JP2921530B2 - 時分割交換装置 - Google Patents
時分割交換装置Info
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- JP2921530B2 JP2921530B2 JP12516991A JP12516991A JP2921530B2 JP 2921530 B2 JP2921530 B2 JP 2921530B2 JP 12516991 A JP12516991 A JP 12516991A JP 12516991 A JP12516991 A JP 12516991A JP 2921530 B2 JP2921530 B2 JP 2921530B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイウエイ上のデータ
を時分割交換する時分割交換装置に関する。
を時分割交換する時分割交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ボタン電話やPBX(構内交換機)等の
時分割交換装置においては、信号の時分割交換を行なう
メモリタイムスイッチは内部輻輳がない(ノン・ブロッ
キング)という利点によりタイムスイッチ(以下、Tス
イッチと呼ぶ)を1段で構成するのが一般的である。
時分割交換装置においては、信号の時分割交換を行なう
メモリタイムスイッチは内部輻輳がない(ノン・ブロッ
キング)という利点によりタイムスイッチ(以下、Tス
イッチと呼ぶ)を1段で構成するのが一般的である。
【0003】図8は、収容できる外線と内線が合わせて
128ポートである従来の時分割交換装置のメモリタイ
ムスイッチ部のブロック構成図である。
128ポートである従来の時分割交換装置のメモリタイ
ムスイッチ部のブロック構成図である。
【0004】同図において、1は時分割交換するメモリ
タイムスイッチ(以下、MTSと呼ぶ)であって、該M
TS1は、後述する入力ハイウエイ(以下、HWと呼
ぶ)から入力されるPCMデータを格納する通話メモリ
と、後述する出力ハイウエイ(以下、出力HWと呼ぶ)
に出力するための通話メモリ中のデータのアドレスを指
定する接続メモリとから構成されている。
タイムスイッチ(以下、MTSと呼ぶ)であって、該M
TS1は、後述する入力ハイウエイ(以下、HWと呼
ぶ)から入力されるPCMデータを格納する通話メモリ
と、後述する出力ハイウエイ(以下、出力HWと呼ぶ)
に出力するための通話メモリ中のデータのアドレスを指
定する接続メモリとから構成されている。
【0005】具体的には、MTS1は16本の入力ハイ
ウエイ(以下、入力HWと呼ぶ)111〜1116と、1
6本の出力HW121〜1216とを有するTスイッチ1
段構成となっていて、1本のHWには32のタイムスロ
ットが多重化されている。これにより16×32=51
2ポートのノンブロッキング時分割交換を実現してい
る。時分割交換は、「出力HWのあるタイムスロット
に、どの入力HWのタイムスロットを接続するか」接続
メモリの書き換えによって指定することで行なわれる。
ウエイ(以下、入力HWと呼ぶ)111〜1116と、1
6本の出力HW121〜1216とを有するTスイッチ1
段構成となっていて、1本のHWには32のタイムスロ
ットが多重化されている。これにより16×32=51
2ポートのノンブロッキング時分割交換を実現してい
る。時分割交換は、「出力HWのあるタイムスロット
に、どの入力HWのタイムスロットを接続するか」接続
メモリの書き換えによって指定することで行なわれる。
【0006】MTS1の第1〜第4入力HW111〜1
14には、通話路としての上りHW21〜24を介して、
外線i/f(インタフェース)及び内線i/f(インタ
フェース)からPCMデータが入力される。
14には、通話路としての上りHW21〜24を介して、
外線i/f(インタフェース)及び内線i/f(インタ
フェース)からPCMデータが入力される。
【0007】第5入力HW115には、上りHW25を介
してオプションのi/f(インタフェース)、例えばド
アホン等からのPCMデータが入力される。
してオプションのi/f(インタフェース)、例えばド
アホン等からのPCMデータが入力される。
【0008】第6入力HW116には、HW26を介して
トーン送出部6が接続されている。このトーン送出部6
は、ROM、アドレスカウンタ、P/S交換器よりな
り、発信音や呼出音等の各種トーンや後述する第1及び
第2レベルシフト部9、10のためのシフト量をPCM
データとして有し、そのPCMデータはHW26を介し
て第6入力HW116のタイムスロットに送出される。
トーン送出部6が接続されている。このトーン送出部6
は、ROM、アドレスカウンタ、P/S交換器よりな
り、発信音や呼出音等の各種トーンや後述する第1及び
第2レベルシフト部9、10のためのシフト量をPCM
データとして有し、そのPCMデータはHW26を介し
て第6入力HW116のタイムスロットに送出される。
【0009】第7入力HW117には、保留音送出部7
がHW27を介して接続されている。この保留音送出部
7はメロディーIC及びA/D変換器からなり、メロデ
ィー等の保留音をPCMデータとして有し、該PCMデ
ータがHW27を介して第7入力HW117のタイムスロ
ットに送出される。
がHW27を介して接続されている。この保留音送出部
7はメロディーIC及びA/D変換器からなり、メロデ
ィー等の保留音をPCMデータとして有し、該PCMデ
ータがHW27を介して第7入力HW117のタイムスロ
ットに送出される。
【0010】また、MTS1の第1〜第4出力HW12
1〜124からは、前記HW21〜24と対をなす下りHW
31〜34を介して、PCMデータが内線i/f(インタ
フェース)及び外線i/f(インタフェース)に出力さ
れる。
1〜124からは、前記HW21〜24と対をなす下りHW
31〜34を介して、PCMデータが内線i/f(インタ
フェース)及び外線i/f(インタフェース)に出力さ
れる。
【0011】第5出力HW125からは、上りHW25と
対をなす下りHW35を介して、オプションi/fにP
CMデータが出力される。
対をなす下りHW35を介して、オプションi/fにP
CMデータが出力される。
【0012】第6及び第7出力HW126、127にはH
W36、37を介して三者通話部8の入力側が接続され、
該三者通話部8の出力側は、HW28を介して第8入力
HW118に接続されている。三者通話部8は、RO
M、S/P変換器及びP/S変換器よりなり、第6出力
HW126の所定のタイムスロット上のPCMデータ
と、第7出力HW127の所定のタイムスロット上のP
CMデータとを加算して第8入力HW118に送出す
る。即ち、3人の加入者のうちの1人の加入者に、他の
2人の合成音声を聞かせることによって三者通話を実現
している。
W36、37を介して三者通話部8の入力側が接続され、
該三者通話部8の出力側は、HW28を介して第8入力
HW118に接続されている。三者通話部8は、RO
M、S/P変換器及びP/S変換器よりなり、第6出力
HW126の所定のタイムスロット上のPCMデータ
と、第7出力HW127の所定のタイムスロット上のP
CMデータとを加算して第8入力HW118に送出す
る。即ち、3人の加入者のうちの1人の加入者に、他の
2人の合成音声を聞かせることによって三者通話を実現
している。
【0013】第8及び第9出力HW128、129にはH
W38、39を介して第1レベルシフト部9の入力側が接
続され、この第1レベルシフト部9の出力側はHW29
を介して第9入力HW119に接続されている。また、
第10及び第11出力HW1210、1211には、第2レ
ベルシフト部10の入力側がHW310、311を介して接
続され、この第2レベルシフト部10の出力側はHW2
10を介して第10入力HW1110に接続されている。第
1及び第2レベルシフト部9、10はROM、S/P変
換器及びP/S変換器からなり、第8及び第10出力H
W128、1210上のPCMデータにより指定されるシ
フト量に従って、第9及び第11出力HW129、12
11上のPCMデータのレベルをシフトさせて、第9及び
第10入力HW119、1110に送出する。これによ
り、加入者からのPCMデータのレベルアップ及びレベ
ルダウンを実現している。
W38、39を介して第1レベルシフト部9の入力側が接
続され、この第1レベルシフト部9の出力側はHW29
を介して第9入力HW119に接続されている。また、
第10及び第11出力HW1210、1211には、第2レ
ベルシフト部10の入力側がHW310、311を介して接
続され、この第2レベルシフト部10の出力側はHW2
10を介して第10入力HW1110に接続されている。第
1及び第2レベルシフト部9、10はROM、S/P変
換器及びP/S変換器からなり、第8及び第10出力H
W128、1210上のPCMデータにより指定されるシ
フト量に従って、第9及び第11出力HW129、12
11上のPCMデータのレベルをシフトさせて、第9及び
第10入力HW119、1110に送出する。これによ
り、加入者からのPCMデータのレベルアップ及びレベ
ルダウンを実現している。
【0014】第12出力HW1212はHW211を介して
第11入力HW1111にダイレクトに接続されている。
これは、多数の内線電話機に着信音を送出する場合に、
鳴動の断続のタイミング制御の負担を軽減させるためで
ある。
第11入力HW1111にダイレクトに接続されている。
これは、多数の内線電話機に着信音を送出する場合に、
鳴動の断続のタイミング制御の負担を軽減させるためで
ある。
【0015】第12〜第16入力HW1112〜1116に
はHW212〜216を介して所定のPCMデータが入力さ
れ、また、第13〜第16出力HW1213〜1216から
は、HW313〜316を介して所定のPCMデータが出力
されるようになっているが、この従来例においてはこれ
ら第12〜第16入力HW1112〜1116及び第13〜
第16出力HW1213〜1216は未使用状態とされてい
る。そして、収容回線数の増大時にこれら第12〜第1
6入力HW1112〜1116及び第13〜第16出力HW
1213〜1216が適当に使用される。
はHW212〜216を介して所定のPCMデータが入力さ
れ、また、第13〜第16出力HW1213〜1216から
は、HW313〜316を介して所定のPCMデータが出力
されるようになっているが、この従来例においてはこれ
ら第12〜第16入力HW1112〜1116及び第13〜
第16出力HW1213〜1216は未使用状態とされてい
る。そして、収容回線数の増大時にこれら第12〜第1
6入力HW1112〜1116及び第13〜第16出力HW
1213〜1216が適当に使用される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の時
分割交換装置においては、三者通話(会議通話)、レベ
ルシフト、トーン(デジタル音)送出等の機能を実現す
るためには、通話路としての第1〜第4入力HW111
〜114及び第1〜第4出力HW121〜124の他に専
用の入出力HWが必要となる。したがって、MTSは実
際に音声交換が行われるポート数に比べて大容量のもの
が必要となるため、次のような問題点があった。
分割交換装置においては、三者通話(会議通話)、レベ
ルシフト、トーン(デジタル音)送出等の機能を実現す
るためには、通話路としての第1〜第4入力HW111
〜114及び第1〜第4出力HW121〜124の他に専
用の入出力HWが必要となる。したがって、MTSは実
際に音声交換が行われるポート数に比べて大容量のもの
が必要となるため、次のような問題点があった。
【0017】すなわち、 (1) 大容量のMTSが必要となるため、コストアッ
プを招く。
プを招く。
【0018】(2) 回線数によっては未使用のハイウ
エイが増えるのでハードウェアが無駄になり不経済であ
る。
エイが増えるのでハードウェアが無駄になり不経済であ
る。
【0019】(3) MTSの容量が大きくなると、内
部での多重が高度になり速度が増大する。すなわち、例
えば8KHzPCMの場合、1周期125μsecの間
に全ての入力HWからのデータを書きこみ、全ての出力
HWにデータを読み出すことが必要となるため、容量即
ちHWの本数が増大する程、メモリの読み書きを高速で
行わなければならず、速度が増大する。したがって、M
TS内の構成メモリはアクセスタイムの短い高速のもの
が必要となり、コストアップを招く。等の問題点があっ
た。
部での多重が高度になり速度が増大する。すなわち、例
えば8KHzPCMの場合、1周期125μsecの間
に全ての入力HWからのデータを書きこみ、全ての出力
HWにデータを読み出すことが必要となるため、容量即
ちHWの本数が増大する程、メモリの読み書きを高速で
行わなければならず、速度が増大する。したがって、M
TS内の構成メモリはアクセスタイムの短い高速のもの
が必要となり、コストアップを招く。等の問題点があっ
た。
【0020】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、デジタル音送出や音声レベルシフト等の機能を有す
るものでありながら、コストダウン、及びハードウエア
の有効利用を図った時分割交換装置を提供することを目
的とする。
で、デジタル音送出や音声レベルシフト等の機能を有す
るものでありながら、コストダウン、及びハードウエア
の有効利用を図った時分割交換装置を提供することを目
的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る時分割交換装置は、第1のMTSと、第
2のMTSと、レベルシフト手段と、シフト量データ送
出手段と、保留音データ送出手段とを備え、内線i/f
及び外線i/fからの上りHWが、前記第1のMTSの
第1の入力HWに接続されると共に、内線i/f及び外
線i/fへの下りHWが、前記第2のMTSの第1の出
力HWに接続され、さらに、前記第1のMTSの第1の
出力HWと前記第2のMTSの第1の入力HWとが、中
継HWを介して接続され、前記中継HWのタイムスロッ
ト数が、前記上りHWのタイムスロット数及び前記下り
HWのタイムスロット数と同数とされ、前記第2のMT
Sの第2の出力HWと前記第1のMTSの第2の入力H
Wとが、接続HWを介して接続され、前記レベルシフト
手段の入力は、前記第1のMTSの第2の出力HWに接
続されると共に、前記レベルシフト手段の出力は、前記
第1のMTSの第3の入力HWに接続され、さらに、前
記シフト量データ送出手段の出力は、前記第2のMTS
の第2の入力HWに接続されると共に、前記保留音デー
タ送出手段の出力は、前記第2のMTSの第3の入力H
Wに接続され、前記上りHWからの音声データをレベル
シフトして交換する場合は、前記音声データが入力され
る前記第1のMTSの第1の入力HWを前記第1のMT
Sの第2の出力HWに接続し、前記シフト量データ送出
手段からのシフト量データを前記第2のMTSの第2の
入力HWに入力すると共に、該第2の入力HWを前記第
2のMTSの第2の出力HWに接続し、前記接続HWを
介して前記シフト量データを前記第2のMTSの第2の
出力HWから前記第1のMTSの第2の入力HWに転送
すると共に、第1のMTSの第2の入力HWを第1のM
TSの第2の出力HWに接続し、前記レベルシフト手段
によりレベルシフトされた音声データを前記第1のMT
Sの第3の入力HWに入力すると共に、前記第1のMT
Sの第3の入力HWを該第1のMTSの第1の出力HW
に接続し、前記第2のMTSの第1の入力HWを前記第
2のMTSの第1の出力HWに接続して前記レベルシフ
トされた音声データを前記下りHWに出力し、前記保留
音データ送出手段からの保留音データをレベルシフトし
て交換する場合は、前記保留音データが入力される前記
第2のMTSの第3の入力HWを前記第2のMTSの第
2の出力HWに接続し、さらに、前記接続HWを介して
前記第2のMTSの第2の出力HWから前記第1のMT
Sの第2の入力HWに前記保留音データを転送すると共
に、該第2の入力HWを前記第1のMTSの第2の出力
HWに接続し、前記シフト量データ送出手段からのシフ
ト量データを前記第2のMTSの第2の入力HWに入力
すると共に、該第2の入力HWを前記第2のMTSの第
2の出力HWに接続し、前記接続HWを介して前記第2
のMTSの第2の出力HWから前記第1のMTSの第2
の入力HWに前記シフト量データを転送すると共に、前
記第1のMTSの第2の入力HWを前記第1のMTSの
第2の出力HWに接続し、前記レベルシフト手段により
レベルシフトされた保留音データを前記第1のMTSの
第3の入力HWに入力すると共に、前記第1のMTSの
第3の入力HWを前記第1のMTSの第1の出力HWに
接続し、前記第2のMTSの第1の入力HWを前記第2
のMTSの第1の出力HWに接続して前記レベルシフト
された保留音データを前記下りHWに出力することを特
徴としている。
に本発明に係る時分割交換装置は、第1のMTSと、第
2のMTSと、レベルシフト手段と、シフト量データ送
出手段と、保留音データ送出手段とを備え、内線i/f
及び外線i/fからの上りHWが、前記第1のMTSの
第1の入力HWに接続されると共に、内線i/f及び外
線i/fへの下りHWが、前記第2のMTSの第1の出
力HWに接続され、さらに、前記第1のMTSの第1の
出力HWと前記第2のMTSの第1の入力HWとが、中
継HWを介して接続され、前記中継HWのタイムスロッ
ト数が、前記上りHWのタイムスロット数及び前記下り
HWのタイムスロット数と同数とされ、前記第2のMT
Sの第2の出力HWと前記第1のMTSの第2の入力H
Wとが、接続HWを介して接続され、前記レベルシフト
手段の入力は、前記第1のMTSの第2の出力HWに接
続されると共に、前記レベルシフト手段の出力は、前記
第1のMTSの第3の入力HWに接続され、さらに、前
記シフト量データ送出手段の出力は、前記第2のMTS
の第2の入力HWに接続されると共に、前記保留音デー
タ送出手段の出力は、前記第2のMTSの第3の入力H
Wに接続され、前記上りHWからの音声データをレベル
シフトして交換する場合は、前記音声データが入力され
る前記第1のMTSの第1の入力HWを前記第1のMT
Sの第2の出力HWに接続し、前記シフト量データ送出
手段からのシフト量データを前記第2のMTSの第2の
入力HWに入力すると共に、該第2の入力HWを前記第
2のMTSの第2の出力HWに接続し、前記接続HWを
介して前記シフト量データを前記第2のMTSの第2の
出力HWから前記第1のMTSの第2の入力HWに転送
すると共に、第1のMTSの第2の入力HWを第1のM
TSの第2の出力HWに接続し、前記レベルシフト手段
によりレベルシフトされた音声データを前記第1のMT
Sの第3の入力HWに入力すると共に、前記第1のMT
Sの第3の入力HWを該第1のMTSの第1の出力HW
に接続し、前記第2のMTSの第1の入力HWを前記第
2のMTSの第1の出力HWに接続して前記レベルシフ
トされた音声データを前記下りHWに出力し、前記保留
音データ送出手段からの保留音データをレベルシフトし
て交換する場合は、前記保留音データが入力される前記
第2のMTSの第3の入力HWを前記第2のMTSの第
2の出力HWに接続し、さらに、前記接続HWを介して
前記第2のMTSの第2の出力HWから前記第1のMT
Sの第2の入力HWに前記保留音データを転送すると共
に、該第2の入力HWを前記第1のMTSの第2の出力
HWに接続し、前記シフト量データ送出手段からのシフ
ト量データを前記第2のMTSの第2の入力HWに入力
すると共に、該第2の入力HWを前記第2のMTSの第
2の出力HWに接続し、前記接続HWを介して前記第2
のMTSの第2の出力HWから前記第1のMTSの第2
の入力HWに前記シフト量データを転送すると共に、前
記第1のMTSの第2の入力HWを前記第1のMTSの
第2の出力HWに接続し、前記レベルシフト手段により
レベルシフトされた保留音データを前記第1のMTSの
第3の入力HWに入力すると共に、前記第1のMTSの
第3の入力HWを前記第1のMTSの第1の出力HWに
接続し、前記第2のMTSの第1の入力HWを前記第2
のMTSの第1の出力HWに接続して前記レベルシフト
された保留音データを前記下りHWに出力することを特
徴としている。
【0022】
【作用】上記構成によれば、第1のMTSの第1の出力
HWと第2のMTSの第1の入力HWとが、上りHW及
び下りHWの各々タイムスロット数と同数のタイムスロ
ット数を有する中継HWを介して接続されているので、
MTSを2段構成にしても輻輳が生じることなく、時分
割にデータ通信を行うことができる。
HWと第2のMTSの第1の入力HWとが、上りHW及
び下りHWの各々タイムスロット数と同数のタイムスロ
ット数を有する中継HWを介して接続されているので、
MTSを2段構成にしても輻輳が生じることなく、時分
割にデータ通信を行うことができる。
【0023】上りHWからの音声データをレベルシフト
して交換する場合は、上りHWからの音声データが第1
のMTSの第1の入力HW及び第2の出力HWを経てレ
ベルシフト手段に供給される一方で、シフト量データ送
出手段から出力されるシフト量データが第2のMTSの
第2の入力HW及び第2の出力HW、接続HWを経て第
1のMTSの第2の入力HWに転送される。そして、前
記レベルシフト手段ではシフト量データにしたがって音
声データがレベルシフトされて第1のMTSの第3の入
力HWに供給される。次いで、レベルシフトされた音声
データは第1のMTSの第3の入力HW及び第1の出力
HW、中継HW、第2のMTSの第1の入力HW及び第
1の出力HWを経て下りHWに出力される。
して交換する場合は、上りHWからの音声データが第1
のMTSの第1の入力HW及び第2の出力HWを経てレ
ベルシフト手段に供給される一方で、シフト量データ送
出手段から出力されるシフト量データが第2のMTSの
第2の入力HW及び第2の出力HW、接続HWを経て第
1のMTSの第2の入力HWに転送される。そして、前
記レベルシフト手段ではシフト量データにしたがって音
声データがレベルシフトされて第1のMTSの第3の入
力HWに供給される。次いで、レベルシフトされた音声
データは第1のMTSの第3の入力HW及び第1の出力
HW、中継HW、第2のMTSの第1の入力HW及び第
1の出力HWを経て下りHWに出力される。
【0024】また、保留音データ送出手段からの保留音
データをレベルシフトして交換する場合は、保留音デー
タ送出手段から出力される保留音データが第2のMTS
の第3の入力HW及び第2の出力HW、接続HWを経て
第1のMTSの第2の入力HWに供給される一方で、シ
フト量データ送出手段から出力されるシフト量データが
第2のMTSの第2の入力HW及び第2の出力HW、接
続HWを経て第1のMTSの第2の入力HWに転送され
る。次いで、保留音データはレベルシフト手段によりレ
ベルシフトされて第1のMTSの第3の入力HWに供給
され、第1のMTSの第1の出力HW、中継HW、第2
のMTSの第1の入力HW及び第1の出力HWを経て下
りHWに出力される。
データをレベルシフトして交換する場合は、保留音デー
タ送出手段から出力される保留音データが第2のMTS
の第3の入力HW及び第2の出力HW、接続HWを経て
第1のMTSの第2の入力HWに供給される一方で、シ
フト量データ送出手段から出力されるシフト量データが
第2のMTSの第2の入力HW及び第2の出力HW、接
続HWを経て第1のMTSの第2の入力HWに転送され
る。次いで、保留音データはレベルシフト手段によりレ
ベルシフトされて第1のMTSの第3の入力HWに供給
され、第1のMTSの第1の出力HW、中継HW、第2
のMTSの第1の入力HW及び第1の出力HWを経て下
りHWに出力される。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳説す
る。
る。
【0026】図1は本発明に係る時分割交換装置のメモ
リタイムスイッチ部の一実施例を示すブロック構成図で
あり、このメモリタイムスイッチ部の収容できる回線は
外線、内線合わせて128ポートである。
リタイムスイッチ部の一実施例を示すブロック構成図で
あり、このメモリタイムスイッチ部の収容できる回線は
外線、内線合わせて128ポートである。
【0027】同図において、10、11は、上述した図
8の従来例と同一の構成要素からなるMTS(第1及び
第2のMTS)であって、夫々8本の入力HW231〜
238と、8本の出力HW241〜248とを有してい
る。また、第1のMTS10の第1〜第4出力HW24
1〜244(第1の出力HW)と第2のMTS11の第1
〜第4入力HW231〜234(第1の入力HW)とは、
中継HW121〜124を介して夫々互いに接続されてい
る。
8の従来例と同一の構成要素からなるMTS(第1及び
第2のMTS)であって、夫々8本の入力HW231〜
238と、8本の出力HW241〜248とを有してい
る。また、第1のMTS10の第1〜第4出力HW24
1〜244(第1の出力HW)と第2のMTS11の第1
〜第4入力HW231〜234(第1の入力HW)とは、
中継HW121〜124を介して夫々互いに接続されてい
る。
【0028】外線i/f及び内線i/fからのPCMデ
ータは、上りHW131〜134を介して第1のMTS1
0の第1〜第4入力HW231〜234に夫々入力され
る。
ータは、上りHW131〜134を介して第1のMTS1
0の第1〜第4入力HW231〜234に夫々入力され
る。
【0029】また、第2のMTS11の第1〜第4出力
HW241〜244(第1の出力HW)から夫々出力され
るPCMデータは、前記上りHW131〜134と対をな
す下りHW141〜144を介して外線i/f、内線i/
fに夫々送出される。
HW241〜244(第1の出力HW)から夫々出力され
るPCMデータは、前記上りHW131〜134と対をな
す下りHW141〜144を介して外線i/f、内線i/
fに夫々送出される。
【0030】オプションのi/f、例えばドアホン等か
らのPCMデータは、上りHW125を介して第2のM
TS11の第5入力HW235に入力され、第2のMT
S11の第5出力HW245から下りHW145を介して
オプションi/fに送出される。
らのPCMデータは、上りHW125を介して第2のM
TS11の第5入力HW235に入力され、第2のMT
S11の第5出力HW245から下りHW145を介して
オプションi/fに送出される。
【0031】第2のMTS11の第6入力HW23
6(第2の入力HW)にはトーン送出部15がHW126
を介して接続されている。このトーン送出部15には、
カウンタ、ROM、パラレル/シリアル(P/S)変換
器からなり、さらにROMは第1の記憶領域と第2の記
憶領域とを備えている。そして、発信音や呼出音等の各
種トーンがPCMデータとして第1の記憶領域に格納さ
れている。すなわち、該第1の記憶領域のアドレスがカ
ウンタにより順次指定され、アドレスに対応したPCM
データが順次出力される。そして、該第1の記憶領域か
ら出力されたPCMデータが前記P/S変換器によりシ
リアル信号に変換され、MTS11の第6入力HW23
6に順次送出される。
6(第2の入力HW)にはトーン送出部15がHW126
を介して接続されている。このトーン送出部15には、
カウンタ、ROM、パラレル/シリアル(P/S)変換
器からなり、さらにROMは第1の記憶領域と第2の記
憶領域とを備えている。そして、発信音や呼出音等の各
種トーンがPCMデータとして第1の記憶領域に格納さ
れている。すなわち、該第1の記憶領域のアドレスがカ
ウンタにより順次指定され、アドレスに対応したPCM
データが順次出力される。そして、該第1の記憶領域か
ら出力されたPCMデータが前記P/S変換器によりシ
リアル信号に変換され、MTS11の第6入力HW23
6に順次送出される。
【0032】一方、前記第2の記憶領域には後述する第
1及び第2レベルシフト部のためのシフト量を表わすシ
フト量データがPCMデータとして格納され、トーンデ
ータと同様、MTS11の第6入力HW236に入力さ
れる。これにより、トーン送出部15はシフト量データ
送出部(シフト量データ送出手段)を兼用することとな
る。
1及び第2レベルシフト部のためのシフト量を表わすシ
フト量データがPCMデータとして格納され、トーンデ
ータと同様、MTS11の第6入力HW236に入力さ
れる。これにより、トーン送出部15はシフト量データ
送出部(シフト量データ送出手段)を兼用することとな
る。
【0033】第2のMTS11の第6及び第7出力HW
246、247には、従来と同一構成要素からなる三者通
話部16の入力側がHW146、147を介して接続さ
れ、さらに該三者通話部16の出力側はHW127を介
して第2のMTS11の第7入力HW237に接続され
ている。そして、第2のMTS11の第6出力HW24
6と第7出力HW247上のPCMデータが三者通話部1
6によって加算され、第2のMTS11の第7入力HW
237に送出される。
246、247には、従来と同一構成要素からなる三者通
話部16の入力側がHW146、147を介して接続さ
れ、さらに該三者通話部16の出力側はHW127を介
して第2のMTS11の第7入力HW237に接続され
ている。そして、第2のMTS11の第6出力HW24
6と第7出力HW247上のPCMデータが三者通話部1
6によって加算され、第2のMTS11の第7入力HW
237に送出される。
【0034】第2のMTS11の第8入力HW23
8(第3の入力HW)には、従来と同一の構成要素から
なる保留音送出部17がHW128を介して接続されて
いる。この保留音送出部17はメロディー等の保留音を
PCMデータとして有し、該PCMデータが第2のMT
S11の第8入力HW238に入力される。第2のMT
S11の第8出力HW248(第2の出力HW)はHW
148(接続HW)を介して第1のMTS10の第6入
力HW236(第2の入力HW)にダイレクトに接続さ
れている。このように、第2のMTS11の第8出力H
W248を第1のMTS10の第6入力HW236にダイ
レクトに接続したのは、トーン、保留音、及び三者通話
時の合成音声をレベルシフトすべくPCMデータを後述
する第1及び第2レベルシフト部18、19(レベルシ
フト手段)に入力するためである。
8(第3の入力HW)には、従来と同一の構成要素から
なる保留音送出部17がHW128を介して接続されて
いる。この保留音送出部17はメロディー等の保留音を
PCMデータとして有し、該PCMデータが第2のMT
S11の第8入力HW238に入力される。第2のMT
S11の第8出力HW248(第2の出力HW)はHW
148(接続HW)を介して第1のMTS10の第6入
力HW236(第2の入力HW)にダイレクトに接続さ
れている。このように、第2のMTS11の第8出力H
W248を第1のMTS10の第6入力HW236にダイ
レクトに接続したのは、トーン、保留音、及び三者通話
時の合成音声をレベルシフトすべくPCMデータを後述
する第1及び第2レベルシフト部18、19(レベルシ
フト手段)に入力するためである。
【0035】また、HW128とHW148とはHW14
9を介して互いに接続されており、これにより、第2の
MTS11の第8入力HW238と第8出力HW248と
がダイレクトに接続されている。このように、第2のM
TS11の第8入力HW238と第8出力HW248とを
ダイレクトに接続したのは、多数の内線電話機に着信音
を送出する場合に、鳴動の断続のタイミング制御の負担
を軽減させるためである。
9を介して互いに接続されており、これにより、第2の
MTS11の第8入力HW238と第8出力HW248と
がダイレクトに接続されている。このように、第2のM
TS11の第8入力HW238と第8出力HW248とを
ダイレクトに接続したのは、多数の内線電話機に着信音
を送出する場合に、鳴動の断続のタイミング制御の負担
を軽減させるためである。
【0036】しかして、第1のMTS10の第5及び第
6出力HW245及び246にはHW14′5、14′6を
介して第1レベルシフト部18の入力側が接続され、こ
の第1レベルシフト部18の出力側はHW12′7を介
して第1のMTS10の第7入力HW237(第3の入
力HW)に接続されている。
6出力HW245及び246にはHW14′5、14′6を
介して第1レベルシフト部18の入力側が接続され、こ
の第1レベルシフト部18の出力側はHW12′7を介
して第1のMTS10の第7入力HW237(第3の入
力HW)に接続されている。
【0037】また、第1のMTS10の第7及び第8出
力HW247及び248には、HW14′7、14′8を介
して第2レベルシフト部19の入力側が接続され、この
第2レベルシフト部19の出力側はHW12′8を介し
て第1のMTS10の第8入力HW238(第3の入力
HW)に接続されている。第1及び第2レベルシフト部
18、19は上述した従来と同一の構成要素からなるも
ので、第5及び第7出力HW245、247上のPCMデ
ータにより指定されるシフト量に従って、第6及び第8
出力HW246、248上のPCMデータのレベルをシフ
トさせ、第7及び第8入力HW237、238に送出す
る。これにより、加入者からのPCMデータのレベルア
ップ及びレベルダウンを実現している。
力HW247及び248には、HW14′7、14′8を介
して第2レベルシフト部19の入力側が接続され、この
第2レベルシフト部19の出力側はHW12′8を介し
て第1のMTS10の第8入力HW238(第3の入力
HW)に接続されている。第1及び第2レベルシフト部
18、19は上述した従来と同一の構成要素からなるも
ので、第5及び第7出力HW245、247上のPCMデ
ータにより指定されるシフト量に従って、第6及び第8
出力HW246、248上のPCMデータのレベルをシフ
トさせ、第7及び第8入力HW237、238に送出す
る。これにより、加入者からのPCMデータのレベルア
ップ及びレベルダウンを実現している。
【0038】尚、本実施例ではMTS10の第5入力2
35は未使用状態とされている。
35は未使用状態とされている。
【0039】また、第1及び第2のMTS10、11は
制御バス21を介してCPU22に接続され、CPU2
2は制御バス21を介して前記第1及び第2のMTS1
0、11の交換動作の制御を行なう。
制御バス21を介してCPU22に接続され、CPU2
2は制御バス21を介して前記第1及び第2のMTS1
0、11の交換動作の制御を行なう。
【0040】図2は本実施例の時分割交換装置の基本動
作手順を示したフローチャートである。
作手順を示したフローチャートである。
【0041】すなわち、本実施例の時分割交換装置おい
ては、まず制御動作が開始するとステップS1でレベル
シフトが有るか否かを判別する。レベルシフトが有れば
ステップS2に、なければステップS5にそれぞれ進
む。ステップS2及び5では、入力されたPCMデータ
が内線i/f及び外線i/fからのPCMデータか否か
を判別する。ステップS5の答が肯定(YES)であれ
ば、後述するAルーチンに制御を移し、内線i/f、外
線i/fからのPCMデータの交換動作を行なう。
ては、まず制御動作が開始するとステップS1でレベル
シフトが有るか否かを判別する。レベルシフトが有れば
ステップS2に、なければステップS5にそれぞれ進
む。ステップS2及び5では、入力されたPCMデータ
が内線i/f及び外線i/fからのPCMデータか否か
を判別する。ステップS5の答が肯定(YES)であれ
ば、後述するAルーチンに制御を移し、内線i/f、外
線i/fからのPCMデータの交換動作を行なう。
【0042】ステップS5の答が否定(NO)であれ
ば、ステップS6に進んで、入力されたPCMデータが
オプションi/fからのPCMデータか否かを判別す
る。その答が否定(NO)であれば本制御を終了し、肯
定(YES)であれば、後述するBルーチンに制御を移
し、オプションi/fからのPCMデータの交換動作を
行なう。
ば、ステップS6に進んで、入力されたPCMデータが
オプションi/fからのPCMデータか否かを判別す
る。その答が否定(NO)であれば本制御を終了し、肯
定(YES)であれば、後述するBルーチンに制御を移
し、オプションi/fからのPCMデータの交換動作を
行なう。
【0043】また、ステップS2の答が肯定(YE
S)、即ち、入力されたPCMデータが内線i/f、外
線i/fからのPCMデータであれば、後述するCルー
チンに制御動作を移し、内線i/f、外線i/fからの
PCMデータをレベルシフトする動作を行なう。
S)、即ち、入力されたPCMデータが内線i/f、外
線i/fからのPCMデータであれば、後述するCルー
チンに制御動作を移し、内線i/f、外線i/fからの
PCMデータをレベルシフトする動作を行なう。
【0044】一方、ステップS2の答が否定(NO)で
あれば、ステップS3に進み、入力されたPCMデータ
がトーン送出部15からのPCMデータであるか否かを
判別する。トーン送出部15からのPCMデータであれ
ば、後述するDルーチンに制御を移し、トーン送出部1
5からのPCMデータをレベルシフトする動作を行な
う。
あれば、ステップS3に進み、入力されたPCMデータ
がトーン送出部15からのPCMデータであるか否かを
判別する。トーン送出部15からのPCMデータであれ
ば、後述するDルーチンに制御を移し、トーン送出部1
5からのPCMデータをレベルシフトする動作を行な
う。
【0045】また、トーン送出部15からのPCMデー
タでなければ、ステップS4に進み、入力されたPCM
データが保留音送出部17からのPCMデータか否かを
判別する。保留音送出部17からのPCMデータであれ
ば、後述するEルーチンに制御を移し、保留音送出部1
7からのPCMデータをレベルシフトする動作を行な
う。また、ステップS4で保留音送出部17からのPC
Mデータでない場合は、本制御を終了する。
タでなければ、ステップS4に進み、入力されたPCM
データが保留音送出部17からのPCMデータか否かを
判別する。保留音送出部17からのPCMデータであれ
ば、後述するEルーチンに制御を移し、保留音送出部1
7からのPCMデータをレベルシフトする動作を行な
う。また、ステップS4で保留音送出部17からのPC
Mデータでない場合は、本制御を終了する。
【0046】以下、A〜Eルーチンについて詳述する。
【0047】(1) Aルーチン Aルーチンはレベルシフトなしに内線i/f、外線i/
fからのPCMデータを交換する場合であって、図3に
示すフローチャートにしたがって動作する。
fからのPCMデータを交換する場合であって、図3に
示すフローチャートにしたがって動作する。
【0048】上りHW131〜HW134より第1のMT
S10の入力HWi−jに内線i/f、外線i/fから
PCMデータが入力される(ステップS11)。ここで
i=1〜4であり、このiはHWの番号を表わし、また
j=1〜32であり、このjはHW上のタイムスロット
の番号を表わす。例えば入力HW2−8というのは第2
入力HW232のタイムスロット8を示す。
S10の入力HWi−jに内線i/f、外線i/fから
PCMデータが入力される(ステップS11)。ここで
i=1〜4であり、このiはHWの番号を表わし、また
j=1〜32であり、このjはHW上のタイムスロット
の番号を表わす。例えば入力HW2−8というのは第2
入力HW232のタイムスロット8を示す。
【0049】次にCPU22は、第1のMTS10の入
力HWi−jを第1のMTS10の出力HWi−jに接
続する。即ち、入力HWを、そのタイムスロットと同じ
番号の出力HW及びタイムスロットに接続する(ステッ
プS12)。第1のMTS10内の接続メモリには、接
続元の入力HWのタイムスロットを表わすデータが出力
HWの各タイムスロットに対応したアドレスに格納され
ているので、出力HWi−jに対応するアドレスに入力
HWi−jを表わすデータを書き込むことによって、入
力HWi−jから出力HWi−jに接続することができ
る。
力HWi−jを第1のMTS10の出力HWi−jに接
続する。即ち、入力HWを、そのタイムスロットと同じ
番号の出力HW及びタイムスロットに接続する(ステッ
プS12)。第1のMTS10内の接続メモリには、接
続元の入力HWのタイムスロットを表わすデータが出力
HWの各タイムスロットに対応したアドレスに格納され
ているので、出力HWi−jに対応するアドレスに入力
HWi−jを表わすデータを書き込むことによって、入
力HWi−jから出力HWi−jに接続することができ
る。
【0050】次に、第1のMTS10の出力HWi−j
からの出力は、中継HW121〜124を介して第2のM
TS11の入力HWi−jに入力される(ステップS1
3)。そして、CPU22は、第2のMTS11の入力
HWi−jを出力HWo−pに交換接続し、本来の時分
割交換が行なわれる(ステップS14)。ここで、o=
1〜4、p=1〜32であり、夫々、HW番号、タイム
スロット番号を表わす。例えば、出力HW2−8という
のは第2出力HW242のタイムスロット8を示す。そ
して、時分割交換されたPCMデータは下りHW141
〜144を介して内線i/f、外線i/fに、それぞれ
送出されて(ステップS15)、本制御を終了する。
からの出力は、中継HW121〜124を介して第2のM
TS11の入力HWi−jに入力される(ステップS1
3)。そして、CPU22は、第2のMTS11の入力
HWi−jを出力HWo−pに交換接続し、本来の時分
割交換が行なわれる(ステップS14)。ここで、o=
1〜4、p=1〜32であり、夫々、HW番号、タイム
スロット番号を表わす。例えば、出力HW2−8という
のは第2出力HW242のタイムスロット8を示す。そ
して、時分割交換されたPCMデータは下りHW141
〜144を介して内線i/f、外線i/fに、それぞれ
送出されて(ステップS15)、本制御を終了する。
【0051】(2) Bルーチン Bルーチンはレベルシフトなしにオプションi/fから
のPCMデータを交換する場合であって、図4に示すフ
ローチャートにしたがって動作する。
のPCMデータを交換する場合であって、図4に示すフ
ローチャートにしたがって動作する。
【0052】上りHW125よりオプションi/fから
のPCMデータが第2のMTS11の入力HW5−j
(j=1〜32)に入力される(ステップS21)。次
いでCPU22は、第2のMTS11の入力HW5−j
を出力HWo−p(o=1〜5、p=1〜32)に交換
接続する(ステップS22)。そして、下りHW145を
介して交換されたPCMデータをオプションi/fに送
出し(ステップS23)、本制御を終了する。なお、こ
こでは内線i/f、外線i/f同士の交換、オプション
i/f同士の交換とを区別したが、両者間での交換、例
えばオプションi/fからのPCMデータを内線i/f
へ交換接続することも可能であることは言うまでもな
い。また、三者通話部16によって三者通話を行うこと
が可能であることも明らかである。
のPCMデータが第2のMTS11の入力HW5−j
(j=1〜32)に入力される(ステップS21)。次
いでCPU22は、第2のMTS11の入力HW5−j
を出力HWo−p(o=1〜5、p=1〜32)に交換
接続する(ステップS22)。そして、下りHW145を
介して交換されたPCMデータをオプションi/fに送
出し(ステップS23)、本制御を終了する。なお、こ
こでは内線i/f、外線i/f同士の交換、オプション
i/f同士の交換とを区別したが、両者間での交換、例
えばオプションi/fからのPCMデータを内線i/f
へ交換接続することも可能であることは言うまでもな
い。また、三者通話部16によって三者通話を行うこと
が可能であることも明らかである。
【0053】(3) Cルーチン Cルーチンは内線i/f、外線i/fからのPCMデー
タをレベルシフトして交換する場合であり、図5に示す
フローチャートにしたがって動作する。
タをレベルシフトして交換する場合であり、図5に示す
フローチャートにしたがって動作する。
【0054】上りHW131〜134よりMTS10の入
力HWi−jにPCMデータが入力される(ステップS
31)。
力HWi−jにPCMデータが入力される(ステップS
31)。
【0055】CPU22がMTS10の入力HWi−j
を出力HW5−m、又は出力HW7−mに交換接続す
る。ここで、m=1〜32であり、タイムスロット番号
を表す(ステップS32)。次いで、トーン送出部15
からMTS11の第6入力HW236にレベルシフト量
を表すPCMデータが入力される(ステップS33)。
CPU22は、MTS11の第6入力HW236のシフ
ト量データをMTS11の出力HW8−nに交換接続す
る(ステップS34)。ここで、n=1〜32であり、
タイムスロット番号を表わす。そして、シフト量データ
がHW148を介してMTS11の出力HW8−nから
MTS10の入力HW6−nに入力される(ステップS
35)。MTS10において、CPU22が入力HW6
−nを出力HW6−m、又は出力HW8−mに交換接続
する(ステップS36)。
を出力HW5−m、又は出力HW7−mに交換接続す
る。ここで、m=1〜32であり、タイムスロット番号
を表す(ステップS32)。次いで、トーン送出部15
からMTS11の第6入力HW236にレベルシフト量
を表すPCMデータが入力される(ステップS33)。
CPU22は、MTS11の第6入力HW236のシフ
ト量データをMTS11の出力HW8−nに交換接続す
る(ステップS34)。ここで、n=1〜32であり、
タイムスロット番号を表わす。そして、シフト量データ
がHW148を介してMTS11の出力HW8−nから
MTS10の入力HW6−nに入力される(ステップS
35)。MTS10において、CPU22が入力HW6
−nを出力HW6−m、又は出力HW8−mに交換接続
する(ステップS36)。
【0056】次に、第1及び第2レベルシフト部18、
19がMTS10の第6又は第8出力HW246、248
上のシフト量データに従って第5出力HW又は第7出力
HW245、247上のPCMデータのレベルをシフト
し、シフトしたPCMデータをMTS10の入力HW7
−(m+2)、又は入力HW8−(m+2)に入力す
る。即ち、レベルシフトされたPCMデータは2タイム
スロット遅れて第7入力HW237又は第8入力HW2
38に入力される(ステップS37)。次いで、CPU
22がMTS10の入力HW7−(m+2)、又は入力
HW8−(m+2)を出力HWi−jに交換接続する
(ステップS38)。そしてレベルシフトされたPCM
データは、中継HW121〜124を介してMTS11の
入力HWi−jに入力される(ステップS39)。CP
U22がMTS11の入力HWi−jをMTS11の出
力HWo−p(o=1〜4、P=1〜32)に交換接続
する(ステップS40)。そして、レベルシフトされた
PCMデータはHW141〜144を介して内線i/f、
外線i/fに出力される(ステップS41)。
19がMTS10の第6又は第8出力HW246、248
上のシフト量データに従って第5出力HW又は第7出力
HW245、247上のPCMデータのレベルをシフト
し、シフトしたPCMデータをMTS10の入力HW7
−(m+2)、又は入力HW8−(m+2)に入力す
る。即ち、レベルシフトされたPCMデータは2タイム
スロット遅れて第7入力HW237又は第8入力HW2
38に入力される(ステップS37)。次いで、CPU
22がMTS10の入力HW7−(m+2)、又は入力
HW8−(m+2)を出力HWi−jに交換接続する
(ステップS38)。そしてレベルシフトされたPCM
データは、中継HW121〜124を介してMTS11の
入力HWi−jに入力される(ステップS39)。CP
U22がMTS11の入力HWi−jをMTS11の出
力HWo−p(o=1〜4、P=1〜32)に交換接続
する(ステップS40)。そして、レベルシフトされた
PCMデータはHW141〜144を介して内線i/f、
外線i/fに出力される(ステップS41)。
【0057】(4) Dルーチン Dルーチンはトーン送出部15からのトーンデータをレ
ベルシフトする場合であって、図6に示すフローチャー
トに従って動作する。トーン送出部15よりトーンデー
タがMTS11の入力HW6−lに、また、シフト量デ
ータがMTS11の入力HW6−nに入力される。
ベルシフトする場合であって、図6に示すフローチャー
トに従って動作する。トーン送出部15よりトーンデー
タがMTS11の入力HW6−lに、また、シフト量デ
ータがMTS11の入力HW6−nに入力される。
【0058】ここで、l=1〜32、n=1〜32であ
り(l≠n)、タイムスロット番号を表わす(ステップ
S51)。次いでMTS11ではCPU22が入力HW
6−lを出力HW8−lに、また入力HW6−nを出力
HW8−nに交換接続する(ステップS52)。
り(l≠n)、タイムスロット番号を表わす(ステップ
S51)。次いでMTS11ではCPU22が入力HW
6−lを出力HW8−lに、また入力HW6−nを出力
HW8−nに交換接続する(ステップS52)。
【0059】そして、トーンデータ及びシフト量データ
はMTS11の出力HW8−l及び出力8−nからHW
148を介してそのままMTS10の入力HW6−l、
入力HW6−nに入力される(ステップS53)。MT
S10ではCPU22が入力HW6−lを出力HW5−
m又は出力HW7−mに交換接続し、また、入力HW6
−nを出力HW6−m、又は出力8−mに交換接続す
る。ここでm=1〜32であり、タイムスロット番号を
表わす(ステップS54)。次いで、第1及び第2レベ
ルシフト部18、19は、Cルーチン(図5、ステップ
S37参照)と同様の動作を行い、レベルシフトされた
トーンデータが2タイムスロット遅れてMTS10の入
力HW7−(m+2)、入力HW8−(m+2)に入力
される(ステップS55)。そしてCPU22はMTS
10の入力HW7−(m+2)、又は入力HW8−(m
+2)を出力HWi−jに交換接続する(ステップS5
6)。出力HWi−jは中継HW121〜124を介して
MTS11の入力HWi−jに入力される(ステップS
57)。MTS11ではCPU22が入力HWi−jを
出力HWo−p(o=1〜5、p=1〜32)に接続し
(ステップS58)、下りHW141〜145を介して内
線i/f、外線i/f又はオプションi/fにレベルシ
フトされたトーンデータを出力する(ステップS5
9)。
はMTS11の出力HW8−l及び出力8−nからHW
148を介してそのままMTS10の入力HW6−l、
入力HW6−nに入力される(ステップS53)。MT
S10ではCPU22が入力HW6−lを出力HW5−
m又は出力HW7−mに交換接続し、また、入力HW6
−nを出力HW6−m、又は出力8−mに交換接続す
る。ここでm=1〜32であり、タイムスロット番号を
表わす(ステップS54)。次いで、第1及び第2レベ
ルシフト部18、19は、Cルーチン(図5、ステップ
S37参照)と同様の動作を行い、レベルシフトされた
トーンデータが2タイムスロット遅れてMTS10の入
力HW7−(m+2)、入力HW8−(m+2)に入力
される(ステップS55)。そしてCPU22はMTS
10の入力HW7−(m+2)、又は入力HW8−(m
+2)を出力HWi−jに交換接続する(ステップS5
6)。出力HWi−jは中継HW121〜124を介して
MTS11の入力HWi−jに入力される(ステップS
57)。MTS11ではCPU22が入力HWi−jを
出力HWo−p(o=1〜5、p=1〜32)に接続し
(ステップS58)、下りHW141〜145を介して内
線i/f、外線i/f又はオプションi/fにレベルシ
フトされたトーンデータを出力する(ステップS5
9)。
【0060】(5) Eルーチン Eルーチンは、保留音送出部17による保留音データを
レベルシフトする場合であって、図7に示すフローチャ
ートにしたがって動作する。
レベルシフトする場合であって、図7に示すフローチャ
ートにしたがって動作する。
【0061】まず、保留音送出部17よりMTS11の
入力HW8へ保留音データが入力される(ステップS6
1)。次いでCPU22がMTS11の第8入力HW2
38を出力HW8−l(l=1〜32)に交換接続する
(ステップS62)。保留音データはMTS11の出力
HW8−lからHW148を介してMTS10の入力H
W6−lに入力される(ステップS63)。
入力HW8へ保留音データが入力される(ステップS6
1)。次いでCPU22がMTS11の第8入力HW2
38を出力HW8−l(l=1〜32)に交換接続する
(ステップS62)。保留音データはMTS11の出力
HW8−lからHW148を介してMTS10の入力H
W6−lに入力される(ステップS63)。
【0062】MTS10ではCPU22が入力HW6−
lを出力HW5−m、又は出力HW7−m(m=1〜3
2)に交換接続する(ステップS64)。またトーン送
出部15からのMTS11の入力HW6−n(n=1〜
32)にシフト量データが入力され(ステップS6
5)、CPU22はこのシフト量データをMTS11の
出力HW8−nに交換接続する(ステップS66)。次
いで、このシフト量データはMTS11の出力HW8−
nからHW148を介してMTS10の入力HW6−n
に入力される(ステップS67)。そして、MTS10
ではCPU22が入力HW6−nを出力HW6−m、又
は出力HW8−mに交換接続する(ステップS68)。
第1及び第2シフトレベル部18、19は、Cルーチン
(図5ステップS37参照)と同様の動作を行い、レベ
ルシフトされた保留音データが2タイムスロット遅れて
MTS10の入力HW7−(m+2)又は入力HW8−
(m+2)に入力される(ステップS69)。そしてC
PU22はMTS10の入力HW7−(m+2)又は入
力HW8−(m+2)を出力HWi−j(i=1〜4、
j=1〜32)に交換接続する(ステップS70)。出
力HWi−jは中継HW121〜124を介してMTS1
1の入力HWi−jに入力される(ステップS71)。
MTS11ではCPU22が入力HWi−jを出力o−
p(o=1〜5、p=1〜32)に接続して(ステップ
S72)、HW141〜145を介して内線i/f、外線
i/f、オプションi/fにレベルシフトされた保留音
データを出力する(ステップS73)。
lを出力HW5−m、又は出力HW7−m(m=1〜3
2)に交換接続する(ステップS64)。またトーン送
出部15からのMTS11の入力HW6−n(n=1〜
32)にシフト量データが入力され(ステップS6
5)、CPU22はこのシフト量データをMTS11の
出力HW8−nに交換接続する(ステップS66)。次
いで、このシフト量データはMTS11の出力HW8−
nからHW148を介してMTS10の入力HW6−n
に入力される(ステップS67)。そして、MTS10
ではCPU22が入力HW6−nを出力HW6−m、又
は出力HW8−mに交換接続する(ステップS68)。
第1及び第2シフトレベル部18、19は、Cルーチン
(図5ステップS37参照)と同様の動作を行い、レベ
ルシフトされた保留音データが2タイムスロット遅れて
MTS10の入力HW7−(m+2)又は入力HW8−
(m+2)に入力される(ステップS69)。そしてC
PU22はMTS10の入力HW7−(m+2)又は入
力HW8−(m+2)を出力HWi−j(i=1〜4、
j=1〜32)に交換接続する(ステップS70)。出
力HWi−jは中継HW121〜124を介してMTS1
1の入力HWi−jに入力される(ステップS71)。
MTS11ではCPU22が入力HWi−jを出力o−
p(o=1〜5、p=1〜32)に接続して(ステップ
S72)、HW141〜145を介して内線i/f、外線
i/f、オプションi/fにレベルシフトされた保留音
データを出力する(ステップS73)。
【0063】さらに、本実施例の構成によりレベルシフ
トしたPCMデータを用いて三者通話することが可能で
ある。
トしたPCMデータを用いて三者通話することが可能で
ある。
【0064】また、第1のMTS10と第2のMTS1
1は、中継HW121〜124により結合されており、そ
の本数は、上りHW131〜134、及び下りHW141
〜144と同数、即ち同タイムスロット数であるので内
線i/f、外線i/fからのPCMデータはノンブロッ
キングで時分割交換が可能である。
1は、中継HW121〜124により結合されており、そ
の本数は、上りHW131〜134、及び下りHW141
〜144と同数、即ち同タイムスロット数であるので内
線i/f、外線i/fからのPCMデータはノンブロッ
キングで時分割交換が可能である。
【0065】尚、上記実施例では、MTSのフレーム周
期を8KHzとし、2.048MHzクロックにより3
2スロット多重の場合を想定したが、本発明はこの条件
に限定されることなく効力を有する。また、本来の時分
割交換は第2のMTS11によって行われるとしたが、
これを第1のMTS10で行っても本発明の効果には何
ら変わりはない。
期を8KHzとし、2.048MHzクロックにより3
2スロット多重の場合を想定したが、本発明はこの条件
に限定されることなく効力を有する。また、本来の時分
割交換は第2のMTS11によって行われるとしたが、
これを第1のMTS10で行っても本発明の効果には何
ら変わりはない。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、第
1のMTSの第1の出力HWと第2のMTSの第1の入
力HWが、上りHW及び下りHWの各々タイムスロット
数と同数のタイムスロット数を有する中継HWを介して
接続されているので、MTSを2段構成にした場合であ
っても輻輳することのない時分割交換装置を得ることが
できる。
1のMTSの第1の出力HWと第2のMTSの第1の入
力HWが、上りHW及び下りHWの各々タイムスロット
数と同数のタイムスロット数を有する中継HWを介して
接続されているので、MTSを2段構成にした場合であ
っても輻輳することのない時分割交換装置を得ることが
できる。
【0067】さらに、レベルシフト手段の入力及び出力
を第1のMTSに接続し、シフト量データ及び保留音デ
ータの送出手段を第2のMTSに接続し、第2のMTS
の第2の出力HWと第1のMTSの第2の入力HWとを
接続HWを介して接続することにより、レベルシフト手
段と、シフト量データ送出手段及び保留音データ送出手
段とを別個のMTSに接続して交換動作を実行すること
ができる。したがって、容量が小さく、アクセスタイム
の遅いMTSを使用して、上りHWからの音声データや
保留音データ送出手段からの保留音データをレベルシフ
トして交換することが可能となり、ハードウエア資源の
有効活用及びコストの低廉化を図ることができる。
を第1のMTSに接続し、シフト量データ及び保留音デ
ータの送出手段を第2のMTSに接続し、第2のMTS
の第2の出力HWと第1のMTSの第2の入力HWとを
接続HWを介して接続することにより、レベルシフト手
段と、シフト量データ送出手段及び保留音データ送出手
段とを別個のMTSに接続して交換動作を実行すること
ができる。したがって、容量が小さく、アクセスタイム
の遅いMTSを使用して、上りHWからの音声データや
保留音データ送出手段からの保留音データをレベルシフ
トして交換することが可能となり、ハードウエア資源の
有効活用及びコストの低廉化を図ることができる。
【図1】本発明に係る時分割交換装置のタイムスイッチ
部の一実施例を示すタイムスイッチ部のブロック構成図
である。
部の一実施例を示すタイムスイッチ部のブロック構成図
である。
【図2】図1の装置の基本動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図3】図2のAルーチンの動作手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】図2のBルーチンの動作手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図5】図2のCルーチンの動作手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】図2のDルーチンの動作手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】図2のEルーチンの動作手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図8】従来の時分割交換装置のタイムスイッチ部のブ
ロック構成図である。
ロック構成図である。
10 第1のメモリタイムスイッチ 11 第2のメモリタイムスイッチ 12 中継ハイウェイ 13 上りハイウェイ 14 下りハイウェイ 15 トーン送出部(シフト量データ送出手段) 17 保留音送出部(保留音データ送出手段) 18 第1レベルシフト部(レベルシフト手段) 19 第2レベルシフト部(レベルシフト手段) 23 入力ハイウェイ 24 出力ハイウェイ 25 シフト量送出部(シフト量データ送出手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 11/04 H04Q 3/52
Claims (1)
- 【請求項1】 第1のメモリタイムスイッチ(10)
と、第2のメモリタイムスイッチ(11)と、レベルシ
フト手段(18、19)と、シフト量データ送出手段
(15)と、保留音データ送出手段(17)とを備え、 内線インタフェース及び外線インタフェースからの上り
ハイウエイ(13 1 〜13 4 )が、前記第1のメモリタイ
ムスイッチ(10)の第1の入力ハイウエイ(23 1 〜
23 4 )に接続されると共に、内線インタフェース及び
外線インタフェースへの下りハイウエイ(14 1 〜1
4 4 )が、前記第2のメモリタイムスイッチ(11)の
第1の出力ハイウエイ(24 1 〜24 4 )に接続され、さ
らに、前記第1のメモリタイムスイッチ(10)の第1
の出力ハイウエイ(24 1 〜24 4 )と前記第2のメモリ
タイムスイッチ(11)の第1の入力ハイウエイ(23
1 〜23 4 )とが、中継ハイウエイ(12 1 〜12 4 )を介
して接続され、 前記中継ハイウエイ(12 1 〜12 4 )のタイムスロット
数が、前記上りハイウエイ(13 1 〜13 4 )のタイムス
ロット数及び前記下りハイウエイ(14 1 〜14 4 )のタ
イムスロット数と同数とされ、 前記第2のメモリタイムスイッチ(11)の第2の出力
ハイウエイ(24 8 )と前記第1のメモリタイムスイッ
チ(10)の第2の入力ハイウエイ(23 6 )とが、接
続ハイウエイ(14 8 )を介して接続され、 前記レベルシフト手段(18、19)の入力は、前記第
1のメモリタイムスイッチ(10)の第2の出力ハイウ
エイ(24 5 〜24 8 )に接続されると共に、前記レベル
シフト手段(18、19)の出力は、前記第1のメモリ
タイムスイッチ(10)の第3の入力ハイウエイ(23
7 、23 8 )に接続され、 さらに、前記シフト量データ送出手段(15)の出力
は、前記第2のメモリタイムスイッチ(11)の第2の
入力ハイウエイ(23 6 )に接続されると共に、前記保
留音データ送出手段(17)の出力は、前記第2のメモ
リタイムスイッチ(11)の第3の入力ハイウエイ(2
3 8 )に接続され、 前記上りハイウエイ(13 1 〜13 4 )からの音声データ
をレベルシフトして交 換する場合は、 前記音声データが入力される前記第1のメモリタイムス
イッチ(10)の第1の入力ハイウエイ(23 1 〜2
3 4 )を前記第1のメモリタイムスイッチ(10)の第
2の出力ハイウエイ(24 5 、24 7 )に接続し、 前記シフト量データ送出手段(15)からのシフト量デ
ータを前記第2のメモリタイムスイッチ(11)の第2
の入力ハイウエイ(23 6 )に入力すると共に、該第2
の入力ハイウエイ(23 6 )を前記第2のメモリタイム
スイッチ(11)の第2の出力ハイウエイ(24 8 )に
接続し、 前記接続ハイウエイ(14 8 )を介して前記シフト量デ
ータを前記第2のメモリタイムスイッチ(11)の第2
の出力ハイウエイ(24 8 )から前記第1のメモリタイ
ムスイッチ(10)の第2の入力ハイウエイ(23 6 )
に転送すると共に、第1のメモリタイムスイッチ(1
0)の第2の入力ハイウエイ(23 6 )を第1のメモリ
タイムスイッチ(10)の第2の出力ハイウエイ(24
6 、24 8 )に接続し、 前記レベルシフト手段(18、19)によりレベルシフ
トされた音声データを前記第1のメモリタイムスイッチ
(10)の第3の入力ハイウエイ(23 7 、23 8 )に入
力すると共に、前記第1のメモリタイムスイッチ(1
0)の第3の入力ハイウエイ(23 7 、23 8 )を該第1
のメモリタイムスイッチ(10)の第1の出力ハイウエ
イ(24 1 〜24 4 )に接続し、 前記第2のメモリタイムスイッチ(11)の第1の入力
ハイウエイ(23 1 〜23 4 )を前記第2のメモリタイム
スイッチ(11)の第1の出力ハイウエイ(24 1 〜2
4 4 )に接続して前記レベルシフトされた音声データを
前記下りハイウエイ(14 1 〜14 4 )に出力し、 前記保留音データ送出手段(17)からの保留音データ
をレベルシフトして交換する場合は、 前記保留音データが入力される前記第2のメモリタイム
スイッチ(11)の第3の入力ハイウエイ(23 8 )を
前記第2のメモリタイムスイッチ(11)の第2の出力
ハイウエイ(24 8 )に接続し、さらに、前記接続ハイ
ウエイ(14 8 )を介して前記第2のメモリタイムスイ
ッチ(11)の第2の出力ハイウエイ(2 4 8 )から前
記第1のメモリタイムスイッチ(10)の第2の入力ハ
イウエイ(23 6 )に前記保留音データを転送すると共
に、該第2の入力ハイウエイ(23 6 )を前記第1のメ
モリタイムスイッチ(10)の第2の出力ハイウエイ
(24 5 、24 7 )に接続し、 前記シフト量データ送出手段(15)からのシフト量デ
ータを前記第2のメモリタイムスイッチ(11)の第2
の入力ハイウエイ(23 6 )に入力すると共に、該第2
の入力ハイウエイ(23 6 )を前記第2のメモリタイム
スイッチ(11)の第2の出力ハイウエイ(24 8 )に
接続し、 前記接続ハイウエイ(14 8 )を介して前記第2のメモ
リタイムスイッチ(11)の第2の出力ハイウエイ(2
4 8 )から前記第1のメモリタイムスイッチ(10)の
第2の入力ハイウエイ(23 6 )に前記シフト量データ
を転送すると共に、前記第1のメモリタイムスイッチ
(10)の第2の入力ハイウエイ(23 6 )を前記第1
のメモリタイムスイッチ(10)の第2の出力ハイウエ
イ(24 6 、24 8 )に接続し、 前記レベルシフト手段(18、19)によりレベルシフ
トされた保留音データを前記第1のメモリタイムスイッ
チ(10)の第3の入力ハイウエイ(23 7 、23 8 )に
入力すると共に、前記第1のメモリタイムスイッチ(1
0)の第3の入力ハイウエイ(23 7 、23 8 )を前記第
1のメモリタイムスイッチ(10)の第1の出力ハイウ
エイ(24 1 〜24 4 )に接続し、 前記第2のメモリタイムスイッチ(11)の第1の入力
ハイウエイ(23 1 〜23 4 )を前記第2のメモリタイム
スイッチ(11)の第1の出力ハイウエイ(24 1 〜2
4 4 )に接続して前記レベルシフトされた保留音データ
を前記下りハイウエイ(14 1 〜14 4 )に出力する こと
を特徴とする時分割交換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12516991A JP2921530B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 時分割交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12516991A JP2921530B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 時分割交換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04328999A JPH04328999A (ja) | 1992-11-17 |
JP2921530B2 true JP2921530B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=14903597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12516991A Expired - Fee Related JP2921530B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 時分割交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2921530B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-26 JP JP12516991A patent/JP2921530B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04328999A (ja) | 1992-11-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |