JP2921161B2 - 蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents

蓄圧式燃料噴射装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディーゼル機関等に
用いられる蓄圧式燃料噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開昭62―25816
0号公報に示されているように、ディーゼル機関用燃料
噴射装置の1つとして、蓄圧式燃料噴射装置がある。こ
れは、コモンレールと呼ばれる一種のサージタンク内に
高圧燃料を蓄圧し、この燃料を噴射弁(インジェクタ)
から噴射するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この蓄圧式
燃料噴射装置おいては、噴射対象となる噴射弁が、前回
噴射した噴射弁の閉弁時に発生する衝撃波や高圧ポンプ
からの圧送波の影響を受け、燃料噴射量がばらつく問題
がある。この発明の目的は、燃料噴射量のばらつきの原
因となる圧力波による悪影響を回避できる燃料噴射装置
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、高圧ポン
プから燃料供給管を通して高圧燃料が供給され、該燃料
を蓄圧するコモンレールと、内燃機関の各気筒毎に設け
られ、前記コモンレールから分岐した分岐管を通して接
続された噴射弁とを備え、前記高圧ポンプからの高圧燃
料が、コモンレール、分岐管を介して各噴射弁のノズル
部に供給され、内燃機関の運転状態に応じた燃料量を噴
射すべく前記噴射弁を開閉制御して前記コモンレール内
の燃料を内燃機関の各気筒に噴射するようにした蓄圧式
燃料噴射装置において、前回の噴射対象となった噴射弁
での燃料噴射終了から今回噴射対象となる噴射弁の噴射
開始までの期間と、前回の噴射対象となった噴射弁から
今回噴射対象となる噴射弁への圧力伝播長とに基づい
て、燃料噴射量を補正するようにした蓄圧式燃料噴射装
置をその要旨とする。
【0005】第2の発明は、高圧ポンプから燃料供給管
を通して高圧燃料が供給され、該燃料を蓄圧するコモン
レールと、内燃機関の各気筒毎に設けられ、前記コモン
レールから分岐した分岐管を通して接続された噴射弁と
を備え、前記高圧ポンプからの高圧燃料が、コモンレー
ル、分岐管を介して各噴射弁のノズル部に供給され、
燃機関の運転状態に応じた燃料量を噴射すべく前記噴射
弁を開閉制御して前記コモンレール内の燃料を内燃機関
の各気筒に噴射するようにした蓄圧式燃料噴射装置にお
いて、前記高圧ポンプの燃料供給開始から噴射対象とな
る噴射弁の噴射開始までの期間と、高圧ポンプから噴射
対象となる噴射弁への圧力伝播長とに基づいて、燃料噴
射量を補正するようにした蓄圧式燃料噴射装置をその要
旨とする。
【0006】
【作用】第1の発明は、前回の噴射対象となった噴射弁
での燃料噴射終了から今回噴射対象となる噴射弁の噴射
開始までの期間と、前回の噴射対象となった噴射弁から
今回噴射対象となる噴射弁への圧力伝播長とに基づい
て、燃料噴射量が補正される。
【0007】第2の発明は、高圧ポンプの燃料供給開始
から噴射対象となる噴射弁の噴射開始までの期間と、高
圧ポンプから噴射対象となる噴射弁への圧力伝播長とに
基づいて、燃料噴射量が補正される。その結果、噴射弁
の燃料噴射終了に伴う噴射弁からコモンレール側への衝
撃波、及び、高圧ポンプの燃料供給開始に伴う噴射弁か
らコモンレール側への圧送波による噴射対象の噴射弁で
の燃料噴射量へ悪影響を及ぼすことが回避される。
【0008】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に従って説明する。図1には本実施例のディーゼル機関
用燃料噴射装置の全体構成を示すとともに、図2にはエ
ンジンの各気筒の燃焼室毎に設けられた噴射弁36を示
す。ディーゼル機関は6気筒4サイクルとなっている。
【0009】図2において、下部のケーシング部材1は
ボディロア2と連結部3と弁ケーシング4とからなり、
リテーニングリング5により各部材2,3,4が一体化
されている。その弁ケーシング4内には弁体摺動孔6及
び燃料溜り室7が形成され、先端にはその燃料溜り室7
に連通するノズル孔8が形成されている。上記弁体摺動
孔6にはノズルニードル9の大径部10が摺動自在に嵌
合されている。このノズルニードル9の大径部10には
連結部11が形成されるとともに、下方先端部には小径
部12及び弁体部13が一体形成されている。そして、
この弁体部13によりシート部xが開閉されノズル孔8
からの噴射がオン・オフされる。
【0010】上記ノズルニードル9の連結部11の先端
には、フランジ14、ピストンピン15及びピストン1
6が一体的に連結されている。又、ノズルニードル9
は、バネ17により閉方向に付勢されている。前記ピス
トン16はボディロア2に形成されたシリンダ18内に
摺動自在に嵌合され、又、シリンダ18内には前記ピス
トン16の端部を臨ませる圧力制御室19が形成されて
いる。
【0011】圧力制御室19上部にはオリフィスを有す
るプレート弁20が設けられるとともに、そのプレート
弁20を押圧するバネ21が配設されている。前記ボデ
ィロア2上には三方制御弁22(電磁弁)を有する上部
のケーシング部材23が密着接続されている。即ち、円
筒形状のボディアッパ24をボディロア2に螺着し、そ
のボディアッパ24の内部孔に三方弁ボディ25を配置
しリテーニングナット26がボディアッパ24の内部孔
内に螺入されている。
【0012】前記三方弁ボディ25内にアウタバルブ2
7が摺動自在に嵌合され、そのアウタバルブ27の内部
孔にはインナバルブ28が配置されている。そして、コ
イル29が消磁されているときにはアウタバルブ27は
バネ30の力により下方位置にあり、高圧側通路31と
圧力制御室19とが油通路32を介して連通される。
又、コイル29が励磁されているときにはアウタバルブ
27は上動し、圧力制御室19とドレイン通路(低圧側
通路)33とが油通路32を介して連通される。
【0013】前記下部のケーシング部材1には燃料供給
通路34が形成され、その一端がケーシング部材(ボデ
ィロア2)1の表面に露出され、他端が前記燃料溜り室
7に連通されるとともに、上部のケーシング部材23の
高圧側通路31に連通されている。さらに、その下部の
ケーシング部材(ボディロア2)1の表面部においてイ
ンレット35が螺入され、燃料供給通路34と連通して
いる。
【0014】そして、後記コモンレール38の高圧燃料
は前記インレット35、燃料供給通路34を介して燃料
溜り室7に供給されるとともに、三方制御弁22に供給
される。又、前記ドレイン通路33の燃料はドレインタ
ンクに抜くことができるようになっている。従って、圧
力制御室19に対して高圧の燃料が供給されているとき
にはこの圧力を受けてピストン16からノズルニードル
9に加わる閉弁方向の力が燃料溜り室7の圧力によって
開弁方向に加わる力を上回ってノズルニードル9はノズ
ル孔8を閉じている。この状態から三方制御弁22が制
御され圧力制御室19が低圧側のドレイン通路33と連
通して、圧力制御室19の燃料が低圧側に流出すること
によりノズルニードル9が開弁方向に移動して燃料が噴
射されることとなる。このとき、液圧はプレート弁20
のオリフィスの作用によりゆっくり降下する。
【0015】図1に示すように、このような各気筒毎の
噴射弁36a〜36fは分岐管37a〜37fを介して
各気筒共通の高圧蓄圧配管、いわゆるコモンレール38
に接続されている。このコモンレール38には燃料供給
管39、チェックバルブ40を介して高圧ポンプ41が
接続されている。この高圧ポンプ41は燃料タンク42
から低圧供給ポンプ43を経て吸入された燃料を所定の
高圧に昇圧し、所定高圧に制御するものである。即ち、
エンジン44の回転に同期してカム45が回転しシリン
ダ46内のピストン47が往動して低圧供給ポンプ43
からの燃料が加圧され、コモンレール38に供給され
る。又、高圧ポンプ41には常にコモンレール圧を所定
圧力に制御するために吐出量制御用電磁弁48を備えて
いる。
【0016】電子制御ユニット(以下、ECUという)
49は気筒判別センサ50、クランク角センサ51及び
スロットル開度センサ52より回転数とスロットル開度
の情報が入力され、これらの信号より判断されるエンジ
ン状態に応じて決定される最適の噴射時期、噴射量とな
るようにECU49は三方制御弁22に制御信号を出力
する。
【0017】さらに、コモンレール圧を検出する圧力セ
ンサ53がコモンレール38に配設され、ECU49は
このセンサ53の信号がスロットル開度や回転数に応じ
て設定した最適値となるように吐出量を制御する。即
ち、圧力の負帰還制御を行なって、より精密な圧力設定
を行なうようになっている。尚、ECU49内にはリー
ド・オンリ・メモリ(以下、ROMという)49aが内
蔵されている。
【0018】次に、このように構成した蓄圧式燃料噴射
装置の作用を説明する。図3にはECU49が実行する
フローチャートを示す。まず、ECU49は、ステップ
100でスロットル開度とエンジン回転数に基づいて基
本噴射量Qpin を算出する。そして、ECU49はステ
ップ101で次式(1),(2)から噴射弁36のノズ
ル部圧力P1 ,P2 を算出する。
【0019】
【数1】 P1 =a1 ・T1 ・A1 ・cos{ω1 ・(T1 −tD1)} ・・・(1) P2 =a2 ・T2 ・A2 ・cos{ω2 ・(T2 −tD2)} ・・・(2) ただし、P1 は噴射弁36の閉弁時に発生した衝撃波が
次の噴射気筒での噴射弁36のノズル部に与える圧力変
動、P2 は、高圧ポンプ41からの圧送波が次の噴射気
筒での噴射弁36のノズル部に与える圧力変動をそれぞ
れ表している。a1 ,a2 は、圧力変動の減衰定数であ
り、配管・コモンレール形状により算出される。A1
2 は、圧力変動の発生源における振幅を表し、ω1
ω2 は配管形状で求められる圧力変動周期を表す。T1
は、噴射時間間隔であり、前回の噴射気筒の閉弁時刻と
次回の噴射気筒の指令噴射時期及び回転数から算出し、
2 は、ポンプ圧送時刻と次回の噴射気筒の指令噴射時
期及び回転数から算出する。又、tD1,tD2は圧力波が
発生源から噴射気筒での噴射弁36のノズル部へ到達す
る時間をあらわし、配管・コモンレール形状及び噴射順
序から算出する。
【0020】そして、ECU49はステップ102でこ
のようにして求めたP1 ,P2 と、コモンレール圧力P
c とを加算して噴射弁36のノズル部圧力PN を算出す
る。次に、ECU49はステップ103で噴射弁36の
ノズル部圧力PN と基本噴射量Qpin とによって噴射弁
36の開弁時間(駆動時間)をマップ検索により求め
る。そして、ステップ104で出力する。
【0021】以下に、前記(1),(2)式の算出手順
を説明する。噴射弁36の閉弁によって発生した圧力波
は、次回の噴射気筒での噴射弁36のノズル部で時刻t
の関数として
【0022】
【数2】
【0023】で表せる。ここで、ρ:燃料密度、E:燃
料の体積弾性率、V0:ノズル開弁時の流速、L:配管
長、tD :圧力波の発生から到達するまでの時間をそれ
ぞれ表す。この(3)式を図に示すと図4の一点鎖線と
なる。ところが、実際には、管路抵抗、燃料による粘性
抵抗を受けるため
【0024】
【数3】
【0025】ζ;減衰係数 で与えられる包絡線上に圧力は経時的に減衰していくた
め図4における実線が実際の圧力波として表れてくる。
従って、(3)式は近似的に
【0026】
【数4】
【0027】で表される。ここで、圧力発生源の圧力波
の振幅をA,aを圧力の減衰定数、Tを噴射間隔とし
【0028】
【数5】
【0029】とおくと、前記(5)式は
【0030】
【数6】 P(t) =A・(a・T)・sin{ω・(T−tD )} ・・・(9) となる。又、噴射量を変化させる圧力波の影響は、圧力
波の位相の微分値に依存することが実験的にも理論的に
も明らかである。このことから、噴射量を求めるために
用いるノズル部圧力として、図5に示すように、(9)
式を微分した形として考えることができる。
【0031】従って、
【0032】
【数7】 P=a・T・A・cos{ω・(T−tD )} ・・・(10) となり、この値を実コモンレール圧Pcに加算すること
によって実噴射量に作用するノズル部圧力を近似的に算
出できる。導き出した(10)式は、噴射弁36が発生
源の場合と高圧ポンプ41が発生源の場合とに適用する
ことができ、それぞれP1 ,P2 とおくと、前記
(1),(2)式が得られる。
【0033】ここで、A1 ,A2 は上述のように{燃料
密度・体積弾性率・(流速)2 1/ 2 として求められ、
燃料密度、体積弾性率は定数、流速は、(噴射量)/
(配管断面積)/(噴射期間)で求めることができる。
ω1 ,ω2 は(4・配管長)/{体積弾性率/(燃料密
度)}1/2 として求められる。又、tD は(配管の長さ
+コモンレール内での伝播長さ)/(音速)として求め
られる。
【0034】具体的に第1気筒噴射時における伝播圧力
変動について説明する。図6からP1 は、直前噴射気筒
(ここでは第4気筒)の閉弁による衝撃圧力波であり、
伝播路はL1 =2・La +Lb となる。従って、tD
1 /(音速)として求められる。L1 はECU49内
のROM49aに定数としてストアされている。同様
に、L2 は、La +Lc +Ld であり、tD=L2
(音速)として求められ、L2 もROM49aに定数と
してストアされている。ここで、La=600mm、Ld
=400mm、Lb =300mm、Lc =150mm
程度の値をとる。
【0035】次に、燃料の体積弾性率は、コモンレール
圧に対する一次元マップからマップ補間によって算出
し、コモンレール圧100MPaの場合では、2300
MPaとなる。又、燃料密度は定数としてROM49a
にストアされており、0.83Kg/cm3 の値をとる。
又、流速は、Qfin /{(配管断面積)・TQ}とな
り、Qfin ,TQは、メインルーチンにて算出した目標
噴射量、噴射弁36の開弁時間(駆動時間)となり、配
管断面積は、噴射弁36のノズル先端部の燃料通路(φ
2mm)の面積を、定数としてROM49aにストアされ
ている。
【0036】圧力の減衰定数aは、実験的に測定した値
を用い図6の構成では、0.9となりROM49aにス
トアされている。噴射時間間隔Tは、エンジン回転数か
ら算出することができT=60/NE/3となる。ただ
し、NEの単位は〔rpm〕とする。以上の定数及び算
出式を用いることにより各パラメータを考慮した圧力変
動を導くことができる。
【0037】このように本実施例では、前回の噴射対象
となった噴射弁36での燃料噴射終了から今回噴射対象
となる噴射弁36の噴射開始までの期間と、前回の噴射
対象となった噴射弁36から今回噴射対象となる噴射弁
36への圧力伝播長とに基づいて、つまり、(1)式で
のtD1(前回噴射した噴射弁36での圧力波が噴射気筒
での噴射弁36のノズル部へ到達する時間)及び圧力変
動周期ω1 (配管長の関数)に基づいて、燃料噴射量を
補正するようにした。その結果、噴射弁36の噴射終了
に伴う噴射弁36からコモンレール38側への衝撃波に
よる噴射対象の噴射弁36での燃料噴射量へ悪影響を及
ぼすことを回避できる。
【0038】又、高圧ポンプ41の燃料供給開始から噴
射対象となる噴射弁36の噴射開始までの期間と、高圧
ポンプ41から噴射対象となる噴射弁36への圧力伝播
長とに基づいて、つまり、tD2(高圧ポンプ41での圧
力波が噴射気筒での噴射弁36のノズル部へ到達する時
間)及び圧力変動周期ω2(配管長の関数)に基づい
て、燃料噴射量を補正するようにした。その結果、高圧
ポンプ41の供給開始に伴うコモンレール38側への圧
送波による噴射対象の噴射弁36での燃料噴射量へ悪影
響を及ぼすことが回避できる。
【0039】このようにして、実際の噴射圧力を算出で
き、この値に応じて噴射弁36の指令駆動時間を求める
ことができ、噴射量制御精度を向上させることができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
コモンレールを備えた蓄圧式燃料噴射装置において、
料噴射量のばらつきの原因となる圧力波による悪影響を
回避できる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の蓄圧式燃料噴射装置の全体構成図であ
る。
【図2】噴射弁の断面図である。
【図3】作用を説明するためのフローチャートである。
【図4】圧力伝搬特性を示す図である。
【図5】圧力伝搬特性を示す図である。
【図6】圧力の伝搬路を説明するための図である。
【符号の説明】
36 燃料噴射弁 37 分岐管 38 コモンレール 39 燃料供給管 41 高圧ポンプ 44 エンジン 49 ECU

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧ポンプから燃料供給管を通して高圧
    燃料が供給され、該燃料を蓄圧するコモンレールと、 内燃機関の各気筒毎に設けられ、前記コモンレールから
    分岐した分岐管を通して接続された噴射弁とを備え、
    記高圧ポンプからの高圧燃料が、コモンレール、分岐管
    を介して各噴射弁のノズル部に供給され、内燃機関の運
    転状態に応じた燃料量を噴射すべく前記噴射弁を開閉制
    御して前記コモンレール内の燃料を内燃機関の各気筒に
    噴射するようにした蓄圧式燃料噴射装置において、 前回の噴射対象となった噴射弁での燃料噴射終了から今
    回噴射対象となる噴射弁の噴射開始までの期間と、前回
    の噴射対象となった噴射弁から今回噴射対象となる噴射
    弁への圧力伝播長とに基づいて、燃料噴射量を補正する
    ようにしたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 高圧ポンプから燃料供給管を通して高圧
    燃料が供給され、該燃料を蓄圧するコモンレールと、 内燃機関の各気筒毎に設けられ、前記コモンレールから
    分岐した分岐管を通して接続された噴射弁とを備え、
    記高圧ポンプからの高圧燃料が、コモンレール、分岐管
    を介して各噴射弁のノズル部に供給され、内燃機関の運
    転状態に応じた燃料量を噴射すべく前記噴射弁を開閉制
    御して前記コモンレール内の燃料を内燃機関の各気筒に
    噴射するようにした蓄圧式燃料噴射装置において、 前記高圧ポンプの燃料供給開始から噴射対象となる噴射
    弁の噴射開始までの期間と、高圧ポンプから噴射対象と
    なる噴射弁への圧力伝播長とに基づいて、燃料噴射量を
    補正するようにしたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装
    置。
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JP5212502B2 (ja) * 2011-02-18 2013-06-19 株式会社デンソー 燃料噴射装置
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