JP2934039B2 - 複数ロードモジュール保護方式 - Google Patents

複数ロードモジュール保護方式

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JP2934039B2
JP2934039B2 JP3055298A JP5529891A JP2934039B2 JP 2934039 B2 JP2934039 B2 JP 2934039B2 JP 3055298 A JP3055298 A JP 3055298A JP 5529891 A JP5529891 A JP 5529891A JP 2934039 B2 JP2934039 B2 JP 2934039B2
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哲男 藤本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数ロードモジュール
の主記憶上における保護を行う複数ロードモジュール保
護方式であって、複数モジュール構成ロードモジュール
を主記憶に展開したときの保護を図る複数ロードジュー
ル保護方式に関するものである。複数モジュール構成ロ
ードモジュールは、プロテクト可能モジュールとプロテ
クト不可能モジュールとが混在している影響でハードウ
ェアのプロテクト機能の適用ができなくなっており、か
つ主記憶内のプログラム配置が低位アドレスに相当する
ため、領域破壊の影響を受け易い位置に存在する。この
ため、他のプログラムの誤りによって、ロードモジュー
ル全体のプログラム領域がいつでも破壊される可能性が
ある。そこで、このように構成されているプログラムに
おいてもプロテクト(記憶保護)化が要求されている。
【0002】
【従来の技術】従来、主記憶保護領域は、ページ単位や
セグメント単位などがプロテクトのブロック単位である
ため、複数モジュール構成ロードモジュールの場合に
は、図4のに示すように、プロテクト対象モジュール
群内にダミーモジュールを登録し、プロテクト境界を調
整して主記憶常駐プログラム域にローディングすること
が一般的に考えられる。また、図4のに示すように、
主記憶に展開するロードモジュール単位(大きさ)から
主記憶上にそのプロテクト範囲を決定してその範囲に対
象とする単体のロードモジュールをローディングするこ
とが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、ペー
ジ単位やセグメント単位などのプロテクトのブロック単
位に保護領域を決定する必要があるため、複数モジュー
ル構成ロードモジュールはプロテクト可能なロードモジ
ュールと不可能なロードモジュールに分ける必要があ
る。しかし、OSの核の一部として存在するロードモジ
ュール(主記憶常駐ロードモジュール)はシステムの効
率的な制御を行う上でロードモジュール内における個々
のロードモジュールと密接な連携を持っており、ロード
モジュール内に定義してあるアドレス定義の決定におい
て、関連ロードモジュールの処理能力を低下させるとい
う問題があり、ロードモジュールをプロテクト可能なロ
ードモジュールとプトテクト不可能なロードモジュール
の2つに分けることができない。また、OSの核となる
ロードモジュールの全体規模が大きく、主記憶上の配置
においても比較的に低位アドレスに配置されるため、他
のプログラムの誤動作による領域破壊の影響を受け易
く、複数モジュール構成ロードモジュールを何らかの保
護が必要とされている。
【0004】本発明は、複数モジュール構成ロードモジ
ュールについてプロテクト可能のロードモジュールとプ
ロテクト不可能のロードモジュールにまとめ境界調整を
行って主記憶上にローディング、アドレス定数の解決お
よびプロテクト機能の設定を行い、プロテクト可能ロー
ドモジュールとプロテクト不可能ロードモジュールの連
携を保証、システム処理能力の低下を回避、領域破壊を
防ぐことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理構
成図を示す。図1において、複数モジュール構成ロード
モジュール1は、プロテクト可能なロードモジュールと
プロテクト不可能なロードモジュールから構成されるコ
ンパイルしてリンクした1つのロードモジュールであ
る。
【0006】ロードモジュール再編集部2は、複数モジ
ュール構成ロードモジュール1について、ロードモジュ
ール再編集制御データ3をもとに、プロテクト可能なロ
ードモジュールとプロテクト不可能なロードモジュール
にまとめた、再編集ロードモジュール4を生成するもの
である。ロードモジュール展開部5は、起動時に、再編
集ロードモジュール4からプロテクト可能なロードモジ
ュールとプロテクト不可能なロードモジュールを取り出
して境界調整を行って主記憶上に展開、およびロードモ
ジュールのアドレス定数の解決を行うものである。
【0007】
【作用】本発明は、図1に示すように、ロードモジュー
ル再編集部2が複数モジュール構成ロードモジュール1
について、ロードモジュール再編集制御データ3をもと
にプロテクト可能なモジュールとプロテクト不可能なロ
ードモジュールにそれぞれまとめて再編集して再編集ロ
ードモジュール4を生成してライブラリに格納し、起動
時に、ロードモジュール展開部5がこの再編集ロードモ
ジュール4のプロテクト可能なロードモジュールおよび
プロテクト不可能なロードモジュールをまとめて境界調
整して主記憶に展開し、該当するロードモジュールのア
ドレス定数の再解決を行った後、プロテクト(保護)を
設定するようにしている。
【0008】従って、プロテクト可能なロードモジュー
ルとプロテクト不可能なロードモジュールの連携を保証
し、システム処理能力の低下を回避し、領域破壊を防ぐ
ことが可能となる。
【0009】
【実施例】次に、図2および図3を用いて本発明の実施
例の構成および動作を順次詳細に説明する。図2におい
て、複数モジュール構成ロードモジュール1は、プロテ
クト可能なロードモジュールおよびプロテクト不可能な
ロードモジュールを混在してコンパイルしてリンクした
ロードモジュールであって、例えばOS(Operating Sys
tem)の主記憶常駐ロードモジュールである。この主記憶
常駐ロードモジュールは、システムの性能・制御・管理
を効率的に行うための多種多様の制御ロードモジュール
を1つのロードモジュールとして形成(コンパイル、リ
ンク)したものである。
【0010】ロードモジュール再編成制御データ3は、
複数モジュール構成ロードモジュール1を構成する、プ
ロテクト可能ロードモジュール、プロテクト不可能ロー
ドモジュールを分けるためのプロテクト対象データ(例
えばモジュール名など)、プロテクト非対象データや、
両者の境界を決定するプロテクト境界データなどであ
る。
【0011】ロードモジュール再編集部2は、複数モジ
ュール構成ロードモジュール1の各ロードモジュールに
ついて、ロードモジュール再編成制御データ3をもと
に、プロテクト可能なロードモジュールと、プロテクト
不可能なロードモジュールとを分け、ここではプロテク
ト可能なロードモジュールを先にまとめ(図中の斜線を
引いた矩形)、次にプロテクト不可能なロードモジュー
ルをまとめ(図中の矩形)、1つの再編集ロードモジュ
ール4を作成し、システムライブラリ41中に予め登録
するものである。
【0012】再編集ロードモジュール4は、複数モジュ
ール構成ロードモジュール1を構成する各ロードモジュ
ールのうち、プロテクト可能なロードモジュールを取り
出してまとめ(図中の斜線を引いた矩形)、次に、プロ
テクト不可能なロードモジュールを取り出してまとめ
(図中の矩形)た、1つのロードモジュールである。こ
の再編集により、プロテクト可能なロードモジュール群
と、プロテクト不可能なロードモジュール群とが2つに
分類されることとなる。
【0013】ロードモジュール展開部5は、システム初
期化処理部51を構成する1つの処理であって、システ
ム起動時に、システムライブラリ41中に予め格納され
ている再編集ロードモジュール4からロードモジュール
全体のサイズを求め、主記憶のプロテクト適用単位(例
えば4KB、64KB単位)にプロテクト可能なロード
モジュールとプロテクト不可能なロードモジュールの境
界がくるように境界調整を行って領域を割り当ててロー
ディングする。このローディングの際、ロードモジュー
ルの再配置によって生じるアドレスの補正として、各ロ
ードモジュール内のアドレス定数の再解決を行いなが
ら、主記憶常駐域プログラム域に展開する。その後、プ
ロテクト対象域について、プロテクトを適用する(図3
参照)。
【0014】次に、図3のフローチャートに示す順序に
従い、図2の構成の主記憶への展開の動作を詳細に説明
する。図3において、S1は、複数ロードモジュール7
のロードモジュール管理情報からロードモジュール全体
のサイズを求める。S2は、複数ロードモジュール7か
ら、プロテクト境界モジュールbのオフセット(複数ロ
ードモジュール7内のプロテクト境界ロードモジュール
の相対アドレス)を求める。これは、右上の複数ロード
モジュール7中のプロテクト境界モジュールbのオフセ
ットを求める。
【0015】S3は、プロテクト境界モジュールbのア
ドレスをプロテクト適用範囲に切り上げてb’の位置を
求める(右側の図参照)。S4は、境界モジュールbの
ズレcを求める(右側の図参照)。S5は、複数ロード
モジュール7全体を主記憶上のa’から取り込む。S6
は、境界モジュールb以降を境界位置b’から配置す
る。
【0016】S7は、再配置を行うことによる各モジュ
ール(ロードモジュール)内のアドレス定数をズレcの
分を補正する。S8は、プロテクト対象域内の全ブロッ
ク(4KB、64KB単位の全ブロック)にハードウェ
アの主記憶プロテクト機能を設定する。以上によって、
起動時に、複数ロードモジュール(図2の再編集ロード
モジュール4)7からプロテクト可能なロードモジュー
ルをプロテクト対象域にローディング、境界調整を行っ
てプロテクト不可能なロードモジュールをプロテクト非
対象域にローディングし、該当するロードモジュールの
アドレス定数についてズレc分の補正を行った後、プロ
テクト対象域について主記憶プロテクト機能を設定す
る。これにより、主記憶プロテクト対象域は、参照のみ
可能となり、書き込みが禁止され、記憶域の破壊から保
護されることとなる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数モジュール構成ロードモジュール1のプロテクト可
能なロードモジュールおよびプロテクト不可能なロード
モジュールをそれぞれまとめて境界調整を行って主記憶
上に展開、アドレス定数の解決およびプロテクトの設定
を行う構成を採用しているため、複数モジュール構成ロ
ードモジュール1中のプロテクト可能なロードモジュー
ルとプロテクト不可能なロードモジュールの連携を保
証、システム処理能力の低下を回避、および領域破壊を
防ぐことができる。これにより、ハードウェアのプロテ
クト機能の有効利用を図り、主記憶領域の領域破壊の防
止に役立ち、領域破壊しようとした異常プログラムも検
出できるため、領域破壊によるシステムの制御プログラ
ムの誤動作を防止することができるようになり、システ
ムの高信頼性に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の1実施例構成図である。
【図3】本発明の動作説明フローチャートである。
【図4】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:複数モジュール構成ロードモジュール 2:ロードモジュール再編集部 3:ロードモジュール再編集制御データ 4:再編集ロードモジュール 41:システムライブラリ 5:ロードモジュール展開部 51:システム初期化処理部 6:主記憶プログラム領域 7:複数ロードモジュール

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ロードモジュールの主記憶上におけ
    る保護を行う複数ロードモジュール保護方式において、
    プロテクト可能なロードモジュールおよびプロテクト不
    可能なロードモジュールからなる複数モジュール構成ロ
    ードモジュール(1)と、この複数モジュール構成ロー
    ドモジュール(1)のプロテクト可能なロードモジュー
    ルおよびプロテクト不可能なロードモジュールをまとめ
    てプロテクト境界調整を行って主記憶上に展開、および
    各ロードモジュールのアドレス定数の再解決を行うロー
    ドモジュール展開部(5)とを備え、このロードモジュ
    ール展開部(5)が展開したプロテクト可能なロードモ
    ジュールの領域に保護を設定するように構成したことを
    特徴とする複数ロードモジュール保護方式。
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