JP2918282B2 - 押出機ダイヘッドのダイリップ・リング隙間の調節装置 - Google Patents
押出機ダイヘッドのダイリップ・リング隙間の調節装置Info
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- JP2918282B2 JP2918282B2 JP2104359A JP10435990A JP2918282B2 JP 2918282 B2 JP2918282 B2 JP 2918282B2 JP 2104359 A JP2104359 A JP 2104359A JP 10435990 A JP10435990 A JP 10435990A JP 2918282 B2 JP2918282 B2 JP 2918282B2
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- ring
- hose
- coupling assembly
- lip
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- Molding Of Porous Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は連続作動押出機の射出端部に装着されるダイ
ヘッドのリング隙間の調節装置に関する。
ヘッドのリング隙間の調節装置に関する。
従来技術とその課題 フォーム帯材はリングダイを備えたダイヘッドを有す
る種類の押出機で製作されるが、この場合発泡性プラス
チック材料が押出工程においてリングダイによりホース
形状に押出されてから平らな帯材に拡げて置かれる。押
出機の射出端部に装着されたこの目的のためのダイヘッ
ドは複数部品で形成されかつリング室内に軸方向に配置
された中心排積本体を備え、その中心排積本体の後方に
おいて押出方向に内方ダイリップ部品とおよび外方ダイ
リップ部品とが配置されている。内方ダイリップ部品は
ダイハウジングに固定され、一方外方ダイリップ部品は
排積本体の押出方向側端部に装着されたスリーブ部品に
固定されている。内方ダイリップ部品と外方ダイリップ
部品との間のリング隙間の大きさは、とくに外方ダイリ
ップ部品を所定範囲内で軸方向に移動することによって
押出加工すべき帯材が希望する厚さに設定され、調節さ
れかつ変更される。そのためには、それを用いてたとえ
ば外方ダイリップ部品がスリーブにロックされるところ
たとえば締付ねじのような締付手段が緩められると、こ
のときダイリップ部品が希望の隙間幅になる位置まで軸
方向に移動され、続いて締付要素が再び締付けられてダ
イリップ部品が新しい位置にロックされる。
る種類の押出機で製作されるが、この場合発泡性プラス
チック材料が押出工程においてリングダイによりホース
形状に押出されてから平らな帯材に拡げて置かれる。押
出機の射出端部に装着されたこの目的のためのダイヘッ
ドは複数部品で形成されかつリング室内に軸方向に配置
された中心排積本体を備え、その中心排積本体の後方に
おいて押出方向に内方ダイリップ部品とおよび外方ダイ
リップ部品とが配置されている。内方ダイリップ部品は
ダイハウジングに固定され、一方外方ダイリップ部品は
排積本体の押出方向側端部に装着されたスリーブ部品に
固定されている。内方ダイリップ部品と外方ダイリップ
部品との間のリング隙間の大きさは、とくに外方ダイリ
ップ部品を所定範囲内で軸方向に移動することによって
押出加工すべき帯材が希望する厚さに設定され、調節さ
れかつ変更される。そのためには、それを用いてたとえ
ば外方ダイリップ部品がスリーブにロックされるところ
たとえば締付ねじのような締付手段が緩められると、こ
のときダイリップ部品が希望の隙間幅になる位置まで軸
方向に移動され、続いて締付要素が再び締付けられてダ
イリップ部品が新しい位置にロックされる。
リング隙間からホース形状に射出されるフォーム押出
成形体は冷却心金上を超えて引出され、成形体は冷却心
金の引出方向後方側端部において切断工具を用いて切開
かれ、平らに拡げて置かれかつ貯蔵用および出荷用に平
帯材として巻取られる。
成形体は冷却心金上を超えて引出され、成形体は冷却心
金の引出方向後方側端部において切断工具を用いて切開
かれ、平らに拡げて置かれかつ貯蔵用および出荷用に平
帯材として巻取られる。
帯材の厚さを変更しなければならないときは困難なこ
とが発生する。同じ機械を用いてフォーム薄帯材を0.5
ないし12mmの範囲の任意の異なる厚さに製造可能なこと
は好ましい。最大約0.1mmの厚さまでならば、内方リッ
プ部品を移動可能にした装置とすることによってもまた
連続式運転押出工程の運転を中断することなく厚さ調節
はなるほど達成可能であり、現にそのようにして行われ
ている。しかしながら、このような装置によるとダイヘ
ッド内の材料供給が影響を受け、すなわち供給口が比較
的狭くなるので有利ではない。しかしながら、このよう
な制限とは無関係にリング隙間を約0.1mmより大きく変
化させるためには外方ダイリップをスリーブ上で軸方向
に移動させることが前提となり、このために前述のよう
にそのねじが緩められ、調節されかつ新しい位置に固定
されなければならない。運転員がねじの緩めおよび締付
工具を使用可能にするためには、押出成形体の引出工程
を中断してかつホース形状の押出成形体はリング隙間に
おけるその押出し位置の後方でしかも成形体が冷却心金
の上を被覆する手前において破断されなければならな
い。固定ねじの緩めおよび再固定がたとえ迅速かつ正確
に行われたとしても、連続的に射出されてくる押出成形
体はこのねじ作業の間は製品として連続的に引出すこと
ができないので、一定量はくずとなる。とくにこのくず
によって装置の不快な汚れが発生し、また環境保護規定
による規制のために押出されたフォーム材の中に発泡剤
として不燃性のハロゲン化炭化水素の代りにブタンまた
はペンタンが存在する場合、破断された押出成形状の破
断片内の発泡剤が周囲雰囲気中に発生するので、火災の
危険が発生することがある。この間の押出機の停止は、
これによって材料供給口が閉塞することがあることおよ
び押出機内で可塑化すべき材料内へ発泡剤を注入しなけ
ればならないので、機械の再始動時間が比較的長くかか
ることの理由で同時にかなり大きな不利をもたらす。
とが発生する。同じ機械を用いてフォーム薄帯材を0.5
ないし12mmの範囲の任意の異なる厚さに製造可能なこと
は好ましい。最大約0.1mmの厚さまでならば、内方リッ
プ部品を移動可能にした装置とすることによってもまた
連続式運転押出工程の運転を中断することなく厚さ調節
はなるほど達成可能であり、現にそのようにして行われ
ている。しかしながら、このような装置によるとダイヘ
ッド内の材料供給が影響を受け、すなわち供給口が比較
的狭くなるので有利ではない。しかしながら、このよう
な制限とは無関係にリング隙間を約0.1mmより大きく変
化させるためには外方ダイリップをスリーブ上で軸方向
に移動させることが前提となり、このために前述のよう
にそのねじが緩められ、調節されかつ新しい位置に固定
されなければならない。運転員がねじの緩めおよび締付
工具を使用可能にするためには、押出成形体の引出工程
を中断してかつホース形状の押出成形体はリング隙間に
おけるその押出し位置の後方でしかも成形体が冷却心金
の上を被覆する手前において破断されなければならな
い。固定ねじの緩めおよび再固定がたとえ迅速かつ正確
に行われたとしても、連続的に射出されてくる押出成形
体はこのねじ作業の間は製品として連続的に引出すこと
ができないので、一定量はくずとなる。とくにこのくず
によって装置の不快な汚れが発生し、また環境保護規定
による規制のために押出されたフォーム材の中に発泡剤
として不燃性のハロゲン化炭化水素の代りにブタンまた
はペンタンが存在する場合、破断された押出成形状の破
断片内の発泡剤が周囲雰囲気中に発生するので、火災の
危険が発生することがある。この間の押出機の停止は、
これによって材料供給口が閉塞することがあることおよ
び押出機内で可塑化すべき材料内へ発泡剤を注入しなけ
ればならないので、機械の再始動時間が比較的長くかか
ることの理由で同時にかなり大きな不利をもたらす。
発明の概要 本発明は、機械を停止することなくおよびホース形状
の押出成形体の連続引出しを中断することなく、ならび
に成形体の破断またはその他の損傷を与えることなく、
内方ダイリップと外方ダイリップとの間のリング隙間幅
を複数ミリメートルの範囲で調節することを可能にする
調節装置を提供するという課題を基礎にする。
の押出成形体の連続引出しを中断することなく、ならび
に成形体の破断またはその他の損傷を与えることなく、
内方ダイリップと外方ダイリップとの間のリング隙間幅
を複数ミリメートルの範囲で調節することを可能にする
調節装置を提供するという課題を基礎にする。
本発明は、この課題の解決のために、フォーム帯材の
製作のために連続作動押出機の射出端部に装着された複
数部品からなりかつ内方ダイリップおよび外方ダイリッ
プならびにそれらの間に形成されたリング隙間とを備え
たリングダイを設けてなるダイヘッドであって、射出さ
れながら発泡性プラスチック材料から形成されるホース
形状の成形体がこのダイヘッドから引出され、冷却心金
で案内され、切断工具で切開かれそして平らに拡げて置
かれるダイヘッドのダイリップ・リング隙間の調節装置
において、外方ダイリップの成形体引出方向端部側に装
着された調節式結合組立体であって、この結合組立体
が、ホース形状の成形体の内部空間と冷却心金の内部と
を貫通しかつ回転式切断工具の配置によって固定された
ホース切開位置を越えて外方へ案内された加圧媒体用ホ
ースを介して加圧調節が可能なように加圧ポンプに接続
されている調節式結合組立体を有して構成されている。
製作のために連続作動押出機の射出端部に装着された複
数部品からなりかつ内方ダイリップおよび外方ダイリッ
プならびにそれらの間に形成されたリング隙間とを備え
たリングダイを設けてなるダイヘッドであって、射出さ
れながら発泡性プラスチック材料から形成されるホース
形状の成形体がこのダイヘッドから引出され、冷却心金
で案内され、切断工具で切開かれそして平らに拡げて置
かれるダイヘッドのダイリップ・リング隙間の調節装置
において、外方ダイリップの成形体引出方向端部側に装
着された調節式結合組立体であって、この結合組立体
が、ホース形状の成形体の内部空間と冷却心金の内部と
を貫通しかつ回転式切断工具の配置によって固定された
ホース切開位置を越えて外方へ案内された加圧媒体用ホ
ースを介して加圧調節が可能なように加圧ポンプに接続
されている調節式結合組立体を有して構成されている。
本発明による調節装置によれば、連続運転押出工程の
間に、連続的に形成されかつ連続的に引出されるホース
形状の押出成形体を、押出成形体が損傷を受けることな
く希望の特定設定厚さに寸法を決定し、調節しおよび/
または変更することが可能になる。これは、従来周知の
作動方法に比較して実稼動時間が増加され、装置の汚れ
リスクが排除されならびに材料くずが減少されるという
利点を有する。これはさらに、発泡剤として押出プラス
チックフォーム材内にブタンおよびペンタンを使用して
も燃焼および爆発の危険もなく運転可能であるという利
点を有する。
間に、連続的に形成されかつ連続的に引出されるホース
形状の押出成形体を、押出成形体が損傷を受けることな
く希望の特定設定厚さに寸法を決定し、調節しおよび/
または変更することが可能になる。これは、従来周知の
作動方法に比較して実稼動時間が増加され、装置の汚れ
リスクが排除されならびに材料くずが減少されるという
利点を有する。これはさらに、発泡剤として押出プラス
チックフォーム材内にブタンおよびペンタンを使用して
も燃焼および爆発の危険もなく運転可能であるという利
点を有する。
実施例 本発明の実施態様を図面に示した実施例で説明する。
図において、押出機を1でダイを2で示す。ダイは内
方ダイリップ3と外方ダイリップ4とを備えている。両
方のダイリップ3および4の間にリップ・リング隙間20
が形成され、これがダイ隙間を形成する。内方ダイリッ
プ3におけるフランジ部16とおよび外方ダイリップ4に
おけるフランジ部17とがダイ隙間における押出材料の流
出路を押出方向に対してほぼ垂直方向に確実に調節す
る。
方ダイリップ3と外方ダイリップ4とを備えている。両
方のダイリップ3および4の間にリップ・リング隙間20
が形成され、これがダイ隙間を形成する。内方ダイリッ
プ3におけるフランジ部16とおよび外方ダイリップ4に
おけるフランジ部17とがダイ隙間における押出材料の流
出路を押出方向に対してほぼ垂直方向に確実に調節す
る。
押出機1においてプラスチック材料は周知の方法で膨
張剤および発泡剤と共に発泡性混合物に均質混合され
る。混合物の発泡はリング隙間20から射出されるときに
行われる。ホース形状のフォーム押出成形体9は冷却心
金10を超えて引出されかつ冷却心金10の引出方向後方に
設けられた位置においてたとえば回転ナイフのような切
断工具12を用いて切開かれる。切開かれたフォーム製品
は(図示されてない)ころおよびローラ上に帯状に平ら
に置かれかつ出荷用ないしは貯蔵用ロール製品に巻取ら
れる。
張剤および発泡剤と共に発泡性混合物に均質混合され
る。混合物の発泡はリング隙間20から射出されるときに
行われる。ホース形状のフォーム押出成形体9は冷却心
金10を超えて引出されかつ冷却心金10の引出方向後方に
設けられた位置においてたとえば回転ナイフのような切
断工具12を用いて切開かれる。切開かれたフォーム製品
は(図示されてない)ころおよびローラ上に帯状に平ら
に置かれかつ出荷用ないしは貯蔵用ロール製品に巻取ら
れる。
実際には種々の使用目的用に、ほぼ0.1ないし12mmの
範囲の種々の厚さでその他の性質は同一のフォーム帯が
必要とされる。押出製造法は連続工程であるので、機械
の停止を回避しようとするならば、押出成形体すなわち
ホース形状の成形体の厚さが運転工程中に調節されなけ
ればならない。
範囲の種々の厚さでその他の性質は同一のフォーム帯が
必要とされる。押出製造法は連続工程であるので、機械
の停止を回避しようとするならば、押出成形体すなわち
ホース形状の成形体の厚さが運転工程中に調節されなけ
ればならない。
この目的のため、本発明においては外方ダイリップ4
と空間位置が固定配置されたリング本体18との間に調節
式結合組立体5が存在する。調節式結合組立体5は調節
ばね−溝組合体として形成されている。調節ばねは外方
ダイリップ4の前方端部側にリング形状部品5aとして存
在する;一方溝はリング本体18内のリング形状凹部5bと
して存在する。外方ダイリング4は中心において軸方向
に配置されたスリーブ本体8上に軸方向に移動可能に装
着されている。スリーブ本体8は内方ダイリップ3に固
定結合されている。リング本体18はスリーブ本体8に固
定されている。追加止め具として回り止めナット6が存
在する。
と空間位置が固定配置されたリング本体18との間に調節
式結合組立体5が存在する。調節式結合組立体5は調節
ばね−溝組合体として形成されている。調節ばねは外方
ダイリップ4の前方端部側にリング形状部品5aとして存
在する;一方溝はリング本体18内のリング形状凹部5bと
して存在する。外方ダイリング4は中心において軸方向
に配置されたスリーブ本体8上に軸方向に移動可能に装
着されている。スリーブ本体8は内方ダイリップ3に固
定結合されている。リング本体18はスリーブ本体8に固
定されている。追加止め具として回り止めナット6が存
在する。
リング本体18は加圧ホース11用の貫通通路19を備え、
加圧ホース11はホース形状成形体9の内部空間を貫通し
かつ冷却心金10の内部を貫通して軸方向に案内されかつ
切断工具12の後方において切開かれた成形体から出て成
形体内部空間の外側に存在する加圧ポンプ15と接続され
ている。必要に応じてポンプ15から加圧ホース11を通過
して加圧作動媒体が調節式結合組立体5の内室にポンプ
加圧されたりあるいはそれから抜出されたりする。加圧
作動媒体の流れの調節のための調節要素として、結合組
立体5の内室の前の入口弁7と、加圧ポンプ15の前の出
口弁14とおよび加圧ホース11内の流れ速度制御弁13とが
存在する。
加圧ホース11はホース形状成形体9の内部空間を貫通し
かつ冷却心金10の内部を貫通して軸方向に案内されかつ
切断工具12の後方において切開かれた成形体から出て成
形体内部空間の外側に存在する加圧ポンプ15と接続され
ている。必要に応じてポンプ15から加圧ホース11を通過
して加圧作動媒体が調節式結合組立体5の内室にポンプ
加圧されたりあるいはそれから抜出されたりする。加圧
作動媒体の流れの調節のための調節要素として、結合組
立体5の内室の前の入口弁7と、加圧ポンプ15の前の出
口弁14とおよび加圧ホース11内の流れ速度制御弁13とが
存在する。
調節式結合組立体5として本発明による調節装置内に
配置された調節ばね−溝組合体が一種の加圧駆動式位置
決め装置として形成されている。スリーブ本体8は外方
ダイリップ4およびリング要素18を支持し、スリーブ本
体8の前方長手部分上に外ねじを備えている。外方ダイ
リップ4およびリング要素18の内ねじはこの外ねじと協
働する。外方ダイリップ4におけるリング形状部品5aは
ピストンのように作動し、該ピストンはシリンダとして
作動するリング要素18のリング溝5b内で左右に移動可能
である。たとえば油圧作動油のような加圧媒体が通路19
を径由して加圧されたとき、ピストンとして作動する外
方ダイリップ4は軸方向に内方ダイリップ3の方向に移
動する。これによりリング隙間20は狭くなる。このとき
ピストンと溝との間に加圧媒体で充満されたシリンダ室
が形成される。加圧媒体が再び外に流出すると、外方ダ
イリップ4は軸方向に内方ダイリップ3から離れる方向
に移動する。リング隙間20は再び広くなる。
配置された調節ばね−溝組合体が一種の加圧駆動式位置
決め装置として形成されている。スリーブ本体8は外方
ダイリップ4およびリング要素18を支持し、スリーブ本
体8の前方長手部分上に外ねじを備えている。外方ダイ
リップ4およびリング要素18の内ねじはこの外ねじと協
働する。外方ダイリップ4におけるリング形状部品5aは
ピストンのように作動し、該ピストンはシリンダとして
作動するリング要素18のリング溝5b内で左右に移動可能
である。たとえば油圧作動油のような加圧媒体が通路19
を径由して加圧されたとき、ピストンとして作動する外
方ダイリップ4は軸方向に内方ダイリップ3の方向に移
動する。これによりリング隙間20は狭くなる。このとき
ピストンと溝との間に加圧媒体で充満されたシリンダ室
が形成される。加圧媒体が再び外に流出すると、外方ダ
イリップ4は軸方向に内方ダイリップ3から離れる方向
に移動する。リング隙間20は再び広くなる。
加圧導管11を経由しての加圧は、ポンプ15とこれに付
属された加圧媒体の吐出のための(詳細には図示されて
ない)周知の制御装置とを介しかつ加圧媒体としては油
を使用して行うのが好ましい。調節式結合組立体5とし
て、実質劇にリング形状凹部を備えたリング形状部品、
およびそれとはめ合いを形成するリング形状ピストン部
品とからなり、市販完成装着品として入手可能な加圧要
素を使用し、かつこの要素と共にピストン部品を支持す
るこの要素を側面を外方ダイリップ前方端面に固定する
ことが可能でありかつ、これは構造的に簡単である。こ
のときこの要素のピストン部品はリング形状部品5aとし
て作動し、またこの要素のリング形状凹部は本発明によ
る調節装置のリング溝5bとして作動する。
属された加圧媒体の吐出のための(詳細には図示されて
ない)周知の制御装置とを介しかつ加圧媒体としては油
を使用して行うのが好ましい。調節式結合組立体5とし
て、実質劇にリング形状凹部を備えたリング形状部品、
およびそれとはめ合いを形成するリング形状ピストン部
品とからなり、市販完成装着品として入手可能な加圧要
素を使用し、かつこの要素と共にピストン部品を支持す
るこの要素を側面を外方ダイリップ前方端面に固定する
ことが可能でありかつ、これは構造的に簡単である。こ
のときこの要素のピストン部品はリング形状部品5aとし
て作動し、またこの要素のリング形状凹部は本発明によ
る調節装置のリング溝5bとして作動する。
本発明による調節装置はとくに、ポリスチロールおよ
びポリオレフィンのような発泡性熱可塑性プラスチック
から帯材を製造する方法の実施に適しており、この場合
プラスチック素材が溶融され、およびたとえばブタンま
たはプロパンの発泡剤と混合され、ホース形状に押出さ
れ、場合により膨張され、冷却されおよび帯形状に切開
かれて平らに置かれる。本発明による調節装置を用いれ
ば、約0.5ないし12mmの範囲の種々の厚さの帯材をホー
ス形状引出しを中断することなく完成することが可能に
なる。
びポリオレフィンのような発泡性熱可塑性プラスチック
から帯材を製造する方法の実施に適しており、この場合
プラスチック素材が溶融され、およびたとえばブタンま
たはプロパンの発泡剤と混合され、ホース形状に押出さ
れ、場合により膨張され、冷却されおよび帯形状に切開
かれて平らに置かれる。本発明による調節装置を用いれ
ば、約0.5ないし12mmの範囲の種々の厚さの帯材をホー
ス形状引出しを中断することなく完成することが可能に
なる。
第1図は比較的厚さの薄い帯を製造するように設定され
たフォーム帯の製造装置; 第2図は比較的厚さの厚い帯を製造するように設定され
た第1図と同じ装置である。 1……押出機、2……ダイ、3……内方ダイリップ、4
……外方ダイリップ、5……調節式結合組立式、5a……
調節ばね部品、5b……溝部品、6……回り止めナット、
7,13,14……調節要素、8……スリーブ本体、9……ホ
ース形状成形体、10……冷却心金、11……加圧媒体用ホ
ース、12……回転式切断工具、15……加圧ポンプ、16…
…(内方ダイリップにおける)フランジ部、17……(外
方ダイリップにおける)フランジ部、18……リング要
素、19……リング要素内の加圧媒体通路、20……ダイリ
ップ・リング隙間。
たフォーム帯の製造装置; 第2図は比較的厚さの厚い帯を製造するように設定され
た第1図と同じ装置である。 1……押出機、2……ダイ、3……内方ダイリップ、4
……外方ダイリップ、5……調節式結合組立式、5a……
調節ばね部品、5b……溝部品、6……回り止めナット、
7,13,14……調節要素、8……スリーブ本体、9……ホ
ース形状成形体、10……冷却心金、11……加圧媒体用ホ
ース、12……回転式切断工具、15……加圧ポンプ、16…
…(内方ダイリップにおける)フランジ部、17……(外
方ダイリップにおける)フランジ部、18……リング要
素、19……リング要素内の加圧媒体通路、20……ダイリ
ップ・リング隙間。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−80009(JP,A) 特公 昭58−1654(JP,B2) 米国特許4029458(US,A) 米国特許3193547(US,A) 米国特許4753767(US,A) 欧州公開36757(EP,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 47/00 - 47/96 WPI(DIALOG) EPAT(QUESTEL)
Claims (6)
- 【請求項1】フォーム帯材の製作のために連続作動押出
機の射出端部に装着された複数部品からなりかつ内方ダ
イリップおよび外方ダイリップならびにそれらの間に形
成されたリング隙間とを備えたリングダイを設けてなる
ダイヘッドであって、射出されながら発泡性プラスチッ
ク材料から形成されるホース形状の成形体がこのダイヘ
ッドから引出され、冷却心金で案内され、切断工具で切
開かれそして平らに拡げて置かれるダイヘッドのダイリ
ップ・リング隙間の調節装置において: 外方ダイリップ(4)の成形体引出方向端部側に装着さ
れた調節式結合組立体(5)であって、この結合組立体
が、ホース形状の成形体(9)の内部空間と冷却心金
(10)の内部とを貫通しかつ回転式切断工具(12)の配
置によって固定されたホース切開位置を超えて外方へ案
内された加圧媒体用ホース(11)を介して加圧調節が可
能なように加圧ポンプ(15)に接続されている前記調節
式結合組立式(5)を有することを特徴とする押出機ダ
イヘッドのダイリップ・リング隙間の調節装置。 - 【請求項2】前記調節式結合組立体(5)および外方ダ
イリップ(4)に対して軸方向中間に配置されかつ内方
ダイリップ(3)に接続されたスリーブ本体(8)であ
って、外方ダイリップ(4)がその上を軸方向に移動可
能に装着されてなる前記スリーブ本体(8)を有するこ
とを特徴とする請求項1記載の調節装置。 - 【請求項3】前記調節式結合組立体(5)としての調節
ばね−溝組合体であって、組合体の調節ばね部品(5a)
が外方ダイリップ(4)の端部側における部品として装
着されまた組合体の溝部品(5b)がスリーブ本体(8)
上に装着されたリング要素(18)として形成されてなる
の調節ばね−溝組合体を有することを特徴とする請求項
2記載の調節装置。 - 【請求項4】前記加圧ポンプ(15)から加圧ホース(1
1)を経由して結合組立体(5)へ流れる加圧媒体の貫
流を制御する調節要素、(7,13,14)を有することを特
徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の調節装
置。 - 【請求項5】外方ダイリップ(4)の隙間形成側におい
て形成されたリング形状のフランジ部(17)と、および
内方ダイリップ(3)においてそれの隙間形成側に設け
られたリング形状の相手側フランジ部(16)とを有する
ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の
調節装置。 - 【請求項6】スリーブ部品(8)上に装着されかつ、継
手組立体(5)に組込まれた回り止めナツト(6)を有
することを特徴とする請求項2なしい5のいずれかに記
載の調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2104359A JP2918282B2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | 押出機ダイヘッドのダイリップ・リング隙間の調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2104359A JP2918282B2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | 押出機ダイヘッドのダイリップ・リング隙間の調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH045019A JPH045019A (ja) | 1992-01-09 |
JP2918282B2 true JP2918282B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=14378650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2104359A Expired - Lifetime JP2918282B2 (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | 押出機ダイヘッドのダイリップ・リング隙間の調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2918282B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105936118A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-09-14 | 重庆浩立塑胶有限公司 | 发泡材料挤出模口调节装置 |
CN111571976A (zh) * | 2020-05-22 | 2020-08-25 | 重庆英仕达新型建材有限公司 | 一种加厚聚苯乙烯建材板挤出成型装置 |
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1990
- 1990-04-19 JP JP2104359A patent/JP2918282B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH045019A (ja) | 1992-01-09 |
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