JP2921094B2 - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、制御手段により洗浄,すすぎ,乾燥の一連
の逐次動作を行う食器洗い機に関する。
従来の技術 近年、食器洗い機はマイクロコンピュータを使用した
制御装置により洗浄,すすぎ,乾燥の一連の逐次動作を
行うようになっている。
従来この種の食器洗い機は、タンク内に給水する水の
水位を検出する水位検出手段として圧力スイッチやフロ
ートスイッチなどを用いている。圧力スイッチはタンク
の底部と連通したエアトラップからの圧力をダイヤフラ
ムで受けて、圧力スイッチの接点の開閉を行うものであ
り、また、フロートスイッチはタンクの底部と連通した
別の槽に磁気をおびたフロートを設け、タンクの槽内部
の水位に合わせてフロートを動かし、リードスイッチの
開閉を行うものである。
発明が解決しようとする課題 このような従来の食器洗い機では、必要とする水位を
得るためには、一個の水位検出手段に対して一つの水位
しか検出できないため、必要とする水位の数と同じ数だ
けの水位検出装置を必要とし、通常メーカー側はコスト
との関係もあって最低限必要とする洗浄水位と、溢水水
位の2個の水位検出手段を使用していた。この洗浄水位
というのはタンク内にセットした食器を洗浄したり、す
すぐときに必要とする基本水位である。また、溢水水位
というのはタンク内の水位が洗浄水位を越え、これ以上
水位が上昇するとタンクから水があふれ、台所の床面を
濡らす恐れがあるといういわゆる危険水位のことをい
う。この危険水位状態というのは給水弁の故障などによ
り、本来止まっているはずの水が出っ放しの状態のとき
に起こり、誤検知を防止するために洗浄水位との幅を取
っている。よって、この危険水位状態というのは通常、
タンク溢水面ぎりぎりの水位に設けてある。また、この
水位検出手段による危険水位の検知は、タンク内だけの
検知であり、タンク以外からの水漏れ(例えば、給水管
のジョイント部締め付け不良による水漏れ)に対しても
最近は、フロートスイッチを用いて検知を行っている場
合もある。
このフロートスイッチによる溢水検知はタンク内から
の溢水も検知しているが、本来タンク内の溢水について
はタンクから溢れる前に、水位検出手段にて検知させて
いる。しかし、この水位検出手段として圧力スイッチを
用いる場合、ダイヤフラムの劣化による硬化により、検
知水位が初期よりも上昇しタンク内での危険水位を検出
できず、溢水させてしまうかもしれないという問題があ
った。本発明は、このような問題を解決するもので、本
体底部に設けられたフロートスイッチが動作すれば、溢
水異常報知をすると共に一定時間排水手段を動作させ、
一旦排水が完了しているタンク内の水位が再び上昇して
きたとしても、確実に排水をさせることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明は、タンク内に給水
する給水手段と、前記給水手段からの給水によるタンク
内の洗浄水位と溢水水位とを検出する圧力スイッチによ
る第1の水位検出手段と、前記給水手段により給水され
た水を循環させてタンク内にセットした食器を洗浄する
洗浄手段と、タンク内の水を排水する排水手段と、本体
の底部に設けられ、タンクからの溢水及び本体内部にお
ける水漏れを検出する第2の水位検出手段と、設定され
た順序に従い前記給水手段、洗浄手段、排水手段を制御
して洗浄、すすぎ、乾燥の一連の逐次動作を行う制御手
段とを備え、前記制御手段は、第2の水位検知手段から
信号が出力されると、第1の水位検出手段の溢水水位を
あらかじめ設定された水位より低く設定するものであ
る。
さらに、異常時に異常報知を行う異常報知手段を備
え、制御手段は、第2の水位検知手段から信号が出力さ
れると、前記異常報知手段により異常報知を行うもので
ある。
作用 本発明は上記構成により、タンク内の水位を検出する
手段として圧力スイッチを用いた場合、ダイヤフラム劣
化による硬化により、検出水位が初期よりも上昇しタン
ク内での危険水位を検出できず、溢水させてしまった場
合であっても本体底部に設けられたフロートスイッチに
より溢水異常報知をし、タンク内の水を排水することが
できる。
また本発明は、本体底部に設けられたフロートスイッ
チにより溢水異常報知をし、タンク内の排水が完了した
後に水位が再び上昇してきたとしても、確実に排水させ
ることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照し
ながら説明する。
図に示すように、制御手段1は通常マイクロコンピュ
ータ(以下マイコンという)を使用する。この制御手段
1はタンク2への給水を行う給水手段(以下、給水弁と
いう)3の開閉を制御する。エアートラップ4はタンク
2の側面下部に形成し、エアーホース5を介して第1の
水位検出手段6(以下、圧力スイッチという)に接続さ
れ、水位に応じて変化するエアートラップ4内の空気圧
力を受けて水位を検出する構成としている。ドア7は食
器の出し入れを行うためのものである。また、タンク2
の底部に食器類を洗浄するノズル9があり、タンク2内
の水を洗浄手段(以下、洗浄ポンプという)10により循
環させ、このノズル9から噴出させる。タンクから溢れ
た水や本体内部から漏れた水は第2の水位検出手段6′
(以下、フロートスイッチという)で検出する。排水手
段(以下、排水ポンプという)11は洗浄後や溢水対策時
に水の排水を行う。
次に圧力スイッチの実施例を第3図から第5図を用い
て説明する。
第3図において、ダイヤフラム12はゴムなどの薄膜体
で形成し、タンク2内の水位に比例した圧力13が加わっ
ている。ダイヤフラム12に磁性体14を固定し、コイル15
の中を上下方向に移動できるようにしている。ばね16は
磁性体14の変位を抑制するものであり、外枠17はダイヤ
フラム12の円周部分およびコイル15を固定している。ま
た、コイル15は第4図で示すように、インバータ18,帰
還抵抗19,コンデンサ20,21とともに発振回路を形成して
いる。
上記構成の水位検出手段6は、ダイヤフラム12に加わ
る水位に比例した圧力13が変化すると、磁性体14はばね
16の作用を受けて上下方向に変位する。このとき、コイ
ル15の中を磁性体14が変位するのでコイル15のインダク
タンスが変化する。第4図に示す発振回路の周波数はコ
イル15のインダクタンスと、コンデンサ20,21の容量に
よって決まるので、コイル15のインダクタンスが変化す
ると周波数が変化することになる。そして水位と周波数
の関係をグラフに示すと第5図のようになる。すなわ
ち、水位と周波数との関係は1対1となり、ある水位を
検出しようとすれば、そのときの周波数を検出すればよ
い。
ここで、第5図において水位h1,h2を設定したとする
と、それぞれに対応した周波数f1,f2が決定する。この
値を制御手段1(マイコン)が読み込み、水位を検出で
きる。上記構成において、第2図,第6図を参照しなが
らタンク内の水位検出の変化について説明する。一般的
に、圧力スイッチに使われているダイヤフラムはゴムな
どの薄膜体で形成されており、このゴムは温度や湿度な
どのストレスを加えると硬化するという性質がある。特
に食器洗い機はお湯を使用するためこの影響を受けやす
い。このため、ダイヤフラムに圧力が加わっても圧力の
低いうちは変化せず、水位としては当初の設定水位より
も高くなる。
第6図のA′において、ダイヤフラム硬化時の水位と
周波数の関係を示す。h0の水位からダイヤフラムが動作
しはじめたとすると、マイコンの検知周波数f1,f2は変
わらないため、水位としてはh1からh1′,h2からh2′に
変化する。第2図において、h1を設計時の洗浄水位、h2
を設計時の溢水水位とすると、h2′ではタンク溢水面を
越えている。もし給水弁の故障によりタンク内に水が入
ってきても、圧力スイッチは溢水水位を検出できず、水
はタンクから溢れてしまうことになる。
本体底部に設けたフロートスイッチはこういったタン
ク内の溢水を検出し、異常報知することによりいち早く
使用者に知らせ、排水ポンプを一定時間動作させること
により、本体からの水漏れを防止することができる。
また、第2図を用いて他の実施例を説明する。圧力ス
イッチのダイヤフラムが硬化せず、当初の水位を検出で
きている間は、給水弁が故障したとしても、タンク内の
h2水位において排水ポンプを動作させタンク内の水を排
水できるので、再度、タンク内の水位が上昇してきたと
しても、同じh2水位にて繰り返し排水することができ
る。
しかし、第1の実施例のようにダイヤフラムの硬化に
より、溢水検出水位がh2′になるとフロートスイッチに
より一旦溢水検出をし、タンク内の排水はできるもの
の、再度、タンク内の水位が上昇してきたとしても、同
じh2′水位にて繰り返し検出することができず、使用者
がこの異常報知に気付かなければ、水は本体から床面に
流れ出してしまうのである。よって、フロートスイッチ
による異常報知状態中においては、圧力スイッチによる
再排水検出水位を、当初設定しているh2水位よりも低い
水位(例えば、洗浄水位のh1水位)に設定し直すことに
より、タンク内において排水することができる。
機構設計上、タンク溢水面に対し十分余裕をもって溢
水水位h2がとれればこのような制御は必要としないが、
実際は不可能なことが多かったのである。
発明の効果 以上、実施例から明らかなように、本発明によれば、
タンク内の水位を検出する手段としての圧力スイッチを
用いた場合、ダイヤフラムの劣化による硬化により、検
出水位が初期よりも上昇しタンク内の危険水位を検出で
きず、溢水させてしまった場合であっても、本体底部に
設けられたフロートスイッチにより溢水異常を検知し、
タンク内の排水を行うとともに水位検知手段の自動調整
を行うことができ、水位検知手段の継続的に使用するこ
とができる。また、本発明は、溢水異常を検知し、異常
報知を行い、使用者がそれに対する対処を素早く行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の食器洗い機のブロック図、
第2図は同食器洗い機の断面図、第3図は同食器洗い機
の水位検出手段の断面図、第4図は同水位検出手段の回
路図、第5図は同水位検出手段の特性図、第6図は同水
位検出手段のダイヤフラム硬化時の特性図である。 1……制御手段、2……タンク、3……給水手段、6…
…第1の水位検出手段、6′……第2の水位検出手段、
8……異常報知手段、10……洗浄手段、11……排水手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 15/42 A47L 15/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク内に給水する給水手段と、前記給水
    手段からの給水によるタンク内の洗浄水位と溢水水位と
    を検出する圧力スイッチによる第1の水位検出手段と、
    前記給水手段により給水された水を循環させてタンク内
    にセットした食器を洗浄する洗浄手段と、タンク内の水
    を排水する排水手段と、本体の底部に設けられ、タンク
    からの溢水及び本体内部における水漏れを検出する第2
    の水位検出手段と、設定された順序に従い前記給水手
    段、洗浄手段、排水手段を制御して洗浄、すすぎ、乾燥
    の一連の逐次動作を行う制御手段とを備え、前記制御手
    段は、第2の水位検知手段から信号が出力されると、第
    1の水位検出手段の溢水水位をあらかじめ設定された水
    位より低く設定する食器洗い機。
  2. 【請求項2】異常時に異常報知を行う異常報知手段を備
    え、制御手段は、第2の水位検知手段から信号が出力さ
    れると、前記異常報知手段により異常報知を行う請求項
    1記載の食器洗い機。
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