JP2925282B2 - データ転送回路 - Google Patents

データ転送回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 送受信レジスタ間のデータ転送をNτで行なうデータ
転送回路に関し、 ゲーテッドクロックの一時停止を行なったとき転送デ
ータに欠落を生ずることの防止を目的とし、 ゲーテッドクロックの発生と停止を検出しその出力と
データが有効であることを示す信号との論理積によって
生成される信号を用いて受信側のバッファ回路にデータ
を入力する如く構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は論理回路間のデータ転送方式に関し、特にレ
ジスタ−レジスタ間のデータ転送をNτ(N≧2)で行
なうデータ転送において、障害の探索やデバッグなどの
ため、クロックを一時停止した場合のデータの欠落を防
止し得るデータ転送方式に係る。
〔従来の技術〕
従来、論理回路内のレジスタ間のデータ転送は、該シ
ステムのクロックに同期して行なわれていた。近年、シ
ステムの処理速度の向上に伴い、サイクルタイムが高速
化して来ており、この場合、レジスタ−レジスタ間のデ
ータ遅延時間がシステムのサイクルタイム(τ)より大
きくなるような場合はレジスタ−レジスタ間のデータ転
送をNτ(N≧2)で行なわなければならない。このよ
うな、データ転送においては、τの値に応じて2τ転
送、3τ転送等と呼ぶ。ここで、2τ転送とは、データ
遅延時間がシステムサイクルタイムより大きく、システ
ムサイクルタイムの2倍より小さい場合のデータ転送で
あり、3τ転送とは、データ遅延時間がシステムサイク
ルタイムの2倍より大きく、システムサイクルタイムの
3倍より小さい場合のデータ転送である。
このようなデータ転送では、転送先へのデータの到着
が、若干の遅延を伴うことにはなるが、通常の動作を行
なっている限りでは特に不都合を生ずることはない。
〔発明が解決しようとする課題〕
論理回路において発生した障害について、その原因を
探索するためには、障害発生時点付近でクロックを止め
て、そのときの各部の状態を調べたり、クロックを1ク
ロックずつ歩進させて、各部の状態の推移を調査すると
云う方法が採られる。
ところが前述したような、データ転送をNτで行なう
ような方式においては、クロックを止めると、次にクロ
ックを与えたとき、その間にいくつかのデータが欠落す
るという問題点があった。
以下、その理由について説明する。第4図は従来のデ
ータ転送回路の例を示す図であって、50は出力回路、51
はNτ転送区間、52は入力回路、53はデータの有効性を
示すV信号を保持するレジスタ(VA)、54は同じくレジ
スタ(VB)、55は出力回路側で転送データを保持するレ
ジスタ(DA)、56は入力回路側で受信したデータを保持
するレジスタ(DB)を表わしている。また、Gは後述す
るGCLKを示している。
第5図は従来のデータ転送の例を示すタイムチャート
である。同図において、57はクロックを示しており、FC
LKは、基本クロック、GCLKはFCLKを基にシステム内各部
に供給され実際に使用されるためのクロックとして生成
されたクロックを示している。
また、58は第4図に示した出力回路50の各レジスタの
出力を示すものでVOはレジスタ53の出力、DOはレジスタ
55の出力、を示している。
さらに、59,60はそれぞれ2τ転送時、3τ転送時の
入力回路(第4図の入力回路52)のVI,DI、および、レ
ジスタ56(DB)へのデータのセットの状態を示してい
る。
同図において、GCLKは0〜4で一旦停止し、5で1ク
ロックパルスを送出して再び停止し、次に6,7と2クロ
ックパルスを送出してからまた、停止し、次に8,9,10と
3クロックパルスを送出してからも、再び停止し、11か
ら通常に戻ると言う状態が示されている。
このときの、出力回路側のデータが同図58のDOで示さ
れるようであるとき、入力回路側ではそれが例えば2τ
転送であれば、転送区間の遅延で第5図の59に示される
ように受信される。
同図で明らかなように転送区間で2τの遅延を生ずる
結果、転送データが入力回路側のレジスタ(第4図の5
6)にセットされるべきタイミングで、すでにGCLKが停
止してしまっているので、データ抜けが発生する(第5
図のD3,D6,D9等がこれに相当する)。
同様に数字符60で示す3τ転送時には、D2,D3,D6,D8,
D9が抜けていることが分かる。
上述のように従来のデータ転送方式においては、GCLK
を停止したとき、データの正常な転送が損なわれ、障害
解析などに支障を生ずると云う問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、データN
τ転送を行なう回路において、クロックの一時停止を行
なってもデータ抜けを生ずることのない制御方式を提供
することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、上述の目的は前記特許請求の範囲に
記載した手段により達成される。
一定の周期でシステムサイクルを発生するフリーラン
クロック(F)と、フリーランクロック(F)に同期
し、任意の周期で発生され、システム動作の契機となる
ゲーテッドクロック(G)と、データが有効であること
を示すデータバリッド信号(VO)とを用い、送信レジス
タと受信レジスタの間のデータ転送をNτ(N≧2)に
より行うデータ転送回路において、送信側に、ゲーテッ
ドクロックの発生と停止を検出してその結果を信号(GC
LKS)として出力する回路と、該信号(GCLKS)と前記バ
リッド信号(VO)との論理積からなる信号(GDO)を生
成する回路とを設けると共に、受信側に、受信レジスタ
としてバッファ回路(IQB)と、前記データと同じ区間
を、同じくNτ(N≧2)で転送された前記信号(GD
O)を受信し、当該受信した前記信号(GDO)がオンのと
き、受信データをバッファ回路(IQB)に入力するごと
く制御する手段とを設けたことを特徴とするデータ転送
回路である。
〔作用〕
第1図は本発明の原理を説明する図であって、1は出
力回路、2はNτ転送区間、3は入力回路、4はデータ
が有効であることを示すバリット信号を保持するレジス
タ、5は転送すべきデータを保持するレジスタ、6はゲ
ーテッドクロック検出回路、7はアンド回路、8はバッ
ファ制御回路、9はバッファ回路を表わしている。
同図において、ゲーテッドクロック検出回路6はシス
テム動作の契機となるゲーテッドクロックの発生および
その停止を検出してその結果を信号GCLKSとして出力す
る。すなわち、この例では、ゲーテッドクロックが発生
している間は信号GCLKSは“1"となり、ゲーテッドクロ
ックが停止すると信号GCLKSは“0"となる。
従って、バリッド信号が“1"(データが有効)であ
り、ゲーテッドクロックが発生している間は信号GDOは
“1"となる。
該信号GDOは、データと同じ区間をNτ転送される。
入力回路3側では受信した上記GDO信号を用いて、バッ
ファ制御回路8がバッファ回路に出力回路から転送され
て来たデータを格納する。
このとき、ゲーテッドクロックはすでに停止している
が、GDO信号はデータと同様に遅延して入力回路側に到
達して来るので、これとフリーランクロック(F)とに
より制御が行なわれる。
以上の動作により、ゲーテッドクロックが停止しても
出力回路から送られたデータは欠落することなく、その
総てを入力回路で受信することができる。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例を示す図であって、1〜9
はそれぞれ第1図の場合と同様であり、10,11はフリッ
プフロップ、12は排他的論理和回路を表わしている。
また、図中のFはフリーランクロック、Gはゲーテッ
ドクロックを表わしている。
第3図は本発明の実施例の動作の例を示すタイムチャ
ートであって、13はクロックであり、Fはフリーランク
ロック、Gはゲーテッドクロック、14は出力回路の信号
でDOはレジスタ5の出力(転送データ)、VOはレジスタ
4の出力(バリッド信号)、15はゲーテッドクロック検
出回路の出力であるGCLKS信号、16はGCLKS信号とバリッ
ド信号VOとの論理和の結果として生成される信号(GD
O)、17は2τ転送時の入力回路側のバリッド信号とデ
ータの状態、18は3τ転送時の入力回路側のバリッド信
号とデータの状態を示している。
以下第2図および第3図を用いて実施例の動作につい
て説明する。
第2図において、ゲーテッドクロック検出回路6は、
フリップフロップ10、フリップフロップ11、および排他
的論理和回路12とから構成されている。フリップフロッ
プ10はそのQ2出力が入力側に帰還されているので、ゲー
テッドクロック(G)が与えられる都度反転する。
フリップフロップ10の出力はフリップフロップ11に入
力され、フリーランクロック(F)によってフリップフ
ロップ11にセットされる。
フリップフロップ10の出力とフリップフロップ11の出
力は排他的論理和回路12によって排他的論理和が採ら
れ、その結果が信号GCLKSとして出力される。そして、
この信号GCLKSとバリッド信号VOとの論理積が論理積回
路7によって採られ、信号GDOが生成される。
これらの各信号とクロックとの関係を第3図に13〜16
として示している。
第3図では、ゲーテッドクロック(G)が4〜5の
間、5日6の間、7〜8の間、および10〜11の間で一時
停止した場合の各信号の状態を示している。
出力側がこのような状態にあるときの入力回路3の信
号VI、データDI、およびバッファ回路9へのデータのセ
ット等の様子は同図17あるいは18に示すようになる。す
なわち、2τ転送においての各部の信号は数字符17で示
す如く、データDIはDI−2τ、信号VIはVI−2τ、バッ
ファ回路9へのデータのセットは1QB−2τとして示さ
れるチャートのようになる。
また、3τ転送においての各部の信号は数字符18で示
されるようになり、DI−3τ、VI−3τ、1QB−3τは
それぞれ、それが3τ転送時のものであることを示して
いる。
これらの図から明らかなように、本発明では出力回路
側で、ゲーテッドクロックの発生、停止を検出して、こ
れによりバリッド信号の送出を制御すると共に、入力回
路側では受信したデータをバッファ制御回路8の制御に
より該データと同じ遅延時間を有するバリッド信号とフ
リーランクロック(F)を用いて、バッファ回路9に格
納するようにしている。すなわち、バッファ制御回路8
はフリーランクロック(F)により信号VIがオンの時バ
ッファ回路9に対して書込み制御信号を出力し、バッフ
ァ回路9はこの書込み制御信号により転送データ(DI)
を取り込む。信号VIとデータDIは互いに同期し、同じ遅
延時間であるので第3図のタイムチャートに示されるよ
うにデータの抜けは生じない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、障害探索やデ
バッグ等のため、システムのゲーテッドクロックを停止
させても常にデータを正常に転送することができるか
ら、その動作分析などを正確に行ない得る利点がある。
また、本発明のNの値はデータの転送時間のみに依存し
ているものであるので、データの遅延時間が変化しても
回路設定を変更する必要がないと言う利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を説明する図、第2図は本発明の
一実施例を示す図、第3図は実施例の動作の例を示すタ
イムチャート、第4図は従来のデータ転送回路の例を示
す図、第5図は従来のデータ転送の例を示すタイムチャ
ートである。 1……出力回路、2……Nτ転送区間、3……入力回
路、4,5……レジスタ、6……ゲーテッドクロック検出
回路、7……アンド回路、8……バッファ制御回路、9
……バッファ回路、10,11……フリップフロップ、12…
…排他的論理和回路、13……クロック、14……出力回路
の信号、15……GCLKS信号、16……GDO信号、17……2τ
転送時の入力回路側のバリッド信号とデータの状態、18
……3τ転送時の入力回路側のバリッド信号とデータの
状態。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の周期でシステムサイクルを発生する
    フリーランクロック(F)と、 フリーランクロック(F)に同期し、任意の周期で発生
    され、システム動作の契機となるゲーテッドクロック
    (G)と、 データが有効であることを示すデータバリッド信号(V
    O)とを用い、 送信レジスタと受信レジスタの間のデータ転送をNτ
    (N≧2)により行うデータ転送回路において、 送信側に、ゲーテッドクロックの発生と停止を検出して
    その結果を信号(GCLKS)として出力する回路と、該信
    号(GCLKS)と前記バリッド信号(VO)との論理積から
    なる信号(GDO)を生成する回路とを設けると共に、 受信側に、受信レジスタとしてバッファ回路(IQB)
    と、 前記データと同じ区間を、同じくNτ(N≧2)で転送
    された前記信号(GDO)を受信し、当該受信した前記信
    号(GDO)がオンのとき、受信データをバッファ回路(I
    QB)に入力するごとく制御する手段とを設けたことを特
    徴とするデータ転送回路。
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