JP2920080B2 - 自動蒸し機 - Google Patents
自動蒸し機Info
- Publication number
- JP2920080B2 JP2920080B2 JP33303094A JP33303094A JP2920080B2 JP 2920080 B2 JP2920080 B2 JP 2920080B2 JP 33303094 A JP33303094 A JP 33303094A JP 33303094 A JP33303094 A JP 33303094A JP 2920080 B2 JP2920080 B2 JP 2920080B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steaming
- steamer
- automatic
- lifting
- sail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Commercial Cooking Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、業務用の蒸し機に関
し、特に糯米や赤飯、饅頭等の蒸菓子を入れたセイロを
順次搬送して自動的に蒸す装置に関するものである。
し、特に糯米や赤飯、饅頭等の蒸菓子を入れたセイロを
順次搬送して自動的に蒸す装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】糯米や赤飯、饅頭等の蒸菓子を蒸すとき
に用いる容器としてセイロが古くから用いられている。
セイロは、蒸し台の上に高く積み上げて蒸されるが、従
来は蒸し台からのセイロの搬出、蒸し台上へのセイロの
積み上げが人手により行われており、重労働であると共
に一定の蒸し時間毎にセイロの搬出および積み上げを行
わねばならないので、作業者が蒸し台の近くに常に待機
していなければならず、セイロの搬入、搬出の時間間
隔、すなわち各セイロ毎の蒸し時間にもばらつきが生ず
るという問題があった。
に用いる容器としてセイロが古くから用いられている。
セイロは、蒸し台の上に高く積み上げて蒸されるが、従
来は蒸し台からのセイロの搬出、蒸し台上へのセイロの
積み上げが人手により行われており、重労働であると共
に一定の蒸し時間毎にセイロの搬出および積み上げを行
わねばならないので、作業者が蒸し台の近くに常に待機
していなければならず、セイロの搬入、搬出の時間間
隔、すなわち各セイロ毎の蒸し時間にもばらつきが生ず
るという問題があった。
【0003】このような蒸し作業を自動化する装置とし
て、セイロを用いないで、コンベアで米を連続的に移送
しながら移送中に加熱蒸気を吹き出して蒸す装置(特公
平2−28964号公報)や、米をステンレス籠に入れ
て搬送しながら連続的に蒸す装置(特公平3−4113
6号公報)などが提唱されている。
て、セイロを用いないで、コンベアで米を連続的に移送
しながら移送中に加熱蒸気を吹き出して蒸す装置(特公
平2−28964号公報)や、米をステンレス籠に入れ
て搬送しながら連続的に蒸す装置(特公平3−4113
6号公報)などが提唱されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記公報に記載
されたような装置は、装置が大掛かりとなり、中小の菓
子製造業者では設備費が過大となって実用できない。多
くの菓子製造業者は、長年セイロを用いて蒸し作業を行
っており、蒸し時間の設定などを経験に基づいて行うこ
とにより、業者毎に微妙な味や歯触りの餅や赤飯を造っ
ているのが実情であり、上記公報記載のような装置では
各業者毎に蓄積された経験が発揮できず、味や歯触りの
微妙な特徴を出すことができない。
されたような装置は、装置が大掛かりとなり、中小の菓
子製造業者では設備費が過大となって実用できない。多
くの菓子製造業者は、長年セイロを用いて蒸し作業を行
っており、蒸し時間の設定などを経験に基づいて行うこ
とにより、業者毎に微妙な味や歯触りの餅や赤飯を造っ
ているのが実情であり、上記公報記載のような装置では
各業者毎に蓄積された経験が発揮できず、味や歯触りの
微妙な特徴を出すことができない。
【0005】また赤飯を蒸す場合には、蒸し操作の途中
に水打ちを行うが、この水打ちの前と後の蒸し時間も業
者毎に異なり、上記公報記載のような装置では微妙な調
整が非常に難しい。
に水打ちを行うが、この水打ちの前と後の蒸し時間も業
者毎に異なり、上記公報記載のような装置では微妙な調
整が非常に難しい。
【0006】そこでこの発明は、セイロを用いて蒸し作
業を自動化する装置を得ることを課題としており、中小
の菓子製造業者でも過大な経済的負担をかけることなく
設置が可能であり、従来の経験を生かして従来通りの味
や歯触りの製品を得ることが容易に可能で、赤飯を蒸す
ための装置も容易に構成できる自動蒸し機を得ることを
課題としている。
業を自動化する装置を得ることを課題としており、中小
の菓子製造業者でも過大な経済的負担をかけることなく
設置が可能であり、従来の経験を生かして従来通りの味
や歯触りの製品を得ることが容易に可能で、赤飯を蒸す
ための装置も容易に構成できる自動蒸し機を得ることを
課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の自動蒸し機
は、蒸し台14の上方と受け位置7との間でセイロ11
を搬送する昇降搬送装置5と、蒸し台14と渡し位置b
との間でセイロ11を搬送する水平搬送装置1とを備え
ている。昇降搬送装置5は蒸し台14の上方で昇降可能
な支持部材12を備えており、また水平搬送装置1はセ
イロを蒸し台14から浮上させる高さまで上昇可能な搬
送部材37を備えている。更に支持部材12が受け位置
7と蒸し台14に積重されたセイロの最上段の位置との
間を移動する第1動作と、支持部材12が蒸し台14上
の下から2段目のセイロを持ち上げたあとで搬送部材3
7が上動したあと横移動する第2動作とを設定間隔毎に
反復させる制御手段を備えている。
は、蒸し台14の上方と受け位置7との間でセイロ11
を搬送する昇降搬送装置5と、蒸し台14と渡し位置b
との間でセイロ11を搬送する水平搬送装置1とを備え
ている。昇降搬送装置5は蒸し台14の上方で昇降可能
な支持部材12を備えており、また水平搬送装置1はセ
イロを蒸し台14から浮上させる高さまで上昇可能な搬
送部材37を備えている。更に支持部材12が受け位置
7と蒸し台14に積重されたセイロの最上段の位置との
間を移動する第1動作と、支持部材12が蒸し台14上
の下から2段目のセイロを持ち上げたあとで搬送部材3
7が上動したあと横移動する第2動作とを設定間隔毎に
反復させる制御手段を備えている。
【0008】上記構成における受け位置7と渡し位置b
とは、異なる位置(例えば蒸し台の両側)とすることも
できるし、平面視で同一位置とすることもできる。
とは、異なる位置(例えば蒸し台の両側)とすることも
できるし、平面視で同一位置とすることもできる。
【0009】赤飯などを蒸すのに使用するときは、上記
構成の蒸し台と水平搬送装置との組を直列に2組設け、
第1蒸し台14の渡し位置bを第2蒸し台16の受け位
置15とする。そして第1蒸し台14の渡し位置側に噴
水ノズル8を設け、昇降搬送装置5、6またはその制御
装置に2台の蒸し台14、16上に積重するセイロの段
数を個別に設定する。
構成の蒸し台と水平搬送装置との組を直列に2組設け、
第1蒸し台14の渡し位置bを第2蒸し台16の受け位
置15とする。そして第1蒸し台14の渡し位置側に噴
水ノズル8を設け、昇降搬送装置5、6またはその制御
装置に2台の蒸し台14、16上に積重するセイロの段
数を個別に設定する。
【0010】この場合、昇降搬送装置は、1台とする構
成と2台とする構成のいずれもが可能である。昇降搬送
装置を1台としたときは、当該昇降搬送装置が第1蒸し
台(14)の受け位置7と第2蒸し台16との間を移動可能
にする。
成と2台とする構成のいずれもが可能である。昇降搬送
装置を1台としたときは、当該昇降搬送装置が第1蒸し
台(14)の受け位置7と第2蒸し台16との間を移動可能
にする。
【0011】受け位置7と渡し位置bとを平面視で同一
位置とした装置において赤飯などを蒸す装置を構成する
ときは、同一の装置を2組設け、第1の自動蒸し機の渡
し位置bと第2の自動蒸し機の受け位置15との間でセ
イロを搬送する第3搬送装置を設け、この第3搬送装置
に噴水ノズル8を設ける。
位置とした装置において赤飯などを蒸す装置を構成する
ときは、同一の装置を2組設け、第1の自動蒸し機の渡
し位置bと第2の自動蒸し機の受け位置15との間でセ
イロを搬送する第3搬送装置を設け、この第3搬送装置
に噴水ノズル8を設ける。
【0012】蒸し台上のセイロに蓋91をするときは、
蓋91を昇降搬送装置の支持部材12、13の上方に自
由昇降可能に支持し、支持部材が積重されたセイロの最
上段の位置より低い位置にあるときは当該蓋が最上段の
セイロに覆着され、支持部材12、13が最上段のセイ
ロより高く上昇したときは当該支持部材ないしこれを保
持する昇降台51が当該蓋を持ち上げる構造とする。
蓋91を昇降搬送装置の支持部材12、13の上方に自
由昇降可能に支持し、支持部材が積重されたセイロの最
上段の位置より低い位置にあるときは当該蓋が最上段の
セイロに覆着され、支持部材12、13が最上段のセイ
ロより高く上昇したときは当該支持部材ないしこれを保
持する昇降台51が当該蓋を持ち上げる構造とする。
【0013】上記装置において、支持部材12、13の
下降端を規定するセンサとして、昇降搬送装置に荷重検
出センサ86、89を設け、支持部材がセイロの鍔の下
に位置した状態で前記荷重検出センサが荷重を検出して
いないときは、支持部材の下降動作がインタロックされ
るようにするのが便利である。
下降端を規定するセンサとして、昇降搬送装置に荷重検
出センサ86、89を設け、支持部材がセイロの鍔の下
に位置した状態で前記荷重検出センサが荷重を検出して
いないときは、支持部材の下降動作がインタロックされ
るようにするのが便利である。
【0014】
【作用】赤飯のように、セイロを上から積み上げて蒸す
ときは、まず昇降搬送装置5が受け位置7の側方に走行
し、受け位置7にあるセイロの鍔の下方に支持部材12
を位置させる。支持部材12を進退自在に設けたとき
は、これを進出させ、固定的に設けたときは、昇降搬送
装置の横移動により支持部材12を鍔の下に差し込む。
ときは、まず昇降搬送装置5が受け位置7の側方に走行
し、受け位置7にあるセイロの鍔の下方に支持部材12
を位置させる。支持部材12を進退自在に設けたとき
は、これを進出させ、固定的に設けたときは、昇降搬送
装置の横移動により支持部材12を鍔の下に差し込む。
【0015】次に昇降搬送装置5は、支持部材12を上
昇させ、蒸し台14の側方に走行し、支持部材12を下
降させる動作により、蒸し台14にセイロを積んでゆ
く。上記荷重検出センサ86、89を設けたものは、セ
イロが蒸し台14ないし積重済みのセイロで支持される
と、荷重が検出されなくなり、支持部材12がそれ以上
下降できなくなって、支持部材12が蒸し台や積重済み
のセイロに衝突する危険を回避できる。
昇させ、蒸し台14の側方に走行し、支持部材12を下
降させる動作により、蒸し台14にセイロを積んでゆ
く。上記荷重検出センサ86、89を設けたものは、セ
イロが蒸し台14ないし積重済みのセイロで支持される
と、荷重が検出されなくなり、支持部材12がそれ以上
下降できなくなって、支持部材12が蒸し台や積重済み
のセイロに衝突する危険を回避できる。
【0016】昇降搬送装置5は、設定された動作時間間
隔毎に上記動作を繰り返し、蒸し台14上に所定個数の
セイロを積み上げる。蒸し台14は、最初のセイロが載
置された時から蒸し動作を開始し、各セイロは、積み上
げるセイロの数と昇降搬送装置5の動作時間間隔との積
に相当する時間、蒸される。
隔毎に上記動作を繰り返し、蒸し台14上に所定個数の
セイロを積み上げる。蒸し台14は、最初のセイロが載
置された時から蒸し動作を開始し、各セイロは、積み上
げるセイロの数と昇降搬送装置5の動作時間間隔との積
に相当する時間、蒸される。
【0017】赤飯のようなものは蒸し上がったセイロを
最下段から取り出す。この動作は、蒸し台14の上方で
支持部材12が下動し、昇降搬送装置の横移動又は支持
部材の進出動作により支持部材12を下から2段目のセ
イロ11aの鍔の下方に位置させ、支持部材12を僅か
に上昇して2段目以上のセイロ11aを持ち上げる。次
に搬送部材37が上動して蒸し台14上の最下段のセイ
ロを持ち上げたあと、渡し位置bに搬出する。
最下段から取り出す。この動作は、蒸し台14の上方で
支持部材12が下動し、昇降搬送装置の横移動又は支持
部材の進出動作により支持部材12を下から2段目のセ
イロ11aの鍔の下方に位置させ、支持部材12を僅か
に上昇して2段目以上のセイロ11aを持ち上げる。次
に搬送部材37が上動して蒸し台14上の最下段のセイ
ロを持ち上げたあと、渡し位置bに搬出する。
【0018】一方、饅頭などは、セイロを下から積み込
み上段から取り出す(蒸し工程の最初に強く蒸され
る)。この場合には、支持部材12を積み上げたセイロ
の最下段のものの鍔の下に位置させて上昇させたあと、
搬送部材37で渡し位置bから蒸し台14上にセイロを
搬送し、そのあと支持部材12を下降させることによ
り、新たなセイロを蒸し台14の最下段に差し込む。次
いで支持部材が退避したあと上動し、最上段のセイロの
鍔の下で進出し、さらに上動して最上段のセイロを持ち
上げ、受け位置7へと運ぶ。
み上段から取り出す(蒸し工程の最初に強く蒸され
る)。この場合には、支持部材12を積み上げたセイロ
の最下段のものの鍔の下に位置させて上昇させたあと、
搬送部材37で渡し位置bから蒸し台14上にセイロを
搬送し、そのあと支持部材12を下降させることによ
り、新たなセイロを蒸し台14の最下段に差し込む。次
いで支持部材が退避したあと上動し、最上段のセイロの
鍔の下で進出し、さらに上動して最上段のセイロを持ち
上げ、受け位置7へと運ぶ。
【0019】支持部材12と搬送部材37が上記の動作
を一定の時間間隔毎に繰り返すことにより、蒸し台14
上のセイロの段数が一定に保たれると共に、各セイロの
蒸し時間が一定になり、多数のセイロが自動的に蒸され
る。
を一定の時間間隔毎に繰り返すことにより、蒸し台14
上のセイロの段数が一定に保たれると共に、各セイロの
蒸し時間が一定になり、多数のセイロが自動的に蒸され
る。
【0020】昇降搬送装置に上記構成の蓋91を設けた
ときは、支持部材12、13が最上段のセイロの下方に
位置するときは蓋91が最上段のセイロに覆着され、支
持部材12、13が最上段のセイロより高く上昇したと
きは、支持部材またはこれを支持する昇降台51が蓋9
1を持ち上げる。従って昇降搬送装置を受け渡し位置に
移動するとき(赤飯の場合)または受け渡し位置から蒸
し台上に戻すとき(饅頭の場合)に、支持部材12、1
3を一旦最上段のセイロより高く持ち上げてから移動す
れば、蓋91が常に最上段のセイロに覆着されることと
なる。このような蓋91は、特に蒸し台上に積重される
セイロの段数が少ない場合に、蒸気の無駄を避けるのに
有効である。
ときは、支持部材12、13が最上段のセイロの下方に
位置するときは蓋91が最上段のセイロに覆着され、支
持部材12、13が最上段のセイロより高く上昇したと
きは、支持部材またはこれを支持する昇降台51が蓋9
1を持ち上げる。従って昇降搬送装置を受け渡し位置に
移動するとき(赤飯の場合)または受け渡し位置から蒸
し台上に戻すとき(饅頭の場合)に、支持部材12、1
3を一旦最上段のセイロより高く持ち上げてから移動す
れば、蓋91が常に最上段のセイロに覆着されることと
なる。このような蓋91は、特に蒸し台上に積重される
セイロの段数が少ない場合に、蒸気の無駄を避けるのに
有効である。
【0021】赤飯を蒸す場合には、蒸し操作の途中で水
打ちが必要である。この水打ちは、蒸し台と水平搬送装
置の組を2組設け、第1蒸し台14の搬出側に水打ち用
の噴水装置8を設け、水打ち前の蒸しを第1蒸し台14
で行い、第1蒸し台から第2蒸し台へとセイロが搬送さ
れるときに噴水装置8で水打ちを行い、水打ち後の蒸し
を第2蒸し台16上で行うことにより、蒸し工程全体を
自動化できる。水打ち前の蒸し時間と水打ち後の蒸し時
間の比は、第1蒸し台14に積み上げるセイロの段数と
第2蒸し台16に積み上げるセイロの段数の比により変
更できる。
打ちが必要である。この水打ちは、蒸し台と水平搬送装
置の組を2組設け、第1蒸し台14の搬出側に水打ち用
の噴水装置8を設け、水打ち前の蒸しを第1蒸し台14
で行い、第1蒸し台から第2蒸し台へとセイロが搬送さ
れるときに噴水装置8で水打ちを行い、水打ち後の蒸し
を第2蒸し台16上で行うことにより、蒸し工程全体を
自動化できる。水打ち前の蒸し時間と水打ち後の蒸し時
間の比は、第1蒸し台14に積み上げるセイロの段数と
第2蒸し台16に積み上げるセイロの段数の比により変
更できる。
【0022】昇降搬送装置に荷重検出装置86、89を
設けてセイロを積み上げる際の支持部材12、13の下
動端を検出する構成は、セイロの高さ、積み上げるセイ
ロの段数などが変化しても、検出装置の位置設定などを
必要としないで、セイロが蒸し台または下段のセイロの
上に載置されたことを検出できる。
設けてセイロを積み上げる際の支持部材12、13の下
動端を検出する構成は、セイロの高さ、積み上げるセイ
ロの段数などが変化しても、検出装置の位置設定などを
必要としないで、セイロが蒸し台または下段のセイロの
上に載置されたことを検出できる。
【0023】
【実施例】図1及び図2は本発明の第1実施例を示した
もので、第1蒸し台14と第2蒸し台16とを備え、そ
の間に水打ち装置8を設けた赤飯蒸し用の装置を示した
ものである。本実施例では、昇降搬送装置として横行可
能なリフト5、6を、水平搬送装置として昇降可能なコ
ンベア1、2を用いている。
もので、第1蒸し台14と第2蒸し台16とを備え、そ
の間に水打ち装置8を設けた赤飯蒸し用の装置を示した
ものである。本実施例では、昇降搬送装置として横行可
能なリフト5、6を、水平搬送装置として昇降可能なコ
ンベア1、2を用いている。
【0024】図示の装置は、第1コンベア1と第2コン
ベア2とを直列に並べた搬送ライン3とこの搬送ライン
に沿って配置したリフト機構4とを備えている。リフト
機構4は、第1リフト5と第2リフト6とで構成されて
いる。第1リフト5は、第1コンベア1の上流側に位置
する載置台(第1蒸し台の受け位置)7から第1コンベ
ア1の上流端の位置(第1蒸し台の位置)aまで往復動
可能であり、第2リフト6は、第1コンベアの下流端の
位置(第2蒸し台の受け位置)bから第2コンベアの上
流端の位置(第2蒸し台の位置)cまで往復動可能であ
る。第1コンベア1の中間部分の上方には、噴水ノズル
8が第1コンベアを横断するように設けられている。
ベア2とを直列に並べた搬送ライン3とこの搬送ライン
に沿って配置したリフト機構4とを備えている。リフト
機構4は、第1リフト5と第2リフト6とで構成されて
いる。第1リフト5は、第1コンベア1の上流側に位置
する載置台(第1蒸し台の受け位置)7から第1コンベ
ア1の上流端の位置(第1蒸し台の位置)aまで往復動
可能であり、第2リフト6は、第1コンベアの下流端の
位置(第2蒸し台の受け位置)bから第2コンベアの上
流端の位置(第2蒸し台の位置)cまで往復動可能であ
る。第1コンベア1の中間部分の上方には、噴水ノズル
8が第1コンベアを横断するように設けられている。
【0025】この実施例の装置では、支持部材としてフ
ォーク12、13を用いている。搬送部材はコンベア
1、2の紐状のコンベアベルト37である。図2におい
て、第1リフト5は載置台7に載せたセイロ11bを持
ち上げるために第1フォーク12を載置台側に進出させ
ており、第2リフト6は第1コンベアの下流側の位置b
に停止しており、第2フォーク13を退避させている。
第1コンベアの上流側位置aには、図示しない電磁弁に
より作動する第1蒸し台14が配置され、下流側位置b
には水切り台15が配置されている。第2コンベアの上
流側位置cには、図示しない電磁弁により作動する第2
蒸し台16が配置されている。
ォーク12、13を用いている。搬送部材はコンベア
1、2の紐状のコンベアベルト37である。図2におい
て、第1リフト5は載置台7に載せたセイロ11bを持
ち上げるために第1フォーク12を載置台側に進出させ
ており、第2リフト6は第1コンベアの下流側の位置b
に停止しており、第2フォーク13を退避させている。
第1コンベアの上流側位置aには、図示しない電磁弁に
より作動する第1蒸し台14が配置され、下流側位置b
には水切り台15が配置されている。第2コンベアの上
流側位置cには、図示しない電磁弁により作動する第2
蒸し台16が配置されている。
【0026】図3および図4は、搬送ライン3の拡大図
である。第1コンベアおよび第2コンベアは、同じ構造
をしているので以下第1コンベアのみについて説明す
る。第1コンベア1は、基枠17と基枠に昇降自在に載
置されたコンベア枠18とで支持され、コンベア枠18
は基枠17の4本の支柱19に昇降自在に設けられた昇
降ロッド21に固着されている。昇降ロッド21の中間
位置には、水平方向のカム溝22が設けられており、こ
のカム溝にカムフォロワ23が嵌装されている。
である。第1コンベアおよび第2コンベアは、同じ構造
をしているので以下第1コンベアのみについて説明す
る。第1コンベア1は、基枠17と基枠に昇降自在に載
置されたコンベア枠18とで支持され、コンベア枠18
は基枠17の4本の支柱19に昇降自在に設けられた昇
降ロッド21に固着されている。昇降ロッド21の中間
位置には、水平方向のカム溝22が設けられており、こ
のカム溝にカムフォロワ23が嵌装されている。
【0027】カムフォロワ23は、支柱19にピン24
で枢支されたL形リンク25の一端に軸支されており、
他端は連結杆26に連結されている。連結杆26は、コ
ンベアの両側に搬送ラインに沿って設けられ、4個のL
形リンク25の各側の2個は各側の連結杆26の両端に
連結され、両側の連結杆相互は、その中間位置に設けた
操作軸27と横桁28とで一体化されている。
で枢支されたL形リンク25の一端に軸支されており、
他端は連結杆26に連結されている。連結杆26は、コ
ンベアの両側に搬送ラインに沿って設けられ、4個のL
形リンク25の各側の2個は各側の連結杆26の両端に
連結され、両側の連結杆相互は、その中間位置に設けた
操作軸27と横桁28とで一体化されている。
【0028】横桁の中央には、ピストンロッド29を上
流側に向けたパワーシリンダ31が揺動自在に設けられ
ており、ピストンロッド29の先端が操作軸27に回動
自在に設けられたシーソリンク32の下端に連結されて
いる。シーソリンク32の上端は、基枠17の水平部材
33にピン34で連結されている。
流側に向けたパワーシリンダ31が揺動自在に設けられ
ており、ピストンロッド29の先端が操作軸27に回動
自在に設けられたシーソリンク32の下端に連結されて
いる。シーソリンク32の上端は、基枠17の水平部材
33にピン34で連結されている。
【0029】パワーシリンダ31の進退動作により、連
結杆26が横方向に移動し、L形リンク25を揺動さ
せ、カムフォロワ23がカム溝22内を移動してコンベ
ア枠18を昇降させる。
結杆26が横方向に移動し、L形リンク25を揺動さ
せ、カムフォロワ23がカム溝22内を移動してコンベ
ア枠18を昇降させる。
【0030】コンベア枠18には、その上流側および下
流側にスプロケット軸35、36が装架されており、ス
プロケット軸の両端に紐状コンベアベルト37を張架し
たスプロケット38、39が固着されている。下流側の
スプロケット軸36は、搬送モータ41の駆動軸とチェ
ーン42で連結されており、紐状コンベアベルトに搬送
力を付与する。
流側にスプロケット軸35、36が装架されており、ス
プロケット軸の両端に紐状コンベアベルト37を張架し
たスプロケット38、39が固着されている。下流側の
スプロケット軸36は、搬送モータ41の駆動軸とチェ
ーン42で連結されており、紐状コンベアベルトに搬送
力を付与する。
【0031】第1蒸し台14の上面は、下限位置にある
コンベアベルト37の上面より高く、上限位置にあるコ
ンベアベルト37の上面より低い位置に設けられてい
る。即ち第1蒸し台14の上面は、コンベア枠18の上
下ストロークの略中間位置に設定されている。
コンベアベルト37の上面より高く、上限位置にあるコ
ンベアベルト37の上面より低い位置に設けられてい
る。即ち第1蒸し台14の上面は、コンベア枠18の上
下ストロークの略中間位置に設定されている。
【0032】図5ないし図7はリフト機構の拡大図であ
る。第1リフト5と第2リフト6とは同じ構造であるか
ら、以下第2リフトについてのみ説明する。第2リフト
6は、ベース43に固設されたレール44、44上を上
方車輪45および水平車輪46で走行する台車47を備
え、搬送ラインに沿って移動可能である。台車47には
その移動方向に離隔した位置の2本のI形鋼48が立設
されており、このI形鋼の間に車輪49で上下動する昇
降台51が設けられている。なお、台車の搬送ライン側
及びその反対側にブラケット52が垂下しており、ブラ
ケット52の先端に設けたローラ53がベース43の庇
部下面に当接して台車47が転倒するのを防止している
る。第1リフト5と第2リフト6とは同じ構造であるか
ら、以下第2リフトについてのみ説明する。第2リフト
6は、ベース43に固設されたレール44、44上を上
方車輪45および水平車輪46で走行する台車47を備
え、搬送ラインに沿って移動可能である。台車47には
その移動方向に離隔した位置の2本のI形鋼48が立設
されており、このI形鋼の間に車輪49で上下動する昇
降台51が設けられている。なお、台車の搬送ライン側
及びその反対側にブラケット52が垂下しており、ブラ
ケット52の先端に設けたローラ53がベース43の庇
部下面に当接して台車47が転倒するのを防止している
【0033】台車47には走行モータ54が設けられて
おり、その駆動軸に固設されたピニオン55がベース4
3に固設されたラック56と噛合している。
おり、その駆動軸に固設されたピニオン55がベース4
3に固設されたラック56と噛合している。
【0034】I形鋼48の上端および下部には、スプロ
ケット軸57、58が装着されており、このスプロケッ
ト軸の両端に固設されたスプロケット59、60にチェ
ーン61が巻回されている。チェーン61の一端は昇降
台51の上端に連結され、他端は昇降台51の下端に連
結されている。下方のスプロケット軸57は、I形鋼の
外側まで延設され、延設部にウォームホイール64が固
定され、このウォームホイールが昇降モータ63のウォ
ーム62に噛合している。昇降モータ63を正逆転して
昇降台51を昇降させる。
ケット軸57、58が装着されており、このスプロケッ
ト軸の両端に固設されたスプロケット59、60にチェ
ーン61が巻回されている。チェーン61の一端は昇降
台51の上端に連結され、他端は昇降台51の下端に連
結されている。下方のスプロケット軸57は、I形鋼の
外側まで延設され、延設部にウォームホイール64が固
定され、このウォームホイールが昇降モータ63のウォ
ーム62に噛合している。昇降モータ63を正逆転して
昇降台51を昇降させる。
【0035】昇降台51の下面には、台車の走行方向と
直交する方向に延びる2本の支持ブラケット66が垂下
されており、その外側側面に固定ローラ67が装着され
ている。昇降台51の上面には前述した第2フォーク1
3を進退させる進退モータ68が設けられており、その
駆動軸が昇降台の下面にまで突出してその突出端にピニ
オン69が固設されている。
直交する方向に延びる2本の支持ブラケット66が垂下
されており、その外側側面に固定ローラ67が装着され
ている。昇降台51の上面には前述した第2フォーク1
3を進退させる進退モータ68が設けられており、その
駆動軸が昇降台の下面にまで突出してその突出端にピニ
オン69が固設されている。
【0036】フォーク13は平面コ字形であり、その両
外側辺に沿って補強リブ71が立設されている。補強リ
ブ71の奥側内面に移動ローラ72が装着されている。
支持ブラケットの固定ローラ67と補強リブの移動ロー
ラ72とは同径であり、これらのローラは、断面I形の
中間レール75の溝73、74を介して連結されてい
る。中間レールは中央に中高部76を有するつなぎ板7
7により連結されている。中高部76には、フォークの
進退方向と平行なラック78とこのラックに直交する方
向の軸を有する2つのスプロケット79、80とが設け
られている。
外側辺に沿って補強リブ71が立設されている。補強リ
ブ71の奥側内面に移動ローラ72が装着されている。
支持ブラケットの固定ローラ67と補強リブの移動ロー
ラ72とは同径であり、これらのローラは、断面I形の
中間レール75の溝73、74を介して連結されてい
る。中間レールは中央に中高部76を有するつなぎ板7
7により連結されている。中高部76には、フォークの
進退方向と平行なラック78とこのラックに直交する方
向の軸を有する2つのスプロケット79、80とが設け
られている。
【0037】ラック78は前記進退モータ68のピニオ
ン69と噛合しており、スプロケット79、80は中高
部の上面及び下面に突出しており、それぞれチェーン8
1、82が巻回されている。進出側のスプロケットのチ
ェーン81は、フォークの退避側に延びてその上方端が
昇降台の突片83に係止され、下方端がフォークの突片
84に係止されている。退避側のスプロケットのチェー
ン82は、スプロケットのチェーン81と逆方向に延
び、その上方端は昇降台の突片83に係止され、下方端
はフォークの突片84に係止されている。従って進退モ
ータを正逆転駆動すると、ラックピニオン78、69に
よってつなぎ板77が進退し、つなぎ板の中間レール7
5に案内されて第2フォーク13が中間レールの2倍の
ストロークで進退する。
ン69と噛合しており、スプロケット79、80は中高
部の上面及び下面に突出しており、それぞれチェーン8
1、82が巻回されている。進出側のスプロケットのチ
ェーン81は、フォークの退避側に延びてその上方端が
昇降台の突片83に係止され、下方端がフォークの突片
84に係止されている。退避側のスプロケットのチェー
ン82は、スプロケットのチェーン81と逆方向に延
び、その上方端は昇降台の突片83に係止され、下方端
はフォークの突片84に係止されている。従って進退モ
ータを正逆転駆動すると、ラックピニオン78、69に
よってつなぎ板77が進退し、つなぎ板の中間レール7
5に案内されて第2フォーク13が中間レールの2倍の
ストロークで進退する。
【0038】第2リフト6には、昇降台51の昇降ガイ
ドと共通のガイドに自由昇降自在に蓋91が設けられて
いる。この蓋91は、昇降台51の上方に位置する基部
92から蒸し台16上へと片持ちで延びており、フォー
ク13が最上段のセイロ(1個の場合は当該セイロ)を
持ち上げる位置より下に下降したとき、蓋91は最上段
のセイロに覆着された状態となる。フォーク13を上昇
させることにより、蓋91を取り外すことができる。こ
の蓋が常に積重された最上段のセイロの上に覆着される
動作については、前記作用の項で説明した。この実施例
では、第2蒸し台16に積み上げられるセイロの段数が
少ないことを考慮して、第2リフト6のみに蓋91を設
けている。
ドと共通のガイドに自由昇降自在に蓋91が設けられて
いる。この蓋91は、昇降台51の上方に位置する基部
92から蒸し台16上へと片持ちで延びており、フォー
ク13が最上段のセイロ(1個の場合は当該セイロ)を
持ち上げる位置より下に下降したとき、蓋91は最上段
のセイロに覆着された状態となる。フォーク13を上昇
させることにより、蓋91を取り外すことができる。こ
の蓋が常に積重された最上段のセイロの上に覆着される
動作については、前記作用の項で説明した。この実施例
では、第2蒸し台16に積み上げられるセイロの段数が
少ないことを考慮して、第2リフト6のみに蓋91を設
けている。
【0039】図8はフォークの先端に設けた荷重検出装
置である。この装置は、フォーク13に固着したゴム板
85とこれに平行に設けた接点86とを備えている。ゴ
ム板の奥側には、蝶番87を介して金属板88が設けら
れており、金属板88の内面に接点89が設けられてい
る。金属板88を倒伏させると接点89はゴム板のV溝
90に嵌合し、金属板のずれが防止され、接点86、8
9はわずかな間隙をもって離れている。フォーク13で
セイロを持ち上げるとき、セイロの鍔の一つが倒伏した
金属板88の上に乗る。フォーク13がセイロを持ち上
げると、セイロの重さでゴム板85が圧縮し、接点86
と89とが接触する。
置である。この装置は、フォーク13に固着したゴム板
85とこれに平行に設けた接点86とを備えている。ゴ
ム板の奥側には、蝶番87を介して金属板88が設けら
れており、金属板88の内面に接点89が設けられてい
る。金属板88を倒伏させると接点89はゴム板のV溝
90に嵌合し、金属板のずれが防止され、接点86、8
9はわずかな間隙をもって離れている。フォーク13で
セイロを持ち上げるとき、セイロの鍔の一つが倒伏した
金属板88の上に乗る。フォーク13がセイロを持ち上
げると、セイロの重さでゴム板85が圧縮し、接点86
と89とが接触する。
【0040】接点86、89は、制御器を介して昇降モ
ータに接続されており、接点86、89が接触したとき
昇降モータ63の下方駆動回路に設けた安全スイッチが
閉成されるようになっている。即ち第2フォーク13が
進出してセイロを支持したときに昇降モータ63の下方
駆動が可能となり、フォークの下動が可能になる。この
ような荷重検出装置は、第2リフト6でセイロを蒸し台
16に既に設置されているセイロ上に降ろすときに、フ
ォークに搭載されたセイロが蒸し台のセイロ上に載置さ
れたことを検出して、昇降モータの駆動を停止させるの
で、フォークが過剰に下動して下段のセイロを傷つける
のを防止する。またセイロを10段に積み上げて蒸す場
合に、フォークの上限位置を10段のセイロより高い位
置にリミットスイッチ等でセットしてやるだけで、任意
の段数にセイロを積み上げることができ、各段ごとにリ
ミットスイッチを設けてやる必要がなくなるという特徴
がある。なおフォークが縮退したときは、接点86、8
9を縮退動作により接触させるか、あるいは別のバイパ
ス接点を設けることにより、昇降台の下降を可能にす
る。
ータに接続されており、接点86、89が接触したとき
昇降モータ63の下方駆動回路に設けた安全スイッチが
閉成されるようになっている。即ち第2フォーク13が
進出してセイロを支持したときに昇降モータ63の下方
駆動が可能となり、フォークの下動が可能になる。この
ような荷重検出装置は、第2リフト6でセイロを蒸し台
16に既に設置されているセイロ上に降ろすときに、フ
ォークに搭載されたセイロが蒸し台のセイロ上に載置さ
れたことを検出して、昇降モータの駆動を停止させるの
で、フォークが過剰に下動して下段のセイロを傷つける
のを防止する。またセイロを10段に積み上げて蒸す場
合に、フォークの上限位置を10段のセイロより高い位
置にリミットスイッチ等でセットしてやるだけで、任意
の段数にセイロを積み上げることができ、各段ごとにリ
ミットスイッチを設けてやる必要がなくなるという特徴
がある。なおフォークが縮退したときは、接点86、8
9を縮退動作により接触させるか、あるいは別のバイパ
ス接点を設けることにより、昇降台の下降を可能にす
る。
【0041】次に図1に基づき第1本実施例装置の動作
を説明する。セイロ11に簀を敷き、糯米に小豆を混ぜ
たものを入れる。これを載置台7に載せて、第1リフト
5を作動させる。第1リフト5は、昇降台51を載置台
のセイロ11bの高さに位置決めし、セイロ11bの鍔
の下方にフォーク12を進出させる。進出端に達したら
昇降モータを駆動して昇降台51を上限位置dまで上昇
させ、走行モータ54を駆動して第1蒸し台14の側方
位置aまで第1リフト5を移動させる。
を説明する。セイロ11に簀を敷き、糯米に小豆を混ぜ
たものを入れる。これを載置台7に載せて、第1リフト
5を作動させる。第1リフト5は、昇降台51を載置台
のセイロ11bの高さに位置決めし、セイロ11bの鍔
の下方にフォーク12を進出させる。進出端に達したら
昇降モータを駆動して昇降台51を上限位置dまで上昇
させ、走行モータ54を駆動して第1蒸し台14の側方
位置aまで第1リフト5を移動させる。
【0042】次に昇降モータ63を駆動して昇降台51
を下降させ、セイロ11を第1蒸し台14に載せる。セ
イロが第1蒸し台で支持されると、荷重検出装置の接点
86、89が開放されて昇降モータ63は停止し、進退
モータ68が作動してフォーク12を退避させる。この
状態で台車47が載置台7側に移動して次のセイロが載
置台7に載せられるのを待つ。
を下降させ、セイロ11を第1蒸し台14に載せる。セ
イロが第1蒸し台で支持されると、荷重検出装置の接点
86、89が開放されて昇降モータ63は停止し、進退
モータ68が作動してフォーク12を退避させる。この
状態で台車47が載置台7側に移動して次のセイロが載
置台7に載せられるのを待つ。
【0043】このような手順を繰り返して第1蒸し台1
4上にセイロを10段積み上げたら、フォークを退避さ
せた後フォークが2段目のセイロの鍔の下方に位置する
ように昇降台51を降ろし、第1蒸し台14の側方で台
車を停止させる。第1蒸し台14での蒸し時間が経過し
たらフォークを2段目のセイロ11aの鍔の下方に進出
させて昇降モータ63を駆動して昇降台51を上昇さ
せ、2段目のセイロ11aを持ち上げる。3段目以上の
セイロは、2段目のセイロと共に持ち上げられる。
4上にセイロを10段積み上げたら、フォークを退避さ
せた後フォークが2段目のセイロの鍔の下方に位置する
ように昇降台51を降ろし、第1蒸し台14の側方で台
車を停止させる。第1蒸し台14での蒸し時間が経過し
たらフォークを2段目のセイロ11aの鍔の下方に進出
させて昇降モータ63を駆動して昇降台51を上昇さ
せ、2段目のセイロ11aを持ち上げる。3段目以上の
セイロは、2段目のセイロと共に持ち上げられる。
【0044】次に第1コンベアのパワーシリンダ31を
作動してコンベア枠18を上動し、コンベアベルトの上
面でセイロ11を支持し、搬送モータ41を駆動してセ
イロを第1コンベアの搬出位置bに搬送する。この搬送
動作の途中で噴水ノズル8により1分間水を出し、セイ
ロが下流位置bに到着する頃にパワーシリンダ31の圧
力を解除してセイロを搬出位置bに載置する。
作動してコンベア枠18を上動し、コンベアベルトの上
面でセイロ11を支持し、搬送モータ41を駆動してセ
イロを第1コンベアの搬出位置bに搬送する。この搬送
動作の途中で噴水ノズル8により1分間水を出し、セイ
ロが下流位置bに到着する頃にパワーシリンダ31の圧
力を解除してセイロを搬出位置bに載置する。
【0045】上記第1コンベアの搬送動作と同時に昇降
モータ63を駆動して昇降台51を下降し、持ち上げて
いたセイロ11aを第1蒸し台14に直接載せる。その
後フォークは退出し、新たに載置台に載置されたセイロ
11bを第1蒸し台に載せた9段目のセイロの上に積み
上げ、第1蒸し台の側方に昇降台を停止して所定時間
(必要な蒸し時間をセイロの積み上げ段数で除した時
間)待つ。第1リフト、第1コンベアがこのような動作
を繰り返して第1蒸しと水打ちが行われる。
モータ63を駆動して昇降台51を下降し、持ち上げて
いたセイロ11aを第1蒸し台14に直接載せる。その
後フォークは退出し、新たに載置台に載置されたセイロ
11bを第1蒸し台に載せた9段目のセイロの上に積み
上げ、第1蒸し台の側方に昇降台を停止して所定時間
(必要な蒸し時間をセイロの積み上げ段数で除した時
間)待つ。第1リフト、第1コンベアがこのような動作
を繰り返して第1蒸しと水打ちが行われる。
【0046】一方第2リフト6は、第1コンベア1の搬
出位置bにあるセイロ11cの側方に停止しており、水
切り動作が完了したらセイロ11cの鍔の下方にフォー
ク13を進出させてセイロ11cを持ち上げる。第2リ
フト6における昇降台51の上限位置eは、5段目のセ
イロより若干高くなっており、昇降台を上限位置まで上
動させたあと、第2コンベアの上流側位置cにある第2
蒸し台16の側方に移動し、昇降台を下降する。フォー
ク上のセイロ11cが第2蒸し台16で支持されたこと
を荷重検出装置で確認し、第2フォーク13を退避させ
て、第1コンベアの下流側位置bに戻る。このような動
作を繰り返しながら第2蒸し台16にセイロを5段積み
上げて再び蒸す。
出位置bにあるセイロ11cの側方に停止しており、水
切り動作が完了したらセイロ11cの鍔の下方にフォー
ク13を進出させてセイロ11cを持ち上げる。第2リ
フト6における昇降台51の上限位置eは、5段目のセ
イロより若干高くなっており、昇降台を上限位置まで上
動させたあと、第2コンベアの上流側位置cにある第2
蒸し台16の側方に移動し、昇降台を下降する。フォー
ク上のセイロ11cが第2蒸し台16で支持されたこと
を荷重検出装置で確認し、第2フォーク13を退避させ
て、第1コンベアの下流側位置bに戻る。このような動
作を繰り返しながら第2蒸し台16にセイロを5段積み
上げて再び蒸す。
【0047】セイロを5段積み上げたあとは、第2リフ
トの台車は第2蒸し台16の側方に停止しており、フォ
ークが第2段目のセイロの鍔の下方に位置するように昇
降台51を停止している。第2蒸し台での蒸し時間が経
過したらフォーク13を進出させて2段目以上のセイロ
を持ち上げ、パワーシリンダ31を作動して第1段目の
セイロを第2コンベアのコンベアベルト上に搭載する。
搬送モータ41を駆動してセイロを第2コンベア2の搬
出位置に搬送し、パワーシリンダの圧力を解除してコン
ベア枠を下げる。同時に昇降台51を下動して持ち上げ
ていたセイロを第2蒸し台16の上に載置し、フォーク
を退避させて台車を第1コンベアの搬出位置bに戻し、
次のセイロを持ち上げて第4段目のセイロの上に積み上
げる。このようにして第1蒸し、水打ち、第2蒸しが自
動的になされる。
トの台車は第2蒸し台16の側方に停止しており、フォ
ークが第2段目のセイロの鍔の下方に位置するように昇
降台51を停止している。第2蒸し台での蒸し時間が経
過したらフォーク13を進出させて2段目以上のセイロ
を持ち上げ、パワーシリンダ31を作動して第1段目の
セイロを第2コンベアのコンベアベルト上に搭載する。
搬送モータ41を駆動してセイロを第2コンベア2の搬
出位置に搬送し、パワーシリンダの圧力を解除してコン
ベア枠を下げる。同時に昇降台51を下動して持ち上げ
ていたセイロを第2蒸し台16の上に載置し、フォーク
を退避させて台車を第1コンベアの搬出位置bに戻し、
次のセイロを持ち上げて第4段目のセイロの上に積み上
げる。このようにして第1蒸し、水打ち、第2蒸しが自
動的になされる。
【0048】以上の実施例は赤飯を蒸す装置の一例を示
したものであり、赤飯は蒸し操作の途中に水打ちが必要
であるから、蒸し工程を2工程にしてその第1工程から
第2工程に送られる途中で水打ちを行っている。第1蒸
しの蒸し時間と第2蒸しの蒸し時間とは、両者の比が蒸
し台に積み上げるセイロの段数の比に等しくなるように
タイマで設定される。
したものであり、赤飯は蒸し操作の途中に水打ちが必要
であるから、蒸し工程を2工程にしてその第1工程から
第2工程に送られる途中で水打ちを行っている。第1蒸
しの蒸し時間と第2蒸しの蒸し時間とは、両者の比が蒸
し台に積み上げるセイロの段数の比に等しくなるように
タイマで設定される。
【0049】以上の実施例は図9に模式的に示すよう
に、受け位置7、第1蒸し台14、中間受け渡し位置
b、第2蒸し台16および渡し位置dを直列に配置し、
受け位置7と第1蒸し台14との間を移動する第1の昇
降搬送装置5、中間受け渡し位置bと第2の蒸し台16
との間を移動する第2の昇降搬送装置6、第1蒸し台1
4と中間受け渡し位置bとの間を移動する第1の水平搬
送装置1および第2蒸し台16と渡し位置dとの間を移
動する第2の水平搬送装置2とを設けた構成であるが、
図10に示すように受け位置7から第2蒸し台16まで
移動可能な昇降搬送装置5を1台のみ設ける構成とする
こともできる。図10の構造の場合には昇降搬送装置5
が1台のみであるから、第1蒸し台と第2蒸し台でのセ
イロの同時搬送動作は行えないが、順次動作を行うよう
にしてやれば、若干制御が複雑になるだけで、同様な機
能を備えた装置を実現できる。
に、受け位置7、第1蒸し台14、中間受け渡し位置
b、第2蒸し台16および渡し位置dを直列に配置し、
受け位置7と第1蒸し台14との間を移動する第1の昇
降搬送装置5、中間受け渡し位置bと第2の蒸し台16
との間を移動する第2の昇降搬送装置6、第1蒸し台1
4と中間受け渡し位置bとの間を移動する第1の水平搬
送装置1および第2蒸し台16と渡し位置dとの間を移
動する第2の水平搬送装置2とを設けた構成であるが、
図10に示すように受け位置7から第2蒸し台16まで
移動可能な昇降搬送装置5を1台のみ設ける構成とする
こともできる。図10の構造の場合には昇降搬送装置5
が1台のみであるから、第1蒸し台と第2蒸し台でのセ
イロの同時搬送動作は行えないが、順次動作を行うよう
にしてやれば、若干制御が複雑になるだけで、同様な機
能を備えた装置を実現できる。
【0050】また餅用の米や饅頭を蒸す場合には、蒸し
操作の途中で水打ちを必要としないから、図11に示す
ような蒸し台14を1個のみとした装置で蒸し工程を自
動化できる。図11のものはセイロの受け位置7と渡し
位置bを蒸し台14の両側に設け、受け位置と蒸し台と
の間を移動する昇降搬送装置5と蒸し台と渡し位置bと
の間を移動する水平搬送装置1を設けたものである。こ
のような装置で饅頭を蒸す場合には、渡し位置bからセ
イロを搬入し受け位置7から搬出することとなる。図1
2はセイロの受け位置7と渡し位置bとを同一位置とし
たもので、昇降搬送装置5および水平搬送装置1は、と
もに共通の受け渡し位置93と蒸し台14との間を移動
する。この図12の装置を2台用いて赤飯の自動蒸し機
を構成することも可能であり、その場合には2つ並べた
装置の受け渡し位置93相互の間に第3の搬送装置を設
け、この第3の搬送装置上で水打ちを行うようにすれば
よい。
操作の途中で水打ちを必要としないから、図11に示す
ような蒸し台14を1個のみとした装置で蒸し工程を自
動化できる。図11のものはセイロの受け位置7と渡し
位置bを蒸し台14の両側に設け、受け位置と蒸し台と
の間を移動する昇降搬送装置5と蒸し台と渡し位置bと
の間を移動する水平搬送装置1を設けたものである。こ
のような装置で饅頭を蒸す場合には、渡し位置bからセ
イロを搬入し受け位置7から搬出することとなる。図1
2はセイロの受け位置7と渡し位置bとを同一位置とし
たもので、昇降搬送装置5および水平搬送装置1は、と
もに共通の受け渡し位置93と蒸し台14との間を移動
する。この図12の装置を2台用いて赤飯の自動蒸し機
を構成することも可能であり、その場合には2つ並べた
装置の受け渡し位置93相互の間に第3の搬送装置を設
け、この第3の搬送装置上で水打ちを行うようにすれば
よい。
【0051】図13は蒸し台を1個とした装置におい
て、渡し位置bと受け位置7とを直角に設けたものの例
である。この場合は当然昇降搬送装置5の移動方向と水
平搬送装置1の移動方向とは直交する方向となる。
て、渡し位置bと受け位置7とを直角に設けたものの例
である。この場合は当然昇降搬送装置5の移動方向と水
平搬送装置1の移動方向とは直交する方向となる。
【0052】図14は蒸し台14と受け位置7および渡
し位置bを円弧状に配置したもので、昇降搬送装置5お
よび水平搬送装置1は、円弧の中心に立設したポール9
4まわりに揺動して移動し、かつポール94に沿って昇
降するように設ける。図14のような構造の場合には、
水平搬送装置1をコンベアで構成することはできないの
で、セイロの鍔の下に進出するフォーク13を備えた旋
回テーブル95によって水平搬送装置を構成する。昇降
搬送装置5は同様なフォーク12を備え、昇降台51が
ポール94に沿って昇降するとともに、ポール94まわ
りに受け位置7から渡し位置bの間で揺動可能とする。
し位置bを円弧状に配置したもので、昇降搬送装置5お
よび水平搬送装置1は、円弧の中心に立設したポール9
4まわりに揺動して移動し、かつポール94に沿って昇
降するように設ける。図14のような構造の場合には、
水平搬送装置1をコンベアで構成することはできないの
で、セイロの鍔の下に進出するフォーク13を備えた旋
回テーブル95によって水平搬送装置を構成する。昇降
搬送装置5は同様なフォーク12を備え、昇降台51が
ポール94に沿って昇降するとともに、ポール94まわ
りに受け位置7から渡し位置bの間で揺動可能とする。
【0053】
【発明の効果】以上説明したこの発明の装置によれば、
従来と同様に糯米や赤飯をセイロに入れた状態で蒸し操
作を自動化でき、セイロの搬送や積み上げ作業が不要と
なり、作業負担を大幅に軽減できる。蒸し操作は、従来
と同様な構造の蒸し台上で従来と同様な作用により行わ
れるので、装置の操作や調整に新たな技能を必要とせ
ず、従来の人手による蒸し作業の経験をそのまま活かし
て個々の菓子製造業者毎に有する微妙な味や歯触りを継
承できる。
従来と同様に糯米や赤飯をセイロに入れた状態で蒸し操
作を自動化でき、セイロの搬送や積み上げ作業が不要と
なり、作業負担を大幅に軽減できる。蒸し操作は、従来
と同様な構造の蒸し台上で従来と同様な作用により行わ
れるので、装置の操作や調整に新たな技能を必要とせ
ず、従来の人手による蒸し作業の経験をそのまま活かし
て個々の菓子製造業者毎に有する微妙な味や歯触りを継
承できる。
【0054】また装置構造が簡単で安価に提供できるの
で、中小の業者が設置するのに経済的な負担が過大とな
ることもなく、また蒸し途中に水打ちの必要な赤飯用の
蒸し装置も容易かつ簡単な構成で得ることができるとい
う効果がある。
で、中小の業者が設置するのに経済的な負担が過大とな
ることもなく、また蒸し途中に水打ちの必要な赤飯用の
蒸し装置も容易かつ簡単な構成で得ることができるとい
う効果がある。
【図1】本発明の装置を示す正面図
【図2】本発明の装置を示す平面図
【図3】搬送ラインの正面図
【図4】搬送ラインの平面図
【図5】図1のA部断面図
【図6】図5のB部断面図
【図7】フォークの進退機構を示す分解斜視図
【図8】荷重検出装置の斜視図
【図9】第1実施例の模式図
【図10】第2実施例の模式図
【図11】第3実施例の模式図
【図12】第4実施例の模式図
【図13】第5実施例の模式図
【図14】第6実施例の模式図
【図15】従来装置の斜視図
【符号の説明】 1 第1コンベア 5 第1リフト 6 第2リフト 7 載置台 8 噴水ノズル 12 第1フォーク 14 第1蒸し台 16 第2蒸し台 51 昇降台 91 蓋 b 第1コンベアの搬出位置
Claims (7)
- 【請求項1】 蒸し台(14)の上方と受け位置(7) との間
でセイロ(11)を搬送する昇降搬送装置(5) と、蒸し台(1
4)と渡し位置(b) との間でセイロ(11)を搬送する水平搬
送装置(1) とを備え、昇降搬送装置(5) は蒸し台(14)の
上方で昇降可能な支持部材(12)を備えており、水平搬送
装置(1) はセイロを蒸し台(14)から浮上させる高さまで
上昇可能な搬送部材(37)を備えており、支持部材(12)が
受け位置(7) と蒸し台(14)に積重されたセイロの最上段
の位置との間を移動する第1動作と、支持部材(12)が蒸
し台(14)上の下から2段目のセイロを持ち上げたあとで
搬送部材(37)が上動したあと横移動する第2動作とを設
定間隔毎に反復させる制御手段とを備えている、自動蒸
し機。 - 【請求項2】 蒸し台及び水平搬送装置を直列に2組備
え、昇降搬送装置は第1蒸し台(14)の受け位置(7) と第
2蒸し台(16)との間を移動可能であり、第1蒸し台(14)
の渡し位置側に噴水ノズル(8) を備え、制御装置には第
1と第2の蒸し台(14,16) 上に積重するセイロの段数が
個別に設定されることを特徴とする、請求項1記載の自
動蒸し機。 - 【請求項3】 蒸し台、昇降搬送装置及び水平搬送装置
を直列に2組備え、第1蒸し台(14)の渡し位置(b) が第
2蒸し台(16)の受け位置とされ、第1蒸し台(14)の渡し
位置(b) 側に噴水ノズル(8) を備え、各昇降搬送装置
(5,6) にはそれぞれに対応する蒸し台(14,16) 上に積重
するセイロの段数が個別に設定されることを特徴とす
る、請求項1記載の自動蒸し機。 - 【請求項4】 受け位置(7) と渡し位置(b) とが平面視
で同一位置である、請求項1記載の自動蒸し機。 - 【請求項5】 請求項4記載の自動蒸し機を2組備え、
第1の自動蒸し機の渡し位置(b) と第2の自動蒸し機の
受け位置との間でセイロを搬送する第3搬送装置を備え
ており、第3搬送装置が噴水ノズル(8) を備えている、
自動蒸し機。 - 【請求項6】 昇降搬送装置はセイロに覆着される蓋(9
1)を備え、当該蓋は昇降搬送装置の支持部材(12,13) の
上方に自由昇降可能に支持されており、支持部材が積重
されたセイロの最上段の位置より低い位置にあるときは
当該蓋が最上段のセイロに覆着され、支持部材(12,13)
が最上段のセイロより高く上昇したときは当該支持部材
ないしこれを保持する昇降台(51)が当該蓋を持ち上げる
ことを特徴とする、請求項1、2、3、4または5記載
の自動蒸し機。 - 【請求項7】 昇降搬送装置(5,6) が荷重検出センサ(8
6,89) を備えており、支持部材(12,13) が進退自在であ
り、支持部材(12,13) が進出した状態で前記荷重検出セ
ンサが荷重を検出しないときは、支持部材の下降動作が
インタロックされることを特徴とする、請求項1、2、
3、4、5または6記載の自動蒸し機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33303094A JP2920080B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-12-13 | 自動蒸し機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-107883 | 1994-04-22 | ||
JP10788394 | 1994-04-22 | ||
JP33303094A JP2920080B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-12-13 | 自動蒸し機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08462A JPH08462A (ja) | 1996-01-09 |
JP2920080B2 true JP2920080B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=26447855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33303094A Expired - Lifetime JP2920080B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-12-13 | 自動蒸し機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2920080B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3912184B2 (ja) | 2002-05-27 | 2007-05-09 | セイコーエプソン株式会社 | 空気供給装置 |
CN114476447A (zh) * | 2020-10-27 | 2022-05-13 | 山东银鹰炊事机械有限公司 | 一种智能馒头装箱机 |
-
1994
- 1994-12-13 JP JP33303094A patent/JP2920080B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08462A (ja) | 1996-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3529732A (en) | Article transfer apparatus | |
US4749327A (en) | Machine for transferring bins and the like containers | |
US3024891A (en) | Continuous vertical lift | |
US4640655A (en) | Continuous feeding apparatus | |
US4878803A (en) | Stick delivery apparatus | |
JPS59147728A (ja) | オ−トパレタイジング装置 | |
JPH0356306A (ja) | 帯状部材の取出し移送装置 | |
US3107794A (en) | Unloader for palletized bulk can package | |
JP2920080B2 (ja) | 自動蒸し機 | |
US5791865A (en) | Bag palletizer | |
CN115339916B (zh) | 全自动瓜果卸料装置和方法 | |
US3869048A (en) | Apparatus for handling baking pans | |
JP2920081B2 (ja) | セイロ搬送装置および自動蒸し機 | |
JPH0581138U (ja) | ターンテーブル | |
US2838185A (en) | Loading device | |
US3055518A (en) | Rack loading method and apparatus | |
CN208249359U (zh) | 生物膜培养专用托盘的倒料及回收装置 | |
US3022905A (en) | Unloader apparatus for stacked articles or the like | |
US3934736A (en) | Spring stacker | |
US4368001A (en) | Machine, particularly for loading and unloading ceramic material on to and from stake trucks | |
JPS5931217A (ja) | 魚皿集積体自動形成装置 | |
RU2073421C1 (ru) | Установка для выращивания зеленого корма | |
CN219857810U (zh) | 方便面储面塔 | |
EP0641716A1 (en) | Automatic machine for filling containers with loose products, particularly fruit and vegetable products | |
KR200296902Y1 (ko) | 골판지 적재장치 |