JP2925328B2 - 単一アスペクト比で記憶された映画ディスクから多重アスペクト比信号を発生するシステム - Google Patents
単一アスペクト比で記憶された映画ディスクから多重アスペクト比信号を発生するシステムInfo
- Publication number
- JP2925328B2 JP2925328B2 JP7512694A JP51269495A JP2925328B2 JP 2925328 B2 JP2925328 B2 JP 2925328B2 JP 7512694 A JP7512694 A JP 7512694A JP 51269495 A JP51269495 A JP 51269495A JP 2925328 B2 JP2925328 B2 JP 2925328B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aspect ratio
- block
- data
- field
- software carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/02—Analogue recording or reproducing
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/01—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
- H04N7/0117—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
- H04N7/0122—Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal the input and the output signals having different aspect ratios
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/87—Regeneration of colour television signals
- H04N9/877—Regeneration of colour television signals by assembling picture element blocks in an intermediate memory
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/913—Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection
- H04N2005/91307—Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection by adding a copy protection signal to the video signal
- H04N2005/91321—Television signal processing therefor for scrambling ; for copy protection by adding a copy protection signal to the video signal the copy protection signal being a copy protection control signal, e.g. a record inhibit signal
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/804—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components
- H04N9/8042—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback involving pulse code modulation of the colour picture signal components involving data reduction
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/80—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
- H04N9/82—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only
- H04N9/8205—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only involving the multiplexing of an additional signal and the colour video signal
- H04N9/8227—Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback the individual colour picture signal components being recorded simultaneously only involving the multiplexing of an additional signal and the colour video signal the additional signal being at least another television signal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Computer Graphics (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Camera Data Copying Or Recording (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Description
によるビデオ信号発生に関し、特に単一アスペクト比
(又は横縦化)のみで記録又は録画されたディスクの再
生に及んで多重アスペクト比の内の選択された1つでビ
デオ信号を発生させることができる技術に関する。
走査線数525本、フレーム周波数30フレーム/秒のNTSC
(テレビジョン方式審議委員会)標準が、合衆国、カナ
ダ、中米、南米の大部分の地域、並びに日本で採用され
ている。走査線数625本、フレーム周波数25フレーム/
秒のPAL(各走査線毎の位相交替)標準が、英国、英連
邦の影響下にある大部分の諸国及び領土、多くの西ヨー
ロッパ諸国、並びに中国で採用されている。最後に、走
査線数625本、フレーム周波数25フレーム/秒のSECAM
(メモリーによるシーケンシャルカラー伝送)標準が、
フランス、フランス影響下の諸国及び領土、東ドイツを
含む先のソビエト連邦諸国、並びにそれらの影響下にあ
る他の領域で採用されている。HDTV(高精細度テレビ又
は高品位テレビ)等の他の標準も有効又は利用可能とな
りつつある。各標準に従ってビデオ信号は独特であり、
ある1つのタイプのビデオ信号を処理するように設計さ
れた通常のテレビ受像機では他のタイプのビデオ信号を
処理することができない。
ト比で利用可能となる映画等のプログラムを制作しよう
と欲すれば、典型的には、各アスペクト比毎の異なった
プログラムバージョンを用意することになる。これによ
って生産されるべきバージョン数は一層増大する。映画
の各バージョンは、ビデオ標準に関しての一致ばかり
か、現在ではアスペクト比に関しての一致をも必要とし
ている。このようにして、例えば、NTSC4:3の「レター
ボックス“letter box"」、NTSC4:3の「パンスキャン
“pan scan"」、「ハイビジョン“Hi-Vision"」16:9の
ワイドスクリーンHDTV等の同一映画に関する複数バージ
ョンが市場において入手可能である。レーザディスク、
VHSテープ、CD-ROM等のプレパッケージされた媒体は全
データとしてどの程度記憶され得るかということで限定
されているので、所与の記憶媒体にあるプログラムを1
つ以上のアスペクト比バージョンで提供することができ
ない。それが、数々の映画封切又は映画リリースの異な
るアスペクト比バージョンが入手可能となった時にそれ
らが異なる専用の媒体で利用可能となるかの理由であ
る。
は、映画及び表現の他の形態の配給のために格段に優れ
ている。特別な長所として「圧縮ビデオ」の使用があ
り、これによって今日のオーディオCDと比べて決して大
きくないディスク上に映画をディジタル的に符号化する
ことが可能となる。残念なことに、多くの努力が圧縮ビ
デオシステム開発が費やされてきた一方、それとは相対
的に、アスペクト比の検討に対して注目されてこなかっ
た。映画は、例えば光ディスク上に、効率的に描写され
得るが、その趣旨はそのディスクに記録されたアスペク
ト比のみで映画を再生することである。消費者が所有す
る特定のテレビ受像機及び再生装置(又はプレーヤー)
に依存して、その特定のアスペクト比で記録されている
プログラムデータを有するディスクを購入することが一
般には必要となる。結果としてこれは、ソフトウェア出
版社は、各々がそれぞれのアスペクト比で記録された映
画を有するような、利用可能な多数の異なるバージョン
のディスクを制作しなければならないことを意味する。
ア担体に映画を単一アスペクト比で記録するソフトウェ
ア出版社のためのシステム及び方法であって、そのディ
スクを、多重アスペクト比の内の選択された1つのアス
ペクト比でビデオ信号を発生できる再生装置によって再
生するシステム及び方法を提供することである。
なアスペクト比を有する映画を表示するディジタルデー
タを含むソフトウェア担体を提供する。好ましくは、そ
の基本的アスペクト比は16:9の「ワイドスクリーン」像
である。(本発明は特殊な媒体に限定されることなく、
テープ媒体や全てのディジタル記憶媒体に適用可能であ
り、本発明の例証的又は説明的な実施例である光ディス
クだけではないこと等を理解して戴きたい。また、本発
明は映画の配給のみに限定されない。例えば、極端な場
合、本発明は、「動き」が全くないスチル写真のライブ
ラリーの配給に適用可能である。用語「ソフトウェア出
版社」とは映画会社よりも相当多くのものを包含してお
り、用語「担体」とは、ディジタル的に符号化された又
はディジタル的に記録された光ディスクよりも相当多く
のものを包含している。) 再生装置又はプレーヤーは担体から読取られたディジ
タルデータを処理して、対応するアナログビデオ信号を
発生するように設計されている。担体は記録されたアス
ペクト比を表示する符号を含む。(記録されたアスペク
ト比を表示しているデータを含む担体自体は発明ではな
い。核心は再生装置がその情報によって何をするかであ
る。)再生装置は、担体上に描写されているワイドスク
リーンのアスペクト比と同一のアスペクト比でのビデオ
信号を発生することができる。しかしながらその再生装
置のユーザは、異なるアスペクト比を選択することがで
きる。そうしたアスペクト比の1つは4:3レターボック
スである。この変換は、同一の高さを有するが、それぞ
れの幅:高さの比が16:9と4:3とである2つの長方形を
考えることによって最も理解され得る。もしも前者がサ
イズに関して縮小されて、それが全体的に後者の中に含
まれるようになれば、16:9像の垂直方向の両辺は相互に
近接せざるを得ないことは明らかである。この結果、上
辺及び底辺もまた相互に接近させられることになる。こ
の縮小サイズの16:9像は4:3長方形の中心に据えられる
と、上部と下部とに保留帯が生ずる。同様に、ワイドス
クリーン映画が従来の4:3アスペクト比のテレビ受像機
で再生されると、そのスクリーンの上部及び下部は、通
常、空白状態又はブランク状態(暗)である。
ーンに適合させるには、ワイドスクリーン像を切除して
ちょうど4:3に再生することである。同一高さの16:9像
及び4:3のスクリーン長方形が与えられれば、その内の
より小さいスクリーン長方形がより大きな像長方形上に
据えられて、再生される唯一の画像情報は4:3長方形内
である。そうした場合に喪失されるものは、ワイドスク
リーンにおける左辺或いは右辺、或いは両辺の画像情報
である。16:9から4:3アスペクト比へ変換するため(そ
して、レターボックス表示内のように4:3スクリーンの
上部及び下部を抹消するのではなく、4:3スクリーンを
みたすため)の1つの方法は、再生のための各ワイドス
クリーンの中央部分又は中間部分(「センターカッ
ト」)を選択することであり、実際にはオリジナル像の
左辺及び右辺から同等区画を消去することである。
ドスクリーン像の部分の、より緻密な或いは高度な制御
を提供するものである。ソフトウェア担体自体は映画の
一方部分から他方へ変化できるパンスキャン情報を含ん
でいる。観賞のためにワイドスクリーン像のどの程度を
実際には選択するかを決定して、上述の4:3スクリーン
長方形を16:9像長方形に適合させるという議論に言及す
れば、ワイドスクリーンのパンスキャンとしては4:3長
方形を水平方向に移動させることを含む。もしもその長
方形が完全に左方向いっぱいまでであれば、削除される
ものはワイドスクリーン像の右側である。代替的に4:3
長方形の右側いっぱいまでの移動は、ワイドスクリーン
像の左側部分を削除することとなる。しかし4:3長方形
は此等2つの極限間の何れの場所にでも移動され得る。
これは、凡ゆる所与の時間に、ワイドスクリーン像のど
の部分を再生させるかをソフトウェア出版社に対して選
択させることを許容するものである。本発明のディスク
には、ワイドスクリーン像を通じて、観賞のために選択
された4:3長方形の左側縁にどの様な垂直線又は垂直ラ
インが対応しているかを表示する連続的に変化するパン
スキャン情報を備えている。本発明の再生装置は、ワイ
ドスクリーン像の選択された部分を表示するビデオ信号
を自動的に発生する。(エンジニアの視点からは、パン
スキャンをどのようになすかは当業界では公知である。
例えば、これは、ソフトウェア出版社がワイドスクリー
ン映画をソフトウェア担体上に記録するために4:3アス
ペクト比に縮小する方法である。その理由は、従来の再
生装置では1つの担体上のワイドスクリーンアスペクト
比を、種々の異なるテレビ受像機上で再生するために要
求される多重的なアスペクト比に変換することができ
ず、それで各アスペクト比のための独特な担体、好まし
くはワイドスクリーン原画のパンスキャン機能を伴う独
特な担体を提供することが必要となり、本発明の必要性
が生じている。) 本発明の例証的な実施例である再生装置は、16:9或い
は4:3のたった2つのアスペクト比の内の一方で記録さ
れたディスクを再生するものである。(此等は今日の
「標準」電子再生フォーマットであるが、本発明の原理
は他の数々のアスペクト比に対しても同等に適用され得
ることが理解されるべきである。)しかしながら、此等
2つのアスペクト比は、単に2つの可能性以上のことを
誘発している。上述したように出力アスペクト比は、オ
リジナルの16:9のレターボックス形態であり得るか、1
6:9ワイドスクリーン像の4:3センターカットであり得る
か、或いは、オリジナルのパンスキャン・カットであり
得るかする。(勿論、出力はオリジナル16:9フォーマッ
トのものでもあり得る。)再生装置はデフォルトアスペ
クト比又は既定値アスペクト比を有し、該再生装置がそ
のデフォルトアスペクト比を有するビデオ信号を自動的
に発生することを意味する。ユーザはこのデフォルト又
は既定値の設定を変更することができる。このデフォル
ト設定を設けることの長所は、再生が自動的となること
であり、ユーザが煩わされる制御の1つが減ることであ
る。不明の場合に唯一ユーザに問われることはユーザの
好みである。例えば、もしも、再生デフォルトがパンス
キャン4:3であり且つディスクが16:9アスペクト比で記
録されていて、パンスキャンの最新情報を含んでいなけ
れば、再生装置はワイドスクリーン像のどの部分を再生
すべきかを知る術がない。そうした場合、ユーザには再
生のためのセンターカット及びレターボックス形態の中
での選択が付与される。
ることになる)多重標準のみばかりではなく、異なるア
スペクト比でもビデオ信号を発生できるような「万能」
再生装置が消費者の手元であれば、映画会社はワイドス
クリーンフォーマットだけで記録されたディスクを配給
することになるであろうし、この基本的アスペクト比
は、全てのテレビ受像機(例えば、ワイドスクリーン受
像機のワイドスクリーン、旧型受像機等のための縮小ア
スペクト比等々)に最良の画像を発生させることが可能
である。しかし、映画会社は4:3アスペクト比を有する
「フィルム」のリリースにあたり慎重になるかもしれな
い。これは後日の、ワイドスクリーンアスペクト比や、
他の可能性のある付加拡張機能をも伴った「改良」バー
ジョンのリリース又は発表を許容するものである。要点
としては、もしも、消費者が多くの異なるアスペクト比
の選択された1つでビデオ信号を発生可能な再生装置を
有した場合に、ソフトウェア出版社は改良されたフォー
マットのプログラムを再度リリースでき、そして追加販
売できることである。
出版社がもはや、同一映画の献呈アスペクト比バージョ
ンをリリースする必要がなくなることである。同一プロ
グラムの多重バージョンをリリースするに際して、在
庫、コスト、プロモーション、契約上或いは財政上の検
討の故に、幾つかの出版社は全ての題目の献呈アスペク
ト比バージョンをリリースしないかリリースできなく、
幾つかの配給元及び小売商はそれらをストックしないか
ストックできない。本発明は、ただ1回の記録によって
ビデオ信号を多重アスペクト比で発生させることを可能
にすることで、此等の問題を解決している。
バ)、JVC等の商標で、合衆国や日本の市場で流通して
いるある特定のワイドスクリーンテレビ受像機の設計を
取入れた殆ど交際とでも言えるものである、こともまた
理解されるべきである。此等のテレビ受像機は4:3像、
即ち今日略々普及している標準である4:3像を採用し、
それを16:9スクリーンを満たすまで引き延ばしている。
スクリーン上に見られる像悪化の分離又は切り放しのア
プローチは、4:3から16:9への変換を、その逆の変換よ
りもむしろ必要とする。本発明の目的の1つは、多くの
他のものが像の最小限の悪化を伴って誘導され得るアス
ペクト比を担体上に提供することである。よって、ディ
スク上に「より少なく」よりは「より多く」を伴ってス
タートすること、即ち16:9から4:3へ向かうことがより
好ましい。
に亙る前後文脈の中に開示されている。添付の請求の範
囲は特別な特徴に向けられているが、全体システムは以
下説明する。以下の説明において特に関心のある特徴の
全リストは: ・ビデオ標準及び領域的ロックアウト。
画のPG(パーレンタルガイダンス:親同伴)等級及びR
(制限付き)等級での再生であり、選択的なR等級再生
の自動的なパーレンタル不能化を伴っての再生。
れる出版社が再生可能なディスクを生産することを防止
する認定符号又は認定済み符号の符号化。
イトル(説明字幕)トラックとを、ユーザの言語選択の
特定化機能を伴って単一ディスクディスク上に装備。
ラックがオーケストラ音楽の幾つかの構成要素を有して
おり、ユーザがその所望の混合を選択する機能を伴って
の装備。
ブロックの可変等級符号化、そしてトラックスイッチン
グ及び/又はミキシングによるビット容量の効率使用。
しての以下の詳細な説明を検討することによって漸次明
らかになり、その図面とは: 図1は先行技術に係るシステムを示し、現行下におい
て入手可能な媒体再生装置の柔軟性が欠如しており、乏
しい性能の典型を示し、 図2は本発明の例証的実施例を示し、 図3は図2のシステムで再生可能な光ディスクのディ
ジタルデータトラックの導入部分における複数フィール
ドを列挙したチャートであり、 図4は図3の導入トラック区域に続くデータブロック
各々における複数フィールドを列挙した同様なチャート
であり、 図5A〜図5Eは再生中の光ディスクの導入部トラック区
域に含まれたデータの図2のシステムによる処理を説明
するフローチャートを含み、 図6はトラックの導入区域に続く図4に示されたフォ
ーマットでのデータブロックの処理を説明するフローチ
ャートであり、 図7Aは、本発明の再生装置が映像或いは他のビデオ表
出の選択されたバージョンの再生のために必要とされる
ディスクトラック上のそうしたデータブロックのみを読
み出す方法を特徴付ける状態流れ図及び凡例(説明文)
であり、図7Bは2つの代替バージョンの一方が、図7Aの
状態流れ図によって説明されたルールに従ってどのよう
に再生され得るかを示し、 図8はビデオ信号のディジタル表現の圧縮に使用され
る先行技術を象徴的に示し、 図9は3つの異なる像アスペクト比間の関係を示す。
される。こうしたシステムは、通常VHSビデオカセット
であるプログラムデータの単一ソースを再生して多重標
準の内の選択された1つに合致したビデオ信号を発生す
べく、現在入手可能である。このタイプのシステムは多
重標準VCRとして呼称されており、図中には複数の独立
構成要素が示されている。典型的には、VHSテープ7は
その上にNTSC(アナログ)ビデオ信号を記録しており、
そのテープがVHS再生装置又はプレヤー5で再生され
る。このアナログ信号はA/Dコンバータ9でディジタル
形態に変換され、そして、複数の連続的なフレームのデ
ィジタル表現がビデオフレームストア11内に読み込まれ
る。それで回路13は余分なフレームを削除するか、或い
は、選択された標準、例えばPALに合致するために必要
な追加フレームを概算して追加する。1つの標準から他
の標準へ変換するために、一般にフィールド又はフレー
ム内の水平ラインの数を変更する必要がある(イメージ
スケーリング又は画像拡大縮小)。これは、通常、幾つ
かのラインを削減すること、及び/又は、連続的なライ
ンの幾つかを繰り返すか或いは平均することによってそ
れらの間に挿入されるべき新しいラインを引き出すこと
によって達成される。回路13の主要機能は、勿論、ディ
ジタルフレーム表現をビデオ出力としてのアナログ形態
に変換することである。
出力を劣化する。従来のビデオカセットは、それらが1
つ以上のビデオ標準をサポートしている場合、低減され
た品質のビデオを送出する。1つの理由は、アナログか
らディジタルへ、そして再度戻すという二重変換がある
からである。他の理由としては、イメージスケーリング
が、通常、粗雑なやり方(複数ラインの削除、複数ライ
ンの繰り返し及び平均化)で行われるからである。しか
しながら、画像を劣化させることなく、ディジタル領域
内でイメージスケーリングを実行する複数の方法が知ら
れている。一般的には用いられないが、その技法は先行
技術であるが、本発明の例証的実施例においても用いら
れるので簡単に説明することにする。
イン数であり、NTSC標準は1フレームに525本のライン
数である。画像の何れの部分も垂直帰線期間には形成さ
れることがないので、何れのシステムにおいても水平ラ
インスキャンの全てが画像情報の表示のために使用され
ることはない。PAL標準における画像情報には1フレー
ムにつき公称576本のライン数があり、NTSCの場合にお
ける画像情報には公称483本のライン数がある。
くフィールドを先ずデインターレースする又はインター
レース解除する。576本のライン数を483本へ変換し或い
はその逆変換して、レインターレース又は再インターレ
ースを実行する。これがどのようにしてなされるかは概
念的に心に描くことは容易である。例えば、PALフレー
ムを通る非常に薄いスライスを考える。このスライスは
その3つのカラー成分に分解される。PALからNTSCへの
変換のためのイメージスケーリングは、概念上の観点か
ら、カラーデータの576の複数のPALピース又はPAL片に
基づく曲線を描いて、NTSC信号の各水平ラインのための
データのピース又は一片を引き出すために、その曲線を
483の複数パーツに分割する以上の何物でもない。実際
上、これは補間処理によって達成され、ディジタル的に
なされる。(イメージスケーリングは、一般に、例えば
HDTVからNTSCへ向かう場合、アスペクト比の変更をも伴
う可能性があり、そして、各水平ラインの両端での情報
は刈り込まれ可能性がある。)こうして先行技術に係る
システムは標準変換の準備を行い、それは柔軟性の程度
に関わる。一方、図2のシステムは先行技術において企
図すらされなかった複数の方法に空前無比の柔軟性を提
供するものである。
ドライブ21を含む。ディスク上に記憶されたディジタル
データはデータアウト導体25上に現れる。ディスクドラ
イブの作動又はオペレーションはマイクロプロセッサデ
ィスクドライブコントローラ27によって制御される。読
取りヘッドはヘッド位置(ポジション)コントロール用
リード線29を通じて発せられるコマンドによって位置付
けられ、ディスク回転のスピードは速度コントロール導
体31を通じて発せられるコマンドによって制御される。
光ディスクは、通常、一定の線形速度或いは定角速度の
何れかで駆動される。(他の可能性は、複数の定角速度
の内の飛び飛びの数の使用を含む。)本発明のディスク
は一定線形速度で駆動されることができて、各ビットに
よって取られるトラックの線形長は、1ビットがトラッ
クの内側部分或いは外側部分に記録されようが同一であ
る。これは最大データの記憶に備えるものである。定線
形速度は、外側トラックが読取られ状態にある時、ディ
スクの回転速度は減少することを要求している。光ディ
スク制御のこのタイプのものは従来技術である。例え
ば、CDオーディオ標準もまた、ディスクが定線形速度で
回転することを要求する。
トローラである。こうして、ディスクドライブコントロ
ーラにコマンドが導体43を通じて発せられ、そして、デ
ィスクドライブコントローラの状態を導体45を通じて決
定する。ディスクドライブコントローラには他の2つの
入力が設けられている。ブロック番号/ポインタアナラ
イザ47は導体49を通じてコマンドをディスクドライブコ
ントローラに発し、そして、バッファフル導体51はオア
(OR)ゲート54からディスクドライブコントローラまで
制御信号を引き延ばしている。此等の2つの入力につい
ては下述することにする。(一般に、個々の導体を参照
しているが、前後関係上、此等の導体の幾つかは実は複
数ビットを平行に引き延ばすためのケーブルであること
を理解して戴きたい。例えば、オアゲート54の出力は単
一導体51を通じてディスクドライブコントローラまで引
き延ばすことができ、ブロック番号/ポインタアナライ
ザ47はケーブル49によってディスクドライブコントロー
ラに接続されることができ、マルチビットデータが、シ
リアルよりかはむしろ、平行して送出され得る。) 図2のシステムの重要な特徴は、符号化資料又は符号
化データの複雑さに従って変化する速度又はレートで、
ビット情報がディスク上に記憶されることである。これ
によって、データアウト導体25上に実際に現れるビット
数/秒が変化するということを意味せず、むしろ毎秒使
用されるビット数が変化することを意味する。ビデオ情
報は圧縮ディジタル形態で記憶される。図8は複数のビ
デオフレームがMPEG1及びMPEG2基準又は標準に従って符
号化される方法を示す。独立Iフレームはその全体が符
号化されている。予測されたフレーム又はP−フレーム
は先行する独立フレームに基づいて予測されたフレーム
であり、Pフレームのために実際に要求されるディジタ
ル情報は、実際のフレームとその予測との間の差を単に
表わす。双方向的に予測されたB−フレームはI及び/
又はPフレームから予測されるフレームであり、この場
合もまた、そうしたフレームのために要求される情報を
伴い、実際形態と予測形態との間の差を表わす。(理解
され得るように、早送り及び早戻し機能は、もしも所望
されれば、I−フレームを用いることによって最良の状
態で実現される。)フレームの表現に要求されるビット
数は、そのタイプばかりではなく、表現されるべき実際
のビジュアル情報にも依存する。明らかに、花のある原
野を表現するよりも青空を表現する方がはるかに少ない
ビット数が要求される。MPEG標準は、画像フレームが最
小限のビット数で符号化されることを可能とすべく設計
されている。フレーム情報は一定速度で要求される。例
えば、もしも映画フィルムがディスク上においてディジ
タル形態で表現されれば、24フレームが再生の1秒毎に
表現されることとなる。1フレームに要求されるビット
数は、フレーム毎に根本的に異なる。フレームは一定速
度で処理されていくので、1秒毎に処理(使用)される
ビット数は非常に低い値から非常に高い値まで変化し得
る。こうして、複数ビットがディスクから実際に読取ら
れる時、それらはディスクから一定速度で読取られるか
もしれないが、それらは一定速度で処理される必然性は
ない。
ーディオに対しても適応される。如何なるデータブロッ
クも像フレームの可変数に要求さえるビット情報を含み
得る。如何なるデータブロックも、多数のオーディオト
ラックまでの可変数の可変持続時間に要求されるビット
情報を含み得る。(まさに1つの物理的トラックがあ
る。多重オーディオトラックの基準は個々のオーディオ
資料を含む時分割スライス列とは異なる。)オーディオ
トラックはディジタル情報を含み、それはまた圧縮形態
でもあり得る。これは、もしも特定のオーディオトラッ
ク用の何れかのデータブロックに情報が記憶されていれ
ば、それらのビット数は同一持続時間を表わすとは限ら
ないことを意味する。あるブロック内に表現された複数
の画像フレームに対応する任意のオーディオトラックの
ために記憶された音声の持続時間は、その画像フレーム
の持続時間である、と考え得る。これは、オーディオ情
報が実際に必要となる前に読取られるということを意味
し、充分な量が既に蓄積された時には、更なるオーディ
オ情報の読取りを停止するか、或いは、先行しての供給
過多を補償すべく、幾つかのデータブロックにはオーデ
ィオが含まれないということを付帯条件としている。こ
れはバッファリングの概念に至り、即ち、オーディオバ
ッファ53、ビデオバッファ55、パンスキャンバッファ5
7、サブタイトルバッファ59、そして上記バッファフル
(又はバッファ一杯)信号を発生するオアゲート54に至
る。
ト61がもしも開であれば該ゲート61を通過し、そのビッ
トフィールドがデマルチプレクサ63によって種々のバッ
ファ及びコマンド/データ線65を通じてマスターコント
ローラ41へ分配される。本発明の例証的実施例における
各データブロックは、画像フレームの可変数に対応して
いるビデオビット情報を含んでいる。上述したように、
そこには、多量のビット数、少量のビット数、或いはビ
ット数ではないものまであり得る(例えば、再生される
特別なディスクが如何なるビデオをも表現しない場
合)。ビデオデータの引き続くグループはビデオバッフ
ァ55内にマーカーによって分離されて記憶される。ビデ
オデコーダ67は、導体71を通じてデータの新しいバッチ
が供給されることを欲した時に、導体69を通じてコマン
ドを発する。コマンドは安定速度で発せられるが、返答
として供給されるビット数は、処理される特定フレーム
に要求されるビット数に従って変化する。ディスクドラ
イブからビット数が読取られる速度は、殆どのフレーム
に関してはそうではないが、最大限の情報を要求するフ
レームを融通するために充分に高速である。これは、デ
ータブロックが実際に読取られる速度は、それらが使用
される速度よりも高速であることを意味する。しかしこ
れは、良好に設計されたシステムは、データが処理のた
めに実際に要求されるまでは、データブロックの読取り
を遅延すべきであることを意味しない。1つの事柄のた
めに、データが実際に要求された時、読取りヘッドはそ
の所望のデータブロックの最初に位置し得ないこともあ
る。この理由のためにバッファリングは設けられてい
る。ビデオバッファ55はかなりの数の引き続くフレーム
のためのビット情報を含み(実際の数は、当業界で公知
なように、ビット数の読取り速度や、フレームの処理速
度等に依存している)、ビデオデータブロック情報はビ
デオデコーダ67によって決定される一定フレーム速度で
ビデオバッファから読取られる。ビデオデータはそのバ
ッファだけに、該バッファが一杯(FULL)になるまで送
出される。一度、バッファが一杯になると、記憶するこ
とが不可能となるので、それ以上の情報が送出されるべ
きではない。ビデオバッファが一杯のとき、導体69上の
信号はオアゲート54の出力をハイ(HIGH)として、ディ
スクドライブコントローラ27に複数のバッファの内の1
つが一杯であることを知らせる。
る。(単一のサブタイトルバッファ59、単一のパンスキ
ャンバッファ57、多数のオーディオバッファ53があり、
これら全ての目的は下述する。)此等バッファの何れか
が一杯になった時、その対応する出力はオアゲート54に
そのバッファフル導体を制御させてハイとさせて、複数
のバッファの内の1つが一杯である旨をディスクドライ
ブコントローラに知らせるようにする。オーディオバッ
ファ53及びサブタイトルバッファ59は、ビデオバッファ
55のための説明の同等の態様又は方法をもって作動す
る。オーディオプロセッサデコーダ71は、オーディオト
ラックデータに要求する時にオーディオバッファに対し
てコマンドを発し、その時に該オーディオバッファはそ
うしたデータを供給する。同様に、グラフィックスゼネ
レータ73はサブタイトルバッファ59からデータを検索
し、パンスキャンプロセッサ/垂直スケーラ87は、下述
するように、パンスキャンバッファ57からデータを受け
取る。
(上記ブロック53内の個々別々のバッファの任意の1つ
も含む)、ディスクドライバコントローラ27はディスク
ドライブのデータ読取りを停止させる。バッファの全て
がそれを受け付けることができるまで、即ちバッファの
何れもが一杯ではなく且つ導体51がロー(LOW)となる
まで、再度のデータの読取りは行われない。(逆に、も
しもバッファがあまりにも急速に空乏状態となるのであ
るなら、導体上31の速度制御信号を調整して、ディスク
速さ及びそれによるバッファが満たされる速度を増大す
る。) バッファリングのこの議論は、ディスクドライブコン
トローラ27へのバッファフル入力51の検討から起こっ
た。説明を加えるべく残された他の入力は、ケーブル49
によって表されるものである。下述するように、各デー
タブロックは、その始めにおけるポインタ情報と共に、
連続的なブロック番号を有する。回路47は連続的なブロ
ック番号を読取り、そのポインタ情報を解析する。ポイ
ンタは、即ち連続的なブロック番号は、読取れるべき次
のデータブロックを指向する。この情報はケーブル49を
通じてディスクドライブコントローラに供給される。こ
の様にして、ディスクドライブコントローラはディスク
ドライブの読取りヘッドの位置付けを制御できるので、
所望のデータブロックにアクセスされ得る。しばしば、
間違ったブロックが読取られることがあり、これは、例
えば、CDオーディオディスクの再生中に1つのトラック
から他のトラックへジャンプをなす際の場合のように、
新しいブロックへのジャンプの場合に経験されるもので
ある。もしもディスクドライブが、あまりにも高いか或
いはあまりにも低いかする連続的ブロック番号のデータ
ブロックを読取ろうとしたならば、これはブロック番号
/ポインタアナライザ47によって決定されてから、ケー
ブル49を通じて新しいコマンドがディスクドライブコン
トローラに発せられ、より低いブロック番号か或いはよ
り高いブロック番号の他のブロックを読取るようさせ
る。新しいブロックを読取るために読取りヘッドがそれ
自体を位置付けしている間、読取られるデータは実際に
は使用されない。ゲート61は閉状態を保持しているの
で、4つのバッファと、コマンド/データリード線を通
じてのマスターコントローラ41とに対する分配のため
に、情報はデマルチプレクサ63へは送出されない。連続
的なブロック番号をそのブロックの最初に解析する回路
47によって決定されるように、正しいデータブロックに
到達された時のみ、導体75はパルス状に脈動してハイと
なってゲート61を開とする。
れる。また、ディスクから読取られたデータビットは、
導体77を通じてマイクロプロセッサマスターコントロー
ラ41へも送出される。各データブロックは、種々のバッ
ファへ分配されるべきビット情報だけではなく、例え
ば、そのブロック内に実際に見出されるべきデータの種
類を識別するビット等の制御情報をも含む。こうした識
別ビット(フラッグ等の下述するもの)はマスターコン
トローラへ供給されることによって、常にシステムの制
御下にある。識別ビットはデマルチプレクサによって使
用され、種々のバッファに対するデータ分配を制御す
る。(マスターコントローラは、導体76を通じてコマン
ドをブロック番号/ポインタアナライザ47に対して発
し、該アナライザ47はこの要素に対して一般制御のみを
実行するばかりか、たくさんのデータブロックが、もし
も引き続く処理が要求されていなけば、デマルチプレク
サに入ることを防止することが適切であるように、該要
素47をして導体75上のイネーブル信号をターンオフさせ
ることによる特殊な制御を実行する。) マスターコントローラはシステムの心臓であり、実
際、下述するような処理の大部分を実行する。再生装置
のユーザは、典型的にはキーボードであるインターフェ
ース79を介してマスターコントローラと通信する。また
ユーザにはキー及びロック機構を備えられ、此等を象徴
的に符号81で示し、ここでは「パーレンタルロック“PA
RENTAL LOCK"」オプションとして呼称する。もしもこの
ロックがターンオフされれば、R(制約付き)等級映画
は再生しないことになる。ディスク上に実際に表現され
たビットによって制御されるこの方法又は手法は下述す
る。もしもロックがオンで、R等級画像だけがディスク
上であれば、パーレンタルロック制御導体83上のディス
エーブル信号はゲート61を閉じる。データビットはゲー
トを通じて何等伝達されず、ディスクは再生され得な
い。以下の説明で明らかになるように、もしもディスク
がその上にR等級でないフィルム(映画)バージョンを
有すれば、観賞者又は視聴者によっての選択があればそ
れが再生されることになる。パーレンタルロックの特徴
は、実際のキー及びロックの使用を要求しているように
示されているが、この特徴は子供の両親(パーレンツ
“PARENTS")だけに知られたキーボード入力が要求され
ることによって実現又は履行され得ることを理解して戴
きたい。マスターコントローラに映画のR等級バージョ
ンは見られるべきものではないことを知らせる方法又は
手法は何れか1つの形態に限定されない。ちょうど物理
的キー及び符号化キーのようなものを代替的に使用して
コンピュータへのアクセスを制御するようにすれば、そ
れらは図2のシステム中に入ることができる。重要なこ
とは、2つの異なるバージョンを同一ディスク上に表現
させ得る(各々の全バージョンを要求することなく)方
法であり、選択されたバージョンが先ず再生され得るか
をシステムがどのようにして決定するかである。これは
下述することにする。
他の幾つかの出力を含む。導体85は図2に示されたサブ
システムの全てまで延びるマスタークロックバスを表
す。如何なるディジタルシステムにおいても、マスター
クロック信号は種々の回路の適切な同調を制御するため
に要求される。マスターコントローラの他の6つの出力
は、デマルチプレクサ63、オーディオプロセッサ71、パ
ンスキャンプロセッサ/垂直スケーラ87、ビデオフレー
ムストア・インターレース・3:2プルダウン回路89、グ
ラフィックスゼネレータ73、並びに、シンクゼネレータ
・DVAコンバータ92までに延びている。此等は個々別々
の回路ブロックの作動を制御するための制御リード線で
ある。
ータを処理し、個々別々のオーディオアナログ信号を引
き出し、此等は符号91で象徴的に示されたアンプ/スピ
ーカシステムへ引き延ばされる。ビデオデコーダ67はバ
ッファ55から読取られた圧縮ビデオデータから導体93上
にディジタルビデオ信号を引き出す。ディジタルビデオ
は、フレーム毎に、パンスキャンプロセッサ/垂直スケ
ーラ87へ供給される。採用されている特別なビデオ符号
化/復号化は本発明の特徴の1つではない。好ましい基
準又は標準は、MPEG1及びMPEG2の方針に従ったものとな
るであろうが、此等は例証的なものでしかない。同じこ
とは、オーディオトラック符号化についても当てはま
る。本発明は特別な符号化方法に限定されない。
することによって最も良く理解され得る。本発明の好適
実施例における光ディスク上に記憶されたディジタル情
報は、16:9の「マスター」アスペクト比を有するフレー
ム、いわゆる「ワイドスクリーン」像を特徴付ける。マ
スターアスペクト比は図9の左上方に示されたものであ
る。もしも、ユーザのテレビ受像機に表示されるべき究
極的又は根本的なアナログ信号がこのアスペクト比を要
求し、(垂直帰線の間に生じる水平走査ラインと対立す
るものとして)画像情報を伴う水平走査ライン数がディ
スク上に記憶されたビデオビット情報によって表現され
る水平ラインの数と一致するものであれば、ビデオアナ
ログ信号の発生は簡単なものである。しかし、ユーザの
テレビ受像機が4:3アスペクト比を有するTV信号に適応
し、そしてディスク上のマスターアスペクト比が4:3で
なくむしろ16:9であれば、2つの選択肢がある。一方が
オリジナル画像を「レターボックス」形態で表示するこ
とである。図9の右側に示されるように、この場合でな
されていることは、マスターイメージを垂直方向に均一
に圧縮することによって、その水平寸法がテレビ受像機
の範囲内に嵌合する。これは、垂直寸法が同時に短縮さ
れて、それがTV表示領域の全体高さより小さく充満する
ことになる。これが意味するものは、各全体フレームの
上部及び下部における水平ライン走査が消去されなけれ
ばならず、それらの場所に形成された暗帯又はダークバ
ンドを付帯条件とするが、オリジナルアスペクト比は保
存される。他のオプションは、「パンスキャン」の圧縮
アスペクト比用である。これが意味するものは、4:3ア
スペクト比を有するボックスをオリジナルのワイドスク
リーンイメージ上に添えることである。その結果、画像
の左側、右側、或いは両側が切り取られる。(全ての場
合、たとえ16:9のマスターアスペクト比に対応するワイ
ドスクリーン像が示されたとしても、ディスク上に表現
された水平ラインの数とは異なる水平ライン走査の数を
形成する必要があり得る。水平ラインの数は、ビデオ出
力が合致しなければならないビデオ信号標準の関数であ
る。ライン数を変更することは、上述したように、垂直
スケーリングとしての公知の処理である。) パンスキャン処理に関して、図9から明らかなこと
は、パンスキャン圧縮アスペクト比画像を形成するため
に用いられるべき16:9マスターアスペクト比画像のその
部分を識別するために要求される全ては、使用されるべ
き情報の各水平ライン走査毎の出発点を特定することで
ある。単一番号を特定することで(例えば、合計960コ
ラムからのコラム200)、この目的には充分である。し
かしながら、問題は常に同一コラムが使用されるものか
どうかである。ある場合では、再生装置に対して、もし
も4:3アスペクト比が所望であれば、常にワイドスクリ
ーン像の真ん中から取り出すように命令される可能性も
ある。他の場合では、可変的なコラム出発点が所望され
る可能性がり、その場合、データブロックは他の変更が
実行されるまではその点から使用されるべき出発コラム
番号を表す情報を実際に含むことになる。
ビデオ情報は、パンスキャンコラム情報が更新されるべ
き否かを表すフラッグを含む。もしもそうしたフラッグ
があれば、ビデオデコーダ67は導体95を通じてコマンド
をパンスキャンバッファ57に発する。この時、そのバッ
ファはパンスキャン更新をデマルチプレクサ63から受入
れる。連続するフレームに伴うパンスキャンプロセッサ
/垂直スケーラ87による使用に供すべく、その更新は他
の変更が生ずるまでそのバッファ中に残存する。
水平ラインの数は調整され、アスペクト比は変更され
る。ディジタルビデオがビデオデコーダ67によって供給
され、そして要求されれば、パンスキャン情報がバッフ
ァ57によって提供される。回路87の出力は、所望された
アスペクト比であり且つ選択されたテレビジョン標準用
の要求された水平ライン数によって表される非圧縮ディ
ジタルビデオから成る。
ィジタル的に記憶されると、それは、もしも選択された
標準が要求すれば、複数のインターレース状フィールド
に解体される。また、3:2プルダウンは毎秒24フレーム
の映画を毎秒60フィールドのビデオに変換するために用
いられる技術であり(公称値24及び60は、実際には23.9
7及び59.94である)、映画を表すデータをNTSCフォーマ
ットに変換することであり、フレーム情報(データブロ
ック)が毎秒24のレート又は速度で読取られる必要があ
る。(当業界では標準であるように、そうした変換をソ
ース資料のフレーム1に適用してビデオ信号のフィール
ド1、2並びに3にし、ソース資料のフレーム2をビデ
オ信号のフィールド4及び5にし、ソース資料のフレー
ム3をビデオ信号のフィールド6、7並びに8にする
等、24のオリジナルフレームから60フィールドをもたら
す。)一方、PAL標準への変換は相対的に簡単であり、
3:2プルダウンは要求されない。PAL標準は毎秒50フィー
ルドを要求する。フレームは毎秒25のレートで処理さ
れ、各フレームは2つのフィールドを形成するために使
用される。(映画フィルムは毎秒24フレームのレートで
撮影されるにもかかわらず、PALに変換された際に毎秒2
5のレートで処理されるので、TVスクリーン上で生ずる
凡ゆることは合衆国におけるよりはヨーロッパにおいて
4%だけより速く生ずる。)フレームが毎秒25のレート
或いは毎秒24のレートで処理されようが、バス85上のマ
スタークロック信号の周波数を変更することによって制
御される。
ータ・D/Aコンバータ92まで引き延ばされる。この要素
内において、適当なシンク(同調)パルスが複数フィー
ルド内に挿入され、ディジタル情報がアナログへ変換さ
れる。要求される任意のサブタイトルはバッファ59に含
まれている。マイクロプロセッサ41の制御下、コマンド
が制御リード線97を通じてグラフィックスゼネレータ73
へ発せられる。この従来的な回路はサブタイトルバッフ
ァから符号化キャラクタ情報を検索し、そうしたサブタ
イトルを示すビデオ信号を導体99上に発生する。キー信
号は導体98上で発生され、此等の2つの信号は従来のキ
ーヤ回路96まで引き延ばされる。この装置はビデオイメ
ージにサブタイトルを合併し(当業界では公知なよう
に、製造業者のオプションとしてハードキー或いは線形
キーを利用する)、そしてそのコンポジット信号を従来
のTV表示装置94まで引き延ばす。
部分に記憶された情報を検討することが参考になるであ
ろう。この情報は図3の示された個々のフィールドに記
憶されており、ディスクから読取られたデータの引き続
く処理を制御するのがこの情報である。データブロック
のフォーマットは図4に示されているが、このブロック
のデータがどのようにして使われるかを理解するため
に、最初に読取られたセットアップ情報を評価すること
が必要である。
ットがある。他の全ての記載項目又はエントリーのため
にビットの最少数及び最大数がその適切なコラムに示さ
れているが、そうした数は導入シンクビットには設けら
れていない。トラックの始めに要求されるシンクビット
の数は採用されたハードウェアに依存する。もしも特定
のハードウェア及びディスクスピードの範囲が包含され
たならば、充分な数のシンクビットがトラックの最初に
設けられて、ディスクドライブ、コントローラ27並びに
ブロック番号/ポインタアナライザ47等を含む各種回路
がディスク読取りに関係させられ、それら自体をデータ
アウト導体25上のビットストリームに同期させるように
する。ビット同調はディジタルシステムにおいて良く知
られた技術である。
トから成る。ソフトウェア出版社が彼等のソフトウェア
の再生を締め出すこと又はロックアウトすることができ
る幾つかの方法がある。最も重要なことは、R等級映画
が再生され得るかどうか(上記パーレンタルロックアウ
ト・オプション)、そして、最終のアナログ出力ビデオ
信号はユーザによって選択された標準を仮定しているか
どうか、を制御することを含む。このようにして、例え
ば、ソフトウェア出版社は映画をNTSC受像機では再生さ
れ得るが、PAL受像機では再生され得ないようにするこ
とができる。しかし、再生装置にこの種のロックアウト
制御が設けられている限り、複数の領域に達し得る。本
発明のディスクが用いられる全ての再生装置は、規格書
の同一セットと合致する。その設計の1つの特徴は、各
再生装置には販売のために意図された領域或いは複数領
域の表示が設けられている。例えば、その領域或いは複
数領域は、DIPスイッチ、マイクロプロセッサROM(例え
ば、マスターコントローラ41)内に記憶された符号(コ
ード)等の設定によって表現され得る。合計40通りの領
域があるものと仮定する。各ディスクはその導入区域に
40ビットフィールドを有し、その各ビットは上記40領域
の1つと関連する。任意のビット位置での1は、ディス
クはそれぞれの領域内での再生が認定(検定)済み又は
正しいものと認められていることを指示し、0(ゼロ)
はその否定を指示する。中国での販売用を指示するコー
ド又は符号の再生装置は、例えば、もしもその40ビット
領域における中国関連の位置が0であれば、ディスクを
再生できないことになる。
して意図された再生装置を考えよう。ソフトウェア出版
社が、契約上の理由からその国に配給すべきではないあ
る映画フィルムを出版しようとする。この理由によっ
て、トラック導入区域の認定領域フィールドにおけるそ
の国に関連するビット位置には、0が記憶されることと
なる。このビットを検知するに及んで、マスターコント
ローラ41は回路47に禁止信号を導体75上に発生させるよ
うにして、ゲート61をしてそこを通過する全てのデータ
を恒久的にブロックさせるようにする。
り、該フラッグは次のフィールドに何か情報があるか否
かを示す。この情報はここでは「特殊ソフトウェア」と
言われる。図2の再生装置は、通常、リードオンリーメ
モリに典型的には含まれる同一ソフトウェアコード(符
号)を実行する。図面における各種フローチャートに関
連して説明されることになるのがこのコードである。し
かしながら、再生装置はマイクロプロセッサで制御され
ているので、幾らかですら全体的に無関係の目的のため
になぜ使用され得ないのかの理由がなく、そして、これ
はディスクからソフトウェアを単にロードする(読み込
む)ことによって可能となる。もしも上記特殊ソフトウ
ェアフラッグが1であれば、マスターコントローラ41
は、導体77上でフィールド4に即座に従うソフトウェア
を読取る。こうして、特殊ソフトウェアフラッグが0或
いは1かに依存して、第4フィールドは空か或いは未決
定長のソフトウェアを含むかである。このソフトウェア
の最後にはシンクワードであり、このワードは全データ
ストリームの何処においても生ずることが許容されてい
ないという意味合いで独特である。シンクワードパター
ンが現れたときは、先行するデータフィールドは終りに
きた、そして新しいフィールドが追従することを示して
いる。(データがシンクワードパターンを有するにも拘
らずデータストリーム中に現われて、シンクワードとし
て誤解された場合、公知の技術を用いて回避することが
できる。例えば、もしもシンクワードが所定パターンの
32ビットから構成され、そして何等かの総体的なデータ
シーケンスがこのパターンをその中に含むものとすれ
ば、31ビットのデータパターンが記憶された後に、シン
クワードパターン中の最終ビットとは反対の値を有する
余剰ビットをそのビットストリーム中に挿入させ得る。
再生装置はこのビットを見たとき、それを捨てて、続く
ビットをシンクワードの最終ビットの代りにデータビッ
トとして取り扱う。) 特殊ソフトウェアの例はビデオゲームを制御するソフ
トウェアであるかもしれない。再生装置に映画及びマル
チトラックオーディオの再生のための設計されたオペレ
ーティングシステムが設けられていれば、ビデオゲーム
再生に含まれる追加的及び/又は異なる複数機能を実行
する再生が確かに可能である。もしもユーザ用インター
フェースが着脱自在であり、ジョイスティック(操縦
桿)及びその類が、キーボードの代りに、ゲーム再生周
辺機器を適合させるべく接続できれば、以上のことがは
特に当てはまる。このシステムは、ディスクから読取ら
れる必須のソフトウェアを単に記憶することによってビ
デオゲーム再生装置に変換され得る。下述されるフロー
チャートには上記特殊ソフトウェアが自己充足又は独立
した形であるが標準的な処理ステップを含まない形で示
されている一方、このソフトウェアは内蔵されたコード
(符号)を利用するために実行されるオペレーティング
システムのサブルーチンを確実に呼出すことができる。
は異なる標準に対応している。此等の標準とは、1250ラ
インのヨーロッパ型HDTV、1125ライン日本型HDTV、1050
ラインで提案されたアメリカ型HDTV(1080ライン及び78
7ラインも共に標準として提案されている)、625ライン
のPAL、525ラインのNTSC、625ラインのSECAM、360ライ
ンの「レターボックス」等を含む。更なる標準を収容す
ることも可能ですらあるが、そうした場合には適切なビ
デオ信号を形成するために異なるソフトウェアが要求さ
れることになる。しかしながらそれは、内蔵オペレーテ
ィングシステムを増補すべく、ディスクに対してのソフ
トウェアの提供を単に伴うだけである。
1ビット位置がNTSC標準に対応していて、更に、もしも
ユーザが彼のTV受像機での再生用としてNTSC標準を選択
するか、或いはそれが彼の(下述する)デフォルト(既
定値)認定であれば、認定済み標準フィールド内の第1
ビットが1である時のみにNTSC信号が発生されることに
なる。
は、映画用のダイアローグ又は会話(対話)であるそれ
ぞれのオーディオ言語を表す。同一映画に相当多くの外
国語バージョンが用意されることは稀であり、相当多く
のバージョンを1つのディスク上に実際に含ませようと
は意図されない。事実、異なる言語のダイアローグを含
むことができるオーディオトラックは最大16のオーディ
オトラックである。上記100ビットの第1番目を除く各
々は、99言語の1つを表す。もしもその対応するビット
位置に1があれば、その対応する言語でのダイアローグ
に関するオーディオトラックがあることを指示してい
る。
していない。代りに、第1ビット位置の1は、音楽及び
効果(「M&E」)トラックがあることを意味する。
(「効果」によって意味されるものは、雷、射撃及びそ
の類に関連するサウンド又は音響のようなものであ
る。)図3におけるコメント(備考)フィールドに指示
されているように、全トラックの導入区域のフィールド
6にはN個の「1」があり、Nは最大値16を有する(1
つのM&Eトラック及び15個までのダイアローグトラッ
ク、或いはM&E無しで16個までのダイアローグトラッ
ク)。1つの例として、第3ビット位置がフランス語に
対応し、第5番目がギリシャ語に対応し、上記100ビッ
トフィールドが10101000....0であることを想定しよ
う。これは、1つのM&Eトラックが、フランス語及び
ギリシャ語のダイアローグトラックと共にあることを意
味する。ディスク上の単一データブロック各々がM&E
や、フランス語及びギリシャ語を表すビット情報を含む
意味ではない。以上のことが意味するものは、如何なる
データブロックもM&E及び/又はダイアローグを伴う
せいぜい3つのオーディオトラックを有することであ
る。また、そうしたオーディオトラック情報を有する如
何なるデータブロックも、M&E、フランス語、ギリシ
ャ語の順番でそうした情報を含むことも意味する。ただ
どのようにしてシステムは、どの特殊なデータブロック
が上記100ビットフィールド内に表わされている言語の
ためのオーディオ情報を含むのかを決定するかは、デー
タブロック内に含まれる種々のフィールドに関連させて
下述する。
然的には含むものではないことは理解されるべきであ
る。簡単に説明されるように、M&Eをフランス語ダイ
アローグトラックに混合して、その結果がフランスでの
再生に適した完全なオーディオトラックとなるようにす
ることは可能である。しかし、特別なオーディオトラッ
クが予め混合されたM&E及びオリジナルダイアローグ
を含むことは確かに可能である。例えば、もしも上記10
0ビットフィールドのビット位置10が英語ダイアローグ
を表わし、そこに1が記憶されていれば、ディスク上に
はオーディオの英語バージョンがあることを意味する。
しかしながら、その対応するオーディオトラック内に英
語ダイアローグばかりではなく、M&Eを含むフルサウ
ンドトラックもあるようにすることは可能である。同時
に、もしも上記100ビットフィールドの第1ビット位置
に1があれば、別のトラックにM&Eを設けることもで
きる。任意の言語での再生用として完全なサウンドトラ
ックを引き出すために、種々のトラックをどのように処
理するかは、その後に続く情報に依存する。フィールド
6は単に、どのオーディオ言語が有効又は利用可能であ
るのかを、別にM&Eがあるのか否か(如何なるダイア
ローグも無しで)と共に表わしている。
報の他のピース又は一片があり、その情報はフィールド
7に表現されている。上記したN個の利用可能オーディ
オトラック(最大16個まで)の各々のために、第7フィ
ールドには3ビットコード又は3ビット符号がある。此
等のコードを説明する前に、理解してもらうべきは、此
等のコードが特定トラック及び言語とどのように関連さ
せられるかである。フィールド6は、M&Eトラック、
フランス語トラック、ギリシャ語トラック並びに英語ト
ラックがあることを意味すると理解される10101000010
0....0であると想定する。この情報だけからは、フラン
ス語トラック、ギリシャ語トラック、並びに英語トラッ
クの中に何等かのM&Eでさえもあるのかどうかを見分
ける方法ない。言語に関して知られることの全ては、ダ
イアローグは3つの言語のみで利用可能であることであ
る。この例の場合、フィールド7には12ビットがあるこ
とになる。第1の3ビットはM&Eトラックに関連し、
第2の3ビットはフランス語トラックに関連し、第3及
び第4の3ビットコードはギリシャ語トラック及び英語
トラックにそれぞれ関連する。3ビットコードは次の通
りである: 000−−ミキシングマスター(M&E) 001−−スイッチングマスター(M&E) 010−−ダイアローグ+(M&E)、完全オーディオト
ラック 011−−ミキシングマスターと混合されるべきトラック 100−−スイッチングマスターと混合されるべきトラッ
ク 此等5つのコードは3つの利用可能言語、フランス
語、ギリシャ語、並びに英語での完全なサウンドトラッ
クを形成するのに必要な全てである。此等のトラックを
どのようにして組合わせるかは下述されるが、心に留め
るべきことは、この全体構成の目的は、何が各々のため
に2時間のオーディオ記録となり得るかを要求すること
なく、多くの言語(15まで)でのサウンドトラックを提
供することである。実際、もしも映画が2時間の長さで
あるが、実際のダイアローグはたった30分であれば、そ
の行き着く先は1つの全トラック(M&E或いはオリジ
ナルサウンドトラック)を特定言語のダイアローグが録
音されたたった30分のオーディオで記録することであ
る。
おけるN個の「1」の各々に対して4ビットを含む。デ
ィスク上で利用可能な各オーディオ言語に対して、フィ
ールド8ではこうして4ビットコードがある。この4ビ
ットコードはトラックタイプを表わし、最大16の可能性
がある。典型的なトラックタイプは、単一チャネルのモ
ノ、2−チャネルのドルビー、5.1−チャネルのミュー
ジィカム等々である。[用語5.1−チャネルとは、左、
右、中央、左後方並びに右後方の各チャネルに当てはま
る。]この4ビットトラックタイプコードは、マスター
コントローラが、オーディオプロセッサデコーダ71をし
て上記16までのオーディオトラック内のデータ上で、ス
ピーカシステム91のためのアナログ出力を引き出すため
に、どのようにオペレーションするかのやり方を決定す
ることを可能にするものである。
言語での完全なサウンドトラックをディスクから引き出
し得る幾つかの方法がある。ミキシングのオペレーショ
ンは、2つのサウンドトラックをミキシング(相互加
算)することを含む。スイッチングのオペレーション
は、2つのサウンドトラック間の交換を含むんで、任意
の時点においてそれらの内の一方を再生する。第1トラ
ックは、もしも利用可能であれば、常にM&Eである。
第1トラックのためのコードは000或いは001である。も
しもコードが000であれば、トラック内にはダイアロー
グがなく、そのM&Eは選択された言語トラックと混合
されることを意味する。もしもコード011が例えばフラ
ンス語に関連していれば、第1及び第3トラックが常に
混合されるべきことを意味する。ダイアローグがあった
時のダイアローグはフランス語トラックに現われ、それ
はミキシングマスターと混合されて完全なフランス語サ
ウンドトラックを提供する。一方、第1トラックはスイ
ッチングマスターであり得る。これが意味するものは、
音楽及び効果はこのトラックに、ダイアローグを伴って
或いはダイアローグを伴わずに、記録されることであ
る。この場合のフランス語トラックは100コードによっ
て表わされることとなる。それはM&E及びダイアロー
グを含むが、ダイアローグがあった時だけである。M&
Eトラック、即ち第1トラックはダイアローグがない時
にだけ再生されるが、第5トラックはあった時だけ再生
される。此等のトラックは交換されるが、混合されな
い。フランス語トラックは、ダイアローグがその中に記
録されていれば、ダイアローグばかりではなくM&Eも
共に含むことになり、これは交換されたタイプのオペレ
ーションにおけるM&Eの唯一のソースとなるからであ
る。
ま、オリジナル言語でのダイアローグを伴うM&Eであ
るオリジナルサウンドトラックを含んでいることであ
る。もしもダイアローグが選択された言語であれば、そ
のトラックがそれ自体によって始めから終りまで再生さ
れ得る。また、このトラックは他の言語用にスイッチン
グマスター(001)としての役割も果たすことができ
る。
ラック(ミキシングマスター及びそれと混合されるべき
トラック)にあるどのようなオーディオであろうが、常
に此等を単純に相互に加算し、その2つのトラックにあ
るどのようなオーディオであろうが再生状態となる。ス
イッチングマスター及びそれと交換又はスイッチされる
トラックのスイッチングの時のみ、一方のトラックが他
方のトラックの代りに再生状態となる。その他のものが
オーディオ情報を含まない時にだけ(混合を許容してい
る)、各トラックがオーディオ情報を含むことが可能で
あるが、スイッチングマスターはダイアローグをも含
む、即ちもしもそれが映画のオリジナルサウンドトラッ
クのレコーディング又は記録であればダイアローグをも
含むことも想像できる。それがなぜスイッチング、即ち
任意の時点で一方のトラックのみが聞こえるようにする
スイッチングが採用されるかの理由である。下述するよ
うに、各データブロックは、マスターコントローラに対
して、何れのオーディオトラックが実際にそのブロック
内にデータを含むのかを知らせるビットを含む。もしも
オリジナル100トラックコードを伴う選択されたオーデ
ィオ言語トラックが、任意のデータブロック内にデータ
を有すれば、オーディオプロセッサデコーダ71はスイッ
チングマスタートラック内にあるであろう如何なるデー
タをも除外して、そのオーディオトラック内のデータを
処理する。
ド化又は符号化された6ビットを含む。これは、上記16
までのオーディオ言語とは別離及び分離した「他の」オ
ーディオトラックの数である。此等のトラックの通常用
途は、圧縮ディジタル形態で、個々別々の楽器或いは種
々の楽器の混合を表現することであり、ユーザ用にそれ
らを組合わせるオプションを伴っている。極端な形態で
は、63の分離した楽器トラックがあり得て、ユーザが所
望の如何なるトラックをも組合わせることができ、混合
前にそれらの相対的レベルをセットすることができる。
先ず第一に、もしも此等トラックの1つが組合わせサウ
ンドを含むものであれば、オーケストラ混合から1つの
楽器を削除することは、その情報内容がそのオーケスト
ラ混合から削除されるべきことを指定することによって
可能である。これはユーザが例えばピアノを、ピアノ演
奏が削除されたコンチェルト(協奏曲)を演奏するオー
ケストラの伴奏で、演奏することを可能にする。これは
またユーザが特定の楽器をえり抜いて、練習を促進する
ことをも可能にする。正確には、ユーザがその「他の」
オーディオトラックを用いて行う何かは、ユーザに提供
され得るメニュー選択によって決定される。フィールド
8はディスク上に幾つの「他の」オーディオトラックが
存在するのかを単に識別する。(用語「他の」オーディ
オトラックはむしろ無描写又は非記述的なように見える
が、これは違う。趣旨は、この用語は映画用のサウンド
トラックの用途等以外の任意のオーディオトラック用途
を包含している。此等の「他の」オーディオトラックに
オーケストラ音楽を含ませることよりはむしろ、例え
ば、個々の声楽家又は歌手を含ませることが可能であ
り、ユーザをして異なるハーモニーを学ばさせることが
可能になる。)明らかなことは、実に63の「他の」オー
ディオトラックがあり、それで、もしもディスク容量の
殆どでなければ、多くのものをオーディオデータに割り
当てることができる。しかしそれは厳密には、何故にそ
んなに多くのオーディオトラックが利用可能とされるの
か、である。確かに、図2のシステムで再生可能な幾つ
かのディスクはビデオを含まないことは確かである。事
実、フィールド19は、下述するものであるが、1ビット
フィールドであり、マスターコントローラに対して、デ
ィスク上には、一体、ビデオデータは存在するのか否か
を通知している。
決定されたならば、次のフィールドは各トラックをどの
ようにコード化するを指定する。フィールド8の場合の
ように、4ビットコードを此等の「他の」オーディオト
ラックの各々に用いる。こうして、フィールド10内のビ
ット数は0と言うように低いか(もしも「他の」オーデ
ィオトラックが全くなければ)、或いは252と言うよう
に高い(63×4)ことがあり得る。
こには幾つの「他の」オーディオトラックが存在するの
かを決定することができる一方、ユーザには、それらを
用いて何をすべきかを知るために、此等のトラックには
何があるのかを告げられなければならない。各トラック
には説明があり、それは多重言語である。再生装置に与
えられなければならない第1のことは、その「他の」オ
ーディオトラックの説明がなされている複数の言語のリ
ストである。この目的のためには、100ビットフィール
ドが使用される。図3に示されたように、フィールド11
は100ビットを有する。任意のビット位置における1
は、トラック定義がそれぞれの言語によって利用可能で
あることを示す。フィールド11におけるビット位置と言
語との間の対応は、フィールド6におけるものと同一で
ある。思い出されるように、フィールド6の第1ビット
位置はM&Eが対応しており、因襲的な「言語」ではな
い。フィールド11の第1ビット位置はこうして使用され
ず、フィールド11にはせいぜい99個の「1」が存在する
ことが可能である。
生装置はユーザに提供すべきメニュー選択を決定しなけ
ればならない。例えば、10個の「他の」オーディオトラ
ックであって、その各々が異なるオーケストラ楽器のサ
ウンドを有することを仮定しよう。選択言語でのトラッ
ク定義が、一度、オペレーティングシステムで利用可能
となれば、ユーザに対して標準メニューを表示すること
ができる。それでユーザは、共に再生させるべく特定の
複数トラックを、削除すべく特定の複数トラックを、そ
れらの相対的サウンドレベルを、更には、他の「標準」
選択を、等々、選ぶことができる。しかしながら、その
「他の」オーディオトラックがオーケストラ音楽を表現
しない場合、或いはそれは表現するのであるが、その方
法として普通ではないメニュー選択を要求するような場
合、システムがその「他の」オーディオトラックによっ
て為されるべき何かを決定できるようにするために、ユ
ーザとのインターフェース用の標準オペレーティングシ
ステムのソフトウェアは充分ではないであろう。普通で
はない状況に適応するために、オペレーティングシステ
ムには、ユーザの選択に従ってどのようにしてその選択
されたトラックの混合/削除を制御するかの目的と共
に、メニューを創作する目的のための特殊なソフトウェ
アを設けなければならない。使用される技術は、(フィ
ールド3及び4での)再生装置の全体オペレーションを
変更するための特殊なソフトウェアのローディング又は
装填と関連して上述した技術と同一である。フィールド
12は単一ビットである。模しもそれが1であれば、特殊
混合/削除ソフトウェアを含むフィールド13の存在を示
す。図3に示されるように、フィールド13はこうして何
処かにビット無しから、ディスクから機器にロードされ
る特殊ソフトウェアの長さに依存した未決定の数までを
有する。この特殊ソフトウェアはシンクワードで終了す
るので、再生装置は次のフィールドがいつ始まるかを知
ることになる。
体から成る。M個の「他の」オーディオトラックがあ
り、使用のためにそれらを定義するP個の言語があるの
で、P×Mのキャラクタストリング又は文字ストリング
がフィールド14内に表現されている。各ストリングは次
のストリングとはエスケープ(ESC)キャラクタによっ
て分離されている。先ず、フィールド11の1を含む第1
位置に対応する第1言語でのM個のキャラクタストリン
グ(トラック定義)があり、それから、フィールド11の
1を含む第2ビット位置に対応する第2言語でのM個の
ストリングがあり、等々である。下述するように、ユー
ザは再生装置に対して、複数の利用可能言語の何れか
で、トラック定義を有するメニューを表示すべきあるこ
とを知らせる。ディスクドライブからの全データアウト
ビットストリームは図2のシステムにおけるマスターコ
ントローラまで延び、選択された言語に対応したキャラ
クタストリングのみが処理される。それらは、標準ソフ
トウェアに従ってか、或いは、フィールド12でまさに読
取られた特殊混合/削除ソフトウェアであって、もしも
そうしたものがディスクに含まれていれば、そのソフト
ウェアに従って処理及び表示される。(注目されるべき
ことは、幾つかのバッファに対してそれらのために意図
されたそれぞれのデータビットのみを分配するデマルチ
プレクサ63の機能である。コントローラ41が導入セクシ
ョン及び個々のデータブロックの両方における情報を解
釈した後にデマルチプレクサに対して何をすべきかを教
えるのはコントローラ41である。) 図2に関連して説明されたように、サブタイトルの挿
入に対しての備えが為されている。以下に説明されるよ
うにユーザによって言語が選択されるが、再生装置に対
しては、その言語でサブタイトルが利用可能である旨を
告げられなければならない。他の100ビットフィールド
がこの目的のために使用される。図3のライン15に示さ
れるように、このフィールドでの複数の「1」はサブタ
イトル用として利用可能な個々の言語を表現する。利用
可能表示言語の場合と同様に、最大99個があり、これは
第1ビット位置が厳密に言えば「言語」ではないM&E
に対応しているためである。
る。再生装置には、ディスクには同一ビデオ表出のため
の2つのバージョンが存在するかどうかばかりではな
く、それらに関してどのような選択があるのかが、告げ
られる。第1ビットが0であれば、ディスク上にはたっ
た1つのバージョンがあり、その場合、第2及び第4ビ
ットは無視される。ビット1が1の値を有すれば、ディ
スク上に2つのバージョンがある。コード内の第2ビッ
トは再生装置に対して、パーレンタルロックオプション
は履行されるべきか否かを告げるか、或いは、再生のバ
ージョンは何れかを選択するために異なる標準を用いる
べきか否かを告げる。通常の状況では、パーレンタルロ
ックオプションは履行され、その場合、この4ビットコ
ードの第2位置におけるビットは0である。これは再生
装置に対して、パーレンタルロックオプションは「オ
ン」であるか否かを決定すべきであることを告げる。も
しそうであれば、R等級(或いは、より広い意味でのア
ダルト等級)のバージョンは再生されるべきではない。
コードの第3位置におけるビットは、バージョンA(第
1或いは唯一バージョン)はR等級か否か(0=いい
え、1=はい)を示し、コードの第4ビットは、もしも
2つのバージョンがあればバージョンB用の同一情報を
提供するものであるが、もしもただ1つのバージョンし
かなければ、この第4ビットは無視される。これが、2
つのバージョンの一方或いは両方が再生され得るか否か
を再生装置が決定するために必要な情報の全てである。
ディスク上に同一映画の2つのバージョンが存在したと
き、ユーザはその内の一方の選択を問われる。しかし、
もしもパーレンタルロックオプションが「オン」であり
且つその2つのバージョンの内の一方がR等級であれ
ば、ユーザには、下述するように、非アダルトバージョ
ンを再生するか、或いは両方共に再生しないかの選択だ
けが与えられる。もしも両バージョンがR等級であり且
つパーレンタルロックオプションが「オン」であれば、
ユーザは何れのバージョンも見ることができない。
在するが、その内の一方はアダルト等級であり且つ他方
が違うこともあり得る。例えば、一方のバージョンが質
疑応答を含む教育用フィルムであり、他方がちょうど質
問を含む主題のテストを含むような場合がある。殆どの
部分に関して此等2つのバージョンは同一となる。そう
した場合、フィールド16の第1ビットは依然として1で
あり、2つのバージョンが利用可能であることを示す
が、第2ビットは今度は0の代りに1となり、それら2
つのバージョン間の選択はそれらがR等級か否かに依存
しないことを示す。第2ビット位置の1は、第3及び第
4ビットはそれら2つのバージョンに対して等級付け以
外の特性に関してそれぞれ特徴付けすることを示す。
ること、及びユーザに提供されるメニュー選択は、異な
る基準を頼ることによって決定されなければならない。
先行して二度使用された同一技術がもう一度ここで用い
られる、即ちバージョンコードに伴って特殊ソフトウェ
アが提供される。フィールド17は、特殊ソフトウェアは
利用可能であるか否かを示すフラッグとしての役割を果
たす単一ビットから成る。もしもそのビットが1であれ
ば、フィールド18はそのソフトウェアにアクセスすべく
読取られる。2つの先行するソフトウェアフィールドの
場合のように、フィールド18は、次のフィールドの開始
を示すシンクワードをもって終了する。この特殊ソフト
ウェアはその特定のディスクにとって独特なメニューを
表示を制御する。
るように、それは再生装置に、ビデオデータは利用可能
か否かを知らせる。もしも否定されれば、それは単に、
図4に関連して説明される全体に亙るデータブロックに
おいてビデオデータブロックフィールドが存在しないこ
とを意味する。
ーアスペクト比を識別する。もしもそのビットが0の値
を有すれば、それはディスク上の如何なるビデオをも、
図9に示されるような16:9の「ワイドスクリーン」のア
スペクト比を有することをことを示す。一方、もしもそ
のビットが1であれば、それはディスク上のビデオのア
スペクト比は4:3であることを示す。
スクリーン」のアスペクト比を有すれば、4:3縮小アス
ペクト比を引き出し得る2つの方法がある。一方の方法
は、「ワイドスクリーン」オリジナルの中央部分からビ
デオ像を形成することである。他方の方法は、実際に利
用されるオリジナル像の部分又はセクションは必ずしも
常に中央部分ではないと言う意味での「パンスキャン」
することである。事実、図9はオリジナル像の右側より
は左側により多くの情報が用いられていることを示して
いる。フィールド21はパンスキャン可用性を示す単一ビ
ットである。もしもフィールド20が1であれば、基本ア
スペクト比は4:3であるので、パンスキャン可用性は無
関係となり、即ち、フィールド21における単一ビットは
単純に無視される。しかし基本アスペクト比は16:9であ
れば(フィールド20は0を有する)、フィールド21のビ
ットの値は再生装置に対して、続くデータブロックは図
2におけるパンスキャンバッファ57にロードされ得る出
発コラム情報を提供するか否かを告げる。もしもフィー
ルド21におけるビットが0であれば、そうしたデータブ
ロックはコラム番号情報を含まず、もしもビデオが「ワ
イドスクリーン」オリジナルから4:3アスペクト比で再
生されるのであれば、ビデオ像は各オリジナルフレーム
の中央部分から形成される。一方、もしもパンスキャン
情報がそうしたデータブロック内で利用可能又は有効で
あれば、図2におけるバッファ57は所望に応じて更新さ
れ、形成された最終ビデオは変化性の度合いが追加され
たものとなる。
数を表わす20ビット数である。しかしながら、もしも2
つの異なるバージョンが存在するなら、それらは共通す
る多くのデータブロックを有する一方、2つのバージョ
ンの残りのブロック数は異なることもある。例えば、1
シーン又は1場面が一方のバージョンから完全に省略さ
れていることもあり、その場合、データブロックの合計
数はより少なくなる。この理由のため、もしもフィール
ド16がディスク上の1つの映画或いは他のソース資料に
2つのバージョンが存在することを示すものであれば、
フィールド23はバージョンAに関するデータブロックの
合計数を提供し、フィールド24はバージョンBに関する
データブロックの合計数を提供する。此等両フィールド
は、もしもディスク上にたった1つのバージョンしかな
ければ、省略される。
ためのビデオ情報を含む可能性がある。このシステム
は、ただもしもオリジナルのフレームレートと、ディス
ク全体として、各ブロック内に表現されたフレームの平
均数とが知らされていれば、データブロック数から合計
再生時間を決定することができるであろう(もしも単一
バージョンのみが存在するのであればその合計数から、
或いはもしも2つのバージョンが存在するのであればそ
の2つの異なる数から)。同一数のデータブロックを伴
う2つのディスクは、もしもそれらの内の一方のオリジ
ナルソース資料が毎秒24のレートで発生するフレームの
映画であり、他方のものが毎秒30フレームのビデオカメ
ラから引き出されたオリジナルソース資料を有すれば、
異なる運転時間を有することになる。フィールド25は4
ビット値であり、オリジナルフレームレート(24、30、
等々)、即ちビデオ信号の適切な発生に必要な数を識別
するものである。各データブロックによって表わされる
時間は、もしも各データブロックかただ1つのフレーム
を含むものであれば、フレームレートから決定可能であ
るかもしれないが、各データブロックには1フレーム以
上或いは1フレーム以下のデータを記憶することが可能
である。また、フレーム情報が全くないこともあり得、
即ちフィールド19におけるビデオ可用性フラッグが0で
あるかもしれない。当然の結果として、フィールド26が
設けられている。このフィールドは10ビット数であり、
ブロック時間ファクター、即ち各ブロックによる平均持
続時間を表わす。このブロック時間ファクターの合計ブ
ロック数(或いは特定バージョンに関する合計数)によ
る乗算は、運転時間をもたらす。(実用上、ブロック時
間ファクターは1つのディスク上での両バージョンに関
して略々同一である。所望に応じて、ここのブロック時
間ファクターを設けることができる。) 一般の光ディスクの共通慣習として、本発明のディス
クには、ユーザが再生の特定部分を選択できるように、
或いはディスク上に一体何があるのか、そして各部分の
再生時間はどの程度であるのかを単に知らせるための目
次を設けることができる。フィールド27は、もしも含ま
れるのであれば、目次である。もしもソース資料がたっ
た1つのバージョンの形でディスク上にあれば、ただ1
つの目次である。さもなければ、第2のバージョンのた
めの目次から成る追加的なフィールド28が存在する。図
3はフィールド27の複数のサブフィールドを詳述してい
る。
ー“chapters"」と言われるものにまで分割されてい
る。各チャプターに対してこの目次は8ビットのチャプ
ター数を含んで、最大255の個々のチャプターを許容し
ている。各チャプター数に続いて、20ビットの出発ブロ
ックの連続ブロック番号が存在する。思い出されるよう
に、ディスク上の全てのデータブロックは連続的に番号
付けされている。言換えれば、データブロックはバージ
ョンA及びBの両方に共通であるか、或いはそれらの一
方のみに唯一独特であり得るかであり、その多数のデー
タブロックはディスクトラックに沿って通し番号順であ
る。この目次は、各チャプターの出発ブロックであるデ
ータブロックの連続ブロック番号を含む。
に、システムは各チャプターにはブロックが幾つ含まれ
ているのかを知らねばならない。この理由のため、情報
の次のピース又は次の情報ピースは20ビットのブロック
持続時間である。この数をブロック時間ファクターで乗
算することで、各チャプターの再生時間を決定させるこ
とができる。代替的には、ブロック持続時間の代りに各
チャプターの実際の運転時間が設けられるであろう。
(そうした情報は異なるバージョン及び標準毎に設けら
れるであろう。) 各チャプターのタイトルを再生するために、複数の言
語ストリングが設けられなければならない。再度、シス
テムには、チャプタータイトルの表示のために利用可能
な複数の言語が通知されねばならないので、ユーザはそ
れらの内の1つを選択することができる。利用可能言語
又は可用性言語を識別するために、100ビットブロック
を提供する通常の技術が採用される。
語ストリングが提供される。各ストリングは、エスケー
プキャラクタをもって次のストリングとは分離して終了
する。これは、フィールド14に関連して先に議論した
「他の」オーディオトラック定義に関連して用いた技術
と同一である。
有する。思い出されるように、12個の認定(検定)済み
標準又は基準があり得ること、即ち最終ビデオ出力は12
の異なるフォーマットであり得ることである。仕様又は
規格が共通したセットを供給すべく同意した全ての再生
装置製造業者及び全てのソフトウェア出版社によって同
意された品質基準又は品質規格の準拠を保証するため
に、認定が済んでいない又は未認定と認められるソフト
ウェア出版社が本発明の再生装置で再生されるディスク
を出版することを防止又は排除することは可能である。
更に、12の標準の内のサブセット又は一部のみに従って
再生するようなディスクを製造することを特定の出版社
に限定することも可能である。例えば、もしも同意され
た仕様に従って製造された各ディスクに対してロイヤリ
ティを支払うべきであり、そのロイヤリティはディスク
が再生され得る標準数に従って変化すれば、あるソフト
ウェア製造業者に対しては彼等が支払に同意したサブセ
ット標準のみに限定することが可能である。この理由の
ため、各標準用の暗号化された認定済みコードが存在
し、此等コードはフィールド29に全て記憶されている。
ディスクは、該ディスク上に適切な暗号化された認定コ
ードが含まれている時にのみ、特定の標準に従って再生
することになる。フィールド29はフィールド5で認定さ
れた標準毎に100ビットずつ含む。少なくとも1つの標
準が認定されなければならないので、そこには少なくと
も100ビットが存在する。最大ビット数は、もしも12標
準全てが認定された場合、1200である。
術の原則に基づくものである。公開鍵暗号術は現在では
公知であり、そして、その題材の明確な解説は1979年8
月出版のサイエンティフィック・アメリカン“Scientif
ic American"に見出され、ヘルマン(Hellmann)による
「公開鍵暗号術の数学“The Mathematics of Public-Ke
y Cryptography"」と題された論文がある。公開鍵暗号
術を仕様することによって、1つのメッセージがA側で
は秘密鍵に従って暗号化され、B側に伝送され、そして
B側では公開鍵又はパブリックキーによって復号化され
ることを可能としている。メッセージを暗号化する秘密
鍵は伝送側のみに知られている。こうした構成は、典型
的には、メッセージの真贋鑑定のために使用される。受
信側での伝送された暗号化メッセージの復号化に及ん
で、そのメッセージは、それが一対となった私的鍵又は
プライベートキーによって暗号化されたものであれば、
理解できるようになる。そして、このプライベートキー
は私的なものであるので、もしも復号化メッセージが理
解できれば、それはプライベートキーの所有者によるも
のであることに違いない。公開鍵暗号術は本発明では以
下の方法をもって使用される。トラック上の実際のデー
タは、ソフトウェア出版社を介して所定のアルゴリズム
又は演算規則に従って処理されている。処理の詳細は重
要ではない。例えばディスクデータに基づく100ビット
結果を提供する何等かの少なからぬ重要な処理で充分で
ある。100ビットの結果は、ディスクを介して、1から1
2までの暗号化形態で伝送される。12の暗号システムの
鍵対又はキーペアが、上記標準のそれぞれに各一対又は
各ペアが関連した形で存在する。ディスク上で認定され
た第1標準のプライベートキーは100ビットメッセージ
を暗号化するために用いられ、その100ビット暗号はフ
ィールド29に記憶されている。この暗号化はその特定の
標準のための認定コードである。同一のことがそのディ
スクで認定された他の標準の全てに対して為され、此等
標準の各々に関連したプライベートキーが各場合におい
て使用されることとなる。
ア出版社によって元々は演算された同一の100ビット結
果又はメッセージを演算する。そして再生装置はそのデ
ィスクで認定された標準の各々に関連したパブリックキ
ー又は公開鍵を用いて、その標準用の暗号化認定コード
毎を復号化する。復号化されたメッセージは、ディスク
データの処理の後のオペレーティングシステムによって
演算されたメッセージに合致すべきである。もしもそれ
らが合致しなければ、ソフトウェア出版社はその特定の
標準のための認定されたコードを暗号化するプライベー
トキーを持っておらず、再生装置はその標準に従ってビ
デオ信号を提供しないこととなる。
された標準Nのためのプライベートキーは、暗号化メッ
セージとして、Xは暗号化されるメッセージとした場合
にPriN(X)を生じさせると仮定しよう。同様にして、
関数PubN(X)は、関数Xを一対の片方であるパブリッ
クキーを用いての復号化を表わしている。更に、ディス
ク上のデータを処理する所定アルゴリズムは、再生装置
の製造業者及びソフトウェア出版社の全てに知られてお
り、ディスクデータに依存する内容(値)を有する「メ
ッセージ」Mとして取り扱われる100ビット結果を生じ
させると仮定しよう。標準Nの場合、ソフトウェア出版
社は、先ずMを引き出した後、ディスク上に100ビット
の暗号化された認定コードPriN(M)を記憶させる。再
生装置は、ソフトウェア出版社が為したと同一の方法
で、値Mを先ず引き出す。それから、再生装置のソフト
ウェアは暗号化された認定コードを復号化するために標
準Nに関連したパブリックキーを用いる。こうしてオペ
レーティングシステムは、PubN(PriN(M))を引き出
す。暗号化メッセージの復号化はオリジナルメッセージ
となるはずであるので、この復号化の結果は、ディスク
データを処理することによってオペレーティングシステ
ムが引き出した同一値Mになるべきである。もしそうで
あれば、この特定の標準は認定されたものであるばかり
か、出版社もそれを認定する権利を有する。一方、もし
も暗号化認定コードMの復号化が再生装置によって引き
出されたアルゴリズム結果Mと合致しなければ(ソフト
ウェア出版社がPriN(M)を引き出すために用いられる
プライベートキーを持たないので)、その特定の標準は
ロックアウト(又は締め出し)されることになる。
克服されねばならない1つの実際上の問題がある。例え
ば、オリジナル「メッセージ」Mを引き出すべく使用さ
れるアルゴリズムは、所定の連続ブロック番号を有する
ディスク上の20のデータブロックを処理することを想像
しよう。(この処理は、各々が100ビットである連続グ
ループを相互に乗算し、各乗算の結果としてその100の
最少の意味あるビットだけを次の乗算用に用いることと
同様に簡単なものであるかもしれない。)ディスク上の
標準Nを認定する権限が与えられていない出版社は、そ
れにも拘らず、そうしたことを為すことを望む可能性が
ある。彼は、彼のソフトウェアに適用できる引き出され
た値Mを暗号化するためのプライベートキーを知らな
い。結果として、彼はディスクに記入すべき100ビット
暗号化コードであって、再生装置内で値Mへ復号化する
ことになる100ビット暗号化コードはどのようなもので
あるかを彼を知らない。しかし彼ができることは、他の
何等かの合法的なディスクから20の所定データブロック
をコピーして、彼自身のディスクにそれらを記入するこ
とであり、またフィールド29内の暗号化認定コードをコ
ピーすることである。それら20のデータブロックは、再
生装置内で処理されれば、値Mとなり、それは再生装置
で復号化された後に「盗用」暗号化認定コードと合致す
ることになる。勿論、そのソフトウェア出版社は著作権
侵害を犯すことなるが、単に重罪の私和となる。そのソ
フトウェア出版社が直面する実際上の問題は、彼が有す
るデータブロックは「再生」され、彼の映画に関する限
りは前後関係が全体的になくなることである。しかしな
がら、先ず第1に映画の多重バージョンを同一ディスク
に記憶させることができる方法は、再生装置はあるデー
タブロックを下述するようにスキップする又は飛び越え
るように制御され得るので、ソフトウェア出版社は、コ
ピーされたデータブロックが再生されることがないよう
に、彼の他のデータブロックをコード化することができ
る。こうして、暗号化保護は無効化され得る。
ゴリズムは所定データブロック上でもオペレート又は動
作するかもしれないが、それはトラックの少なくとも導
入区域上で動作すべきであることである。未認定の出版
社が他のディスクから導入部トラックフィールドをコピ
ーできる方法はなく、その理由は、再生装置にその未認
定出版社のディスク上のビデオ及びオーディオに関する
誤情報を与えてしまうからである。導入部データはディ
スクの特定の主題の関数であり、ディスクを適切に再生
するためにトラック内に現われなければならない。こう
して、図3上に表現された情報は「メッセージ」Mとし
て取り扱うことができ、認定された標準毎に1つあるそ
の暗号化は、それぞれのプライベートキーを用いて引き
出され、導入部フィールド29内に記憶される。(厳密に
言えば、「メッセージ」Mはフィールド29を除く全ての
フィールドの処理の結果である。また、ソフトウェアを
含むようなより長いフィールドはその処理から省略され
得る。)再生装置は同一「メッセージ」を引き出し、暗
号化された認定コードをそれぞれの標準に関連したパブ
リックキーで復号化し、それからそれら2つの比較す
る。もしもそれらが合致しなければ、再生装置はその特
定標準はその特定ディスク出版社には認定されていない
と決定する。
に示され、その対応する処理は、下述する図5A〜図5Cの
フローチャートの末端近くに示されている。暗号化され
た認定コードフィールドの図示された位置付けは、その
処理の説明を促進するものであるが、実際のところこの
フィールドは処理の最初に配置されることが有利である
可能性がある。思い出されるように、特殊なソフトウェ
アが、正規の再生装置シーケンスを変更すべく、ディス
クから読取られることがある。よって、偽造者が認定コ
ード処理をバイパスさせるよう特殊ソフトウェアを書き
得ることが想像できる。如何なる特殊ソフトウェアもま
さに読取られる前にそうした処理を行うことによって、
その処理はバイパスされることができなくなる。
30は1ビットデータブロックのコマンド/データフラッ
グである。このビットはオペレーティングシステムに対
して、データブロックはディスクの再生中に読取られる
べきコマンド情報或いはデータを含むか否かを知らせ
る。システムがどのようにして、特定データブロックが
コマンド或いはデータを含むか否かを決定するかは下述
することになる。フィールド30は、何かそうした情報が
一体あるのか否かを単に示す。最後に、フィールド31及
び32は雑品入れフィールドであり、再生装置がディスク
上の情報を処理する普通ではない方法をディスクに制御
させることを許容するものである。思い出されるよう
に、フィールド3は、フィールド4が通常採用されるも
のとは全体的に異なるプログラムに従って再生装置をオ
ペレートさせる特殊ソフトウェアを含むか否かを示すフ
ラッグを含み、フィールド12はフィールド13が「他の」
オーディオトラックに使用する特殊混合/削除ソフトウ
ェアを含むか否かを示し、フィールド17は、フィールド
18は4ビットの多重バージョンコードを処理するための
特殊バージョンソフトウェアを含むか否かを示すフラッ
グを含む。フィールド31はフィールド32内に「補助」ソ
フトウェアがあるか否かを示す。この補助ソフトウェア
はフィールド4の特殊ソフトウェアとはことなるもので
あり、フィールド4のソフトウェアは、基本的には、通
常用いられる処理の代替品である一方、補助ソフトウェ
アは一般にデータブロック内に見出されるべきコマンド
及びデータと共にそのコードを扱う。
再生を許容することなり、データブロック内の関連され
たコマンド及びデータで再生コースを決定することが付
随されている。この技術は他の複数の用途もある。補助
ソフトウェア、データブロック内のコマンド及びデータ
が使用され得る方法の他の例として、サブタイトル(字
幕)付きのクラシックな映画であるが、サブタイトルの
代りに周期的に表示されるような評論的実況解説であっ
て、おそらくは該評論的な実況解説を除いてはスクリー
ンが空白又はブランクとなる瞬間の実況解決をも設けれ
られているクラシック映画を考えよう。可能性ある柔軟
性を示すために、その評論的実況解説は異なる言語であ
るとの場合をも考慮することにしよう。そうした場合に
要求されることは、図2上のバッファ59には幾つかのデ
ータブロックの再生中に一方言語でのサブタイトルが、
そして他のデータブロックの再生中には他方言語でのサ
ブタイトルがロードされることである(こうして、その
幾つかのデータブロックはオリジナル映画に対応するサ
ブタイトルを含み、他方は他方言語での評論的な実況解
説を含む)。そうした場合、言語サブタイトルに関して
一方から他方へ他方から一方へと切り換えるように、シ
ステムに対してどうにかして知らせる必要があり、即
ち、異なるサブタイトルトラックは異なるデータブロッ
クで処理されなければならない。これはデータブロック
自体内でコマンドを発することによって従来的には制御
され得る。同様にして、もしもスクリーンをブランクに
して画像を実況解説の表示の間妨害することが望まれた
ならば、あるデータブロックはブランク状態の持続時間
を表わすあるデータ値を含むこととなるであろう。代替
的に、もしも実況解説が異なる言語で行われるべきであ
れば、その目的のために選択された異なるオーディオト
ラックとなることであろう。如何なる場合でも、フィー
ルド32からロードされた特殊ソフトウェアはデータブロ
ック内に含まれたコマンド及びデータの処理を制御し、
再生装置のオペレーティングシステムと共に動作するこ
ととなるであろう。
情報処理を示す。この予備的な処理の説明を個々のフィ
ールドの機能を念頭においてこの時点で提示する。デー
タブロックの処理と共にデータブロックにおける此等の
フィールドを以下に説明する。
状態の読取りによってシステム処理は始まる。此等は、
DIPスイッチ、ROMコード、或いは電源投入時にシステム
を構成する任意の他の装置又は技術等によって確定され
た設定である。マイクロプロセッサに基づくシステムに
おいて典型的なように、電源の最初の投入時に、全ての
フラッグをリセットし、デフォルト設定状態を読取る。
る4つのデフォルト設定状態がある。第1は標準であ
り、例えば合衆国で販売される再生装置は典型的には、
デフォルト状態又は既定値設定状態で、NTSCビデオ信号
を提供すべく構成される。
のダイアローグ言語、サブタイトル言語(もしもあれ
ば)、ディスプレイ上に提示されるべきメニューの言語
等々である。例えば合衆国において、デフォルト言語は
英語となるであろう。もしもユーザが再生装置に対し
て、英語以外の言語を此等の機能の1つ以上のために望
まれることを知らせなければ、オーディオ言語トラック
10が使用されてサウンドトラックを発生し、英語のキャ
ラクタストリングが「他の」オーディオトラック及び目
次のための混合/削除メニューをセットアップするため
に使用される。サブタイトルに関しての通常のデフォル
トは「言語なし」である。
3である。アスペクト比は、最終ビデオ出力信号によっ
て表わされるディスプレイの相対的寸法を決定する。
は図2のシステムにおいてロック81の設定の決定を単に
課するだけである。しかし物理的ロック及びキーをなし
で済ませ、そして、ロック機構の制御を実行する人間だ
けに知られたパスワードをキーボードで先ず入力した後
に、このパーレンタルロック状態を不揮発性のメモリー
に記憶することも可能である。
は再生装置との質疑応答用或いは制御用としてユーザに
随時使用され得る。当業界では標準的なルーチン制御シ
ーケンスは、ここでのフローチャートには示されていな
い。例えば、キーボート、或いは関連の遠隔操作装置等
は、ボリューム、早送り、特定チャプターへのジャンプ
等々を制御するために使用され得る。当業界では周知の
ように、メニューキーを操作することによって表示を制
御すべく、正規の処理は中断される(割込み)。図5Aの
処理のスタートでは、メニューキーは操作されたか否か
を決定するテストが示される。ディスク再生中の任意の
他の時間とは対照的に、処理のスタート時にメニューキ
ーが操作されたか否かの質疑応答を示す理由は、これは
デフォルト設定状態を変更できる機構であるからであ
る。もしも電源の最初の投入時にメニューキーを操作す
れば、システムは1つのメニューを表示する。フローチ
ャートに示されるように、ユーザには、デフォルト変
更、ディスク目次の検分、及び/又は(メニューキーを
誤って操作した場合)何等変更することなく元の処理へ
の単なる戻し(リターン)の選択肢が与えられる。図示
されているように、メニュー選択に応じて、デフォルト
が変更され、全メニュー選択工程が中止されるか或いは
TOC(目次)フラッグが1にセットされる。このフラッ
グは、目次が表示されるべきか否かを決定するために、
追って確かめられることになる。
ていない。(この説明において、しばしばフィールドの
読取りを参照したり、しばしばフィールドの処理を参照
したりする。理解して戴きたいことは、ある処理ステッ
プの後にフィールドが読取られると言われた時でさえ、
そのフィールドは、後の使用のためにバッファ内に記憶
されている以外、実際には先行して読取られていること
もあると言うことである。その文脈に依存して、フィー
ルドを読取るとは、実際にそれを読取ってそのビットが
図2のデータアウト導体25上に現われることを意味する
か、或いはそれが先行して読取られてバッファされてい
ればそのデータによって何等かを行うことを意味す
る。)図3において、導入トラック区域から読取られた
第1の情報フィールドは、認定された領域を表わしてい
る。次に、再生装置の使用が意図された領域は、ディス
ク上で認定されたものの内の1つであるか否かを見るた
めの検査又はチェックが為される。また、再生装置領域
はデフォルト設定の一種でもあるが、それはユーザによ
って変更され得ないので他のものとは一団とはならな
い。(1つの領域から他の領域への移動する購入者に彼
の再生装置の使用を可能ならしめるべく、その再生装置
領域は認定された技術者によって変更され得る。)もし
も再生装置が、例えば、中国向けの使用として設計さ
れ、そして中国はディスク上で認定された領域の1つで
なければ、ディスクの再生は中止される。
認定されていれば、この単一ビットはシステムに対し
て、特殊ソフトウェアは存在するか否か単に告げる。フ
ローチャートに示されているように、もしも存在すれ
ば、その特殊ソフトウェアがフィールド4から読取られ
て実行される。この処理は「特殊ソフトウェアの実行」
ステップで終了する。これは、フィールド4の特殊ソフ
トウェアは基本的には内蔵オペレーティングシステムと
入れ替わることを示すべく意図されている。そうしたソ
フトウェアは、再生装置の全体的な用途の抜本的変更が
必要とされる時に採用されることとなる。(上述したよ
うに、こうだからといって、この特殊ソフトウェアが、
オペレーティングシステムを含むROMからのBIOS(内蔵
オペレーティングシステム)ルーチン及びその類と呼ば
れるわけではない。) もしも特殊ソフトウェアが存在しなければ、システム
はデフォルト標準を読取り、例えばNTSC標準を採用すべ
きことを決定する。もしもユーザがメニュー選択を通じ
てこのデフォルト標準を変更していれば、例えばPALへ
変更していれば、PALが新しいデフォルト標準となる。
システムはそれから、12標準まで認定しているフィール
ド5にアクセスする。実行されるテストは、デフォルト
標準(オリジナルのもの、或いは処理のスタート時に変
更されたもの)が認定されているか否かを決定すること
である。もしもそうでなければ(認定されていなけれ
ば)、ユーザに認定されている標準を示すべくメニュー
が表示されて、彼はその内の1つを選択する。適切な選
択が為された後、或いはもしもデフォルト標準が認定さ
れていれば、システムはフィールド6及び7を処理す
る。フィールド6の読取りは、再生装置に利用可能なオ
ーディオ言語(M&E及び15言語を含む16まで)を知ら
せる。
セットに対抗して、テストされる。先行して、ディスク
から読取られた認定標準に対抗してテストされたのは、
デフォルト標準であった。今回は、利用可能な全てのも
のと比較されるのは、デフォルトオーディオ言語(電源
投入時のデフォルト言語、或いは、もしもメニューキー
が操作されたならばユーザによって選択された異なる言
語の何れか一方)である。フローチャートに示されるよ
うに、もしもデフォルト言語が利用可能でなければ、利
用可能なオーディオ言語を列挙した1つの表示が形成さ
れて、ユーザがその内の1つを選択する。それからシス
テムはフィールド7におけるトラックタイプを読取る。
これは、M&Eトラックは存在するか否か、ミキシング
マスター或いはスイッチングマスターとして使用される
べきものか否か、更に、選択された言語トラックは完全
なオーディオトラックで、ミキシングマスターと混合さ
れるべきか否か或いはスイッチングマスターとスイッチ
ング又は交換されるべきか否かを、オペレーティングシ
ステムに知らせるフィールドである。次に、トラックコ
ーディング(コード化)をフィールド8から読取る。も
しも選択言語、そのトラックタイプ及びトラックコーデ
ィングが、M&E、ミキシング(混合)及びスイッチン
グ(交換)に関しての情報と共に与えられれば、オペレ
ーティングシステムは、視聴者のニーズに合致する、映
画に付随するためのサウンドトラックを発生するに必要
な全ての情報を有する。
ィスク上にある「他の」オーディオトラックのゼロから
63までの数を決定することである。もしも「他の」オー
ディオトラックが本当になければ、それらによって為さ
れるべき事柄を決定する処理の全てはバイパスされる。
しかし、もしもそうしたトラックがあれば、フィールド
10が先ず読取られてそれらをどのようにコード化するか
を決定する。ユーザはそれらで為されるべきことを決定
する前にトラック内に何があるのかを知らされていなけ
ればならないので、システムはフィールド11を読取るこ
とから、ディスク上の「他の」トラックメニュー言語を
次に決定しなければならない。通常タイプのチェック
は、メニューがデフォルト言語で利用可能か否かを見る
ことである。もしそうでなければ、利用可能言語が表示
されてユーザはそれらの内の1つを選択する。
メニューを読み込むこと、それを表示すること、並びに
「他の」オーディオトラックによって為されるべき事柄
のユーザの決定に伴ってユーザとの相互作用すること、
のための標準ルーチンを実行する可能性がある。しか
し、特殊混合(ミキシング)或いは削除が達成されるべ
きことであった場合には、特殊混合/削除ソフトウェア
が要求される。フィールド12が読み込まれて、そうした
ソフトウェアが利用可能であるのか否かが見られ、そし
てフローチャートに示されるように、ディスク上にある
何等かの特殊混合/削除ソフトウェアがフィールド13か
ら読取られる。その後にだけ実際のメニュー項目(選択
された言語で)がフィールド14から読取られて、ユーザ
のために表示される。オペレーティングシステムによっ
て利用可能となったメニューを用いて、ユーザは「他
の」オーディオトラックのための再生モードを選択す
る。例えば、彼は任意の許容された方法でそれを混合し
たり、トラック内にあるものを他のより多くのいっさい
を含むトラックから削除する(位相反転によって)ため
に用いたり、独占的な再生のために1つのトラックを調
整したり、相対的なオーディオレベルを調整したり、等
々することができる。特殊混合/削除ソフトウェアは、
勿論、此等のオプションを慣習的には提示されていない
他のものと共に提供できる。
たパターンに従ってここで処理される。先ずシステム
は、サブタイトルが本当に望まれているのか否かを決定
する。図5Aのほんの始めのところで思い出されるよう
に、デフォルト設定の1つはサブタイトル言語である。
通常のデフォルト設定は、サブタイトルは望まれていな
いことになっている。もしもそれが、事実、当てはまれ
ば、サブタイトル処理は完全にスキップされる。しか
し、もしもサブタイトルが望まれているのであれば、利
用可能サブタイトル言語がフィールド15から読取られ
る。それから、デフォルトサブタイトル言語は利用可能
であるか否かを見るテストが行われる。もしもそうでな
ければ、利用可能サブタイトル言語が表示されて、ユー
ザはそれらの内の1つを選択する。
が読取られる。第1ビットは、2つのバージョンが利用
可能であるか否か、或いはただ1つであるかを示す。こ
の点において選択肢は設けられることがなく、その理由
は、先ずシステムは特殊ソフトウェアが利用可能である
のか否かを決定しなけれはならず、これはフィールド17
から決定される。もしも特殊バージョンソフトウェアが
利用可能であれば、フィールド18から読取られて実行さ
れる。このソフトウェアは多重バージョンが利用可能で
あるか否かと、第3及び第4ビット位置におけるコード
が表わす事柄とを知らねばならないと言う限り、それは
既に決定されている。ユーザのための表示された選択は
認定されたバージョンの内からの選択か、或いは退去
(exit)がフローチャートに示されているが、理解して
戴きたいことは、表示選択は、もしも特殊バージョンソ
フトウェアが実行されたならば、一般には異なる。ま
た、理解されるべきは、もしも再生され得るバージョン
がたった1つ存在するとしても、特殊バージョンソフト
ウェアは存在し得ることである。例えば、特別なプログ
ラムは非常に未設定状態であり得ることを視聴者に対し
て警告して、再生開始前に「続ける」返答を請求するこ
とが適切であるかもしれなく、此等の全てはR等級とは
別であり且つ分離したものである。
れば、上記4ビット多重バージョンコードフィールドの
ビット3及び4は等級付け目的のために使用されない。
パーレンタルロックがオンとなっているか否かを見るた
めにテストが実行される。もしもそうでなければ、バー
ジョンA及びBの再生には何等制限がなく、両バージョ
ンは認定される。もしもそれがたった1つ存在するバー
ジョンであると先行して決定されていたならば、そのバ
ージョンはバージョンAであると考えられて、認定され
る。
ィスク上のバージョンはR等級であるのか否かを足るた
めにテストが実行されなければならない。図5Cに示され
るように、もしもバージョンあがR等級であり、且つバ
ージョンBもそうであれば、システムの再生は中止さ
れ、図示されてはいないが、適切なメッセージがユーザ
に表示されて、なぜ再生が停止したかを通知する。一
方、もしもバージョンAはR等級ではないが、バージョ
ンBがそうであれば、バージョンAのみが認定される。
最後に、例えばパーレンタルロックがオンであっても、
もしも両バージョンともにR等級でなければ、両バージ
ョンは認定される。
彼は認定されたバージョンの内から選択でき、或いは退
去してディスクの再生を停止することができる。(この
後者の場合は発生し得るものであり、例えば、もしも子
供がR等級バージョンを見ようとすると、その再生は不
可能であることが告げられ、なにか他のより興味あるも
のに進むことの決定が為される。) もしもたった1つのバージョンが利用可能であれば、
もしもそれがR等級でなければ、そしてもしも特殊バー
ジョンソフトウェアが何等なければ、再生のための必要
要件が全くない可能性があり、即ち、再生可能な唯一の
映画があり、それを見ることができる者に対して制約が
何等ない。それにも拘らず、フローチャー卜に示される
ように、ユーザには依然としてディスクの再生と再生中
止との間の選択が与えられている。システムは、そうし
た場合に再生をスキップし、そしてユーザはディスク上
にあるその唯一の映画バージョンを足ることを欲してい
ると単純に仮定するように設計され得る。一方、表示を
発生することはユーザに、彼が再生装置に入れたディス
クは本当に彼が欲しているディスクであるのかを照合す
ることを可能としている。
に関して1つ或いは2つのバージョンがあると言うこと
で説明してきたが、理解して戴きたいことは、3つ或い
は4つのバージョンがあり得ることである。これは、先
ず第1に、特殊バージョンソフトウェアを読取る機能を
提供する主要理由の1つである。このソフトウェアは、
ユーザが再生すべき何かを選択できるようにメニュー表
示形成の基礎となる複数バージョンに関して要求される
情報の全てを含むことができる。上記したように、特殊
バージョンソフトウェアは、教育モード及びテストモー
ドの間での選択を可能にしており、そして他のオプショ
ンは特別な映画がアダルト等級であるか否かに少しも関
係がない。
を読取って、続いて処理されるであろうデータブロック
はビデオデータを含むか否かを決定する。もしもビデオ
データが存在すれぱ、それがディスク上に記憶されてい
る状態である基本或いはマスターアスペクト比が決定さ
れなければならない。次のステップはフィールド20の読
取りを含み、基本或いはマスターアスペクト比は16:9か
或いは4:3の何れかを確かめる。もしもマスターアスペ
クト比が4:3であれば、次の5つのステップは、パンス
キャン可用性が無関係であるので、スキップされる。も
しもデフォルトアスペクト比が4:3であれば、記憶され
たフレームと表示されたフレームとの間には1対1の対
応があり、もしもデフォルトアスペクト比が16:9であれ
ば、4:3フレームがワイドスクリーン上に何れか片側に
ダークバンドを伴って表示される。(代替的には、この
4:3像は16:9スクリーン一杯に拡張され得るが、上部及
び/又は下部の情報が損失する結果を伴う。)しかし図
9に示されるように、もしも基本アスペクト比が16:9で
あれば、探究されるべき幾つかの可能性がある。
の1つがアスペクト比である。オペレーティングシステ
ムは、デフォルトアスペクト比がパンスキャン4:3であ
るか否かをチェックする。図9において、もしもマスタ
ーアスペクト比が「ワイドスクリーン」であれば(その
フローチャート分岐が処理される)、可能性はレターボ
ックス、ワイドスクリーン像上の中央に置かれてたパン
スキャン(図9に図示されず)、或いはパンスキャン可
変的なもの(即ち、可変的な出発コラム番号を伴う)で
ある。もしもデフォルトがパンスキャンでなければ、も
はやユーザによって為されるべき選択はない。デフォル
トがワイドスクリーン或いはレターボックスの何れかで
あると、続く処理は既に決定されたデフォルトに従う。
は可変パンスキャン情報がディスク上にあるか否かであ
る。フィールド21におけるパンスキャン可用性ビットが
読取られる。もしもパンスキャンが利用可能であれば、
そのデータブロックはオペレーティングシステムに対し
て、パンスキャンのための出発コラム番号を指定するこ
とを意味し、この時点でユーザは何等選択する必要はな
い。一方、もしもパンスキャンが利用可能でなく、これ
はユーザのデフォルトであったならば、彼は2つの可能
性、即ち、各ワイドスクリーンフレームの中央部分が再
生されるセンターカット、或いは、各フレームの全体が
見られるが、その表示は上部及び下部にダークバンドを
有するレターボックスの何れかを決定しなければならな
い。メニュー表示が形成されて、ユーザはその2つのモ
ードの内の1つを選択する。
許容するにも拘らず、ディスク上の共通又は共用アスペ
クト比のこうした使用は、本発明の設計アプローチを例
証するものである。基本的な考えは、要求されるデータ
の全てを大ざっぱにいって従来のCDの大きさの光ディス
ク上に記憶させるにも拘らず、最大限の柔軟性を提供す
ることにある。一度、ワイドスクリーン映画がディスク
上に記憶されれば、更なる不動産又は物的財産は殆ど要
求されずに、ユーザは幾つかの他のアスペクト比を有す
るビデオ出力を発生させることが可能になる。15言語ま
であり得て、それでダイアローグが聞こえるが、再生装
置に内蔵されたミキシング(混合)及びスイッチング
(交換)機能と、冗長な情報をオーディオトラックから
除去する方法又は態様との故に、15近くフルサウンドト
ラックは何処にもない。同じことがビデオ標準に対して
当てはまる。これまでの高品質なビデオは、NTSC或いは
PAL等々だけで再生可能である媒体を要求してきたが、
本発明では同一ディスクが12までの標準でのビデオ信号
を生じさせることを可能にしている。本発明の長所の1
つは、例えぱ、映画を世界中に配給する映画会社によっ
て制作されねばならない異なるディスクの数を著しく低
減することである。幾つかのフィールドは、時々、変更
される必要があるかもしれなく、例えば、ビデオがNTSC
とPALとで異なる時にリリースされた時に、そうした変
更は比較的ささいなことであり且つ容易に行われること
ではあるのだが、異なる標準が認定されなければならな
い。
が読取られて、ディスク上のデータブロックの合計数を
決定する。もしも多重バージョンがあれば、各バージョ
ンのデータブロックの合計数を決定するために、フィー
ルド23及び24も読取られる。フィールド25がそれから読
取られて、オリジナルフレームレート又はフレーム速度
を決定し、フィールド26が読取られて、ブロック時間フ
ァクターを決定する。
出されるように、これは、目次の再生のために必要な情
報の全てを含むフィールドである。選択されたバージョ
ン(もしも唯一のバージョンであればフィールド27であ
るが、もしも2つのバージョンがあって、第2バージョ
ンが選択されたならば、フィールド28である)のための
目次は、利用可能のチャプターの再生言語の100ビット
表示を含む。デフォルトメニュー言語が利用可能な言語
と突き合されてチェックされる。もしもデフォルトメニ
ュー言語が利用可能でなければ、ユーザにはチャプター
タイトルを表示可能な複数の言語が知らされて、彼はそ
れらの内の1つを選択する。一度、チャプター情報を表
示すべき言語が決定されたならば、種々の目次の持続時
間が計算される。各チャプター内のブロック数は知らさ
れているので、各チャプターの持続時間は、ブロック数
にブロック時間ファクターを乗算することによって決定
され得る。
ート時にTOC(目次)フラッグがセットされていたとき
にのみであり、ユーザが目次は表示すべきと指摘したと
きにのみ表示される。もしもTOCフラッグが0であれ
ば、目次を表示する必要はない。システムは、出発点と
して、第1データブロックを自動的に選択する、即ち、
ディスクの再生はその始めでスタートする。一方、もし
もTOCフラッグが1であれば、目次が表示されて、ユー
ザには出発点の選択のオプションが与えられる。
内で認定された標準のための暗号化認定コードである。
オペレーティングシステムは、選択された標準用の暗号
化認定コードを読取る。それからその選択標準のための
所定データを読取る。思い出されるように、12通りあり
得る標準の各々のために、ディスク上の所定データが処
理されて、認定コードとしての役割を果たす「メッセー
ジ」Mを引き出すことである。それが、各標準に関連す
るプライベートキーを用いてディスク上に暗号形態で記
憶されたこの認定コードである。ディスクから読取られ
たデータは、同ーデー夕が読取られて、暗号化工程の間
や再生装置がそれ自体の「メッセージ」Mを引き出す時
との両方で同一データが読取られて処理される限り、各
標準毎に異なる可能性がある。先に議論したように、こ
のデータは導入部フィールドの少なくとも一部を含むこ
とが好ましく、その理由は、このデータをコピーするこ
とを認定された出版社にとって自滅的となるからであ
る。
認定コード(「メッセージ」M)はそのデータより計算
される。選択された標準に関連すると共に、オペレーテ
ィングシステムに内蔵されたパブリックキーを用いて、
その選択された標準のためにディスク上に記憶された認
定コードが復号化される。ソフトウェア出版社は、その
選択された標準でのビデオ信号として再生されることに
なるディスクを出版することが認定されているのか否か
のテストは、復号化認定コードの計算認定コードとの比
較を含む。もしもそれらが合致しなければ、再生は中止
される。
ド30が読取られる。この単一ビットはマスタープロセッ
サに対して、下述する図4に示された正規の補数以外
に、何等かのコマンド或いはデータがディスク上に記憶
されているか否かを単に知らせる。もしもフラッグが0
であれば、オペレーティングシステムはデータブロック
内のそうした追加コマンド或いはデー夕を捜すことすら
しない。もしもフラッグが1であれば、コマンド或いは
データがデータブロック内に存在する可能性があること
を意味するが、必然的にそうであることではない。
るためにフィールド31が読取られる。もしもそうであれ
ば、フィールド32から読取られる。上述したように、補
助ソフトウェアはオペレーティングシステムの代りに使
用されることはなく、むしろそれを補助するために用い
られる。これは、フィールド4とフィールド32とのソフ
トウェアの間の基本的な差である。おおまかにいえば、
補助ソフトウェアは、補助ソフトウェアフラッグによっ
て存在が指摘されたフィールドのデータブロック内に含
まれるコマンド及びデータに基づいてオペレートする
(必ずしもことごとくのデータブロック内についてでは
ないが、以下の説明から明らかになる)。
との調和によって、ディスクドライブの読取りヘッドは
その出発点まで移動されることになる。先に説明したよ
うに、出発点は第1データブロック或いはその第1デー
タブロック以外のチャプターが選択されていた場合に
は、ユーザによって決定されたあるデータブロックの何
れかである。データブロックは順次読取られて、図2の
デマルチプレクサ63がそれらデータフィールドを種々の
バッファに分配する。フローチャートに示されるよう
に、1つのデータブロックの読取りは、何等バッファが
一杯でないときにのみ生ずる。更に、新しいデータブロ
ックが読取られる前に、システムは手助けされるべき何
等かの割込みがあるか否かをチェックする。コントロー
ラ41は全ての割込みのソースである。例えば、もしもユ
ーザはキーボードを操作したとすれば、コントローラは
図2のライン43上に割込みを発生させ、データブロック
の読取りを一時的に停止する。その割込みが処理された
後、或いはもしも手助けすべき割込みが何等なければ、
次のデータブロックが読取られる。ブロック番号/ポイ
ンタアナライザ47は、要求された次のブロックの番号を
知っている。殆どの場合、これは単に連続的な順番又は
シーケンスの次のブロックとなる。しかしながら、その
ブロック番号はそうしたシーケンスから外れていること
もあり得、例えば、もしも新しいチャプターへジャンプ
すべきであったり、或いは以下に説明されるように、映
画の多重バージョンの1つを再生する際にある複数のブ
ロックがディスク上でスキップされねばならない場合が
ある。何れの場合においても、システムは読取られるそ
のブロックが正しいものか否かをチェックする。もしも
そうでなければ、フローチャートの分岐はブロック読取
り工程のスタート時に戻されて、異なるブロックが読取
られことができる。図2のゲート61は閉じられて、導体
25上の「誤り」データはデマルチプレクサ63まで延びな
い。
ば、ブロック番号の直後に読取られた第1の事柄の1つ
はポインタデータである。ポインタデータはブロック番
号/ポインタアナライザ47によって用いられて、このフ
ローチャートの最後あたりで示されているように、要求
された次のデータブロックのブロック番号を決定する。
このブロック番号は、ケーブル49を通じてマイクロプロ
セッサディスクドライブコントローラ27へ伝送され、現
行のデータブロックの読取りの完了時にこのデータブロ
ックとアクセスする。フローチャートの最後に示される
ように、現時点で処理されるべきデータブロックの残り
が読取られて、上記複数のバッファへロードされ、これ
に続いて他のデータブロックが読取られ得る。
を制御している。データブロックから読取られたデータ
によって実際に為されることは、図6のフローチャート
に示されており、このフローチャートは、図4に列挙さ
れたようなデータブロック内の複数のフィールドが理解
された後に、説明する。しかし、データブロック内に含
まれたポインタデータの機能を理解するために、図7A及
び図7Bを先ず説明する。此等の図面は、1つの映画の個
々のバージョン或いは両バージョンに関連するデータブ
ロックが相互にどのように関連しているか、そして、選
択された1つのバージョンを再生するためにあるデータ
ブロックをスキップするにはシステムがどのように制御
されるか、を示している。
は同一映画の2つのバージョンがあり得る。データブロ
ックの殆どは、此等の2つのバージョンに共通のビデオ
及びオーディオを表わすこととなる。しかしながら、一
方のバージョン或いは他方のバージョンに独特な他のブ
ロックもあり得る。問題は、2つのバージョンの内の選
択された一方に要求されたデータブロックの連続的な読
取りを如何に制御するかである。
は、上記映画のバージョンAに独特なデータブロック、
バージョンBに独特なデータブロック、並びに両バージ
ョンに共通(Common)するデータブロックを、それぞれ
識別するために使用されることになる。図7Bはトラック
の一部を示し、A、B或いはCにラベル表示された連続
的なデータブロックを有する。理解されるように、実際
上、何千という同一タイプの連続したデータブロックが
あり得て、ディスク上のデータブロックの殆どはタイプ
Cである。しかしながら、システムが要求されていない
データブロックをジャンプする方法を説明するために、
図7Bは連続した同一タイプのせいぜい2つのブロックを
示す。
生用の上部の一方と、バージョンA再生用の下部の他方
とから成る。もしも選択されたのがバージョンBであ
り、ともかくも左側のBブロックが再生中にあることを
仮定すれば、第4のブロック、即ちBブロックへ行くた
めに、次なる2つのAブロックはジャンプされねばなら
ないことは明らかである。このブロックが再生された
後、次なるAブロックはジャンプされなければならな
い。それから2つの共通ブロックCが再生され、その後
に、他のCへ向かって1つのAブロックをジャンプしな
ければならない。次のブロックであるBはそれで再生さ
れ、それからB、C並びにBブロックが続く。最後に、
1つのAブロックをジャンプして、図7Bに示される最後
のブロックであるCブロックへ向かう。
るAブロックが再生されるのであれば、1つのBブロッ
クをジャンプし、次の5つのブロック、即ち、A、C、
C、A、Cが再生され、次に2つのBブロックをジャン
プしてCブロックへ向かい、そして最後に他のBブロッ
クをジャンプしてA及びそれに従うCへ向かう。
ブロックへの3種類の移行があることである。第1とし
て、先行するブロックの再生に直ちに続く又は従う1ブ
ロックの再生がある。図7Bに示されたこれの7つの例が
あり、即ち、AA、BB、CC、CA、CB、AC並びにBCである。
除外される2つの可能性は、AB及BAであり、これは2つ
のバージョンに独特である此等ブロックは決して同一デ
ィスクの再生中に再生されることはなく、ましてや続々
と再生されることはない。ブロックタイプからブロック
タイプへの移行には7種類があるー方、まさにちょうど
3つの基本操作又はオペレーション、即ち、任意タイプ
の1ブロックから任意タイプの次なるブロックへ行くも
のと、AからA又はCへジャンプか或いはBからB又は
Cへのジャンプかの何れかと、Cブロックから隣接する
A又は隣接するBへの分岐か或いはCブロックからその
ラインを下っての何処かのB又はAへの分岐かの何れか
と、がある。殆どの移行が第1タイプのものである。第
2タイプはAにBが従ったときに生じ(此等2つのブロ
ックは決して連続して再生されない)、そのAから他の
A又はCの何れかへのジャンプが行われる必要がある。
同様の所見はAが随伴するBに対して当てはまる。第3
タイプはCブロックの再生の最後で生ずるものであり、
再生されるべき共通データがもはや全くない場合で且つ
一方バージョン或いは他方バージョンへのスイッチが行
われる必要があるときで、即ち、次なるブロックはもし
も選択されたバージョンの一部であれば再生され、さも
なければ、幾つかのブロックはもしもその分岐が他方バ
ージョンの1ブロックへ向かうものであればジャンプさ
れねばならないであろう。
移行がどのように且ついつ行われるかを定義する状態図
である。以下に説明されるように、各々のデータブロッ
クは2ビットポインタフラッグを含み、もしかしたら20
ビットポインタを含むフィールドが随伴される。(1つ
のポインタがあるとき、それは他のデータブロックの連
続ブロック番号を常に指向している。)図7Aに付与され
たコードに言及すれば、もしも2ビットポインタフラッ
グが00であれば、それは、処理が次のブロックについて
続行されるべきを示し、この場合、ポインタは全く必要
ない。もしも2ビットポインタフラッグが01コードであ
れば、それは、何処か遠ざかった同一バージョンのブロ
ックへのジャンプか、或いは何処か遠ざかったCブロッ
クへのジャンプかがなされるべきことを示している。何
れの場合においても、ポインタは必要である。
われるべきときに用いられる。どちらのコードも、次の
ブロックがA或いはBであるか否かに依存して用いられ
る。もしもそのCの後のブロックがAであれば、コード
10が用いられて、そのポインタはそのラインを更に下っ
てのB或いはCへ向かっている。もしもコードが11であ
れば、次のブロックはBであり、そのポインタはトラッ
クに更に沿ってのA或いはCへ向かっていることを意味
する。オペレーションシステムはどのバージョンが再生
中であるかを知っている。もしもバージョンAが再生中
であり、現行ブロックが10のポインタフラッグを有して
いれば、次のブロック、即ちAは現在のものの後に再生
されるべきであることを意味する。そのポインタは必要
ない。ポインタが必要となるのは、バージョンBが再生
中である場合である。この場合、次のブロックがAであ
るので、それは再生されるべきではない。再生装置はポ
インタによって識別されるブロックへ、即ち他のCか或
いは再生中のバージョンBに独特のBかの何れかへジャ
ンプすべきである。
現行ブロックがCで、そのポインタフラッグがコード11
であったならば、次のブロックはBであることを意味す
る。バージョンAが再生中であるので、次のブロックが
現行のものの後に再生されるべきではない。代りに、ポ
インタによって識別されるA或いはCブロックへのジャ
ンプが行われることを意味する。一方、バージョンBが
再生中であれば、システムは次のブロックへ単に続く。
ック内に見出された際、ポインタが用いられるか否かを
示す。表示10(P)はポインタが用いられるべきことを
示し、そして表示10[P]はポインタが無視されるべき
ことを示す。思い出されるように、10のコードは次のブ
ロックAである際のCブロックのために用いられる。も
しもバージョンAが再生中であれば、ポインタは必要と
されない。それが、Cブロックからそれに続くブロック
へ、即ちAへの移行を記号10[P]によって示す理由で
ある。一方、バージョンBが再生中であれば、次のブロ
ックはAであるので、現行Cの後にそれが再生され得な
い。代りに、ポインタによって識別されるブロックへの
ジャンプと、それ故に表示10(P)の使用とがなければ
ならず、このポインタはBブロック或いは他のCの何れ
かを指す。
される。此等両方の場合、再生中はCブロックであり、
次のブロックはBである。もしもバージョンAが再生中
であれば、次のブロックは再生されるべきではなく、そ
れ故に記号11(P)が状態移行を示すべく要求される。
一方、もしもバージョンBが再生中であれば、再生させ
られるべきは次に続くBブロックであり、それ故に記号
11[P]が適切である。
示されている。再生Bの移行シーケンスに言及すれば、
示される第1移行は01(P)である。思い出されるよう
に、01コードは一方バージョンから同一バージョンのブ
ロックへ或いは共通ブロックへのジャンプを表現し、ポ
インタが要求される。示された移行は01(P)であり、
Bブロックから他のBブロックへのジャンプである。再
生Bライン上の次の移行は01(P)であり、BからCへ
ジャンプである。次は全てに対して最も共通する移行例
である00であり、現行ブロックの後に次のブロックを規
則的に又は順序正しく再生する。
って表現されている。10コードは次のブロックがAであ
る際のCブロックからの分岐を表わし、図7Bに図示され
た例である。そうした場合、図7Aに示されるように、も
しもバージョンBが再生中であれば、ジャンプがポイン
タによって識別されたブロックへ、この場合、次のCへ
為される。
らの分岐を識別する。もしもバージョンBが再生中であ
れば、考慮されている場合において、ポインタは不必要
であり、その理由として次のブロックは再生されるべき
であるからである。それが、示された次のコードが11
[P]である理由である。隣接ブロックへの明らかな移
行を表わす2つの00コードが続き、これに11[P]コー
ドが従っており、Cブロックからそれに続くBであるブ
ロックへの分岐である。最後に、ジャンプがこのBブロ
ックから次のAブロックを越えてCブロックへ行われ
る。これは0(P)コードを要求し、そのコードは、何
れかのバージョンのブロックからそれと同一バージョン
のブロックへ或いは共通ブロックへジャンプするために
用いられる。
バージョンAであることを想定している。最初の4つの
コードは、隣接ブロックへの移行、或いは一方バージョ
ンのブロックからそれと同一バージョンのブロックへの
ジャンプを表わしている。次のコードである10[P]
は、Cブロックから隣接するAブロックへのジャンプを
示すべく用いられている。ポインタはバージョンAが再
生中であるので用いられなく、コード10は次のブロック
がAブロックであるが為に採用されている。次の00コー
ドはAブロックから連続するCブロックへの移行を記号
化又は象徴化している。
り、2つのBブロックをスキップしている。この11コー
ドが用いられる理由は、これはBブロックがCブロック
に従っている又は続いている際に採用されるコードであ
るからである。用いられた記号が11(P)であり、11
[P]ではない理由は、1つのCブロックからそのライ
ンを更に下ってのCブロックへ行く際にポインタが要求
されるからである。同様にして、次のコードは、再度、
11(P)コードであり、Cブロックからそのラインを更
に下ってのAブロックへの分岐を記号化している。図7B
におけるシーケンスは、Aブロックから次のブロックで
あるCへの移行によって終了しており、この為にコード
00が用いられている。
ず、その左上方におけるサークルAによって表わされる
Aブロックが処理中である状態を考えよう。Aブロック
内の2ビットポインタフラッグは、もしも次のブロック
がまたAであれば、00である(AからAへ戻る移行によ
って示されている)。一方、もしも次のブロックがBで
あれば、それは明らかに再生されるべきではない。その
AブロックからBを越えて、他のA或いはCの何れかへ
のジャンプでなければならない。何れの場合でもそのコ
ードは01(P)である。図面は、Bを越えてのジャンプ
(他のAまで)と、Bを越えてCへのジャンプとの両方
を示している。Aブロックからのただ1つの他の移行
は、もしも次のブロックがCであれば、当該次のブロッ
クへの移行である。これがコード00によって示されてい
る。
タブロックが読取られている時の状態Bについて示され
ている。00コードは、次のブロックがB或いはCであれ
ば用いられる。01(P)は次のブロックがAである際に
用いられ、それがジャンプによって越えられることによ
って、システムは他のB或いはCを次に読取ることがで
きる。
は、Aブロック及びBブロックの各々についての4つの
みというよりは、それらの内の7つがある。もしも次の
ブロックが更にCであれば、そのコードは単に00であ
り、当該次のブロックを読取る。もしも次のブロックが
Bであり、且つ他のCへのジャンプが必要であれば、コ
ード10(P)はAを越えるジャンプを制御する。同様
に、コード11(P)はBを越えて他のCへのジャンプを
制御する。思い出されるように、此等2つのコードはC
ブロックからの分岐を、次のブロックがAか或いはBか
否かに依存して制御すべく用いられる。何れの場合も、
もしも次のブロックが読取られるべきものでなければ、
そのブロック(及びそれに類似の1つ以上のブロック)
がジャンプによって越えられて次のCへ向かう。
を読取ることも可能である。Aを読取るために、コード
11(P)或いは10[P]の内の一方が用いられる。11コ
ードは次のブロックがBである際に採用され、その場合
にはポインタが要求される。10コードは次のブロックが
Aである際に採用され、その場合にはポインタは用いら
れない。同様に、次にBブロックを読取るために、コー
ド10(P)或いは11[P]の内の一方が用いられる。前
者はディスク上の次のブロックがAである際に採用さ
れ、このブロックがジャンプによって越えられる必要が
あるので、ポインタが要求される。一方、もしも次のブ
ロックがBであれば、コード11はシステムに対してこの
次なるブロックへ行くことを告げて、ポインタは必要な
いので処理中にそのポインタが無視される。
はないことであり、殆どのブロックは00ポインタフラッ
グを含み、ポインタがないことである。(この00コード
は随伴するポインタフィールドなしの唯一のものであ
る。)それは、一度、何れかのバージョンのフレームが
再生中となれば、或いは一度、共通データのフレームが
再生中となれば、殆どの場合に、次のフレームは同一タ
イプのものとなるであろう。その結果、00コードだけで
仕事を行う。正味の結果は、同一映画の2つのバージョ
ンがディスク上に記憶されることが可能であることであ
って、ユーザ用の何れかの再生のためのオプションと
(もしもそれがパーレンタルロックによって許可された
ならば)、全体的又は総計的なディスク不動産のほんの
ちっちゃな小部分を、1ブロックから該ブロックの後に
読取られるべき次のブロックへの移行を制御する家政的
又は家計的なビット数によって浪費されることとを伴っ
ている。再度、これは、処理において過度に或いは不当
にビット数を浪費することなく、最大限の柔軟性やでき
る限り多くのオプションを提供すると言う、根底をなす
設計哲学に調和するものである。
ちょうど2つのバージョンを1つのディスク上に据える
ことに限定されるものではないことである。同一の技術
を3つ或いはそれ以上のバージョンについて用いること
が可能である(そうした多数バージョンの需要はおそら
くより少ないであろうが)。そうした場合、共通ブロッ
クは1つのポインタだけではなく、2つのポインタを要
求することになるであろう。もしもディスク上に3つの
バージョンがあれば、Cブロックに追従する次のブロッ
クはA、B或いはDであることなるであろう。2つのポ
インタが要求されることになって、そのラインを更に下
って見出されるべき2つのブロックを指示する。明らか
にこれは、実行される必要のある変更の内のまさに1つ
となる。ポインタは、たとえより多くの家計的又は家計
的なビット数の消費となっても、多重的なバージョンに
便宜を図ることができる。それにも拘らず、このタイプ
のポインタビットの全体的な数は、オーディオ/ビデオ
ビット数の全体的な数と比べて、依然として、とるに足
らないものである。
ーマットは、図3の導入部トラックの複数フィールドの
為に示したものと同じである。先に議論したように、シ
ンクワードパターンはデータ中に現われることができ
ず、それ故にそれが検出された際に、オペレーティング
システムが新しいデータブロックが開始されようとして
いることを知る。
る。ディスク上のブロックの全ては連続順で番号付けが
されている。ブロック番号は読取られる第1のことであ
り、それが図2のブロック番号/ポインタアナライザ47
によって用いられるからである。ブロック番号は、例え
ば、1つのブロックから他のブロックへのジャンプの時
に必須のものである。読取りヘッドは、通常、その所望
ブロック近くの点に位置付けられているが、第1の試み
では正しいブロックが選択されることは殆どないであろ
う。複数ブロック中のビット数が可変的であり、システ
ムがそれらブロック中の一体幾つのビット数がスキップ
されたかを知る術がないので、上記のことはまさに真実
である。データブロックの最初にブロック番号を読取る
ことによって、システムはヘッドが再度位置付けされる
必要があるのか否かを迅速に決定する。
Aバージョンの一部か、Bバージョンの一部か、或いは
両方に共通するものか否かを表わす。(4つの可能性が
あるコードの内の3つだけが使用されている。)一度、
バージョンA或いはバージョンBの再生が開始されれ
ば、図7A及び図7Bで議論されたポインタは常に1つのブ
ロックが、再生中に、共通するものか或いはある特定バ
ージョンの一部かを識別することとなるのが、どうして
1つの特定ブロックのバージョンについて絶えずチェッ
クしなければならないのであろうか。その答えは早送り
及び早戻しの操作又はオペレーションに関係している。
此等は全体的には従来技術であるので長い間議論されて
こなかった、例えば早送りの際、読取りヘッドは多少な
りとも随意に位置付けされ得る。ビデオはもしもそれが
誤ったバージョンであれば見せるべきではない。1つの
ブロックのバージョンを、ブロック番号或いはポインタ
を見ることによって単純に決定することは不可能であ
る。何れもバージョンを識別しない。システムがブロッ
クを最初に読取った時にそのバージョンを決定できるの
はこの理由の為のである。
どくどと長い間説明してきた2ビットポインタフラッグ
及び20ビットポインタを含む。
グである。図3に言及すれば、フィールド19のビデオ可
用性フラッグはオペレーションシステムに対して、デー
タブロック中に何等かのビデオがあるか否かを知らせ
る。しかしながら、もしもあったとしても、めいめいの
データブロックがビデオを含むことを意味しない。めい
めいのデータブロックに単一のフレームが表現されてい
て、データブロックが固定されたレートで処理されるシ
ステムでは、たとえそれが「変更なし」を表わす1つの
コードから成る「最小」ビデオであっても、めいめいの
データブロックにビデオがあるであろう。しかし、1つ
のデータブロックで単一フレーム以上或いは以下を表現
し得るシステムがある可能性がある。例えば、1データ
ブロックのビデオ情報が、もしも本当に存在するのであ
れば、常に同一ビット数であることがあり得る。圧縮に
依存して、多くのフレームを単一データブロック内に表
現させることは可能である。そうした場合、ブロックの
内の幾つかはビデオビットが欠如することになるであろ
う。採用されたコード化機構に依存して、フィールド6
のビットはオペレーティングシステムに対して、フィー
ルド7は一体あるのか否かを通知する。もしもビデオが
あれば、フィールド7はビデオ情報を含み、シンクワー
ドをもって終了する。先に述べたように、ビデオ及びオ
ーディオブロックの実際のコード化は本発明の部分を構
成しない。MPEG機構は好ましいが、他のものが使用可能
である。
む。思い出されるように、導入部トラックのフィールド
6は100ビット位置を含むが、ディスク上にはせいぜい1
6のオーディオトラックが存在し得るので(その内、M
&Eはその内の1つと考えられる)、此等の内のたった
N個(最大のNは16)が値1のビットを表わし得る。此
等Nトラックの各々について、フィールド8はオペレー
ションシステムに対して、現行のデータブロックには何
等かのオーディオがあるか否かを通知する.。こうし
て、最大NまでのX個(なにがしか又は変数)の「1」
が存在する。Nビットフィールド8の第1ビット位置
は、導入部トラックのフィールド6内に識別された第1
オーディオ言語トラックに対応する。1データブロック
のフィールド8内の第2ビットは、導入部トラックのフ
ィールド6内に表現された第2オーディオ言語に関連す
る、等々である。図4のフィールド8内に、100ではな
く、たったN個(最大=16)しか存在しない理由は、デ
ータブロックに存在し得るのはどの言語であるかは導入
部トラックから通知されるからである。対応する言語が
ディスク上に見出されるべき何処にもないことを導入部
トラックから通知された際に、それが存在しないことを
指摘すべく84或いはそれ以上のビット位置を各データブ
ロックに設ける理由はない。心に留めておかなければい
けないことは、図4における値Xは図3における値Nと
等しいものではないことである。後者は、ディスク上の
何れかにあるオーディオ言語の総数を表わし、その最大
値は16である。記号XはそれらNの内の幾つのものが現
行データブロック内に実際に表現されているかを表わし
ている。
ク上には10個のオーディオ言語が表現されているが、そ
の内の6個だけが現行データブロック内に表現されてい
ることを想定しよう。この場合、そうしたオーディオ言
語に対応しているXビットシーケンスがあることにな
り、各々がエスケープ(ESC)キャラクタで終了してい
る。エスケープキャラクタは複数のオーディオブロック
を相互に分離すべく使用される。もしも、オーディオト
ラックが存在する時いつもそれが固定された持続時間を
有すれば、フィールド8から1データブロックに存在す
るオーディオブロックは幾つかが通知されるので、フィ
ールドの終端にシンクワードを提供する必要はない。可
変長のオーディオブロックはフィールドの末端にシンク
ワードを要求するであろう。
での「他の」オーディオトラックを表わす値を含んでい
る。図3に示されるように、M個のそうした「他の」オ
ーディオトラックがあり得る一方、それらの各々は現行
データブロック内に表現されることを意味しない。各デ
ータブロックにおけるフィールド10はMビットを含み、
ディスク上の「他の」オーディオトラックの各々に1つ
ずつである。現行データブロックが、此等M個のトラッ
クの何れかの為にビット情報を実際に含むか否かは、フ
ィールド10の対応するビット位置が1を有するか否かに
依存する。もしもY個の「1」があり且つYはMより少
なければ、「他の」オーディオトラックの全てが現行デ
ータブロック内に表現されているとは限らない、ことを
意味する。フィールド11はY個の「他の」オーディオト
ラックブロックを含み、各々がエスケープキャラクタを
もって終了している。理解されるように、オーディオト
ラック及び「他の」オーディオトラックがデータブロッ
ク内に表現される方法は比較できる。
のデータビットは、オーディオバッファ、ビデオバッフ
ァ、パンスキャンバッファ並びにサブタイトルバッファ
に対してと共に、コマンド/データライン65を通じてマ
スターコントローラ41に対して分配される。ここまで、
オーディオブロック、「他の」オーディオブロック並び
にビデオブロックの表現は、図4の複数フィールドの分
析で考えられてきた。サブタイトルデータの表現に進む
前に理解されるべきは、全てのオーディオ及びビデオデ
ータとは異なって、サブタイトルが表現される方法には
差があることである。後者はブロック毎をべースとして
補充され、バッファには新しいオーディオ及びビデオデ
ータが連続的に補充される。一方、サブタイトルはフレ
ーム毎に変える必要がない。事実上、サブタイトルは、
もしもそれが1フレーム以上の間スクリーン上に残存し
なければ、知覚すらされないこととなる。結果として、
一度、サブタイトルデータが図2のバッファ59に補充さ
れたならば、サブタイトルはディスプレイ上に形成させ
られ、新しいサブタイトル情報が当該バッファ内にロー
ドされるまで、そこに残存させられる。タイトルを新し
いものを導入することなく除去するためには、ブランク
フィールドから成る新しいサブタイトルがそのバッファ
内にロードされる。
り、その各々は導入部トラックのフィールド15内で識別
されたP個のサブタイトル言語の異なる1つに対応して
いる。(思い出されるように、複数言語に対応するあら
ゆる100ビットフィールドは現実には言語を表わしてお
らず、むしろM&Eを表わすことによって、最大99個の
サブタイトル言語がある。)現行データブロック内に更
新が必要な如何なるサブタイトルも、フィールド12内の
その対応する位置に1を有する。Zの最大値がPである
場合、Z個までの「1」があり得る。
語について、フィールド13内にその更新が現われる。Z
個の更新ブロックがあり、各々がエスケープキャラクタ
をもって終了している。更新ブロックがブランクフィー
ルドであり得ることを理解することが重要である。これ
が、1つのサブタイトルが新しいサブタイトルがまだ生
じていない時に除去される方法である。
る。このフィールドは、導入部トラックのフィールド21
が1であるときにのみ存在する。そうした場合、パンス
キャン情報はデータブロック内に利用可能である。もし
もパンスキャン情報が利用可能であれば、各データブロ
ックはオペレーティングシステムに対して、それがパン
スキャンの為の新しい出発コラムを実際に含むか否かを
告げねばならない。フィールド14は単ービットであっ
て、1つのフラッグであり、パンスキャン更新があるか
否かを示す。もしもそのビットが1であれば、フィール
ド15は9ビットのコラム番号、即ちパンスキャン更新で
ある。
トであり、導入部トラック内のフィールド30の値に依存
する。導入部トラックのこの1ビットフラッグはオペレ
ーティングシステムに対して、補助コマンド及びデータ
がデータブロックのフィールド17内に存在し得る否かを
告げる。もしもコマンド/データフラッグが1であれ
ば、コマンド/データブロックはフィールド17から読取
られる。このフィールドはエスケープキャラクタをもっ
て終了する。
ディオ、「他の」オーディオ、ビデオ、パンスキャン情
報、サブタイトル並びにコマンド/データブロックの、
6つまでの異なるタイプのデータを含む。此等は図2に
関連されて先に議論された6タイプの情報であり、デマ
ルチプレクサ63が情報の異なるブロックを、オーディオ
バッファ、ビデオバッファ、パンスキャンバッファ、サ
ブタイトルバッファ並びにマスターコントローラに分配
することを付随する。
ある。図6のフローチャートに示された処理は図4に示
されたデータブロックフィールド自体に蟻継ぎしてい
る。
タブロックのフィールド2〜5内に含まれる、連続ブロ
ック番号、バージョン、2ビットポインタフラッグ並び
にポインタをどのように処理するかは既に説明した。次
のフィールドはビデオ存在フラッグである。図6に示さ
れるように、もしもビデオデータは存在すると決定され
たなら、図12のビデオバッファ55にはフィールド7のビ
デオがロードされる。もしもビデオデータが存在しなけ
れば、バッファはそれにロードされたマーカーを単に有
する。
レーティングシステムが、ビデオ、オーディオ、サブタ
イトル等々の情報と常に調和できるようにするために
は、同一データブロックからの情報が幾つかの異なるバ
ッファ内の何処にあるかを告げることができなければな
らない。言換えれば、オペレーティングシステムは、オ
ーディオバッファ内のオーディオデータのどの部分がビ
デオバッファ内のビデオデータのどの部分と同伴又は調
和するかを知らなくてはならない。さもなければ、種々
の情報項目は相互に調和され得ない。データブロック内
に存在しないデータの為にバッファ内にマーカーを提供
することによって、オペレーティングシステムは相互に
調和された情報の種々の項目を維持することができる。
て、ディスク上のN個のオーディオトラック(図3を参
照)の内の幾つが現行データブロック内に実際に表現さ
れているかを決定する。同一のことが、フィールド10内
に表現されたM個の「他の」オーディオトラックに対し
て当てはまる。オーディオ及び「他の」オーディオトラ
ックデータの全てはそれらの個々のバッファ内にロード
される。フローチャートはオーディオトラックの第1の
ものと最後のもののためだけのシーケンスを示してい
る。各場合において、テストが実行されて、オーディオ
トラック或いは「他の」オーディオトラックは現行デー
タブロック内に存在するデータを有するか否かを足る。
此等トラックの各々のために、何等かが、即ちマーカー
が追従された実際のデータか或いはマーカーのみの何れ
かがその個々のバッファ内にロードされる結果となる。
ビデオ及びオーディオ情報の後、データブロックはサブ
タイトル更新を含む。もしも選択された言語でのサブタ
イトル用の更新情報があれば、それはサブタイトルバッ
ファ内にロードされ、さもなければマーカーのみが記憶
される。サブタイトルに関係する3つのブロックは、選
択されたサブタイトル言語に対応している単一トラック
のみに関係している。
取られる。もしもパンスキャン更新情報が存在すれば、
それが今回はパンスキャンバッファにまたロードされ
る。もしも新しい情報が利用可能でなければ、マーカー
がパンスキャンバッファ内に単純に据えられ、新しいパ
ンスキャン更新情報がない状態で他のデータブロックが
立ち寄っていることを示す。
であるか否かを決定する(もしも導入部フィールド30が
データブロック内にまさしく見出されるべきであれ
ば)。もしも、コマンド/データが存在すれば、即ちデ
ータブロックのフィールド16が1であれば、それはフィ
ールド17から図2のマスターコントローラ41内のメモリ
にロードされる。もしもコマンド或いはデータがなけれ
ば、マーカーだけがマイクロプロセッサメモリにロード
される。
が、先ず第一に情報のそれぞれのタイプがディスク上に
利用可能であるか否かのチェックを示していないことで
ある。しかし理解されるべきことは、「コマンド/デー
タは存在するか?」等のテストは実際には2つの部分か
ら成ることである。先ず、導入部トラックのフィールド
30においてデータブロックのコマンド/データフラッグ
は0か或いは1かどちらか。もしもそれが0であれば、
コマンド及びデータはデータブロックの処理の間に捜索
すらされない。一方、もしも導入部トラックのフィール
ド30におけるデータフラッグが1である結果として、コ
マンド或いはデータがデータブロックに存在し得れば、
各データブロックはそのフィールド16をチェックさせ
て、コマンド/データの存在フラッグは1であるか否か
を見る。それはデータブロックフィールド内のフラッグ
の値であり、それは、マーカーだけがロードされるか、
マーカーが追従したデータビットであるか否かを決定す
る。同様の所見がその他のシーケンスに適用される。例
えば、もしも導入部トラックからパンスキャン情報がデ
ィスク上の何処にも存在しないと決定されれば、パンス
キャン更新は存在するか否かをチェックする理由はな
い。
実施例は本発明の原理に関する応用を例証するものであ
ることが理解されるべきである。本発明の精神及び範囲
から逸脱することなく、そうした中に数々の変更等を為
すことが可能であり、他の構成等が工夫し得る。
Claims (13)
- 【請求項1】基本アスペクト比を有する画像情報を表わ
すディジタルデータをその上に含むソフトウェア担体を
再生し、且つ多重アスペクト比の内の1つを有するビデ
オ信号を引き出す消費者用再生装置であって、前記ソフ
トウェア担体は前記基本アスペクト比を示すコードを含
むことから成る消費者再生装置において、選択されたア
スペクト比を表現する手段であって、 通常はデフォルトアスペクト比を表現する表現手段と、
ユーザに対して前記多重アスペクト比の内の1つを選択
させることによって、前記表現されたアスペクト比を前
記デフォルトアスペクト比から選択されたアスペクト比
に変更する手段と、 前記基本アスペクト比及び前記表現されたアスペクト比
が前記ビデオ信号のアスペクト比として不充分であるこ
とに応答して、ユーザに対して、各々が前記基本及び表
現されたアスペクト比と矛盾しない複数のアスペクト比
の選択を提供する手段と、 前記ソフトウェア担体から読取られるディジタルデータ
を読取って処理する手段と、 前記ディジタルデータから前記表現され且つ選択された
アスペクト比に従って連続するディジタル化された複数
フレームを発生する手段と、 前記連続するディジタル化された複数フレームを対応す
るビデオ信号に変換する手段と、を備える消費者用再生
装置。 - 【請求項2】前記ソフトウェア担体は、該ソフトウェア
上のハンスキャン情報の可用性を示すコードを含み、前
記再生装置は、前記ソフトウェア担体から読取られるハ
ンスキャン情報上で操作し、且つ前記ソフトウェア担体
からそれに従って読取られるディジタルデータから発生
する連続的なディジタル化された複数フレームの処理を
制御する手段を含む、ことから成る請求項1に記載の消
費者用再生装置。 - 【請求項3】前記基本アスペクト比は16:9或いは4:3で
あり、前記名童アスペクト比は16:9、センターカット4:
3、ハンスキャン4:3、並びにレターボックスを含む、こ
とから成る請求項2に記載の消費者用再生装置。 - 【請求項4】前記ソフトウェア担体上の前記ディジタル
データは圧縮形態であり、前記処理手段は可変的なビッ
トレートで操作する、ことから成る請求項2に記載の消
費者用再生装置。 - 【請求項5】前記ソフトウェア担体は、前記ソフトウェ
アのハンスキャン情報の可用性を示すコードを含み、前
記再生装置は、前記ソフトウェア担体から読取られるハ
ンスキャン情報上で操作し、且つ前記ソフトウェア担体
からそれに従って一読取られるディジタルデータから発
生する連続的なディジタル化された複数フレームの処理
を制御する手段を含む、ことから成る請求項1に記載の
消費者用再生装置。 - 【請求項6】前記基本アスペクト比は16:9或いは4:3で
あり、前記多重アスペクト比は16:9、センターカット4:
3、ハンスキャン4:3、並びにレターボックスを含む、こ
とから成る請求項5に記載の消費者用再生装置。 - 【請求項7】前記ソフトウェア担体上の前記ディジタル
データは圧縮形態であり、前記処理手段は可変的なビッ
トレートで操作する、ことから成る請求項5に記載の消
費者用再生装置。 - 【請求項8】前記基本アスペクト比は16:9或いは4:3で
あり、前記多重アスペクト比は16:9、センターカット4:
3、ハンスキャン4:3、並びにレターボックスを含む、こ
とから成る請求項1に記載の消費者用再生装置。 - 【請求項9】前記ソフトウ三ア担体上の前記ディジタル
データは圧縮形態であり、前記処理手段は可変的なビッ
トレートで操作する、ことから成る請求項1に記載の消
費者用再生装置。 - 【請求項10】像プログラムがたった1つのアスペクト
比で記録されたソフトウェア担体の再生から、多重アス
ペクト比の内のユつでビデオ信号を発生するシステムで
あって、前記ソフトウェア担体はその記録されたアスペ
クト比を示すコードを含むことから成るシステムにおい
て、前記ソフトウェア担体を再生してその上に記録され
た前記像プログラムを表現する信号を引き出す手段と、
前記名童アスペクト比の内の1つを選択する手段と、前
記ソフトウェア担体の再生から引き出される信号からビ
デオ信号を、前記選択されたアスペクト比と前記コード
によって示される記録されたアスペクト比との両方の関
数であるアスペクト比で、発生する手段と、前記選択さ
れたアスペクト比を表現する手段であって、通常はデフ
ォールトアスペクト比を表現している手段と、ユーザに
対して前記多重アスペクト比の内の1つを選択させるこ
とによって前記表現されたアスペクト比を前記デフォル
トアスペクト比から選択されたアスペクト比に変更する
手段と、前記表現されたアスペクト比及び前記コードに
よって示された前記記録されたアスペクト比が前記ビデ
オ信号のアスペクト比として不充分でみることに応答し
て、ユーザに対して、各々が前記表現されたアスペクト
比及び前記コード表示されたアスペクト比と矛盾しない
複数のアスペクト比の選択を提供する手段と、を備える
システム。 - 【請求項11】前記像プログラムは、前記ソフトウェア
担体上に、ディジタル的に圧縮された形態で可変ビット
レートをもって記録されていることから成る請求項10に
記載のシステム。 - 【請求項12】たった1つのアスペクト比で像プログラ
ムが記録されているソフトウェア担体の再生から多重ア
スペクト比の内のユでビデオ信号を発生するシステムで
あって、前記ソフトウェア担体は前記記録されたアスペ
クト比を示すコードと、前記ソフトウェア担体上のハン
スキャン情報の可用性を示すコードとを含むことから成
るシステムにおいて、前記ソフトウェア担体を再生し
て、その上に記録された像プログラムを表現する信号を
引き出すと手段と、前記名童アスペクト比の内のユつを
選択する手段と、前記ソフトウェア担体の再生から引き
出される信号からビデオ信号を、前記選択されたアスペ
クト比と前記コードによって示される記録されたアスペ
クト比との両方の関数であるアスペクト比で、発生する
手段と、前記ソフトウェア担体から読取られるハンスキ
ャン情報上で操作し、且つそれに従って、前記ソフトウ
ェア担体から引き出される前記信号の処理を制御する手
段と、を備えるシステム。 - 【請求項13】たった1つのアスペクト比で像プログラ
ムが記録されているソフトウェア担体の再生から多重ア
スペクト比の内のユでビデオ信号を発生するシステムで
あって、前記ソフトウェア担体は前記記録されたアスペ
クト比を示すコードを含むことから成るシステムにおい
て、前記ソフトウェア担体を再生して、その上に記録さ
れた像プログラムを表現する信号を引き出す手段と、前
記多重アスペクト比の内のユつを選択する手段と、前記
ソフトウェア担体の再生から引き出される信号からビデ
オ信号を、前記選択されたアスペクト比と前記コードに
よって示される記録されたアスペクト比との両方の関数
であるアスペクト比で、発生する手段と、を備え、前記
1つのアスペクト比は、16:9或いは4:3であり、前記多
重アスペクト比は、16:9、センターカット4:3、ハンス
キャン4:3、並びにレターボックスを含むことから成る
システム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US144,792 | 1993-10-29 | ||
US07/144,792 US5400077A (en) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | System for generating multiple aspect ratio video signals from motion picture disk recorded in a single aspect ratio |
PCT/US1994/011822 WO1995012279A1 (en) | 1993-10-29 | 1994-10-13 | System for generating multiple aspect ratio signals from motion picture disk recorded in a single aspect ratio |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08500957A JPH08500957A (ja) | 1996-01-30 |
JP2925328B2 true JP2925328B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=22510154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7512694A Expired - Lifetime JP2925328B2 (ja) | 1993-10-29 | 1994-10-13 | 単一アスペクト比で記憶された映画ディスクから多重アスペクト比信号を発生するシステム |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5400077A (ja) |
EP (3) | EP0683956B1 (ja) |
JP (1) | JP2925328B2 (ja) |
KR (1) | KR100236030B1 (ja) |
AT (3) | ATE241885T1 (ja) |
AU (1) | AU671566B2 (ja) |
CA (1) | CA2150241A1 (ja) |
DE (4) | DE69432743T2 (ja) |
DK (3) | DK0979008T3 (ja) |
ES (3) | ES2196698T3 (ja) |
HK (2) | HK1025704A1 (ja) |
PT (3) | PT979007E (ja) |
WO (1) | WO1995012279A1 (ja) |
Families Citing this family (82)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0648399A1 (en) * | 1992-07-01 | 1995-04-19 | Avid Technology, Inc. | Electronic film editing system using both film and videotape format |
EP0790743B1 (en) * | 1993-09-16 | 1998-10-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Apparatus for synchronizing compressed video and audio signals |
US5835669A (en) | 1995-06-28 | 1998-11-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Multilingual recording medium which comprises frequency of use data/history data and a plurality of menus which are stored in a still picture format |
US5764846A (en) * | 1993-10-29 | 1998-06-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Multi-scene recording medium and apparatus for reproducing data therefrom |
KR100188294B1 (ko) * | 1993-10-29 | 1999-06-01 | 니시무로 타이죠 | 멀티 신 기록매체 및 재생장치 및 그 방법 |
US5652824A (en) * | 1993-10-29 | 1997-07-29 | Tokyo Shibaura Electric Co | Multilingual recording medium and reproducing apparatus with automatic selection of substitutes and languages based on frequency of selections |
US6408129B1 (en) * | 1993-10-29 | 2002-06-18 | Time Warner Entertainment Co, Lp | Method for processing a plurality of synchronized audio tracks, including phase inversion of a selected track |
US5535137A (en) * | 1994-02-14 | 1996-07-09 | Sony Corporation Of Japan | Random access audio/video processor with compressed video resampling to allow higher bandwidth throughput |
US5508940A (en) * | 1994-02-14 | 1996-04-16 | Sony Corporation Of Japan And Sony Electronics, Inc. | Random access audio/video processor with multiple outputs |
US5796438A (en) * | 1994-07-05 | 1998-08-18 | Sony Corporation | Methods and apparatus for interpolating picture information |
US5926229A (en) * | 1994-10-18 | 1999-07-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Development supporting method and device for signal processing system and signal processing device and method |
US5778142A (en) * | 1994-11-24 | 1998-07-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Large capacity recording medium, method and apparatus for reproducing data from a large-capacity recording medium, and method and apparatus for recording data on a large-capacity recording medium |
JP3362538B2 (ja) * | 1994-12-06 | 2003-01-07 | ソニー株式会社 | ビデオ信号処理装置及びビデオ信号再生装置 |
CA2168327C (en) * | 1995-01-30 | 2000-04-11 | Shinichi Kikuchi | A recording medium on which a data containing navigation data is recorded, a method and apparatus for reproducing a data according to navigationdata, a method and apparatus for recording a data containing navigation data on a recording medium. |
US5657435A (en) * | 1995-01-31 | 1997-08-12 | Compaq Computer Corporation | Run slice line draw engine with non-linear scaling capabilities |
CA2168641C (en) * | 1995-02-03 | 2000-03-28 | Tetsuya Kitamura | Image information encoding/decoding system |
CN1869997A (zh) * | 1995-02-13 | 2006-11-29 | 英特特拉斯特技术公司 | 用于安全交易管理和电子权利保护的系统和方法 |
US20060206397A1 (en) * | 1995-02-13 | 2006-09-14 | Intertrust Technologies Corp. | Cryptographic methods, apparatus and systems for storage media electronic right management in closed and connected appliances |
CN1086498C (zh) * | 1995-02-22 | 2002-06-19 | 株式会社东芝 | 信息记录方法,信息重放方法以及信息重放装置 |
KR100215130B1 (ko) * | 1995-04-06 | 1999-08-16 | 니시무로 타이죠 | 재생 데이타와 재생 데이타의 속성 정보를 함께 기록한 기록매체 |
US5745643A (en) * | 1995-04-06 | 1998-04-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | System for and method of reproducing playback data appropriately by the use of attribute information on the playback data |
KR100256663B1 (ko) * | 1995-04-11 | 2000-05-15 | 니시무로 타이죠 | 데이타 기록 매체 |
US5813010A (en) * | 1995-04-14 | 1998-09-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information storage and information transmission media with parental control |
US6009433A (en) * | 1995-04-14 | 1999-12-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information storage and information transmission media with parental control |
CN1114212C (zh) * | 1995-04-14 | 2003-07-09 | 株式会社东芝 | 记录媒体的数据记录装置和方法以及数据再生装置和方法 |
CA2173929C (en) * | 1995-04-14 | 2001-04-03 | Kazuhiko Taira | Method, apparatus and recording medium for reproducing information |
US5703997A (en) * | 1995-04-14 | 1997-12-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Data recording medium having reproduction timing information, and system for reproducing record data by using the reproduction timing information |
US6009234A (en) | 1995-04-14 | 1999-12-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method of reproducing information |
US5838874A (en) * | 1995-05-08 | 1998-11-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Audiovisual encoding system with a reduced number of audio encoders |
US5623424A (en) * | 1995-05-08 | 1997-04-22 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Rate-controlled digital video editing method and system which controls bit allocation of a video encoder by varying quantization levels |
US6026232A (en) * | 1995-07-13 | 2000-02-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method and system to replace sections of an encoded video bitstream |
US5819004A (en) * | 1995-05-08 | 1998-10-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method and system for a user to manually alter the quality of previously encoded video frames |
US5684714A (en) * | 1995-05-08 | 1997-11-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method and system for a user to manually alter the quality of a previously encoded video sequence |
US5612900A (en) * | 1995-05-08 | 1997-03-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Video encoding method and system which encodes using a rate-quantizer model |
US5638130A (en) * | 1995-05-25 | 1997-06-10 | International Business Machines Corporation | Display system with switchable aspect ratio |
JP3290851B2 (ja) * | 1995-05-31 | 2002-06-10 | 株式会社東芝 | ストリーム多重化装置、ストリーム多重化方法及び記録媒体 |
US5845046A (en) * | 1995-06-15 | 1998-12-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Multi-scene recording medium and apparatus for producing data therefrom |
US6449352B1 (en) * | 1995-06-20 | 2002-09-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Packet generating method, data multiplexing method using the same, and apparatus for coding and decoding of the transmission data |
JP3348339B2 (ja) * | 1995-08-02 | 2002-11-20 | ソニー株式会社 | データ記録方法及び装置、データ再生方法及び装置 |
JP3771954B2 (ja) * | 1995-08-04 | 2006-05-10 | ソニー株式会社 | 画像表示制御装置および方法 |
DE69608410T2 (de) * | 1995-10-05 | 2000-11-23 | Faroudja Laboratories, Inc. | Verfahren zur erzeugung eines aus einem standardbandbreite-farbfernsehsignal erzeugten farbvideosignals mit erhöhter vertikaler auflösung |
US5844617A (en) * | 1995-10-05 | 1998-12-01 | Yves C. Faroudja | Method and apparatus for enhancing the vertical resolution of a television signal having degraded vertical chrominance transitions |
JP3305183B2 (ja) * | 1996-01-12 | 2002-07-22 | 株式会社東芝 | ディジタル放送受信端末装置 |
EP1134988A1 (en) | 1996-03-29 | 2001-09-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multimedia optical disc having improved interactive reproduction procedure, a reproduction apparatus and a method for such a disc |
US6798981B1 (en) * | 1996-04-05 | 2004-09-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Multimedia optical disc for storing audio data and sub-picture data in a plurality of channels as well as moving picture data and apparatus and method for reproducing the multimedia optical disc |
DE69710279T2 (de) * | 1996-04-05 | 2002-06-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optische multimedia-platte mit mehrkanaligen audiodaten und untergeordneten bilddaten zusammen mit zeitlich veränderlichen bilddaten sowie datenwiedergabeverfahren und -vorrichtung dazu |
KR100439879B1 (ko) * | 1996-04-12 | 2004-12-03 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 오디오비디오기능을실행할영상타이틀과,그렇지않은영상타이틀을수록하고,그들의차이를순간에분별할수있는광디스크및그재생장치,재생방법 |
US5754248A (en) * | 1996-04-15 | 1998-05-19 | Faroudja; Yves C. | Universal video disc record and playback employing motion signals for high quality playback of non-film sources |
JPH09307861A (ja) * | 1996-05-17 | 1997-11-28 | Sony Corp | 信号処理方法及び信号処理装置 |
US6278836B1 (en) * | 1996-08-27 | 2001-08-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Information reproducing apparatus for reproducing video signals and program information which are recorded in information recording media |
EP0863669B1 (en) * | 1996-08-28 | 2001-11-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Broadcast receiver selectively using navigation information multiplexed on transport stream and recording medium recording the method of the same |
EP0913993A1 (en) * | 1997-10-28 | 1999-05-06 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Method and apparatus for automatic format detection in digital video picture |
JP4279913B2 (ja) * | 1997-10-30 | 2009-06-17 | ソニー株式会社 | 編集装置及び編集方法 |
EP0935385A3 (en) * | 1998-02-04 | 2002-06-19 | Hitachi, Ltd. | Decoder device and receiver using the same |
US6385388B1 (en) * | 1998-07-20 | 2002-05-07 | Thomson Licensing S.A. | Digital video apparatus user interface |
KR100274399B1 (ko) * | 1998-08-22 | 2000-12-15 | 구자홍 | 비밀번호에 의한 영상재생장치의 시청내용 제한방법 |
US6408128B1 (en) * | 1998-11-12 | 2002-06-18 | Max Abecassis | Replaying with supplementary information a segment of a video |
US6469744B1 (en) * | 1999-07-06 | 2002-10-22 | Hitachi America, Ltd. | Methods and apparatus for encoding, decoding and displaying images in a manner that produces smooth motion |
US7573529B1 (en) | 1999-08-24 | 2009-08-11 | Digeo, Inc. | System and method for performing interlaced-to-progressive conversion using interframe motion data |
JP4165983B2 (ja) * | 2000-02-16 | 2008-10-15 | 株式会社バンダイナムコゲームス | ゲーム装置および情報記憶媒体 |
KR20020054933A (ko) * | 2000-12-28 | 2002-07-08 | 윤종용 | 액티브 크기를 가변시킬 수 있는 영상 처리 장치 및 그의액티브 크기 가변 방법 |
US20030016302A1 (en) * | 2001-07-09 | 2003-01-23 | Brian Fudge | Apparatus and method for conditioning digital image data for display of the image represented thereby |
US7184093B2 (en) * | 2002-05-20 | 2007-02-27 | Thomson Licensing | Video image formatting technique |
CN1231907C (zh) * | 2002-09-02 | 2005-12-14 | Lg电子株式会社 | 光盘装置中控制重放操作的方法 |
JP4014495B2 (ja) * | 2002-11-29 | 2007-11-28 | 松下電器産業株式会社 | 映像表示装置 |
WO2004084535A2 (en) * | 2003-03-14 | 2004-09-30 | Starz Encore Group Llc | Video aspect ratio manipulation |
KR100561417B1 (ko) * | 2004-02-09 | 2006-03-16 | 삼성전자주식회사 | Av 데이터의 재생상태를 전환할 수 있는 인터랙티브그래픽 스트림을 기록한 정보저장매체, 그 재생방법 및 장치 |
US20060007359A1 (en) * | 2004-07-06 | 2006-01-12 | Phanthavong Douangphachanh | Method and system for switching between video modes in consumer electronics |
KR20060021446A (ko) * | 2004-09-03 | 2006-03-08 | 삼성전자주식회사 | 디인터레이싱 방법 및 이를 적용한 영상기기 |
WO2006081314A2 (en) * | 2005-01-26 | 2006-08-03 | Scate Technologies, Inc. | Image compression system |
US7689631B2 (en) * | 2005-05-31 | 2010-03-30 | Sap, Ag | Method for utilizing audience-specific metadata |
US20070240185A1 (en) * | 2005-08-26 | 2007-10-11 | Weaver Timothy H | Methods, apparatuses, and computer program products for delivering audio content on demand |
US20070250875A1 (en) * | 2005-08-26 | 2007-10-25 | Weaver Timothy H | Methods, apparatuses, and computer program products for delivering one or more television programs for viewing during a specified viewing interval |
JP2007180738A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Sony Corp | 画像データ記録装置、画像データ記録方法、およびプログラム |
US20070201833A1 (en) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Apple Inc. | Interface for defining aperture |
TW200916531A (en) | 2007-08-09 | 2009-04-16 | Alcon Inc | Ophthalmic lens materials containing chromophores that absorb both UV and short wavelength visible light |
US20090096876A1 (en) * | 2007-10-12 | 2009-04-16 | Tilman Herberger | System and method of automatically creating a multi/hybrid multimedia storage medium |
KR101402622B1 (ko) * | 2009-07-01 | 2014-06-09 | 삼성전자주식회사 | 영상표시장치 및 영상표시방법 |
US8687947B2 (en) | 2012-02-20 | 2014-04-01 | Rr Donnelley & Sons Company | Systems and methods for variable video production, distribution and presentation |
US9865205B2 (en) * | 2015-01-19 | 2018-01-09 | Himax Technologies Limited | Method for transmitting data from timing controller to source driver and associated timing controller and display system |
US20200296462A1 (en) | 2019-03-11 | 2020-09-17 | Wci One, Llc | Media content presentation |
US20200296316A1 (en) | 2019-03-11 | 2020-09-17 | Quibi Holdings, LLC | Media content presentation |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4729012A (en) * | 1985-08-30 | 1988-03-01 | Rca Corporation | Dual mode television receiver for displaying wide screen and standard aspect ratio video signals |
EP0549684B1 (en) * | 1990-09-19 | 1997-02-05 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method and apparatus for controlling presentation of displayed picture |
JP2928624B2 (ja) * | 1990-11-21 | 1999-08-03 | 株式会社日立製作所 | ワイド信号記録再生装置 |
US5122875A (en) * | 1991-02-27 | 1992-06-16 | General Electric Company | An HDTV compression system |
US5111292A (en) * | 1991-02-27 | 1992-05-05 | General Electric Company | Priority selection apparatus as for a video signal processor |
JPH0514866A (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-22 | Sony Corp | 映像信号伝送方法 |
JP3395196B2 (ja) * | 1992-01-27 | 2003-04-07 | ソニー株式会社 | 映像信号伝送方法及び再生装置 |
-
1993
- 1993-10-29 US US07/144,792 patent/US5400077A/en not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-10-13 DE DE69432743T patent/DE69432743T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-13 DE DE69432805T patent/DE69432805T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-13 ES ES99121650T patent/ES2196698T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-13 DK DK99121650T patent/DK0979008T3/da active
- 1994-10-13 AT AT94931887T patent/ATE241885T1/de active
- 1994-10-13 DK DK94931887T patent/DK0683956T3/da active
- 1994-10-13 WO PCT/US1994/011822 patent/WO1995012279A1/en active IP Right Grant
- 1994-10-13 DE DE69432441T patent/DE69432441T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-13 AT AT99121649T patent/ATE242578T1/de active
- 1994-10-13 JP JP7512694A patent/JP2925328B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-13 PT PT99121649T patent/PT979007E/pt unknown
- 1994-10-13 AT AT99121650T patent/ATE236486T1/de active
- 1994-10-13 PT PT99121650T patent/PT979008E/pt unknown
- 1994-10-13 AU AU80806/94A patent/AU671566B2/en not_active Expired
- 1994-10-13 EP EP94931887A patent/EP0683956B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-13 CA CA002150241A patent/CA2150241A1/en not_active Abandoned
- 1994-10-13 EP EP99121649A patent/EP0979007B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-13 DE DE0683956T patent/DE683956T1/de active Pending
- 1994-10-13 ES ES94931887T patent/ES2197171T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-13 EP EP99121650A patent/EP0979008B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-13 DK DK99121649T patent/DK0979007T3/da active
- 1994-10-13 ES ES99121649T patent/ES2197563T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-10-13 PT PT94931887T patent/PT683956E/pt unknown
- 1994-10-13 KR KR1019960702211A patent/KR100236030B1/ko not_active IP Right Cessation
-
2000
- 2000-08-07 HK HK00104907A patent/HK1025704A1/xx not_active IP Right Cessation
- 2000-08-22 HK HK00104945A patent/HK1025861A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2925328B2 (ja) | 単一アスペクト比で記憶された映画ディスクから多重アスペクト比信号を発生するシステム | |
JP2883735B2 (ja) | ソフトウェア担体の再生時の選択された言語での映画サブタイトルの表示 | |
JP3012335B2 (ja) | ディスク・ソフトウェア出版社がディスクの配給を制御できるようにするシステムおよび方法 | |
JP2887900B2 (ja) | 光ディスク上に記憶された同じ映画の複数のバージョンの再生を制御するシステムおよび方法 | |
JP2892159B2 (ja) | オーディオ・ビデオ・ディスク再生装置 | |
JP2942357B2 (ja) | ソフトウェア担体を確認するシステムおよび方法 | |
JP3272364B2 (ja) | 光ディスクを再生するシステム、再生装置と光ディスクを含むシステム、光ディスクを再生する方法、及び組み合わせられた再生装置と光ディスクとを作動させる方法 | |
JP2948911B2 (ja) | ソフトウェア担体の複数のオーディオ・トラックの再生を制御するシステムおよび方法 | |
US6408129B1 (en) | Method for processing a plurality of synchronized audio tracks, including phase inversion of a selected track |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080507 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090507 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090507 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100507 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100507 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110507 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110507 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120507 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130507 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130507 Year of fee payment: 14 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |