JP2929413B2 - 高密度多極コネクタへのオプションコネクタの嵌合方法及びその嵌合構造 - Google Patents

高密度多極コネクタへのオプションコネクタの嵌合方法及びその嵌合構造

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JP2929413B2 JP6135972A JP13597294A JP2929413B2 JP 2929413 B2 JP2929413 B2 JP 2929413B2 JP 6135972 A JP6135972 A JP 6135972A JP 13597294 A JP13597294 A JP 13597294A JP 2929413 B2 JP2929413 B2 JP 2929413B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/514Bases; Cases composed as a modular blocks or assembly, i.e. composed of co-operating parts provided with contact members or holding contact members between them

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に車両用ワイヤーハ
ーネス等の多数の各端子群相互の接続に適用される高密
度多極コネクタにおいて、該高密度多極コネクタに対し
てオプションコネクタを並設させるためのオプションコ
ネクタの装着接続方法及びその構造の改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の車両用ワイヤーハーネ
スの接続に適用される高密度多極コネクタにおいては、
従来の場合、例えば、図12に示されている如く、車両
の該当部分への取付けのためにブラケット101を用い
ている。また、雌・雄型の各コネクタ部材からなる高密
度多極コネクタ102に対して、雌・雄型の各コネクタ
部材からなる汎用コネクタであるオプションコネクタ1
03を並設させるために、下記のような方法を取ってい
る。
【0003】即ち、前記車両取付け用ブラケット101
のフレーム部101a内にあって、予め前記高密度多極
コネクタ102の雄型コネクタ部材を装着させておき、
該雄型コネクタ部材に対して下方側から雌型コネクタ部
材を嵌合接続させる。そして、これらの各コネクタ部材
の相互をボルト・ナットにより締結させることで、所期
通りの接続態様に保持されている。そして、さらに前記
高密度多極コネクタ102に合わせてオプションコネク
タ103を並設させるために、前記ブラケット101の
フレーム部101aにハウジング取付け係止部104を
設けている。このハウジング取付け係止部104に前記
オプションコネクタ103の雌型コネクタ部材に形成し
たハウジング側係止部105を手嵌めして係合止着さ
せ,その後、該雌型コネクタ部材に雄型コネクタ部材を
嵌合接続させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の高密度多極コネクタ102へのオプションコネクタ
103の並設態様では、当初に高密度多極コネクタ10
2の雌型コネクタ部材と雄型コネクタ部材との嵌合接続
をなすと共に、これらの各コネクタ部材の相互間のボル
ト・ナットによる締結を行う必要がある。そして、その
後に車両取付け用ブラケット101のフレーム部101
aに設けたハウジング取付け係止部104に対して、オ
プションコネクタ103の雌型コネクタ部材に形成した
ハウジング側係止部を係合止着させる。そして、あらた
めて該雌型コネクタ部材に雄型コネクタ部材を嵌合接続
させている。このように、必ずしも各別に分けて嵌合操
作する必要のない高密度多極コネクタ102の雌・雄型
の各コネクタ部材の嵌合接続と、オプションコネクタ1
03の雌・雄型の各コネクタ部材の嵌合接続とをそれぞ
れに行なわなければならない。よって、該接続操作が極
めて煩雑化するという不都合があり、且つそのメンテナ
ンス時にも同様な問題を生ずるという欠点を有してい
る。
【0005】一方、従来においては前記高密度多極コネ
クタに対するオプションコネクタの並設を考慮し、該高
密度多極コネクタ内にあって、事前にオプションコネク
タに対応するコネクタ部分相当の空洞にされた空コネク
タ部が確保されている。そして、ハーネス仕様によって
オプションコネクタを配設する必要のあるときには、該
空コネクタ部を活用してオプションコネクタ相当の接続
部構成を組み込んでいる。また、その必要のないときに
は該空コネクタ部に対して覆い蓋,仮コネクタを施す等
の手段を講じている場合もある。よって、このような手
段では複雑化する可能性の高い高密度多極コネクタ内
に、オプションコネクタの要,不要に拘りなく空洞化さ
れた空コネクタ部が常に存在することになり、該高密度
多極コネクタ内に設定される空間部の有効な活用ができ
なくなる。
【0006】即ち、種々のハーネス仕様に対応して所要
コネクタ数が増加するのに伴い、その内部結線に係る工
数の増加や、オプションコネクタの中途嵌装の発生確率
も高くなり、前記のような従来の嵌合方法では、このよ
うな事態に十分には対処し得ないものであった。
【0007】本発明の目的は、上記課題を解消するため
になされたもので、高密度多極コネクタに対するオプシ
ョンコネクタの並設が可能であり、所要コネクタ数の増
加に容易且つ十分に対処できるとともに、該高密度多極
コネクタ及びオプションコネクタにおける全てのコネク
タ嵌合を一括して行ない得るようにした高密度多極コネ
クタへのオプションコネクタの嵌合方法及びその嵌合構
造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、相
互に接続される接続端子をそれぞれに備えた雌・雄一対
の各コネクタ部材からなる高密度多極コネクタと、相互
に接続される接続端子をそれぞれに備えた雌・雄一対の
各コネクタ部材からなるオプションコネクタとを有し、
高密度多極コネクタにオプションコネクタを並設して装
着させる高密度多極コネクタへのオプションコネクタの
嵌合方法において、前記高密度多極コネクタの一方のコ
ネクタ部材に、前記オプションコネクタの一方のコネク
タ部材を着脱自在に装着して一体化させるとともに、前
記高密度多極コネクタの他方のコネクタ部材に、前記オ
プションコネクタの他方のコネクタ部材を着脱自在に装
着して一体化させ、前記一体化された一方の各コネクタ
部材と他方の各コネクタ部材を接続方向に形成されたガ
イド手段によって一括して嵌合接続させることにより達
成することができる。
【0009】
【0010】本発明は、相互に接続される接続端子をそ
れぞれに備えた複数の雌・雄一対の各コネクタ部材をフ
レーム内に装着してなる高密度多極コネクタと、相互に
接続される接続端子をそれぞれに備えた雌・雄一対の各
コネクタ部材からなるオプションコネクタとを有し、高
密度多極コネクタにオプションコネクタを並設して装着
させる高密度多極コネクタへのオプションコネクタの嵌
合構造において、前記高密度多極コネクタでの一方及び
他方の各コネクタ部材の各フレームの外壁面にフレーム
側の各被係合装着手段をそれぞれに設けるとともに、前
記オプションコネクタでの一方及び他方の各コネクタ部
材の各ハウジングに、前記フレーム側の対応する各被係
合装着手段に着脱自在に装着されるハウジング側の各係
合装着手段をそれぞれに設け、前記被係合装着手段と前
記係合装着手段との少なくとも何れか一方に、他方を接
続方向にガイドするガイド手段を設けたことにより達成
することができる。
【0011】
【0012】
【作用】本発明の高密度多極コネクタへのオプションコ
ネクタの嵌合方法では、高密度多極コネクタの一方のコ
ネクタ部材にオプションコネクタの一方のコネクタ部材
を着脱自在に装着して一体化させるとともに、高密度多
極コネクタの他方のコネクタ部材にオプションコネクタ
の他方のコネクタ部材を着脱自在に装着して一体化させ
る。そして、これらの一体化された一方の各コネクタ部
材の接続端子に対して、一体化された他方の各コネクタ
部材の接続端子を嵌合接続させることにより、全ての接
続端子をそれぞれに対応する接続端子に一括して嵌合接
続させることができる。
【0013】また、前記高密度多極コネクタへのオプシ
ョンコネクタの嵌合方法において、一体化された一方の
各コネクタ部材の接続端子に対する一体化された他方の
各コネクタ部材の接続端子の嵌合接続が接続方向に形成
したガイド手段により行われる。これによって、相互の
接続端子の嵌合接続が正確且つ円滑に行なわれる。
【0014】本発明の高密度多極コネクタへのオプショ
ンコネクタの嵌合構造では、高密度多極コネクタでの一
方及び他方の各コネクタ部材の各フレームの外壁面にフ
レーム側の各被係合装着手段をそれぞれに設ける。ま
た、オプションコネクタでの一方及び他方の各コネクタ
部材の各ハウジングには、前記フレーム側の対応する各
被係合装着手段に着脱自在に装着されるハウジング側の
各係合装着手段がそれぞれに設けられている。そのた
め、フレーム側の各被係合装着手段へのハウジング側の
各係合装着手段の係合装着によって、高密度多極コネク
タとオプションコネクタとの一方の各コネクタ部材及び
他方の各コレクタ部材をそれぞれに一体化できる。これ
により、一体化された一方の各コネクタ部材と他方の各
コネクタ部材を一括して嵌合させることができる。
【0015】また、前記高密度多極コネクタへのオプシ
ョンコネクタの接続構造において、被係合装着手段と係
合装着手段との少なくとも何れか一方に、他方を接続方
向にガイドするガイド手段が設けられている。これによ
り、相互に対応する各接続端子の嵌合接続がガイド手段
によってガイドされることになり、嵌合接続が正確且つ
円滑に行なうことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の高密度多極コネクタへのオプ
ションコネクタの嵌合方法及びその嵌合構造の一実施例
を図1乃至図11に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1及び図2は、本発明の一実施例に係る
オプションコネクタの嵌合構造を適用した高密度多極コ
ネクタの概要構成を接続前と接続後との各態様で示す斜
視図である。
【0018】図1及び図2の各図に示す実施例におい
て、本実施例による高密度多極コネクタ10とオプショ
ンコネクタ30とは、公知の態様による各雌型コネクタ
部材11,31と各雄型コネクタ部材21,41とをそ
れぞれに有して構成されている。また、高密度多極コネ
クタ10側での雌・雄型の各コネクタ部材11,21
は、雌型コネクタ部材11の各接続端子に対して雄型コ
ネクタ部材21の対応する各接続端子を相互に接続又は
離脱させ得るように構成されている。また、オプション
コネクタ30側での雌・雄型の各コネクタ部材31,4
1も、雌型コネクタ部材31の各接続端子に対して雄型
コネクタ部材41の対応する各接続端子を相互に接続又
は離脱させ得るように構成されている。
【0019】そして、前記高密度多極コネクタ10側で
の雌型コネクタ部材11の雌型フレーム12に設けられ
る後述の雌型フレーム側被係合装着部13に対しては、
前記オプションコネクタ30側での雌型コネクタ部材3
1の雌型ハウジング32に設けられる後述の雌型ハウジ
ング側係合装着部33が上方側から着脱自在に係合止着
される。これにより、これらの雌型側対応の各コネクタ
部材11,31の相互を一体化結合させることができ
る。また、前記高密度多極コネクタ10側での雄型コネ
クタ部材21の雄型フレーム22に設けられる後述の雄
型フレーム側被係合装着部23に対しては、前記オプシ
ョンコネクタ30側での雄型コネクタ部材41の雄型ハ
ウジング42に設けられる後述の雄型ハウジング側係合
装着部43が下方側から着脱自在に係合止着される。こ
れにより、これらの雄型側対応の各コネクタ部材21,
41の相互を一体化すると共に、雌型側相当の一体化さ
れた各コネクタ部材11,31に対して、雄型側相当の
一体化された各コネクタ部材21,41が一括して挿入
接続できる。また、該高密度多極コネクタ10側での雌
・雄型の各コネクタ部材11,21の相互がボルト・ナ
ット81により締結される。これにより、オプションコ
ネクタ30側の雌・雄型の各コネクタ部材31,41の
相互が、高密度多極コネクタ10側の雌・雄型の各コネ
クタ部材11,21間に挟持され、単独では取り外せな
くなり装置全体の接続状態が効果的に維持される。
【0020】従って、本実施例においては、先に述べた
従来の構成とは全く異なり、前記高密度多極コネクタ1
0の雌・雄型側の各接続端子相互と、前記オプションコ
ネクタ30の雌・雄型側の各接続端子相互を一括して接
続させることができる。よって、接続操作工程,ならび
にメンテナンス作業工程の簡略化を容易に達成できると
共に、接続状態の検知も一度だけで済む。しかも、前記
オプションコネクタ30側における雌・雄型の各ハウジ
ング32,42に対して、対応する係合装着部33,4
3を配設させて準備するときは、該高密度多極コネクタ
10へのオプションコネクタ30の装着スペース確保に
自由度が増し、ハーネス仕様に伴って任意な使い分けが
可能になる。更には、高密度多極コネクタ10のフレー
ム内に空コネクタ部を形成する必要もなく、オプション
コネクタ30の装着をなさない場合も含めてスペース効
率を格段且つ良好に改善し得るものである。
【0021】次に、前記高密度多極コネクタ10側にお
ける雌・雄型フレーム側の各被係合装着部13,23
と、前記オプションコネクタ30側における雌・雄型ハ
ウジング側の各係合装着部33,43との構造について
述べる。
【0022】図3は前記高密度多極コネクタの雌型フレ
ームへの前記オプションコネクタの雌型ハウジングの係
合装着前の状態を示す正面図、図4(a) 及び(b) は、図
3のA−A線部及びB−B線部の部分断面図、図5は図
3における係合装着後の状態を示す正面図、図6(a) 及
び(b) は、図5のC−C線部及びD−D線部の部分断面
図である。また、図7は前記高密度多極コネクタの雄型
フレームへの前記オプションコネクタの雄型ハウジング
の係合装着前の状態を示す正面図、図8(a) 及び(b)
は、図7のE−E線部及びF−F線部の部分断面図、図
9は図7における係合装着後の状態を示す正面図、図1
0(a) 及び(b) は、図9のG−G線部及びH−H線部の
部分断面図である。さらに、図11(a),(b) 及び(c)
は、図5における前記高密度多極コネクタの雌型フレー
ムからの前記オプションコネクタの雌型ハウジングの離
脱の手順を順次に示す作用説明図である。
【0023】図3乃至図10の構成において、前記高密
度多極コネクタ10の雌型コネクタ部材11を構成する
雌型フレーム12の適所には、先に述べた如く上向きと
した雌型フレーム側被係合装着部13が設けられてい
る。また、雄型コネクタ部材21を構成する雄型フレー
ム22の適所には、下向きとした雄型フレーム側被係合
装着部23が設けられている。更に、前記オプションコ
ネクタ30の雌型コネクタ部材31を構成する雌型ハウ
ジング32の該当部には、前記上向きとした雌型フレー
ム側被係合装着部13に係合止着される下向き(図7乃
至図10では反転して示してある。)とした雌型ハウジ
ング側係合装着部33が設けられている。また、雄型コ
ネクタ部材41を構成する雄型ハウジング42の該当部
には、前記下向きとした雄型フレーム側被係合装着部2
3に係合止着される上向きとした雄型ハウジング側係合
装着部43がそれぞれに設けられている。
【0024】そして、前記高密度多極コネクタ10の雌
型フレーム側被係合装着部13及び雄型フレーム側被係
合装着部23は、フレーム面との間に係合溝52を介し
て上方に屈曲される。また、上部の所定位置に係合口5
3を開口させたフレーム側ロック片51が設けられてい
る。更に、該フレーム側ロック片51の左右両側で、フ
レーム面との間に各ガイド溝56,56を介して上方に
屈曲され、且つ対向する側部に左右位置を規制するため
の上方に延びる各位置決め壁57,57が形成された各
フレーム側ガイド片55,55が設けられている。
【0025】一方、オプションコネクタ30の雌型ハウ
ジング側係合装着部33及び雄型ハウジング側係合装着
部43は、ハウジング面との間に前記フレーム側ロック
片51の先端部を十分に受入れる空隙62を介した上
で、下方に延長されて前記係合溝52に係合可能なよう
に構成されている。また、前記係合口53に係脱自在に
係合される係合突起63を突設させたハウジング側ロッ
ク片61が設けられている。また、該ハウジング側ロッ
ク片61の左右両側で、ハウジング面との間に前記各フ
レーム側ガイド片55,55を受け入れるための各ガイ
ド空間66を介する。そして、下方に延長されて前記各
位置決め壁57,57によって左右方向に位置規制さ
れ、且つ前記各ガイド溝56,56によってガイドされ
る各ハウジング側ガイド片65,65が構成されてい
る。
【0026】従って、本実施例構成の場合には、先ず図
3及び図4(a),(b) の状態から、高密度多極コネクタ1
0での雌型コネクタ部材11の雌型フレーム12に形成
された雌型フレーム側被係合装着部13に対して、オプ
ションコネクタ30での雌型コネクタ部材31の雌型ハ
ウジング32に形成された雌型ハウジング側係合装着部
33が挿入される。即ち、左右の各ガイド溝56,56
及び各位置決め壁57,57による各ハウジング側ガイ
ド片65,65のガイド及び規制のもとに、フレーム側
ロック片51の係合溝52にハウジング側ロック片61
を挿入させて行く。そして、該ハウジング側ロック片6
1の係合突起63をフレーム側ロック片51の係合口5
3に係合止着させ、高密度多極コネクタ10の雌型コネ
クタ部材11とオプションコネクタ30の雌型コネクタ
部材31を図5及び図6(a),(b)に示す如く一体化させ
る。また、図7及び図8(a),(b) の状態から、雄型コネ
クタ部材21の雄型フレーム22に形成された雄型フレ
ーム側被係合装着部23に対し、雄型コネクタ部材41
の雄型ハウジング42に形成された雄型ハウジング側係
合装着部43が挿入される。また、高密度多極コネクタ
10の雄型コネクタ部材21とオプションコネクタ30
の雄型コネクタ部材41を図9及び図10(a),(b) に示
す如く一体化させる。
【0027】次に、前記一体化された高密度多極コネク
タ10とオプションコネクタ30との各雌型コネクタ部
材11,31に対して、同様に一体化された各雄型コネ
クタ部材21,41を嵌合させることにより、これらの
高密度多極コネクタ10の雌・雄型側の各接続端子相互
と、オプションコネクタ30の雌・雄型側の各接続端子
相互とのそれぞれの嵌合接続を一括して容易に行なうこ
とができる。また、これとは反対の操作によって嵌合状
態を容易に離脱させることができる。
【0028】一方、図11(a) 乃至(c) に示すように、
前記雌・雄型の各コネクタ部材11,31と21,41
の相互の装着係合状態を解放して離脱させるのには、例
えば、所要の離脱用治具71の先端を挿入した上で、前
記フレーム側ロック片51の先端側を外側へ反り返らせ
るようにして係合口53による係合突起63の係合を外
した後に、雌型コネクタ部材11から雌型コネクタ部材
31を引き抜けば良い。
【0029】なお、前記実施例における係合装着部の構
成は、一例であってその他の構成を採用しても良く、ま
た雄・雌型の各コネクタ部材の組み合わせについても限
定されないことは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上、上記実施例によって詳述したよう
に、本発明の高密度多極コネクタへのオプションコネク
タの嵌合方法及びその嵌合構造によれば、高密度多極コ
ネクタの一方のコネクタ部材に、オプションコネクタの
一方のコネクタ部材を着脱自在に装着して一体化させる
と共に、高密度多極コネクタの他方のコネクタ部材に、
オプションコネクタの他方のコネクタ部材を着脱自在に
装着して一体化させる。これにより、高密度多極コネク
タに対するオプションコネクタの並設が可能であり、所
要コネクタ数の増加に容易且つ十分に対処できると共
に、全ての各接続端子をそれぞれに対応する各接続端子
に一括して容易に嵌合接続させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオプションコネクタの接続構造の
一実施例を適用した高密度多極コネクタの接続前の状態
を示す斜視図である。
【図2】図1における接続後の状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図1におけるオプションコネクタの雌型ハウジ
ングの係合装着前の状態を示す正面図である。
【図4】図3におけるA−A線部及びB−B線部の部分
断面図である。
【図5】図3における係合装着後の状態を示す正面図で
ある。
【図6】図5におけるC−C線部及びD−D線部の部分
断面図である。
【図7】図1におけるオプションコネクタの雄型ハウジ
ングの係合装着前の状態を示す正面図である。
【図8】図7におけるE−E線部及びF−F線部の部分
断面図である。
【図9】図7における係合装着後の状態を示す正面図で
ある。
【図10】図9におけるG−G線部及びH−H線部の部
分断面図である。
【図11】図5におけるオプションコネクタの雌型ハウ
ジングの離脱手順を示す作用説明図である。
【図12】従来の高密度多極コネクタに対するオプショ
ンコネクタの並設態様の一例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 高密度多極コネクタ 11 高密度多極コネクタの雌型コネクタ部材 12 雌型フレーム 21 高密度多極コネクタの雄型コネクタ部材 22 雄型フレーム 30 オプションコネクタ 31 オプションコネクタの雌型コネクタ部材 32 雌型ハウジング 33 雌型ハウジング側係合装着部 41 オプションコネクタの雄型コネクタ部材 42 雄型ハウジング 43 雄型ハウジング側係合装着部 51 フレーム側ロック片 52 係合溝 53 係合口 55 フレーム側ガイド片 56 ガイド溝 57 位置決め壁 61 ハウジング側ロック片 62 空隙 63 係合突起 65 ハウジング側ガイド片 66 ガイド空間 71 離脱用治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木下 道隆 静岡県御殿場市川島田252 矢崎部品株 式会社内 (56)参考文献 特開 平5−299138(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 23/00 - 23/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に接続される接続端子をそれぞれに
    備えた雌・雄一対の各コネクタ部材からなる高密度多極
    コネクタと、相互に接続される接続端子をそれぞれに備
    えた雌・雄一対の各コネクタ部材からなるオプションコ
    ネクタとを有し、高密度多極コネクタにオプションコネ
    クタを並設して嵌合させる嵌合方法であって、 前記高密度多極コネクタの一方のコネクタ部材に前記オ
    プションコネクタの一方のコネクタ部材を着脱自在に装
    着して一体化させるとともに、前記高密度多極コネクタ
    の他方のコネクタ部材に前記オプションコネクタの他方
    のコネクタ部材を着脱自在に装着して一体化させ、前記
    一体化された一方の各コネクタ部材と前記一体化された
    他方の各コネクタ部材とが接続方向に形成されたガイド
    手段によって一括して嵌合接続されることを特徴とする
    高密度多極コネクタへのオプションコネクタの嵌合方
    法。
  2. 【請求項2】 相互に接続される接続端子をそれぞれに
    備えた複数の雌・雄一対の各コネクタ部材をフレーム内
    に装着してなる高密度多極コネクタと、相互に接続され
    る接続端子をそれぞれに備えた雌・雄一対の各コネクタ
    部材からなるオプションコネクタとを有し、高密度多極
    コネクタにオプションコネクタを並設して嵌合接続させ
    る嵌合構造であって、 前記高密度多極コネクタでの一方及び他方の各コネクタ
    部材の各フレームの外壁面にフレーム側の各被係合装着
    手段をそれぞれに設けるとともに、前記オプションコネ
    クタでの一方及び他方の各コネクタ部材の各ハウジング
    に、前記フレーム側の対応する各被係合装着手段に着脱
    自在に装着されるハウジング側の各係合装着手段をそれ
    ぞれに設け、前記被係合装着手段と前記係合装着手段と
    の少なくとも何れか一方に、他方を接続方向にガイドす
    るガイド手段を設けたことを特徴とする高密度多極コネ
    クタへのオプションコネクタの嵌合構造
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