JP2920426B2 - 真直度計測装置 - Google Patents

真直度計測装置

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JP2920426B2 JP844291A JP844291A JP2920426B2 JP 2920426 B2 JP2920426 B2 JP 2920426B2 JP 844291 A JP844291 A JP 844291A JP 844291 A JP844291 A JP 844291A JP 2920426 B2 JP2920426 B2 JP 2920426B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真直度計測装置に関
し、特に真直度計測面と平行に移動する移動部材に2つ
の距離センサを移動方向と平行に並設してこれら2つの
距離センサによって真直度計測面までの距離を検出し、
該検出結果から真直度計測面の真直度を計測するように
した装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械等において直線案内の真
直度と被加工物の真直度とを共に求める技術がある(特
公昭61ー33364号公報、「真直度測定方法および
その装置」)。
【0003】この技術では、サドルを直線案内に沿って
移動自在に配設するとともに、サドルに2つの変位計
(たとえばうず電流型変位計が使用される)を移動方向
に所定距離だけ離間して取り付け、サドルを移動させ、
2つの変位計で直線案内に平行な被加工物と直線案内と
の距離を前記所定距離だけ移動する地点ごとに検出す
る。そして、2つの変位計の検出結果に所定の演算式を
適用して直線案内の真直度と被加工物の真直度とを得よ
うとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記直線案内
としてはガイドレールのようなスライド部材が使用され
るが、該スライド部材とサドルとの間のクリアランスに
よっては移動に伴いガタが生じ、2つの変位計が並設さ
れる方向の被加工物に対する姿勢角が変化してしまうこ
とがある(本来は変位計の並設方向と被加工物とは常に
平行となっているのが望ましい)。このため被加工物ま
での距離が正確に得られないこととなり、これに基づき
求められる真直度の精度の劣化を招来することになって
いた。
【0005】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、上記ガタが生じたとしても上記2つの変位計
の姿勢角を一定に保持することにより真直度の計測精度
を従来よりも向上させることができる装置を提供するこ
とをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明では、真
直度計測面と平行に移動する移動部材と、該移動部材の
移動方向に沿って該移動部材に並設され、前記真直度計
測面までの距離を検出する2つの距離センサとを有し、
前記移動部材が前記2つの距離センサの並設距離移動す
る各地点ごとの前記2つの距離センサの各出力に基づい
て前記真直度計測面の真直度を計測するようにした真直
度計測装置において、入力駆動信号に応じて前記2つの
距離センサを前記移動部材の移動方向に揺動させること
により前記2つの距離センサの並設方向の前記真直度計
測面に対する傾斜角度を変化させる傾斜角度変化手段
と、前記傾斜角度を検出する傾斜角度検出手段と、前記
傾斜角度検出手段の検出出力に基づいて前記傾斜角度が
零になるように前記傾斜角度変化手段に駆動信号を出力
する手段とを前記移動部材に具えるようにしている。
【0007】
【作用】すなわち、かかる構成によれば、移動部材の移
動に伴い2つの距離センサの傾斜角度が変化するような
ことがあっても、傾斜角度は傾斜角度検出手段によって
検出され、該検出結果に基づき傾斜角度変化手段が駆動
制御され、傾斜角度を常に一定値(2つの距離センサの
並設距離の真直度計測面に対する角度零)にする。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る真直度計
測装置の実施例について説明する。なお、実施例では真
直度計測面として丸棒の長手方向に沿った面を想定し、
丸棒が旋盤の主軸台に取り付けられた状態でその真直度
を計測する場合について説明する。
【0009】図1に示すように旋盤の主軸台のチャック
14にはワークとしての丸棒WKの一端が装着されると
ともに、丸棒WKの他端は心押台16により係止され、
丸棒WKの中心軸が地面と平行となっている。一方、丸
棒WKの下方には同様にその中心軸が地面と平行になる
ように送りネジであるガイドレール7が配設されてい
る。ガイドレール7には移動部材5が該ガイドレール7
に沿って移動自在に環装されている。移動部材5はパル
スモータを中心にして構成される駆動部8により移動さ
れる。移動部材5の上面には支柱6が突設されていて、
該支柱6の上端にはセンサ部1が固着されている。セン
サ部1は大きくは2つの非接触型の変位計2、3を中心
に構成されていて、これら変位計2、3は移動部材5の
移動方向に沿って所定距離dだけ離間している。変位計
2、3は、レーザ光点変位計、超音波距離計等の距離セ
ンサであり、丸棒WKに向けて射出されるレーザ光、超
音波等の変位計2、3と丸棒WKとの間の往復伝播時間
を計時することにより、変位計2、3と丸棒WKとの距
離(鉛直方向)、つまりセンサ部1と丸棒WKとの相対
距離を検出する。
【0010】ここで本発明に適用される演算原理につい
て説明する。いま、駆動部8により移動部材5が矢印C
方向に移動されたものとすると、図2に概念的に示すよ
うにセンサ部1は、スタート地点から上記変位計の並設
距離dだけ移動するごとにガイドレール7の真直度等の
影響に起因して状態200(スタート地点)、201、
202、203、204……のごとく上下方向に揺動し
つつ、両変位計2、3によって上記相対距離を検出す
る。ここで、センサ部1の鉛直方向変位、丸棒WKの鉛
直方向変位を上方向をプラス極性としてそれぞれX、
Y、そして変位計2、3の出力(たとえば電圧値)をそ
れぞれVA,VB,さらに変位計2、3により得られる上記
相対距離をそれぞれFA(VA)、FB(VB)とすると、
スタート地点から並設距離dずつ離間した地点の順番を
示す番号を添字k(1、2、3…)として、これらの間
には下記(1)〜(4)式の関係が成立する。
【0011】 FA(VKA)ーFA(V0A)=YKーXK …(1) FB(VKB)ーFB(V0B)=YK+1ーY1+XK+1 …(2) ゆえに、 XK=FA(V1A)ーFA(VKA)+FB(V(K-1)B)ーFB(V0B)+XK-1+X 1 …(3) YK=XK+FA(VKA)ーFA(V0A) …(4) したがって、変位計2、3の出力VKA、VKBを上記
(3)、(4)式に順次代入することにより丸棒WKの
鉛直方向変位YKが順次求められることになる。なお、
同時にセンサ部1の鉛直方向変位XKも順次求められ
る。
【0012】さて、図1において変位計2、3の出力V
KA、VKBはデータレコーダ9に出力される。駆動部8の
パルスモータからはスタート地点からの移動部材5の移
動距離に応じたパルス数のパルス信号が出力され、デー
タレコーダ9に加えられる。また、チャック14は矢印
Dに示すように丸棒WKの中心軸を回転中心にして回転
自在となっており、図示していないモータによって駆動
される。ロータリエンコーダ15は丸棒WKの回転に伴
い回転する。このため、丸棒WKの回転位置をロータリ
エンコーダ1から出力されるパルスをカウンタ10で計
数することにより得ることができる。カウンタ10の計
数結果はデータレコーダ9に加えられる。マイクロコン
ピュータ11はデータレコーダ9、モニタ12およびプ
リンタ13を制御するものであり、駆動部8のパルスモ
ータからの入力パルス信号に基づき移動距離dごとのタ
イミングでデータレコーダ9に対して変位計2、3の出
力VKA,VKBを取得するための信号を出力する。
【0013】このため、データレコーダ9は移動距離d
ごとのサンプリング周期で変位計2、3の出力VKA,VK
Bを取得し、これら取得データに電圧から距離への工学
単位変換等を施し、相対距離FA(VKA)、FB(VKB)
を順次求める。同時にカウンタ10の計数結果に基づき
上記サンプリング周期ごとに丸棒WKの回転位置も取得
される。そして、マイクロコンピュータ11はこれら得
られた相対距離データFA(VKA)、FB(VKB)に前記
(1)〜(4)式を適用して丸棒WKの鉛直変位YKを
求める。このようにして最終的にスタート地点から移動
部材5の移動終了地点までの距離d間隔ごとに丸棒WK
の鉛直変位YKを丸棒WKの回転位置に応じて求める。
【0014】かかる鉛直変位データYKはモニタ13お
よびプリンタ13に出力され、たとえば横軸を移動部材
5のスタート地点からの移動距離、つまり丸棒WKの長
手方向位置、縦軸を丸棒WKの鉛直方向変位YKとした
計測結果を表示およびプリントアウントする。こうして
丸棒WKの真直度が計測される。また、横軸を丸棒WK
の回転位置、縦軸を丸棒WKの鉛直方向変位YKとした
内容を表示およびプリントアウトして、丸棒WKの真円
度を計測する。
【0015】ところでこうした真直度および真円度を精
度よく計測するためにはセンサ部1の上面が常に地面と
平行状態となっているのが望ましい。すなわち、図3の
斜視図に示すように変位計2、3の各中心を結ぶ線分N
が水平面Mと平行となり、かつNに垂直な線分Pが水平
面Mと平行となっているのが理想的である。しかし、実
際には図7(a)、図8(a)に示すようにガイドレー
ル7と移動部材5のガイドレール環装部との間のクリア
ランスの精度等に起因してガタが生じて移動部材5が移
動方向に角度θだけ傾斜するとともに、移動方向に垂直
な方向に角度φだけ傾斜してしまい、その平行度が損な
われることがある。このような傾斜が生じると変位計
2、3で検出される丸棒WKとの間の相対距離が正確に
得られなくなり、上記真直度および真円度の計測精度を
劣化させることになる。そこで実施例装置は上記平行状
態を保持する姿勢制御部を有している。
【0016】かかる姿勢制御部は移動部材5の内部に配
設されており、上記移動部材5の移動方向の傾斜角度θ
および移動方向に垂直な方向の傾斜角度φはそれぞれセ
ンサ部1の上部中心に配設されたジャイロ4a、4bに
より検出される。よって姿勢制御部ではジャイロ4a、
4bの出力に基づきセンサ部1の上記平行状態を保持す
る制御を行う。図6はかかる姿勢制御部のブロック図を
概念的に示したものであり、ジャイロ4a、4bの出力
θ、φはサーボコントローラ22に加えられる。ここで
揺動機構部5aは支柱6を介してセンサ部1を移動部材
5の移動方向たるA方向に揺動するとともに、センサ部
1をA方向に垂直なB方向に揺動するものであり(図3
参照)、その具体的機構は後述する。モータ17はセン
サ部1を上記A方向に揺動させるためのアクチュエータ
であり、モータ18はセンサ部1を上記B方向に揺動さ
せるためのアクチュエータである。サーボコントローラ
22はセンサ部1の各A、B方向の傾斜角度の目標値θ
0、φ0を入力してこれらと現在値θ、φとの偏差θ0ー
θ 、φ0ーφが零になるようにモータ17およびモータ
18に対して駆動信号V1、V2を出力する。
【0017】以下、上記揺動機構部5aの構成を図4お
よび図5を参照して説明する。
【0018】図4は図3の移動部材5の矢視F方向の断
面を示したものであり、移動部材5内部の上記揺動機構
部5aおよびモータ17、18のみを示したものであ
る。同様に図5(a)は図3の矢視G方向の断面を、図
5(b)は図3の矢視H方向の断を示す。これら図に示
すように支柱6と一体に形成されたボールベアリング2
2がハウジング5b内壁に配設されたベアリング受け部
23に摺動自在に設けられている。ベアリング22には
ハウジング5b下方に延びる軸21が一体に形成されて
いる。さらにハウジング5b内部には弓状のガイドレー
ル19、20がそれぞれその長手方向が移動部材5の移
動方向に垂直な方向および移動部材5の移動方向となる
ように一端がハウジング5b内壁で遊動自在に軸着され
るとともに、他端がモータ17および18の回転軸17
aおよび18aによって回動自在に軸着されている。ガ
イドレール19、20にはその長手方向に沿って開口部
が形成されていて、これら開口部には軸21が貫通して
いる。
【0019】かかる構成による揺動機構部5aの作用に
ついて以下説明する。まず、移動部材5のスタート前に
おいて上記線分N、Pと水平線M(丸棒WKの計測面に
平行な線分)とが平行となるようにセンサ部1の姿勢が
調整され、調整された際の傾斜角度をジャイロ4a、4
bでそれぞれθ0、φ0(ほぼ零に近い値)として検出し
ておく。検出値θ0、φ0は目標値としてサーボコントロ
ーラ22に入力、記憶される。移動部材5が移動を開始
して図7(a)、図8(a)に示すようにセンサ部1の
姿勢角がθ、φに変化したとする。サーボコントローラ
22は上記目標値θ0、φ0とジャイロ4a、4bの出力
θ、φとの各偏差θーθ0、φーφ0がそれぞれ零になる
ようにモータ17、18に駆動信号V1,V2を出力す
る。このためモータ17が矢印I方向に回転してガイド
レール19が矢印K方向に揺動してこれに応じて軸21
を同方向に揺動させる(図4、図5参照)。この結果、
センサ部1はA方向に揺動して線分Nと水平線Mとは平
行になる(図7(b)参照)。
【0020】同様にモータ18が矢印J方向に回転して
ガイドレール20が矢印L方向に揺動してこれに応じて
軸21を同方向に揺動させる(図4、図5参照)。この
結果、センサ部1はB方向に揺動して線分Pと水平線と
は平行になる(図8(b)参照)。
【0021】以上のように実施例では変位計2、3の各
中心を結ぶ線分Mとこれに垂直な線分Pとがそれぞれ水
平線M、つまり計測対象である丸棒WKの計測面と常に
平行となるようにセンサ部1の姿勢角θ、φを制御する
ようにしたので変位計2、3にて丸棒WKまでの距離が
正確に検出され、このため丸棒の真直度ならびに真円度
が精度よく計測される。
【0022】なお、実施例では本発明の適用対象を旋盤
とし、その主軸に取り付けられた丸棒を計測する場合を
想定したが、これに限定されることなく広く工作機械一
般に適用可能であり、さらに以下に例示する分野に適用
可能である。
【0023】・路面の段差 ・レーダ開口合成 ・海中ソナー(海の波の影響) ・鉄道レールの計測 また、実施例では計測対象を丸棒としているが、これに
限定されることなく平面、線材等も計測可能である。
【0024】また、実施例ではセンサ部1の上方に計測
対象たる丸棒WKが位置される場合について説明した
が、当然センサ部1の下方に計測対象物が位置される配
置であってもよい。また移動部材5としては鉛直方向に
移動させてもよく、これにより長手方向が鉛直方向とな
る計測対象の真直度計測が可能となる。
【0025】また、実施例では丸棒WKの真直度ばかり
でなく、真円度を同時に計測する場合について説明した
が、真円度の計測を省略する実施も可能である。なお、
実施例ではセンサ部1の姿勢角θ、φを検出するセンサ
としてジャイロを使用するようにしているが、これに限
定されることなく、いわゆる重力検出型の傾斜計を使用
する実施も可能であり、センサの種類は両変位計2、3
の傾斜角を検出することができるのであれば任意であ
る。
【0026】また、実施例ではセンサ部1を揺動させる
ためのアクチュエータとしてモータを使用しているが、
アクチュエータの種類としては空、油圧シリンダ、磁歪
素子等任意である。同様に揺動機構部としては図4、図
5に示すものに限定されることなく実施例と同様の動作
をし得るものであればリンク機構を用いるなどその構成
は任意である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、2
つの距離センサの中心を結ぶ線分が真直度計測面と常に
平行となるように両センサの傾斜角度を制御するように
したので、真直度計測面の真直度の計測精度が大幅に向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る真直度計測装置の実施例装
置の構成を概念的に示す図である。
【図2】図2は本発明に適用される演算を説明するため
に用いた説明図である。
【図3】図3は図1の移動部材付近を拡大して示す斜視
図である。
【図4】図4は図3に示す移動部材の矢視F方向の断面
図であり、移動部材内部の揺動機構を示す図である。
【図5】図5(a)、(b)はそれぞれ図3に示す移動
部材の矢視G、H方向の断面図であり、移動部材内部の
揺動機構を示す図である。
【図6】図6は図1に示すセンサ部の姿勢角(傾斜角
度)を制御するための制御系を示すブロック図である。
【図7】図7は図1に示すセンサ部の移動部材の移動方
向における姿勢角の変化の様子を示す図である。
【図8】図8は図1に示すセンサ部の移動部材の移動方
向に垂直な方向における姿勢角の変化の様子を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 センサ部 2 変位計 3 変位計 4 ジャイロ 5 移動部材 5a 揺動機構部 6 支柱 7 ガイドレール 8 駆動部 9 データレコーダ 11 マイクロコンピュータ 12 モニタ 13 プリンタ 17 モータ 18 モータ 22 サーボコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 21/00 - 21/32 G01B 11/00 - 11/30 102 G01B 7/00 - 7/34

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真直度計測面と平行に移動する移動
    部材と、該移動部材の移動方向に沿って該移動部材に並
    設され、前記真直度計測面までの距離を検出する2つの
    距離センサとを有し、前記移動部材が前記2つの距離セ
    ンサの並設距離移動する各地点ごとの前記2つの距離セ
    ンサの各出力に基づいて前記真直度計測面の真直度を計
    測するようにした真直度計測装置において、入力駆動信
    号に応じて前記2つの距離センサを前記移動部材の移動
    方向に揺動させることにより前記2つの距離センサの並
    設方向の前記真直度計測面に対する傾斜角度を変化させ
    る傾斜角度変化手段と、前記傾斜角度を検出する傾斜角
    度検出手段と、前記傾斜角度検出手段の検出出力に基づ
    いて前記傾斜角度が零になるように前記傾斜角度変化手
    段に駆動信号を出力する手段とを前記移動部材に具えた
    ことを特徴とする真直度計測装置。
  2. 【請求項2】 前記移動部材は、前記真直度計測面
    と平行に配設されたガイドレールに移動自在に具えられ
    たものである請求項1記載の真直度計測装置。
  3. 【請求項3】 真直度計測面と平行に移動する移動
    部材と、該移動部材の移動方向に沿って該移動部材に並
    設され、前記真直度計測面までの距離を検出する2つの
    距離センサとを有し、前記移動部材が前記2つの距離セ
    ンサの並設距離移動する各地点ごとの前記2つの距離セ
    ンサの各出力に基づいて前記真直度計測面の真直度を計
    測するようにした真直度計測装置において、入力駆動信
    号に応じて前記2つの距離センサを前記移動部材の移動
    方向に揺動させることにより前記2つの距離センサの並
    設方向の前記真直度計測面に対する第1の傾斜角度を変
    化させる第1の傾斜角度変化手段と、入力駆動信号に応
    じて前記2つの距離センサを前記移動部材の移動方向と
    垂直に揺動させることにより前記2つの距離センサの並
    設方向と垂直な方向の前記真直度計測面に対する第2の
    傾斜角度を変化させる第2の傾斜角度変化手段と、前記
    第1および第2の傾斜角度を検出する傾斜角度検出手段
    と、前記傾斜角度検出手段の検出出力に基づいて前記第
    1および第2の傾斜角度がそれぞれ零になるように前記
    第1および第2の傾斜角度変化手段に対してそれぞれ駆
    動信号を出力する手段とを前記移動部材に具えたことを
    特徴とする真直度計測装置。
  4. 【請求項4】 前記真直度計測面は、丸棒の長手方
    向に沿った面であり、前記移動部材の移動とともに前記
    丸棒をその中心軸を回転中心にして回転することにより
    該回転位置情報と前記2つの距離センサの各出力に基づ
    いて前記丸棒の真円度を計測するようにした請求項3記
    載の真直度計測装置。
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