JP2920728B2 - 通信用カード - Google Patents

通信用カード

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JP2920728B2
JP2920728B2 JP6227357A JP22735794A JP2920728B2 JP 2920728 B2 JP2920728 B2 JP 2920728B2 JP 6227357 A JP6227357 A JP 6227357A JP 22735794 A JP22735794 A JP 22735794A JP 2920728 B2 JP2920728 B2 JP 2920728B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信用回路を備えた通
信用カードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンやワープロやコンピュー
タ等の様々な送受信の装置本体と電話回線等の通信回線
間の送受信信号の入出力制御を行う際等に、通信用回路
を備えた通信用カードが広く用いられるようになってき
ている。この通信用カードの1つとしてモデムカードが
知られており、モデムカードは送受信の装置本体から送
信したデジタル信号をアナログ信号に変換して通信回線
に乗せ、また、逆に、通信回線から送られてくるアナロ
グ信号をデジタル信号に変換して送受信装置に加えるよ
うになっている。
【0003】このモデムカードは、パソコン等の送受信
の装置本体側に設けられているスロット内にカードの先
端側から挿入されて装置本体と電気的に結合されるもの
であり、さらに、そのモデムカードに電話回線等の通信
回線のコードを着脱自在に接続することにより、装置本
体と通信回線とがモデムカードの通信用回路を介して電
気的に結合され、パソコン通信等が行えるようになる。
【0004】図14にはモデムカードの一例が電話回線の
コードと共に示されている。同図において、PCMCI
A(Personal Computer Memory Card International As
sociation )により設定されている厚さ約5mmのモデム
カード1(PCカードとも言う)の後端側には、厚さ14
mmのコネクタ部23が組み込まれており、コネクタ部23に
はコード21の先端側に設けられたモジュラープラグ2を
嵌合するためのモジュラープラグ嵌合穴20が形成されて
いる。
【0005】なお、同図の一点鎖線部分35に示すよう
に、前記パソコン等のスロット(図示せず)内に、モデ
ムカード1と共にメモリカード等の別のカードを挿入
し、例えばパソコン通信等を行うときの通信の幅やバリ
エーションを広げることがよく行われている。
【0006】モジュラープラグ2には、図11の(a)お
よび図12に示すように、ハウジング24の斜め方向に突出
した爪部25が設けられており、爪部25の基部側には戻り
防止用の引っ掛け部26が爪部25の両側に張り出して設け
られている。爪部25は、爪部25の先端側とハウジング24
を指で挟んで力を加えると、図11の(a)の矢印の方向
に動いてハウジング24の爪部配設面15側に近づき、同図
の(b)に示す状態となり、指を離すと再び元の位置に
戻るようになっている。ハウジング24の先端側には、ハ
ウジング24の先端面28よりも突出した突起部27が設けら
れており、ハウジング24の後端側にはコード挿入穴(図
示せず)が形成され、コード挿入穴には前記コード21が
挿入されており、ハウジング24内にはコード21から引き
出された例えば4本のリード線(図示せず)が配列して
いる。
【0007】図13に示すように、ハウジング24には例え
ば6本の端子収容溝29が形成されており、例えば、両側
の端子収容溝29を除く4本の端子収容溝29にはプラグ端
子30が収容されており、プラグ端子30は、前記コード21
から引き出されたリード線と電気的に接続されている。
【0008】図15に示すように、モデムカード1のコネ
クタ部23に形成されている前記モジュラープラグ嵌合穴
20には、モジュラープラグ2の挿入方向を設定するため
のガイド部4が設けられており、ガイド部4に沿ってモ
ジュラープラグ2をモジュラープラグ嵌合穴20の入口側
22から奥側に挿入できるようになっており、図16の
(a)に示すように、挿入したモジュラープラグ2の突
起部27が、図16の(b)に示されるようなモジュラープ
ラグ嵌合穴20の先端位置設定部5に当接することによ
り、それ以上はモジュラープラグ2が先に進まないよう
になっている。
【0009】また、モジュラープラグ嵌合穴20の入口上
部側には挿入したモジュラープラグ2を抜け止め係止す
るための戻り防止部6が設けられており、モジュラープ
ラグ2をモジュラープラグ嵌合穴20の奥側に挿入し、モ
ジュラープラグ2の突起部27がモジュラープラグ嵌合穴
20の先端位置設定部5に当接する直前になると、モジュ
ラープラグ2の引っ掛け部26の後端側が戻り防止部6に
引っ掛かり、それにより、モジュラープラグ2がモジュ
ラープラグ嵌合穴20の入口側22に戻ってモジュラープラ
グ嵌合穴20から外れないようになっている。
【0010】なお、モジュラープラグ2をモジュラープ
ラグ嵌合穴20から外すときには、図16の(c)に示すよ
うに、モジュラープラグ嵌合穴20から外に出ているモジ
ュラープラグ2の爪部25を指等により押し下げて、ハウ
ジング24の爪部配設面15側に近づけ、引っ掛け部26が戻
り防止部6に引っ掛からない状態にして外すことにな
る。
【0011】図15,16に示すように、モジュラープラグ
嵌合穴20の下部側には、例えば6本の端子取り付け溝18
が形成されており、例えば、両側の端子取り付け溝18を
除く4本の端子取り付け溝18には接続用の端子8の先端
側が取り付けられて端子接続部が形成されており、この
接続用の端子8がモジュラープラグ2のプラグ端子30と
電気的に接続されるようになっており、コネクタ部23
に、コード21の先端側のモジュラープラグ2が挿入嵌合
されると、モデムカード1は電話回線等の通信回線と接
続されることになる。
【0012】ところで、モデムカード1をパソコン等に
挿入装着したときに、カード1後端側のコネクタ部はパ
ソコン等の装置本体から突出することになるが、従来の
モデムカード1は後端側が肉厚であるために、肉厚のコ
ネクタ部23が装置本体から突出していると邪魔であると
いった問題があった。また、パソコン等の装置を移動す
る際には、モジュラープラグ2をコネクタ部23から外
し、モデムカード1は装置に挿入したままの状態で移動
することが多いため、装置の外側に突出している肉厚の
コネクタ部23がパソコン等の机等にぶつかり、モデムカ
ード1や装置本体に支障を来しかねないといった問題が
あった。
【0013】また、モデムカード1を作製する際、コネ
クタ部23を設けるためにモデムカード1の後端側を肉厚
にすると、その分、材料費もかかり、カードのコストが
高くなってしまうといった問題もあった。
【0014】そこで、上記課題を解決するために、例え
ば、図6〜10に示すような様々な通信用カードが提案さ
れている。図6の(a)に示すものは、モデムカード1
にスライド収容穴9を設け、このスライド収容穴9に出
し入れ自在のスライド板7を取り付け、このスライド板
7に、同図の(a),(b)に示すような、モデムカー
ド1の厚み方向にモジュラープラグ嵌合穴20を形成し、
そのモジュラープラグ嵌合穴20にモデムカード1の表面
側から、モジュラープラグ2を、ほぼ垂直に挿入するよ
うにした通信用カードであり、モジュラープラグ2は、
その端子配設面14がモデムカード1のカード面とほぼ直
交するように挿入されるようになっている。
【0015】なお、このように形成されているモデムカ
ード1には、モジュラープラグ2をモジュラープラグ嵌
合穴20に挿入したときに、図7の(a)に示すように、
モジュラープラグ2がスライド板7を突き抜けるタイプ
のものと、同図の(b)に示すように、モジュラープラ
グ2がスライド板7を突き抜けないタイプのものとの2
つのタイプがある。
【0016】このようなモデムカード1においては、モ
ジュラープラグ嵌合穴20にモジュラープラグ2を嵌合す
ると、モジュラープラグ2の一部がスライド板7から厚
み方向にはみ出すことになるが、図14に示したモデムカ
ード1と異なり、肉厚のコネクタ部23を有していない
し、スライド板7をスライド収容穴9に収納できるため
に、モジュラープラグ2をモデムカード1に装着してい
ないときには、モデムカード1をパソコン等に装着した
ままの状態でもモデムカード1がパソコン等の装置本体
から突出することがなく、邪魔になることはない。ま
た、肉厚のコネクタ部23を形成していない分だけ材料費
も安くなり、カードのコストも安くすることができる。
【0017】図8には、本出願人が最近提案した(未だ
公知にはなっていない)通信用カードの一例が示されて
おり、このカードは、カード1の後端側にスライド収容
穴9を設け、このスライド収容穴9に、矢印A′の方向
に出し入れ自在のスライド板7を取り付け、このスライ
ド板7に、モジュラープラグ2を着脱自在に挿入嵌合す
るための後端開放のモジュラー嵌合開口スリット(以
下、開口スリットと言う)3を設けた通信用カードであ
る。このカードは、図の矢印Aのように、モジュラープ
ラグ2を開口スリット3に挿入する、すなわち、モジュ
ラープラグ2をモデムカード1のスライド板7のスライ
ド方向(矢印A′の方向)と同様の、カード面に対して
平行な方向(図の横方向)に移動して挿入するカードで
ある。
【0018】開口スリット3の内壁には、戻り防止部
6、端子8が設けられており、このモデムカード1にモ
ジュラープラグ2を接続するときには、モジュラープラ
グ2の端子30とモデムカード1の端子8を対向させた状
態、すなわち、モジュラープラグ2の端子30配設部を下
側に向けた状態から、モジュラープラグ2を90度回転さ
せてハウジング24の爪部配設面15を図の奥側に向け、端
子配設面14を図の手前側に向けた状態とし、図の矢印A
のように挿入する。
【0019】そうすると、モジュラープラグ2は、図8
の(b)に示すように、モデムカード1の開口スリット
3の内壁に沿って挿入嵌合され、モジュラープラグ2は
開口スリット3からモデムカード1の厚み方向両側には
み出した状態で嵌合される。そして、モジュラープラグ
2が開口スリット3に嵌合することにより、モジュラー
プラグ2の端子30とモデムカード1の端子8とが電気的
に接続される。
【0020】図9には、本出願人が最近提案した(未だ
公知にはなっていない)通信用カードの別の例が示され
ている。このカード1が図8に示したモデムカード1と
異なる最も特徴的なことは、開口スリット3の後端側の
側端側に受け板収容溝32が形成され、その各溝32にコ字
形状の受け板46が収容されていることである。受け板46
はピン38により受け板収容溝32の内壁に取り付けられて
おり、受け板46はピン38を中心として回転自在となって
いる。両方の受け板46の一方側の自由端41側は開口スリ
ット3中央側に突き出ており、受け板46の開口面42は開
口スリット3の上側の挿入口に共に向けられている。受
け板46の他方側の自由端47側と受け板収容溝32の内壁と
の間にはばね(図示せず)が介設されており、このばね
により、定常時は受け板46の開口面12が開口スリット3
の上側に向くように位置規制されている。
【0021】このモデムカード1にモジュラープラグ2
を挿入するときには、例えば、図10に示すように、モジ
ュラープラグ2をモデムカード1の表面側(図の上側)
から挿入し、それにより、受け板46を回転させて、その
受け板46によりモジュラープラグ2を保持するようにな
っており、このとき、モジュラープラグ2は、図8に示
した例と同様に、モデムカード1の厚み方向両側にはみ
出した状態で嵌合される。
【0022】図8〜10に示したモデムカード1も、前記
図6,7に示したモデムカード1と同様に、肉厚のコネ
クタ部23を有しておらず、スライド板7をスライド収容
穴9に収納可能であり、同様の効果を奏することができ
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6〜
10に示した上記通信用カードにおいてもそれぞれに問題
があり、例えば、図6,7に示したモデムカード1にお
いては、モジュラープラグ2の端子配設面とモデムカー
ド1のカード面とがほぼ直交するように、モジュラープ
ラグ2をモジュラープラグ嵌合穴20に挿入するために、
モジュラープラグ2の挿入がしにくいといった問題があ
った。
【0024】しかも、一般に、モデムカード1をパソコ
ン等に挿入装着するときには、パソコン等の種類によ
り、モデムカード1の表面側を上にしてパソコン等に挿
入する場合と、モデムカード1の表面側を下にしてパソ
コン等に挿入する場合とがあり、モデムカード1の表面
側を下にしてパソコン等に挿入したときに、図6,7の
モデムカード1にモジュラープラグ2を挿入することは
困難であり、仮に挿入できたとしても、モデムカード1
の厚み方向に大きくはみ出したモジュラープラグ2の後
端側の厚みのために、モデムカード1の後端側が浮き上
がってしまい、パソコン本体を安定的に設置することが
できなくなり、問題であった。
【0025】また、図8〜10に示したモデムカード1に
おいては、モジュラープラグ2の挿入はし易いものの、
モジュラープラグ2を開口スリット3に嵌合したとき
に、モジュラープラグ2が開口スリット3からモデムカ
ード1の厚み方向両側にはみ出した状態で嵌合されるこ
とになり、モジュラープラグ2がモデムカード1の裏面
側(下側)にも突き出すことになる。そうすると、例え
ば、図14の一点鎖線部分35に示したように、パソコン等
の装置本体側のスロット内にモデムカード1と共にメモ
リカード等の別のカードを挿入するときに、モデムカー
ド1の下側に突き出したモジュラープラグ2が邪魔にな
って、メモリカード等の着脱がスムーズに行われなくな
るといった問題があった。
【0026】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、モジュラープラグの挿入が
容易であり、しかも、メモリカード等の他のカードと共
にパソコン等の装置に装着しても邪魔にならず、コスト
が安い通信用カードを提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のように構成されている。すなわち、本
発明は、通信用回路を備えたカードの後端側にスライド
収容穴を設け、このスライド収容穴に出し入れ自在のス
ライド板を取り付け、該スライド板にモジュラープラグ
を着脱自在に挿入嵌合するための後端開放のモジュラー
嵌合開口スリットを設け、該モジュラー嵌合開口スリッ
トには挿入するモジュラープラグの先端側の位置決め用
の先端位置設定部と、挿入したモジュラープラグを抜け
止め係止するための戻り防止部を形成し、スライド板の
モジュラー嵌合開口スリット部には該モジュラー嵌合開
口スリットの上側に突き出して挿入されるモジュラープ
ラグの底面側をモジュラー嵌合開口スリットから下に突
き出さないように係止する係止部を形成し、スライド板
の側面がわには挿入するモジュラープラグの側面がわを
位置規制する挿入位置規制部を水平倒し方向と起立方向
の往復回動自在に基端側で軸支すると共にこの挿入位置
規制部の上端側には挿入するモジュラープラグの上側突
き出し面を位置規制する上側位置規制部を設けてガイド
枠体を形成し、該上側位置規制部にはモジュラー嵌合開
口スリットに挿入されたモジュラープラグの端子と電気
的に接続される端子接続部を形成し、前記挿入位置規制
部を起立回動してモジュラープラグの挿入ガイドとして
機能させ、挿入位置規制部を倒した状態でスライド板と
共に前記スライド収容穴に収容する構成とし、前記端子
接続部の引き出し部分はスライド板とガイド枠体との間
に介設されて前記ガイド枠体を起立回動させるばね状体
として構成したことを特徴として構成されている。
【0028】
【作用】上記構成の本発明において、挿入位置規制部は
倒された状態でスライド板と共にカード後端側のスライ
ド収容穴に収容されており、スライド板をスライド収容
穴から出し、挿入位置規制部を起立回動してモジュラー
プラグの挿入ガイドとして機能させると、モジュラープ
ラグはその側面がわを挿入位置規制部により位置規制さ
れてスライド板のモジュラー嵌合開口スリット(開口ス
リット)に挿入嵌合される。
【0029】また、このとき、モジュラープラグは、モ
ジュラー嵌合開口スリット部の係止部に係止されて、そ
の底面側が開口スリットから下に突き出さない状態で挿
入され、しかも、モジュラープラグの上側突き出し面は
前記挿入位置規制部の上側位置規制部により位置規制さ
れ、モジュラープラグの先端側は開口スリットの先端位
置規制部により位置決めされて挿入され、挿入されたモ
ジュラープラグは開口スリットの戻り防止部に抜け止め
係止されて嵌合し、この挿入嵌合したモジュラープラグ
の端子が前記上側位置規制部の端子接続部と電気的に接
続される。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、本実施例の説明において、これまで説明し
たモデムカードおよびモジュラープラグと同一名称部分
には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。図1に
は、本発明に係る通信用カードの第1の実施例であるモ
デムカード1の要部構成がモジュラープラグ2と共に示
されている。本実施例は図6〜10に示したモデムカード
1と同様に、カード1の後端側にスライド収容穴9が形
成され、このスライド収容穴9にスライド板7が収容さ
れており、スライド板7とモデムカード1との間には、
スライド板7をスライド収容穴9から飛び出させるため
のばね等の押し出し手段(図示せず)と、スライド板7
をスライド収容穴9内に収容したままで保持するための
スライド板保持手段(図示せず)と、スライド板7を引
き出したときにスライド板7をその引き出し位置に保持
するためのスライド板係止手段(図示せず)が介設され
ている。
【0031】また、スライド板7は通常、前記スライド
板保持手段により保持されて、スライド収容穴9内に収
容されているが、例えば、操作手段等によりそのスライ
ド板保持手段の保持力を除くと、スライド板7は前記押
し出し手段により押し出されてスライド収容穴9から飛
び出すようになっている。そして、スライド収容穴9か
ら飛び出したスライド板7を前記スライド板係止手段に
より係止することにより、スライド板7が引き出された
状態を維持される。
【0032】スライド板7には、モジュラープラグ2を
着脱自在に挿入嵌合するための後端開放のモジュラー嵌
合開口スリット(開口スリット)3が設けられており、
開口スリット3には挿入するモジュラープラグ2の先端
側の位置決め用の先端位置設定部5と、挿入したモジュ
ラープラグ2を抜け止め係止するための戻り防止部6が
形成されている。なお、モジュラープラグ2は、同図に
示すように、端子配設面14側を上側にして開口スリット
3の上側に突き出して挿入されるようになっており、開
口スリット3の両サイドの下部側内壁には、開口スリッ
ト3の上側に突き出して挿入されるモジュラープラグ2
の底面側(爪部配設面15側)を開口スリット3から下に
突き出さないように係止する係止部33が開口スリット3
の内側に張り出し形成されている。
【0033】スライド板7の側面がわには、挿入するモ
ジュラープラグ2の側面がわを位置規制する挿入位置規
制部として機能する門形状のガイド枠体10が、水平倒し
方向と起立方向の往復回動自在に基端側で軸支されて取
り付けられており、ガイド枠体10の基端側に形成された
嵌合孔18と、スライド板7の側面がわに形成された突部
17とが回転自在に嵌合している。なお、ガイド枠体10の
スライド板7への取り付け方は、特に限定されるもので
はなく、例えば、本実施例とは逆に、スライド板7側に
嵌合孔が形成され、ガイド枠体10側に突部が形成されて
嵌合孔に嵌合されていてもよい。
【0034】図1に示すように、ガイド枠体10の上端側
には、挿入するモジュラープラグ2の上側突き出し面
(端子配設面14)を位置規制する上側位置規制部として
機能する上板部11が設けられており、上板部11には開口
スリット3に挿入されたモジュラープラグ2のプラグ端
子30と電気的に接続される端子8が配設され、この端子
8により端子接続部が形成されている。
【0035】また、図2の(a)に示すように、端子8
はガイド枠体10の内部を通ってガイド枠体10の基端側か
ら引き出され、ばね状体12となってスライド板7のスリ
ット部19を介してスライド板7内に埋設されており、こ
のように、本実施例では、ばね状体12が前記端子8を兼
ねた構成とされて、スライド板7とガイド枠体10との間
に介設されている。
【0036】なお、本実施例のように、端子8をガイド
枠体10に通す代わりに、図2の(b)に示すように、端
子8の先端側をスライド板7側に伸設して、端子8がば
ね状体12を兼ねる構成とすることもできる。
【0037】ばね状体12は、常に、ガイド枠体10を、図
の左側に引っ張る働きをしており、ガイド枠体10は、図
3の(a)に示すように、スライド板7がスライド収容
穴9内に挿入されているときには、ガイド枠体10の外壁
側がスライド収容穴9の内壁に押されて、ガイド枠体10
は水平倒し方向に位置し、スライド収容穴9内に収容さ
れているが、同図の(b)に示すように、スライド板7
をスライド収容穴9から引き出したときには、スライド
収容穴9の内壁によりガイド枠体10の外壁を押さえる力
が取り除かれ、ガイド枠体10は、ばね状体12の力により
回転して起き上がり、スライド板7の係止端36に係止さ
れて起立するようになっている。そして、ガイド枠体10
は、その起立した状態でモジュラープラグ2の挿入位置
決め用の挿入ガイドとして機能するようになっている。
【0038】また、本実施例では、図1に示すように、
開口スリット3の後端側に支持板34が設けられており、
ガイド枠体10を倒したときに、ガイド枠体10が支持板34
に当接するように構成されており、支持板34の後端側を
指で押す等してスライド板7をスライド収容穴9に収容
するときに、スライド収容穴9の入口側に押されて倒さ
れたガイド枠体10が支持板34に支持されて、スライド板
7と共にスライド収容穴9に収容されるようになってい
る。
【0039】本実施例は以上のように構成されており、
このモデムカード1をパソコン等の装置本体のスロット
内に挿入装着すると、カード1の後端側までスロット内
に挿入される。そして、スライド板7をスライド収容穴
9から引き出すと、スライド板7のみが装置本体から外
側に突出された状態になり、このとき、ガイド枠体10
は、図1および図3の(b)に示すように、ばね状体12
に引っ張られて、図の矢印のように起立回動し、挿入ガ
イド面として機能するようになる。
【0040】そして、モデムカード1をこの状態とし
て、モジュラープラグ2をその端子配設面14側を上にし
て開口スリット3の後端側から挿入すると、モジュラー
プラグ2は、開口スリット3の上側に突き出して挿入さ
れ、モジュラープラグ2の底面側、すなわち、爪部配設
面15側が開口スリット3の係止部33により係止され、モ
ジュラープラグ2が開口スリット3から下に突き出さな
いような状態で挿入される。また、このとき、モジュラ
ープラグ2の側面がわがガイド枠体10の側面がわの内壁
により位置規制され、モジュラープラグ2の上側突き出
し面(端子配設面14)はガイド枠体10の上板部11の内壁
により位置規制されて挿入され、図3の(c)に示すよ
うに嵌合される。
【0041】そして、同図の(d)に示すように、モジ
ュラープラグ2の突起部27の先端側が開口スリット3の
先端位置設定部5に当接してモジュラープラグ2の先端
側の位置が設定され、その状態で、モジュラープラグ2
の引っ掛け部26が開口スリット3の戻り防止部6に引っ
掛かり、モジュラープラグ2が開口スリット3の後端側
に戻って外れることが防止され、モジュラープラグ2は
モデムカード1に嵌合される。また、このとき、モジュ
ラープラグ2のプラグ端子30が上板部11に配設された端
子8と電気的に接続され、モジュラープラグ2とモデム
カード1とが電気的に接続される。
【0042】また、モジュラープラグ2を開口スリット
3から外すときには、モジュラープラグ2の爪部25をハ
ウジング24の爪部配設面15側に押し付け、モジュラープ
ラグ2の引っ掛け部26が開口スリット3の戻り防止部6
に引っ掛からない状態にしてモジュラープラグ2を開口
スリット3の後端側に引き出すことにより外すことがで
きる。そして、モジュラープラグ2を開口スリット3か
ら外すと、モジュラープラグ2とモデムカード1の端子
30,8間の接続は解除される。
【0043】なお、モジュラープラグ2を開口スリット
3から外して、スライド板7をスライド収容穴9に挿入
すると、ガイド枠体10はスライド収容穴9の入口側に押
されて再び倒し状態となり、図3の(a)に示したよう
に、スライド板7と共にスライド収容穴9に収容され
る。
【0044】本実施例によれば、上記のように、モジュ
ラープラグ2を開口スリット3に挿入するときに、モジ
ュラープラグ2の底面側が係止部33により係止されて開
口スリット3より下に突き出さないようにして挿入され
るために、モジュラープラグ2がモデムカード1の下側
に突き出ることは防止され、そのため、このモデムカー
ド1と共にメモリカード等のカードをパソコン等の装置
本体のスロット内に挿入するときにも、図7の(a)や
図8,9に示したモデムカード1のように、スライド板
7から下側に突き出したモジュラープラグ2が邪魔にな
ることはなく、モデムカード1やメモリカード等の抜き
差しをスムーズに行うことが可能となる。
【0045】しかも、本実施例によれば、モジュラープ
ラグ2は、ガイド枠体10の内壁により形成されたコ字形
状のガイド面に沿って3方向から側面がわと端子配設面
14側が位置決めされて挿入されるために、モジュラープ
ラグ2の位置は確実に設定され、モジュラープラグ2の
開口スリット3への挿入は、簡単、かつ、確実、迅速に
行うことが可能となる。
【0046】また、本実施例によれば、スライド板7を
スライド収容穴9に対して自在に出し入れすることがで
きるため、スライド板7をスライド収容穴9に収容した
状態にすれば、モデムカード1の後端側がパソコン等の
装置本体から外側に突出することはなく、モデムカード
1をパソコン等に装着したままの状態でも全く邪魔にな
らない。したがって、パソコン等の移動の際に、スライ
ド板7をスライド収容穴9に収容して移動すれば、モデ
ムカード1の後端側をパソコンの机等にぶつけるといっ
たことはなくなる。
【0047】さらに、本実施例のモデムカード1は、図
8に示したモデムカード1と同様に、モジュラープラグ
2をモデムカード1のカード面に対して平行な方向(図
の横方向)に移動して挿入するために非常に挿入し易
く、また、モデムカード1の表面側を上にしてパソコン
等の装置に挿入する場合でも、表面側を下にして挿入す
る場合でも、モデムカード1へのモジュラープラグ2の
挿入は支障なく行えるようになる。
【0048】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、開口スリット3をスライド板7の後端側に
設けたが、開口スリット3はスライド板7の側端がわに
設けても構わない。そのようにすると、スライド板7を
スライド収容穴9に収容したときに開口スリット3がカ
ード1内に入り込んで見えなくなるために見栄えがよ
く、スライド収容穴9入口側から開口スリット3に埃が
入ることもなく、開口スリット3内の端子8等に埃がつ
くこともない。
【0049】また、上記実施例では、スライド板7はス
ライド収容穴9に対して図1の矢印A′のようにばね等
を利用して進退方向に出し入れするように構成したが、
例えば、図5の矢印A′に示すように、スライド板7を
スライド収容穴9内の支点(図示せず)を中心に回転さ
せて同様にばね等を利用して出し入れ自在に構成しても
よい。
【0050】そして、このように、スライド板7のスラ
イド収容穴9への出し入れ方向と、モジュラープラグ2
の開口スリット3への挿入方向が異なるときには、例え
ば、ガイド枠体10を手動により倒すことにより、ガイド
枠体10とスライド板7とを共にスライド収容穴9に収容
することができる。
【0051】さらに、上記実施例では、端子8がばね状
体12を兼ねる構成としたが、図2の(c)に示すよう
に、端子8とばね状体12とは別個に構成してもよい。こ
のように、端子8とばね状体12とを別個に構成するとき
には、この図に示すように、スライド板7とガイド枠体
10の基端側との間にフレキシブル基板13を介設したり、
図2の(e)に示すように、フレキシブル基板13をガイ
ド枠体10の軸となる部分に接続したりして、スライド板
7とガイド枠体10とを電気的に接続する。なお、図2の
(e)に示すようにすると、ガイド枠体10が回動して
も、それに伴ってフレキシブル基板13が動かされること
なくガイド枠体10の回動を行うことができる。
【0052】また、端子8は、上記実施例のように上板
部11から斜めに突設されているとは限らず、例えば、図
2の(d)に示すようにU字型に形成して、ガイド枠体
10からはみ出さないように構成してもよい。
【0053】さらに、上記実施例では、ガイド枠体10
は、スライド板7をスライド収容穴9から引き出したと
きに、ばね状体12により自動的に飛び出すように構成し
たが、ばね状体12の代わりに、ガイド枠体10とスライド
板7との間にばね状体12以外の飛び出し手段を介してそ
の手段によりガイド枠体10を自動的に飛び出させてもよ
いし、飛び出し手段等を設けずに、手動によりガイド枠
体10を開口スリット3から引き出すようにしても構わな
い。
【0054】さらに、上記実施例では、ガイド枠体10を
倒したときに、ガイド枠体10が支持板34に当接するよう
に構成し、支持板34の後端側を指で押す等してスライド
板7をスライド収容穴9に収容するときに、スライド収
容穴9の入口側に押されて倒されたガイド枠体10が支持
板34に支持されてスライド板7と共にスライド収容穴9
に収容されるようにしたが、例えば、支持板34を省略
し、ガイド枠体10を手動により倒した状態とし、その倒
したガイド枠体10の上板部11側を指で押す等してガイド
枠体10とスライド板7とをスライド収容穴9に収容する
ようにしてもよい。
【0055】さらに、上記実施例では、スライド板7の
側面がわにガイド枠体10を設けて、挿入するモジュラー
プラグ2の側面がわを位置規制する挿入位置規制部とし
て機能するようにしたが、ガイド枠体10の代わりに、例
えば、図4の(a)に示すようなL字形状のガイド板31
や同図の(b)に示すような鉤形状のガイド板31を設け
てガイド板31の上端側の上板部11に端子8を形成し、こ
れらのガイド板31が挿入位置規制部として機能するよう
にしてもよい。
【0056】さらに、係止部33は、適宜の位置に設けら
れるものであり、それにより、モジュラープラグ2の爪
部配設面15側が開口スリット3から下に突き出ないよう
にすればよい。
【0057】さらに、上記実施例では、モデムカード1
の厚みは5mmで均一としたが、モデムカード1の厚みは
5mmとは限らないし、モデムカード1は必ずしも厚みが
均一であるとは限らない。また、スライド板7も上記実
施例のように必ずしも厚みが均一であるとは限らない。
【0058】さらに、本発明の通信用カードは、上記実
施例のようにモデムカード1とは限らず、通信用回路を
備えた通信用カードであれば他の通信用カードでも構わ
ない。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、挿入位置規制部を倒し
た状態とすると、挿入位置規制部をスライド板と共にカ
ード後端側のスライド収容穴に収容することが可能であ
り、また、スライド板をスライド収容穴から出し、挿入
位置規制部を起立回動してモジュラープラグの挿入ガイ
ドとして機能させるとにより、モジュラープラグの側面
がわを挿入位置規制部により位置規制してモジュラープ
ラグをスライド板のモジュラー嵌合開口スリット(開口
スリット)に、容易に、かつ確実に挿入嵌合することが
できる。
【0060】そして、このとき、モジュラープラグをモ
ジュラー嵌合開口スリット部の係止部に係止することに
より、モジュラープラグの底面側が開口スリットから下
に突き出さない状態で挿入することが可能となり、モジ
ュラープラグが通信用カードから下側に突き出すことが
防止されるために、本発明の通信用カードと共にメモリ
カード等のカードをパソコン等の装置本体のスロット内
に挿入するときにも、モジュラープラグが通信用カード
から下側に突き出してそのモジュラープラグが邪魔にな
ることはなく、モデムカードやメモリカード等の抜き差
しをスムーズに行うことが可能となる。
【0061】また、本発明によれば、スライド板がスラ
イド収容穴に収容自在であり、モジュラープラグをモジ
ュラー嵌合開口スリットに挿入嵌合しないときには、ス
ライド板をスライド収容穴に収容することにより、カー
ド後端側がパソコン等の装置から突出しない状態とする
ことが可能となるために、カードをパソコン等に装着し
ても邪魔にならないようにすることができるし、従来の
通信用カードのように肉厚のコネクタ部を有していない
ために、その分だけコストも安くできる。
【0062】さらに、本発明の通信用カードは、モジュ
ラー嵌合開口スリットは端面開口となっているために、
モジュラープラグをこの端面側から通信用カードのカー
ド面に対して平行な方向に移動して挿入することができ
るために、通信用カードの表面側又は裏面側からカード
面に対して垂直な方向又は斜め方向に移動して挿入する
場合と異なり、非常に挿入し易く、また、通信用カード
の表面側を上にしてパソコン等の装置に挿入する場合で
も、表面側を下にして挿入する場合でも、通信用カード
へのモジュラープラグの挿入は支障なく行えるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信用カードの一実施例をモジュ
ラープラグと共に示す要部構成図である。
【図2】上記実施例のガイド枠体10近辺の詳細な構成
(a)と、本発明の他の実施例のガイド枠体10近辺の構
成(b)〜(e)を示す説明図である。
【図3】上記実施例の動作を示す説明図である。
【図4】本発明の通信用カードの他の実施例の挿入位置
規制部を示す説明図である。
【図5】本発明の通信用カードの他の実施例におけるス
ライド板の動作を示す説明図である。
【図6】以前に提案されている通信用カードの一例を示
す説明図である。
【図7】図6に示すタイプの通信用カードにモジュラー
プラグ2を嵌合したときの状態例を示す説明図である。
【図8】本出願人が以前に提案している通信用カードの
一例をモジュラープラグと共に示す説明図である。
【図9】本出願人が以前に提案している通信用カードの
別の例をモジュラープラグと共に示す要部説明図であ
る。
【図10】図9の通信用カードの動作を開口スリットの後
端側から見た図により示す説明図である。
【図11】モジュラープラグ2の爪部25の動作を示す説明
図である。
【図12】モジュラープラグ2の平面説明図である。
【図13】モジュラープラグ2の先端側から見た正面説明
図である。
【図14】従来のモデムカード1と電話回線のコードを共
に示す説明図である。
【図15】図10のコネクタ部23を示す説明図である。
【図16】図10のコネクタ部23とモジュラープラグ2の接
続方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 モデムカード 3 モジュラー嵌合開口スリット 7 スライド板 9 スライド収容穴 10 ガイド枠体 11 上板部 33 係止部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−107176(JP,A) 特開 平7−311827(JP,A) 特開 平6−176813(JP,A) 特開 平6−52923(JP,A) 特開 平6−61660(JP,A) 特開 平8−64292(JP,A) 実開 平7−25654(JP,U) 米国特許5338210(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 G06K 17/00,19/077 B42D 15/10 G06F 1/18,3/00,13/00 H01R 13/42,13/46,13/629 H01R 13/639,31/06 JICSTファイル(JOIS)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信用回路を備えたカードの後端側にス
    ライド収容穴を設け、このスライド収容穴に出し入れ自
    在のスライド板を取り付け、該スライド板にモジュラー
    プラグを着脱自在に挿入嵌合するための後端開放のモジ
    ュラー嵌合開口スリットを設け、該モジュラー嵌合開口
    スリットには挿入するモジュラープラグの先端側の位置
    決め用の先端位置設定部と、挿入したモジュラープラグ
    を抜け止め係止するための戻り防止部を形成し、スライ
    ド板のモジュラー嵌合開口スリット部には該モジュラー
    嵌合開口スリットの上側に突き出して挿入されるモジュ
    ラープラグの底面側をモジュラー嵌合開口スリットから
    下に突き出さないように係止する係止部を形成し、スラ
    イド板の側面がわには挿入するモジュラープラグの側面
    がわを位置規制する挿入位置規制部を水平倒し方向と起
    立方向の往復回動自在に基端側で軸支すると共にこの挿
    入位置規制部の上端側には挿入するモジュラープラグの
    上側突き出し面を位置規制する上側位置規制部を設け
    ガイド枠体を形成し、該上側位置規制部にはモジュラー
    嵌合開口スリットに挿入されたモジュラープラグの端子
    と電気的に接続される端子接続部を形成し、前記挿入位
    置規制部を起立回動してモジュラープラグの挿入ガイド
    として機能させ、挿入位置規制部を倒した状態でスライ
    ド板と共に前記スライド収容穴に収容する構成とし、前
    記端子接続部の引き出し部分はスライド板とガイド枠体
    との間に介設されて前記ガイド枠体を起立回動させるば
    ね状体として構成したことを特徴とする通信用カード。
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