JP2930928B2 - 幅広スリットノズルから冷却ローラー上に押し出される溶融プラスチックフィルムの冷却装置 - Google Patents
幅広スリットノズルから冷却ローラー上に押し出される溶融プラスチックフィルムの冷却装置Info
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- JP2930928B2 JP2930928B2 JP10053706A JP5370698A JP2930928B2 JP 2930928 B2 JP2930928 B2 JP 2930928B2 JP 10053706 A JP10053706 A JP 10053706A JP 5370698 A JP5370698 A JP 5370698A JP 2930928 B2 JP2930928 B2 JP 2930928B2
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- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/88—Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特許請求の範囲の
請求項１のプレアンブル部分に記載の装置に関する。
請求項１のプレアンブル部分に記載の装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ポリプロピレン等の溶融プラスチックフ
ィルムの表面を冷却するために、これは水槽の中に配置
されている冷却ローラー上に押し出される（ドイツ特許
第３６３５３０２Ａ１号明細書参照）。これによって溶
融プラスチックフィルムの表面は、一般に水である周辺
冷却媒体で冷却される。冷却水を溶融プラスチックフィ
ルムの表面に的確に作用させるために、従って比較的良
好な熱伝達を得るために、水槽の中に一つあるいは複数
のノズル装置が補助的に配置される。
ィルムの表面を冷却するために、これは水槽の中に配置
されている冷却ローラー上に押し出される（ドイツ特許
第３６３５３０２Ａ１号明細書参照）。これによって溶
融プラスチックフィルムの表面は、一般に水である周辺
冷却媒体で冷却される。冷却水を溶融プラスチックフィ
ルムの表面に的確に作用させるために、従って比較的良
好な熱伝達を得るために、水槽の中に一つあるいは複数
のノズル装置が補助的に配置される。
【０００３】しかしドイツ特許第３６３５３０２Ａ１号
明細書における冷却装置の場合、溶融プラスチックフィ
ルムが冷却ローラー上に押し出された直後に、溶融プラ
スチックフィルムが水槽の中に漬かるまでその表面は効
果的に冷却されない。溶融プラスチックフィルムの次の
処理を実施する前に、少ない伸びで冷却装置から取り出
せるようにするために、第１の水槽にそれと同じ水位の
第２の水槽が後置されている。
明細書における冷却装置の場合、溶融プラスチックフィ
ルムが冷却ローラー上に押し出された直後に、溶融プラ
スチックフィルムが水槽の中に漬かるまでその表面は効
果的に冷却されない。溶融プラスチックフィルムの次の
処理を実施する前に、少ない伸びで冷却装置から取り出
せるようにするために、第１の水槽にそれと同じ水位の
第２の水槽が後置されている。
【０００４】この場合、第２の水槽によってプラスチッ
クフィルム生産設備の構造長さが増大し、冷却装置内に
おける溶融プラスチックフィルムの滞在時間が非常に長
くなるという大きな欠点がある。
クフィルム生産設備の構造長さが増大し、冷却装置内に
おける溶融プラスチックフィルムの滞在時間が非常に長
くなるという大きな欠点がある。
【０００５】水槽内で回転する冷却ローラーにおいて、
冷却ローラーの軸受が水位の上側に位置する方式と冷却
ローラーの軸受が水位の下側に位置する方式とで区別さ
れる。後者の方式の目的は、できるだけ小さなローラ直
径で最大の冷却出力を得ることにある。これは冷却ロー
ラーが水槽の中に深く配置されればされるほど有効に作
用することを意味し、換言すればより多くの溶融プラス
チックフィルムがプラスチックフィルム生産設備におけ
る次の処理工程に導かれることを意味し、これは熱可塑
性プラスチックフィルムにおける単位時間当たりの生産
量を高める。
冷却ローラーの軸受が水位の上側に位置する方式と冷却
ローラーの軸受が水位の下側に位置する方式とで区別さ
れる。後者の方式の目的は、できるだけ小さなローラ直
径で最大の冷却出力を得ることにある。これは冷却ロー
ラーが水槽の中に深く配置されればされるほど有効に作
用することを意味し、換言すればより多くの溶融プラス
チックフィルムがプラスチックフィルム生産設備におけ
る次の処理工程に導かれることを意味し、これは熱可塑
性プラスチックフィルムにおける単位時間当たりの生産
量を高める。
【０００６】ドイツ特許第３６３５３０２Ａ１号明細書
における冷却ローラー装置の場合、水槽の水位は幾何学
的条件のために任意に高められない。一方では溶融プラ
スチックフィルムを冷却ローラー上に置くためおよび溶
融プラスチックフィルムを冷却ローラーに押しつけるた
めに、溶融プラスチックフィルムと冷却ローラーとの間
に空気を封じ込めることを防止するために、例えばエア
ワイパー（空気掻き出し装置）が必要である。
における冷却ローラー装置の場合、水槽の水位は幾何学
的条件のために任意に高められない。一方では溶融プラ
スチックフィルムを冷却ローラー上に置くためおよび溶
融プラスチックフィルムを冷却ローラーに押しつけるた
めに、溶融プラスチックフィルムと冷却ローラーとの間
に空気を封じ込めることを防止するために、例えばエア
ワイパー（空気掻き出し装置）が必要である。
【０００７】他方では溶融プラスチックフィルムが冷却
ローラー上に置かれる前に冷却ローラーに付着した水を
除去して乾燥する必要がある。これは或る構造空間を必
要とすると共に、溶融プラスチックフィルムの受取り点
と取出し点との間に位置する冷却ローラーの円周表面が
十分な傾斜を有している必要がある。即ちこの冷却ロー
ラー面はその上に溶融プラスチックフィルムが押し出さ
れる前に水が除去されねばならない。溶融プラスチック
フィルムは乾燥したローラー上にしか下ろせない。脱水
ないし乾燥は一般にゴム張り圧搾ローラおよびそれに続
いて配置されたエアナイフ（空気削除器）で行われ、そ
の圧搾ローラは冷却ローラー表面の大部分の水を圧搾し
て押し出し、エアナイフは高圧で水を吹き払い、一般に
横に押し退ける。
ローラー上に置かれる前に冷却ローラーに付着した水を
除去して乾燥する必要がある。これは或る構造空間を必
要とすると共に、溶融プラスチックフィルムの受取り点
と取出し点との間に位置する冷却ローラーの円周表面が
十分な傾斜を有している必要がある。即ちこの冷却ロー
ラー面はその上に溶融プラスチックフィルムが押し出さ
れる前に水が除去されねばならない。溶融プラスチック
フィルムは乾燥したローラー上にしか下ろせない。脱水
ないし乾燥は一般にゴム張り圧搾ローラおよびそれに続
いて配置されたエアナイフ（空気削除器）で行われ、そ
の圧搾ローラは冷却ローラー表面の大部分の水を圧搾し
て押し出し、エアナイフは高圧で水を吹き払い、一般に
横に押し退ける。
【０００８】冷却ローラーの表面が水平線に対して非常
に大きな傾斜を有するとき、この大きな傾斜によってそ
の冷却ローラーの表面から水が速やかに除去されるの
で、非常に良好な脱水作用が得られる。水位が高い場合
にはこの傾斜が小さくなると共に冷却ローラーの乾燥に
有用な表面範囲が小さくなり、特に冷却ローラーの回転
速度が高められる場合も、引き連れられる水を除去する
ことが難しくなる。
に大きな傾斜を有するとき、この大きな傾斜によってそ
の冷却ローラーの表面から水が速やかに除去されるの
で、非常に良好な脱水作用が得られる。水位が高い場合
にはこの傾斜が小さくなると共に冷却ローラーの乾燥に
有用な表面範囲が小さくなり、特に冷却ローラーの回転
速度が高められる場合も、引き連れられる水を除去する
ことが難しくなる。
【０００９】その上に当該表面の傾斜が小さくなればな
るほど、非常に高速回転する冷却ローラーによって水が
引き連られ易くなる。従って冷却ローラーを確実に乾燥
できるようにするために、圧搾装置および乾燥装置の範
囲において当該ローラー表面範囲の傾斜をできるだけ大
きくし、十分な広さの組立空間を用意することが有利で
ある。
るほど、非常に高速回転する冷却ローラーによって水が
引き連られ易くなる。従って冷却ローラーを確実に乾燥
できるようにするために、圧搾装置および乾燥装置の範
囲において当該ローラー表面範囲の傾斜をできるだけ大
きくし、十分な広さの組立空間を用意することが有利で
ある。
【００１０】更にヨーロッパ特許第０１７２９２４Ｂ１
号明細書において、幅広スリットノズルから冷却ローラ
ー上に押し出される溶融プラスチックフィルムに対する
冷却装置が知られている。溶融プラスチックフィルムは
これを一層良好に冷却するために水槽に導かれる前に、
第１の冷却ローラーに後置された第２の冷却ローラーに
巻きつけられる。
号明細書において、幅広スリットノズルから冷却ローラ
ー上に押し出される溶融プラスチックフィルムに対する
冷却装置が知られている。溶融プラスチックフィルムは
これを一層良好に冷却するために水槽に導かれる前に、
第１の冷却ローラーに後置された第２の冷却ローラーに
巻きつけられる。
【００１１】この場合、溶融プラスチックフィルムが第
１の冷却ローラー上に押し出された直後に溶融プラスチ
ックフィルムの表面が効果的に冷却されないという欠点
がある。このために溶融プラスチックフィルムの表面を
冷却する第２の冷却ローラーが必要であり、また溶融プ
ラスチックフィルムを少ない伸びで次の処理工程に導け
るようにするために水槽が必要である。
１の冷却ローラー上に押し出された直後に溶融プラスチ
ックフィルムの表面が効果的に冷却されないという欠点
がある。このために溶融プラスチックフィルムの表面を
冷却する第２の冷却ローラーが必要であり、また溶融プ
ラスチックフィルムを少ない伸びで次の処理工程に導け
るようにするために水槽が必要である。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、水槽
の水位が高いことにより冷却ローラーの乾燥の際に生ず
る欠点を除去し、それにもかかわらず溶融プラスチック
フィルムの最大冷却効果を得ることにある。
の水位が高いことにより冷却ローラーの乾燥の際に生ず
る欠点を除去し、それにもかかわらず溶融プラスチック
フィルムの最大冷却効果を得ることにある。
【００１３】本発明の別の目的は、冷却装置内における
溶融プラスチックフィルムの滞在時間を非常に短くし、
プラスチックフィルム生産設備の構造長さに有利な影響
を与えることにある。
溶融プラスチックフィルムの滞在時間を非常に短くし、
プラスチックフィルム生産設備の構造長さに有利な影響
を与えることにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの目的
は特許請求の範囲の請求項１に記載の手段によって達成
される。
は特許請求の範囲の請求項１に記載の手段によって達成
される。
【００１５】本発明は、冷却ローラーの軸受の上側に位
置し、これによって溶融プラスチックフィルムを良好に
冷却する働きをする水位から出発している。溶融プラス
チックフィルムは冷却ローラーの円周表面に１８０°以
上にわたって巻きついている。
置し、これによって溶融プラスチックフィルムを良好に
冷却する働きをする水位から出発している。溶融プラス
チックフィルムは冷却ローラーの円周表面に１８０°以
上にわたって巻きついている。
【００１６】水槽は、十分な傾斜および冷却ローラーに
対する乾燥装置を配置するための十分な構造空間が得ら
れるように選定されている。
対する乾燥装置を配置するための十分な構造空間が得ら
れるように選定されている。
【００１７】冷却ローラーの幅広スリットノズル側に即
ち冷却ローラーの溶融プラスチックフィルムを支える円
周表面に対して、本発明に基づいて第２の冷却装置（水
槽）が設けられている。この冷却装置は槽として形成さ
れ、冷却ローラーを部分的に包囲し、冷却ローラーの側
面ないし端面に水密に係合されている。その槽は給水口
を通して水が供給される。槽の下側面にある調整フラッ
パ弁によって第２の冷却装置の水位が給水量と排水量と
の比率で一定にされる。これによってまだ高温の溶融プ
ラスチックフィルムが冷却水で洗流され、従って溶融プ
ラスチックフィルムが効果的に冷却される。
ち冷却ローラーの溶融プラスチックフィルムを支える円
周表面に対して、本発明に基づいて第２の冷却装置（水
槽）が設けられている。この冷却装置は槽として形成さ
れ、冷却ローラーを部分的に包囲し、冷却ローラーの側
面ないし端面に水密に係合されている。その槽は給水口
を通して水が供給される。槽の下側面にある調整フラッ
パ弁によって第２の冷却装置の水位が給水量と排水量と
の比率で一定にされる。これによってまだ高温の溶融プ
ラスチックフィルムが冷却水で洗流され、従って溶融プ
ラスチックフィルムが効果的に冷却される。
【００１８】
【発明の実施の形態】以下、図に示した実施形態を参照
して本発明を詳細に説明する。
して本発明を詳細に説明する。
【００１９】第１の水槽４の中に矢印２ｂの方向に回転
駆動される冷却ローラー２が配置されている。この水槽
４はローラー軸受２より高くされた水位４ａを有してい
る。従ってローラー軸受２は水位４ａの下側に位置して
いる。
駆動される冷却ローラー２が配置されている。この水槽
４はローラー軸受２より高くされた水位４ａを有してい
る。従ってローラー軸受２は水位４ａの下側に位置して
いる。
【００２０】幅広スリットノズル１は溶融プラスチック
フィルム３をノズル開口１ａから冷却ローラー２上に押
し出す。プラスチックフィルム３はその直後に本発明に
基づく第２の水槽５の中に漬かる。
フィルム３をノズル開口１ａから冷却ローラー２上に押
し出す。プラスチックフィルム３はその直後に本発明に
基づく第２の水槽５の中に漬かる。
【００２１】この第２の水槽５は第１の水槽４の水位４
ａに比べて高められた水位５ａを有している。第２の水
槽５は上述したように冷却ローラー２に対して空隙密閉
装置（図示せず）によって密閉（填隙）されている。
ａに比べて高められた水位５ａを有している。第２の水
槽５は上述したように冷却ローラー２に対して空隙密閉
装置（図示せず）によって密閉（填隙）されている。
【００２２】第２の水槽５は給水口６および排水口７を
有している。給水量および排水量は水位５ａが一定に保
たれるように調整される。給水量あるいは排水量のいず
れかを制御することもできる。このために種々の方式が
考えられる（弁、フラッパ弁など）。
有している。給水量および排水量は水位５ａが一定に保
たれるように調整される。給水量あるいは排水量のいず
れかを制御することもできる。このために種々の方式が
考えられる（弁、フラッパ弁など）。
【００２３】冷却ローラー２に対する第２の水槽５の密
閉は上述したように、空隙密閉装置ないしラビリンスパ
ッキンとして形成され、例えば冷却ローラー２と非接触
式に共働する密閉装置によって行われる。重要なことは
給水量と排水量とがバランスされていることである。
閉は上述したように、空隙密閉装置ないしラビリンスパ
ッキンとして形成され、例えば冷却ローラー２と非接触
式に共働する密閉装置によって行われる。重要なことは
給水量と排水量とがバランスされていることである。
【００２４】冷却ローラー２の部分表面範囲（部分円周
範囲）８に圧搾・乾燥装置９、１０（圧搾ローラ９、エ
アワイパー１０）が付設されている。冷却ローラー２の
水槽４の中への浸漬深さｔは、冷却ローラー２が高速回
転する場合でも冷却ローラー２が確実に乾燥されるよう
に選定されている。
範囲）８に圧搾・乾燥装置９、１０（圧搾ローラ９、エ
アワイパー１０）が付設されている。冷却ローラー２の
水槽４の中への浸漬深さｔは、冷却ローラー２が高速回
転する場合でも冷却ローラー２が確実に乾燥されるよう
に選定されている。
【００２５】冷却済みの少ない伸びのプラスチックフィ
ルム３は水槽４の内部あるいは外部に配置されている取
出しローラ１１を介して次の処理工程に導かれる。なお
本発明に基づく装置はドイツ特許第３６３５３０２Ａ１
号明細書に記載の従来技術を改善するだけでなく、ヨー
ロッパ特許第０１７２９２４号明細書に基づいて形成さ
れている冷却装置でも利用できる。
ルム３は水槽４の内部あるいは外部に配置されている取
出しローラ１１を介して次の処理工程に導かれる。なお
本発明に基づく装置はドイツ特許第３６３５３０２Ａ１
号明細書に記載の従来技術を改善するだけでなく、ヨー
ロッパ特許第０１７２９２４号明細書に基づいて形成さ
れている冷却装置でも利用できる。
【図１】本発明に基づく冷却装置の概略断面図。
１ 幅広スリットノズル １ａ ノズル開口 ２ 冷却ローラー ２ａ 冷却ローラーの回転軸 ２ｂ 冷却ローラーの回転方向矢印 ３ 溶融プラスチックフィルム ４ 第１の水槽 ４ａ 水位 ５ 第２の水槽 ５ａ 水位 ６ 給水口 ７ 排水口 ８ 冷却ローラーの部分表面範囲 ９ 圧搾ローラ １０ エアワイパー １１ 取出しローラ １２ 排水口 ｔ 浸漬深さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス、フィッシャー ドイツ連邦共和国リンダウ、リッケンバ ッヒェル、シュトラーセ、61 (56)参考文献 特開 昭50−100162（ＪＰ，Ａ) 特開 昭49−45162（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−114623（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−166089（ＪＰ，Ａ) 実開 昭50−95463（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭39−18981（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B29C 47/00 - 47/96
Claims (5)
- 【請求項１】幅広スリットノズル（１）から冷却ローラ
ー（２）上に押し出される溶融プラスチックフィルム
（３）の冷却装置であって、回転駆動される少なくとも
一つの冷却ローラー（２）を有し、その回転軸線（２
ａ）が所定の水位（４ａ）を有する第１の水槽（４）の
内部あるいは外部に位置しているような、幅広スリット
ノズルから冷却ローラー上に押し出される溶融プラスチ
ックフィルムの冷却装置において、前記冷却装置が第１の水槽（４）よりも高い位置に置か
れた第２の水槽（５）を有し、溶融プラスチックフィル
ム（３）が冷却ローラーに巻き取られた直後に第２の水
槽（５）内で冷却されるように第２の水槽（５）の水位
（５ａ）を第１の水槽（４）の水位（４ａ）よりも高く
してある ことを特徴とする幅広スリットノズルから冷却
ローラー上に押し出される溶融プラスチックフィルムの
冷却装置。 - 【請求項２】第２の水槽（５）が少なくとも一つの給水
口（６）および第１の水槽（４）に開口する排水口
（７）を有していることを特徴とする請求項１記載の装
置。 - 【請求項３】幅広スリットノズル（１）の開口（１ａ）
と溶融プラスチックフィルム（３）が冷却ローラー
（２）から剥がれる場所との間に、溶融プラスチックフ
ィルムが存在しない部分表面範囲（８）が用意されてい
ることを特徴とする請求項１記載の装置。 - 【請求項４】部分表面範囲（８）に圧搾ローラ（９）お
よびエアワイパー（１０）が配置されていることを特徴
とする請求項３記載の装置。 - 【請求項５】部分表面範囲（８）の大きさが冷却ローラ
ー（２）の第１の水槽（４）内への浸漬深さ（ｔ）に応
じて変化可能であることを特徴とする請求項３記載の装
置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19709138.5 | 1997-03-06 | ||
| DE19709138A DE19709138C2 (de) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | Vorrichtung zum Abkühlen eines aus einer Breitschlitzdüse auf eine Kühlwalze extrudierten Schmelzefilms |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10244577A JPH10244577A (ja) | 1998-09-14 |
| JP2930928B2 true JP2930928B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=7822426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10053706A Expired - Fee Related JP2930928B2 (ja) | 1997-03-06 | 1998-03-05 | 幅広スリットノズルから冷却ローラー上に押し出される溶融プラスチックフィルムの冷却装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6036465A (ja) |
| EP (1) | EP0862982B1 (ja) |
| JP (1) | JP2930928B2 (ja) |
| AT (1) | ATE202511T1 (ja) |
| DE (2) | DE19709138C2 (ja) |
| ES (1) | ES2159898T3 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6848733B2 (en) * | 2002-11-08 | 2005-02-01 | Durakon Industries, Inc. | Co-formed bed liner having enhanced frictional characteristics |
| CN103624961B (zh) * | 2013-11-18 | 2016-08-24 | 桂林电器科学研究院有限公司 | 薄膜生产线的铸片成型冷却装置及冷却方法 |
| CN104593882B (zh) * | 2014-12-04 | 2016-09-21 | 余姚市朗霞双俊塑料拉丝厂 | 设有冷却机构的塑料拉丝机 |
| DE102014119205A1 (de) | 2014-12-19 | 2016-06-23 | Windmöller & Hölscher Kg | Folienmaschine für die Herstellung von Stretchfolie |
| KR102055285B1 (ko) * | 2019-06-21 | 2019-12-12 | 황희주 | 냉각효율이 높은 압출성형장치 |
| CN110815774A (zh) * | 2019-10-29 | 2020-02-21 | 桂林电器科学研究院有限公司 | 一种用于辊筒除水的风刀装置 |
| CN112936692B (zh) * | 2021-01-25 | 2021-12-14 | 赵牧青 | 一种智能化、精细化的包装袋生产加工装置 |
| CN114905781B (zh) * | 2022-06-24 | 2023-07-25 | 安徽精一门科技发展有限公司 | 一种杀菌抗病毒功效的车衣膜生产系统 |
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|---|---|---|---|---|
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