JP2934061B2 - モザイク処理装置 - Google Patents

モザイク処理装置

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JP2934061B2 JP18652791A JP18652791A JP2934061B2 JP 2934061 B2 JP2934061 B2 JP 2934061B2 JP 18652791 A JP18652791 A JP 18652791A JP 18652791 A JP18652791 A JP 18652791A JP 2934061 B2 JP2934061 B2 JP 2934061B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル複写機等に装
備される直列的に入力するデジタル画像データに対し所
定の処理加工を施してモザイク画像データを形成するモ
ザイク処理装置に関し、特に1画像中に複数サイズのモ
ザイク画像が混在する画像データをリアルタイムに形成
するモザイク処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近はデジタルカラー複写機,デジタル
カラー印刷機等の電子画像記録手段においては、原稿像
を用紙上に極めて忠実に再現しようとする要請が高まり
つつあり、その代表的なものの一つとしてモザイク画像
を挙げることができる。従来、モザイク画像を形成する
方法としては、原稿像を一定寸法の多数の矩形状領域
(以下「単位ブロック」と記す)に分割して該ブロック
内に代表点を定め、この代表点の色彩・濃度により単位
ブロックの全面積のそれを置換するものが一般的であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の製版用トータル
スキャナやDTP(Desk Top Publishing)等のモザイク
機能(モザイク画像を形成する機能)では、全原稿像の
画像データを大規模のフレームメモリ(2次元的画像メ
モリ)内に一旦貯蔵し、内蔵のCPUによる複雑な演算
を経て、各単位ブロック内の代表点を正確に定めてい
た。このため装置も大型化して高価となり、更にデータ
に対するリアタイム処理が不可能となる問題点があっ
た。
【0004】上記に鑑みてなされた装置として、2系統
のラインメモリを備え、これを交互に使用し、ライン読
出し時に単位ブロック内に相当するデータを置換しなが
ら送出して(同一データを繰返して送出して)リアルタ
イムにモザイク画像を形成するデジタル画像処理装置
(特開平3-65873号)が提案されているが、1画像中に
1種類のモザイクサイズしか形成できないという欠点が
ある。
【0005】本発明は、リアルタイムにかつ1画像中に
複数種類のサイズのモザイク画像を有するモザイク画像
データを形成することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明のモザイク処
理装置は、画像を主走査方向および副走査方向に画素区
分した画素単位の順次入力される原画情報を、ラインデ
−タ遅延手段(901,902)および画素デ−タ遅延手段(903
〜906)を介して、隣接複数画素(A〜E)につき同時に得
て、画素間の濃度差を検出する濃度変化検出手段(70
1);主走査方向と副走査方向の少くとも一方が複数画素
の画素マトリクスのサイズを指定するサイズ情報を、前
記濃度差に対応して発生するサイズ情報発生手段(70
2);前記サイズ情報を順次に読込み記憶情報を順次に読
出すサイズ情報記憶手段(703);および、前記原画情報
を交互に1ライン分ずつ貯蔵する2系統のメモリ(301,3
02),変換画情報を保持するための1ラインデ−タ遅延
手段(110)、および、これらのメモリ(301,302)および遅
延手段(110)の情報を選択出力する手段(109)を含み、こ
れらを用いて前記サイズ情報記憶手段(703)から読出し
たサイズ情報が指定するサイズの画素マトリクス区分
で、該画素マトリクスを構成する各画素の原画情報を、
該画素マトリクスを代表する画情報に変換し、前記原画
情報の順次入力と並行して順次出力する画情報変換手段
(704);を備える。なお、理解を容易にするためにカッ
コ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号
又は対応事項を、参考までに付記した。
【0007】また第2の発明のモザイク処理装置は、情
報内容がランダムなサイズ情報を発生するランダム情報
発生手段(801);主走査方向と副走査方向の少くとも一
方が複数画素の画素マトリクスのサイズを、前記サイズ
情報に対応して設定するサイズ設定手段(703,704);お
よび、該サイズ設定手段(703,704)が設定したサイズの
画素マトリクス区分で、該画素マトリクスを構成する各
画素の原画情報を、該画素マトリクスを代表する画情報
に変換する画情報変換手段(704);を備える。
【0008】さらに第3の発明のモザイク処理装置は、
画像を主走査方向および副走査方向に画素区分した画素
単位の原画情報の、画素間の濃度差を検出する濃度変化
検出手段;主走査方向と副走査方向の少くとも一方が複
数画素の画素マトリクスのサイズを指定する第1サイズ
情報を、前記濃度差に対応して発生する第1サイズ情報
発生手段(701);情報内容がランダムな第2サイズ情報
を発生するランダム情報発生手段(801);第1サイズ情
報と第2サイズ情報の一方を選択するサイズ情報選択手
段(802);主走査方向と副走査方向の少くとも一方が複
数画素の画素マトリクスのサイズを、前記サイズ情報選
択手段が選択したサイズ情報に対応して設定するサイズ
設定手段(703,704);および、該サイズ設定手段(703,70
4)が設定したサイズの画素マトリクス区分で、該画素マ
トリクスを構成する各画素の原画情報を、該画素マトリ
クスを代表する画情報に変換する画情報変換手段(70
4);を備える。
【0009】
【作用】第1の発明によれば、サイズ情報記憶手段(70
3)が、原画情報の画素間の濃度差に対応して発生する
イズ情報を順次に読込み記憶情報を順次に読出し、画情
報変換手段(704)が、サイズ情報記憶手段(703)から読出
したサイズ情報が指定するサイズの画素マトリクス区分
で、該画素マトリクスを構成する各画素の原画情報を、
該画素マトリクスを代表する画情報に変換し、原画情報
の順次入力と並行して順次出力する。従って原画情報の
画素間濃度の変化に基づいて画素マトリクスサイズを選
択するが、本発明の好ましい実施例では、変化分の大き
い箇所では小さいマトリクスサイズを、また変化分の小
さい箇所では大きいマトリクスサイズを選択するので、
異なるマトリクスサイズが混在した変化に富んだ独特の
画情報が再生できる。画像のエッジ部分や文字画像部分
では変化分が大きく、小さいマトリクスサイズが選ばれ
るので、これらの部分は比較的原稿に近い形状,濃度で
画情報が得られる。濃度変化検出手段(701)が、順次入
力される原画情報を、ラインデ−タ遅延手段(901,902)
および画素デ−タ遅延手段(903〜906)を介して、隣接複
数画素(A〜E)につき同時に得て、画素間の濃度差を検出
し、画情報変換手段(704)が、変換した画情報を、原画
情報の順次入力と並行して順次出力するので、リアルタ
イムでモザイク画像デ−タが形成される。したがって、
特に大規模なフレームメモリや複雑な演算によることな
く、リアルタイムにマトリクス画像を形成することがで
き、デジタル複写機等に効果的に適用できる。
【0010】また第2の発明によれば、サイズ設定手段
(703,704)が、情報内容がランダムなサイズ情報に対応
して、主走査方向と副走査方向の少くとも一方が複数画
素の画素マトリクスのサイズを設定し、また画情報変換
手段(704)が、該サイズ設定手段(703,704)が設定したサ
イズの画素マトリクス区分で、該画素マトリクスを構成
する各画素の原画情報を、該画素マトリクスを代表する
画情報に変換する。従って、1画像中にランダムに複数
種類のマトリクスサイズの混在する画情報を形成でき、
再生画像に特殊なデザイン効果を生む。また同一原稿に
対しても、処理毎にランダムにマトリクスサイズが選択
されるので、再生画情報が同一にならないという特徴を
持つ。
【0011】さらに第3の発明によれば、サイズ情報選
択手段(802)が、画素間の濃度差に対応して発生する前
記サイズ情報に対応した画素マトリクスサイズ情報と情
報内容がランダムなサイズ情報の一方を選択する。また
サイズ設定手段(703,704)が、主走査方向と副走査方向
の少くとも一方が複数画素の画素マトリクスのサイズ
を、前記サイズ情報選択手段が選択したサイズ情報に対
応して設定し、さらに、画情報変換手段(704)が、サイ
ズ設定手段(703,704)が設定したサイズの画素マトリク
ス区分で、該画素マトリクスを構成する各画素の原画情
報を、該画素マトリクスを代表する画情報に変換する。
従って、第1の発明および第2の発明により得られるそ
れぞれの効果をその時々の状況に応じて選択して得るこ
とができる。本発明の他の目的および特徴は図面を参照
した以下の実施例の説明により明らかになろう。
【0012】
【実施例】図1は本発明のモザイク処理を行なう画像処
理装置を装備した電子画像プリント装置の構成概略を示
すブロック図で、原稿像を走査しながらデジタルデータ
として読み取る画像読取装置1と、前記画像データに所
定の処理・加工を施す画像処理装置2と、該画像処理装
置2より供給される画像データを転写紙上にプリントす
る画像記録装置3とにより構成されている。なお、画像
処理装置2は画像処理を行なう画像処理部2aと、画像
処理に関する操作指示を入力する操作部2cと、画像処
理部2aおよび操作部2cを制御する制御部2bと、に
より構成されている。
【0013】図2は画像処理部2aの構成を示すブロッ
ク図であり、画像処理部2aは、変化分検出器701、
デコーダ702、ラッチ703、および処理回路704
により構成される。また、図3に変化分検出器701の
構成を、図4にラッチ703の構成を、図5に処理回路
704の構成を、それぞれ示す。以下に、図2,図3,
図4,および図5を参照して画像処理部2aの動作を説
明する。
【0014】図5に示す処理回路704において、30
1及び302は夫々第1及び第2系統用メモリで、夫々
に主走査方向の1ライン分の画像データを貯蔵する機能
をもち、メモリの一方に画像データを書き込み中は、他
の一方からは画像データの読出しが行なわれる。即ち、
第1,第2系統用メモリ301及び302は交互に交換
しながら書込み及び読出しの機能を果たす。101,1
02は夫々第1,第2系統用の入力レジスタで、夫々第
1,第2系統用メモリ301,302へ出力する。20
1は画素クロック(以下「CLK」と記す)に応答して
第1,第2系統用メモリ301,302の書込みアドレ
スを計算する書込みアドレスカウンタ、同様に202は
読出しアドレスを計算する読出しアドレスカウンタであ
る。103,104は夫々第1,第2系統用書込アドレ
スバッファ、502は読出アドレスカウンタ202の出
力値を所定回数ごとに間引いて抽出する(以下「サンプ
ル」するという)読出アドレス変換部である。また、1
07,108は夫々第1,第2系統用レジスタ、109
は107,108より読出値の何れか一方を選択して次
工程(この場合は図1に示す画像記録装置3)へ供給す
るセレクタである。また402は画像処理部2a全体の
動作を規制するメモリ制御部である。
【0015】最初にモザイク機能を解除した場合(通常
の画像記録の場合)の動作を説明する。このときは読出
しアドレス変換部502の機能は解除され、読出アドレ
スカウンタ202の出力はそのまま第1,第2系統用読
出アドレスバッファ105,106へ入力する。前述し
た通り、第1系統用メモリ301へデータの書込進行中
の場合は、第2系等用メモリ302より既に貯蔵されて
いるデータの読出しが行なわれ、またその機能は所定期
間ごとに交換するので、以下これらの両系統の動作を並
行的に説明する。
【0016】原画像は1ライン分ずつ画像読取装置(図
1の1)によりデジタルデータとして読取られ、入力レ
ジスタ101(102)を経由してメモリ301(30
2)に順次貯蔵される。1画素分のデータが貯蔵される
ごとに書込みアドレスカウンタ201は1カウントし、
書込みアドレスバッファ103(104)を経由して計
算値(読出アドレス)をメモリ301(302)に送
り、301(302)の書込みアドレスは1番地ずつ前
進する。
【0017】これと並行してメモリ302(301)で
は、データの読出しが行なわれる。すなわち、読出アド
レスカウンタ202は、書込みアドレスカウンタ201
と同様に、CLKパルスに応答してカウント動作を繰り
返し、その計算値は読出バッファ502(機能停止中)
をそのまま通過し、読出アドレスバッファ106(10
5)を経過してメモリ302(301)へ伝達される。
従って、メモリ302(301)よりのデータ読出しア
ドレスは1番地ずつ前進する。これによりメモリ302
(301)へのデータの書込みと並行して、メモリ30
2(301)よりのデータの読出しが行なわれる。
【0018】メモリ302(301)より1画素分ずつ
読みだされたデータは出力レジスタ108(107)を
経由し、更にセレクタ109を経由して次工程(画像記
録装置3)へ向けて出力される。セレクタ109はメモ
リ302(301)からデータが読出されているときは
出力レジスタ108(107)を選択する。1ライン分
のデータの読出しが終了すると、セレクタ109は切り
替わり、出力レジスタ107(108)を選択する。
【0019】上述の全動作はメモリ制御部402より各
部へ向けて出力される制御信号により制御される。ま
た、この動作のタイミングチャートは図14の上段
((1)を付加した部分)に示す通りである。
【0020】次にモザイク処理について、まずモザイク
サイズ信号の形成について説明する。図3において画像
データは、変化分検出器701の1ラインデータ遅延回
路901において1ライン分のデータ遅延がなされる。
さらに遅延されたデータは1ラインデータ遅延回路90
2において1ライン分のデータ遅延がなされる。これに
よりに3ライン分のデータを同時に得ることができる。
また以上の3ラインのデータは1画素データ遅延回路9
03,904,905により1画素のデータ遅延がなさ
れ、さらに3ラインの内、中心のラインはデータ遅延回
路906により再度1画素のデータ遅延がなされる。以
上により、1画素データ遅延回路904の出力画素Aに
対して、上下左右の画素を同度時に得ることができる。
図6は画素データで、図3に示す出力A,B,C,D,
Eの位置関系を示すものである。画像データは8ビット
256階調の濃度情報を持つ信号であり、対象画素をA
とした場合に検出器907が、BとCの差、DとEとの
差を検出し、どちらか大きい値の方を変化分aとして出
力する。なお、変化分aも8ビット256階調の濃度情
報を持つ信号である。このように変化分検出器701に
おいては、対象画素の、隣接する上下左右の画素に対す
る濃度変化分を検出する。
【0021】変化分検出器701により検出された変化
分aはデコーダ702(図2)に入力される。デコーダ
702はaをアドレス、bをデータとするROMで構成
されており、変化分aの値に応じて図7に示すように、
b=0またはb=1またはb=2またはb=3を出力す
る。すなわちbの値が画像データの変化分の代表値(ラ
ンク)となる。bは0〜3の値であるので2ビットで表
現される。
【0022】ラッチ703(図2,図4)は、図8に示
すように32×32画素の矩形領域から成るブロックの
X=1,Y=1に該当する画素のタイミングで信号bを
メモリ40に書込む。またY=1〜32の間、X=1
のタイミングで、メモリ40に書込んだ信号bを順次
読出し、2ビットのブロックサイズ信号BS(BS0,
BS1)とする。BS0,BS1は信号bの出力タイミ
ングが調整された信号であるので、値は図7に示すよう
に信号bのそのままの値である。すなわち、ラッチ70
3は32×32画素ブロック毎に1回だけ対応する画素
の変化分を取り込む動作を行ない、32画素分をライン
走査する間、各ラインの32画素毎にBS信号を出力す
る。この実施例では、モザイクサイズを32×32画素
を基本サイズとし、このサイズを2の2i乗(i=1,
2,3)個に分割した合計4種類の大きさのモザイクサ
イズを発生する。
【0023】次にモザイクサイズ信号BSを使用して、
モザイクパターンを得る場合について説明する。図5に
示す処理回路において、読出アドレス変換部502は、
BS信号により決められた画素数N(N=4,8,1
6,32)をカウントするごとに読出アドレスカウンタ
202の計数値を取り込む。換言すれば、読出しアドレ
ス変換部502は読出しアドレスカウンタ202の計数
値をN番地おきにサンプルし、読出アドレスバッファ1
06(105)を経由してN回繰返して同一番地の画像
データが読出される。BS信号は32画素毎に到来する
ので、32画素毎にNの値を変化させ、上述の動作を繰
返す。以上により主走査方向1ラインの読出しが行なわ
れる。読出されたデータはレジスタ108(107)及
びセレクタ109を経由して画像記録装置3へ向けて出
力される。なお、この際に出力した1ライン分のデータ
は順次、1ライン遅延回路110に取り込まれる。
【0024】1ライン分のデータ処理(読出し)が終了
してもメモリ301,302の書込/読出動作の切替は
行なわず、メモリ302(301)から再びデータを読
出す。この間、メモリ301(302)には原稿像の次
のラインデータが書込まれる(旧データは消去され
る)。以下この操作を(副走査方向に4画素分)繰り返
す。すなわち、メモリ301(302)には副走査方向
に5画素目のデータが貯蔵され、1ライン遅延回路11
0は副走査方向に4画素目のラインデータの出力状態と
なる。ここで、メモリ301,302の書込/読出操作
の切替を行ない、副走査方向に5画素目のデータ読出し
を開始する。この時BS信号により決められたNの値が
5より小さい場合、すなわちN=4である場合はメモリ
301(302)から上述と同様にデータの読出しが行
なわれるが、N=8,16,32の場合は1ライン遅延
回路110よりデータが順次読出される。なお、メモリ
301(302)と1ライン遅延回路110の切替えは
セレクタ109が行なう。モザイクサイズの違いによ
り、1ライン上に前ラインのデータをそのまま読出すと
ころと、サンプルデータを更新して読出すところが混在
するためにセレクタ109による切替えが必要となる。
以上の操作を副走査方向に4画素分繰返す。
【0025】同様に、副走査方向に9画素目を操作する
際にはBS信号により決められたNの値が9より小さい
場合、すなわちN=4,8である場合はメモリ302
(301)から上述と同様にデータの読出しが行なわれ
るが、N=16,32の場合は1ライン遅延回路110
よりデータが順次読出される。
【0026】また、副走査方向に17画素目を操作する
際にはBS信号により決められたNの値が17より小さ
い場合、すなわちN=4,8,16である場合はメモリ
301(302)から上述と同様にデータの読出しが行
なわれるが、N=32の場合は1ライン遅延回路110
よりデータが順次読出される。
【0027】以上のように副走査方向に4画素毎にメモ
リ301および302を切替え、次の任意のM番目(M
画素目)操作の際は、Mの値がBS信号により決められ
たNの値が小さければ、メモリ301(302)から上
述と同様にデータの読出しが行なわれるが、Nの値が大
きければ1ライン遅延回路110よりデータが順次読出
される。この操作は副走査方向に32画素を1組の操作
として繰返される((32×n+1:n=正の整数)画
素目は副走査方向に1画素目と考える)。
【0028】以上のようにメモリの切替操作(副走査方
向の制御)を行ないながら同時に主走査方向に対しても
上述した処理を続けることにより、図9に示すように、
32×32画素のブロックごとに4種類のサイズの異な
るモザイク画像を形成することができる。なお、例えば
4×4画素のモザイクを形成する際の動作のタイミング
チャートは図14の下段((2)を付した部分)及び図1
5に示す通りである。
【0029】以下に図5に示す処理回路に実際に用いた
ロジックについて説明する。まず、図10は、図5に示
す読出しアドレスカウンタ202の要部を示すもので、
704は13ビットのカウンタ、CLKは画素クロッ
ク、LSYNCにオバーラインを付加したものは同期信
号をそれぞれ示す。
【0030】また図11は、図5に示すメモリ制御部4
02中の、ブロックサイズの副走査方向の制御のための
5ビットのカウンタ705を示す。信号FGは1画素分
の画像データ入力中はレベル“1”で、その以外の期間
では“0”である。Y2の信号をメモリ301,302
に読出し/書込みのトグル動作を制御する信号RWとし
て用いることにより、4画素毎にメモリ301および3
02のトグル動作を制御する。
【0031】図12は、図5に示すアドレス変換部50
2の要部を示すもので、読出アドレスX0〜X12の
内、下位アドレスX0〜X4をX0′〜X4′に変換す
るもので、この変換によりモザイクサイズの主走査方向
の大きさを制御する。707はセレクタで、S0=
“0”,S0=“1”ならばYi=Ai(i=0,1,
2)に、S0=“1”,S0=“0”ならばYi=Bi
に、S0=“0”,S0=“1”ならばYi=Ciに、
S0=“1”,S0=“1”ならばYi=Diになる。
したがって例えば、BS=1の場合はX0′〜X3′=
0,X4′=X4となり、これは16画素毎に読出しア
ドレスが一気に16だけ歩進され、またBS=4の場合
はX0′〜X1′=0,X2′〜X4′=X2〜X4と
なり、これは4画素毎に読出しアドレスが一気に4だけ
歩進することになる。これによってモザイクサイズの主
走査方向サイズが制御されることになる。
【0032】図13は、モザイクサイズを選択切替した
場合の出力画像でのモザイクパターンを示すもので、図
に示すように4種類の大きさのモザイクサイズが1画像
中に混在した画像が得られる。特に画像データの変化の
激しい部分では小さいモザイクパターンが選択され、逆
に変化の少ない部分では大きいモザイクパターンが選択
されるので、単純にモザイクパターン化する場合に比較
して、画像のエッジ部や画像中の文字画像部分等は小さ
目のモザイクパターンが選択され、文字が判読し易い等
の独特の効果が得られる。
【0033】図16は、図2に示す画像処理部2aの別
の例を示す実施例であり、ブロックサイズ信号BSを疑
似的にランダムに発生するものである。801は4ビッ
トシフトレジスタである。画像データは画像読取装置1
で読取ったアナログ信号を画素毎に8ビット256階調
でA/D変換し量子化したもの(LSB)であり、この
LSBは原稿画像の濃淡にはほとんど依存せず、照明光
学系や読取回路系のノイズ成分に依存しているために疑
似的なランダム信号としての効果がある。シフトレジス
タ801により2画素隔てた2つの画素のそれぞれのL
SBの組合わせにより、2ビットのランダム数を得てい
る。ラッチ703は図2に示す例と同様の構成および動
作であり、32×32画素のブロックでのブロックサイ
ズ信号BS(BS0,BS1)を発生する。なお、処理
回路704についても図2に示す例と同様である。
【0034】このようにランダムにBSを発生すること
により、1画像中にランダムに4種類のモザイクサイズ
を混在させることができ、再生画像に特殊なデザイン効
果を生んだり、また同一原稿の場合でも読取り,画像処
理,再生毎に異なるモザイク配置の画像が得られる等の
効果がある。
【0035】図17は、セレクタ802により2種類の
ブロックサイズ信号BSA,BSBから1つをセレクト
して最終的なブロックセレクト信号BSを発生するもの
であり、701,702は図2に示す例と同様の構成
で、801は図16に示す例と同様の構成である。すな
わち、2種類のブロック信号の発生源を有し、これをセ
レクタ802により切替える。セククタ802の切替え
を行なうためのセレクト信号SELは装置の操作部2c
(図1)からの入力指示に基づいて制御部2bが発生す
る。図中のラッチ703および処理回路704も図2に
示す例と同様のものである。従って、操作部2cに選択
指示を入力することにより、図2に示す画像処理部によ
り形成される画像データと図16に示す画像処理部によ
り形成される画像データの、いずれか一方を選択して得
ることができる。
【0036】以上のように、本発明に係るモザイク処理
について説明したが、この装置に入力する画像データは
原稿面より読み取られた直後のものに限られていたもの
でもよく、またファクシミリ装置のように遠隔の地から
伝送されてきたものであってもよい。すなわち、本発明
のデジタル画像処理装置は電子画像記録手段全般に広く
適用可能である。
【0037】また、実現手段としての回路図も実施例に
限らず、種々変形が可能である。さらに、モザイクの大
きさ,種類も実施例に限らず変形が可能であるし、モザ
イクサイズの情報の切り替えも図17に示す例に限らず
変形が可能である。例えば、画像中の複写領域と文字領
域とを画像データの特徴から自動的に領域判別する技術
が種々公知であるが、この技術を応用することにより複
写領域のみモザイク画像モードとしたり、あるいは写真
領域と文字領域とでモザイクサイズを切り替える等の応
用も可能である。
【0038】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、サイ
ズ情報記憶手段(703)が、原画情報の画素間の濃度差に
対応して発生するサイズ情報を順次に読込み記憶情報を
順次に読出し、画情報変換手段(704)が、サイズ情報記
憶手段(703)から読出したサイズ情報が指定するサイズ
の画素マトリクス区分で、該画素マトリクスを構成する
各画素の原画情報を、該画素マトリクスを代表する画情
報に変換し、原画情報の順次入力と並行して順次出力
る。従って1画像中に複数種類のサイズのモザイク画像
を有するモザイク画像デ−タが形成される。 濃度変化検
出手段(701)が、順次入力される原画情報を、ラインデ
−タ遅延手段(901,902)および画素デ−タ遅延手段(903
〜906)を介して、隣接複数画素(A〜E)につき同時に得
て、画素間の濃度差を検出し、画情報変換手段(704)
が、変換した画情報を、原画情報の順次入力と並行して
順次出力するので、リアルタイムでモザイク画像デ−タ
が形成される。したがって、特に大規模なフレームメモ
リや複雑な演算によることなく、リアルタイムにマトリ
クス画像を形成することができ、デジタル複写機等に効
果的に適用できる。
【0039】また第2の発明によれば、サイズ設定手段
(703,704)が、情報内容がランダムなサイズ情報に対応
して、主走査方向と副走査方向の少くとも一方が複数画
素の画素マトリクスのサイズを設定し、また画情報変換
手段(704)が、該サイズ設定手段(703,704)が設定したサ
イズの画素マトリクス区分で、該画素マトリクスを構成
する各画素の原画情報を、該画素マトリクスを代表する
画情報に変換する。従って、1画像中にランダムに複数
種類のマトリクスサイズの混在する画情報を形成でき、
再生画像に特殊なデザイン効果を生む。また同一原稿に
対しても、処理毎にランダムにマトリクスサイズが選択
されるので、再生画情報が同一にならないという特徴を
持つ。
【0040】さらに第3の発明によれば、サイズ情報選
択手段(802)が、画素間の濃度差に対応して発生する前
記サイズ情報に対応した画素マトリクスサイズ情報と情
報内容がランダムなサイズ情報の一方を選択する。また
サイズ設定手段(703,704)が、主走査方向と副走査方向
の少くとも一方が複数画素の画素マトリクスのサイズ
を、前記サイズ情報選択手段が選択したサイズ情報に対
応して設定し、さらに、画情報変換手段(704)が、サイ
ズ設定手段(703,704)が設定したサイズの画素マトリク
ス区分で、該画素マトリクスを構成する各画素の原画情
報を、該画素マトリクスを代表する画情報に変換する。
従って、第1の発明および第2の発明により得られるそ
れぞれの効果をその時々の状況に応じて選択して得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のモザイク処理を実行する画像処理装
置を装備した電子画像プリント装置の構成概略を示すブ
ロック図である。
【図2】 図1に示す画像処理部2aの構成概略の一例
を示すブロック図である。
【図3】 図2に示す変化分検出器701の構成を示す
ブロック図である。
【図4】 図2に示すラッチ703の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】 図2に示す処理回路704の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】 画像データの一例を示すブロック図であり、
画像データの変化分の検出を説明するためのものであ
る。
【図7】 図2に示す、ROMで構成されるデコーダ7
02の、アドレスaおよびデータbに対する出力の関係
を示すビットアサイン図である。
【図8】 32×32画素の矩形領域から成るモザイク
の一例を示すブロック図である。
【図9】 モザイクサイズを選択切替した場合の出力画
像でのモザイクパターンを示すブロック図である。
【図10】 図5に示す読出しアドレスカウンタ202
の要部の構成を示すブロック図である。
【図11】 図5に示すメモリ制御部402中の、ブロ
ックサイズの副走査方向の制御のための5ビットのカウ
ンタ(出力のY2によりメモリ301,302の読出し
/書込みのトグル動作を制御するカウンタ)を示すブロ
ック図である。
【図12】 図5に示すアドレス変換部502に備わる
セレクタを示すブロック図である。
【図13】 本発明により得られるモザイクパターンの
一例を示す平面図である。
【図14】 通常の画像形成時および4×4画素のモザ
イク画像形成時の図5に示す各部の動作タイミングを示
すタイムチャートである。
【図15】 4×4画素のモザイク画像形成時の図5に
示す各部の動作タイミングを示すタイムチャートであ
る。
【図16】 図2に示す画像処理部2aと別の例の構成
概略を示すブロック図であり、ブロックサイズ信号BS
を疑似的にランダムに発生させる構成を示すものであ
る。
【図17】 図2および図16に示す画像処理部2aと
さらに別の例の構成概略を示すブロック図であり、2種
類のブロックサイズ信号BSA,BSBから1つをセレ
クトしてモザイク画像を得る構成である。
【符号の説明】
1:画像読取装置 2:画像処
理装置 2a:画像処理部 2b:制御
部 2c:操作部 3:画像記
録装置 101:第1系統用の入力レジスタ 102:第1系
統用の入力レジスタ 103:第1系統用書込アドレスバッアァ 104:第2系統用書込アドレスバッアァ 105:第1系統用読出アドレスバッアァ 106:第2系統用読出アドレスバッアァ 107:第1系統用出力レジスタ 108:第2系
統用の出力レジスタ 109:セレクタ 201:書込アドレスカウンタ 202:読出ア
ドレスカウンタ 203:副走査方向アドレスカウンタ 301:第1系統用メモリ 302:第2系
統用メモリ 401:出力レジスタ制御部 402:メモリ
制御部 502:読出アドレス変換部 701:変化分検出器(濃度変化検出手段) 702:デコーダ(サイズ情報発生手段,第1サイズ情
報発生手段) 703:ラッチ 704:処理回
路 (703,704:サイズ設定手段,704:画情報変
換手段) 705,706:カウンタ 707:セレク
タ 801:シフトレジスタ(ランダム情報発生手段,第2
サイズ情報発生手段) 802:セレクタ(サイズ情報選択手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を主走査方向および副走査方向に画素
    区分した画素単位の順次入力される原画情報を、ライン
    デ−タ遅延手段および画素デ−タ遅延手段を介して、隣
    接複数画素につき同時に得て、画素間の濃度差を検出す
    る濃度変化検出手段; 主走査方向と副走査方向の少くとも一方が複数画素の画
    素マトリクスのサイズを指定するサイズ情報を、前記濃
    度差に対応して発生するサイズ情報発生手段;前記サイズ情報を順次に読込み記憶情報を順次に読出す
    サイズ情報記憶手段; および、前記原画情報を交互に1ライン分ずつ貯蔵する2系統の
    メモリ,変換画情報を保持するための1ラインデ−タ遅
    延手段、および、これらのメモリおよび遅延手段の情報
    を選択出力する手段を含み、これらを用いて前記サイズ
    情報記憶手段から読出したサイズ情報が指定する サイズ
    の画素マトリクス区分で、該画素マトリクスを構成する
    各画素の原画情報を、該画素マトリクスを代表する画情
    報に変換し、前記原画情報の順次入力と並行して順次出
    力する画情報変換手段; を備えるモザイク処理装置。
  2. 【請求項2】情報内容がランダムなサイズ情報を発生す
    るランダム情報発生手段;主走査方向と副走査方向の少
    くとも一方が複数画素の画素マトリクスのサイズを、前
    記サイズ情報に対応して設定するサイズ設定手段;およ
    び、 該サイズ設定手段が設定したサイズの画素マトリクス区
    分で、該画素マトリクスを構成する各画素の原画情報
    を、該画素マトリクスを代表する画情報に変換する画情
    報変換手段;を備えるモザイク処理装置。
  3. 【請求項3】画像を主走査方向および副走査方向に画素
    区分した画素単位の原画情報の、画素間の濃度差を検出
    する濃度変化検出手段;主走査方向と副走査方向の少く
    とも一方が複数画素の画素マトリクスのサイズを指定す
    る第1サイズ情報を、前記濃度差に対応して発生する第
    1サイズ情報発生手段;情報内容がランダムな第2サイ
    ズ情報を発生するランダム情報発生手段;第1サイズ情
    報と第2サイズ情報の一方を選択するサイズ情報選択手
    段;主走査方向と副走査方向の少くとも一方が複数画素
    の画素マトリクスのサイズを、前記サイズ情報選択手段
    が選択したサイズ情報に対応して設定するサイズ設定手
    段;および、 該サイズ設定手段が設定したサイズの画素マトリクス区
    分で、該画素マトリクスを構成する各画素の原画情報
    を、該画素マトリクスを代表する画情報に変換する画情
    報変換手段;を備えるモザイク処理装置。
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