JP2922670B2 - 画像処理システム及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理システム及び画像処理方法

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JP2922670B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の画像処理用演算ユ
ニットを備える画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理装置は、画像処理の演算が画像
以外のデータの演算に比べて計算量が多いことなどか
ら、汎用の計算機に画像処理専用のユニットを組み合わ
せたものが多い。しかも近年では、ひとつの汎用計算機
に複数の異なる画像処理専用ユニットを組み合わせて画
像処理システムを構成することが可能になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシステムにおいては、画像の処理ごとにどの画像処
理専用ユニットを用いるかを意識して、画像処理プログ
ラムの中でユニットの指定をする必要があった。このた
めプログラマに大きな負担がかかると共に、でき上がっ
たプログラムは柔軟性に欠け、システム構成を変更する
際や他のシステムにプログラムを移植するなどの際、プ
ログラム自体を大きく修正する必要があるといった欠点
があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、備えられた複数の画像処理専用ユニットのうち、処
理を実行するユニットをどれにするか、予め指定してお
かなくとも自動的に決定できるような画像処理システム
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理システムは次のような構成からな
る。すなわち、種類の異なる複数の画像処理用の演算ユ
ニットを備えた画像処理システムであって、処理対象画
像の大きさと各演算ユニットの性能とを表すパラメータ
に基づいて、各演算ユニットによる処理時間を算出する
算出手段と、前記算出手段によって得られた処理時間か
ら演算を実行する特定の演算ユニットを選出する選出手
段とを備える。
【0006】また、本発明の画像処理方法は次のような
構成からなる。すなわち、種類の異なる複数の画像処理
用の演算ユニットを用いる画像処理方法であって、処理
対象画像の大きさと各演算ユニットの性能とを表すパラ
メータに基づいて、各演算ユニットによる処理時間を算
出する算出工程と、前記算出工程によって得られた処理
時間から演算を実行する特定の演算ユニットを選出する
選出工程とを備える。
【0007】
【作用】上記構成により、本発明の画像処理システムで
はシステム中の各演算ユニットによる処理時間を算出
し、その値を基に最適な演算ユニットを選び出して演算
を行わせる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例として、画像処理専用ユニッ
トを2つ備えた画像処理装置の説明をする。
【0009】図1は本発明の実施例である画像処理装置
のシステム構成である。図中、11は汎用計算機の中央
演算処理装置(CPU)、12は主記憶、13・14は
それぞれ異なる種類の画像処理専用ユニット(IPU)
1・2である。画像処理は、主記憶12内に格納された
画像データを、同じく主記憶12内に格納された画像処
理アプリケーションプログラムを実行することで処理す
る。主記憶12内の画像処理プログラムは画像処理実行
中に画像処理ライブラリを呼び出して実行し、IPU1
・IPU2に場合によっては画像データを転送して演算
処理を行わせ、処理の効率化を図っている。
【0010】図2は上記の画像処理アプリケーションプ
ログラムやIPU等の関係を表したモジュール構成図で
ある。21は画像処理アプリケーションプログラム、2
2は21が呼び出す画像処理ライブラリである。23及
び24はそれぞれIPU1・2用のデバイスドライバで
ある。25は、どちらのIPUを使用するか決定するI
PU選択モジュールである。
【0011】次に図2を用いて動作の概略を述べる。画
像処理専用アプリケーション21は画像処理ライブラリ
22に用意された関数群を用いてプログラムされるが、
これらの関数を呼び出す際には、関数を実行するIPU
を指定する必要はない。画像処理ライブラリ22は、呼
び出された関数を実行するIPUが指定されていない場
合、IPU選択モジュール25を呼び出す。選択モジュ
ール25は画像処理内容に関して与えらえた条件と、内
部に保持しているIPUの画像処理内容ごとの性能デー
タとから、関数の演算に用いる適切なIPUを選択し、
その識別番号を戻り値として画像処理ライブラリ22へ
返す。画像処理ライブラリ22はこの識別番号の示すI
PUに対応するデバイスドライバ23・24のいずれか
を呼び出す。呼び出されたデバイスドライバ23あるい
は24は、それぞれIPU1あるいはIPU2を用いて
画像の演算を行う。
【0012】以上述べた処理を、図3・図4のフローチ
ャートで説明する。
【0013】図3は、アプリケーションプログラム21
から画像処理ライブラリ22の関数が呼び出されたとき
の処理である。
【0014】まず、関数の呼び出しにIPUの指定がさ
れているかテストする(S31)。指定されていれば
(S31−YES)、指定されたIPUで関数の演算を
実行する。指定されていなければIPU選択モジュール
2−5を呼び出して使用するIPUを決定する(S3
2)。IPUが決まったならそのIPUで関数の演算を
実行する(S33)。
【0015】図4は、図3のステップS32で表されて
いるIPU選択モジュール25の動作のフローチャート
である。IPU選択モジュールは呼び出される際、画像
処理内容を表現するパラメータとして画像処理の種類
(関数の処理内容)を示す識別番号(ipid)と、画
像の大きさ(size)とを呼び出し時に受け取る。画
像の大きさは画像の縦・横方向のドット数等で示されて
いる。まず、sizeを量子化して適当な整数値(S)
とする(ステップS41)。Sは画像の大きさを一元的
に表す数値である。次に、図5で示すIPU表51を用
いてIPU1の性能データ表52のアドレスを求める
(ステップS42)。
【0016】表51にはIPUの番号と、番号に対応し
た性能データ表のアドレスが登録されている。本実施例
ではIPUは2つ用意されており、性能表もIPU1・
IPU2の2つ分の表52・53が登録されている。性
能表にはipidと画像の大きさとから与えられる演算
処理に要する時間が記録されている。
【0017】さて、次にIPU1の性能データ表52を
用いて、与えられたipidと量子化された画像の大き
さSに対応する処理時間(time)を求める(ステッ
プS43)。timeが最小であれば、これとIPU識
別番号(uid)を保存し(ステップS44・S4
5)、すべてのIPUについて以上を繰り返す(ステッ
プS46)。最後に、timeが最小となったuidを
返して終了する。なお、IPU性能データ表は予めベン
チマークテストなどを行って作成しておく。
【0018】具体的な例を挙げれば、画面の大きさとi
pid=1をパラメタとして画像処理ライブラリを呼び
出す。画像の大きさから与えられたSの値は2であると
する。
【0019】まず、IPU1の性能データ表52を参照
する。S=2・ipid=1から演算の処理時間として
20という値が得られる。この時点では20が最小の処
理時間であるから、これを与えるIPU番号”1”を保
持する。次にIPU2の性能データ表53を参照する。
同じくS=2・ipid=1から引くと、演算時間は2
5となる。この値はIPU1の値よりも大きいから、保
持されるIPU番号は”1”のまま変わらない。IPU
は2つであり、すべてのIPUについて調べ終えたた
め、これでIPU選択モジュールでのIPU決定手順は
終える。使用するIPUはIPU1に決定された。
【0020】以上の様に、画像処理システムに備えられ
たIPUについての、予め用意された処理速度に関する
データさえあれば、画像処理アプリケーションプログラ
ムの実行時にIPUを割り当てていくことが可能であ
り、プログラムで指定する必要がない。このためシステ
ムのIPUが変わろうとも、作成されたアプリケーショ
ンプログラムは変更の必要がないし、従ってシステムの
IPUが交換されようとも、他の画像処理システムに移
植されようとも、アプリケーションはそのままで良い。
また、本実施例のシステムではIPUは2つ備えている
が、もちろん3つ以上でも良い。
【0021】
【他の実施例】前記実施例ではIPUの性能を表すパラ
メータとして画像処理の種類と画像の大きさとを用いた
が、より適切なユニット選択のために画像の深さ等、よ
り多くのパラメータを用いる方法が考えられる。
【0022】また、前記実施例では、IPU選択は表を
参照して行われているが、IPU表51の代わりに図6
の様に関数へのポインタを格納するIPU表を用いても
良い。この場合IPU表にリンクしているのは性能デー
タ表ではなく、処理時間timeを応答する性能関数で
ある。IPU1の演算時間を知るために、表52を検索
するためのパラメタを性能関数62のパラメタとして与
え、IPU1の処理時間を得る。同様にIPU2につい
ても性能関数から演算時間を得る。
【0023】表形式では表のエントリ数もおのずと限ら
れるため、パラメタの変動の幅をカバーし切れないこと
も有り得るが、関数であればパラメタの値の幅を広くカ
バーすることができる。また関数形式ならば、処理時間
を実測しなくとも論理的に処理時間を導くための関数を
そのまま利用できる。
【0024】更に発展させれば、人工知能型やファジイ
推論型のIPU選択モジュールを利用することも考えら
れる。こういったIPU選択モジュールを用いれば、よ
り合理的な資源の利用が可能となる。
【0025】なお、本発明は複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器からなるシス
テムに適用しても良いし、システムあるいは装置のプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できる。
【0026】
【発明の効果】以上説明した様に本発明に係る画像処理
装置は、備えられた複数の画像処理専用ユニットのう
ち、処理を実行するユニットをどれにするか、予め指定
しておかなくとも自動的に決定できるという効果が有
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のシステム構成の図である。
【図2】実施例のモジュール構成の図である。
【図3】画像処理ライブラリのフローチャートである。
【図4】画像処理専用ユニット選択モジュールのフロー
チャートである。
【図5】画像処理専用ユニット性能データ表である。
【図6】画像処理専用ユニット選択モジュールの模式図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00 - 1/20 G06F 15/16 380

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種類の異なる複数の画像処理用の演算ユ
    ニットを備えた画像処理システムであって、処理対象画像の大きさと各演算ユニットの性能とを表す
    パラメータに基づいて、 各演算ユニットによる処理時間
    を算出する算出手段と、 前記算出手段によって得られた処理時間から、演算を実
    行する特定の処理ユニットを選出する選出手段とを備え
    ることを特徴とする画像処理システム。
  2. 【請求項2】 前記演算手段は表を用いて処理時間を算
    出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記演算手段は関数を用いて処理時間を
    算出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 種類の異なる複数の画像処理用の演算ユ
    ニットを用いる画像処理方法であって、処理対象画像の大きさと各演算ユニットの性能とを表す
    パラメータに基づいて、 各演算ユニットによる処理時間
    を算出する算出工程と、 前記算出工程によって得られた処理時間から、演算を実
    行する特定の処理ユニットを選出する選出工程とを備え
    ることを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記演算工程は表を用いて処理時間を算
    出することを特徴とする請求項4に記載の画像処理方
    法。
  6. 【請求項6】 前記演算工程は関数を用いて処理時間を
    算出することを特徴とする請求項4に記載の画像処理方
    法。
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JP5017410B2 (ja) * 2010-03-26 2012-09-05 株式会社東芝 ソフトウェア変換プログラム、および、計算機システム

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