JP2923439B2 - 向流式を組み合わせた直交流式冷却塔 - Google Patents

向流式を組み合わせた直交流式冷却塔

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JP2923439B2 JP6292041A JP29204194A JP2923439B2 JP 2923439 B2 JP2923439 B2 JP 2923439B2 JP 6292041 A JP6292041 A JP 6292041A JP 29204194 A JP29204194 A JP 29204194A JP 2923439 B2 JP2923439 B2 JP 2923439B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水量を多く処理できる
直交流式と、送風機直下の空間部分に充填物と散水装置
を組み込んだ向流式を1つの塔体内に配設して直交流式
熱交換部と向流式熱交換部で夫々熱交換を行わせ、塔体
内空間部分の有効利用と冷却容量のアップ及び塔体の小
形化を図るようにした向流式を組み合わせた直交流式冷
却塔に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷却塔は、空調設備、工業設備等幅広く
用いられているが、空調設備においてフロン規制により
ターボ冷凍機から吸収式冷凍機に変わりつつある。しか
しながら、同一冷凍容量に対し吸収式冷凍機用冷却塔
は、ターボ冷凍機用冷却塔に比べ入口水温が高く、水温
差も大きく、水量も多いため、冷却容量を大きく設定す
る必要がある。このため、吸収式冷凍機用冷却塔は、タ
ーボ冷凍機用冷却塔の1〜2サイズ大きい、冷却塔、具
体的には、1.5倍以上の容量を必要とし、さらに風量
アップを図るために塔体を大きくしているので設備面積
がそれだけ大きくなる。また、冷却塔の冷却方式には大
別して直交流式と向流式があり、大水量を処理するには
一般に直交流式が多く用いられ、一方、充填物の性能ア
ップを図り、塔体を小形化するには向流式が用いられ
る。特に、大型冷凍機用としての吸収式冷凍機に使用さ
れる冷却塔は、水量を多く処理するため一般に直交流式
が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷却塔におい
て、吸収式冷凍機に使用される冷却塔は、ターボ冷凍機
用冷却塔に比べ、同一冷凍容量に対し冷却容量を多く必
要とするが、ターボ冷凍機用冷却塔と同一冷却方式のた
め、塔本体が大きく平面積も大きくなり、かつ重量が重
く基礎の耐荷重アップが必要で、さらに設置面積が大き
くなるに伴い据付スペースを確保する必要がある。一
方、向流式の場合、単位面積当たりの処理水量が直交流
式の半分以下しかとれない欠点があり、反対に直交流式
の場合は、送風機直下の空間部分が大きく、塔本体の小
形化を阻害している要因となっている。また、風量アッ
プをした冷却塔においては、送風機の電動機容量が大き
くなり、さらに、年間運転で使用されるケースが多い場
合、集水槽内のストレーナの目詰まり、ボールタップの
作動等点検する頻度が増えて、従来の冷却塔では集水槽
は下部水槽のほぼ中央に設けられているため、点検に際
し塔体内に入らねばできない等の不具合が生じている。
本発明は、吸収式冷凍機用冷却塔においても、ターボ冷
凍機用冷却塔と同一又はそれ以下の大きさとするため、
1つの塔体内に直交流式熱交換部と、向流式熱交換部を
一体に組み込み、塔体内の空間部分の有効利用と冷却容
量のアップ及び塔体の小形化を図るとともに、集水槽に
備えたストレーナの目詰まり及びボールタップの作動の
点検を容易に行うことができる向流式を組み合わせた直
交流式冷却塔を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明の向流式を組み合わせた直交流式冷却塔
は、塔体内に、上部より送風機、上部水槽、直交流式充
填物、下部水槽並びにストレーナ及びボールタップを備
えた集水槽を配設し、直交流式充填物内において、上部
水槽から散水された冷却水と、送風機によって吸引され
た空気とが直角に交叉して、冷却水と空気とが直接接触
することにより熱交換し、冷却された水は下部水槽を介
して集水槽に集められ、一方、熱交換した空気は送風機
により冷却塔外へ放出されるようにした直交流式熱交換
部を形成するとともに、塔体内の前記直交流式充填物の
内側の送風機直下の空間に、散水装置と向流式充填物を
配設して向流式熱交換部を形成するようにした向流式を
組み合わせた直交流式冷却塔において、前記直交流式充
填物と向流式充填物を仕切板により区画し、前記直交流
式熱交換部と向流式熱交換部において兼用するようにし
た集水槽を、向流式充填物の直下に配設するとともに、
塔体側面の向流式充填物と集水槽の間に向流式充填物に
対する空気吸込口を開口し、該空気吸込口から集水槽に
備えたストレーナ及びボールタップを塔体外から点検で
きるようにしたことを特徴とする。
【0005】また、同じ目的を達成するため、本第2発
明の向流式を組み合わせた直交流式冷却塔は、塔体内
に、上部より送風機、上部水槽、直交流式充填物、下部
水槽並びにストレーナ及びボールタップを備えた集水槽
を配設し、直交流式充填物内において、上部水槽から散
水された冷却水と、送風機によって吸引された空気とが
直角に交叉して、冷却水と空気とが直接接触することに
より熱交換し、冷却された水は下部水槽を介して集水槽
に集められ、一方、熱交換した空気は送風機により冷却
塔外へ放出されるようにした直交流式熱交換部を形成す
るとともに、塔体内の前記直交流式充填物の内側の送風
機直下の空間に、散水装置と向流式充填物を配設して向
流式熱交換部を形成するようにした向流式を組み合わせ
た直交流式冷却塔において、前記直交流式充填物と向流
式充填物を仕切板により区画し、前記直交流式熱交換部
と向流式熱交換部において兼用するようにした集水槽
を、直交流式充填物の直下に配設するとともに、塔体側
面の直交流式充填物と集水槽の間に向流式充填物に対す
る空気吸込口を開口し、該空気吸込口から集水槽に備え
たストレーナ及びボールタップを塔体外から点検できる
ようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】この向流式を組み合わせた直交流式冷却塔は、
冷却塔体内に水量を多く処理できる直交流式熱交換部
と、送風機直下の空間部分に充填物と散水装置を組み込
み向流式熱交換部とを一体に組み合わせるようにして構
成し、直交流式熱交換部と向流式熱交換部とで個別的に
熱交換を行わせるようにするとともに、この向流式熱交
換部は、散水管の孔から噴出する水の反動で回転する回
転式又は数列の散水管の孔より散水される固定式の散水
装置、向流式充填物、冷却水のメインパイプで構成する
ようにする。そして、直交流式充填物と向流式充填物の
間は、向流式充填物の外側、すなわち、向流式充填物の
下端部より散水装置の上端までを仕切板で仕切り、直交
流式熱交換部と、向流式熱交換部として形成する。これ
により、負荷からの冷却水は、一方のメインパイプより
直交流式熱交換部へ送水される冷却水と、他方のメイン
パイプより向流式熱交換部へ送水される冷却水に分かれ
て供給される。そして、直交流式熱交換部では、上部水
槽より直交流式充填物(クロスフィリング)上に散水さ
れ、送風機によって吸収された空気とがクロスフィリン
グ内で直角に交叉し、直接接触による熱交換を行い、冷
却された水は下部水槽に集められる。一方、向流式熱交
換部では、回転式又は固定式散水装置により散水された
冷却水は、向流式充填物(カウンターフィリング)上に
散水され、送風機によって空気吸込口より吸収された空
気とがカウンターフィリング内で対向流に流れ、直接接
触による熱交換を行い、冷却された水は下部水槽に落
下、クロスフィリングにより冷却された水と混合され、
集水槽の管出口より負荷に送水される。この向流式熱交
換部の四面のうち、三面は側壁で囲まれ他の一面(直交
流式熱交換部との境)はカウンターフィリング外側に沿
って、カウンターフィリングの下端部より散水装置上端
まで仕切板が設けてあり、クロスフィリング、カウンタ
ーフィリング各々を通過した空気が、再び他のフィリン
グに吸い込まれないようにしているので、クロスフィリ
ング、カウンターフィリング各々を通過し、熱交換を終
えた高温多湿の空気は、塔体内上部で混合され、送風機
によって大気へ放出され、このため塔体内空間の有効利
用と冷却容量のアップを図ることができる。また、直交
流式熱交換部と向流式熱交換部において兼用するように
したストレーナ、ボールタップ、オーバーフロー、手動
給水口等を備えた集水槽を、向流式充填物の直下に配設
するとともに、塔体側面の向流式充填物と集水槽の間に
向流式充填物に対する空気吸込口を開口するか、又は直
交流式充填物の直下に配設するとともに、塔体側面の直
交流式充填物と集水槽の間に向流式充填物に対する空気
吸込口を開口するようにしているので、この空気吸込口
から集水槽に備えたストレーナ及びボールタップを塔体
外から点検することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の向流式を組み合わせた直交流
式冷却塔を図面に示す実施例に基づいて説明する。図1
に、本発明の向流式を組み合わせた直交流式冷却塔の第
1実施例を示す。図において、1は向流式を組み合わせ
た直交流式冷却塔であり、塔体2の片方、即ち図1にお
ける左側部分は直交流式熱交換部Aで、他方の図1にお
ける右側部分は向流式熱交換部Bを示す。
【0008】直交流式熱交換部Aは、塔体2の側面で直
交流式充填物(クロスフィリング)5に対向した位置に
開口した空気吸込口3、上部に配設した上部水槽4、こ
の上部水槽4の下方に充填配設したクロスフィリング
5、さらに、この下方に配設した直交流式用水槽6とに
より構成され、一方向、流式熱交換部Bは、塔体2の側
面下部全体に亘って開口した空気吸込口7、塔体2内上
部に配設した散水装置8、この散水装置の下方に配設し
た向流式充填物(カウンターフィリング)9、さらにこ
の下方に配設したカウンターフィリング受け10により
構成されている。
【0009】そして、クロスフィリング5の下方に配設
した直交流式用水槽6は塔体2内下部を向流式熱交換部
Bと仕切るようにしてカウンターフィリング9にほぼ近
接するようにして設けるとともに、さらに塔体2内の直
交流式熱交換部Aと向流式熱交換部Bとを仕切るように
してカウンターフィリング9の外側からクロスフィリン
グ5側には仕切板11が設けられ、さらに、塔体2の下
部には塔体底部全面に亘って直交流式熱交換部Aと向流
式熱交換部Bの双方からの冷却水を集めるようにして下
部水槽12を設け、また、カウンターフィリング9の直
下部分の下部水槽12にはストレーナ13、ボールタッ
プ14、冷却水出口管15等を具備した集水槽16が設
けられている。
【0010】塔体2の内部には、メインパイプ17,1
8が配管されていて、このメインパイプ17は上部水槽
4に、メインパイプ18は散水装置8に夫々接続されて
いる。さらに、塔体2の上部には、空気(大気)を吸収
する送風機19と送風機19を駆動するための電動機2
0が設けられる。
【0011】上述の如く構成した冷却塔において、負荷
側より熱エネルギーをもって戻ってきた冷却水は、メイ
ンパイプ17,18より入り、塔体2の内部を通り、メ
インパイプ17の冷却水は上部水槽4に、また、メイン
パイプ18の冷却水は散水装置8に夫々導かれる。そし
て、メインパイプ17より上部水槽へ導かれた冷却水
は、上部水槽4の孔よりクロスフィリング5の上部に散
水され、クロスフィリング5内を流れる。この時、送風
機19により、空気吸込口3より取り入れられた空気と
クロスフィリング5内で直角に交叉し、直接接触による
熱交換が行われ、冷却された水は直交流式用水槽6に集
められ、配水管21により下部水槽12に集められる。
【0012】また、メインパイプ18から散水装置8に
導かれ冷却水は、散水装置8の回転式又は固定式の散水
管の散水孔よりカウンターフィリング9の上部に散水さ
れる。散水された水はカウンターフィリング9内を流れ
るとき、前記送風機19により空気吸込口7から吸収さ
れた空気とカウンターフィリング9内で対向流に流れ、
直接接触による熱交換が行われ、冷却された冷却水は下
部水槽12に集められる。
【0013】このようにして塔体2内の直交流式熱交換
部Aと向流式熱交換部Bとにて夫々個別的に冷却された
冷却水は同じ下部水槽12に集められた後、集水槽16
へ導かれ、冷却水出口管15により再び負荷側へ戻され
る。
【0014】一方、塔体2内の直交流式熱交換部Aにお
けるクロスフィリング5、及び向流式熱交換部Bにおけ
るカウンターフィリング9内で各々熱交換され高温多湿
となった空気は、仕切板11により互いに混合されるこ
となく塔体2内上部に導かれた後、送風機19により大
気へ放出される。
【0015】このように、送風機19の直下に向流式熱
交換部Bのカウンターフィリング9を装備し、熱交換さ
せることで、塔体2の小形化が図れ、同時に平面積も小
さくすることができるとともに、集水槽16内のストレ
ーナ13の目詰まり、ボールタップ14の作動は、空気
吸込口7を外すことにより、外から容易に点検が可能で
ある。
【0016】図2に、本発明の向流式を組み合わせた直
交流式冷却塔の第2実施例を示す。この実施例は、片面
吸い込みとした向流式を組み合わせた直交流式冷却塔1
であり、直交流式熱交換部Aを、塔体2の側面でクロス
フィリング5に対向した位置に開口した空気吸込口3、
塔体2内上部より上部水槽4、この下方に充填配設した
クロスフィリング5、直交流式用水槽6を順次配設して
構成され、一方、向流式熱交換部Bを、塔体2内上部よ
り散水装置8、カウンターフィリング9、カウンターフ
ィリング受け10を順次配設して構成されるとともに、
塔体2の側面下部で空気吸込口3の下方位置の片面のみ
に開口するようにして空気吸込口7を開口するもので、
塔体2の片面より直交流式熱交換部Aと向流式熱交換部
Bの空気を吸い込むようにする。
【0017】そして、クロスフィリング5の下方に配設
した直交流式用水槽6は塔体2内下部を向流式熱交換部
Bと仕切るようにしてカウンターフィリング9にほぼ近
接するようにして設けるとともに、さらに、塔体2内の
直交流式熱交換部Aと向流式熱交換部Bとを仕切るよう
にしてカウンターフィリング9の外側からクロスフィリ
ング側には仕切板11が設けられ、さらに、塔体2の下
部には塔体底部全面に亘って直交流式熱交換部Aと向流
式熱交換部Bの双方からの冷却水を集めるようにして下
部水槽12を設け、また、直交流式熱交換部Aの直交流
式用水槽6の直下部分の下部水槽12には、ストレーナ
13、ボールタップ14、冷却水出口管15等を具備し
た集水槽16が設けらる。このため、直交流式吸込面の
反対側を壁体22とすることができるため、設置上空気
吸込距離を取る必要がなく、より小さい据付面積ですむ
ものとなる。なお、本実施例の、その他の構成及び作用
は、上記第1実施例にものと同様である。
【0018】
【発明の効果】本発明の向流式を組み合わせた直交流式
冷却塔によれば、大水量を処理できる直交流式熱交換部
と送風機直下の空間部分を利用して、充填物の効率アッ
プを図る向流式熱交換部を組み合わせることにより、大
水量でも塔体の小形化が図れ、同一冷凍容量に対し吸収
式冷凍機用でもターボ冷凍機用と同等又はそれ以下の平
面積とする冷却塔ができ、据付スペースを小さくするこ
とができる。また、直交流式充填物と向流式充填物を仕
切板により区画するようにしているため、直交流式充填
物又は向流式充填物を通過した空気が、再び他の充填物
に吸い込まれることがなく、塔体内上部で混合され、直
交流式熱交換部と向流式熱交換部において兼用するよう
にした送風機によって大気へ放出されるため、塔体内空
間の有効利用と冷却容量のアップを図ることができる。
さらに、直交流式熱交換部と向流式熱交換部において兼
用するようにしたストレーナ、ボールタップを備えた集
水槽を、向流式充填物の直下に配設するとともに、塔体
側面の向流式充填物と集水槽の間に向流式充填物に対す
る空気吸込口を開口するか、又は直交流式充填物の直下
に配設するとともに、塔体側面の直交流式充填物と集水
槽の間に向流式充填物に対する空気吸込口を開口するよ
うにしているので、この空気吸込口から集水槽に備えた
ストレーナ及びボールタップを塔体外から点検すること
ができ、点検を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の向流式を組み合わせた直交流式冷却塔
の第1実施例を示す正面断面図である。
【図2】本発明の向流式を組み合わせた直交流式冷却塔
の第2実施例を示す正面断面図である。
【符号の説明】
A 直交流式熱交換部 B 向流式熱交換部 1 冷却塔 2 塔体 3 空気吸込口 4 上部水槽 5 直交流式充填物(クロスフィリング) 6 直交流式用水槽 7 空気吸込口 8 散水装置 9 向流式充填物(カウンターフィリング) 10 カウンターフィリング受け 11 仕切板 12 下部水槽 13 ストレーナ 14 ボールタップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F28C 1/00 - 1/16 F28F 25/00 - 25/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塔体内に、上部より送風機、上部水槽、
    直交流式充填物、下部水槽並びにストレーナ及びボール
    タップを備えた集水槽を配設し、直交流式充填物内にお
    いて、上部水槽から散水された冷却水と、送風機によっ
    て吸引された空気とが直角に交叉して、冷却水と空気と
    が直接接触することにより熱交換し、冷却された水は下
    部水槽を介して集水槽に集められ、一方、熱交換した空
    気は送風機により冷却塔外へ放出されるようにした直交
    流式熱交換部を形成するとともに、塔体内の前記直交流
    式充填物の内側の送風機直下の空間に、散水装置と向流
    式充填物を配設して向流式熱交換部を形成するようにし
    た向流式を組み合わせた直交流式冷却塔において、前記
    直交流式充填物と向流式充填物を仕切板により区画し、
    前記直交流式熱交換部と向流式熱交換部において兼用す
    るようにした集水槽を、向流式充填物の直下に配設する
    とともに、塔体側面の向流式充填物と集水槽の間に向流
    式充填物に対する空気吸込口を開口し、該空気吸込口か
    ら集水槽に備えたストレーナ及びボールタップを塔体外
    から点検できるようにしたことを特徴とする向流式を組
    み合わせた直交流式冷却塔。
  2. 【請求項2】 塔体内に、上部より送風機、上部水槽、
    直交流式充填物、下部水槽並びにストレーナ及びボール
    タップを備えた集水槽を配設し、直交流式充填物内にお
    いて、上部水槽から散水された冷却水と、送風機によっ
    て吸引された空気とが直角に交叉して、冷却水と空気と
    が直接接触することにより熱交換し、冷却された水は下
    部水槽を介して集水槽に集められ、一方、熱交換した空
    気は送風機により冷却塔外へ放出されるようにした直交
    流式熱交換部を形成するとともに、塔体内の前記直交流
    式充填物の内側の送風機直下の空間に、散水装置と向流
    式充填物を配設して向流式熱交換部を形成するようにし
    た向流式を組み合わせた直交流式冷却塔において、前記
    直交流式充填物と向流式充填物を仕切板により区画し、
    前記直交流式熱交換部と向流式熱交換部において兼用す
    るようにした集水槽を、直交流式充填物の直下に配設す
    るとともに、塔体側面の直交流式充填物と集水槽の間に
    向流式充填物に対する空気吸込口を開口し、該空気吸込
    口から集水槽に備えたストレーナ及びボールタップを塔
    体外から点検できるようにしたことを特徴とする向流式
    を組み合わせた直交流式冷却塔。
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