル３の後方端部で、ノズルの軸を含む垂直中心面
６の両側に対称に並んで位置する２つの細長い前進およ
び後進部材を備える。２つの前進および後進部材はその
各々が中心面６において他方の鏡像になるように形状づ
けられかつノズル３の上壁および底壁により支持される
垂直ピボット７上に装着される。前進および後進部材４
および５は水圧ダブルーアクティングシリンガ９および
10の形式のそれぞれのアクチュエータよりピボット７の
周りに個々に回動的に移動可能であるが、簡素化および
明瞭化の目的で、これらのアクチュエータについては第
１図にのみ図示した。
はノズル３の後方端部で、ノズルの軸を含む垂直中心面
６の両側に対称に並んで位置する２つの細長い前進およ
び後進部材を備える。２つの前進および後進部材はその
各々が中心面６において他方の鏡像になるように形状づ
けられかつノズル３の上壁および底壁により支持される
垂直ピボット７上に装着される。前進および後進部材４
および５は水圧ダブルーアクティングシリンガ９および
10の形式のそれぞれのアクチュエータよりピボット７の
周りに個々に回動的に移動可能であるが、簡素化および
明瞭化の目的で、これらのアクチュエータについては第
１図にのみ図示した。
前進および後進部材４がまた第５図の側面図に示され
る、２つの前進および後進部材４および５のそれぞれの
ノズル３の上壁3aの下の関連するピボット７の前方に位
置する前方のセクション4aおよび5aと、ピボットの後方
に位置する後方のセクション4bおよび5bを含む。
る、２つの前進および後進部材４および５のそれぞれの
ノズル３の上壁3aの下の関連するピボット７の前方に位
置する前方のセクション4aおよび5aと、ピボットの後方
に位置する後方のセクション4bおよび5bを含む。
垂直側面パネル11がこの前方セクションおよび後方セ
クション双方の上を延びかつ部材の外側壁を形成する。
クション双方の上を延びかつ部材の外側壁を形成する。
上面パネル12は側面パネル11の水平上部端縁に対し固
定（溶接で）されかつこの端縁から内向きに、先程と同
様前方セクション4aおよび5aならびに後方セクション4b
および5bの双方の上を延びる。上面パネル12は水平であ
りかつ少なくともピボット７の領域で、ノズル３の上壁
3aの直下に位置する。
定（溶接で）されかつこの端縁から内向きに、先程と同
様前方セクション4aおよび5aならびに後方セクション4b
および5bの双方の上を延びる。上面パネル12は水平であ
りかつ少なくともピボット７の領域で、ノズル３の上壁
3aの直下に位置する。
第１図ないし第４図に示されるとおり、上面パネル12
は前方セクション4aおよび5aの上に前向きにテーパさ
れ、かつ後方セクション4bおよび5bの上では矩形であ
る。前方セクションおよび後方セクションの間の移行を
際、上面パネル12の内側端縁がピボット７の周りに凸面
に湾曲させられかつ垂直中心面６内にまたはこれに対し
て非常に接近して位置する。
は前方セクション4aおよび5aの上に前向きにテーパさ
れ、かつ後方セクション4bおよび5bの上では矩形であ
る。前方セクションおよび後方セクションの間の移行を
際、上面パネル12の内側端縁がピボット７の周りに凸面
に湾曲させられかつ垂直中心面６内にまたはこれに対し
て非常に接近して位置する。
さらに、第１図ないし第４図に示されるとおり、各前
進および後進部材４および５は、側面パネル11の前方部
分がノズル３の関連する側壁3bおよび3cと整列し、すな
わち垂直中心面６に対して平行である、第１図に示され
る中立または非偏向位置に前進および後進部材があると
き、ノズル３から後方セクション4bおよび5bが後ろ向き
にそらせるように関連するピボット７の周りに曲げられ
る。
進および後進部材４および５は、側面パネル11の前方部
分がノズル３の関連する側壁3bおよび3cと整列し、すな
わち垂直中心面６に対して平行である、第１図に示され
る中立または非偏向位置に前進および後進部材があると
き、ノズル３から後方セクション4bおよび5bが後ろ向き
にそらせるように関連するピボット７の周りに曲げられ
る。
第５図に最もよく示されているとおり、上壁12はスク
ープ型部材を形成すべく下向きかつ前向きに延びる。こ
のスクープ型部材は水の流れが第５図の矢印13で示され
るように下向きかつ前向きに前進および後進部材４およ
び５から出されるように、水の流れを上壁の下で後ろ向
きにかたよらせる役割を果たす。
ープ型部材を形成すべく下向きかつ前向きに延びる。こ
のスクープ型部材は水の流れが第５図の矢印13で示され
るように下向きかつ前向きに前進および後進部材４およ
び５から出されるように、水の流れを上壁の下で後ろ向
きにかたよらせる役割を果たす。
第５図からも明らかなとおり、各前進および後進部材
４および５は側面パネル11の水平下部端縁に対して固定
されかつここから内側に延びる水平底パネル14を備え
る。
４および５は側面パネル11の水平下部端縁に対して固定
されかつここから内側に延びる水平底パネル14を備え
る。
底パネル14は前進および後進部材の前方セクション4a
および5aならびに後方セクション4bおよび5bの一部の上
に延在する。第５図から、上および底パネル12および14
はピボット７を形成する素子を与えられていることもわ
かる。
および5aならびに後方セクション4bおよび5bの一部の上
に延在する。第５図から、上および底パネル12および14
はピボット７を形成する素子を与えられていることもわ
かる。
各前進および後進部材４および５の側面パネル11の後
方部分に固定された１つまたは２つ以上のガイド羽根が
スクープ型部材における水流の偏向および逆進の際に役
に立つ。このようなガイド羽根の１つが第５図番号15で
示される。
方部分に固定された１つまたは２つ以上のガイド羽根が
スクープ型部材における水流の偏向および逆進の際に役
に立つ。このようなガイド羽根の１つが第５図番号15で
示される。
第１図に示される中立または非偏向位置において、側
面パネル11の前方部分がノズル３の側壁3bおよび3cの延
長部分を形成しかつ上壁3aおよび底壁により規定される
ノズル横方向の開口を覆う。この位置で、後方セクショ
ン4bおよび5bのスクープ型ジェット後進部材がノズル３
により規定されるジェット放出路のすぐ後ろの領域外側
に位置する、すなわちこれはノズルから放出される水流
がかすめて通る領域である。言い換えれば、前進および
後進部材４および５は船舶を真っ直ぐ前に推進する第１
図の矢印16により示されるような真っ直ぐ後方に向けら
れた水流に影響を与えない。
面パネル11の前方部分がノズル３の側壁3bおよび3cの延
長部分を形成しかつ上壁3aおよび底壁により規定される
ノズル横方向の開口を覆う。この位置で、後方セクショ
ン4bおよび5bのスクープ型ジェット後進部材がノズル３
により規定されるジェット放出路のすぐ後ろの領域外側
に位置する、すなわちこれはノズルから放出される水流
がかすめて通る領域である。言い換えれば、前進および
後進部材４および５は船舶を真っ直ぐ前に推進する第１
図の矢印16により示されるような真っ直ぐ後方に向けら
れた水流に影響を与えない。
前進および後進部材のうちの１つ、たとえば前進およ
び後進部材４は、その前方部分が第２図に示されるよう
なノズル３の放出路内に内向きに移動するように揺動さ
せられるが、これは第２図に矢印17で示されているよう
なノズル32から離れて横方向外向きに水流の一部を偏向
させる第１のジェット偏向位置であると仮定する。この
位置で、前進および後進部材４の側面パネルの外側が滑
らかな湾曲する偏向表面を形成する。水流の残りの部分
は依然として第２図の矢印18により示されるように真っ
直ぐ後方に向けられている。
び後進部材４は、その前方部分が第２図に示されるよう
なノズル３の放出路内に内向きに移動するように揺動さ
せられるが、これは第２図に矢印17で示されているよう
なノズル32から離れて横方向外向きに水流の一部を偏向
させる第１のジェット偏向位置であると仮定する。この
位置で、前進および後進部材４の側面パネルの外側が滑
らかな湾曲する偏向表面を形成する。水流の残りの部分
は依然として第２図の矢印18により示されるように真っ
直ぐ後方に向けられている。
前進および後進部材４を反対方向に第２の偏向位置ま
で回動させることによりその前方セクション4aが第１図
に示される中立または非偏向位置から横方向外向きに移
動させられることになり、かつその後方セクション4b
が、そのスクープ型ジェット偏向部材が全体的にまたは
一部ノズル３の放出路のすぐ後ろにある位置に横方向に
内向きに移動させられることになる。したがって、水流
の一部がスクープ型部材によりとらえられかつ上に述べ
た態様で下向きかつ前向きに偏向させられる。
で回動させることによりその前方セクション4aが第１図
に示される中立または非偏向位置から横方向外向きに移
動させられることになり、かつその後方セクション4b
が、そのスクープ型ジェット偏向部材が全体的にまたは
一部ノズル３の放出路のすぐ後ろにある位置に横方向に
内向きに移動させられることになる。したがって、水流
の一部がスクープ型部材によりとらえられかつ上に述べ
た態様で下向きかつ前向きに偏向させられる。
第３図は前進および後進部材４および５の双方の第２
の偏向またはジェット後進位置に移動させられたところ
を示し、すなわち双方の前進および後進部材の後方セク
ション4bおよび5bが直接的に互いに隣接して位置しかつ
垂直中心面６に対して整列する。この位置で、２つの前
進および後進部材が一杯の水流を受けかつ船舶を真っ直
ぐ後ろ向きに移動させるためにこれを下向きかつ真っ直
ぐ前向きに偏向させる。
の偏向またはジェット後進位置に移動させられたところ
を示し、すなわち双方の前進および後進部材の後方セク
ション4bおよび5bが直接的に互いに隣接して位置しかつ
垂直中心面６に対して整列する。この位置で、２つの前
進および後進部材が一杯の水流を受けかつ船舶を真っ直
ぐ後ろ向きに移動させるためにこれを下向きかつ真っ直
ぐ前向きに偏向させる。
水流は、上および底壁の間の間隔を前方方向に閉める
側面パネル11の前方部分、ノズル３の上および底壁の横
方向の延長部分20および21および湾曲した前方壁22およ
び23によりノズル３の放出路から横方向に逃げることを
防止される。
側面パネル11の前方部分、ノズル３の上および底壁の横
方向の延長部分20および21および湾曲した前方壁22およ
び23によりノズル３の放出路から横方向に逃げることを
防止される。
第４図は第１図と同じ位置の前進および後進部材４を
示しかつその後方セクション5bが前進および後進部材４
の後方セクション4bに直接隣接してかつこれに並んで位
置する位置へ回動された他方の前進および後進部材５を
示す。２つの前進および後進部材がこれらの位置にある
場合、水流はまず横方向に偏向させられかつそれからの
船舶を施回させる間にこの船舶を後ろ向きに推進すべく
垂直中心面６に対して角度をつけて下向きかつ前向きに
偏向される。
示しかつその後方セクション5bが前進および後進部材４
の後方セクション4bに直接隣接してかつこれに並んで位
置する位置へ回動された他方の前進および後進部材５を
示す。２つの前進および後進部材がこれらの位置にある
場合、水流はまず横方向に偏向させられかつそれからの
船舶を施回させる間にこの船舶を後ろ向きに推進すべく
垂直中心面６に対して角度をつけて下向きかつ前向きに
偏向される。
当然のことながら、前進および後進部材４および５は
第１図に示される一方の位置と第２図ないし第４図に示
される他方の側方前進および後進位置との中間の位置ま
で回動させられ得る。
第１図に示される一方の位置と第２図ないし第４図に示
される他方の側方前進および後進位置との中間の位置ま
で回動させられ得る。
図示および上に記載された例示的実施例の幾つかの変
更は発明の範囲を逸脱することなく行なわれ得る。たと
えば、前進および後進部材４および５の側面パネルは、
少なくとも外側に、凹面に湾曲した垂直断面または輪郭
を有することが可能で、これにより第２図に示された側
方前進方推進モードにおける横方向に偏向された水流を
部分的に含むことになる。
更は発明の範囲を逸脱することなく行なわれ得る。たと
えば、前進および後進部材４および５の側面パネルは、
少なくとも外側に、凹面に湾曲した垂直断面または輪郭
を有することが可能で、これにより第２図に示された側
方前進方推進モードにおける横方向に偏向された水流を
部分的に含むことになる。
そのうえ、前進および後進部材４および５の後方セク
ション4bおよび5bは、側方前進逆進モードにおいて、前
進および後進部材の後方セクション4bおよび5bが部分的
に入れ子になるように形づくられることが可能で、入れ
子の程度は所望する回転の鋭さに依存する。
ション4bおよび5bは、側方前進逆進モードにおいて、前
進および後進部材の後方セクション4bおよび5bが部分的
に入れ子になるように形づくられることが可能で、入れ
子の程度は所望する回転の鋭さに依存する。
前進および後進部材４および５の後方セクション4bお
よび5bもまたペルトン（Pelton）ホィールバケットに類
似すべくかつ逆進モードの際に水流のより小さいまたは
大きい程度の横方向の偏向を弱めるべく修正され得る。
よび5bもまたペルトン（Pelton）ホィールバケットに類
似すべくかつ逆進モードの際に水流のより小さいまたは
大きい程度の横方向の偏向を弱めるべく修正され得る。
Claims (9)
- 【請求項１】船用ジェット推進ユニットのための前進お
よび後進システムであって、ユニットから後方に水流を
放出するための後ろ向きに延びる経路を規定する静止ジ
ェットノズル（３）をその後方端部に有し、 並んで位置しかつ非偏向位置から第１の偏向位置および
第２の偏向位置のいずれかへ、直立する軸の周りを対向
する方向に個別に回動可能な２つの細長い前進および後
進部材（４、５）を含み、 各前進および後進部材（４、５）が一般的に直立する側
面パネル（11）と、側面パネルに一般的に直交しかつそ
の後方部分がジェット後進スクープを形成する下向きか
つ前向きに湾曲された延長部分と合体する上面パネル
（１、２）とを含み、 各前進および後進部材（４、５）がその非偏向位置では
ノズル経路の後方に向けられた延長部分を形成しかつそ
のジェット後進スクープがノズル経路のすぐ後ろの領域
から横方向にオンセットされ、 各前進および後進部材（４、５）がその第１の偏向位置
においてはその側面パネル（11）の最も前の部分がノズ
ル経路内またはそのすぐ後ろに位置しかつ水流の一部を
横方向に外向きに偏向させるために後方にかつ横方向に
外向きに延び、かつ 各前進および後進部材（４、５）がその第２の偏向位置
においてはそのジェット後進スクープが少なくとも部分
的にノズル経路のすぐ後ろに位置し、水流の一部を下向
きかつ前向きに偏向させることを特徴とする、システ
ム。 - 【請求項２】前進および後進部材（４、５）がノズルの
垂直中心面（６）の両側にノズル（３）の後方端部によ
り支持される垂直ピボット（７）上での回転動作のため
に装着され、前進および後進部材（４、５）が垂直中心
面（６）においては各々が他方の鏡像になるように形状
決めされることを特徴とする請求項１に記載の前進およ
び後進システム。 - 【請求項３】各前進および後進部材（４、５）が回動軸
（７）のそれぞれ前方および後方に位置する前方セクシ
ョン（4a、5a）および後方セクション（4b、5b）を含
み、かつ側面パネル（11）が前方セクションおよび後方
セクション双方の上に延び、かつ上面パネル（12）が側
面パネル（11）の上部端縁から横方向に内向きに延びる
ことを特徴とする、請求項２に記載の前進および後進シ
ステム。 - 【請求項４】前方および後方セクション（4a、5a;4b、5
b）が平面図で見た場合鈍角を含みかつ前進および後進
部材（４、５）の双方が不活性位置にあるとき、後方セ
クション（4b、5b）が後方に分岐することを特徴とす
る、請求項３に記載のシステム。 - 【請求項５】ノズル（３）が実質的に矩形の断面を有し
かつ前進および後進部材（４、５）のそれぞれと関連す
る水平上壁（3a）と垂直側壁（3b、3c）とを含み、各前
進および後進部材（４、５）がその非偏向位置において
は、その側面パネル（11）の前記最も前の部分が、関連
するノズルの側壁（3a、3b）と一般的に整列しておりか
つノズル（３）に設けられた横方向の開口を遮り、かつ
上面パネル（12）が少なくとも関連する回動軸（７）に
接近する領域では上水平ノズル壁（3a）に実質的に並行
にかつ接近して配置されることを特徴とする、請求項３
または４に記載のシステム。 - 【請求項６】２つの前進および後進部材（４、５）が、
それらの後方セクション（4b、5b）が、互いに近接して
配置された上面パネル（12）の対面する端縁と実質的に
並行であり、かつ前進および後進部材（４、５）の後方
セクションが水流の実質的にすべてを収容しかつこれを
下向きかつ前向きに偏向するように、側壁（11）の前記
最も前の部分がそれぞれの関連するノズルの側壁（3b、
3c）と整列しまたはこれらから横方向に外向きにオフセ
ットされる位置まで回動可能であることを特徴とする、
請求項４および５に記載のシステム。 - 【請求項７】ノズル（３）がさらに底壁を含みかつノズ
ル（３）の上および底壁が、前進および後進部材（４、
５）の前方セクション（4a、5a）がその上をノズル側壁
（3b、3c）から横方向に外向きに移動可能である領域の
上に、対向する方向に横方向に外向きに延びる１対の延
長部分（20、21）を含むことを特徴とする、請求項６に
記載のシステム。 - 【請求項８】１対の前方壁（22、23）が前記横方向の開
口の前方端縁のノズル側壁（3a、3b）のそれぞれから横
方向外向きに、前進および後進部材（４、５）の前方セ
クション（4a、5a）がノズル側壁（3b、3c）から横方向
外向きにその上を移動可能である領域の上に延び、これ
により前方壁（22、23）が前記領域上の延長部分（20、
21）の間の空隙を閉じることを特徴とする、請求項７に
記載のシステム。 - 【請求項９】ジェット後進スクープがペルトンホィール
バケットのように形状化されていることを特徴とする、
請求項１ないし８のいずれかに記載のシステム。
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