JP2933391B2 - 一体型スターリングクリオクーラ用のピストンシリンダ装置 - Google Patents

一体型スターリングクリオクーラ用のピストンシリンダ装置

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JP2933391B2
JP2933391B2 JP3800023A JP80002391A JP2933391B2 JP 2933391 B2 JP2933391 B2 JP 2933391B2 JP 3800023 A JP3800023 A JP 3800023A JP 80002391 A JP80002391 A JP 80002391A JP 2933391 B2 JP2933391 B2 JP 2933391B2
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annular
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bellows assembly
guide
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/14Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the cycle used, e.g. Stirling cycle

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  • Actuator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は流体機械に関し、更に詳細には、スターリン
グクリオクーラに関する。
【0002】
【従来の技術】
良く知られているように、スターリングサイクル低温
用冷蔵庫すなわちクリオクーラは、加圧された冷却ガス
で満たされた動作容積(working volume)に周期的に
容積の変化を与えるためにモータで駆動される圧縮機を
使用する。加圧された冷却ガスは動作容積からコールド
ヘッドと呼ばれる密封されたシリンダの一端に供給され
る。環状の熱交換器すなわち再生器はコールドヘッドの
内側の配置される。再生器はいずれの端部にも開口を有
していて冷却ガスが出入りできるようにしている。
【0003】 圧縮機及び膨張器は一定の関係で往復動作して動作空
間に容積の変化をもたらしかつ冷却ガスを再生器を通し
て交互の方向に流す。再生器の一端は動作中は周囲温度
より高く、一方他端は低温になっている。ガスは低温で
膨張器内に入りかつガスが膨張すると熱を、好ましくは
一定の温度で吸収する。冷却されるべき装置はコールド
ヘッドの冷却端上で膨張空間に隣接して設けられる。
【0004】 コールドヘッドは密封されているので、膨張スペース
の容積は膨張器が往復動作すると変化する。スターリン
グクリオクーラの効率は膨張器の動作を適当に調時する
ことによって最適にされる。取に、膨張器の動作は、膨
張空間の容積の変化がほぼ90゜だけ圧縮空間の容積の変
化を導くように、されるべきである。これにより、動作
容積の圧力及び温度は冷却ガスが動作容積から再生器に
入る前にピークとなる。
【0005】 スターリングクリオクーラの二つの最も一般的に形状
は「分割(sprit)」及び「一体(integral)」として
言及される。分割スターリング型は膨張器から機械的に
分離された圧縮機を有している。周期的に変化する圧縮
されたガスはガス輸送ラインを通して圧縮機と膨張器と
の間に供給される。多くの分割スターリングクリオクー
ラにおいて、膨張器の動作の適切な調時は精密な摩擦シ
ールを使用することによって達成される。
【0006】 一体のスターリングクリオクーラにおいて、圧縮機、
熱交換器、再生器及びコールドヘッドは共通のハウジン
グ内に組み込まれる。典型的な装置は可動部品を駆動す
るのに電気モータを使用している。クランクケース内に
配置されたクランク軸は、内燃機関が部品の運動を適当
に調時するためにクランク軸を使用するように、圧縮機
及び膨張器の動作を適当に調時するために使用される。
このように、典型的な一体のクリオクーラはクランク軸
を支持するために幾つかの軸受けを必要とする。もし圧
縮機及び膨張器をクランク軸を接続するために連接棒が
使用されると、別の軸受けが必要である。この装置の一
つの問題はこれらの軸受けに潤滑が必要であることであ
る。不幸にも、潤滑剤は冷凍されかつその結果再生器を
冷凍しかつふさぐのが阻止されなければならない。多く
の異なる密封装置が使用されきた。あるスターリング装
置は、潤滑剤が再生器に達するのを阻止するために油圧
成形されたベローと共に摩耗型に接触シールを使用す
る。しかしながら、これらの装置は摩耗粒子を発生し、
この結果動作寿命が限られる。
【0007】 クランクケース内の冷却ガスを含む油が再生器内の油
のない冷却ガスに達するのを阻止する一つの方法は、ベ
ローシールを使用することである。ベローシールはこの
用途に特に適していることが分かった。ベローの形状は
積層され又は軸方向に隔てられた型でありかつ過度の重
さ及び長さの要件を有している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、スターリングサイクル装置における
ピストン、シリンダ及びベロー組立体の高さを減少する
ことである。 本発明の他の目的は、スターリングサイクル装置にお
けるピストンの重量を減少することである。
【0009】 本発明の更に他の目的は、案内面とピストンの上部と
の間の距離を減少しかつそれによって傾斜のためのモー
メントアームを減少することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願の一つの発明による流体機械は、ほぼ円筒状のピ
ストン穴が形成されかつ前記ピストン穴と同軸の案内穴
を有するハウジング手段であって、前記案内穴が前記ピ
ストン穴内に伸びている環状のカラーによって限定され
かつ前記ピストン穴と協働して前記カラーと共に軸方向
に展開可能な環状のスペースを限定する部分を備えるハ
ウジング手段と、前記ピストン穴内に往復動作可能に配
置された環状の円筒状部分及び一体のガイドロッドを有
するピストン手段であって、前記ガイドロッドが前記案
内穴内に往復動作可能に配置されかつ前記案内穴と案内
関係で協働しかつ前記ピストン手段を往復動作させる駆
動手段に連動されたピストン手段と、前記環状のカラー
を囲む前記環状のスペース内に少なくとも部分的に配置
されかつ前記ハウジング手段に固定されかつ密封された
第1の端部及び前記円筒状部分に固定されかつ密封され
た第2の端部を有するベロー組立体であって、前記ベロ
ー組立体が前記ピストン手段の往復運動により膨張、収
縮しかつ前記環状のカラーに関して伸縮自在に動くベロ
ー組立体と、を備え、前記ピストン手段の前記環状の円
筒状部分は、通常の動作中円筒状部分と前記ピストン穴
との間で接触が起こらないように、前記ピストン穴と共
に間隙を有して構成されている。 本願の他の発明は、膨張手段及び圧縮手段を有するハ
ウジング手段を備えるスターリングサイクルクリオクー
ラであって、前記膨張手段及び圧縮手段の各々が、
(イ)ほぼ円筒状のピストン穴及び前記ピストン穴と同
軸の案内穴と、(ロ)前記案内穴が前記ピストン穴内に
伸びている環状のカラーによって限定されかつ前記ピス
トン穴と協働して前記カラーと共に軸方向に同一広がり
を有する環状の隙間を限定する部分を備えることと、
(ハ)前記ピストン穴内に往復動作可能に配置された環
状の円筒状部分及び一体のガイドロッドを有するピスト
ン手段であって、前記ガイドロッドが前記案内穴内に往
復動作可能に配置されかつ前記案内穴と案内関係で協働
しかつ前記ピストン手段を往復動作させる駆動手段に連
動されたピストン手段と、(ニ)前記ピストン手段の前
記環状の円筒状部分は、通常の動作中円筒状部分と前記
ピストン穴との間で接触が起こらないように、前記ピス
トン穴と共に間隙を有することと、(ホ)前記環状のカ
ラーを囲む前記環状のスペース内に少なくとも部分的に
配置されかつ前記ハウジング手段に固定されかつ密封さ
れた第1の端部及び前記かつ円筒状部分に固定されかつ
密封された第2の端部を有するベロー組立体であって、
前記ベロー組立体が前記ピストン手段の往復運動により
膨張、収縮しかつ前記環状のカラーに関して伸縮自在に
動くベロー組立体と、を備てて構成されている。
【0011】
【作用】
本発明のスターリングサイクル装置のピストン構造
は、シール部分と案内部分とでつくられている。ピスト
ンリング又は同様のものがなく、かつシール部分は潤滑
及び摩耗による粒子の発生を無くす必要があるためシー
ル部分と穴との間で接触せずに非常に小さいクリアラン
スすなわち間隙を伴って穴内で移動する。間隙と共にシ
ール部分の長さがシール部分を横切る圧力降下を決定す
る。案内部分はベローシールによって油のない冷却剤か
ら分離されている。案内部分は穴と協働してピストンシ
ールの移動を案内する。ピストンが傾斜しシール部分が
穴と接触するのを阻止するために、案内部分を小さな間
隙を有する長い穴内に配置することが必要である。クリ
オクーラの効率の良い運転には極めて小さな厳しい寸法
公差が必要であるので、潤滑剤内に含まれる小さな汚物
でさえも可動部品に許容できない摩耗を引き起こし、こ
れにより動作寿命がかなり短くなる。
【0012】 通常のスターリングサイクル装置の通常のピストン、
シリンダ及びベローの積層された或いは軸方向に隔てら
れた分布は伸縮自在な装置によって代えられる。特にシ
リンダの案内部分は少なくとも部分的にベロー内に配置
されかつそのベローと軸方向と同一広がりを有し、それ
によってピストン、シリンダ及びベロー組立体の高さ及
び長さを減少する。 基本的に、シリンダの案内部分は軸方向に伸びる管状
の部分又はカラーとして形成される。ベローは囲みかつ
カラーと少なくとも部分的に軸方向に同一広がりを有
し、それによって相対移動は伸縮自在すなわち入り子式
動作は自然に行われる。
【0013】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。 図1ないし図5において参照番号10はクランクケース
12を有するスターリングサイクルクリオクーラを示す。
クランクケース12は油溜め13を有しかつクランクケース
12内の部品を潤滑するために油を含んだヘリウムで満た
されている。モータ(図示せず)がクランクケース12内
に配置されかつクランク軸44を介して膨張器すなわちエ
キスダ31のピストン30及び圧縮機131のピストン130を駆
動する。特に図1において、ピストン30はベロー24によ
ってクランクケース12に関して密封され、同様に、ピス
トン130はベロー124によってクランクケース12に関して
密封されている。クランクケース及びベロー24はクラン
クケース12の内部から流体的に隔離されたチャンバ34を
限定する。同様に、クランクケース及びベロー124はク
ランクケース12の内部から流体的に隔離されたチャンバ
134を限定する。しかしながら、チャンバ34及び134は緩
衝チャンバ50を介して接続されている。緩衝チャンバ50
はダイヤフラム52によってチャンバ54から隔てられかつ
チャンバ54はクランクケース12の内部と流体的に連通し
ている。膨張器31及び圧縮機131はライン59、再生器60
及びライン61を介して接続されている。
【0014】 膨張器31及び圧縮機131内と同様に運再生器60内及び
チャンバ34、50及び134内のガスは純粋のヘリウムであ
る。図1の装置の動作において、圧縮機131は膨張器31
よりもほぼ90゜先行して駆動される。ピストン130の吐
出ストロークにおいて、ヘリウムは膨張器31がその吸入
ストロークを開始する前にほぼ90゜の回転に対して再生
器60を通して圧縮機131から送られる。膨張器31が吸入
ストロークを始動すると、ヘリウムは膨張しかつそれに
よって冷却してコールドヘッド62に冷却効果を与える。
圧縮機131がその吸入ストロークを開始すると、ピスト
ン30はほぼ下死点にあり、その結果、膨張器31が吐出ス
トロークになると圧縮機131は再生器60を横切って圧力
差を発生させ、膨張器31から圧縮機131への再生器60を
通る逆流を引き起こす。ピストン30及び130が往復動作
すると、チャンバ34及び134は、圧力及び容積の変化を
伴うダイヤフラムポンプ及びチャンバ50である。
【0015】 図2ないし図4において、クロスヘッド14はボルト又
はその他の適当な装置によってクランクケースに密閉さ
れかつ固定される。クロスヘッド14はピストン穴14−2
を限定している円筒状の部分14−1を備えている。クロ
スヘッド14は、更に、穴14−5を限定する同軸の管状部
分14−3及び14−4を備えている。環状の下端子18はボ
ルトその他によってクロスヘッド14に適当に固定されか
つ管状部分14−3を囲んでいる。Oリング又は他の適当
なシール20が下端子18とクロスヘッド14との間の流体シ
ールを提供する。環状のベロー24は溶接のような適当な
耐流体の方法で下端子18に固定されている。
【0016】 図2において、ピストン30は、シール部分及び一体の
案内ロッド30−2を限定するように無接触で穴14−2内
に受けられた環状で円筒状の部分30−1を有するピスト
ンヘッドを備え、その案内ロッドは案内部分を限定する
ように穴14−5内に往復動作可能なように受けられてい
る。案内ロッド30−2はクレビスにかつそれによってス
トラップ42及びクランク軸44に、適当な従来の方法で固
定されている。環状の上端子22はピストン30の円筒状の
部分30−1及びベロー24に耐流体的に溶接その他の方法
で適当に固定されている。
【0017】 管状部分すなわちカラー14−3、下端子18、ベロー24
の内面、上端子22及び円筒状の部分30−1の内部はチャ
ンバ32を限定し、そのチャンバはクロスヘッド14の穴14
−6を介してクランクケース12の内部と流体的に連通し
ている。第2のチャンバ34はベロー24の外面、下端子1
8、上端子22及び穴14−2によって限定される。チャン
バ34は円筒状の部分30−1と穴14−2との間の間隙を経
てピストン30を横切って制限されて連通しかつ緩衝チャ
ンバ50と穴14−7を経て流体的に連通している。緩衝チ
ャンバ50はダイヤフラム52によって緩衝チャンバ54から
隔てられている。緩衝チャンバ54は穴12−1を経てクラ
ンクケース12の内部と連通している。
【0018】 再生器60は、図4に最も良く示されているように、熱
交換器すなわちクーラ16と一体でかつその上に配置さ
れ、かつ上ケースすなわちシェル16−2に配置されたシ
リンダ16−1及びコールドヘッド62とを備えている。シ
リンダ16−1とシェル16−2との間の環状の空間は再生
器として機能するワイヤスクリーンすなわち網60−1で
満たされている。シリンダ16−1は穴14−2及び受容ピ
ストンヘッドすなわちドーム30−3との連続を形成し、
そのドームはピストンと一体になるように適当な方法で
ピストン30に固定されている。ピストンヘッドすなわち
ドーム30−3は非常に低い熱伝導を有するように非常に
薄いステンレススチールで作られている。これにより、
シリンダ16−1内に通る冷却ガスとピストン30との間の
熱伝導を減少する。ピストンヘッドすなわちドーム30−
3はシリンダ16−1と共にピストン30及び穴14−2が有
するよりも大きな隙間を有し、案内ロッド30−2を受け
かつ案内している穴14−2からの大きな距離によりピス
トンヘッドすなわちドーム30−3のより多くの半径方向
移動が可能である。ライン61を介して圧縮機131から通
過するヘリウムガスは下ケース16−4の穴16−3内に入
りかつそれから環状のチャンバ16−5内に通る。ヘリウ
ムガスは、上ケース16−2内のかつコールドヘッド62の
上の再生器60のスクリーンすなわち網60−1を通して環
状のチャンバ16−5から毛管17内に通る。シリンダ16−
1と上ケース16−2との間の空間は図1のライン59の一
部を限定する。ヘリウムガスはピストン30及びその一体
のピストンヘッドすなわちドーム30−3の吸入ストロー
クによってライン59を介してシリンダ部分16−1内に吸
収される。吐出ストローク中流れは逆になる。熱交換器
16は、更に入口ポート16−6及び出口ポート16−7を備
え、それらは環状のチャンバ16−8を介して接続され、
そのチャンバ16−8は毛管17を収容するチャンバを囲ん
でいる。それ故、適当な熱伝達媒体がポート16−6に供
給されると、毛管17はその毛管を通して流れるガスと同
様に冷却される。
【0019】 圧縮機131は、図5に最も良く示されるように、膨張
器31と構造的に同じであり、対応する構造は100代の数
字を付けて表しかつ膨張器31の対応する構造と機能的に
も同じである。カバー146はクランクケース12に適当に
固定され、かつクロスヘッド114の穴114−2と協働して
ピストン130によって圧縮可能なガス容積を限定する。
カバー146はライン61に接続された穴146−1を有してい
る。穴114−7がチャンバ50に接続されている。ピスト
ン130とベロー124との協働作用はピストン30とベロー24
とのそれと同じである。
【0020】 図6において、ベロー24は複数のベレビルワッシャ型
又はたの適当な要素24−1で作られ、その要素は耐流体
ユニットを形成するように積層されて互いに溶接されい
る。特に、各中間要素24−1はその外周において他の隣
接する要素24−1とかつ内周において他の隣接する要素
24−1と溶接されている。下要素は環状の下端子18に溶
接されかつ上要素は環状の上端子22に溶接されている。
ベロー124も同様につくられている。
【0021】 動作において、クランク軸44はモータ(図示せず)に
よって回転され、そのクランク軸は膨張器31の駆動スト
ラップ42をかつ圧縮機131のストラップ142を駆動する。
ストラップ42と142とは約90゜位相がずれていて、その
結果、圧縮機131のピストン130はピストン30より90゜先
行して駆動される。図2の上死点位置を図3の下死点位
置と比較すると、チャンバ32及び34の各々は図2の位置
において最大の容積を有しかつ図3の位置で最小の容積
を有する。その結果、チャンバ32及び34はクリオクーラ
の動作中に有効に容積を変化させる。装置が図2の位置
から始動すると、チャンバ32及び34は最大にはない。ピ
ストン30が図2の位置から図3の位置に向かって移動す
ると、チャンバ32内の冷却ガスはクロスヘッド14の穴14
−6を経てクランクケース12内に戻る。加えて、チャン
バ34からの冷却ガスは穴14−7を経て緩衝チャンバ50内
に送られかつチャンバ54内のクランクケース圧力を有す
る冷却剤に抗してダイヤフラム52に作用する。ダイヤフ
ラム52はチャンバ50と54との間の圧力差に応答して位置
決めされかつそれ故ダイヤフラムポンプとして実際に作
用する。円筒状の部分30−1と穴14−2との間の小さな
間隙によって形成される間隙シールにより、圧力差は通
常(10psi)より小さい。図2と図3を更に比較する
と、ピストン30の円筒状の部分30−1は、管状部分14−
3と円筒状の部分30−1との間の軸方向空間が最小であ
る位置まで移動でき、或いはそうでない場合でも、組立
体の高さ/長さはベローの高さ/長さに対応する量によ
って減少される。膨張器31の前述の記載は100代大きな
数字で表された圧縮機131の対応する構造にも適用でき
る。
【0022】
【発明の効果】
本発明の好ましい実施例が示されてきたが、当該技術
に精通して者は他の変更が可能である。したがって、本
発明の範囲は請求の範囲によってのみ限定されるべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明と実施しているスターリングサイクル装置の概略
図である。
【図2】 ピストンが上死点位置にあるスターリングサイクル装置
の膨張器の一部の部分断面図である。
【図3】 ピストンが下死点位置にある以外は図2と同じ膨張器を
示す図である。
【図4】 コールドヘッドの別の部分を示す以外は図3と同じ膨張
器を示す図である。
【図5】 上死点位置にある圧縮機の部分断面図である。
【図6】 取り付け構造を示すベローの断面図である。
【符号の説明】
10……スターリングサイクルクリオクーラ 12……クランクケース、24……ベロー 30……ピストン、31……膨張器 32、34……チャンバ、44……クランク軸 50、54……緩衝チャンバ、60……再生器 62……コールドヘッド、124……ベロー 130……圧縮機、131……ピストン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25B 9/14 520 F25B 9/14 510

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ円筒状のピストン穴が形成されかつ前
    記ピストン穴と同軸の案内穴を有するハウジング手段で
    あって、前記案内穴が前記ピストン穴内に伸びている環
    状のカラーによって限定されかつ前記ピストン穴と協働
    して前記カラーと共に軸方向に展開可能な環状のスペー
    スを限定する部分を備えるハウジング手段と、 前記ピストン穴内に往復動作可能に配置された環状の円
    筒状部分及び一体のガイドロッドを有するピストン手段
    であって、前記ガイドロッドが前記案内穴内に往復動作
    可能に配置されかつ前記案内穴と案内関係で協働しかつ
    前記ピストン手段を往復動作させる駆動手段に連動され
    たピストン手段と、 前記環状のカラーを囲む前記環状のスペース内に少なく
    とも部分的に配置されかつ前記ハウジング手段に固定さ
    れかつ密封された第1の端部及び前記円筒状部分に固定
    されかつ密封された第2の端部を有するベロー組立体で
    あって、前記ベロー組立体が前記ピストン手段の往復運
    動により膨張、収縮しかつ前記環状のカラーに関して伸
    縮自在に動くベロー組立体と、 を備え、前記ピストン手段の前記環状の円筒状部分は、
    通常の動作中円筒状部分と前記ピストン穴との間で接触
    が起こらないように、前記ピストン穴と共に間隙を有す
    る流体機械。
  2. 【請求項2】前記ベロー組立体は、前記ベロー組立体が
    前記ピストン穴内で膨張、収縮するとき通常の動作中に
    前記ベロー組立体がピストン穴と接触しないように、前
    記ピストン穴と共に間隙を有する請求項1に記載の流体
    機械。
  3. 【請求項3】前記ベロー組立体が前記ハウジング手段に
    固定された環状の下終端部と前記環状の円筒状部分に固
    定された環状の上終端部とを備えている請求項1に記載
    の流体機械。
  4. 【請求項4】前記流体機械がスターリングサイクルクリ
    オクーラであり、前記ハウジング手段が前記案内穴及び
    前記環状のカラーを限定するクロスヘッドを備えている
    請求項1に記載の流体機械。
  5. 【請求項5】膨張手段及び圧縮手段を有するハウジング
    手段を備えるスターリングサイクルクリオクーラであっ
    て、 前記膨張手段及び圧縮手段の各々が、 (イ)ほぼ円筒状のピストン穴及び前記ピストン穴と同
    軸の案内穴と、 (ロ)前記案内穴が前記ピストン穴内に伸びている環状
    のカラーによって限定されかつ前記ピストン穴と協働し
    て前記カラーと共に軸方向に同一広がりを有する環状の
    隙間を限定する部分を備えることと、 (ハ)前記ピストン穴内に往復動作可能に配置された環
    状の円筒状部分及び一体のガイドロッドを有するピスト
    ン手段であって、前記ガイドロッドが前記案内穴内に往
    復動作可能に配置されかつ前記案内穴と案内関係で協働
    しかつ前記ピストン手段を往復動作させる駆動手段に連
    動されたピストン手段と、 (ニ)前記ピストン手段の前記環状の円筒状部分は、通
    常の動作中円筒状部分と前記ピストン穴との間で接触が
    起こらないように、前記ピストン穴と共に間隙を有する
    ことと、 (ホ)前記環状のカラーを囲む前記環状のスペース内に
    少なくとも部分手に配置されかつ前記ハウジング手段に
    固定されかつ密封された第1の端部及び前記かつ円筒状
    部分に固定されかつ密封された第2の端部を有するベロ
    ー組立体であって、前記ベロー組立体が前記ピストン手
    段の往復運動により膨張、収縮しかつ前記環状のカラー
    に関して伸縮自在に動くベロー組立体と、 を備えているスターリングサイクルクリオクーラ。
  6. 【請求項6】前記ベロー組立体は、前記ベロー組立体が
    前記ピストン穴内で膨張、収縮するとき通常の動作中に
    前記ベロー組立体がピストン穴と接触しないように、前
    記ピストン穴と共に間隙を有する請求項5に記載のスタ
    ーリングサイクルクリオクーラ。
  7. 【請求項7】前記ベロー組立体が前記ハウジング手段に
    固定された環状の下終端部と前記環状の円筒状部分に固
    定された環状の上終端部とを備えている請求項5に記載
    のスターリングサイクルクリオクーラ。
  8. 【請求項8】前記膨張手段及び前記圧縮手段の各々が、
    更に、 (ヘ)前記ハウジング手段の一部を形成しかつ前記案内
    穴、前記環状のカラー、前記環状のスペース及び前記ピ
    ストン穴を限定しそれによって前記案内及びピストン穴
    が同じ部材に形成されるクロスヘッド部材を、 備えている請求項5に記載のスターリングサイクルクリ
    オクーラ。
  9. 【請求項9】前記クロスヘッド部材が、前記環状のカラ
    ーと協働して前記案内穴を限定しそれによって前記案内
    穴に十分な長さが与えられて前記ピストン手段の傾斜を
    最小にする請求項8に記載のスターリングサイクルクリ
    オクーラ。
JP3800023A 1990-07-10 1991-07-10 一体型スターリングクリオクーラ用のピストンシリンダ装置 Expired - Lifetime JP2933391B2 (ja)

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