JP2927429B2 - 回転制御装置および境界板 - Google Patents

回転制御装置および境界板

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JP2927429B2
JP2927429B2 JP62228229A JP22822987A JP2927429B2 JP 2927429 B2 JP2927429 B2 JP 2927429B2 JP 62228229 A JP62228229 A JP 62228229A JP 22822987 A JP22822987 A JP 22822987A JP 2927429 B2 JP2927429 B2 JP 2927429B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D67/00Combinations of couplings and brakes; Combinations of clutches and brakes
    • F16D67/02Clutch-brake combinations
    • F16D67/04Clutch-brake combinations fluid actuated

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、全体として回転制御装置、特に、出力軸の
回転をクラッチとブレーキを組合せた好適な形態にて制
御する装置に関する。 (ロ) 従来の技術 クラッチ・ブレーキ等によって出力軸を様々な条件下
にて制御することが望ましいことが多い。しかし、従来
のクラッチ・ブレーキは、製造、組立て、据付け、保守
の容易さの点にて劣り、また、産業用の標準的な相接続
装置と共に利用する点でも不利である。このため、産業
用の様々な相接続装置に合うように機械加工し得る、製
造が容易且つ低廉なモジュラー式の互換性のある構成要
素を利用する改良したハウジングを備え、据付けおよび
保守の容易なクラッチ・ブレーキの開発が要望されてい
る。 (ハ) 発明が解決しようとする問題点 従って、本発明の目的は、出力軸の回転を制御する新
規な回転接続装置を提供することである。 本発明の別の目的は、改良したハウジングを備える新
規な回転接続装置を提供することである。 本発明の別の目的は、第1および第2境界面を有する
改良した境界板を備える新規な回転制御装置を提供する
ことである。 本発明のさらに別の目的は、据付けおよび保守のた
め、2つの主要構成要素に分離することのできる新規な
回転制御装置を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、より大きいトルク能力を
備えた新規な回転制御装置を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、より速やかに起動し得る
新規な回転制御装置を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、モジュラー型式の互換性
のある構成要素を利用した新規な回転制御装置を提供す
ることである。 本発明のさらに別の目的は、産業用の種々な相接続装
置に対し、共通の鋳造品を利用した新規な回転制御装置
を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、容易且つ低廉に製造し得
る構成要素を利用した新規な回転制御装置を提供するこ
とである。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本願発明は、第1及び第2境界面を有する境界板(2
8)と、 ハウジング(150)と、 前記境界板(28)の第1境界面と協働し得るように入
力軸(100)に形成した第1境界部材(102)と、 前記境界板(28)の第2境界面と協働し得るように前
記ハウジング(150)に形成した第2境界部材(68、7
9)とを備える、出力軸(10)の回転制御装置(A)で
あって、 前記ハウジング(150)は、円筒状の本体部(152)
と、略円形の第1ハウジング端(154)と、第2ハウジ
ング端(82、156)とを備えており、 前記円筒状の本体部(152)は、環状の自由端(168)
を有する軸方向に伸長する環状部材(158)を備え、 前記第2境界部材(68、79)は、前記軸方向に伸長す
る環状部材(158)と一体で且つ前記環状部材の半径内
方に伸長するようになっており、 前記ハウジング(150)が、さらに、 前記軸方向に伸長する環状部材(158)の半径外方に
伸長し、前記第2境界部材(68、79)から半径方向外側
にオフセットした取付フランジ(170)と、 前記第1ハウジング端(154)を前記軸方向に伸長す
る環状部材(158)の環状の自由端(168)に着脱可能な
ように固着する手段(202)と、 前記円筒状本体部(152)の前記軸方向に伸長する環
状部材(158)の外側からアクセス可能であって、前記
第2ハウジング端(82、156)を前記円筒状本体部(15
2)の前記取付けフランジ(170)に着脱可能なように固
着する手段(216)とを備える回転制御装置を提供する
ものである。 また、本願発明は、第1及び第2境界面を有する、出
力軸用の境界板であって、 前記第1境界面、前記第1境界面と対向する第1面、
および半径中方の軸方向に伸長する穴を有する平坦な第
1リング部(23b)と、 第2リング部(25a)と、前記出力軸(10)と共に回
転し得るように前記第2リング部(25a)を接続する手
段(34)とを有する境界要素(25)とを備えており、 前記第2リング部(25a)は、前記第2境界面と、前
記第2境界面と対向する第2面とを有しており、 前記出力軸用の境界板は、さらに、 前記境界要素(25)の前記第2面から直立し、周縁方
向に間隔を置いて配設され、自由端を有するウェブ(2
7)と、 前記平坦な第1リング部(23b)を前記境界要素(2
5)に固着する手段(29)とを備えており、 前記第1面を、前記ウェブ(27)の自由端と当接さ
せ、前記境界要素(25)の前記第2面から間隔を置いて
配設し、間隔を置いて配設した放熱用の切欠き(23a)
を形成した境界板を提供するものである。 本発明は、容易且つ低廉に鋳造、その他の方法にて製
造した構成要素を容易に組立て、据付け且つ保守し得る
装置とした回転制御装置を提供することにより、上記お
よび他の欠点並びに問題点を解決せんとするものであ
る。特に円筒状の本体部に第1端および第2端を固着し
た改良したハウジングが提供される。この円筒状の本体
部は、半径中方に伸長する一体の境界部材、および軸方
向に伸長する環状部材の半径外方に伸長する一体の取付
けフランジを備えている。第1ハウジング端は、円筒状
の本体部に着脱可能なように固着され、第2ハウジング
端は、一体の取付けフランジに着脱可能なように固着さ
れており、このためこの装置は、第1および第2主要構
成要素に容易に分解することができ、これは、据付けお
よび保守の点で特に有利である。 さらに、別の態様においては、第1および第2境界面
を有する境界板は、平担な第1リング状部と、および一
体の平担な第2リング状部を有する鋳造境界要素とで構
成されている。平担な第1リング状部は、第2リング状
部に鋳造した直立のウェブによって放熱し得るように間
隔を置いた状態に保持され、中子を不要にしている。さ
らに、第1リング状部が、着脱可能であるため、摩擦ラ
イニングのリング固着手段により良くアクセスでき、鋳
造境界要素を他の構成要素から分解せずに、このリング
固着手段を取外すことができる。 (ニ) 実施例 本発明の上記および他の目的並びに利点は、添付図面
に関しては以下に詳細に説明する本発明の実施態様の記
載から明らかになるであろう。 添付図面は、全て、本発明の教示内容だけを容易に説
明し得るように作成したものであり、本発明の以下の教
示内容を読み且つ理解した後に当業者は、これら図面を
基にして構成要素の数、位置、関係および寸法に変更を
加え、好適な実施態様を構成すことができるよう。さら
に、本発明の以下の教示内容を読み且つ理解した後に当
業者が、具体的な力、重量、強度、および同様の所定事
項に合うよう寸法および寸法上の比率を正確に設定する
ことができよう。 各添付図面にて使用する場合、同一の参照番号は同
一、又は類似の部品を示す。さらに、以下に「頂部」、
「底部」、「中方」、「外方」、「第1」、「第2」、
「内側」、「外側」、「半径方向」、「軸方向」、「周
縁方向」および同様の用語を使用する場合、これら用語
は、図面を見る方向から図示した構造を理解するための
ものであり、本発明の内容を理解し得るように使用する
ものである。 本発明に従った入力軸およびハウジングを備え、出力
軸の回転制御を行なう装置が全体としてAで示してあ
る。本発明の好適実施態様の場合、この回転制御装置A
は、クラッチブレーキであり、米国特許第4,534,454号
に記載した型式を改良したものである。本発明の基本的
教示内容を説明する目的上、本添付図および米国特許第
4,534,454号の図面において、同一または類似の部品は
同一の符号で示した。同一の数字およびクラッチブレー
キAの説明は、本明細書並びにここに引用する上記米国
特許第4,534,454号に記載してある。 図面を詳細に参照すると、クラッチブレーキAは、回
転可能な被動出力軸10を備えている。さらに、好適実施
態様として摩擦板28として図示した境界板が設けてあ
る。第1図および第2図の好適実施態様において、摩擦
ライニングリグ32として図示した第1境界面がボルト29
によって摩擦板28の第1面30に取付けられている。第3
図および第4図の好適実施態様において、摩擦板28は、
平担なリング部23bおよび摩擦境界要素25を備えてい
る。この摩擦境界要素25は、その境界面に対向する面か
ら直立する、周縁方向に間隔を置いて配設した半径方向
に伸長のウェブ27を有する平担なリング部25aを備えて
いる。ここに引用する米国特許第4,078,637号に記載し
たと同一の型式の軸方向伸長穴95が平担なリング部25a
のウェブ27の中間部に形成されている。このウェブ27
は、平担なリング部23bの半径中方の軸方向に伸長する
穴に嵌入する軸方向伸長ショルダ部27aを備えている。
ウェブ27に螺着させたボルト29は、摩擦ライニングリン
グ32および平担なリング部23bを通り、これらリング32
およびリング部23bを摩擦境界要素25に固着している。
また、リング部23bの境界面の対向面は、ウェブ27の自
由端と当接し、リング部25aの面から間隔を置いた位置
にあり、放熱するための間隔を置いて配設した切欠き部
23aを形成する。 摩擦板28の半径中方端末は、スプライン36が出力軸10
のスプライン38と摺動可能に係合するように形成した中
空ハブ34に達している。この中空ハブ34には、ショルダ
部42を形成する環状凹所40が形成されている。軸受46の
内軌道44がこの凹所40内に取付けられ、ショルダ部42と
当接している。 参照符号48は、軸方向に配設した環状フランジ部50を
備える環状ピストンを示す。軸受46の外軌道54は、ピス
トンのフランジ部50の内面に取付けられ、ショルダ部56
と当接することによって、出力軸10およびハブ34の1部
を環状ピストン48内に回転可能なように取付けている。 本発明の教示に依るクラッチブレーキAは、モジュラ
ー型式の互換可能な構成要素82または156,152,および15
4を有する改良した構造のハウジング150を備えている。
具体的には、ハウジング150は、略軸方向に伸長する第
1環状部材158を有する円筒状の本体部152を備えてお
り、上記第1環状部材158は、略半径方向に伸長する第
2環状部材160と交錯している。第1環状部材158は、環
状の第1自由端164、および環状の第2自由端168を備え
ている。好適実施態様において、第1環状部材158およ
び自由端168の径方向内側には環状凹所186を形成して、
容易に組立て得るようにしてある。 第2環状部材160は、第1環状部材158の半径中方に位
置決めされ、その自由端168に向けて伸長する一体の環
状本体部72を備えている。この環状本体部72は、補強部
68を備え、この補強部68に摩擦板28と対向する摩擦ライ
ニングリング79として示した第2固定境界部材を取付け
る。第3図および第4図に示した好適実施態様の摩擦ラ
イニングリング79は、2つの半月状片で構成されてお
り、摩擦境界要素25を取外すことなく、半径方向に取外
すことができる。このライニングリング79は、ボルト81
によって補強部68に固着される。 第2環状部材160は、さらに、周縁方向に間隔を置い
て配設した軸方向に伸長する穴172を有する半径方向に
伸長する環状の取付けフランジ170を備えている。この
フランジ170全体は、本体部72がフランジ170から僅かに
オフセットするように位置決めされている。 本体部152は、さらに、その好適実施態様において、
周縁方向に間隔を置いて配設した一体の軸方向に伸長す
るフィン176を備えている。このフィン176は、フランジ
170から端168の中方に僅かに軸方向に間隔を置いて配設
した点まで、環状部材158およびフランジ176から通って
伸長している。好適実施態様において、さらに、周縁方
向に配設され、軸方向に伸長する取付けショルダ部178
が設けてある。こショルダ部178は、フランジ170および
環状部材158から端168まで伸長すると共に、周縁方向に
フィン176から間隔を置いて配設されている。好適実施
態様において、1つのショルダ部178は、軸方向に間隔
を置いて配設され、半径方向に伸長する通気口24,182を
有する拡大部180を備えている。 ハウジング端154は、略平担で円形の形状であり、そ
の径は、円筒状本体部152の環状部材158の径より大きく
してある。この端154は、軸方向に伸長する一体の突出
部23を備えており、この突出部23は、その好適実施態様
において、半径方向の軸方向に伸長する中間面188およ
び半径外方の軸方向に伸長する面190を備えている。こ
の伸長面190の径は、凹所186の径と略等しく、この凹所
186内に嵌入する。好適実施態様において、端部154は、
ボルト200によって円筒状の本体部152に着脱可能なよう
に固着される。このボルト200は、端部154に形成した周
縁方向に間隔を置いて配設され軸方向に伸長する穴202
を通って伸長し、円筒状の本体部152に取付けショルダ
部178にねじ込まれる。好適実施態様において、穴202の
入口は、ボルト200の頭が入るように端ぐり加工してあ
る。好適実施態様では、Oリングのような適当な流体密
封手段192を端部154の突出部23の表面190と円筒状本体
部152間に設ける。 第1図および第2図の好適実施態様において、ピスト
ン48の環状フランジ部50は、その第1端に隣接する外面
にOリング60を位置決めする環状溝58を形成する。Oリ
ング60は、突出部23の表面188と滑り密接可能に接触す
る。環状部52が環状フランジ部50から半径外方に伸長し
ている。ピストン48の環状部52の第2自由端にはOリン
グ64を位置決めする溝62が形成してある。Oリング64
は、ハウジング150の環状部材158の半径中方面と滑り密
閉可能なように接触する。 第3図および第4図の好適実施態様において、環状ピ
ストン48は、略Z字形をしており、軸方向に配設した第
2環状フランジ部51と、および両フランジ部50,51の両
端間を半径方向に伸長する環状部52とを備えている。フ
ランジ部51の半径方向外面は、円筒状の本体部152と相
補的であり、且つこの本体部152内に嵌入される一方、
間にフランジ部51の半径方向外面に形成した溝62内に位
置決めしたOリング64のような適当な密封手段を備えて
いる。フランジ部51の半径方向内面は、突起23の面188
と相補的であり、且つこの面188上に滑り嵌合する一
方、間に突起23の表面188に形成した溝58内に位置決め
したOリング60のような適当な密封手段を備えている。 フランジ部50の半径方向外面は、本体部72の半径中方
の軸方向伸長面198と相補的であり、且つこの面198に滑
り嵌合する一方、間に本体部72の表面198に形成した溝1
94内に位置決めしたOリング196のような適当な密封手
段を備えている。 ピストン48、軸受46、ハブ34および摩擦板28は、全
て、出力軸10に沿って摺動可能である。さらに、ピスト
ン48、円筒状本体部152、および端部154によって画成し
た空隙は、通気口24と連通する円筒体Cを形成する。さ
らに、ピストン48、円筒状本体部152、および本体部72
によって画成した空隙は、通気口182と連通する円筒体
C′を形成する。ピストン48をハウジング150に対し回
転可能なように関係させるため、好適実施態様におい
て、ばねピンとして図示した回り止めピン204は、第1
図および第2図の好適実施態様において、環状フランジ
部50の第1端に通し、端部154に形成した穴206内に摺動
可能に嵌入される。また、第3図および第4図の好適実
施態様において、このピン204は、端部154に通し、ピス
トン48の環状フランジ部51の自由端に形成した穴206内
に摺動可能なように嵌入される。ピン204の特別の配設
形態、およびピストン48とハウジング端154に対する関
係は、壁を貫通せずにピン204を嵌入させる穴を形成し
得る点で有利であることが理解できよう。 第1図および第2図の好適実施態様において、クラッ
チブレーキAは、対向するL字状の第1および第2ブシ
ュ208を備えている。第1脚部の自由端は、連続してお
り、L字状の第1および第2ブシュの第1脚部は、その
自由端が隣接しており、出力軸1に嵌合している。両ブ
シュ208は、出力軸10に形成したショルダ部210、および
出力軸10に固着した止め輪212によって出力軸10を中心
として軸方向に動かないようにしてある。好適実施態様
において、ブシュ208は、オイライトブロンズにて製造
する。ブシュ208の第2脚部は、端部154の円形穴18に形
成した環状ショルダ部19を拘束し、ブシュ208を端部154
に軸方向に固着する。 第3図および第4図の好適実施態様において、出力軸
10には軸受14の内軌道12が取付けてあり、外軌道16はハ
ウジング端部154の円形穴18内に取付けてある。第3図
および第4図の好適実施態様において、穴18は、2段状
の形態とした突起23によって形成される。軸受14および
14aの軌道12,16は、出力軸10に形成したショルダ部21
0、ハウジング端部154の穴18内に固着した止め輪211、
および軸10に固着した止め輪212によって回転が阻止さ
れる。 第1図および第2図の好適実施態様において、部材15
8は、環状の第1自由端164を有する第1円筒状部分162
を備えており、第2端は、環状の第2自由端168を有す
る第2円筒状部分166の第1端に一体に取付けられてい
る。円筒状部分162の半径中方の径は、円筒状部分166の
半径外方の径と略等しい。端部164に隣接する円筒状部
分162の半径中方の径に環状凹所を形成し、容易に組立
て得るようにしてある。第1図および第2図の好適実施
態様において、本体部152は、さらに、周縁方向に間隔
を置いて配設した軸方向に伸長する一体の放熱フィン17
4を備えている。このフィン174は、フランジ170および
円筒状部分162から端部164の中方に僅かに軸方向に間隔
を置いた箇所まで伸長している。 軸受94の内軌道96は、摩擦面を有する摩擦板102のハ
ブ100に形成した凹所98内に取付けてある。ハブ100は、
キー溝100によって、モータまたはその他の動力源の回
転入力軸にキー止めされている。このため、動力源の軸
が回転すると、摩擦板102も回転する。 第1図および第2図の好適実施態様において、ハウジ
ング端部156は、略平担であり、円形の形状を備え、そ
の径は、円筒状本体部152の径より大きくしてある。ハ
ウジング端部156は、凹所184と略等しい径を有し、この
凹所184内に嵌入する一体の軸方向伸長ショルダ部214を
備えている。好適実施態様において、端部156は、穴172
を貫通し、端部156にねじ込まれるスタッドボルト216に
よってハウジング本体150が着脱可能なように固着され
ている。止めナット218をスタッドボルト216と螺合し得
るように設け、端部156と当接させることができる。さ
らに、止め座金・ナット220をスタッドボルト216と螺合
し得るように設け、フランジ170と当接させることがで
きる。 第3図および第4図の好適実施態様において、静止型
の入力ハウジングとして図示したハウジング端部82の軸
方向に伸長する指状体80は、空冷用の穴84を画成し、指
状体80の外端縁の端末は、半径方向に配設したリング状
の外端壁86に達している。指状体80の内径は、軸方向に
伸長する環状部材158の外径より大きくしてある。指状
体80の内端縁は、その内径に設けた環状凹所184を備え
ている。この凹所184の寸法および形状は、円筒状本体
部152の自由端164の取付けフランジ170に一体に形成し
た軸方向に伸長するショルダ部185と相補的であり、こ
のショルダ部185を嵌入させることができる。静止型の
入力ハウジング82は、その好適実施態様において、穴17
2を貫通し、指状体80の内端縁に螺着されるボルト216に
よって本体部152に着脱可能なように固着される。第3
図および第4図の摩擦板102には、間隔を置いて配設し
たフィン106が設けてある。 端部82または156から軸方向中方には、環状フランジ8
8が伸長しており、このフランジ88の内面には軸受94の
外軌道92を取付ける環状溝90が形成してある。摩擦板2
8,102は相互に直接的に相接続されていず、本発明の教
示に従って、別個にハウジング150に接続することで相
接続されている。このように、クラッチブレーキAが偏
心状態にて取付けられているため、摩擦板102のハブ100
に嵌入させた動力源の軸と出力軸10間で騒音、構成要素
の過早摩耗の原因となる振動が伝達されることはない。
このため、スプライン36または38の一方、もしくはその
双方に対するゴム被覆、あるいは、振動を防止するその
他の対策が不要であり、クラッチブレーキAの製造コス
トを削減することが可能となる。 ハウジング端部82または156は、雌型C面222および周
縁方向に間隔を置いて配設した軸方向に伸長する穴224
内に嵌合させた袋ねじ等のような、モータまたはその他
の動力源にハウジング150およびクラッチブレーキAを
取付けるための手段を備えている。端部154は、雄型C
面226および周縁方向に間隔を置いて配設され、軸方向
に伸長し、減速歯車から伸長するボルトを嵌入させる穴
123等のような、減速装置のような出力装置にハウジン
グ150およびクラッチブレーキAを取付けるための手段
を備えている。出力軸10は、シーブ、スプロケト、継手
等にキー止めされ、これらを駆動する。 シリンダC内に空気圧が存在しない状態にて、吸入口
182に接続した動力源(図示せず)によって流体圧力を
シリンダC′内に導入したならば、ピストン48は、端部
154の方向に動き、よって摩擦板28は、ライニング79に
接触し、また、ハブ34を介してブレーキ出力軸10に接触
する。シリンダC′内に空気圧が存在しない状態にて、
入口24に接続した動力源(図示せず)によってシリンダ
C内に流体圧力を導入したならば、ピストン48は、端部
154から離反する方向に動き、よって、摩擦板28は、ラ
イニング79から分離し、その結果、出力軸10にはブレー
キ力が作用せず、摩擦ライニング32は、回転する摩擦板
102の面104と接触し、よって、軸10にはクラッチが入
る。 本発明の教示に依る好適実施態様の基本的構成および
作用について説明したので、本発明の特徴および利点を
理解することができよう。ここに開示したクラッチブレ
ーキAと米国特許第4,534,454号に開示されたクラッチ
ブレーキA間の相違点は、本発明ではピストン48を動か
すのにばねを使用しないのに対し、上記米国特許第4,53
4,454号の構成では、ばねを利用してピストンを動かす
点である。本発明におけるように別個の流体シリンダC
およびC′を使用することにより、クラッチブレーキA
におけるクラッチまたはブレーキの係合時、より大きい
トルク力を作用させることができる。さらに、本発明の
場合、米国特許第4,534,454号のようにばねを圧縮する
必要がないため、クラッチブレーキAのクラッチをより
迅速に作動させることが可能となる。しかし、本発明の
クラッチブレーキAは、出力軸10をクラッチに入ると同
時にブレーキをかけることを防止する等、米国特許第4,
534,454号のクラッチブレーキAによって得られる利点
の多くを保持し得るものである。 本発明と米国特許第4,534,454号のクラッチブレーキ
A間のさらに大きな相違点は、ハウジングの構造であ
る。本発明の教示によるハウジング150は、モジュラー
型式の互換性のある構成要素で構成する。具体的には、
各種型式および構造のハウジング端部を使用でき、そし
て、各種型式および構造のハウジング端部と共通の本体
部152とを互換することもできる。例えば、第2図に示
すように、ハウジング端部154Mおよび156Mを本体部152
に使用し、標準的なメートル系の接続装置を利用して動
力源と出力装置間を相接続させることができる。同様
に、ハウジング端部154Nおよび156Nを同一の本体部152
に利用し、標準型のNEMA(インチ)接続装置によって動
力源と出力装置間を相接続させることができる。さら
に、不釣合いではあるが、メートル系とNEMA接続装置間
にてハウジング端部154と156を相接続することさえ可能
である。 さらに、本体部152は、メートル系またはNEMA系接続
装置何れに対しても同一であるため、メートル系または
NEMA標準型のような産業用の各種型式ごとに異なるハウ
ジング構造とせずに、単一の本体部152を製造し且つ在
庫しておけば済むことになる。 同様に、ピストン48、摩擦板28、軸受46および94、摩
擦ライニング79および32等のような他の構成要素も同一
構造とし、または、出力軸10およびハブ100、並びにハ
ウジング端部のように、メートル系、NEMA、その他産業
用の標準何れかに従って同一の鋳造品を機械加工するこ
とができる。このため、同一の鋳造品を機械加工すれば
よいから、各種の産業用規格の他の構成要素と相接続し
得るクラッチブレーキAを製造するのに必要な鋳型の数
および費用を著しく削減することができる。さらに、メ
ートル系およびNEMA産業用の規格双方に混合したクラッ
チブレーキAとすることにより、構成要素として製造
し、在庫しておくべき部品数は著しく少なくて済むこと
になる。 さらに、本発明の教示内容に従った円筒状本体部152
の好適な構造はさらに有利であることに注目すべきであ
る。第1に、本体部152は、鋳造が容易である。さら
に、フィン176を設けることにより、本発明の教示に従
い、鋳造中、中子を必要とせずに、クラッチブレーキA
から放熱することが可能である。さらに、フィン176
は、取付けフランジ170および環状部材160の構造を補強
する作用もする。 さらに、第1図および第2図の好適実施態様におい
て、取付けフランジ170が、鋳物の境界面間に位置して
おり、円筒状本体部152の抜き勾配を分割する。さら
に、本発明の教示内容に従い、フィン174を設けること
により、鋳造中、冷却用空気穴を必要とする中子を使用
せずにクラッチブレーキAから放熱させることができ
る。さらに、フィン174は、取付けフランジ170の構造を
補強する作用もする。 同様に、本発明の教示内容に従った第3図および第4
図の静止型入力ハウジング82はさらに有利である。第1
に、静止型入力ハウジング82は、鋳造が容易である。具
体的には、静止型入力ハウジング82の穴84が指状体80に
よって形成され、鋳造中、中子を必要としない。さら
に、主な発熱源である境界の相互作用位置は、静止型入
力ハウジング82内にて軸方向に位置決めされており、境
界要素25および摩擦板103、切欠き23a、穴84およびフィ
ン106の軸方向穴を介して、急速に放熱させることがで
きる。 さらに、本発明の教示によるハウジング150およびク
ラッチブレーキAは、C面が穴224のボア径より大きい
ようなとき、据付けおよび保守のため、クラッチブレー
キAを分解しなければならない場合、特に有利である。
具体的には、本発明の教示によるクラッチブレーキは、
2つの主要な構成要素に分離し、第1の構成要素がハウ
ジング端部82または156、および摩擦板102を備え、第2
構成要素が本体部152、ハウジング端部154、摩擦板28お
よびピストン48を備えるようにし、両構成要素は本体部
分152およびハウジング端部152をボルト200で相接続
し、相互に保持することができる。ハウジング端部82ま
たは156は、穴224を貫通するボルトによって動力源に相
接続し、本体部152は、ボルト216によってハウジング端
部82または156に相接続することができる。ハウジング
端部154は、本体部152をハウジング端部82または156に
相接続する前または後、何れかにて穴123内に嵌入させ
たボルトを利用して、ハウジング端部154を出力装置に
相接続することができる。 さらに、第3図および第4図のハウジング端部82およ
び本体部152の好適な構造のため、取付けフランジ170が
本体部72から偏心しており、摩擦ライニングリング79に
容易にアクセス可能である。このため、本体部152、ハ
ウジング端154、およびピストン48を備える第2構成要
素から摩擦境界部材25を分解することなく、補強部68お
よび摩擦境界部材25間から取外すことができる。このよ
うにして、本発明によるクラッチブレーキAは、保守お
よび摩擦ライニングリング32,79の交換が容易であると
いう利点があり、ライニングの交換時、密閉ハウジング
の半径中方に達する必要はない。 さらに、本発明の教示による第3図および第4図のハ
ウジング端部82および本体部152の好適な構造はさらに
有利である点に注目すべきである。具体的には、摩擦板
28は、中子を必要とせずに容易に鋳造し得る。さらに、
具体的には、米国特許第4,534,454号の型式の単体の摩
擦板28では、摩擦板28の平担なリング状部分を形成する
空洞間に位置決めした中子を使用して間隔を置いて配設
した切欠き23aを形成することが必要であるが、これら
は鋳型および鋳造コストを著しく増大させるものであ
る。摩擦板28を2要素から成る構造としたこと、特に、
摩擦境界要素25の構造により、リング状部分23b、25bの
間隔を定め、放熱が可能なウェブ27に平担なリング状部
分25aの後面に形成し、且つこの後面から隆起するよう
にしてあるため、摩擦板の放熱用の中子が不要となる。
平担なリング状部分23bは、鋳造する必要がなく、板状
材料を更に切断しまたは押抜くことで形成することがで
きるため、製造コストを著しく削減することができる。 さらに、クラッチブレーキAの保守、および摩擦ライ
ニングリング32,72の交換時も本発明の教示内容に依る
第3図および第4図の摩擦板28は、有利な構造であるこ
とを認識する必要がある。具体的には、フランジ170
は、環状本体部72に固着した端部164および摩擦ライニ
ング79の軸方向中方に位置決めされている。このよう
に、ボルト216を取外して、ハウジング端部82を取外し
た後、摩擦ライニングリング32および平担なリング状部
分23bを摩擦境界要素25に固着するボルト29を取外すこ
とができる。リング32およびリング状部分23bを取外し
た後、穴95からボルト81に容易にアクセスし、摩擦ライ
ニングリング79を取外すことができ、特に、リング状部
分23b,25aおよび切欠き23aを介してアクセスする必要が
ない。 さらに、本発明の教示内容に従い、第1図および第2
図のハウジング端部154にブシュ208を使用することは、
玉軸受を使用する場合と比べ特に有利である。具体的に
は、ブシュ208は、玉軸受よりはるかに低廉である。さ
らに、本発明の教示に従って、端部154を製造し、ブシ
ュ208および出力軸10と組立てることは容易であり且つ
より低廉である。さらに、ブシュ208に必要とされる軸
方向の長さは、玉軸受の長さより著しく短かくて済み、
こにため、本発明に依るクラッチブレーキAは、ころ軸
受を使用する場合と比べ、軸方向の長さが短かくなり、
摩擦板28は、出力装置に対して軸方向により近接する。
このように、ころ軸受は、片持ち負荷および半径方向負
荷に対し、より優れた支承力を発揮し得るが、本発明の
教示内容に依るクラッチブレーキAの構造、およびハウ
ジング端部154を出力装置に直接相接続することによ
り、クラッチブレーキ10の全体的コストを削減し得るブ
シュ208を使用することが可能となる。 本発明の基本的教示について説明したが、当業者には
多くの応用例および変形例が明らかであろう。例えば、
第1図および第2図の本発明の好適実施態様におけるハ
ウジング150は、冷却空気穴を備えないが、第3図およ
び第4図において設けたフィン174,176に加えて、また
はこれらフィンに代えて、かかる冷却空気穴その他の冷
却手段を設けることが有利であることは間違いない。 さらに、ハウジング端部82または156およびハウジン
グ端部154を本体部152に固着する態様は、ボルト200お
よびボルト216、並びに関係する構造体を含む好適実施
態様として図示してあるが、当業者は、本発明の教示内
容を理解したならば、他の形態の固着手段を容易に採用
できるであろう。 摩擦ライニングリング32は単品として形成してある
が、第3図および第4図の摩擦ライニングリングと同一
の方法にて形成し、構成要素に互換性をもたせ、在庫品
として保有し、さらに、製造コストを削減することがで
きる。 好適実施態様にて、クラッチブレーキAは、ピストン
48両側の空気圧を利用して、作動させるが、本発明に従
い他の形態および型式の作動手段を利用することもでき
る。 このように、ここに開示した本発明は、本発明の精神
または一般的特徴から逸脱することなく、1部ここに開
示した他の形態にても具体化することができるものであ
り、ここに開示した実施態様は、あらゆる点で単なる1
例に過ぎず、本発明の内容がこれらのみに限定されるも
のではないと考えるべきである。本発明の範囲は、上記
説明ではなく特許請求の範囲によって解釈すべきであ
り、特許請求の意味および範囲内に含まれる全ての変更
を包含するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の好適実施態様によるクラッチブレー
キの断面図、 第2図は、モジュラー型式の互換性を示す、第1図のク
ラッチブレーキの改良したハウジングの分解斜視図、 第3図は、本発明の好適な教示内容に従ったクラッチブ
レーキの別の実施態様の断面図、 第4図は、第3図のクラッチブレーキの分解斜視図であ
る。 A……回転制御装置(クラッチブレーキ) 10……出力軸、25……摩擦境界要素 27……ウェブ、28……摩擦板 29……ボルト、30……第1面 32……摩擦ライニングリング 34……中央ハブ、36……スプライン 40……環状凹所、42……ショルダ部 44……内軌道、46……軸受 48……環状ピストン、50……環状フランジ 54……外軌道、56……ショルダ部 150……ハウジング、152……本体部 158……第1環状部材、160……第2環状部材 164,168……(環状部材の)自由端 186……凹所
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−214027(JP,A) 特開 昭52−134971(JP,A) 実開 昭50−30143(JP,U) 実開 昭55−9992(JP,U) 特公 昭58−25891(JP,B2) 実公 平2−22507(JP,Y2) 米国特許4078637(US,A) 米国特許4534454(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 67/04 F16D 65/00 F16D 25/063 - 25/0638

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.第1及び第2境界面を有する境界板(28)と、 ハウジング(150)と、 前記境界板(28)の第1境界面と協働し得るように入力
    軸(100)の形成した第1境界部材(102)と、 前記境界板(28)の第2境界面と協働し得るように前記
    ハウジング(150)に形成した第2境界部材(68、79)
    とを備える、出力軸(10)の回転制御装置(A)におい
    て、 前記ハウジング(150)は、円筒状の本体部(152)と、
    略円形の第1ハウジング端(154)と、第2ハウジング
    端(82、156)とを備えており、 前記円筒状の本体部(152)は、環状の自由端(168)を
    有する軸方向に伸長する環状部材(158)を備え、 前記第2境界部材(68、79)は、前記軸方向に伸長する
    環状部材(158)と一体で且つ前記環状部材の半径内方
    に伸長するようになっており、 前記ハウジング(150)が、さらに、 前記軸方向に伸長する環状部材(158)の半径外方に伸
    長し、前記第2境界部材(68、79)から半径方向外側に
    オフセットした取付けフランジ(170)と、 前記第1ハウジング端(154)を前記軸方向に伸長する
    環状部材(158)の環状の自由端(168)に着脱可能なよ
    うに固着する手段(202)と、 前記円筒状本体部(152)の前記軸方向に伸長する環状
    部材(158)の外側からアクセス可能であって、前記第
    2ハウジング端(82、156)を前記円筒状本体部(152)
    の前記取付けフランジ(170)に着脱可能なように固着
    する手段(216)とを備え、 さらに、周縁方向に間隔を置いて配設した放熱フィン
    (176)を備えており、 前記放熱フィンは、前記軸方向に伸長する環状部材(15
    8)と一体に形成され、且つ前記環状部材(158)から軸
    方向に伸長すると共に、前記半径方向に伸長する取付け
    フランジ(170)と一体に形成され、且つ前記取付けフ
    ランジ(170)から軸方向に伸長していることを特徴と
    する回転制御装置。 2.特許請求の範囲第1項に記載した回転制御装置にお
    いて、 前記境界板(28)が、 第1境界面、前記第1境界面と対向する第1面、および
    半径内方で軸方向に伸長する穴を有する平坦な第1リン
    グ部(23b)と、 第2リング部(25a)と、前記出力軸(10)と共に回転
    し得るように前記第2リング部(25a)を接続する手段
    (34)とを有する境界要素(25)とを備えており、 前記第2リング部(25a)は、前記第2境界面と、前記
    第2境界面と対向する第2面とを有しており、 前記境界板(28)が、さらに、 前記境界要素(25)の前記第2面から直立し、周縁方向
    に間隔を置いて配設され、自由端を有するウェブ(27)
    と、 前記平坦な第1リング部(23b)を前記境界要素(25)
    に固着する手段(29)とを備え、 前記第1面を、前記ウェブ(27)の前記自由端と当接さ
    せ、前記境界要素(25)の第2面から間隔を置いて配設
    して、間隔をあけた放熱用切欠き(23a)を形成するこ
    とを特徴とする回転制御装置。 3.特許請求の範囲第2項に記載した回転制御装置にお
    いて、 さらに、少なくとも第1の軸方向伸長穴(95)を備えて
    おり、 前記第1の軸方向伸長穴(95)は、前記境界要素(25)
    の第2リング部(25a)に形成され、前記周縁方向に間
    隔を置いて配設したウェブ(27)の中間に位置し、第2
    境界部材(68、79)にアクセス可能となっていることを
    特徴とする回転制御装置。 4.特許請求の範囲第2項に記載した回転制御装置にお
    いて、 さらに、軸方向に伸長するショルダ部(27a)を、前記
    平坦な第1リング部(23b)の前記半径中方の軸方向に
    伸長する穴に嵌入し得るように、前記ウェブ(27)の自
    由端に形成し、これにより、前記平坦な第1リング部
    (23b)の前記境界要素(25)に対する位置決めを可能
    としたことを特徴とする回転制御装置。 5.特許請求の範囲第1項乃至第4項の何れかの項に記
    載した回転制御装置において、 前記環状の自由端(168)が一定の直径を備えており、 前記回転制御装置(A)が、さらに、軸方向に伸長する
    突起(23)を備えており、 前記軸方向に伸長する突起(23)は、前記第1ハウジン
    グ端(154)に一体に形成されており、 前記突起(23)は、半径外方の軸方向に伸長する面を有
    しており、前記半径外方の軸方向に伸長する面は、前記
    軸方向に伸長する環状部材(158)の前記環状自由端(1
    68)の直径と等しい直径を備え、前記環状自由端(16
    8)の直径内に収容できることを特徴とする回転制御装
    置。 6.特許請求の範囲第5項に記載した回転制御装置にお
    いて、 さらに、ピストン(48)と、 前記境界板(28)と共に軸方向に動くと共に、前記境界
    板(28)に対して回転し得るように前記ピストン(48)
    に相接続する手段(46)と、 前記ピストン(48)を前記ハウジング(150)内に往復
    運動可能なように取付ける手段を備えており、 前記ハウジング(150)が、 前記第1ハウジング端(154)の前記軸方向に伸長する
    突起(23)に形成した半径中方の軸方向に伸長する面
    (188)と、 前記円筒状の本体部(152)の前記第2境界部材(68、7
    9)に形成した軸方向に伸長する面(198)とを備え、 前記ピストン(48)が、軸方向に配設した環状フランジ
    部(50)を備えており、 前記ピストン(48)は、前記軸方向に伸長する環状部材
    (158)と当接し、且つ前記環状部材(158)内にて往復
    運動すると共に、前記第1ハウジング端(154)の前記
    軸方向に伸長する突起(23)に形成した前記半径中方の
    軸方向に伸長する面(198)に沿って摺動可能であり、 前記ピストン(48)の前記軸方向に配設した環状フラン
    ジ部(50)が、前記円筒状の本体部(152)の前記第2
    境界部材(68、69)に形成した前記軸方向に伸長する面
    (198)に沿って摺動可能であるようにしたことを特徴
    とする回転制御装置。 7.特許請求の範囲第6項に記載した回転制御装置にお
    いて、さらに、 前記第1ハウジング端(154)の前記軸方向に伸長する
    突起(23)に形成した前記半径外方の軸方向に伸長する
    面と、前記軸方向に伸長する環状部材(158)の前記環
    状の自由端(168)と、の間を密封する手段(192)と、 前記ピストン(48)と前記軸方向に伸長する環状部材
    (158)との間を密封する手段(64)と、 前記ピストン(48)と、前記第1ハウジング端(154)
    の前記軸方向に伸長する突起(23)に形成した前記半径
    中方の軸方向に伸長する面(188)と、の間を密封する
    手段(58)と、 前記ピストン(48)の前記軸方向に配設した環状フラン
    ジ(50)と、前記円筒状の本体部(152)の第2環境部
    材(68、79)に形成した前記軸方向に伸長する面(19
    8)と、の間を密封する手段(194、196)とを備えてお
    り、 第1圧力シリンダ(C)が、前記ピストン(48)、前記
    第1ハウジング端(154)の前記軸方向に伸長する突起
    (23)、及び前記軸方向に伸長する環状部材(158)に
    よって形成されており、 第2圧力シリンダ(C′)が、前記ピストン(48)、前
    記第2境界部材(68、79)、及び前記軸方向に伸長する
    環状部材(158)によって形成されており、 前記回転制御装置が、さらに、 前記第1圧力シリンダ(C)内に流体圧力を導入する手
    段(24)と、 前記第2圧力シリンダ(C′)内に流体圧力を導入する
    手段(182)とを備えたことを特徴とする回転制御装
    置。 8.特許請求の範囲第1項乃至第7項の何れかの項に記
    載した回転制御装置において、 さらに、第1及び第2脚部を有する第1及び第2L字状ブ
    シュ(208)を備えており、 前記第1脚部は自由端を有し、 第1及び第2L字状ブシュ(208)を対向状態に配設し、 第1脚部の自由端どうしを隣接させ、 第1及び第2L字状ブシュ(208)の第1脚部を、前記出
    力軸(10)に回転可能なように嵌合させており、 前記回転制御装置が、また、 前記第1ハウジング端(154)の円形穴(18)に形成し
    た環状ショルダ部(19)を備えており、前記環状ショル
    ダ部(19)は、第1及び第2L字状ブシュ(208)の第2
    脚部の間に拘束されており、 前記回転制御装置が、さらに、 前記第1及び第2L字状ブシュ(208)の前記第1脚部が
    前記出力軸(10)上で軸方向に動くのを防止する手段
    (210、212)を備えていることを特徴とする回転制御装
    置。 9.第1及び第2境界面を有する境界板(28)と、 ハウジング(150)と、 前記境界板(28)の第1境界面と協働し得るように入力
    軸(100)に形成した第1境界部材(102)と、 前記境界板(28)の第2境界面と協働し得るように前記
    ハウジング(150)に形成した第2境界部材(68、79)
    とを備える、出力軸(10)の回転制御装置(A)におい
    て、 前記ハウジング(150)は、円筒状の本体部(152)と、
    略円形の第1ハウジング端(154)と、第2ハウジング
    端(62、156)とを備えており、 前記円筒状の本体部(152)は、環状の自由端(168)を
    有する軸方向に伸長する環状部材(158)を備え、 前記第2境界部材(68、79)は、前記軸方向に伸長する
    環状部材(158)と一体で且つ前記環状部材の半径内方
    に伸長するようになっており、 前記ハウジング(150)が、さらに、 前記軸方向に伸長する環状部材(158)の半径外方に伸
    長し、前記第2境界部材(68、79)から半径方向外側に
    オフセットした取付けフランジ(170)と、 前記第1ハウジング端(154)を前記軸方向に伸長する
    環状部材(158)の環状の自由端(168)に着脱可能のよ
    うに固着する手段(202)と、 前記円筒状本体部(152)の前記軸方向に伸長する環状
    部材(158)の外側からアクセス可能であって、前記第
    2ハウジング端(82、156)を前記円筒状本体部(152)
    の前記取付けフランジ(170)に着脱可能なように固着
    する手段(216)とを備え、 前記第2ハウジング端を前記取付けフランジに着脱可能
    なように固着する手段が、軸方向に伸長するスタッド
    (216)を備えており、 前記スタッドが、前記第2ハウジング端(82、154)に
    螺合された第1端と、前記半径方向に伸長する取付けフ
    ランジ(170)に固着された第2端とを有することを特
    徴とする回転制御装置。 10.特許請求の範囲第9項に記載した回転制御装置に
    おいて、 さらに、第1及び第2脚部を有する第1及び第2L字状ブ
    シュ(208)を備えており、 前記第1脚部は自由端を有し、 第1及び第2L字状ブシュ(208)を対向状態に配設し、 第1脚部の自由端どうしを隣接させ、 第1及び第2L字状ブシュ(208)の第1脚部を、前記出
    力軸(10)に回転可能なように嵌合させており、 前記回転制御装置が、また、 前記第1ハウジング端(154)の円形穴(18)に形成し
    た環状ショルダ部(19)を備えており、前記環状ショル
    ダ部(19)は、第1及び第2L字状ブシュ(208)の第2
    脚部の間に拘束されており、 前記回転制御装置が、さらに、 前記第1及び第2L字状ブシュ(208)の前記第1脚部が
    前記出力軸(10)上で軸方向に動くのを防止する手段
    (210、212)を備えていることを特徴とする回転制御装
    置。 11.特許請求の範囲第9項または第10項に記載した回
    転制御装置において、 前記境界板(28)が、 第1境界面、前記第1境界面と対向する第1面、および
    半径内方で軸方向に伸長する穴を有する平坦な第1リン
    グ部(23b)と、 第2リング部(25a)と、前記出力軸(10)と共に回転
    し得るように前記第2リング部(25a)を接続する手段
    (34)とを有する境界要素(25)とを備えており、 前記第2リング部(25a)は、前記第2境界面と、前記
    第2境界面と対向する第2面とを有しており、 前記境界板(28)が、さらに、 前記境界要素(25)の前記第2面から直立し、周縁方向
    に間隔を置いて配設され、自由端を有するウェブ(27)
    と、 前記平坦な第1リング部(23b)を前記境界要素(25)
    に固着する手段(29)とを備え、 前記第1面を、前記ウェブ(27)の前記自由端と当接さ
    せ、前記境界要素(25)の第2面から間隔を置いて配設
    して、間隔をあけた放熱用切欠き(23a)を形成するこ
    とを特徴とする回転制御装置。 12.特許請求の範囲第11項に記載した回転制御装置に
    おいて、 さらに、少なくとも第1の軸方向伸長穴(95)を備えて
    おり、 前記第1の軸方向伸長穴(95)は、前記境界要素(25)
    の第2リング部(25a)に形成され、前記周縁方向に間
    隔を置いて配設したウェブ(27)の中間に位置し、第2
    境界部材(68、79)にアクセス可能となっていることを
    特徴とする回転制御装置。 13.特許請求の範囲第11項に記載した回転制御装置に
    おいて、 さらに、軸方向に伸長するショルダ部(27a)を、前記
    平坦な第1リング部(23b)の前記半径中方の軸方向に
    伸長する穴に嵌入し得るように、前記ウェブ(27)の自
    由端に形成し、これにより、前記平坦な第1リング部
    (23b)の前記境界要素(25)に対する位置決めを可能
    としたことを特徴とする回転制御装置。 14.特許請求の範囲第9項乃至第13項の何れかの項に
    記載した回転制御装置において、 前記環状の自由端(168)が一定の直径を備えており、 前記回転制御装置(A)が、さらに、軸方向に伸長する
    突起(23)を備えており、 前記軸方向に伸長する突起(23)は、前記第1ハウジン
    グ端(154)に一体に形成されており、 前記突起(23)は、半径外方の軸方向に伸長する面を有
    しており、前記半径外方の軸方向に伸長する面は、前記
    軸方向に伸長する環状部材(158)の前記環状自由端(1
    68)の直径と等しい直径を備え、前記環状自由端(16
    8)の直径内に収容できることを特徴とする回転制御装
    置。 15.特許請求の範囲第14項に記載した回転制御装置に
    おいて、 さらに、ピストン(48)と、 前記境界板(28)と共に軸方向に動くと共に、前記境界
    板(28)に対して回転し得るように前記ピストン(48)
    に相接続する手段(46)と、 前記ピストン(48)を前記ハウジング(150)内に往復
    運動可能なように取付ける手段とを備えており、 前記ハウジング(150)が、 前記第1ハウジング端(154)の前記軸方向に伸長する
    突起(23)に形成した半径中方の軸方向に伸長する面
    (188)と、 前記円筒状の本体部(152)の前記第2境界部材(68、7
    9)に形成した軸方向に伸長する面(198)との備え、 前記ピストン(48)が、軸方向に配設した環状フランジ
    部(50)を備えており、 前記ピストン(48)は、前記軸方向に伸長する環状部材
    (158)と当接し、且つ前記環状部材(158)内にて往復
    運動すると共に、前記第1ハウジング端(154)の前記
    軸方向に伸長する突起(23)に形成した前記半径中方の
    軸方向に伸長する面(198)に沿って摺動可能であり、 前記ピストン(48)の前記軸方向に配設した環状フラン
    ジ部(50)が、前記円筒状の本体部(152)の前記第2
    境界部材(68、69)に形成した前記軸方向に伸長する面
    (198)に沿って摺動可能であるようにしたことを特徴
    とする回転制御装置。 16.特許請求の範囲第15項に記載した回転制御装置に
    おいて、さらに、 前記第1ハウジング端(154)の前記軸方向に伸長する
    突起(23)に形成した前記半径外方の軸方向に伸長する
    面と、前記軸方向に伸長する環状部材(158)の前記環
    状の自由端(168)と、の間を密封する手段(192)と、 前記ピストン(48)と前記軸方向に伸長する環状部材
    (158)との間を密封する手段(64)と、 前記ピストン(48)と、前記第1ハウジング端(154)
    の前記軸方向に伸長する突起(23)に形成した前記半径
    中方の軸方向に伸長する面(188)と、の間を密封する
    手段(58)と、 前記ピストン(48)の前記軸方向に配設した環状フラン
    ジ(50)と、前記円筒状の本体部(152)の第2境界部
    材(68、79)に形成した前記軸方向に伸長する面(19
    8)と、の間を密封する手段(194、196)とを備えてお
    り、 第1圧力シリンダ(C)が、前記ピストン(48)、前記
    第1ハウジング端(154)の前記軸方向に伸長する突起
    (23)、及び前記軸方向に伸長する環状部材(158)に
    よって形成されており、 第2圧力シリンダ(C′)が、前記ピストン(48)、前
    記第2境界部材(68、79)、及び前記軸方向に伸長する
    環状部材(158)によって形成されており、 前記回転制御装置が、さらに、 前記第1圧力シリンダ(C)内に流体圧力を導入する手
    段(24)と、 前記第2圧力シリンダ(C′)内に流体圧力を導入する
    手段(182)とを備えたことを特徴とする回転制御装
    置。 17.第1及び第2境界面を有する境界板(28)と、 ハウジング(150)と、 前記境界板(28)の第1境界面と協働し得るように入力
    軸(100)に形成した第1境界部材(102)と、 前記境界板(28)の第2境界面と協働し得るように前記
    ハウジング(150)に形成した第2境界部材(68、79)
    とを備える、出力軸(10)の回転制御装置(A)におい
    て、 前記ハウジング(150)は、円筒状の本体部(152)と、
    略円形の第1ハウジング端(154)と、第2ハウジング
    端(82、156)とを備えており、 前記円筒状の本体部(152)は、環状の自由端(168)を
    有する軸方向に伸長する環状部材(158)を備え、 前記第2境界部材(68、79)は、前記軸方向に伸長する
    環状部材(158)と一体で且つ前記献上部材の半径内方
    に伸長するようになっており、 前記ハウジング(150)が、さらに、 前記軸方向に伸長する環状部材(158)の半径外方に伸
    長し、前記第2境界部材(68、79)から半径方向外側に
    オフセットした取付けフランジ(170)と、 前記第1ハウジング端(154)を前記軸方向に伸長する
    環状部材(158)の環状の自由端(168)に着脱可能なよ
    うに固着する手段(202)と、 前記円筒状本体部(152)の前記軸方向に伸長する環状
    部材(158)の外側からアクセス可能であって、前記第
    2ハウジング端(82、156)を前記円筒状本体部(152)
    の前記取付けフランジ(170)に着脱可能なように固着
    する手段(216)とを備え、 前記出力軸(10)及び前記第1境界部材(102)が、前
    記ハウジング(150)に対し回転可能なように取付けら
    れており、また、相互に独立することによって、前記装
    置(A)を据付けるため前記第1及び第2主要構成要素
    に分解でき、 前記第1主要構成要素が、前記第1境界部材(102)及
    び前記第2ハウジング端(82、156)を備えており、 前記第2主要構成要素が、前記出力軸(10)、前記円筒
    状の本体部(152)、及び前記第1ハウジング端(154)
    を備えることを特徴とする回転制御装置。 18.特許請求の範囲第17項に記載した回転制御装置に
    おいて、 さらに、第1及び第2脚部を有する第1及び第2L字状ブ
    シュ(208)を備えており、 前記第1脚部は自由端を有し、 第1及び第2L字状ブシュ(208)を対向状態に配設し、 第1脚部の自由端どうしを隣接させ、 第1及び第2L字状ブシュ(208)の第1脚部を、前記出
    力軸(10)に回転可能なように嵌合させており、 前記回転制御装置が、また、 前記第1ハウジング端(154)の円形穴(18)に形成し
    た環状ショルダ部(19)を備えており、前記環状ショル
    ダ部(19)は、第1及び第2L字状ブシュ(208)の第2
    脚部の間に拘束されており、 前記回転制御装置が、さらに、 前記第1及び第2L字状ブシュ(208)の前記第1脚部が
    前記出力軸(10)上で軸方向に動くのを防止する手段
    (210、212)を備えていることを特徴とする回転制御装
    置。 19.特許請求の範囲第17項または第18項に記載した回
    転制御装置において、 前記境界板(28)が、 第1境界面、前記第1境界面と対向する第1面、および
    半径内方で軸方向に伸長する穴を有する平坦な第1リン
    グ部(23b)と、 第2リング部(25a)と、前記出力軸(10)と共に回転
    し得るように前記第2リング部(25a)を接続する手段
    (34)とを有する境界要素(25)とを備えており、 前記第2リング部(25a)は、前記第2境界面と、前記
    第2境界面と対向する第2面とを有しており、 前記境界板(28)が、さらに、 前記境界要素(25)の前記第2面から直立し、周縁方向
    に間隔を置いて配設され、自由端を有するウェブ(27)
    と、 前記平坦な第1リング部(23b)を前記境界要素(25)
    に固着する手段(29)とを備え、 前記第1面を、前記ウェブ(27)の前記自由端と当接さ
    せ、前記境界要素(25)の第2面から間隔を置いて配設
    して、間隔をあけた放熱用切欠き(23a)を形成するこ
    とを特徴とする回転制御装置。 20.特許請求の範囲第19項に記載した回転制御装置に
    おいて、 さらに、少なくとも第1の軸方向伸長穴(95)を備えて
    おり、 前記第1の軸方向伸長穴(95)は、前記環境要素(25)
    の第2リング部(25a)に形成され、前記周縁方向に間
    隔を置いて配設したウェブ(27)の中間に位置し、第2
    境界部材(68、79)にアクセス可能となっていることを
    特徴とする回転制御装置。 21.特許請求の範囲第19項に記載した回転制御装置に
    おいて、 さらに、軸方向に伸長するショルダ部(27a)を、前記
    平坦な第1リング部(23b)の前記半径中方の軸方向に
    伸長する穴に嵌入し得るように、前記ウェブ(27)の自
    由端に形成し、これにより、前記平坦な第1リング部
    (23b)の前記環境要素(25)に対する位置決めを可能
    としたことを特徴とする回転制御装置。 22.特許請求の範囲第17項乃至第21項の何れかの項に
    記載した回転制御装置において、 前記環状の自由端(168)が一定の直径を備えており、 前記回転制御装置(A)が、さらに、軸方向に伸長する
    突起(23)を備えており、 前記軸方向に伸長する突起(23)は、前記第1ハウジン
    グ端(154)に一体に形成されており、 前記突起(23)は、半径外方の軸方向に伸長する面を有
    しており、前記半径外方の軸方向に伸長する面は、前記
    軸方向に伸長する環状部材(158)の前記環状自由端(1
    68)の直径と等しい直径を備え、前記環状自由端(16
    8)の直径内に収容できることを特徴とする回転制御装
    置。 23.特許請求の範囲第22項に記載した回転制御装置に
    おいて、 さらに、ピストン(48)と、 前記境界板(28)と共に軸方向に動くと共に、前記境界
    板(28)に対して回転し得るように前記ピストン(48)
    に相接続する手段(46)と、 前記ピストン(48)を前記ハウジング(150)内に往復
    運動可能なように取付ける手段とを備えており、 前記ハウジング(150)が、 前記第1ハウジング端(154)の前記軸方向に伸長する
    突起(23)に形成した半径中方の軸方向に伸長する面
    (188)と、 前記円筒状の本体部(152)の前記第2境界部材(68、7
    9)に形成した軸方向に伸長する面(198)とを備え、 前記ピストン(48)が、軸方向に配設した環状フランジ
    部(50)を備えており、 前記ピストン(48)は、前記軸方向に伸長する環状部材
    (158)と当接し、且つ前記環状部材(158)内にて往復
    運動すると共に、前記第1ハウジング端(154)の前記
    軸方向に伸長する突起(23)に形成した前記半径中方の
    軸方向に伸長する面(198)に沿って摺動可能であり、 前記ピストン(48)の前記軸方向に配設した環状フラン
    ジ部(50)が、前記円筒状の本体部(152)の前記第2
    境界部材(68、69)に形成した前記軸方向に伸長する面
    (198)に沿って摺動可能であるようにしたことを特徴
    とする回転制御装置。 24.特許請求の範囲第23項に記載した回転制御装置に
    おいて、さらに、 前記第1ハウジング端(154)の前記軸方向に伸長する
    突起(23)に形成した前記半径外方の軸方向に伸長する
    面と、前記軸方向に伸長する環状部外(158)の前記環
    状の自由端(168)と、の間を密封する手段(192)と、 前記ピストン(48)と前記軸方向に伸長する環状部材
    (158)との間を密封する手段(64)と、 前記ピストン(48)と、前記第1ハウジング端(154)
    の前記軸方向に伸長する突起(23)に形成した前記半径
    中方の軸方向に伸長する面(188)と、の間を密封する
    手段(58)と、 前記ピストン(48)の前記軸方向に配設した環状フラン
    ジ(50)と、前記円筒状の本体部(152)の第2境界部
    材(68、79)に形成した前記軸方向に伸長する面(19
    8)と、の間を密封する手段(194、196)とを備えてお
    り、 第1圧力シリンダ(C)が、前記ピストン(48)、前記
    第1ハウジング端(154)の前記軸方向に伸長する突起
    (23)、及び前記軸方向に伸長する環状部材(158)に
    よって形成されており、 第2圧力シリンダ(C′)が、前記ピストン(48)、前
    記第2境界部材(68、79)、及び前記軸方向に伸長する
    環状部材(158)によって形成されており、 前記回転制御装置が、さらに、 前記第1圧力シリンダ(C)内に流体圧力を導入する手
    段(24)と、 前記第2圧力シリンダ(C′)内に流体圧力を導入する
    手段(182)とを備えたことを特徴とする回転制御装
    置。 25.第1及び第2境界面を有する、出力軸用の境界板
    (28)であって、 前記第1境界面、前記第1境界面と対向する第1面、お
    よび半径中方の軸方向に伸長する穴を有する平坦な第1
    リング部(23b)と、 第2リング部(25a)と、前記出力軸(10)と共に回転
    し得るように前記第2リング部(25a)を接続する手段
    (34)とを有する境界要素(25)とを備えており、 前記第2リング部(25a)は、前記第2境界面と、前記
    第2境界面と対向する第2面とを有しており、 前記出力軸用の境界板は、さらに、 前記境界要素(25)の前記第2面から直立し、周縁方向
    に間隔を置いて配設され、自由端を有するウェブ(27)
    と、 前記平坦な第1リング部(23b)を前記境界要素(25)
    に固着する手段(29)とを備えており、 前記第1面を、前記ウェブ(27)の自由端と当接させ、
    前記境界要素(25)の前記第2面から間隔を置いて配設
    して、間隔を置いて配設した放熱用の切欠き(23a)を
    形成し、 さらに、軸方向に伸長するショルダ部(27a)を、前記
    平坦な第1リング部(23b)の前記半径中方の軸方向に
    伸長する穴に嵌入し得るように、前記ウェブ(27)の自
    由端に形成し、これにより、前記平坦な第1リング部
    (23b)の前記境界要素(25)に対する位置決めを可能
    としたことを特徴とする境界板。 26.特許請求の範囲第25項に記載した境界板におい
    て、さらに、 軸方向に伸長する少なくとも1つの第1穴(95)を備え
    ており、 前記第1穴(95)は、前記境界要素(25)の前記第2リ
    ング部(25b)に形成されており、 また、前記第1穴(95)は、前記周縁方向に間隔を置い
    て配設したウェブ(27)の中間に設けられていることを
    特徴とする境界板。
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