JP2920301B2 - アウタープル式クラッチ装置 - Google Patents

アウタープル式クラッチ装置

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JP2920301B2
JP2920301B2 JP1262290A JP1262290A JP2920301B2 JP 2920301 B2 JP2920301 B2 JP 2920301B2 JP 1262290 A JP1262290 A JP 1262290A JP 1262290 A JP1262290 A JP 1262290A JP 2920301 B2 JP2920301 B2 JP 2920301B2
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push rod
clutch
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radial ball
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智典 川田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アウタープル式多板クラッチ装置に関す
る。
(従来の技術) この種のアウタープル式多板クラッチ装置は、プレッ
シャープレートをこれに係合するプッシュロッドによっ
て軸方向に移動せしめることによって断接されるが、該
クラッチ装置においては、例えばカバー部材に回動自在
に設けられた回動軸の回転運動をラック&ピニオン機構
によってプッシュロッドの直線運動に変換することによ
って、該プッシュロッドに係合するプレッシャープレー
トが軸方向に移動せしめられる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、従来のアウタープル式多板クラッチ装置に
おいては、プレッシャープレートとプッシュロッドとは
ベアリングを介して平面的に係合していたため、例えば
前記回動軸の回動操作によってカバー部材が変形すると
プッシュロッドが傾き、この傾きがそのままプレッシャ
ープレートの傾きとなって現われ、このために当該クラ
ッチ装置の断接のフィーリングが悪いことがあった。
そこで、カバー部材の肉厚を厚くしてその剛性を高め
ると、カバー部材が高重量化してしまうという別の問題
が生ずる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的
とする処は、部品の重量増加を招くことなく、簡単な構
造でプレッシャープレートの傾きを解消して断接のフィ
ーリングを良好に保つことができるアウタープル式多板
クラッチ装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、回転軸に支承さ
れたクラッチハウジングと、該クラッチハウジングに配
されたクラッチ板及び摩擦板と、クラッチハウジングを
外側から覆うクラッチカバーと、該クラッチカバーに前
記回転軸の延長軸線上に沿って移動自在に支持されたプ
ッシュロッドと、該プッシュロッドに直交し前記クラッ
チカバーに回転自在に支承された回転軸と、該回転軸の
回動を前記プッシュロッドの移動に変換するラック&ピ
ニオン機構と、前記クラッチ板及び摩擦板を押圧し且つ
プッシュロッドに係合するプレッシャプレートとで構成
され、前記回動軸の回動で前記プッシュロッドにより前
記プレッシャープレートを軸方向に移動せしめることに
よって断接されるアウタープル式多板クラッチ装置にお
いて、前記プレッシャープレートの内径部にラジアルボ
ールベアリングを嵌入し、該ラジアルボールベウリング
の中心を貫通する前記プッシュロッドの先部に、該プッ
シュロッドよりも大径のフランジ部を一体に形成すると
ともに、該フランジ部の前面を前記回転軸の端面に対向
せしめ、且つ、フランジ部の背面に球面を成す円環状の
テーパ面を形成し、前記ラジアルボールベアリングのイ
ンナーレースの内周にフランジ部側より断面L字状の円
環状係合部材を嵌入し、該円環状係合部材のL字の角部
に凹球面状の係合面を形成し、フランジ部のテーパ面を
係合部材の係合面に係合せしめるとともに、前記回転軸
を前記プレッシャープレートの側方であってテーパ面と
係合面との係合部から所定距離だけ離れた位置に配設し
たことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、プッシュロッドのフランジ部のテー
パ面をラジアルボールベアリングの係合部材の係合面に
係合せしめたため、プッシュロッドの作動時或は製造組
立時に該プッシュロッドが傾いても、自動調心作用によ
ってその傾きが吸収されるためにプャッシープレートが
傾くことがなく、この結果、他部分の剛性アップ等の手
段によらなくても、簡単な構成で当該クラッチ装置の断
接のフィーリングを良好に保つことができる。
又、通常行われるように、ラック&ピニオン機構は回
転軸とプッシュロッドとの交差部に設けられ、ラックは
プッシュロッドに刻設され、このラックはクラッチカバ
ーに形成された軸受孔に軸支され、プッシュロッドはク
ラッチカバーに軸方向に移動自在に支持される。
そして、当然ながら軸受孔とプッシュロッドとの間に
は隙間が設けられるため、プッシュロッドは回転軸の延
長軸線に対して若干傾くことができる。このため、軸受
孔の位置に誤差が生じてその位置が回転軸の延長軸線に
対して芯ずれを生じても、回動軸をプレッシャープレー
トの側方であってテーパ面と係合面との係合部から所定
距離だけ離れた位置に配設したため、前記自動調心作用
とも相俟って軸受孔の芯ずれも吸収することができ、ク
ラッチ装置の断接のフィーリングを悪くしたり、プレッ
シャープレートのラジアルボールベアリングの寿命を低
下させたり、クラッチ装置に悪影響を与えることがな
い。
更に、プッシュロッドのフランジ部のテーパ面は球面
を成してラジアルボールベアリングの係合部材の凹球面
状の係合面に係合するために両者は面接触となり、双方
の摩耗が防がれるとともに、自動調心作用が確実に発揮
される。
又、凹球面状の係合面はラジアルボールベアリングを
加工するのではなく、ラジアルボールベアリングに嵌入
される係合部材に形成されるために加工が容易となると
ともに、ラジアルボールベアリングとして標準品を使用
することが可能となる。
更に又、ラジアルボールベアリングはスラストボール
ベアリングのように分解性でなく非分解性であって、ア
ウターレースの外径とインナーレースの内径を使用する
ラジアルボールベアリングを使用するため、該ラジアル
ボールベアリングのプレッシャープレートの内径部への
嵌入や係合部材の嵌入を容易に行うことができ、変形を
生じるような部材もなく、部品点数の削減を図ることが
できる。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明に係るアウタープル式多板クラッチ装
置の縦断面図、第2図は第1図のA部拡大詳細図であ
る。
図示のアウタープル式多板クラッチ装置1において、
2は回転軸3に自由回転自在に支承されたドラム状のク
ラッチハウジングであり、このクラッチハウジング2の
内側には、回転軸3の端部にスプライン嵌合するクラッ
チボス4が設けられている。そして、前記クラッチハウ
ジング2には円環状の8枚のクラッチ板5…の外周部が
係合しており、これらのクラッチ板5…は適当な間隔を
あけて軸方向に移動自在に配列されており、これらのク
ラッチ板5…の間には、前記クラッチボス4にその内周
部が軸方向に移動自在に係合された円環状の8枚の摩擦
板6…が配されている。尚、前記クラッチハウジング2
には、ダンパー7及びピン8を介してギヤ9が取り付け
られており、該ギヤ9は回転軸3と平行に配された不図
示の駆動軸に結着されたギヤ(図示せず)に噛合してい
る。
一方、前記クラッチハウジング2、クラッチボス4等
を外側から被うクラッチカバー10の内側には、プッシュ
ロド11が前記回転軸3に対向して且つ回転軸3の延長軸
線上に沿って移動自在に支持されるとともに、回動軸12
がプッシュロッド11と直交して回転自在に支承されてお
り、この回動軸12の回動はラック&ピニオン機構によっ
てプッシュロッド11の軸方向(第1図の矢印a方向)の
移動に変換せしめられる。そして、この回動軸12のクラ
ッチカバー10から突出する上端部にはレバー13の一端が
結着されており、該レバー13の他端は不図示のワイヤー
を介してクラッチレバー(図示せず)に連結されてい
る。
ところで、前記プッシュロッド11の先端部にはプレッ
シャープレート14の内径部がラジアルボールベアリング
15を介して回転自在に係合しており、該プレッシャープ
レート14は、前記クラッチボス4に突設された複数のボ
ス部4a…(1つのみ図示)の各々にボルト16にて結着さ
れたワッシャー17と当該プッシャープレート14との間に
縮装されたスプリング18によって前記クラッチ板5…及
び摩擦板6…を軸方向に押圧する方向に付勢されてお
り、当該クラッチ装置1がON状態にあるときには、該プ
レッシャープレート14の外周端面は図示のように最外側
(第1図中、最右端)に位置するクラッチ板5に所定の
圧力で着座している。
ここで、プッシュロッド11とプレッシャープレート14
との係合部の詳細を第2図に基づいて説明する。
図示のように前記ラジアルボールベアリング15の中心
を貫通するプッシュロッド11の先部には、該プッシュロ
ッド11よりも大径のフランジ部11aが一体に形成されて
おり、該フランジ部11aの前面は前記回転軸3の端面に
対向せしめられている。そして、フランジ部11aの背面
には球面を成す円環状のテーパ面11a−1が形成されて
いる。
一方、前記ボールベアリング15のインナーレース15a
の内周には断面L字状の円環状係合部材19がフランジ部
11a側から嵌入されており、該係合部材19のL字の角部
には凹球面を成す係合面19aが形成され、この係合面19a
には前記フランジ部11aのテーパ面11a−1が係合せしめ
られている。
そして、本実施例においては、第1図に示すように回
動軸12はプレッシャープレート14の側方であってテーパ
面11a−1と係合面19aとの係合部から所定距離だけ離れ
た位置に配設されている。
次に、本アウタープル式多板クラッチ装置1の作用を
説明する。
第1図に示すON状態においては、前述のようにクラッ
チ板5…と摩擦板6…とはプレッシャープレート14によ
って押圧されているため、不図示の駆動軸の回転動力
は、これに結着された不図示のギヤ、ギヤ9、ラッチハ
ウジング2、クラッチ板5…、摩擦板6…及びクラッチ
ボス4を経て回転軸3に伝達され、該回転軸3が所定の
速度で回転駆動せしめられる。
而して、変速操作等に際して不図示のクラッチレバー
を握ると、不図示のワイヤーが引かれて回動軸12が回動
せしめられ、前述のようにこの回動軸12の回動はラック
&ピニオン機構によってプッシュロッド11の第1図の矢
印a方向の移動に変換される。このようにプッシュロッ
ド11が第1図の矢印a方向に引かれると、これに係合す
るプレッシャープレート14もスプリング18…の弾発力に
抗して同方向に引かれ、クラッチ板5…と摩擦板6…の
プレッシャープレート14による押圧状態は解除され、両
者の間には動力伝達に必要な大きさの摩擦抵抗力が発生
しないため、クラッチハウジング2の回転はクラッチボ
ス4に伝達されず、クラッチハウジング2は回転軸3上
を自由回転し、不図示の駆動軸の回転動力の回転軸3へ
の伝達は遮断される。
ところで、前記回動軸12が回動すると、クラッチカバ
ー10が捩れ変形してプッシュロッド11が回転軸3の軸心
に対して傾くことがあるが、本実施例においては、プッ
シュロッド11とプレッシャープレート14とは球面状のテ
ーパ面11a−1と凹球面状の係合面19aを介して滑り係合
しているため、前述のようにプッシュロッド11が傾いて
も、自動調心作用によってその傾きが吸収されるために
プレッシャープレート14が傾くことがなく、この結果、
例えばクラッチカバー10の肉厚を増してその剛性を高め
る等の対策を施さなくても、簡単な構成で当該クラッチ
装置1の断接のフィーリングを良好に保つことができ
る。
尚、不図示のクラッチレバーを放すと、プレッシャー
プレート14はスプリング18…の弾発力によって再びクラ
ッチ板5…及び摩擦板6…を押圧するため、当該クラッ
チ装置1はON状態となり、前述のように駆動軸の回転動
力が回転軸3に伝達される。
ところで、通常行われるように、ラック&ピニオン機
構は回転軸12とプッシュロッド11との交差部に設けら
れ、ラックはプッシュロッド11に刻設され、このラック
はクラッチカバー10に形成された軸受孔に軸支され、プ
ッシュロッド11はクラッチカバー10に軸方向に移動自在
に支持される。
そして、当然ながら軸受孔とプッシュロッド11との間
には隙間が設けられるため、プッシュロッド11は回転字
3の延長軸線に対して若干傾くことができる。このた
め、軸受孔の位置に誤差が生じてその位置が回転軸3の
延長軸線に対して芯ずれを生じても、回動軸3をプレッ
シャープレート14の側方であってテーパ面11a−1と係
合面19aとの係合部から所定距離だけ離れた位置に配設
したため、前記自動調心作用とも相俟って軸受孔の芯ず
れも吸収することができ、当該クラッチ装置1の断接の
フィーリングを悪くしたり、プレッシャープレート14の
ラジアルボールベアリング15の寿命を低下させたり、ク
ラッチ装置1に悪影響を与えることがない。
又、本実施例では、プッシュロッド11のフランジ部11
aのテーパ面11a−1は球面を成してラジアルボールベア
リング15の係合部材19の凹球面状の係合面19aに係合す
るために両者は面接触となり、双方の摩耗が防がれると
ともに、自動調心作用が確実に発揮される。
更に、凹球面状の係合面19aはラジアルボールベアリ
ング15を加工するのではなく、ラジアルボールベアリン
グ15に嵌入される係合部材19に形成されるために加工が
容易となるとともに、ラジアルボールベアリング15とし
て標準品を使用することが可能となる。
又、ラジアルボールベアリング15はスラストボールベ
アリングのように分解性でなく非分解性であって、アウ
ターレースの外径とインナーレースの内径を使用するラ
ジアルボールベアリングを使用するため、該ラジアルボ
ールベアリング15のプレッシャープレート14の内径部へ
の嵌入や係合部材19の嵌入を容易に行うことができ、変
形を生じるような部材もなく、部品点数の削減を図るこ
とができる。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、回転
軸に支承されたクラッチハウジングと、該クラッチハウ
ジングに配されたクラッチ板及び摩擦板と、クラッチハ
ウジングを外側から覆うクラッチカバーと、該クラッチ
カバーに前記回転軸の延長軸線上に沿って移動自在に支
持されたプッシュロッドと、該プッシュロッドに直交し
前記クラッチカバーに回転自在に支承された回転軸と、
該回転軸の回動を前記プッシュロッドの移動に変換する
ラック&ピニオン機構と、前記クラッチ板及び摩擦板を
押圧し且つプッシュロッドに係合するプレッシャプレー
トとで構成され、前記回動軸の回動で前記プッシュロッ
ドにより前記プレッシャープレートを軸方向に移動せし
めることによって断接されるアウタープル式多板クラッ
チ装置において、前記プレッシャープレートの内径部に
ラジアルボールベアリングを嵌入し、該ラジアルボール
ベウリングの中心を貫通する前記プッシュロッドの先部
に、該プッシュロッドよりも大径のフランジ部を一体に
形成するとともに、該フランジ部の前面を前記回転軸の
端面に対向せしめ、且つ、フランジ部の背面に球面を成
す円環状のテーパ面を形成し、前記ラジアルボールベア
リングのインナーレースの内周にフランジ部側より断面
L字状の円環状係合部材を嵌入し、該円環状係合部材の
L字の角部に凹球面状の係合面を形成し、フランジ部の
テーパ面を係合部材の係合面に係合せしめるとともに、
前記回転軸を前記プャッシャープレートの側方であって
テーパ面と係合面との係合部から所定距離だけ離れた位
置に配設したため、プッシュロッドの作動時或は製造組
立時に該プッシュロッドが傾いても、自動調心作用によ
ってその傾きが吸収されるためにプレッシャープレート
が傾くことがなく、この結果、他部分の剛性アップ等の
手段によらなくても、簡単な構成で当該クラッチ装置の
断接のフィーリングを良好に保つことができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るアウタープル式多板クラッチ装置
の縦断面図、第2図は第1図のA部拡大詳細図である。 1…アウタープル式多板クラッチ装置、2…クラッチハ
ウジング、3…回転軸、5…クラッチ板、6…摩擦板、
10…クラッチカバー、11…プッシュロッド、11a…フラ
ンジ部、11a−1…テーパ面、12…回動軸、14…プレッ
シャープレート、15…ラジアルボールベアリング、19…
係合部材、19a…係合面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 13/52 F16D 23/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸に支承されたクラッチハウジング
    と、該クラッチハウジングに配されたクラッチ板及び摩
    擦板と、クラッチハウジングを外側から覆うクラッチカ
    バーと、該クラッチカバーに前記回転軸の延長軸線上に
    沿って移動自在に支持されたプッシュロッドと、該プッ
    シュロッドに直交し前記クラッチカバーに回転自在に支
    承された回転軸と、該回転軸の回動を前記プッシュロッ
    ドの移動に変換するラック&ピニオン機構と、前記クラ
    ッチ板及び摩擦板を押圧し且つプッシュロッドに係合す
    るプレッシャプレートとで構成され、前記回動軸の回動
    で前記プレッシャープレーをこれに係合する前記プッシ
    ュロッドによって軸方向に移動せしめることによって断
    接されるアウタープル式多板クラッチ装置において、 前記プレッシャープレートの内径部にラジアルボールベ
    アリングを嵌入し、該ラジアルボールベウリングの中心
    を貫通する前記プッシュロッドの先部に、該プッシュロ
    ッドよりも大径のフランジ部を一体に形成するととも
    に、該フランジ部の前面を前記回転軸の端面に対向せし
    め、且つ、フランジ部の背面に球面を成す円環状のテー
    パ面を形成し、前記ラジアルボールベアリングのインナ
    ーレースの内周にフランジ部側より断面L字状の円環状
    係合部材を嵌入し、該円環状係合部材のL字の角部に凹
    球面状の係合面を形成し、フランジ部のテーパ面を係合
    部材の係合面に係合せしめるとともに、前記回動軸を前
    記プレッシャープレートの側方であってテーパ面と係合
    面との係合部から所定距離だけ離れた位置に配設したこ
    とを特徴とするアウタープル式多板クラッチ装置。
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