JP2922853B2 - リボン付きシール及びその製造方法 - Google Patents

リボン付きシール及びその製造方法

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JP2922853B2 JP20353396A JP20353396A JP2922853B2 JP 2922853 B2 JP2922853 B2 JP 2922853B2 JP 20353396 A JP20353396 A JP 20353396A JP 20353396 A JP20353396 A JP 20353396A JP 2922853 B2 JP2922853 B2 JP 2922853B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リボン付きシール及び
その製造方法に関し、特にシール紙の一部に複写可能な
記入部分を設けたリボン付きシール及びそのリボン付き
シールの製造作業を自動化するためのリボン付きシール
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリボン付きシールとして、本出願
人の所有する特許第2085186号には、シール紙の
背面に前面に亘って接着剤層を形成し、その接着剤層の
一部を用いてリボン部材をシール紙の背面に一体的に貼
り付けたリボン付きシールが提案されている。このリボ
ン付きシールは、主にパーティ、各種集会、会議等にお
いて個々の参加者の衣服の一部に貼り付けてもらうこと
により、パーティ参加者であることを識別するために使
用されたり、或いは商品の包装に貼り付けることで装飾
用リボンとして使用される。
【0003】また、上記リボン付きシールの製造方法と
して、本出願人の所有する特許第2039814号に
は、背面に接着剤層が形成されたシールテープと、台紙
テープと、リボンテープとを合体ステーションに向けて
搬送し、台紙テープの一側部にリボンテープを載置し、
台紙テープの他端部にシールテープを貼着すると共に、
リボンテープの一部をシールテープの背面に貼着して所
定の外形を成すように打ち抜くことによりリボン付きシ
ールの製造作業を自動化したリボン付きシールの製造方
法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のリボン付きシールでは、特にパーティ、各種集会、
会議等において大勢の参加者が同じリボン付きシールを
付けているので、挨拶無しに出席者同士の名前や会社等
を知り合うことが難しい。このため、名札等のように出
席者同士を簡単に認知でき、名札より安価で手軽なリボ
ン付きシールが切望されている。
【0005】また、上記従来の自動化されたリボン付き
シールの製造方法では、シール紙の一部に複写可能な記
入部分を設けることができないので、製造コストが増大
する等の弊害がある。
【0006】本発明は、上述した課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、リボン付きシー
ルを名札等として使用でき、更に名札より安価で手軽な
リボン付きシールを提供することにある。
【0007】また、装飾用に用いる場合は、メッセージ
や差出人等の記入欄として使用でき、用途を拡大して利
便性を向上できるリボン付きシールを提供することにあ
る。
【0008】また、シール紙の一部に複写可能な記入部
分を設けたとしても、製造コストの増大を抑えるリボン
付きシールの製造方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明のリボン付きシールは、以
下の構成を備える。即ち、背面に接着剤層が形成され、
この接着剤層を介して台紙上に剥ぎ取り可能に貼着され
るシール紙と、該シール紙の背面の一部に前記接着剤層
を介して一部分を貼着され、他の部分を該シール紙より
外方に突出するようになされたリボン部材とを有するリ
ボン付きシールであって、前記シール紙の表面の一部分
に、表面の印字が裏面に転写可能な書込可能な部分が貼
着され、前記書込可能な部分は、手書き又は機械的印字
手段により直接的に印字可能な部分と、該印字可能な部
分に印字された文字等を複写可能なように該印字可能な
部分の下部に重ね合わされた複写可能な部分とを有する
2重構造とされ、該複写可能な部分の背面に前記シール
紙に貼着するための接着剤層が形成されている。
【0010】また、本発明のリボン付きシールの製造方
法は、以下の特徴を備える。即ち、補助台紙テープに剥
ぎ取り可能に仮着され、背面に第1の接着剤層が形成さ
れた第1のシールテープと、該第1のシールテープに貼
着するために背面に第2の接着剤層が形成され、表面の
印字が裏面に転写可能な手書き又は機械的印字手段によ
り直接的に印字可能な部分と、該印字可能な部分に印字
された文字等を複写可能なように該印字可能な部分の下
部に重ね合わされた複写可能な部分とを有する2重構造
の書込可能な部分を有する第2のシールテープとを第1
の合体ステーションに向けて搬送する第1の工程と、前
記第1のシールテープの一部分に、前記第2の接着剤層
を介して前記第2のシールテープを貼着する第2の工程
と、少なくとも前記第1のシールテープの一部分を所定
の第1の形状に打ち抜くと共に、前記補助台紙上から不
用部分を取り除く第3の工程と、前記補助台紙上に残る
前記第1のシールテープと第2のシールテープを含む素
材テープと、台紙テープと、リボンテープとを第2の合
体ステーションに向けて搬送する第4の工程と、前記台
紙テープの一側部に、前記リボンテープを載置する第5
の工程と、前記第2の合体ステーションにおいて、前記
台紙テープの他側部に、前記素材テープを前記第1の接
着剤層を介して貼着すると共に、前記リボンテープの一
部に、前記素材テープの一部を延在させて、このリボン
テープの一部が前記第1の接着剤層を介して素材テープ
の背面に貼着されるように重ねる第6の工程と、前記素
材テープとリボンテープとにまたがった状態で、所定の
第2の形状に打ち抜くと共に、前記台紙上から不用部分
を取り除く第7の工程とを具備する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につ
き、添付の図面を参照して詳細に説明する。 [リボン付きシールの構成]先ず、本発明に係る実施形
態のリボン付きシールの詳細構成について説明する。図
1は、本発明に係る実施形態のリボン付きシールの構成
を台紙上に貼着した状態で示す平面図である。図2は、
図1に示すリボン付きシールを台紙上に貼着した状態で
拡大して示す断面図である。図3Aは、図1に示すリボ
ン付きシールの機能を説明する斜視図である。
【0012】図1、図2に示すように、リボン付きシー
ル10は、長尺の台紙12の表面上に所定間隔置きに剥
ぎ取り可能に貼着されており、この台紙12上に所定間
隔置きに貼着された複数のシール紙16と、各シール紙
16の背面に貼着されたリボン部材18とを基本的に備
えている。
【0013】詳細には、上述したシール紙16の表面に
は、所定の模様・文字等のシールマーク20が予め描か
れており、本実施形態においては、模様は印圧によりエ
ンボス模様20aが浮き上がるように設定され、また、
文字20bは印刷により形成されるように設定されてい
る。このシール紙16の外形は任意の形状に設定されて
おり、これの背面には、全面に亘って、台紙12に貼着
するための、及びリボン部材18が貼着されるための接
着剤層22が形成されている。
【0014】また、リボン部材18は、シール紙16の
背面の下部に貼着されるリボン基体部と、この基体部か
らシール紙16の外方に突出するように形成されたリボ
ン脚部とから一体的に布地等から形成されている。
【0015】このように構成されたリボン部材18は、
そのリボン基体部が接着剤層22を介して、シール紙1
6の背面に貼着されるものである。そして、このように
リボン部材18がシール紙16の背面に貼着されること
により、図1に示すように、シール紙16は、これにリ
ボン脚部が一体的に付けられた状態で形成されている、
即ち、リボン付きシール10が台紙12上に貼着されて
いるように見えることになる。
【0016】尚、上述したリボン付きシール10は、長
尺の台紙12上に複数貼着されるように説明したが、こ
れに限定されることなく、例えば、1枚の台紙12上に
1つのリボン付きシール10が貼着される構成でも良
い。また、シール紙16の輪郭(外形)は、例えば、円
形、正方形、長方形、楕円形等のあらゆる形状に設定で
きる。
【0017】また、リボン付きシール10には、シール
紙16の一部に複写式の書込可能部30が設けられてい
る。この書込可能部30は、例えば、2重構造の感圧性
発色紙等である。書込可能部30は、シール紙16表面
の一部に接着剤層38を介して直接的に貼着される下部
複写紙36と、この下部複写紙36に剥離可能に仮着さ
れて重なる上部書込紙32とを備えている。下部複写紙
36と上部書込紙32とは、上部書込紙32の裏面に設
けられた加圧発色剤を含浸させたシリコン加工を施した
剥離剤及び接着剤層34により剥離可能に貼着されてい
る。尚、書込可能部30は、単に書き込むだけに用いる
ならば、2重構造の感圧性発色紙を貼着する必要は無
く、シール紙16のシールマーク20の一部に無地(例
えば、白地)の書込可能部を設けてもよい。また、書込
可能部を無地にしておけば、メッセージ等の種々の書き
込みが可能となる。
【0018】[書込可能部を設けた効果]次に、本実施
形態のリボン付きシールに書込可能部を設けた場合の効
果について説明する。図3B、図3Cは、本実施形態の
リボン付きシールの使用態様を示す図である。
【0019】例えば、図3Cに示すように、パーティ、
各種集会、会議等においてリボン付きシール10を名札
等の識別用リボンとして使用する場合は、図3Aに示し
たように、書込可能部30にホットスタンプ技術により
住所欄30a及び名前欄30bを設け、出席者毎にその
上部書込紙32の住所欄30a及び名前欄30bにボー
ルペン等で書き込んで上着等に貼り付けてもらえば良
い。また、図3Bに示すように、出席者毎にその上部書
込紙32の住所欄30a及び名前欄30bにボールペン
等で書き込んでもらった後、上部書込紙32を剥離して
別の記録台紙等に貼り付けておくことにより、出席者の
受付記録や控え、或いはパーティ等の出席者の記念アル
バムとして使用することができる。
【0020】このように、記入済みの上部書込紙32が
剥離されたリボン付きシール10は、下部複写紙36に
記入された住所や名前等が複写されているので、出席者
の衣服やその他の被貼着体に貼り付けることにより、名
札として機能するので出席者同士を簡単に認知でき、名
札より安価で手軽なものとなる。
【0021】また、出席者の住所や名前等が予め判明し
ている場合には、タイプ印字装置等を用いて印字するこ
とにより見栄えが更に良くなる。
【0022】[リボン付きシールの他の用途]次に、本
実施形態のリボン付きシールの他の用途について説明す
る。図4は、図1、図2、図3Aで説明したリボン付き
シールの平面図である。図5は、本実施形態のリボン付
きシールを装飾用に使用する場合の平面図である。図6
は、図1、図2、図3Aで説明したリボン付きシールの
書込可能部を別位置に設けた場合の平面図である。
【0023】図5に示すリボン付きシール13では、シ
ール紙16表面のシールマーク21のエンボス模様21
aや文字21bを装飾用に変更することにより、商品の
包装に貼り付けて装飾用リボンとして使用することもで
き、勿論名札としても使用できる。また、書込可能部3
0を無地にしてメッセージ記入欄として用いることもで
きる。
【0024】また、図6に示すリボン付きシール15で
は、書込可能部31をシール紙16に対して帯状に配置
することにより、名札等や装飾用リボンとしての見栄え
が向上する。
【0025】[リボン付きシールの製造方法]次に、以
上のように構成されるリボン付きシール10を製造する
ための製造装置及びリボン付きシール10の製造方法に
ついて、図7〜図11を参照して説明する。
【0026】本実施形態のリボン付きシール10は、補
助台紙(不図示)上に剥離可能に仮着されてロール状に
巻かれたシール原紙104を順次送り出しながら、エン
ボス模様20aや文字20b等のシールマーク処理を施
し、シール原紙104上に書込可能部原紙106を貼り
合わせ、ホットスタンプ(箔押印刷)を行ない、シール
原紙104の略下半分をシール紙16の下部外形線16
aに沿って打ち抜いて、不用部分108を補助台紙から
剥離除去しながら1次加工原紙110を巻取る第1加工
段階と、1次加工原紙110にリボンテープを貼着して
リボン付きシールの外形線に沿って打ち抜く第2加工段
階を経て製造される。
【0027】従って、以下では第1加工段階と第2加工
段階とに分けて、各加工段階での製造装置及び製造方法
について説明を進める。
【0028】<第1加工段階の製造装置>図7に示すよ
うに、第1加工段階のリボン付きシールの製造装置10
0は、図示しない土台上に固設された装置本体102を
備える。この装置本体102の上面は、長尺のシール原
紙104、書込可能部原紙106がこれに沿った状態で
走行することができるように平坦に形成されている。そ
して、この装置本体102の上方には、矢印Aで示すシ
ール原紙104の搬送方向に関して上流側から印刷及び
エンボス加工装置112、1次合体ステーション12
1、ホットスタンプ装置114、1次打抜き加工装置1
16とが設けられている。
【0029】印刷及びエンボス加工装置112は、シー
ル原紙供給軸118から張力調整ローラ120を介して
装置本体102の上面に送り出されたシール原紙に所定
のエンボス模様や文字印刷等(例えば、図4〜図6に示
す模様及び文字)の処理を行うために設けられている。
【0030】1次合体ステーション121では、ロール
状に巻かれた書込可能原紙106を貼合せローラ122
によりシール原紙104表面の所定箇所に貼り付ける。
【0031】ホットスタンプ装置114は、1次合体ス
テーション121で貼り合せた書込可能原紙106の所
定箇所に、図1に示すような住所欄30a及び名前欄3
0b等をスタンプ印刷するために設けられる。
【0032】1次打抜き加工装置116は、シール原紙
104の略下半分をシール紙16の下部外形線16aに
沿って打ち抜くために設けられている。
【0033】また、この装置本体102には、1次打抜
き加工装置116の下流側上方に1次分離ローラ124
及び張力調整ローラ126を介して不用部分108を補
助台紙から剥離して1次カス巻取り軸128で巻取るた
めに設けられる。
【0034】更に、この装置本体102の下流側側方に
は、3つの張力調整ローラ130、132、134を介
して不要部分が除去されたシール原紙104を1次加工
原紙110として巻取るために1次加工原紙巻取り軸1
36が設けられている。
【0035】<第1加工段階の製造工程>次に、第1加
工段階での1次加工原紙110の製造工程について図7
〜図11を参照して説明する。図8〜図11は、第1加
工段階での各製造工程における1次加工原紙の外観を示
す平面図である。
【0036】先ず、図8に示すように、シール原紙1
04をシール原紙供給軸118から張力調整ローラ12
0を介して装置本体102の上面に送り出し、印刷及び
エンボス加工装置112により、シール原紙104表面
に所定間隔でエンボス模様20aや文字印刷20b等
(例えば、図4〜図6に示す模様及び文字)の処理を施
す。
【0037】次に、図9に示すように、シール原紙1
04は1次合体ステーション121に送り出され、ロー
ル状に巻かれた長尺の書込可能原紙106を貼合せロー
ラ122によりシール原紙104表面の所定箇所に貼り
付ける。
【0038】次に、図10に示すように、書込可能原
紙106を貼り付けられたシール原紙104はホットス
タンプ装置114に送り出され、書込可能原紙106の
所定箇所に、図1に示すような住所欄30a及び名前欄
30b等をスタンプ印刷する。この時、書込可能原紙1
06は複写式になっているので、後で下部複写紙36と
なる部分にも同じ文字等が複写されている。
【0039】次に、図11に示すように、1次打抜き
加工装置116により、上記〜の工程を経て送り出
されるシール原紙104の略下半分をシール紙16の下
部外形線16aに沿って打ち抜く。
【0040】最後に、図7、図11に示すように、上
記の工程にて打ち抜かれたシール原紙104の不用部
分108を1次分離ローラ124及び張力調整ローラ1
26を介して補助台紙から剥離して1次カス巻取り軸1
28で巻取ると共に、3つの張力調整ローラ130、1
32、134を介して不用部分108が除去されたシー
ル原紙104を1次加工原紙110として1次加工原紙
巻取り軸136で巻取る。
【0041】<第2加工段階の製造装置>図12に示す
ように、第2加工段階のリボン付きシールの製造装置2
00は、図示しない土台上に固設された装置本体232
を備えている。この装置本体232の上面は、前述の1
次加工原紙110と、後述する2本のテープ60、62
がこれに沿った状態で走行することが出来るように平坦
に形成されている。そして、この装置本体232の直上
方には、スリット形成機構240が配設されており、こ
のスリット形成機構40の矢印Bで示す搬送方向に関し
て上流側に位置決めされた状態で、2次合体ステーショ
ン242が設けられている。
【0042】この2次合体ステーション242は、ここ
に供給されてきた1次加工原紙110と2本のテープ6
0、62を1次加工原紙110の裏面に形成される接着
剤層を介して互いに接着された状態で1本の素材テープ
66となるように合体するように構成されている。ま
た、上述したスリット形成機構240は、これと装置本
体232との間に搬送されてきた素材テープ66に、所
定のパターン(即ち、リボン付きシール全体の外形線)
で閉ループ状に構成されたスリット274(図15参
照)を所定の間隔を有して等ピッチで形成するように構
成されている。
【0043】ここで、各スリット274により取り囲ま
れた素材テープ66の内側の部分からリボン付きシール
10が各々画定され、外側の部分からシール不用部分が
画定されるものである。
【0044】尚、この2次合体ステーション242は、
ここに供給されてきた1次加工原紙110と2本のテー
プ60、62を互いに重ねられた状態で装置本体232
の上面上に圧接するために、圧接ローラ242aを図示
しない駆動機構により回転駆動された状態で備えてい
る。
【0045】この装置本体232の上方には、シール紙
16が打ち抜き形成される1次加工原紙110を供給す
る1次加工原紙供給機構250が配設されている。ここ
で、この1次加工原紙110は、図13に示すように、
補助台紙テープ64と、この補助台紙64に重ね合わさ
れたシール基材105と、このシール基材105の一部
に貼り付けられた書込可能原紙106とから構成されて
いる。そして、シール原紙104の背面には、将来にお
いてリボン付きシール10が形成された際に、上述した
接着剤層22が全面に亘って形成されており、この接着
剤層22を介して、補助台紙テープ64上に貼着(仮
着)されている。
【0046】一方、このシール基材105には、図示す
るように、将来切り抜かれることによりシール紙16と
なる部分に対応して、上述したシールマーク20が所定
間隔置きに予め形成されており、また、このシールマー
ク20の配設間隔と等しい間隔で、シール基材105の
図中上側縁に、定ピッチ送り用のインデックスマーク6
8が形成されている。
【0047】更に、このシール基材105には、将来、
リボン部材18が取り付けられる部分となる、搬送方向
に沿って延出する下部外形線16aが形成されている。
【0048】尚、上述した下部外形線16aは、各シー
ルマーク20の下方部分を横切る位置に設定されている
が、各シールマーク20に対応する部分において、これ
を避けるように、各シールマーク20の外形線に沿って
湾曲するように形成されている。換言すれば、シール基
材105は、下部外形線16aの直線部分を下縁線とし
て見た場合、各シールマーク20の下部に沿つて湾曲し
た曲線部分により規定される片が、側方に一体的に突出
した突出片として見なされることになる。即ち、このシ
ール基材105においては、その下縁から側方に突出し
た状態で、且つ、シールマーク20に対応した状態で、
複数の突出片が一体的に形成されていると見ることが出
来るものである。
【0049】一方、上述した1次加工原紙供給機構25
0は、図12に示すように、1次加工原紙110が長い
範囲で巻き付けられた1次加工原紙巻き付け体260を
回転自在に支持する1次加工原紙供給軸250aと、こ
の1次加工原紙供給軸250aと、2次合体ステーショ
ン242の圧接ローラ242aとの間に規定される第1
の供給路に順次介設された第1〜第3の張力調整ローラ
250b、250c、250dと、1次加工原紙110
の補助台紙64を巻き取る補助台紙巻き取り軸250e
とから構成されている。
【0050】尚、3本の張力調整ローラ250b、25
0c、250dの中で、最終のローラ250dは、分離
ローラとして機能し、この分離ローラ250dにおい
て、1次加工原紙巻き付け体260から繰り出された1
次加工原紙110は、2次合体ステーション242に向
けて搬送され続けるシール基材105と、補助台紙巻き
取り軸250eに向けて分離搬送される補助台紙64と
に分離されることになる。
【0051】2次合体ステーション242に供給される
1次加工原紙110は、図14に示すように、背面に全
面に亘って接着剤層22が形成されたシール基材105
のみとなり、しかも、このシール基材105が一番上に
位置するように設定されている。
【0052】また、上述した装置本体232の図12に
おける左側には、上述した台紙12を規定する台紙テー
プとしての台紙テープ60を供給する台紙テープ供給機
構262が配設されている。ここで、この台紙テープ6
0は、上述した補助台紙64と同じ幅に形成され、所定
長さに切断される事により台紙12を直接に構成する様
に形成されている。
【0053】そして、この台紙テープ供給機構262
は、図12に示すように、台紙テープ60が長い範囲で
巻き付けられた台紙テープ巻き付け体268を回転自在
に支持する台紙テープ供給軸262aと、この台紙テー
プ供給軸262aと、2次合体ステーション242の圧
接ローラ242aとの間に規定される第2の供給路に順
次介設された第1〜第3の張力調整ローラ262b、2
62c、262dとから構成されている。
【0054】ここで、シール基材105を供給する第1
の供給路と、台紙テープ60を供給する第2の供給路と
は、2次合体ステーション242において、シール基材
105の上縁と、台紙テープ60の上縁とが一致するよ
うに設定されている。尚、この台紙テープ60は、2次
合体ステーション242において、一番下に位置するよ
うになされている。
【0055】また、上述した装置本体232の図12に
おける左上方には、上述したリボン部材18を規定する
リボンテープ62を供給するリボンテープ供給機構27
0が配設されている。ここで、このリボンテープ62
は、布地製のリボンテープである。そして、このリボン
テープ62には、何等、接着剤層が形成されないように
設定されている。
【0056】そして、このリボンテープ供給機構270
は、リボンテープ62が長い範囲で巻き付けられたリボ
ンテープ巻き付け体272を回転自在に支持するリボン
テープ供給軸270aと、このリボンテープ供給軸27
0aと、2次合体ステーション242の圧接ローラ24
2aとの間に規定される第3の供給路に介設された張力
調整ローラ270bとから構成されている。
【0057】ここで、台紙テープ60を供給する第2の
供給路と、リボンテープ62を供給する第3の供給路と
は、2次合体ステーション242において、台紙テープ
60の下縁と、リボンテープ62の下縁とが実質的に一
致するように設定されている。尚、このリボンテープ6
2は、2次合体ステーション242において、中間に位
置するようになされている。
【0058】また、これら1次加工原紙110、台紙テ
ープ60、リボンテープ62が2次合体ステーション2
42において互いに重ね合わされた状態で合体されるこ
とにより形成される素材テープ66は、図15に示すよ
うに、台紙テープ60の表面上における図中下側に、単
に載置されたリボンテープ62と、この台紙テープ60
の上側に、接着剤層22を介して貼着されたシール基材
105とから構成されることになる。
【0059】そして、このリボンテープ62は、シール
基材105の上述したシールマーク20に対応した状態
で形成された複数の突出片の背面に設けられた接着剤層
22を介して、シール基材105の下側に間欠的に貼着
され、これにより、その位置を保持される様に設定され
ている。この結果、この素材テープ66は、1種類の接
着剤層22を介して、互いに接着された状態で、一体的
に構成されることとなる。
【0060】尚、上述したスリット形成機構240は、
このように構成された素材テープ66の、台紙テープ6
0上に重ねられたテープ類、詳細には、リボンテープ6
2と、シール基材105とに対して、図示するような複
数のスリット274を一度に形成するように構成されて
いる。ここで、各スリット274は、各リボン付きシー
ル10の外形線を規定するように閉ループ状に形成され
ており、詳細には、各シールマーク20から二又に分か
れたリボンが一体的に突出するように形成されている。
【0061】このようにして、本実施形態においては、
スリット274により囲まれる内側部分に含まれるシー
ル基材105によりシール紙16及び書込可能部30
が、また、リボンテープ62によりリボン部材18が夫
々規定されることになる。
【0062】また、図12に示すように、スリット形成
機構240よりも搬送方向Bに沿って前方に位置した状
態で、この素材テープ66を搬送方向Bに沿って搬送す
るための搬送ローラ276が配設されている。この搬送
ローラ276は、図示しない駆動機構により圧接ローラ
242aと同様に、回転駆動されるものである。
【0063】一方、この搬送ローラ276とスリット形
成機構240との間には、この素材テープ66の1回の
搬送動作の終了を検出して搬送動作を停止させるための
検出機構278が配設されている。この検出機構278
は、シール基材105に形成されたインデックスマーク
68を光学的に読み取るように構成されている。この検
出機構78は、図示しない駆動制御機構に接続され、こ
の駆動制御機構は、検出機構278により検出されたイ
ンデックスマーク68の数を計数し、この計数値がスリ
ット形成機構240において1回に形成することの出来
るスリット274の数に達すると、一旦、駆動機構によ
る駆動を停止して、素材テープ66の搬送状態を停止す
るよう設定されている。このようにして、この素材テー
プ66の搬送が停止されている間に、スリット形成機構
240が起動して、素材テープ66に複数のスリット2
74を一度に形成するよう設定されている。
【0064】また、上述した装置本体232の図中右上
方には、スリット274が形成された素材テープ66か
ら、このスリット274の外側に位置するカス部分を引
き剥すためのカス取り機構280が配設されている。こ
こで、このカス部分は、詳細には、スリット274の外
側に位置する所の、リボンテープ62の部分と、シール
基材105の部分とから構成されるものである。そし
て、このカス取り機構280に設けられたカス部分巻き
取り軸280aに、図15に示すように、台紙テープ6
0上から引き剥されたカス部分が巻き取られることによ
り、台紙テープ60上にリボン付きシール10が残され
て、台紙として機能する台紙テープ60上に複数のリボ
ン付きシール10が等間隔に連続的に貼着された状態で
形成されることとなる。
【0065】<第2加工段階の製造工程>次に、第2加
工段階でのリボン付きシール10の製造工程について図
12〜図15を参照して説明する。図13は1次加工原
紙の外観を示す平面図である。図14、図15は、第2
加工段階での各製造工程におけるシール基材、台紙テー
プ、リボンテープの状態を示す斜視図である。
【0066】この第2加工段階での製造工程において
は、先ず、準備動作が実施される。
【0067】この準備動作においては、1次加工原紙供
給機構250、台紙テープ供給機構262、リボンテー
プ供給機構270に夫々1次加工原紙110、台紙テー
プ60、リボンテープ62が巻き付けられた各巻き付け
体260、268、272を夫々取り付け、これらの巻
き付け体260、268、272から、1次加工原紙1
10、台紙テープ60、リボンテープ62を夫々取り出
して、2次合体ステーション242に向けて供給する。
【0068】一方、図14に示すように、2次合体ステ
ーション242において、1次加工原紙110、台紙テ
ープ60、リボンテープ62が合体され、図15に示す
1本の素材テープ66が形成された状態で、この素材テ
ープ66はスリット形成機構240と装置本体232と
の間にもたらされる。そして、この素材テープ66の先
端がスリット形成機構240の前方から突出させること
により、準備動作が終了する。
【0069】準備動作が完了すると、素材テープ66へ
のスリット形成動作が開始されると共に、駆動機構が起
動され、この素材テープ66の搬送動作が開始される。
そして、スリット形成機構240における1回のスリッ
ト形成動作が完了し、素材テープ66上に複数のスリッ
ト274が一度に形成されると、この複数のスリット2
74が形成された分の長さだけ、素材テープ66は搬送
され、停止する。この停止タイミングは、検出機構27
8によるインデックスマーク68の計数結果に基づき規
定されるものである。
【0070】即ち、駆動制御機構は、検出機構278か
らのインデックスマーク68の検出回数が、スリット形
成機構240における1回のスリット形成数に一致した
時点で、素材テープ66の搬送動作を停止するものであ
る。そして、この搬送動作が停止される度に、スリット
形成機構240においてスリット形成動作が起動され、
素材テープ66上に所定数のスリット274が形成され
ることになる。こようにして、素材テープ66が間欠送
りされることにより、この素材テープ66上には、複数
のスリット274が連続的に形成されることになる。
【0071】そして、こように素材テープ66にスリッ
ト274が形成された状態で更に前方に搬送されると、
カス取り動作が行なわれる。即ち、このカス取り動作に
おいては、各スリット274により取り囲まれる部分の
外側をかす部分と規定し、このカス部分を台紙として機
能する台紙テープ60上から引き剥すことにより行なわ
れるものである。
【0072】このようにカス取り動作が実施されること
により、台紙テープ60上には、複数のリボン付きシー
ル10が等間隔に貼着された状態で形成されることにな
る。
【0073】この後、この台紙テープ60を、リボン付
きシール10が貼着されていない部分で図示しない切断
機構を介して切断することにより、長尺の台紙12が形
成され、この台紙12上に複数のリボン付きシール10
が図1に示すように貼着された状態で形成されることに
なる。
【0074】以上説明したように、本実施形態のリボン
付きシールの製造方法によれば、シール原紙104の一
部分に、書込可能部原紙106をその接着剤層38を介
して貼着し、シール原紙104と書込可能部原紙106
とが重なった状態で下部外形線に沿って打ち抜いて、補
助台紙上から不用部分を取り除く動作を自動化でき、そ
の後の製造工程では従前の製造装置を流用することがで
きるので、製造コストの増大を抑えることができ、製造
時間の短縮化をも達成することができる。
【0075】尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲
で上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能であ
る。
【0076】例えば、シールマーク20の形状は、図示
したものに限定されることなく、任意に選択することが
できる。また、リボン部材18の材質は布地に限定され
ることなく、任意の材質、例えば、箔等を選択すること
も可能である。
【0077】更に、2次合体ステーション242に供給
されるシール基材105は、その下縁から突出片を一体
的に突出させるように説明したが、これに限定されるこ
となく、このような突出片を備えることなく、シール基
材105の下縁を直線状に設定しても良いものである。
【0078】
【発明の効果】以上のように、本発明のリボン付きシー
ルによれば、シール紙の表面の一部分に、表面の印字が
裏面に転写可能な書込可能な部分が貼着され、この書込
可能な部分は、手書き又は機械的印字手段により直接的
に印字可能な部分と、この印字可能な部分に印字された
文字等を複写可能なように印字可能な部分の下部に重ね
合わされた複写可能な部分とを有する2重構造とされ、
複写可能な部分の背面にシール紙に貼着するための接着
剤層が形成されていることにより、リボン付きシールを
名札等として使用する場合には、住所や名前等が書き込
まれた印字可能な部分を剥ぎ取って記録台紙等に貼り付
けて出席者リストを作成でき、名札より安価で手軽にな
る。
【0079】また、装飾用に用いる場合は、メッセージ
や差出人等の記入欄として使用でき、用途を拡大して利
便性を向上できる。
【0080】また、本発明のリボン付きシールの製造方
法によれば、第1のシールテープの一部分に、表面の印
字が裏面に転写可能な2重構造の書込可能な部分を有す
る第2のシールテープを貼着し、少なくとも第1のシー
ルテープの一部分を所定の第1の形状に打ち抜くことに
より、補助台紙上から不要部分を取り除く動作を自動化
でき、従前の製造装置を流用することができるので、製
造コストの増大を抑えることができる。
【0081】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態のリボン付きシールの構
成を台紙上に貼着した状態で示す平面図である。
【図2】図1に示すリボン付きシールを台紙上に貼着し
た状態で拡大して示す断面図である。
【図3A】図1に示すリボン付きシールの機能を説明す
る斜視図である。
【図3B】本実施形態のリボン付きシールの使用態様を
示す図である。
【図3C】本実施形態のリボン付きシールの使用態様を
示す図である。
【図4】図1、図2、図3Aで説明したリボン付きシー
ルの平面図である。
【図5】本実施形態のリボン付きシールを装飾用に使用
する場合の平面図である。
【図6】図1、図2、図3Aで説明したリボン付きシー
ルの書込可能部を別位置に設けた場合の平面図である。
【図7】第1加工段階のリボン付きシールの製造装置の
概略側面図である。
【図8】第1加工段階での各製造工程における1次加工
原紙の外観を示す平面図である。
【図9】第1加工段階での各製造工程における1次加工
原紙の外観を示す平面図である。
【図10】第1加工段階での各製造工程における1次加
工原紙の外観を示す平面図である。
【図11】第1加工段階での各製造工程における1次加
工原紙の外観を示す平面図である。
【図12】第2加工段階のリボン付きシールの製造装置
の概略側面図である。
【図13】第2加工段階での1次加工原紙の外観を示す
平面図である。
【図14】第2加工段階での各製造工程におけるシール
基材、台紙テープ、リボンテープの状態を示す斜視図で
ある。
【図15】第2加工段階での各製造工程におけるシール
基材、台紙テープ、リボンテープの状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
10、13、15…リボン付きシール 12…台紙 16…シール紙 16a…下部外形線 18…リボン部材 20…シールマーク 20a、21a…エンボス模様 20b,21b…印字文字 22…接着剤層 30、31…書込可能部 32…上部書込紙 34…剥離剤及び接着剤層 36…下部複写紙 38…接着剤層 60…台紙テープ 62…リボンテープ 64…補助台紙 66…素材テープ 68…インデックスマーク 100…1次加工段階の製造装置 104…シール原紙 105…シール基材 106…書込可能部原紙 108…不用部分 110…1次加工原紙 112…印刷及びエンボス加工装置 114…ホットスタンプ装置 116…1次打抜き加工装置 121…1次合体ステーション 200…2次加工段階の製造装置 242…2次合体ステーション 250…1次加工原紙供給機構 262…台紙テープ供給機構 270…リボンテープ供給機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09F 3/02 A44C 3/00 B31D 1/02 G09F 3/10

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面に接着剤層が形成され、この接着剤
    層を介して台紙上に剥ぎ取り可能に貼着されるシール紙
    と、該シール紙の背面の一部に前記接着剤層を介して一
    部分を貼着され、他の部分を該シール紙より外方に突出
    するようになされたリボン部材とを有するリボン付きシ
    ールであって、 前記シール紙の表面の一部分に、表面の印字が裏面に
    写可能な書込可能な部分が貼着され、 前記書込可能な部分は、手書き又は機械的印字手段によ
    り直接的に印字可能な部分と、該印字可能な部分に印字
    された文字等を複写可能なように該印字可能な部分の下
    部に重ね合わされた複写可能な部分とを有する2重構造
    とされ、該複写可能な部分の背面に前記シール紙に貼着
    するための接着剤層が形成されている ことを特徴とする
    リボン付きシール。
  2. 【請求項2】 前記書込可能な部分は、前記シール紙の
    外形線の一部に沿って設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載のリボン付きシール。
  3. 【請求項3】 前記書込可能な部分の背面には、前記複
    写可能な部分に対して剥ぎ取り可能に貼着するための接
    着剤層が形成されていることを特徴とする請求項1又は
    に記載のリボン付きシール。
  4. 【請求項4】 前記書込可能な部分は、前記シール紙の
    表面の一部分に形成された無地部分であることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリボン付き
    シール。
  5. 【請求項5】 補助台紙テープに剥ぎ取り可能に仮着さ
    れ、背面に第1の接着剤層が形成された第1のシールテ
    ープと、該第1のシールテープに貼着するために背面に
    第2の接着剤層が形成され、表面の印字が裏面に転写可
    能な手書き又は機械的印字手段により直接的に印字可能
    な部分と、該印字可能な部分に印字された文字等を複写
    可能なように該印字可能な部分の下部に重ね合わされた
    複写可能な部分とを有する2重構造の書込可能な部分を
    有する第2のシールテープとを第1の合体ステーション
    に向けて搬送する第1の工程と、 前記第1のシールテープの一部分に、前記第2の接着剤
    層を介して前記第2のシールテープを貼着する第2の工
    程と、 少なくとも前記第1のシールテープの一部分を所定の第
    1の形状に打ち抜くと共に、前記補助台紙上から不用部
    分を取り除く第3の工程と、 前記補助台紙上に残る前記第1のシールテープと第2の
    シールテープを含む素材テープと、台紙テープと、リボ
    ンテープとを第2の合体ステーションに向けて搬送する
    第4の工程と、 前記台紙テープの一側部に、前記リボンテープを載置す
    る第5の工程と、 前記第2の合体ステーションにおいて、前記台紙テープ
    の他側部に、前記素材テープを前記第1の接着剤層を介
    して貼着すると共に、前記リボンテープの一部に、前記
    素材テープの一部を延在させて、このリボンテープの一
    部が前記第1の接着剤層を介して素材テープの背面に貼
    着されるように重ねる第6の工程と、 前記素材テープとリボンテープとにまたがった状態で、
    所定の第2の形状に打ち抜くと共に、前記台紙上から不
    用部分を取り除く第7の工程とを具備することを特徴と
    するリボン付きシールの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の工程は、前記第1のシールテ
    ープの表面に所定間隔で所定の絵または文字等を形成す
    る第8の工程を有することを特徴とする請求項に記載
    のリボン付きシールの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第3の工程において、前記第2のシ
    ールテープは、前記第1のシールテープの外形線の一部
    に沿うように打ち抜かれることを特徴とする請求項5又
    は請求項6に記載のリボン付きシールの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記書込可能な部分の背面には、前記複
    写可能な部分に対して剥ぎ取り可能に貼着するための接
    着剤層が形成されていることを特徴とする請求項5乃至
    7のいずれか1項に記載のリボン付きシールの製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記第2のシールテープの表面に所定の
    絵又は文字等を形成する第9の工程を更に具備すること
    を特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に記載のリ
    ボン付きシールの製造方法。
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