JP2919399B2 - 集合語学研修装置及び方式 - Google Patents

集合語学研修装置及び方式

Info

Publication number
JP2919399B2
JP2919399B2 JP31901596A JP31901596A JP2919399B2 JP 2919399 B2 JP2919399 B2 JP 2919399B2 JP 31901596 A JP31901596 A JP 31901596A JP 31901596 A JP31901596 A JP 31901596A JP 2919399 B2 JP2919399 B2 JP 2919399B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
student
voice
information
teacher
audio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31901596A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10161513A (ja
Inventor
雅代 村本
晴彦 木之下
義夫 阿部
二英 操上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Sony Group Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Tokyo Tsushin Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd, Tokyo Tsushin Kogyo KK filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP31901596A priority Critical patent/JP2919399B2/ja
Publication of JPH10161513A publication Critical patent/JPH10161513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2919399B2 publication Critical patent/JP2919399B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合語学研修装置
及び集合語学研修方式に関し、特に視聴覚(AV)機器
を組み合わせるLL装置及び該LL装置を用いた研修方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の集合語学研修装置及び方式は、あ
くまでも音声が中心で、動画像の取り扱いについては、
教師が一斉に送出するVTR動画像を教室内の任意の場
所に設置したCRT群で表示をするというきわめて原始
的なものであった。
【0003】教師と受講者、受講者と受講者の双方向性
に注目をした従来の技術としては、特開平6−2227
07号に記載の赤外線LL通信方式などがあったが、こ
れらは、すべて音声信号をワイヤレスで送受信する技術
である。この特開平6−222707号記載のLL通信
方式では、電波ではなく赤外線を用いて音声伝送を実現
している。
【0004】また、特公昭60−47591号には、教
師が受講者一人一人の音声を順次切り替える時に、個別
受講者を一人ずつ教師が選択をするのではなく、順次自
動スキャンをする方式が開示されている。これも、LL
の音声の部分にのみ注目をしたものであった。
【0005】この様に、教師と受講者の間での音声での
双方向通信及び受講者と受講者の間での音声での双方向
通信については、従来の技術によって実施可能であった
が、もともと人間同士のコミュニケーションは会話音声
だけで成立しているものではなく、音声以外の表情や体
の動作等の広範な要素を含めて成立するものである。
【0006】ぺアレッスンという形態での授業の中で総
合的な語学能力を向上させるためには、相手の表情を見
ながら、文章及び発音に抑揚を付けて発声練習及び聞き
取り練習をすることが有効な方法であるが、従来の技術
では、動画像の双方向通信方法が皆無であったため、聴
覚にのみ頼った学習のみしか実施できなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
集合語学研修装置及び方式では、音声は個別に教師及び
各受講者の音声を送受することが可能であるにも関わら
ず、教師及び各受講者が自分の声を聞いている教師及び
ペアレッスン相手の受講者に対して、自分の顔の表情や
身振り手振り等を伝達できない。このように、従来の集
合語学研修装置及び方式では、話し手の視覚情報が聞き
手に全く伝わらないという伝達手段不備の問題がある。
従って、本来のぺアレッスン学習に期待されている課題
のすべてを正しく消化していることにならない。
【0008】本発明の目的は、外国語集合教育のぺアレ
ッスン授業において、表情や身振りをも含めたコミュニ
ーションの学習効果を高めるために、集合教育運営者で
ある教師及び各受講者がお互いの表情や身振りをお互い
に送受しあうことを実現できる集合語学研修装置及び方
式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、LLペ
アレッスンにおいて、ペアを組んだ受講者がぺアレッス
ン相手が発する音声情報に加え、ペアレッスン相手の動
画情報を受け取って、互いに総合的会話能力を高めるた
めの集合語学研修装置において、各受講者の視覚的情報
を撮影する撮像装置と、前記各受講者に教師や他の受講
者からの視覚的情報を表示する画像表示装置と、前記各
受講者が前記教師の声や音声教材の音声を聴き、あるい
は前記各受講者の声を前記他の受講者に伝達する送話受
話装置と、前記各受講者が前記音声教材の音声、前記教
師の音声及び前記他の受講者の音声を記録する音声記録
再生装置と、前記各受講者の画像情報及び音声情報のぺ
アレッスン相手との個別接続を実現する第1のスイッチ
ャと、前記第1のスイッチャを経由して入ってくる映像
情報及び音声情報の配信を実現する第2のスイッチャ
と、前記教師が前記第2のスイッチャから取り出した映
像信号や音声信号を記録し、前記第2のスイッチャ経由
で指定した前記各受講者または全受講者に映像信号や音
声信号を送出する画像音声蓄積送出機器とを有すること
を特徴とする集合語学研修装置が得られる。
【0010】さらに、本発明によれば、各受講者の顔等
の視覚的情報を撮影するために各受講者席に具備した撮
像手段と、各受講者に教師や他の受講者からの顔等の視
覚的情報を表示するために各受講者席に具備した画像表
示手段と、各受講者が教師の声や音声教材の音声を聴
き、同じく受講者の声を他者に伝達するために各受講者
席に具備した送話受話手段と、各受講者が音声教材の音
声及び教師の指導音声及び各受講者の音声を記録するた
めの音声記録再生手段と、各受講者の画像情報及び音声
情報のぺアレッスン用個別接続を実現するための第1の
スイッチング手段と、前記第1のスイッチング手段を経
由して入ってくる映像情報及び音声情報の配信を実現す
るための第2のスイッチング手段と、教師が前記第2の
スイッチング手段から取り出した映像信号や音声信号を
記録したり、前記第2のスイッチング手段経由で指定し
た受講者または全受講者に映像信号や音声信号を送出す
るための画像音声蓄積送出手段とを備えたことを特徴と
する集合語学研修方式が得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0012】本発明の集合語学研修装置及び方式は、L
Lペアレッスン授業において、ペアを組んだ受講者2名
ずつが互いのぺアレッスン相手が発する音声だけではな
く、互いのペアレッスン相手の顔の動画を見て、表情な
どの視覚的情報も互いに伝達をしながら、総合的会話能
力を高めるために用いられ、図1に示すように、各受講
者の顔等の視覚的情報を撮影するために各受講者席に具
備した撮像装置11と、各受講者に教師や他の受講者か
らの顔等の視覚的情報を表示するために各受講者席に具
備した画像表示装置12と、各受講者が教師の声や音声
教材の音声を聴き、同じく受講者の声を他者に伝達する
ために各受講者席に具備した送話受話装置13と、各受
講者が音声教材の音声及び、教師の指導音声及び各受講
者の音声を記録するための音声記録再生装置14と、各
受講者の画像情報及び音声情報のぺアレッスン用個別接
続を実現するためのスイッチャA15と、スイッチャA
15を経由して入ってくる映像情報及び音声情報の配信
を実現するためのスイッチャB16と、教師がスイッチ
ャB16から取り出した映像信号や音声信号を記録した
り,スイッチャB16経由で指定した受講者または全受
講者に映像信号や音声信号を送出するための画像音声蓄
積送出機器17とを有し、教師及び各受講者がお互いの
表情や身振りなどを映像情報によりお互いに送受し合う
ことを特徴とする。
【0013】さて、本発明をより具体的に説明するた
め、以下、本発明の集合語学研修装置及び方式の一実施
形態について、図2を参照して説明する。
【0014】本実施形態の集合語学研修装置及び方式で
は、図2に示すように、各受講者の顔等の視覚的情報を
撮影するために各受講者のCRT12´上に具備したビ
デオカメラ11´により、各受講者の発声する口元や舌
の動きを撮影しぺアレッスン相手のCRT12´にリア
ルタイムに送出することが可能となり音声と映像が一体
となった授業の展開が実現できる。また、各受講者が教
師の声や音声教材の音声を聴き、同じく受講者の声を他
者に伝達するために、各受講者席に具備したヘッドセッ
ト13´と、各受講者が音声教材の音声及び教師の指導
音声及び各受講者の音声を記録するためのLLテープレ
コーダー14´を設置する。各受講者の画像情報及び音
声情報のぺアレッスン用個別接続を実現するためのイン
カムマトリックススイッチャ15´を設置し、このイン
カムマトリックススイッチャ15´は各受講者全員の音
声入力部と映像の入力部とがある。また、インカムマト
リックススイッチャ15を経由して入ってくる映像情報
及び音声情報の配信を実現するためのAVマトリックス
スイッチャ16´を設置する。更に、教師がAVマトリ
ックススイッチャ16´から取り出した映像信号や音声
信号を記録したり、AVマトリックススイッチャ16´
経由で指定した受講者または全受講者に映像信号や音声
信号を送出するためのVTR、CLD等17´を設置す
る。
【0015】本実施形態の集合語学研修装置及び方式の
作用について説明すれば、まず教師及び各受講者の映像
情報は、ビデオカメラ11´が動画として実際の被写体
を撮影することにより、連続した電気信号として取り出
す。教師及び各受講者の音声情報は、ヘッドセット13
´のマイク部分が実際の各話し手の音声を、連続した電
気信号として取り出す。ビデオカメラ11´から送出さ
れた映像信号は、ペアレッスン用の映像及び音声切り替
えを実施しているインカムマトリックススイッチャ15
´に投入される。また、へッドセット13´から送出さ
れた音声情報も、同様にインカムマトリックススイッチ
ャ15´に投入される。集合教育形態がぺアレッスン
時、インカムマトリックススイッチャ15´に投入され
た教師及び各受講者の音声は、各ぺア毎に混合されて、
各ぺアの一人一人のLLテープレコーダー14´の音声
入力に送出される。一方、ぺアレッスン時、インカムマ
トリックススイッチャ15´に投入された教師及び各受
講者の各映像は、インカムマトリックススイッチャ15
´が管理しているぺアの組み方通りに、ペアの相手のA
Vマトリックススイッチャ16´の映像入力に送出され
る。インカムマトリックススイッチャ15´からAVマ
トリックススイッチャ16´に送出されたペアレッスン
を実現するための教師及び各受講者向けの映像情報及び
音声情報は、授業主催者の意志により、ペアレッスンの
ためにインカムマトリックススイッチャ15´によって
整えられたペアレッスン用映像情報及び音声情報を送出
するのか、それとも一斉に教師が送出したいVTR、C
LD等17´の映像情報及び音声情報を指定した受講者
または全受講者に送出するのかを選択する。
【0016】次に、本実施の形態の具体的構成につい
て、映像信号と音声信号の流れを中心に、図3を参照し
て説明する。
【0017】各受講者の顔等の視覚的情報を撮影するた
めに各受講者席に具備した撮像装置11の出力はスイッ
チャA15の映像入力端子に送出される。各受講者に教
師や他の受講者からの顔等の視覚的情報を表示するため
に各受講者席に具備した画像表示装置12への情報は、
スイッチャB16の映像出力端子から送出される。
【0018】各受講者が教師の声や音声教材の音声を聴
き、同じく受講者の声を他者に伝達するために各受講者
席に具備した送話受話装置13は、送話部と受話部があ
る。送話部の音声出力は音声記録再生装置14の送話音
声入力端子に送出される、一方、受話部に提供される音
声は、音声記録再生装置14の受話音声出力端子から送
出される。
【0019】各受講者が音声教材の音声、教師の指導音
声及び各受講者の音声を記録するための音声記録再生装
置14、スイッチャA15と音声信号を交換し、更にス
イッチャB16と送話受話装置13の送話部から音声信
号が提供される。
【0020】各受講者の画像情報及び音声情報のぺアレ
ッスン用個別接続を実現するためのスイッチャA15
は、音声記録再生装置14から音声入力を受け、音声記
録再生装置14に音声信号を出力する。また、同時に、
スイッチャA15は、撮像装置11から送出された映像
を受け取り、スイッチャB16に送出する。この際、特
に注目すべき動作としては、音声信号については、ぺア
の音声を混合するのに対して、画像については、それぞ
れのぺアの相手に届くように交換をすることである。こ
の一連の動作でぺアを決定すると同時に可能とするスイ
ッチングを実現している。
【0021】全映像情報及び全音声情報の配信を実現す
るためのスイッチャB16は、スイッチャA15から送
出された映像情報を受け取るとともに、画像音声蓄積送
出機器17からの映像情報及び音声情報を受け取り、各
受講者の画像表示装置12に画像情報を送出すると共
に、音声記録再生装置14に音声情報を送出する。
【0022】尚、教師がスイッチャB16から取り出し
た映像信号や音声信号を記録したり、スイッチャB16
経由で指定した受講者または全受講者に映像信号や音声
信号を送出するための画像音声蓄積送出機器17として
は、具体的には、広範なAV記録再生機器及びAV再生
機器、更に、AV撮像機器やTV受信装置等が用いられ
る。
【0023】授業主催者である教師は、一斉に音声情報
や映像情報を各受講者の画像表示装置12及び音声記録
再生装置14へ送出する場合は、スイッチャB16に対
する操作により、入力情報の選択、出力先の選択、出力
対象受講者の選択、出力音量の可変、出力チャンネルの
指定を、授業開始時及び任意の授業中に設定及び変更す
る。
【0024】教師によって選択された各受講者は教師が
送出決定した映像情報を各自の画像表示装置12で連続
視認することができる。同様に、教師によって選択され
た各受講者は教師が送出決定した音声情報を音声記録再
生装置14を経由して送話受話装置13により連続的に
聞くことが可能である。
【0025】教師は自分が送出したい媒体が装填されて
いる画像音声蓄積送出機器17のうちの任意の複数台を
再生し、スイッチャB16に対して上述のように各種設
定を施すことによって、実際に授業で提示をしたい映像
情報及び音声情報を教師が希望する任意の各受講者に対
して送出する。
【0026】教師がぺアレッスン授業を実施する場合、
教室の各受講者をぺア設定する。ぺア設定する場合、教
師はスイッチャA15を用いて受講者の座席位置による
制約無しにどのような任意の受講者同士の組合せも可能
であることを前提に、ペアを順次作成・設定していく。
更に、教師自身も受講者に混ざってぺアレッスンの構成
要員になることも可能である。また、上記のぺア設定作
業を簡略化するために別途に設定蓄積機能または機器を
スイッチャA15に追加したり、自動設定機能または設
定支援機能をスイッチャA15に追加することも、スイ
ッチャA15の機能の一部として具備している。
【0027】上述の設定により教師がぺアレッスン設定
を完了した時、各受講生はペアレッスンを教師またはス
イッチャA15の自動設定機能、設定支援機能、設定蓄
積機能等の機能により組むこととなった他の受講生と実
施する。
【0028】ペアレッスンの実施時、各受講者は自分の
画像表示装置12上に表示されているぺアレッスン相手
の顔などの表情の動画像を見て、更に、同時にぺアレッ
スン相手の会話音声と自分の音声を混合した音声を送話
受話装置13の受話部で聞く。
【0029】以上の動作を実現するために、スイッチャ
A15は、ぺア毎の音声入力を混合して各ぺア毎の音声
記録再生装置14へ送出する接点切り替えを実施し、同
時にペア毎の映像入力を各ペア毎に交換をしてスイッチ
ャB16経由で各ぺアの相手の画像表示装置12へ送出
する接点切り替えを実施する。
【0030】送話受話装置13の送話部で電気信号に変
換された音声情報は音声記録再生装置14の送話音声入
力端子に送出される。その後、この音声情報は直ちに音
声記録再生装置14のインカム入出力端子T及びRを通
じてスイッチャA15のインカム音声入力T及びRに送
出される。同様に各受講者の音声情報は、スイッチャA
15に集積される。スイッチャA15は、ペア受講者同
士の音声情報を混合しスイッチャA15のインカム出力
T及びRを通じて当該ぺア各々の音声記録再生装置14
のインカム入出力端子T及びRに送出する。音声記録再
生装置14に到着した混合済みの音声情報は音声記録再
生装置14の受話音声出力端子を通じて送話受話装置1
3の受話部に送出され、各受講者は混合されたぺア音声
を同受話部を通じて聞く。
【0031】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図4を参照
して説明する。
【0032】各受講者の席にはCCD素子を搭載したビ
デオカメラ11´を各受講者の顔を含む表情が十分に判
る画角を維持できる場所に1台ずつ設置する。ビデオカ
メラ11´は教師に撮影されているという圧迫感、緊張
感を各受講者が持たずに済むように十分に小型で目立た
ないものが望ましい。
【0033】各受講者の席にはCRT12´が設置され
る。CRT12´はぺアレッスン時にはぺアの相手の顔
を含めた表情を視認するのに使用される。また、一斉送
信授業時には、教師が送出してくるVTR、CLD等1
7´の映像情報を表示するのに使用される。
【0034】各受講者の席にはヘッドセット13´が具
備される。へッドセット13´は各受講者が頭部に装着
し教師から送出されてくる各種音声情報及びぺアレッス
ン時にぺアレッスン相手の音声と自分の音声を混合した
音声情報等を聞くために使用される。更に、自分の音声
をペアレッスン相手や教師や全受講生へ送出するために
も使用される。
【0035】各受講者の席には、LLテープレコーダー
14´が設置される。
【0036】LLテープレコーダー14´は、教師から
送出されてきたお手本の音声情報の記録・録音、媒体に
記録されたお手本の再生反復聞き取り学習、発音練習等
に使用される。
【0037】インカムマトリックススイッチャ15´
は、教師及び各受講者がぺアレッスンをする際、ぺア毎
の音声情報の混合及び映像情報の交換を実現する機能を
具備する。ぺア学習に関わる画像及び音声の分配及び配
信に必要な切り替え接点及び切り替えの支援機能等を集
中具備している。
【0038】AVマトリックススイッチャ16´は、教
師が現在AVマトリックススイッチャ16´にどのよう
な画像が送出されていて、その中のどの画像を任意の受
講者に提示するかを最終決定できる機能を具備してい
る。
【0039】VTR、CLD等17´には、教師が記録
したい媒体及び再生したい媒体等を取り扱えるAV機
器、書画カメラ、オーバーヘッドカメラ、TVチューナ
ー、DVDプレーヤー、DVDレコーダー等の多様な機
器が用いられる。
【0040】一斉授業運営の際、教師はAVマトリック
ススイッチャ16´を使用して現在利用可能なVTR、
CLD等17´から実際に直ちに利用したい映像を検索
・頭出し等の作業を実施し任意の各受講生のCRT12
´へ送出する。
【0041】教師がペアレッスン授業を実施する場合、
教室の各受講者をインカムマトリックススイッチャ15
´を使用してぺア設定する。ぺア設定する場合、教師は
受講者の座席位置による制約無しにどのような任意の受
講者同士の組合せも可能であることを前提に、ぺアを順
次作成・設定していく。受講生人数が奇数の場合もあ
り、全員のぺアを成立させるために、教師自身も受講者
に混じってぺアレッスンの構成要員になることも可能で
ある。また、当然多くの組合せを毎回個別に全て設定す
ることは、かえって授業の停滞を招くことにもつながる
ことから、上記のぺア設定作業を簡略化するために別途
設定蓄積機能または機器をインカムマトリックススイッ
チャ15´に追加したり、自動設定機能または設定支援
機能をインカムマトリックススイッチャ15´に追加す
ることも、インカムマトリックススイッチャ15´の機
能の一部として具備しており、操作上及び運用上、正確
且つ迅速な授業運営を実現し得る。
【0042】上述の設定により、教師がぺアレッスン設
定を完了した時、各受講生はぺアレッスンを教師または
インカムマトリックススイッチャ15´の自動設定機
能、設定支援機能、設定蓄積機能等の機能により組むこ
ととなった他の受講生と実施する。
【0043】ペアレッスン実施時、各受講者は自分のC
RT12´上に表示されているペアレッスン相手の顔な
どの表情の動画像を見、更に、同時にぺアレッスン相手
の会話音声と自分の音声を混合した音声をヘッドセット
13´のへッドホン部で聞く。
【0044】以上の動作を実現するために、インカムマ
トリックススイッチャ15´は、ぺア毎の音声入力を混
合して各ぺア毎のLLテープレコーダー14´へ送出す
る接点切り替えを実施し、同時にぺア毎の映像入力を各
ぺア毎に交換をしてAVマトリックススイッチャ16´
経由で各ペアの相手のCRT12´へ送出する接点切り
替えを実施する。
【0045】ヘッドセット13´のマイク部で電気信号
に変換された音声情報は、LLテープレコーダー14´
の送話音声入力端子に送出される。その後、この音声情
報は直ちにLLテープレコーダー14´のインカムマト
リックススイッチャ入出力端子T及びRを通じてインカ
ムマトリックススイッチャ15´のインカム音声入力T
及びRに送出される。同様に、各受講者の音声情報はイ
ンカムマトリックススイッチャ15´に集積される。イ
ンカムマトリックススイッチャ15´は、ペア受講者同
士の音声情報を混合しインカムマトリックススイッチャ
15´のインカム出力T及びRを通じて当該ぺア各々の
LLテープレコーダー14´のインカム入出力端子T及
びRに送出する。LLテープレコーダー14´に到着し
た混合済みの音声情報はLLテープレコーダー14´の
受話音声出力端子を通じてヘッドセット13´のヘッド
ホン部に送出され、各受講者は混合されたぺア音声を同
ヘッドホン部を通じて聞く。
【0046】以上、本発明の実施例について説明した
が、撮像装置としては、ビデオカメラ11´に限らず、
ハイビジョン小型カメラや白黒CCDカメラを用いても
良い。更に、デジタル変換をしてデジタル映像情報の形
態で送出を施すCODEC機能内蔵のデジタルビデオカ
メラも代替物として成立する。
【0047】画像表示装置としては、CRT12´に限
らず、TFT、DSTN等の方式の液晶ディスプレイや
プラズマディスプレイ、更に各種プロジェクションシス
テム等が代替物として成立可能である。また、パソコン
も受講者卓に同時に具備する場合、パソコン用のCRT
やノートパソコンの液晶ディスプレイと共用する方式も
可能である。加えて、本CRTまたはその代替物がデジ
タル化された映像情報をデコードする手段を内部または
外部に具備して再生可能とする手段も代替物として成立
し得る。
【0048】送話受話装置としては、ヘッドセット13
´に限らず、超指向性スピーカー及び超指向性マイク、
赤外線ワイヤレスヘッドセットや無線ワイヤレスヘッド
セット、更に、PHSや携帯電話や各種トランシーバー
等を用いることも考えられる。
【0049】音声記録再生装置としては、LLテープレ
コーダー14´に限らず、MD、MO、DVD、CD−
ROM、CD−R、CD−V、PCMRECORD等々
の音声記録再生媒体が代替物として成立する。
【0050】第1のスイッチャとしては、インカムマト
リックススイッチャ15´に限らず、各種汎用マトリッ
クススイッチャの組合せ、更に、信号がデジタル化され
ていることを前提に各種ルータ、LANスイッチャ、ル
ープインターフェイスユニット等の各種LAN及びWA
N機器を採用しても良い。
【0051】第2のスイッチャとしては、AVマトリッ
クススイッチャ16´に限らず、各種汎用マトリックス
スイッチャの組合せ、更に、信号がデジタル化されてい
ることを前提に各種ルータ、LAN、LANスイッチ
ャ、ループインターフェイスユニット等の各種LAN及
びWAN機器を採用することが考えられる。
【0052】画像音声蓄積送出機器としては、VTR、
CLD等17´に限らず、書画カメラ、オーバーヘッド
カメラ、DVD、TVチューナー等の各種アナログ出力
可能なAV機器及びデジタルビデオ、デジタル編集、V
OD等の各種デジタル映像情報を直接入出力する機器を
代替物として用いても良い。
【0053】
【発明の効果】以上、本発明によれば、各受講者の顔等
の視覚的情報を撮影するために各受講者席に具備した撮
像装置と、各受講者に教師や他の受講者からの顔等の視
覚的情報を表示するために各受講者席に具備した画像表
示装置と、各受講者が教師の声や音声教材の音声を聴
き、同じく受講者の声を他者に伝達するために各受講者
席に具備した送話受話装置と、各受講者が音声教材の音
声及び教師の指導音声及び各受講者の音声を記録するた
めの音声記録再生装置と、各受講者の画像情報及び音声
情報のぺアレッスン用個別接続を実現するための第1の
スイッチャと、第1のスイッチャを経由して入ってくる
映像情報及び音声情報の配信を実現するための第2のス
イッチャと、教師が第2のスイッチャから取り出した映
像信号や音声信号を記録したり、第2のスイッチャ経由
で指定した受講者または全受講者に映像信号や音声信号
を送出するための画像音声蓄積送出機器を具備している
ので、教師が第1のスイッチャと第2のスイッチャの操
作によって集中制御で希望動作を実現することが可能と
なる。
【0054】従って、外国語集合教育のぺアレッスン授
業運営形態の時に、表情や身振りをも含めたコミュニケ
ーションの実践学習の学習効果を高めるために、集合教
育運営者である教師及び各受講者がお互いの表情や身振
りをお互いに送受し合うことを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集合語学研修装置及び方式の一般的構
成を示す概念図である。
【図2】本発明の集合語学研修装置及び方式の一実施形
態のシステム図である。
【図3】本発明の集合語学研修装置及び方式の一般的な
システム系統図である。
【図4】本発明の集合語学研修装置及び方式の一実施例
のシステム詳細図である。
【符号の説明】
11 撮像装置 11´ ビデオカメラ 12 画像表示装置 12´ CRT 13 送話受話装置 13´ ヘッドセット 14 音声記録再生装置 14´ LLテープレコーダー 15 スイッチャA 15´ インカムマトリックススイッチャ 16 スイッチャB 16´ AVマトリックススイッチャ 17 画像音声蓄積送出機器 17´ VTR、CLD等
フロントページの続き (72)発明者 阿部 義夫 東京都新宿区新宿一丁目1番11号 東京 通信工業株式会社内 (72)発明者 操上 二英 東京都新宿区新宿一丁目1番11号 東京 通信工業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09B 5/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LLペアレッスンにおいて、ペアを組ん
    だ受講者がぺアレッスン相手が発する音声情報に加え、
    ペアレッスン相手の動画情報を受け取って、互いに総合
    的会話能力を高めるための集合語学研修装置において、
    各受講者の視覚的情報を撮影する撮像装置と、前記各受
    講者に教師や他の受講者からの視覚的情報を表示する画
    像表示装置と、前記各受講者が前記教師の声や音声教材
    の音声を聴き、あるいは前記各受講者の声を前記他の受
    講者に伝達する送話受話装置と、前記各受講者が前記音
    声教材の音声、前記教師の音声及び前記他の受講者の音
    声を記録する音声記録再生装置と、前記各受講者の画像
    情報及び音声情報のぺアレッスン相手との個別接続を実
    現する第1のスイッチャと、前記第1のスイッチャを経
    由して入ってくる映像情報及び音声情報の配信を実現す
    る第2のスイッチャと、前記教師が前記第2のスイッチ
    ャから取り出した映像信号や音声信号を記録し、前記第
    2のスイッチャ経由で指定した前記各受講者または全受
    講者に映像信号や音声信号を送出する画像音声蓄積送出
    機器とを有することを特徴とする集合語学研修装置。
  2. 【請求項2】 各受講者の顔等の視覚的情報を撮影する
    ために各受講者席に具備した撮像手段と、各受講者に教
    師や他の受講者からの顔等の視覚的情報を表示するため
    に各受講者席に具備した画像表示手段と、各受講者が教
    師の声や音声教材の音声を聴き、同じく受講者の声を他
    者に伝達するために各受講者席に具備した送話受話手段
    と、各受講者が音声教材の音声及び教師の指導音声及び
    各受講者の音声を記録するための音声記録再生手段と、
    各受講者の画像情報及び音声情報のぺアレッスン用個別
    接続を実現するための第1のスイッチング手段と、前記
    第1のスイッチング手段を経由して入ってくる映像情報
    及び音声情報の配信を実現するための第2のスイッチン
    グ手段と、教師が前記第2のスイッチング手段から取り
    出した映像信号や音声信号を記録したり、前記第2のス
    イッチング手段経由で指定した受講者または全受講者に
    映像信号や音声信号を送出するための画像音声蓄積送出
    手段とを備えたことを特徴とする集合語学研修方式。
JP31901596A 1996-11-29 1996-11-29 集合語学研修装置及び方式 Expired - Fee Related JP2919399B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31901596A JP2919399B2 (ja) 1996-11-29 1996-11-29 集合語学研修装置及び方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31901596A JP2919399B2 (ja) 1996-11-29 1996-11-29 集合語学研修装置及び方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10161513A JPH10161513A (ja) 1998-06-19
JP2919399B2 true JP2919399B2 (ja) 1999-07-12

Family

ID=18105557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31901596A Expired - Fee Related JP2919399B2 (ja) 1996-11-29 1996-11-29 集合語学研修装置及び方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2919399B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001306708A (ja) * 2000-04-20 2001-11-02 Nec Data Terminal Ltd Pc教育・サポートシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10161513A (ja) 1998-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5850250A (en) Video distance learning system
US7352385B2 (en) Video editing system, video editing method, recording/reproducing method of visual information, apparatus therefor, and communication system
WO2003003328A1 (fr) Systeme informatique de leçons personnelles utilisant un visiophone
Hegarty et al. Classrooms for distance teaching & learning: A blueprint
JP2919399B2 (ja) 集合語学研修装置及び方式
JP2978814B2 (ja) 集合語学研修装置及び方式
JP4632132B2 (ja) 語学学習システム
JP2978830B2 (ja) 集合語学研修装置及び方法
JP2901570B2 (ja) 集合語学研修装置及び方法
JP2901569B2 (ja) 集合語学研修装置及び方法
Bliesener Training synchronous collaborative e-learning
JPH0983988A (ja) テレビ会議システム
JPH11212437A (ja) 集合語学研修支援装置
JPH01316788A (ja) Cai学習方法および装置
Dadaleares et al. The healthcare simulation technology specialist and audio/video technology
Makeychik et al. TECHNOLOGY OF CREATING VIDEO LECTURES FOR TEACHING INTERNATIONAL STUDENTS IN ENGLISH
KR200306726Y1 (ko) 어학학습용 차량
JPH0482488A (ja) 多地点遠隔講義システム
JPH09162995A (ja) 遠隔会議方式
JP2022151590A (ja) オンラインレッスンシステム
JPH11341457A (ja) 遠隔医療教示装置
JP2005123959A (ja) 高臨場感通信会議装置
JP2002027420A (ja) テレビ会議方式を利用する教育システム及びそのための教育装置
Moriya et al. ISDN-based interactive distance learning between Japanese and German elementary schools
JPH02182092A (ja) 遠隔講義システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990407

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080423

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees