JP2931835B2 - ガス器具、ガスメータ及びこれらから成るガス供給安全システム - Google Patents

ガス器具、ガスメータ及びこれらから成るガス供給安全システム

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JP2931835B2
JP2931835B2 JP3086890A JP3086890A JP2931835B2 JP 2931835 B2 JP2931835 B2 JP 2931835B2 JP 3086890 A JP3086890 A JP 3086890A JP 3086890 A JP3086890 A JP 3086890A JP 2931835 B2 JP2931835 B2 JP 2931835B2
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良雄 堀池
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガス流路を常時監視し、異常ないしは特定
のガス流量パターンに反応し自動遮断するガス器具、ガ
スメータ及びこれらから成るガス供給安全システムに関
するものである。
従来の技術 近年、ガス漏れによる爆発事故や、ガス器具の消し忘
れによる火災事故等を防ぐために、ガスメータの中に危
険な状態が発生したと判断される時、ガスの供給を遮断
する安全装置が組み込まれるようになってきている。第
4図にシステム構成図を示す。太線1のガス供給ライン
中にガスメータ2と、このガスメータ2の通過ガス量に
応じて信号を発する流量測定手段3と、ガスの供給を止
める遮断手段4が設けられ、前記流量制御手段3の流量
信号で使用状態を判断しあらかじめ設定され記憶してい
るガス補正使用条件を逸脱すると異常と判断して前記遮
断手段4に閉止信号を発する遮断制御部5を備えてい
る。また前記ガスメータ2の下流側には任意のガス器具
6が接続されているが、この従来のガス器具6の構成例
を第5図に示す。7は室温・CO・CO2・NOX等を検出し、
現在ガスを正常に燃焼できるに足る安全な環境である
か、また人体に悪影響をおよぼす危険状態となっていな
いかを確認する異常検出部である。8は制御部であり、
燃焼部9における適切な燃焼状態を制御し、あるいは前
記異常検出部7からの信号に応じ燃焼を中断させる。10
は前記制御部8からの信号に応じ、ガス流入量をリニア
に変化させうる流量調節弁である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、例えあるガス器
具が室温やNOX等の異常な値を検出し、自らの器具の燃
焼を中断しても、他の燃焼中の器具へこの情報を伝える
ことができない。仮に同一部屋内で、これらの異常検出
部を搭載していないガス器具が同時使用されていた場
合、危険な状況を招きうるという課題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、あるガス器具中に搭載され
ている異常検出部からのセンサ情報を他のガス器具にも
適用し、システム全体としての危険を未然に防ぐことに
よって安全性の向上を図るものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、燃焼に必要なガス流入量
を調節する流量調整弁の他に、意図的に特定ガス流入量
パターンを発生し、異常状態を外部監視装置に伝える異
常報知手段という構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、ガス器具内部で検出
される異常状態の有無を、ガス流入量を意図的に変化さ
せることによって外部監視装置に知らせることができ
る。すなわち「ガス流入量」を「情報伝送媒体」として
取り扱うことができるのである。
よってガス供給元のガスメータ内に、ガス流路を常時
監視し、異常ないしは特定のガス流量パターンに反応し
自動遮断する安全装置を取り付けておけば、接続されて
いるある1つのガス器具からの異常報知信号(特定流量
パターン)によって、ガス供給元から自動遮断すること
になる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図はガス器具全体の構成例であるが、太線はガ
ス流路を示す。7は室温・CO・CO2・NOX等を検出し、現
在ガスを正常に燃焼できるに足る安全な環境であるが、
また人体に悪影響をおよぼす危険状態となっていないか
を確認する異常検出部である。8は制御部であり、燃焼
部9における適切な燃焼状態を制御する。10は制御部8
からの信号に応じ、ガス流入量をリニアに変化させうる
流量調節弁である。さらに流量調節弁10の前段に相当す
るガス流入口には異常報知手段11が接続されている。例
えば異常検出部7から異常発生を示す信号が制御部8に
伝えられた場合、異常報知手段11を駆動することによ
り、特定のガス流入量パターンを発生させるものであ
る。異常報知手段11の具体的な構成例を第2図に示す。
12は、異常報知制御部13によって、任意にガス流路の断
面積(弁の開度)を変えられる比例弁であり、14は逆止
弁である。15はファンによってガスを強制的に吸い込む
ことのできる機構を備えたチャンバーである。
一方ガス供給元のガスメータ内で、全体の合計ガス流
量を常時監視している外部安全装置は、従来例第4図に
示したものと同じシステム構成で成り立っているものと
し、例えば急激なガス流量の変化を観測した場合や規定
値以上の合計ガス流量が流れた場合に異常と判断し、ガ
ス元弁を遮断させる。
第2図に示す異常報知手段11は、ガス圧を電圧、ガス
流量を電流として扱うと、ほぼ第3図に示す等価回路に
置換することができるので、これを用いて説明する。今
異常状態が発生していないとすれば、12の抵抗値(弁開
度)は中ぐらいに保持、15中のスイッチ(ファン)は常
にオフとする。この場合IN側に与えられる電圧(ガス
圧)は一定と考えられるので、OUT側に接続される負荷
(燃焼量)の大きさによって、電流(ガス流量)は決定
される。ここで異常状態が発生したとすれば、一時的に
大電流(ガス流量)を流してやることによって、電圧源
(ガスメータ)のところで各(ガス)器具の消費する電
流(ガス流量)を監視している安全装置に情報を伝達し
たい。そこで異常状態の発生と共に、12の抵抗値を最小
(弁を全開)にし、さらに15中のスイッチ(ファン)を
オンすることによってIN側からみた電流(ガス流量)を
強制的に増加させるものである。つまりここでは12の抵
抗値(弁開度)を12′のようにスイッチングさせて制御
しているが、OUT側に流れる電流(ガス流量)への影響
を避けたければ、OUT側にさらに定電流回路を付加して
おいてもよい。
異常状態発生時は、このような異常報知手段11の動作
後、さらに制御部8からの信号に応じ燃焼部9における
自身の燃焼を中断させる。(回路的に言うとOUT側に接
続された負荷をハイインピーダンス状態にする。) 上記構成において、異常報知手段11は、異常検出部7
から制御部8を介して伝えられる異常状態の発生にとも
なって、一時的に大きなガス流量を流すので、外部でガ
ス流量を監視している安全装置に、異常状態が発生した
旨を報知することになり、ガス元弁を自動遮断できる。
尚、本実施例ではガス器具が検出した異常状態の情報
を報知する安全機能を強化する構成例を示したが、意図
的にガス流入量を変化させることで、ガス器具の種類判
別させたり現在温湿度情報を送信するなど、ガス流路を
汎用的な情報伝送路として用いることができるようにな
る。
発明の効果 以上のように本発明のガス器具、ガスメータ及びこれ
らから成るガス供給安全システムによれば次の効果が得
られる。
(1) 複数のガス器具を同時使用していた場合、一台
のガス器具が環境の異常の検出を検出しただけで、ガス
元弁をも自動遮断できるので、システム全体が安全に対
しより敏感に反応するようになる。特に同一部屋内で使
用している場合、最も敏感なセンサ情報によって全体の
安全が図られるし、万一どれかのセンサが故障していて
も他のガス器具についている同種のセンサがこれをカバ
ーしうる。
(2) 従来のガスメータに備えられているガス安全遮
断装置は、ガス漏れやガス器具の消し忘れ等ガス流量そ
のものの異常しか知ることができなかったが、本発明の
ガス器具は他の種々のセンサ情報をガス流入量の形式に
変換してガス安全遮断装置に伝えているので、特別な配
線工事もないままシステム全体としてガス流量以外の情
報を総括的に有効利用できることになった。言いかえる
と、各ガス器具が単に燃焼のためにのみガスを消費する
のではなく、ガス流入量の時系列パターンを意図的にコ
ントロールしてやることで、「ガス流路」は、汎用的な
「単方向情報伝送路」として取り扱うことができるの
で、低コストなHAシステムを具現化しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるガス器具のブロック
図、第2図は同ガス器具の異常報知手段のブロック図、
第3図は同異常報知手段の電気的等価回路図、第4図は
ガス安全装置を有するガス器具を含むシステムのブロッ
ク図、第5図は従来のガス器具のブロック図である。 7……異常検出部、8……制御部、9……燃焼部、10…
…流量調節弁、11……異常報知手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 尚 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 5/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスを燃焼部で正常に燃焼させるために必
    要な環境状態を測定し異常を検出する異常検出部と、前
    記燃焼部へのガスの流入量を調整する流量調整弁と、前
    記燃焼部の適切な燃焼状態を制御しあるいは前記異常検
    出部からの信号に応じ燃焼を中断させる制御部と、前記
    異常検出部からの信号に応じ特定のガス流入量パターン
    を発生する異常報知手段とで構成されたガス器具。
  2. 【請求項2】ガス器具から発せられる特定のガス流入量
    パターンを検出する監視装置と、前記監視装置からの信
    号により動作するガス遮断弁とを内蔵したガスメータ。
  3. 【請求項3】複数のガス器具と、前記複数のガス器具へ
    のガスの供給を遮断するガス遮断弁で構成されたガス供
    給安全システムにおいて、前記ガス器具の少なくともひ
    とつはガスを燃焼部で正常に燃焼させるために必要な環
    境状態を測定し異常を検出する異常検出部と、前記燃焼
    部へのガスの流入量を調整する流量調整弁と、前記燃焼
    部の適切な燃焼状態を制御しあるいは前記異常検出部か
    らの信号に応じ燃焼を中断させる制御部と、前記異常検
    出部からの信号に応じ特定のガス流入量パターンを発生
    する異常報知手段を有し、前記ガス器具からの特定のガ
    ス流入量パターンを検出すると前記ガス遮断弁を動作さ
    せる構成としたガス供給安全システム。
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