JP2929611B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2929611B2 JP1185045A JP18504589A JP2929611B2 JP 2929611 B2 JP2929611 B2 JP 2929611B2 JP 1185045 A JP1185045 A JP 1185045A JP 18504589 A JP18504589 A JP 18504589A JP 2929611 B2 JP2929611 B2 JP 2929611B2
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和也 米本
哲也 飯塚
和司 和田
耕一 原田
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序に従って本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術[第4図、第5図] D.発明が解決しようとする問題点[第6図] E.問題点を解決するための手段 F.作用 G.実施例[第1図乃至第3図] H.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は固体撮像装置、特にマトリックス状に配置さ
れた受光素子で発生した信号電荷を複数の垂直レジスタ
により垂直方向に転送し、上記複数の垂直レジスタによ
り転送された信号電荷を複数の水平レジスタにより分担
して転送するようにした固体撮像装置に関する。
(B.発明の概要) 本発明は、上記固体撮像装置において、 水平レジスタ間の転送を制御する制御ゲートの低抵抗
化を図ることができるようにするため、 制御ゲートを第1層目の半導体層により形成し、該第
1層目の半導体層とコンタクト領域を介して接続された
金属配線層を形成し、該金属配線層と上記第1層目の半
導体層との間に第1層目と第2層目の半導体層からなる
水平レジスタ駆動用転送電極を上記コンタクト領域を避
けて形成したものである。
(C.従来技術)[第4図、第5図] ビデオカメラの高解像度化の要請に応えるためには撮
像手段として多く用いられている固体撮像装置の高解像
度化を図る必要がある。具体的には、受光素子からなり
マトリックス状に配置される画素の数を増加させなけれ
ばならない。現在一般向けビデオカメラの固体撮像装置
は画素数が0〜40万程度であるが、HDTV対応のビデオカ
メラ用の場合には解像度が5倍になるので200万画素に
することが要求される。
しかも、画素数の増加に比例して固体撮像装置のチッ
プサイズを大きくすることが要求されるわけではなく、
徒らにチップサイズを大きくすることなく画素数を飛躍
的に多くしなければならない。
ところで、固体撮像装置のチップサイズを一定とした
場合、一般に水平方向に並べた画素数の限界は水平レジ
スタの1ビットの単位長によって決定され、水平レジス
タが高解像度化を制約する要因となっていた。
そこで水平レジスタを複数個並設し、垂直レジスタに
より垂直方向に転送された信号電荷をその複数の水平レ
ジスタに振り分けて出力することにより水平方向におけ
る画素の集積度の向上を図ることが例えば特公平1−13
676号公報により提案された。また、このように水平レ
ジスタを複数個設けた固体撮像装置についての研究の成
果はテレビジョン学会誌Vol.41,No.11(1987)74〜80頁
「超高解像度CCDイメージセンサ」等により発表されて
いる。
第4図は水平レジスタを2個並設した固体撮像装置の
一例を示す平面図である。同図において、aは受光素子
がマトリックス状に配設された受光部、bは蓄積部、c
は該蓄積部bの反受光部側に設けられたゲート領域で、
ゲート電圧Vogを受けると第1の水平レジスタdへ信号
電荷を同時に転送する。
上記第1の水平レジスタdは上記ゲート領域cの反蓄
積部側に配置されている。eは制御ゲートで、第1の水
平レジスタdの反制御ゲート側に配置されている。fは
第2の水平レジスタで、制御ゲートeの反第1水平レジ
スタ側に配置されている。gは2つの水平レジスタd、
fからの信号をマルチプレックスするマルチプレクサで
ある。上記制御ゲートeは1つおきの垂直レジスタに対
応する部分下にチャンネルストッパ(斜線で示す)h、
h、…と対応しない方の垂直レジスタにより転送された
信号電荷を第2の水平レジスタfへ転送する。
ところで、上記制御ゲートeは従来においては第5図
に示すように第1層目の多結晶シリコン層により形成さ
れていた。同図において、jは半導体体板、kは半導体
体板jの主面上に形成された絶縁膜で、該絶縁膜k上に
第1層目の多結晶シリコン層からなる制御ゲートiが形
成されている。lは該制御ゲートiを覆う層間絶縁膜、
mは制御ゲートiに対して層間絶縁膜lを介して立体交
差するように形成された転送電極である。この転送電極
mは水平レジスタd及びfを駆動するもので、第5図に
は第2層目の多結晶シリコン層からなる転送電極1のみ
が現われている。しかし、水平レジスタの転送電極は第
2層目の多結晶シリコン層と第3層目の多結晶シリコン
層とを水平方向に交互に配置することによって構成され
ているのであり、一方の多結晶シリコン層からなる転送
電極はパルスφ1を受け、他方の多結晶シリコン層から
なる転送電極はパルスφ2を受ける。
(D.発明が解決しようとする問題点)[第6図] ところで、HDVS対応の固体撮像装置は制御ゲートeの
長さが例えば約15mm程度と非常に長くなり、制御信号の
伝搬遅延をできるだけ小さくするためにこの制御ゲート
eへのゲート電圧φHPの印加は第6図(A)に示すよう
にその制御ゲートeの両端部から行なわれていた。しか
し、元来多結晶シリコン層は比抵抗が小さいとはいえ
ず、そのためゲート電圧φHPの伝送経路の等価回路は同
図(B)に示すようになり、ゲート電圧φHPの波形が制
御ゲートeにおいて歪んだり、振幅が小さくなったりす
ることは避け得なかった。このように伝送経路の時定数
が大きいと伝送遅延が生じ、動作特性に大きな悪影響を
及ぼす。特に、HDVSのテレビジョン方式の非常に短かな
水平ブランキング期間内に制御ゲートeによる水平レジ
スタd・f間の転送を行なわなければならないので、こ
の伝送遅延は看過できない問題となる。
本発明はこのような問題点を解決すべく為されたもの
であり、水平レジスタ間の転送を制御する制御ゲートの
低抵抗化を図ることができるようにすることを目的とす
る。
(E.問題点を解決するための手段) 本発明固体撮像装置は上記問題点を解決するため、制
御ゲートを第1層目の半導体層により形成し、該第1層
目の半導体層よりも上層にこれとコンタクト領域を介し
て接続された金属配線層を形成し、該金属配線層と上記
第1層目の半導体層との間に第1層目と第2層目の半導
体層からなる水平レジスタ駆動用転送電極を上記コンタ
クト領域を避けて形成したことを特徴とする。
(F.作用) 本発明固体撮像装置によれば、抵抗率の小さな金属配
線層を制御ゲートに対して並列に接続するので、水平レ
ジスタ間の転送を制御する信号の経路の時定数を小さく
することができる。そして、転送電極は、金属配線層
と、制御ゲートとの間のコンタクト領域を避けるように
形成されているので、転送電極と制御ゲートとの間が短
絡する虞れもない。
(G.実施例)[第1図乃至第3図] 以下、本発明固体撮像装置を図示実施例に従って詳細
に説明する。
第1図乃至第3図は本発明固体撮像装置の一つの実施
例を示すもので、第1図は制御ゲート及びその近傍を示
す平面図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、第
3図(A)は制御ゲートの回路図、同図(B)は等価回
路図である。
図面において、1は半導体基板、2は半導体基板1表
面上に形成されたSiO2からなる絶縁膜、3は第1層目の
多結晶シリコン層からなる制御ゲート、4は層間絶縁
膜、5、5、…は第2層目の多結晶シリコン層からなる
水平レジスタ駆動用転送電極である。6は層間絶縁膜、
7、7、…は第3層目の多結晶シリコン層からなる水平
レジスタ駆動用転送電極、特にトランスファー部駆動用
転送電極である。8は層間絶縁膜、9、9、…は制御ゲ
ート3を部分的に露出させるコンタクト領域、10は制御
ゲート3と該コンタクト領域9、9、…を介して接続さ
れた金属配線層で、例えばアルミニウムからなる。
本固体撮像装置は、2つの水平レジスタ間における信
号電荷の転送を制御する制御ゲート3を第1層目の多結
晶シリコン層により形成し、2つの水平レジスタを制御
する転送電極5、7、5、7…を第2層目と第3層目の
多結晶シリコン層により形成し、そして、この第3層目
の多結晶シリコン層7、7、…よりも上層に金属配線層
10を制御ゲート3の低抵抗化を図るシャント配線として
設けている。そして、コンタクト領域9、9、…におい
て金属配線層10と制御ゲート3とのコンタクトをとって
いる。
尚、水平レジスタ駆動用転送電極を成すところの第2
層目と第3層目の多結晶シリコン層5、5、…、7、
7、…はコンタクト領域9、9、…を避けるように形成
されている。というのは、ショートを避けるためであ
る。
第3図(A)は制御ゲート3の回路図、同図(B)は
等価回路図である。
このような固体撮像装置によれば制御ゲート3にそれ
よりもシート抵抗が極めて低い(1000分の1あるいはそ
れ以下)例えばアルミニウムからなる金属配線層10がシ
ャント配線として並列に接続されているのでゲート電圧
φHPの伝送経路の時定数が非常に小さくなる。従って、
伝搬遅延を非常に小さくすることができ、HDVSに対して
も対応が可能になる。
(H.発明の効果) 以上に述べたように、本発明固体撮像装置は、マトリ
ックス状に配置された受光素子で発生した信号電荷を複
数の垂直レジスタにより垂直方向に転送し、該複数の垂
直レジスタにより転送された信号電荷を複数の水平レジ
スタにより分担して転送するようにした固体撮像装置に
おいて、上記水平レジスタ間における信号電荷の転送を
制御する制御ゲートを第1層目の半導体層により形成
し、該第1層目の半導体層よりも上層にこれとコンタク
ト領域を介して接続された金属配線層を形成し、上記第
1層目の半導体層と上記金属配線層との間に第2層目の
半導体層と第3層目の半導体層からなる上記水平レジス
タ駆動用の転送電極を上記コンタクト領域を避けて形成
したことを特徴とするものである。
従って、本発明固体撮像装置によれば、抵抗率の小さ
な金属配線層を制御ゲートに対して並列に接続するの
で、水平レジスタ間の転送を制御する信号の経路の時定
数を小さくすることができる。
そして、転送電極は、金属配線層と、制御ゲートとの
間のコンタクト領域を避けるように形成されているの
で、転送電極と制御ゲート間が短絡する虞れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明固体撮像装置の一つの実施例
を説明するためのもので、第1図は平面図、第2図は第
1図のII−II線に沿う断面図、第3図(A)は制御ゲー
トの回路図、同図(B)は同じく等価回路図、第4図は
背景技術を示すところの固体撮像装置の平面図、第5図
は従来例における制御ゲートを示す断面図、第6図
(A)、(B)は発明が解決しようとする問題点を説明
するためのもので、同図(A)は制御ゲートの回路図、
同図(B)は同じく等価回路図である。 符号の説明 3……制御ゲート、5、6……水平レジスタ駆動用転送
電極、 9……コンタクト領域、10……金属配線層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 和司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 原田 耕一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−168060(JP,A) 特開 昭63−120463(JP,A) 特開 昭64−71170(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/339 H01L 27/14 - 27/148 H01L 29/762 - 29/768

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マトリックス状に配置された受光素子で発
    生した信号電荷を複数の垂直レジスタにより垂直方向に
    転送し、 上記複数の垂直レジスタにより転送された信号電荷を複
    数の水平レジスタにより分担して転送するようにした固
    体撮像装置において、 上記水平レジスタ間における信号電荷の転送を制御する
    制御ゲートを第1層目の半導体層により形成し、 上記第1層目の半導体層とコンタクト領域を介して接続
    された金属配線層を形成し、 上記第1層目の半導体層と上記金属配線層との間に第2
    層目の半導体層と第3層目の半導体層からなる上記水平
    レジスタ駆動用の転送電極を上記コンタクト領域を避け
    て形成した ことを特徴とする固体撮像装置
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DE1990634145 DE69034145T2 (de) 1989-07-17 1990-07-17 Struktur für Festkörperbildaufnahmeanordnungen
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