JP2924356B2 - 光学文字読取装置 - Google Patents
光学文字読取装置Info
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- JP2924356B2 JP2924356B2 JP3245351A JP24535191A JP2924356B2 JP 2924356 B2 JP2924356 B2 JP 2924356B2 JP 3245351 A JP3245351 A JP 3245351A JP 24535191 A JP24535191 A JP 24535191A JP 2924356 B2 JP2924356 B2 JP 2924356B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学文字読取装置に関
し、特に名刺の文字を光学的に読み取る光学文字読取装
置に関する。
し、特に名刺の文字を光学的に読み取る光学文字読取装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来帳票上の文字を光学的に読み取る光
学文字読取装置は、読取対象となる帳票上の文字の方向
が予め定まっていない場合には、切り出された文字を認
識させ、複数の文字に対する認識辞書との照合結果で、
最も尤度の高い方向の配列を判定し、文字方向を決定す
ることが一般的に行なわれている。
学文字読取装置は、読取対象となる帳票上の文字の方向
が予め定まっていない場合には、切り出された文字を認
識させ、複数の文字に対する認識辞書との照合結果で、
最も尤度の高い方向の配列を判定し、文字方向を決定す
ることが一般的に行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の光学文字読
取装置は、読取対象文字が漢字を中心としているため、
1文字当り2000文字以上を認識辞書と総当り的に照
合せねばならず、さらに、上下左右の4方向に対する照
合も実行する必要があるため、高速な文字読取が困難で
あるという問題があった。
取装置は、読取対象文字が漢字を中心としているため、
1文字当り2000文字以上を認識辞書と総当り的に照
合せねばならず、さらに、上下左右の4方向に対する照
合も実行する必要があるため、高速な文字読取が困難で
あるという問題があった。
【0004】本発明の目的は上述した欠点を除去し、高
速な文字方向判定を可能とし、高速な文字読取装置を提
供することにある。
速な文字方向判定を可能とし、高速な文字読取装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光学文字読取装
置は、名刺に印刷された文字を光学的に読み取る光学文
字読取装置であって、通常の名刺には必ず印刷されてい
る郵便および電話番号に関する記号もしくは文字を含む
限定した数の印刷された文字の上下左右4方向を判定す
る認識辞書を有して、文字単位に切り出した文字と前記
認識辞書との照合によって名刺の印刷方向を判定して印
刷文字を読み取る構成を有する。
置は、名刺に印刷された文字を光学的に読み取る光学文
字読取装置であって、通常の名刺には必ず印刷されてい
る郵便および電話番号に関する記号もしくは文字を含む
限定した数の印刷された文字の上下左右4方向を判定す
る認識辞書を有して、文字単位に切り出した文字と前記
認識辞書との照合によって名刺の印刷方向を判定して印
刷文字を読み取る構成を有する。
【0006】また、本発明の光学文字読取装置は、前記
認識辞書を、印刷された文字の上下左右の4方向に対応
する4つの認識辞書とした構成を有する。
認識辞書を、印刷された文字の上下左右の4方向に対応
する4つの認識辞書とした構成を有する。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は、本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【0009】図1に示す実施例は、名刺の文字を一字ず
つ切り出す文字切出部11と、文字切出部1で切り出さ
れた文字と認識辞書との文字方向判定に関する照合を行
なう照合部12と、照合部12の照合結果によって文字
方向を判定する判定部17と、照合部12の照合処理に
必要な、上下左右照合用の4つの認識辞書(1)13,
認識辞書(2)14,認識辞書(3)15および認識辞
書(4)16と、文字方向の決定した印刷文字の識別処
理を行なう文字認識部18とを備えて成る。これら構成
中、文字切出部11と照合部12は、光学文字認識装置
で通常使用されているものである。
つ切り出す文字切出部11と、文字切出部1で切り出さ
れた文字と認識辞書との文字方向判定に関する照合を行
なう照合部12と、照合部12の照合結果によって文字
方向を判定する判定部17と、照合部12の照合処理に
必要な、上下左右照合用の4つの認識辞書(1)13,
認識辞書(2)14,認識辞書(3)15および認識辞
書(4)16と、文字方向の決定した印刷文字の識別処
理を行なう文字認識部18とを備えて成る。これら構成
中、文字切出部11と照合部12は、光学文字認識装置
で通常使用されているものである。
【0010】次に、本実施例の動作について説明する。
【0011】文字切出部11は、光学的に走査した名刺
上の文字イメージを文字単位で切り出し照合部12に供
給する。
上の文字イメージを文字単位で切り出し照合部12に供
給する。
【0012】照合部12は、文字単位で切り出された名
刺上の文字を、認識辞書(1)13〜認識辞書(4)1
6と照合する。
刺上の文字を、認識辞書(1)13〜認識辞書(4)1
6と照合する。
【0013】認識辞書(1)13〜認識辞書(4)16
は、通常の名刺には必ず記載される記号,文字に対する
4方向の認識辞書でそれぞれ図1に示すように、上,
左,下および右の4方向に対応した特定文字に関する標
準パタンを内蔵する。
は、通常の名刺には必ず記載される記号,文字に対する
4方向の認識辞書でそれぞれ図1に示すように、上,
左,下および右の4方向に対応した特定文字に関する標
準パタンを内蔵する。
【0014】名刺は、たとえば図2に示す如く、通常の
名刺ならば必ず郵便番号および電話番号に関する印刷が
行なわれている。郵便番号を指定する場合には、「郵政
省マーク,郵便番号」,電話番号を指定する場合は、
「TEL」,「電話機パタン」,「電話」などの記号も
しくは文字である。図2の場合は、郵便番号などの記号
もしくは文字である。図2の場合は、郵便番号を指定す
るものとして「TEL」の文字を利用している。
名刺ならば必ず郵便番号および電話番号に関する印刷が
行なわれている。郵便番号を指定する場合には、「郵政
省マーク,郵便番号」,電話番号を指定する場合は、
「TEL」,「電話機パタン」,「電話」などの記号も
しくは文字である。図2の場合は、郵便番号などの記号
もしくは文字である。図2の場合は、郵便番号を指定す
るものとして「TEL」の文字を利用している。
【0015】認識辞書(1)13〜認識辞書(4)16
にはそれぞれ方向のうちの指定方向に対応した上述した
文字,記号に関する標準パタンを予め登録してある。
にはそれぞれ方向のうちの指定方向に対応した上述した
文字,記号に関する標準パタンを予め登録してある。
【0016】名刺上に印刷される文字の方向は必ずしも
同一でなく、しかも名刺の印刷文字方向も必ずしも同一
でない。
同一でなく、しかも名刺の印刷文字方向も必ずしも同一
でない。
【0017】たとえば、図2に示す名刺を読み取る際に
は、文字切出部11で文字単位に切り出された文字パタ
ンごとに、認識辞書(1)13〜認識辞書(4)16と
照合部12で照合され、照合結果が2つのパタン間の距
離値として表現,出力される。この照合は、本実施例で
は文字認識で行なわれている一般的なテンプレートマッ
チングにもとづいて実行しているが他の認識方法によっ
てもよい。
は、文字切出部11で文字単位に切り出された文字パタ
ンごとに、認識辞書(1)13〜認識辞書(4)16と
照合部12で照合され、照合結果が2つのパタン間の距
離値として表現,出力される。この照合は、本実施例で
は文字認識で行なわれている一般的なテンプレートマッ
チングにもとづいて実行しているが他の認識方法によっ
てもよい。
【0018】判定部17は、4つの認識辞書との照合結
果にもとづいて、前述した距離値の最小の認識辞書の方
向を文字印刷方向として判定する。こうして、印刷方向
が判定されると、その方向の文字列に対して、他の文字
の認識処理を実行する。
果にもとづいて、前述した距離値の最小の認識辞書の方
向を文字印刷方向として判定する。こうして、印刷方向
が判定されると、その方向の文字列に対して、他の文字
の認識処理を実行する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、名刺上に
必ず印刷される数種類の文字または記号のそれぞれ4方
向の認識辞書との照合を実行することにより、文字方向
判定のために全文字に対する照合を行なう場合の100
倍以上の速度を得ることが可能である。
必ず印刷される数種類の文字または記号のそれぞれ4方
向の認識辞書との照合を実行することにより、文字方向
判定のために全文字に対する照合を行なう場合の100
倍以上の速度を得ることが可能である。
【0020】また、方向のみでなく郵便番号,電話番号
の位置も特定できるため、これに続く文字列が数字であ
る事も判断でき、認識処理能率をさらに向上させること
ができる効果がある。
の位置も特定できるため、これに続く文字列が数字であ
る事も判断でき、認識処理能率をさらに向上させること
ができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】名刺の一例を示す図である。
11 文字切出部 12 照合部 13 認識辞書(1) 14 認識辞書(2) 15 認識辞書(3) 16 認識辞書(4) 17 判定部 18 文字認識部
Claims (2)
- 【請求項1】 名刺に印刷された文字を光学的に読み取
る光学文字読取装置であって、通常の名刺には必ず印刷
されている郵便および電話番号に関する記号もしくは文
字を含む限定した数の印刷された文字の上下左右4方向
を判定する認識辞書を有して、文字単位に切り出した文
字と前記認識辞書との照合によって名刺の印刷方向を判
定して印刷文字を読み取ることを特徴とする光学文字読
取装置。 - 【請求項2】 前記認識辞書を、印刷された文字の上下
左右の4方向に対応する4つの認識辞書で構成したこと
を特徴とする請求項1記載の光学文字読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3245351A JP2924356B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 光学文字読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3245351A JP2924356B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 光学文字読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0581464A JPH0581464A (ja) | 1993-04-02 |
JP2924356B2 true JP2924356B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=17132385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3245351A Expired - Lifetime JP2924356B2 (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | 光学文字読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2924356B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4237215B2 (ja) | 2006-09-14 | 2009-03-11 | シャープ株式会社 | 画像読取システム、サーバ装置、画像読取装置、および端末装置 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP3245351A patent/JP2924356B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0581464A (ja) | 1993-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990406 |